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西澤デパート 6月28日半世紀の歴史に幕へ
伊那市の通り町にある老舗百貨店「西澤デパート」が、6月28日に閉店することがわかりました。
閉店後は、建物を解体し複合施設を建設する計画です。
西澤デパートは、1967年昭和42年に地上6階地下1階の鉄筋の建物として建設されました。
百貨店として上伊那で初めて営業を始め、これまで修繕を繰り返しながら半世紀以上にわたり営業してきました。
書籍の他、衣料品や玩具などを販売し、平成の始めごろまでは家族連れで賑わったということです。
しかし、市内への大型店の進出により人の流れが変わり、徐々に売り場面積を縮小していったということです。
建物は、今の耐震基準に合わず、安全のため取り壊しを決めました。
営業は、6月28日までで9月下旬から建物を取り壊す計画です。
その後は、小売り店舗を備えた4階建ての賃貸住宅を、令和5年の春の完成を目指し建設する計画です。 -
遠照寺 開創1200年祭り
ぼたん寺としてしられる伊那市高遠町の遠照寺の開創1200年祭りが4日から始まりました。
伊那市高遠町山室にある遠照寺には、日蓮宗最古とされる釈迦堂があります。
平安時代に天台宗の開祖・最澄が群馬県に向かう際、伊那谷を通ったことがきっかけで、釈迦堂の前身となる薬師堂が弘仁11年、820年に建てられたとされていて、国の重要文化財にも指定されています。
この薬師堂の建立から数えて去年1200年を迎えました。
予定では去年、開創1200年祭りを計画していましたが新型コロナウイルスの影響で1年延期しての開催となりました。
釈迦堂前には高さ3mほどの祈願柱が建立されました。
初日の4日は、発願法要が行われ、檀家9人が参列しました。
祭りでは、伊那市長谷から富士見町まで続く法華道にある石仏の写真や親交のある静岡県富士市の富士連鶴会の作品などが本堂に並べられています。
また、檀家らが折った鶴5000羽で表現した作品の他、参道脇には1000羽の折鶴が飾られています。
遠照寺の開創1200年祭りは、新型コロナ感染防止対策をとって6月13日まで行われています。
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高遠保育園で入園式
伊那市内の公立保育園全園で入園式が2日一斉に行われました。
このうち伊那市高遠町の高遠保育園には新しく23人が入園しました。
新入園児たちは保護者に手を引かれ入場しました。
西川良美園長は「友達とたくさん遊んでたくさんご飯を食べて楽しく過ごしてください」と呼び掛けました。
式では新入園児が歌を歌いました。
また、密にならないよう年中年長園児が外で歓迎の歌を発表しました。
今年は感染防止対策をとった短時間の入園式となりました。
新入園児は2週間ほど半日保育で16日から通常保育になるということです。
箕輪町と南箕輪村の保育園の入園式は5日に一斉に行われることになっています。
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満開の高遠 花見客で賑わう
満開を迎えてから初めての週末となった伊那市高遠町の高遠城址公園は、多くの花見客でにぎわいました。
正午ごろの伊那市高遠町です。
道路は高遠城址公園へと向かう乗用車で混んでいました。
公園内は、訪れた人たちでにぎわっていました。
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伊那公園 桜見ごろに
伊那市中央の伊那公園の桜が見ごろ迎えています。
伊那公園には12種類、300本の桜が植えられています。
公園には多くの人が訪れ花見を楽しんでいました。
コヒガンザクラとソメイヨシノが見ごろとなっています。
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高遠中生徒考案メニュー 環屋で提供開始
伊那市高遠町西高遠の環屋では、高遠中学校の3年生が考案した商品の提供が、3日から始まりました。
こちらが、生徒が考案した「春のいぶき御膳」1人前1,200円です。
高遠そば打ち愛好会の高遠そばをメインに、高遠そばを使った「そばいなり」と、桜の塩漬けを使用した「桜のかきあげ」などがセットになっています。
デザートは、生徒と地元の和菓子店の協力でつくった「石工サブレ」と桜あんの高遠饅頭のどちらかを選べます。
生徒考案の商品の提供が3日から始まり、開発に携わった4人が実際に味わいました。
春のいぶき御膳は、4月中の土日限定となっています。 -
伊那市地蜂愛好会総会 女王蜂を配る
伊那市地蜂愛好会の総会が3日に、伊那市内で開かれ、越冬させた女王蜂が会員に配布されました。
