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看護師への第一歩 准看護学院で戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で13日、半年間の学習の節目としてナースキャップが与えられる戴帽式が行われました。
この日は、今年4月に入学した1年生18人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な知識を身につけた学生たちを准看護学生として認める儀式で毎年この時期に行われています。
式では、学生たちがナースキャップをかぶせてもらったあと、ナイチンゲール像から火をもらい、ろうそくを灯していました。
そのあと看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生代表の、伊那市の小林佐友里さんは、「人に寄り添い思いやりの心を忘れずに、学びと努力を重ねていきたいです」と抱負を述べました。
学生たちはこれから本格的に看護の勉強をして、来年2月からは上伊那の病院や福祉施設などで実習を行うということです。
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第96回伊那美術展
伊那美術協会が主催する第96回伊那美術展で、伊那市高遠町の陶芸家、浦野真吾さんの作品が最高賞を受賞しました。
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通学路や道路整備 春富中で講演
伊那市が進める安全で快適な道路整備の在り方について検証する「道路空間整備システム構築プロジェクト」に関する講演会が伊那市の春富中学校で開かれました。
11日はプロジェクトのアドバイザーで「暮らしと移動」についてのジャーナリスト楠田悦子さんが講演しました。
11日は春富中の全校生徒およそ370人が楠田さんの話を聞きました。
講演会では、自転車を使った街づくりを進めているヨーロッパの都市を紹介しました。
楠田さんは「日本では車の運転ができる人を中心に町ができていて、運転ができない人のための暮らしや移動の仕組みが作れていないと感じた。安全な通学路や高齢者が出かけやすい街づくりを作っていきたい」と話していました。
伊那市は昨年度から、東京都の道路舗装会社と連携し、自動車以外の目線も含め安全で快適な道路整備の構築を目指す「道路空間整備システム構築プロジェクト」に取り組んでいます。
プロジェクトでは、生徒の6割が自転車通学をしている春富中学校の通学路を対象に、道路状況の調査を行っています。
今月末には、通学路の危険か所を生徒と一緒に点検する計画です。
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伊那谷を辿る「徒然さんぽ」の原画展示
郷土誌「伊那路」で伊那谷の名所や神社仏閣を絵と文章で辿る「徒然さんぽ」を連載している吉田勝美さんの展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、吉田さんが描いた「徒然さんぽ」の原画や記事27点と油絵7点が展示されています。
吉田さんは、駒ヶ根市在住の66歳で、元小学校の教諭です。
地域の名所の歴史や自然を絵と文で辿る「徒然さんぽ」の連載は、2019年8月から始まり、現在も続いています。
吉田さんは、毎回その場所に出向き、資料や感じたことを元に絵や文章をかいているということです。
これまでに、辰野町から中川村までの27か所を描きました。
「伊那谷・徒然さんぽ展」は18日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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ロボコン南信大会 東部中が優勝
手づくりロボットで技術力を競う中学生ロボットコンテストの南信大会が10日に伊那市内で開かれ、東部中学校のチーム同士の決勝となりました。
南信大会には、伊那市の伊那中学校と東部中学校、南箕輪村の南箕輪中学校など南信地域の6つの中学校から28チームが出場しました。
ルールは毎年変わり、今年はマイクロプラスチックによる海洋汚染に問題意識を持ってもらおうと企画されました。
ロボットを操作してマイクロプラスチックに見立てたボールを、再生工場をイメージしたペットボトルに入れていきます。
枠の色と同じボールを入れると1つにつき1点加算され、色の違うボールを入れると減点となります。
また、フィールド上には再生工場を起動させるスイッチに見立てたアイテムが2つあり、プログラミングにより自立走行させたマシンを使って反応させると、1つにつき5点が加算されます。
