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南箕輪村地域おこし協力隊 子ども預かり遊ぶ催し
南箕輪村の地域おこし協力隊の隊員が子育てをする親に自分だけの休日を過ごしてもらおうと、子どもたちを預かり一緒に遊ぶイベントが大芝高原の森の学び舎で30日に開かれました。
30日は5歳から10歳までの子どもおよそ20人が参加しました。
隊員3人が設けたそれぞれのブースを子どもたちが回りました。
子ども向けプログラミング体験会の開催などの活動を行っている隊員のブースでは、子どもたちはプログラミングされたラジコンの操縦体験をしました。
他に、パソコンを操作し、隊員が制作したオリジナルのゲームを楽しんでいました。
このイベントを企画したのは保育士の資格を持っていて、南箕輪村地域おこし協力隊として一昨年から活動している新関千絵さんです。
新関さんは、隊員が子どもたちを預かり一緒に過ごすことで、子育てをする親に自分だけの休日を過ごしてもらおうと企画しました。
今後は、3歳から5歳の子どもがいる子育て世帯を対象にイベントを開催する予定だということです。
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農林科学の研究と教育支援で助成金
農林科学の研究と教育の支援をしている公益財団法人信州農林科学振興会は、信大農学部助教や留学生などに助成金を28日に贈りました。
南箕輪村の信州大学農学部で贈呈式が行われ、振興会から目録が手渡されました。
研究者に対する助成として信大農学部助教など3人に合計60万円。
教育助成として信大の大学院生3人に合計120万円。
国際交流助成として信大農学部外国人留学生支援の会に12万円が贈られました。
研究者を代表して信大農学部助手の椎葉湧一朗さんは「研究資材の購入費やフィールドワーク実施など役立てていきたい」と謝辞を述べました。
振興会では伊那中央ロータリークラブなどからの協力を得ながら県内の農林業の人材育成と教育の助成を目的に毎年贈っています。
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土砂災害警戒区域をパトロール
長野県などは台風シーズンを前に土砂災害警戒区域のパトロールを25日に南箕輪村で行いました。
この日は県や村の職員、区長などおよそ10人が参加しました。
パトロールをしたのは田畑地区の土砂災害警戒区域に指定されている斜面です。
斜面は擁壁が設置されていて、ひび割れが大きくなっていないか、新たなひびが無いかなどを点検しました。
異常は発見されませんでしたが、県の職員は「大雨が続いたら斜面の近くの通行は避けたほうがいい。災害時の避難経路を考えるのに役立ててほしい」と話していました。
梅雨や台風の時期を迎える毎年6月は「土砂災害防止月間」に指定されています。
県では各市町村と合同で毎年この時期に土砂災害警戒区域のパトロールを行っています。
この日は他に辰野町や箕輪町でもパトロールを行いました。
伊那市でも来月点検を行うということです。 -
南箕輪村長杯ゲートボール大会
南箕輪村長杯ゲートボール大会が大芝屋内運動場で24日開かれました。
大会には村内の5チームが参加し、総当たり戦で競いました。
ゲートボールは、1チーム5人で行います。
ボールをゲートに通したり、中央のポールに当てると点数が入ります。
自分のボールを他のボールにあてる「タッチ」などを行い、協力しながらチームの勝利を目指します。
南箕輪村ゲートボール連盟には村内のおよそ30人が所属していて、月に1回例会を開き、親睦を深めています。
参加者の最高齢は久保の堀ヨシ子さん93歳で、ゲートボール歴は15年ほどです。
村ゲートボール連盟の小島克己会長は「チームで作戦がうまくいくととても気持ちが良い。歳を重ねても楽しめるスポーツなので、仲間を増やしていきたい」と話していました。
大会の結果、1位は久保のまっくんAでした。
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大芝高原 キッズマルシェ
子どもたちの手作りの品やリユース品の店が並ぶキッズマルシェが22日に南箕輪村の大芝高原森の学び舎で開かれました。
キッズマルシェは、南箕輪村観光協会が主催する森と芝のマルシェの中で開かれたものです。
会場には、村内外の子どもたちが手作りしたキーホルダーやアクセサリーなど、10店舗が並びました。
キッズマルシェは小学3年生から高校生までが主体的に運営する店が並ぶマルシェです。
南箕輪中学校科学技術部の木工班は、着火剤を販売しました。