3日は、1箱に50匹の女王蜂が入れられた箱が2箱ずつ会員に配られました。
伊那市地蜂愛好会は、伊那谷の伝統文化の蜂追いを楽しみながら継承していこうと活動していて、今年度は女性2人を含む35人でスタートします。
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県内で27人感染確認
長野県内で2日、新たに27人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認は4日連続でありませんでした。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、長野保健所管内で9人、佐久保健所管内で6人、北信保健所管内で3人、上田保健所管内で1人、長野市で7人松本市で1人の合わせて27人です。
2日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは2,855人で、入院しているのは109人、死亡したのは41人です。
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老松場の桜が見ごろ
伊那市東春近の老松場の丘古墳公園の桜が見ごろを迎えています。
老松場には、樹齢70年以上の枝垂れ桜などがあります。
ここは、地元住民でつくる老松場の丘古墳公園整備委員会が管理していて、園内を散策してもらおうと先月案内看板を設置しました。
整備委員会によりますと桜は後1週間ほど楽しめるということです -
名古屋オイルレス土地売買仮契約
愛知県に本社を置き、自動車部品などの製造や組み立て、研究開発を行っている株式会社名古屋オイルレスと伊那市は、伊那市西箕輪の伊那インター工業団地の1区画の土地売買仮契約を3月16日に結びました。
この日は、伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と名古屋オイルレスの浦田大輔社長が土地売買仮契約書を取り交わしました。
名古屋オイルレスが取得する土地は伊那インター工業団地の1区画で、用地面積は約2万平方メートル、価格は約2億4,000万円です。
名古屋オイルレスは、自動車のドアと車体を繋ぐ部品のボールジョイントや、耐熱樹脂ベアリングなどの製造や組み立て、研究開発を行っています。
生産体制の向上や、災害時などのリスク分散を図ろうと、新たに用地を取得し、新工場を建設します。
浦田社長は「今後は自動車部品以外の分野の生産にも力を入れていきたい」と話していました。
なお、新工場は令和5年12月に完成予定で、令和6年2月からの操業に合わせ、地元から新たに5人ほど新規雇用を計画しているということです。
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高遠バス停アートを缶バッジに
伊那市高遠町の「高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会」は、去年完成したバス停アートのデザインを缶バッジにして観光客などに配布します。
3日は、考える会のメンバーらおよそ10人が参加し、バッジ作りを行いました。
考える会では、東京芸術大学の学生と協力し、国道152号沿いのバス停にアートを施す取り組みを進めてきました。
大学院2年の高井碧さんが22か所のバス停それぞれに異なるコンセプトでデザインをし、去年完成しました。
考える会では、バス停を活用した地域おこしに繋げていこうと、今回缶バッジ1,000個を作ることにしました。
伊藤岩雄会長は、「作製中のバス停マップと合わせて、地域の魅力を知ってもらう手段として利用していきたい」と話していました。
缶バッジは、高遠さくら祭りの会場や国道の沿線飲食店などに配布することにしています。 -
入庫式 新入職員16人に辞令交付
新年度が始まり1日は各地の企業で入社式が行われました。
アルプス中央信用金庫の入庫式が伊那市の本店で行われました。
入庫式では今年度の新入職員男性4人、女性12人合わせて16人に辞令が交付されました。
吉澤祥文理事長は「金融を通じてお客様の幸せや地元の発展に貢献できることは皆さまにとってこのうえない幸せであり、またアルプス中央信用金庫の理想とするところです。自信とプライドを持ち仕事に取り組んでください。」と訓示しました。
新入職員は役員を前に「地域の皆様のより豊かな暮らしをするためのお手伝いができるような人間になりたい」などと抱負を話していました。
新入職員は2日から23日までが研修期間で26日にそれぞれの勤務先に配属されます。
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春日公園 桜見ごろ