これを2分間行い得点の多いチームが勝ちです。
6月にルールが決まり各チーム準備を進めてきましたが、新型コロナの流行によりおよそ2週間部活動ができなくなりました。
その影響もあり、参加は去年より7チーム減り、マシンの完成が間に合わず当日棄権するチームもありました。
予選リーグの後、決勝トーナメントが行われました。
決勝戦は、東部中学校のチーム「Freedom」と同じく東部中学校のチーム「π満図」の顔合わせとなりました。
長いアームを活かし得点が5倍の中央の黄色いペットボトルを狙った「Freedom」に対し、「π満図」は1度に多くのボールを入れる作戦をとりました。 -
伊那市が震度7想定災害対策本部訓練
伊那市は震度7の地震発生から2日後と3日後を想定した災害対策本部訓練を11日に伊那市役所で行いました。
訓練は、糸魚川-静岡構造線断層帯で最大震度7の地震が発生したとの想定で行われました。
発災から47時間後を想定した災害対策本部会議では、各部が現状報告をしました。
報告では災害廃棄物と一般廃棄物の区別についてや水道や電気などライフラインの復旧について報告が行われました。
本部長の白鳥孝市長からは安否の確認、人命救助に最善を図ることを指示しました。
訓練では伊那市長谷から、職員で構成される災害バイク隊がドローンで撮影を行い、その映像が本部に中継されました。
発災発生から3日後を想定した会議では1ヶ月先までを見据えた対策として、罹災証明書の発行や小中学校の再開時期の検討について報告が行われました。
伊那市ではこれまで、発災直後を想定した訓練を行っていましたが、被災者の生活再建をスムーズに進めるため、発災2日後から1ヶ月後を見据えた応急段階の訓練を今回初めて行いました。
訓練を通して、白鳥市長は「報告の優先順位をつけることや支援物資の受け入れ体制の確認、小中学校の給食施設の活用など検討していきたい」と話していました。
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県内で新たに3人新型コロナ感染確認
長野県内で10日、新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は4日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、上田市で1人、長野市で2人の合わせて3人です。
松本市の感染確認はありませんでした。
10日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,804人で、入院は38人、死亡は96人です。 -
伊那中吹奏楽部 第18回定期演奏会
伊那市の伊那中学校吹奏楽部の第18回定期演奏会が10日伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では11曲が披露されました。
伊那中学校吹奏楽部は新型コロナの影響で思うように活動ができませんでしたが、定期演奏会が開催できたのは日頃から支えてくれる保護者や先生のおかげと感謝していました。
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イーナちゃんウォーキングカーニバル2021
秋晴れの爽やかな陽気の中ウォーキングを楽しむイベント「イーナちゃんウォーキングカーニバル」が伊那市の西春近で10日行われました。
イーナちゃんウォーキングカーニバルには、およそ170人が参加しました。
西春近北学校を発着に、9キロを歩く健康ウォークと、3人から7人のグループで、クイズやゲームをしながら8キロを歩くウォークラリーが行われました。
健康ウォークの参加者は、くっきりと姿を現した南アルプスなどの景色を楽しみながら歩いていました。
またウォークラリーでは、庚申塔などに設置されたチェックポイントを見つけると、参加者は通過を証明するスタンプを押してもらっていました。
イーナちゃんウォーキングカーニバルは、来年度、高遠町地区での開催を予定しています。
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伊那北高校創立100周年記念式典
伊那市の伊那北高校の創立100周年記念式典が伊那文化会館で9日に行われ、記念映像などで学校の歴史を振り返りました。
在校生や教職員、来賓、同窓会役員らおよそ700人が記念式典に出席しました。
式典は伊那北高校創立100周年事業実行委員会が主催しました。
新型コロナ感染対策により、出席者の人数を減らし、時間を短縮して開かれました。
伊那北高校は大正9年、1920年の4月に前身となる伊那中学校が開校し、昭和23年には現在の伊那北高校が発足しました。
昨年度に100周年を迎えましたが、新型コロナの影響で記念式典は9日行われました。