SDGsを考え、部活動で出た木くずや給食センターの廃油が使われていています。
森と芝のマルシェではほかに、村観光協会が、紫外線に反応して固まるレジン液を使ったキーホルダー作りの体験ブースを開きました。
大芝高原でお気に入りの葉っぱを見つけ、レジン液を塗ります。
紫外線で固まったらデコレーションして完成です。
マルシェは村観光協会が村民の交流の場として3年前から開いています。
次回のマルシェは7月27日(土)に開かれる予定です。
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回送列車と倒木が衝突
24日、JR飯田線の回送列車が倒木に衝突する事故がありました。
乗務員にけがはありませんでしたが、事故による運休で通勤通学など約420人の足に影響がでました。
JR東海によりますと24日午前6時7分にJR飯田線の田畑駅から北殿駅の間で回送列車が倒木と衝突する事故がありました。
乗務員にけがはありませんでした。
この事故により伊那北駅から伊那松島駅の間で上下線合わせて4本が運休し2本に遅れがでました。
列車は午前7時8分に運転を再開しましたが、通勤通学など約420人の足に影響がでました。
また23日、雨量が規制値に達したことから運転を見合わせていた駒ケ根駅から伊那北駅の間は24日午前5時49分に運転を再開しています。
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50人が参加 キックベース大会
一般社団法人伊那青年会議所主催のキックベース大会が22日伊那市のロジテックアリーナで開かれました。
キックベース大会には伊那市、箕輪町、南箕輪村の親子50人が参加しました。
5チーム総当たりの4試合が行われ、楽しみながら汗を流していました。
試合には子ども5人、大人2人が交代しながら出場しました。
伊那青年会議所では地域や年齢の枠を超えた交流のイベントを定期的に行っていて、夏にはキャンプを計画しているということです。
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大芝高原のササユリ見頃
21日は一年で昼の時間が最も長い「夏至」です。
南箕輪村の大芝高原では、この時期に見頃を迎えるササユリが楽しめます。
大芝屋内運動場の西側には、県の指定希少野生植物のササユリが咲き現在見頃を迎えています。
森林を管理する村開発公社によりますと、花は17日に咲き始め、今月いっぱい楽しめるということです。
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上農生がホタルの繁殖に取り組み
南箕輪村の上伊那農業高校里山コースの生徒はホタルが飛び交う環境づくりを進めようとホタルの繁殖に取り組んでいます。
19日に箕輪町三日町でホタルがいる、かまくらざわ生きものの里に上農の生徒と教諭が訪れました。また観察のため、近くの箕輪南小学校の児童を招きました。
繁殖にはオスとメスを捕まえなければいけませんが、メスはほとんど飛ばず草むらで動かないということで探すのに苦労していました。
生徒らはホタルをつかまえると虫かごに入れていました。
昨夜はオス3匹、メス1匹をつかまえることができました。
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㈱宮坂組 南箕輪村に100万円寄付
建設業・運送事業・警備事業を行う株式会社宮坂組は本社のある南箕輪村に100万円を19日に寄付しました。
19日は株式会社宮坂組の宮坂義広社長が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
株式会社宮坂組では新型コロナが始まった2020年から地域のために役立ててほしいと毎年寄付を行っています。
藤城村長は「有効に活用させていただきたい」と感謝していました。
村では、障害者福祉の支援に役立てる予定です。
宮坂組では、20日に支店のある箕輪町に100万円の寄付を行う予定です。
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父の日に合わせ親子で料理講座
父の日にあわせ、親子でアニメに登場する料理を作る講座が、南箕輪村公民館で15日に開かれました。
講座では、スタジオジブリ制作のアニメーション映画、「天空の城ラピュタ」で登場する肉団子スープと、目玉焼きトーストを作りました。
この日は、村内の親子9組が参加しました。
南箕輪村公民館では、父の日や母の日に合わせ、親子で参加できるイベントを行っています。