伊那市西町の春日公園の桜が見ごろとなっています。
春日公園には、淡い色のソメイヨシノ150本と色の濃いヒガンザクラ50本が植えられています。
春日公園は満開となっていて、家族連れなどが訪れていました。
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伊那市ぐるっとタクシー エリア拡大
伊那市が進める、人工知能AIがルート検索する乗合タクシー「ぐるっとタクシー」のエリアが拡大し、富県・東春近などでの運行が1日から始まりました。
1日は、伊那市役所で出発式が行われました。
新エリアの富県・東春近・新山・高遠町河南・長谷の運行に使用されるタクシーは、セダン2台、ミニバン2台の合わせて4台です。
出発式には市の関係者や運行事業者4社などが参加しました。
交通サービス「ぐるっとタクシー」は、伊那市が去年4月から本格運用を始めた事業です。
既存エリアは、西春近と竜西、西箕輪で今回、新たなエリアが加わりました。
利用できるのは、65歳以上の高齢者や免許返納者、障害者で、今回、年齢に関係なく持病などで移動が困難な人も対象に加わりました。
新エリアの登録者数は、先月25日現在で557人です。
伊那市では、今年10月に、市街地を除く市内全域でサービスを開始したいとしています。 -
東京五輪 聖火リレーに向けのぼり旗設置
東京オリンピックの聖火リレーがあすとあさって長野県内で行われます。
コースとなっている伊那市の中心市街地ではリレーに向け「のぼり旗」が31日に設置されました。
31日は伊那市の職員3人が聖火リレーのエンブレムが描かれた「のぼり旗」40本をコースの中心市街地に設置しました。
長野県内の聖火リレーは、4月1日と2日に行われる予定で、伊那市はあさっての4月2日、午前11時59分からの予定です。
区間は春日公園下交差点から御園交差点までで、13人が走ります。
聖火リレー長野県実行委員会では、観覧する場合は、他の人との間隔をあけ、マスクを着用し声を出しての応援を行わないよう呼びかけています。
伊那市での聖火リレーは、午前11時59分から午後0時39分の予定で、コースとなっている中心市街地は午前11時から午後1時まで通行止めとなります。
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伊那市 退職者に辞令交付
今年度で定年などにより退職する職員の辞令交付式が31日伊那市役所で行われました。
今年度伊那市で定年または勤続20年以上で早期退職を希望した職員は31人です。
白鳥孝市長から31日付の退職辞令を受け取りました.
白鳥市長は「家族に感謝の気持ちを伝え、今後はそれぞれの立場で市の計画実現に向け支援下さい」と話していました。
退職する職員を代表して、総務部長の城取誠さんは「今後はいち市民としてできる協力をしていきたい」と挨拶しました。
なお箕輪町では9人、南箕輪村では5人が退職となっています。
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伊那飲食店組合 新組合長に宮沢さん
伊那市と南箕輪村の飲食店が加盟している伊那飲食店組合の引継会が3日に開かれ、新組合長に伊那市山寺のあぶらやの宮沢幸一さんが選ばれました。
3日は、市内で引継会が開かれ、新組合長に山寺であぶらやを経営する宮沢さんが選ばれました。
宮沢さんは、「新型コロナで衰退しつつある街を、食の力で盛り上げていきたい」と話していました。
飲食店組合は伊那市と南箕輪村のおよそ280店舗が加盟しています。
役員の任期は、2年となっています。 -
道路・河川愛護で知事から感謝状
長年地域の道路と河川の美化活動に努めたとして、長野県から伊那市の双葉公園と周辺を美しくする会と野底区に知事感謝状が贈られました。
10日は、伊那合同庁舎で贈呈式が行われ、伊那建設事務所の大久保広明次長から感謝状が手渡されました。
双葉公園と周辺を美しくする会は、10年間にわたり御園の国道153号沿いの双葉公園周辺の草刈りなどを行ってきました。
野底区は、10年間にわたり棚沢川流域で草刈りや不要な木の伐採などを行ってきました。
この表彰は、昭和44年度から行われていて、今年度は県全体で20団体が表彰されるということです。 -
長桂寺の枝垂れ桜 満開
伊那市西町の長桂寺の枝垂れ桜が見ごろとなっています。
長桂寺の境内には、2本の枝垂れ桜と1本のコヒガンザクラが植えられています。
今年は例年より4~5日早く先週末から咲き始め、現在満開です。
長桂寺の鈴木健心住職は「コロナ禍でも桜が咲くと心が明るくなります。感染対策に気を付けて見ににきてください」と話していました。
長桂寺の枝垂れ桜は4月上旬まで見ごろだということです。