会場では、卒業生でピアニストの平澤真希さんが校歌をアレンジした曲に合わせて、100年の歴史を写真で振り返りました。
生徒を代表して、生徒会長の松尾穂野香さんが挨拶しました。
ステージには、生徒たちが制作した「開眼立志」のモザイクアートが飾られました。
伊那北高校に受け継がれている造語で、大きく眼を見開いて真実の道理や本質を悟り志を立てる、という意味が込められているということです。
式典では、この日のために日本フィルハーモニー交響楽団によって制作された楽譜で吹奏楽部と合唱部が校歌を演奏しました。
伊那北高校創立100周年記念式典の模様は、10月23日の午後2時から、ご覧のチャンネルで放送予定です。
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しんわの丘ローズガーデン 秋のバラ祭り
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで9日、秋のバラ祭りが開かれました。
ローズガーデン内には、およそ300種類3千本のバラが植えられています。
ほとんどのバラが四季咲きで、季節を問わず花を咲かせます。
秋のバラは、花が小さく数が少ないですが、香りが良いということです。
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今年の地蜂の巣は…
蜂追い文化を継承しようと活動する伊那市地蜂愛好会の会員は、今月31日に開かれるコンテスト向け、地蜂の巣を手塩にかけて育てています。
今年は、好天だったことから例年より1キロほど大きい巣になりそうだと期待しています。
今年度から伊那市地蜂愛好会の会長を務める山口政幸さんです。
自宅の庭で、クロスズメバチ、通称「地蜂」の巣を6つ飼っています。
伊那市では、7月から9月にかけて蜂をたどって巣を探し出す「すがれ追い」が行われています。
見つけた巣は、自宅に持ち帰り、餌をあたえるなどして育てます。
会長の山口さんは、子どもの頃から山でとった巣を自宅の庭で、毎年育てています。
木箱の中に入っている巣は、コンテストまで開けることができません。
今年は、春先の気候が蜂にとって過ごしやすい環境だったということで、例年以上に巣が多くとれたと山口さんは話します。
毎年秋に行われている巣の重さを競うコンテストでは、会員が育てた巣を持ち寄り、重さを競います。
去年は、平均2キロほどでしたが、今年は蜂の通いも良くそれ以上のものができそうだと期待しています。
巣を大きくするため会員の多くは、餌に鳥のレバーを与えています。
巣の重さを競う地蜂の巣コンテストは、31日の午前8時30分から伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれます。
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ソースかつ丼テイクアウトで200円引き
伊那市と南箕輪村の飲食店でつくる伊那ソースかつどん会は、テイクアウトで200円の割引サービスをあすから行います。
7日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれ、北原英之会長がイベントの概要を説明しました。
伊那ソースかつどん会では、かつを揚げる時のジュージューという音から、語呂合わせで10月10日をソースかつ丼の日に定め割引などの催しを開いています。
去年は、新型コロナの影響でイベントは実施しませんでした。
2年振りとなるイベントは、9日から17日までとなっていて、ソースかつ丼をテイクアウトすると200円の割引きとなります。
伊那ソースかつどん会の加盟店のうち15店が参加します。
参加店は、伊那市の青い塔、たけだ、テンホウ伊那北店、来々軒、四方路、加城、門・やません、串正、田村食堂、鍋辰、和しん、しらかば、シャトレ、新鮮飯店、南箕輪村のまことおあがり亭です。
伊那ソースかつどん会では、各店に電話で注文してからの来店を呼び掛けています。
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入野谷在来そばの収穫・脱穀
かつて伊那市の高遠・長谷地域で栽培されていた「入野谷在来そば」の収穫と脱穀が5日長谷浦の圃場で行われました。
5日は、入野谷そば振興会や、信州そば発祥の地 伊那そば振興会、信州大学で作る入野谷在来種復活夢プロジェクトのメンバー16人が集まり、そばの刈り取りと脱穀をしました。
長谷浦の12アールの圃場では、他の品種と交配しないよう原種を守る目的で栽培しています。
今年は管理がうまくいったということで、例年の30キロの倍ほどの収量が見込めそうだということです。
脱穀したそばは、天日干しをして、改めて枝などを取り除く作業を行うということです。