今回は、図書館ともコラボし、スタジオジブリの本も紹介されました。
親子は、協力しながら調理していました。
南箕輪村公民館では、今後は父の日や母の日以外にも、季節の行事にあわせ、親子でできる料理講座を開催したいとしています。
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南箕輪村内の飲食店が金芽米風の村米だよりを提供
14日は、南箕輪村のブランド米「金芽米 風の村米だより」の日です。
ブランド米の日にあわせ、村内の飲食店で提供が始まっています。
午前10時過ぎ、米が炊き上がりました。
村ではブランド米を広報するため、第2・第4金曜日の月2回を金芽米 風の村米だよりの日としました。
14日がその初日です。
米だよりの日には、村内の飲食店でブランド米を使ってもらうよう購入費の一部を補助しています。
南箕輪村神子柴のたけろくおあがり亭です。
店の入り口にのぼり旗を立ててPRを行いました。
普段は地元農家が生産する米を使っていますが、きょうは金芽米 風の村米だよりに切り替えて提供が行われました。
風の村米だよりは減農薬、有機肥料にこだわり村内で栽培されたコシヒカリです。
「つや」「ねばり」「甘味」があるのが特徴です。
更に特別な精米方法で精米されたのが栄養価の高い金芽米です。
村によりますと、14日までに村内の飲食店10店舗が補助金を活用し、第2・第4金曜日に金芽米を提供しています。
この補助事業は、2025年3月末までを予定しています。
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上伊那地域 献血目標達成率102%
上伊那郡市献血推進対策協議会が12日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、昨年度の上伊那地域の献血目標達成率は102%だったことが報告されました。
昨年度の上伊那地域の献血者数は3,763人で、目標達成率は102.2%でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市が1,026人、箕輪町が674人、南箕輪村が520人でした。
会長の武井保男辰野町長は「若い世代の献血者を増やすため、大型ショッピングモールなどで街頭啓発していきたい」と話していました。
また、献血推進功績者の表彰も行われました。
飯島町の株式会社マルヤス長野が長野県献血推進協議会長表彰、
箕輪町の株式会社NTN上伊那製作所が上伊那郡市献血推進対策協議会長表彰を受賞しました。
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藤城村長「村民が幸せになれるよう村政を進めたい」
民間の有識者グループ「人口戦略会議」の分析で南箕輪村が自立持続可能な自治体と区分された事を受け、南箕輪村の藤城栄文村長は、「村民が幸せになれるよう、村政を進めていきたい」と話しました。
これは12日開かれた南箕輪村議会6月定例会の中で議員の質問に答えたものです。
藤城村長は「この情報は住民の将来に向けた安心につながった。これを一つの契機に、不動産業や民間企業の投資に繋がってほしい」と話していました。
また、「上伊那全体では厳しい状況と認識し、村民が幸せになれるよう村政を進めていきたい」と話していました。
有識者グループ「人口戦略会議」は、2020年から2050年までに全国の68の自治体を、自立持続可能だとする分析結果を4月に公表しました。
県内では南箕輪村と原村が自立持続可能とされています。
一方、全国の自治体の4割にあたる744自治体は消滅する可能性があると分析されました。 -
南箕輪村 南原コミュニティーセンターに中間教室設置
南箕輪村は、学校に行きにくさを感じる子どもが勉強をすることができる中間教室を、南原コミュニティーセンターに設置しました。
10日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、中間教室の設置について村教育委員会が説明しました。
中間教室は、今月4日に南原コミュニティーセンターに設置されました。
週2回、火曜日と木曜日の午後1時30分から3時まで開かれます。
対象は、村内在住の小中学生です。
村では、これまでに南箕輪小学校と中学校、こども館に中間教室を設置していて、南部小エリアでは初めてです。
ボランティアが在中し、子ども達の学習を支援します。
教育委員会では、「子どもたちの自立に向けた一歩となるよう取り組んでいきたい」と話していました。 -
田畑半沢ほたる祭り 10日から始まる