午後7時から午後10時まではライトアップを行っていて、期間は散り終わりまでです。
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3月の史上最高 25.5度
30日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上最高となる25.5度で6月下旬並みとなりました。
30日の伊那地域の最高気温は、午後1時37分に3月の観測史上最高となる25.5度を記録し、6月下旬並みとなりました。
2番目に気温が高いのは2018年3月の24.3度です。
長野地方気象台によりますと、高気圧に覆われ、南からの風が入ってきていることから気温が上がったということです。
今後も気温は平年より高く推移し、来週月曜日から平年並みにもどるということです。
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モバイルクリニック 4月から本格運用
伊那市が取り組んでいる日本初となる医師の乗らない移動診療車「モバイルクリニック」の本格運用が4月から始まります。
30日は白鳥孝市長や医療関係者が参加し記者会見が開かれました。
モバイルクリニック事業の2年間の実証実験が終わり、来年度から本格サービスが始まります。
モバイルクリニックは看護師をのせた移動診療車が患者の家に向かい、車内でテレビ電話を通じて医師の診療を受けることができるものです。
実証実験の診療は去年6月から市内6か所の医療機関が参加し行われました。
利用した患者は32人、オンライン診療の実施件数は延べ97件でした。
ほかに、薬局とつなぐオンラインでの服薬指導も行われ、件数は延べ2件でした。
伊那市では今後、参加する病院や薬局を増やしていきたいとしています。
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伊那市中学生キャリアフェス実行委員会
伊那市中学生キャリアフェスの生徒実行委員会の第1回の会議が30日伊那市役所で開かれました。
生徒実行委員会には市内の中学校6校の22人が参加しました。
委員会には伊那市の白鳥孝市長も出席し「みなさんがアイデアを出し合いキャリアフェスが成功することを楽しみにしている」と激励しました。
中学生キャリアフェスは市内の中学2年生600人が参加します。
去年は新型コロナの影響でオンライン開催となり、61の企業などが参加しました。
伊那市中学校キャリアフェスは伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで11月11日に開催される予定です。
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三澤寺が市社協に寄付
伊那市福島の三澤寺は、地域の福祉に役立ててもらおうと、伊那市社会福祉協議会に寄付金10万円を15日に贈りました。
この日は、三澤寺の武田正幹住職が福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に寄付金を手渡しました。
三澤寺によりますと、去年10月ごろから寺で募金活動をはじめたところ、半年で10万円ほどが集まったということです。
寺の利用者や募金をした人から、地域の福祉に役立ててもらいたいという声を聞いた住職が、市社協に寄付することにしました。
篠田会長は「檀家や地域の方の気持ちを社協に寄せてもらい、ありがたい」と感謝していました。 -
テイクアウトシールラリー抽選会
伊那ローメンズクラブの加盟店で食事をして集めたシールで賞品が当たるキャンペーンの抽選会が、伊那市の伊那商工会館で30日に行われました。
抽選会は、応募者が17のローメンズクラブの加盟店で食事をして集めたシールをもとに行われ、あわせて81件の応募がありました。
去年11月から先月末まで、約4か月にわたり、キャンペーンを行ってきたということです。
当選者には、肉や酒、ゲームソフトなどが贈られるということです。
主催した伊那ローメンズクラブでは「コロナの第3波の時期だったが、予想以上の応募をいただきありがたい。今後につなげていきたい」と話していました。 -
伊那文化会館こけら落としコンサート
伊那文化会館のリニューアルオープンを記念し、南信地区の中学生・高校生によるこけら落としコンサートが、28日に開かれました。
コンサートは、伊那文化会館と上伊那吹奏楽連盟の共同主催事業として開かれました。
南信地域の14の中学校・高校の吹奏楽部が参加し演奏を披露した他、個人演奏、アンサンブル演奏も行われました。
コンサートは、新型コロナウイルスの影響でコンクールや演奏会が中止となり練習の成果を披露する場を失った生徒の発表の場として企画されたものです。