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伊那養護学校どんぐりまつり
伊那市の伊那養護学校の文化祭「どんぐりまつり」が8日から2日間の日程で始まりました。
今年で42回目を数えるどんぐりまつりのテーマは、Just Smile 輝け僕らの青春です。
全校の児童や生徒が笑顔でまつりを盛り上げようという願いを込めました。
校内では、小学部・中学部・高等部の児童や生徒の作品が展示されています。
小学部は、学習の成果を模造紙にまとめたり、中学部は、粘土で作った土器などを展示しています。
高等部の生徒は、書や布製品、絵画などを展示しています。
去年に引き続き、今年も新型コロナ感染防止対策として一般公開はせず、来校者は保護者2人までとしました。
また、体育館での音楽会は保護者1人までしか入れないため、別の場所で会場の様子がモニターに映しだされました。
伊那養護学校のどんぐりまつりは9日も行われ、高等部の生徒が作業学習で制作した、木工作品や陶芸作品の販売などが予定されています。 -
来年用の年賀はがき届く
来年用の年賀はがきが伊那市の伊那郵便局に7日届きました。
7日は伊那郵便局に年賀はがきの初回到着分265箱、およそ106万枚が到着し職員が搬入作業に追われていました。
1箱に4,000枚入っていて、伊那郵便局で仕分され、辰野町から宮田村までの28局に振り分けられます。
デザインはディズニーのキャラクターや来年の干支「寅」をあしらったものなど7種類です。
年賀ハガキは環境に配慮するため、「適切な森林管理」を認証する制度の「FSC®森林認証」を受けた紙を使用しています。
来年用の年賀はがきは11月1日から来年1月7日まで販売されます。
受付は12月15日からです。
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訳ありりんごの詰め放題
傷がつくなどして出荷できない訳ありりんごの詰め放題が伊那市のみはらしファームで行われています。
7日はみはらしファームのとれたて市場前に上伊那産の訳ありりんごが入ったコンテナが置かれ、訪れた人たちが袋に詰めていました。
訳ありりんごの詰め放題は1袋600円です。
日によって品種は変わり、7日は秋映とシナノリップの2種類です。
例年はバスツアー向けに行っていたイベントですが、新型コロナの影響で去年から一般向けに行われています。
11月末まで行う予定で、10月は6日から10日までと、22日から24日までの8日間です。 -
「おやまのおうち」 オープニングセレモニー
障がいのある子どもやその家族などが自然の中での暮らしを体験する伊那市高遠町山室の施設「おやまのおうち」のオープニングセレモニーが9月19日に行われました。
19日は「おやまのおうち」を運営するNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジの関係者などが開所を祝いました。
「おやまのおうち」はNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジが運営している自然体験施設です。
障がいのある子どもやその家族などを一時的に受け入れ、自然の中で昔ながらの生活を体験してもらうというものです。
その拠点となる築150年ほどの古民家を2018年8月からリノベーションしてきました。
セレモニーでは施設が完成するまでの工事の様子をまとめたスライドショーを見ていました。
施設での受け入れは去年7月頃から行っていて、オープニングセレモニーは去年4月に予定していましたが、新型コロナの影響で今回に延期されました。
「おやまのおうち」は農家民宿の申請手続きを伊那市観光協会にしているということです。
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伊那市が全国初のモバイル市役所を来年度から運用
伊那市は循環バスの車両に専用機器を搭載して、申請受付や窓口相談を行う、移動する市役所モバイル市役所を全国で初めて、来年度から運用すると7日発表しました。
7日は伊那市役所で事業の概要説明が行われました。
会見には、バスの予約スケジュールの作成などを行う、東京都のMONET Technologies株式会社の柴尾嘉秀副社長、本庁舎とのネットワークを構築する、NTT東日本長野支店の榎本佳一支店長が出席しました。
モバイル市役所は、長谷地域を循環するバス1台を使って、マイナンバーカード申請受付や各種証明書の発行などの行政サービスの提供を行う全国で初めての移動市役所です。
バスは午前9時から午後3時半までをモバイル市役所として活用し、早朝と夜の時間帯は循環バスとして運行します。
災害時には緊急避難場所や支援物資の輸送にも使用するということです。