ホタルの名所として知られる南箕輪村田畑の「田畑半沢ほたるの里公園」で、恒例のほたる祭りが10日から始まります。
今年は、5年ぶりにコロナ禍前の規模で実施します。
9日夜7時半ごろの様子です。
辺りが暗くなりはじめると、ホタルの淡い光が暗闇に浮かび上がりました。
田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」では、30年ほど前からゲンジボタルが生息する環境づくりに取り組んでいます。
毎年秋には三重県に出向き、ホタルの幼虫の餌となるカワニナを採取して放流しています。
今年は、1週間ほど前から舞い始めたということで、昨夜は近くに住む家族連れなどが訪れていました。 -
南箕輪小3年生 りんご学習
南箕輪村の南箕輪小学校3年生の児童は、余分な実を摘み取る、りんごの摘果作業を6日に体験しました。
南箕輪村の田中實さんの農場で、3年1組と2組の児童が摘果体験をしました。
この取り組みは、JA上伊那南箕輪支所が食べ物の大切さを子どもたちに知ってもらおうと、村内の小学3年生を対象に毎年行っているものです。
児童たちは、農家やJA上伊那の職員から教わりながら、余分な実を摘み取っていました。
りんごの実のスケッチも行いました。
児童たちは今後、月1回の観察を行い、11月に収穫を体験するということです。
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VidaFelizのバラ見ごろ
南箕輪村南原のVidaFeliz一級建築士事務所の庭のバラが見頃となっています。
450坪の庭には約200種類1,000本のバラが植えられています。
花は20年以上前から、代表の辻井俊惠さんが管理しています。
毎年、伊那市街地のバラが終わるころに見ごろを迎えるということです。
以前はオープンガーデンとして一般の人にも楽しんでもらっていましたが、今は開放していないということです。
バラは今が見頃で四季咲きのものは秋頃まで楽しめるということです。
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南部保育園の園児 バラのアレンジメント体験
南箕輪村の南部保育園の園児は、バラを使ったフラワーアレンジメントをきょう、体験しました。
きょうは、南部保育園の年長園児21人がバラを使ったフラワーアレンジメントを体験しました。
アレンジ体験が行われたのは、南箕輪村の葬儀場クリスタル愛光です。
園児はバラを2輪選び、スポンジに挿していました。
企画したのは、箕輪町に本社がある葬儀社、株式会社愛光典礼社です。
愛光典礼社では、神子柴にあるクリスタル愛光で3年前からバラを育てています。
バラを見て園児に喜んでもらいたいと、近くの南部保育園に声をかけ初めて開きました。
園児は植えられているバラも見学していました。
クリスタル愛光には、17種類のバラが植えられています。
見ごろは6月中旬までで、誰でも見ることができます。
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南箕輪村議会6月定例会 開会
南箕輪村議会6月定例会が3日開会し、1億8,500万円を追加する今年度一般会計補正予算案など4議案が提出されました。
主な事業のうち、国の交付金を活用した臨時福祉給付金事業として、今年度新たに住民税非課税世帯、均等割のみ課税となった世帯に一律10万円を給付する事業に3,000万円となっています。
南箕輪村では対象をおよそ300世帯と見込んでいます。
また定額減税対象者のうち、定額減税を十分に受けられないと見込まれる人に対し支給する調整給付として8,000万円としています。
南箕輪村では被扶養者を含めた対象者としておよそ4,000人を見込んでいます。
村議会6月定例会は12日と13日に一般質問、14日に委員長報告と採決が行われ、閉会します。
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信大農学部三木助教 移動式のオフィスを手作り
南箕輪村の信州大学農学部の三木敦朗助教は、移動式のオフィスを手作りしました。
好きな場所に移動して仕事ができるため、エネルギーの利用を最小限に抑えることができるということです。
大学の構内を移動する三木さんがひいているのは、リヤカー。
三木さんは、中古のリヤカーを購入し、その上にオフィスを手作りしました。
その名も、移動式オフィス「Ina LOG」です。
好きな場所に移動し、四隅の高さを合わせるだけ。2~3分ほどで設置完了です。
上伊那産の木材を使用し、長さ120センチ、横幅110センチ、高さ170センチほどのオフィスを手作りしました。