フィナーレでは、この春卒業した3年生部員の合同演奏が行われました。
伊那文化会館の北沢理光館長は、「心のこもった演奏に感動した。伊那文化会館の新たな歴史のスタートにふさわしいコンサートとなった」と話していました。 -
伊那ゆいま~る 新施設完成
伊那市中央に移転新築が進められていた障害者の生活介護や就労支援などを行う事業所「伊那ゆいま~る」の新しい施設が完成しました。
施設は、伊那警察署南側の旧上伊那農業高校のグラウンドに建てられました。
29日は、引っ越し作業が行われました。
伊那ゆいま~るは、旧事務所があった山寺の福祉まちづくりセンターの建て替えに伴い移転新築したものです。
新しい施設には、就労継続支援のための作業室が4部屋と生活介護室があり、これまでよりもスペースが広くなりました。
他に浴室が2つに増えた他、プライバシーに配慮した個室の相談室が設置されました。
またグループホームを運営するほっと上伊那の事務所も入ります。
土地の購入と建物の建設にかかった費用は合わせて2億8,000万円となっています。
引っ越し作業は31日までで、5月22日土曜日には移転開所式が行われる予定です。 -
伊那市新産業フェス 中止に
伊那市は、今年5月に開催を予定しいていた新産業フェスについて、新型コロナウイルスの影響を考慮し中止とすることを29日に発表しました。
伊那市新産業技術推進協議会が29日に開かれ、会議の中で報告されました。
市では、市内での新産業技術の取り組みの紹介や体験イベントを行う新産業フェスを、今年5月15日と16日に予定していました。
中止の理由として、「同時開催を予定していた北信越市長会が中止となったことと、フェスの参加予定企業から開催を不安視する声があったため」としています。
会議では他に、伊那市が進めるドローンを使った買物サービス「ゆうあいマーケット」について、本格稼働した去年8月から今年2月末までの実績が報告されました。
注文戸数は延べ362戸で、売上額は68万円余りでした。
サービスの営業日は131日で、このうちドローンを使った配送は70日でした。
この結果について市では、「地域の専門店の商品をラインナップに入れたい。ドローンでの商品配達は、災害時など緊急時での使用も視野に入れていきたい」などと話していました -
春富中 4月に入学予定の6年生に自転車通学指導
伊那市の春富中学校に4月入学を予定している児童を対象にした「自転車通学安全指導」が22日に行われました。
22日は、春富中学校の通学区で自転車での登下校が可能な16の地区で、安全指導が行われました。
このうち、原新田地区では6年生11人が参加しました。
2年生2人が指導係りとなり、学校までの道のりを確認しました。
春富中学校では、毎年入学前の春休みを使って安全指導を行っています。
「自転車は左側を走るように」「坂道では、すぐに止まれるようスピードを出しすぎない」「横断歩道は必ず押して渡る」などのルールを確認していました。
中学校に着くと、自転車の止め方やヘルメットのしまい方などを教わっていました。
春富中学校では、生徒の6割りが自転車通学だということです。 -
環状南線 全線開通
伊那市のナイスロードから市道小黒川大橋線を結ぶ市道環状南線が全線開通し28日から供用が始まりました。
環状南線で開通式が行われ伊那市や国土交通省、県などの関係者がテープカットやくす玉割で完成を祝いました。
午後3時には供用が始まりました。
環状南線は2016年に事業化され2017年に工事に着工しました。
去年10月に国道153号から県道南箕輪沢渡線までの約300メートルで先行して供用が始まり28日市道小黒川大橋線までの1.3キロが全線開通しました。
総事業費は36億円で計画交通量は1日6,000台となっています。
伊那市では環状南線が有事の際には緊急輸送路としての機能を果たすとともに工業団地との物流の強化など市民生活の向上や地域経済の発展につながるとして期待しています。 -
協力隊山岸さん「スポフェス」開催
3月で任期満了となる伊那市地域おこし協力隊の山岸和成さんの最終イベント「スポフェス」が27日防災コミュニティセンターで開かれました。
スポフェスでは、保育園児から小学生までが年齢に応じた運動をしました。
保育園児の親子クラスでは、親子でできる体を動かす遊びを紹介しました。
山岸さんは、2018年から伊那市地域おこし協力隊のスポーツ振興コーディネーターとして、うんどう教室の開催や保育園の巡回指導を行ってきました。
スポフェスは活動の集大成として、春休み中の子どもたちに運動の楽しさを知ってもらおうと開催されたもので、およそ100人が参加しました。
山岸さんは今後、伊那市総合型地域スポーツクラブのスタッフとして「うんどう教室」や「保育園巡回指導」などの活動を継続していくということです。