MONET Technologies株式会社は、バスの予約スケジュールの作成やバスに乗車して、訪れた人の相談にのるコンシェルジュの管理を行います。
民間人の登用を予定しています。
NTT東日本長野支店は、本庁舎とバスをテレビ電話で結んだり、データのやり取りをするネットワークを構築して、住民票の取得などを可能にするということです。
事業費は3,800万円で、国の地方創生推進交付金を活用します。
運用は来年春からを目指すということです。
バスのデザインと愛称を公募することにしていて、伊那市在住もしくは伊那市に通勤通学している人が対象です。
デザイン部門は高校生以上、愛称部門は小学生以上となります。
募集期間は7日から11月14日までとなっています。 -
石仏フィギュアの原料のペットボトルキャップ集める
江戸時代を中心に全国で活躍した高遠石工の石仏フィギュアを作る取り組みが進められています。
伊那市の高遠小学校は原料のペットボトルキャップを集めました。
4日は高遠小学校児童会長の伊藤美琴さんが、石仏フィギュアの製作を企画した伊那市地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんに集まったペットボトルキャップを渡しました。
吉澤さんは木を薄く削った経木で作ったしおり、全校児童分をお礼として渡しました。
ペットボトルキャップは校内だけでなく地域住民からも集まり、およそ4万1,000個 82.3キログラム集まりました。
当初、ペットボトルキャップは1万2,500個集める予定でしたが、はるかに上回る量が集まりました。
吉澤さんは、製作する石仏フィギュアの数を増やすことを検討したいとしています。
集まったペットボトルキャップは石仏フィギュアにした後、カプセルトイ 通称・ガチャガチャにして、11月7日の高遠城下石仏ウォークの会場で販売する予定です。
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第19回CATV杯争奪ミニバス選手権 女子は駒ヶ根市スポーツ少年団A 男子は春富が優勝
第19回ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が伊那市の伊那小学校とエレコムアリーナで開かれ、女子は駒ヶ根市スポーツ少年団Aが、男子は春富が優勝しました。
大会には上伊那地域の女子9チームと男子6チームが参加しました。
決勝はエレコムアリーナで行われ、女子は白色のユニーホームの伊那ダイヤモンドツインズと黒色のユニホームの駒ヶ根市スポーツ少年団Aの対戦となりました。
点を取り合う展開となりましたが終始リードを保った駒ヶ根市スポーツ少年団Aがそのまま47対26で勝ちました。
駒ヶ根市スポーツ少年団Aは2年ぶり4回目の優勝を果たしました。
男子決勝は白色のユニホームの駒ヶ根市スポーツ少年団とエンジ色のユニホームの春富の対戦となりました。
地力に勝る春富が52対14で勝ち優勝しました。
第19回ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会男女決勝戦の様子は、11月中旬に伊那ケーブルテレビの121chで放送する予定です。
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保育園入園準備品の見本を展示
伊那市の障害者福祉施設、伊那ゆいま~ると輪っこはうす・コスモスの家は、伊那市の来年度の保育園入園説明会に合わせて入園準備品の見本を伊那市役所で展示しています。
入園準備品は、伊那市の障害者の就労支援をしている伊那ゆいま~ると輪っこはうす・コスモスの家の利用者が作ったもので、手さげかばんや弁当袋などが展示されています。
これらの入園準備品は伊那市の公立保育園の指定サイズとなっています。
同じ柄のものができないように、一点ものにこだわって製作をしているということです。
価格は、パジャマ入れが2,400円、弁当袋が500円などとなっています。
このほかにポケットが無いズボンなどにつけて使う、移動式ポケットも展示されています。
また、好みの布を持ち込んで製作することもでき、価格はパジャマ入れが1500円、弁当袋が300円などとなっています。
見本品の展示は10月9日(土)まで入園説明会に合わせて伊那市役所で行われています。
入園説明会に来た際に予約をすることができ、製品ができ次第手元に届くということです。
このほかに電話や施設で直接予約をすることもできます。
また、来年2月に伊那市役所で販売も予定されていて、こちらは予約がなくても購入できるということです。
【お問合せ】伊那ゆいま~る電話73-0605/輪っこはうす・コスモスの家 電話76-3390
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大型無人機 物資輸送プロジェクト始動