陽の当たるところにソーラーパネルを置いて電気を生み出し、オフィスは日陰の涼しいところに設置します。
夏は涼しく、冬は暖かい場所へ自ら動くことで、エアコンなどを使用しない環境に配慮した暮らしを提案しています。
こちらは水平を図る水準器。少しでも傾いていると気分が悪くなるということです。
密閉しすぎると酸欠の恐れがあるため、酸素濃度を測定する機械も設置しています。
コロナ禍の2020年から作りはじめ、作っては壊して改良を加え、現在は5台目です。
三木さんは、「学生には興味を持ったことに対して自由に挑戦して欲しい」と期待します。
今後1年間使用してみて、暑さや寒さに耐えられるかを検証するということです。 -
伊那ファイターズ 全国大会に出場へ
伊那市の中学生硬式野球チーム、伊那ファイターズは7月に北海道で開かれる全国大会に出場します。
26日は南箕輪村のグラウンドで選手が練習をしていました。
伊那ファイターズは今月開かれた日本リトルシニア中学硬式野球協会の信越連盟春季大会で優勝しました。
大会での優勝は1981年のチーム創設以来初めてだということです。
チームは7月23日から北海道で開かれる全国大会に信越代表として出場します。
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有志18人 能登町でボランティア活動へ
箕輪町と南箕輪村の有志18人がボランティア活動のため能登半島地震の被災地へ30日に出発しました。
受付を済ませた参加者たちが南箕輪村社会福祉協議会の駐車場でバスに乗り込みました。
箕輪町と南箕輪村の30代から70代の有志18人が1月の能登半島地震で被災した石川県鳳珠郡能登町でボランティア活動を行います。
これは、箕輪町と南箕輪村の社会福祉協議会が合同で企画したものです。
能登町では平日のボランティア活動のニーズが増えているということです。
参加者は瓦礫の撤去や仮設住宅への引っ越しの手伝いなどを行います。
参加者は明日被災地で活動して夜に帰ってくるということです。 -
まっくん田んぼ体験隊 田植え体験イベント
南箕輪村のブランド米を活用し、農業振興を図る「まっくん田んぼ体験隊」の田植え体験イベントが、26日に村内で行われました。
この日は、村内から25人が参加し、村のブランド米「風の村米だより」の田植えをしました。
まっくん田んぼ体験隊は、農業体験を通して、地域の農業振興を図るもので、村やJA上伊那、まっくんファームなどで構成されています。
この日は、上伊那農業高校の生徒と、信州大学農学部の学生も一緒に作業をしました。
まっくん田んぼ体験隊では、10月に稲刈り、11月に収穫祭を行うということです。
体験隊では「村内の小中学校や保育園で使われている米がどのように育っているのかを知ってもらいたい」としています。
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上農で起業家フェス 将来を考えるきっかけに
起業した人から話を聞く「起業家フェス」が、南箕輪村の上伊那農業高校で、27日に開かれました。
この日は、2年生160人がグループに分かれ、飲食店を営む人や、会社を経営する人など、村内外の20人から話を聞きました。
講師は、起業したきっかけや仕事に就く時に大切なことを話しました。
このうち、南箕輪村北殿のパン店、ニコテイルの向山志緒美さんは、「苦手なことを無理にやるより、自分が好きで得意な分野の仕事に就くことが大切です」と話しました。
起業家フェスは、キャリア教育の一環で開かれたもので、上農高校では、「多様な働き方を知って選択肢を広げ、将来を考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
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経ヶ岳バーティカルリミット
南箕輪村の大芝高原を発着に、標高2,296mの経ヶ岳山頂を折り返す「経ヶ岳バーティカルリミット」が25日に行われました。
全長21キロのロングコースには287人が出場し、標高2,296mの経ヶ岳山頂を目指して大芝高原をスタートしました。
経ヶ岳バーティカルリミットは、県内外に村の魅力を発信しようと実行委員会が開いていて今年で10回目です。
スタートから折り返し地点がある10キロ先の山頂は標高差がおよそ1,500メートルあります。
大会の結果、ロングコースは、群馬県から参加した大学4年生松本祥汰さんが2時間19分41秒で優勝しました。