伊那市は100kg以上の荷物を運ぶことができる大型の無人機VTOL機を使った山小屋への物資輸送プラットホーム構築事業を中央アルプスと南アルプスでスタートさせたと5日発表しました。
伊那市によりますと、このプロジェクトで使用する無人VTOL機は、現在、川崎重工業株式会社が開発しているという事です。
燃料はガソリンを使用し、運べる荷物の重さは100kg以上で、継続航行距離は100㎞以上だという事です。
山小屋への物資輸送はヘリコプターに頼っていますが、公共工事の増加やパイロット不足などにより運航の確保が困難になっているという事です。
伊那市では山岳特有の気象状況に適用し、長距離飛行などが可能な無人VTOL機を使い物資輸送の固定航空路の構築を目指します。
事業は5年計画で、2年後の2023年度からは実証実験を、最終の2025年度にはシステムの構築を行う計画です。
市では今回のプロジェクトを通して、山小屋などへの安定した物資輸送の基盤づくりを行いたいとしています。
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東春近で災害時地域タイムライン作成
伊那市と伊那市社会福祉協議会は、地域全体であらかじめ被災時の時系列の行動を決めておく「災害時地域タイムライン」の作成を推進しています。
9月22日は東春近の10地区が地域タイムラインの検討を行いました。
22日は、春近郷ふれ愛館で東春近地域ケア会議が開かれ、東春近の10地区の役員ら約30人が参加しました。
災害時地域タイムラインは、災害警戒レベルに応じて、時系列で「いつ」「だれが」「何をするか」を示したものです。
今回は風水害を想定し、事前に各地区で検討してきたものを発表しました。
このうち原新田は、レベル2で区の役員が避難方針を決め、レベル4で組長が避難者を確認し区長へ連絡する、などの内容を発表していました。
発表のあと参加者は、他の地区を参考にしながら改めて検討していました。
伊那市と市社会福祉協議会は、昨年度から地域タイムラインの作成を推進しています。
東春近地区のタイムラインは年内に市に提出する予定で、その後地域の福祉施設と共有するということです。
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土砂災害危険か所をパトロール
秋の台風シーズンを前に、伊那市は市内の土砂災害危険区域に指定されている危険か所のパトロールを5日行いました。
5日は、伊那市や伊那警察署、伊那消防署などおよそ25人が市内の土砂災害警戒区域に指定されている3か所をパトロールしました。
このうち、伊那市荒井内の萱のメツラ沢は、平成30年の台風24号で土石流が発生し、農業用ビニールハウスが倒壊しました。
その被害を受け、県は令和元年から治山ダムの工事を行っていて、今年度で完了する計画です。
この治山ダムは、幅61メートル、放水路までの高さは11メートルで、6,000立方メートルの土石流に対応できます。
参加者は、県の担当者から説明を受けていました。
伊那市には、土砂災害警戒区域・特別警戒区域が合わせておよそ1100か所あり、災害時には警戒を強めていきたいとしています。
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伊那と会津若松 親善交流20周年で調印
伊那市の旧高遠町地区と福島県会津若松市は親善友好盟約を締結し去年20周年を迎えました。
20周年を記念し、両地域がより交流を深めていくことを目指す親善交流書の調印式を5日オンラインで行いました。
5日は、伊那市役所と会津若松市役所がオンラインで結ばれ、調印式が行われました。
白鳥孝伊那市長と会津若松市の室井照平市長が親善交流20周年記念の親善交流書に調印しました。
会津若松市と旧高遠町は、2000年に親善交流盟約を締結しました。
江戸時代、高遠藩主だった保科正之が転封し会津松平家の藩主となったことが縁です。
伊那市からは、会津まつりに参加したり、名君 保科正之公の大河ドラマをつくる会が、会津若松市から人を招き生誕祭を開催するなどの交流が続いています。
今回は、20周年を記念し、より親睦を深めていこうと調印式が行われました。
会津若松市からは伝統工芸品 会津漆器の盃が贈られました。
伊那市の花・桜と会津若松市の花・タチアオイが描かれています。
伊那市からは山岳写真家の津野祐次さんが撮影した南アルプスの写真を贈りました。
調印式は、本来20周年を迎えた去年に行われる予定でしたが、新型コロナの影響で1年延期し5日行われました。
また、市役所1階市民ホールでは会津若松市の観光ポスター展が開かれています。
今後親善交流書の写しも展示される予定です。
観光ポスター展は15日までとなっています。