25日はほかに、全長12キロのショートコースに149人、大芝公園内のセラピーロードを走るキッズコースに63人が参加し、エントリーした499人が新緑の中を駆け抜けました。
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伊那ケーブルテレビに予備免許交付 周波数は86.7MHz
コミュニティーFMの開局準備を進めている伊那ケーブルテレビジョンに対し、23日総務省信越総合通信局から電波を出すことが可能となる予備免許が交付されました。
放送を聞くことができる周波数は、86.7MHzです。
23日は、長野市にある総務省信越総合通信局で、藤田和重局長から伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長に無線局予備免許通知書が手渡されました。
予備免許が交付されたことで、電波を出すことが可能となります。
電波障害などについて調査を行い、問題がなければ免許が交付され開局することができます。
周波数は、86.7MHzで、伊那市、箕輪町、南箕輪村で放送を聞くことができます。
向山社長は、「地域密着のケーブルテレビ事業を地域の皆さんに支えられながら40年という長きにわたりサービスを提供させてもらってきましたが、有線のケーブルテレビに、無線のコミュニティFMが加わることで、地域情報や、生活情報、娯楽情報、もしものときの災害情報も含め、さらに充実したきめ細かい情報を提供し、地域メディアとしての役割をしっかり果たしていきたい」と話しました。
伊那ケーブルテレビでは、予備免許交付を受け、今後アンテナ設置や放送機器の整備を行い、今年夏ごろの開局に向けて準備を進めていく計画です。 -
信大農学部 山ぶどうジュース発売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てた山ぶどうを使った「山ぶどうジュース」の販売が21日から始まりました。
山ぶどうジュースは1本500ミリリットル入りで税込み1,100円です。
ジュースに使われている山ぶどうは、植物資源科学コースの3年生が育て、植物資源科学コースと動物資源科学コースの2年生が収穫したものです。
信大オリジナル品種で、糖度が高く収量が多い「五一アムレンシス」が使われています。
去年は雨が少なく濃厚で良いブドウが採れたということで、ジュースの出来も良いということです。
21日は、植物資源科学コースの3年生が味見をしていました。
山ぶどうジュースは1,100円で、1人3本まで購入できます。
信州大学農学部の生産品販売所で販売しています。
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南箕輪村伊藤照夫さん宅のフクロナデシコが見ごろ
南箕輪村南原の伊藤照夫さん宅のフクロナデシコが見ごろとなり、ピンク色の絨毯のように咲きそろっています。
国道361号沿いにある伊藤さん宅のおよそ50アールの敷地には、フクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。
フクロナデシコはナデシコ科の落葉性越年草で、袋状のガクが特徴の1つです。
照夫さんと妻の久子さんが育てているもので、敷地内にはベンチを置き、訪れた人をもてなします。
40年ほど前に、酪農家の労働環境の改善を目的に牛乳メーカーが配った種を植えたのが栽培を始めたきっかけです。
十数年前に酪農をやめた際、飼料用のトウモロコシを育てていた場所に植えるようになり、現在の規模にまで広がったということです。
19日夜から降っていた雨は朝のうちにやみ、花を見に訪れる人の姿がありました。
見ごろのピークは今週中で、天候にもよりますが6月上旬まで楽しめるということです。 -
上農生が春日公園噴水跡地を整備
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市の春日公園 噴水跡地を3年計画でリニューアルする取り組みを行っています。
20日は今年度最初の実習が行われました。
20日は上農高校のコミュニティデザイン科里山コース3年の19人が実習を行いました。
建設業の人材確保につなげようと令和4年度から3年計画で上農高校が整備を行うものです。
生徒は長野県建設業協会伊那支部青年部から指導をうけながらブロックを敷き詰めていきました。
この場所には、1989年に噴水が整備されましたが、コスト削減のため運用を停止し30年以上使われていませんでした。
上農高校ではこれまでに370平方メートルを整備していて、3年目の今年度は、東側の180平方メートルを仕上げます。
実習は、全5回を予定しています。