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「県立美術館 お得にアートきっぷ」発売
伊那市の伊那バス株式会社は飯田から長野間を結ぶ高速バス「みすずハイウェイバス」の利用を促す「県立美術館 お得にアートきっぷ」を5日発売しました。
「県立美術館 お得にアートきっぷ」は、「みすずハイウェイバス」の往復乗車券と長野市の長野県立美術館の観覧引換券、善光寺周辺の路線バス乗り放題乗車券「善光寺表参道1日周遊きっぷ」引換券がセットになっています。
上伊那地域の高速バス停留所発着の利用者が対象です。
きっぷは「みすずハイウェイバス」の往復運賃に300円を足した料金です。
伊那バスターミナル・伊那バス駒ヶ根営業所・伊那バス箕輪営業所の3か所で販売していて、期間は5日から来年3月21日までです。
先着200枚販売し、売り切れ次第終了です。
利用期間は、11月5日から来年3月21日までです。
この事業は上伊那地域振興局「みすずハイウェイバス利用促進実証実験事業」として実施されます。
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東春近小森林で課外活動 来年1月にフィンランドと交流
伊那市の東春近小学校の6年生は、森林の大切さや自然との共生について学ぶ課外活動を、4日に行いました。
年明けには、フィンランドの小学校とのオンライン国際交流を予定しています。
6年生およそ60人は4日に、東春近小学校から富県の火山峠にある学有林までおよそ2時間かけて歩き課外活動をしました。
5つの班に分かれ、「森を動き回る」「木を使って物を作る」「ゆっくりと過ごす」など、目的ごとにそれぞれ体験しました。
講師は、伊那市地域おこし協力隊の3人が務めました。
森を動き回る班は、斜面でおにごっこをしました。
物を作る班は、木を使って秘密基地を作っていました。
東春近小では、年に2回PTA行事として学有林で下草刈りなどの作業を行っていましたが、新型コロナの影響で実施することができていませんでした。
そこで6年生の担任が、森の中で何か活動ができないかと協力隊に相談し行われたものです。
伊那市では、フィンランドの北カルヤラ県と林業分野で協力関係を築いていく覚書を締結していることから、来年1月に現地の小学生とオンラインで国際交流を行う計画です。 -
伊那市共同募金委員会といたやが寄付マルシェ覚書き
長野県共同募金会伊那市共同募金委員会は伊那市の酒店、酒文化いたやと4日、伊那市寄付マルシェプロジェクトの覚書を取り交わしました。
いたやはラベルの汚れや破損して売れなくなった商品価格分を寄付します。
伊那市の福祉まちづくりセンターふれあい~なで調印式が行われ、伊那市共同募金委員会の篠田貞行副会長が酒文化いたやの中村修治代表と覚書を取り交わしました。
伊那市寄付マルシェプロジェクトは企業が販売・提供する寄付つき商品やサービスの売り上げの一部を赤い羽根共同募金に寄付する取り組みです。
いたやでは、小規模店舗の独自性を出していこうと、売り上げの一部を寄付するのではなくラベルの汚れや破損して売れなくなった商品の販売価格分を寄付するとしています。
篠田副会長は「参加企業として加わってくれたことに感謝している。赤い羽根共同募金活動の活性化につなげていきたい」と話しました。
中村代表は「大きな店舗のように売り上げが多いわけではないが、独自の寄付を行い、プロジェクトのPRになれば」と話しました。
伊那市寄付マルシェプロジェクトに参加している企業は、酒文化いたやで10社目だということです。
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パンセの会が障害者が自立生活を目指す映画上映会
障害者の支援を行っている、伊那市のNPO法人パンセの会は障害者が自立生活を目指す映画「インディペンデントリビング」の上映会を3日、いなっせで開きました。
3日の上映会にはおよそ20人が訪れました。
上映された映画は、大阪にある障害当事者が運営する自立センターを舞台に、様々な障害のある人が支援を受けながら自立していく様子をとらえたドキュメンタリー映画です。
製作したのは去年、東京から辰野町に事務所を移転してきた映画製作会社のぶんぶんフィルムズです。
上映会後に座談会が開かれ、パンセの会の原裕子理事長やぶんぶんフィルムズ代表の鎌仲ひとみさん、監督の田中悠輝さんが参加しました。
原理事長は「自分の子どもに障害があり、映画を通して自立していくことの大変さを改めて感じた」と話しました。
鎌仲さんは「映画にすることで障害者の声を代弁するのではなく、本人たちの声を直接届けることができた」と話しました。
田中監督は「映画を製作していて、障害者たちが経済的な面でも苦労していることを知った」と話しました。
パンセの会では、今回の売り上げの一部を活動費に充てるということです。