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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩、ザザムシ漁が1日解禁しました。
伊那市の天竜川では、専用の道具を使ってザザムシをとる人の姿が見られました。
伊那市美原の中村袈裟治さん88歳です。
中村さんは、伊那市東春近の殿島橋近くの天竜川で毎年漁をしています。
虫踏許可証をつけ、早速ザザムシを捕っていました。
ザザムシは、水生昆虫の総称です。
石を掘り返し、下にいるザザムシを四手網と呼ばれる網に流し入れます。
中村さんは、60歳の時に本格的にザザムシ漁を始め、今年で28年になります。
毎年、漁の初日には川にお神酒を撒き、今シーズンの安全を祈ります。
捕れたザザムシを佃煮にして知人に贈るのが楽しみだということです。
ザザムシ漁は、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われます。
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伊那市で4人など長野県内で新たに15人感染確認
長野県は、伊那市の4人を含む新たに15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、30日に発表しました。
長野県の発表によりますと伊那市で感染が確認されたのは、60代の会社員の女性、50代の自営業の男性、40代の会社員の男性、70代の自営業従業員の男性の4人です。
60代の会社員女性は、20日に感染が確認された南箕輪村の20代会社員の女性と接触があったため検査を受けました。
結果は陰性でしたが、その後喉の痛みや下痢などの症状が出たため再度検査を受け、陽性と判明しました。
50代の自営業の男性は、24日に感染が確認された伊那市の50代自営業の女性と接触があり、検査の結果陽性と分かりました。
40代会社員の男性と70代の自営業従業員の男性は、28日に感染が確認された伊那市の40代自営業の男性と濃厚接触があり、検査の結果陽性と判明しました。
4人の濃厚接触者は、合わせて9人となっています。
県内ではこの他に、上田市、岡谷市、飯山市、下高井郡山ノ内町、下高井郡野沢温泉村でそれぞれ1人の感染が確認されています。
30日午後2時現在の入院者数は143人、死亡したのは6人です。
また長野市は、合わせて6人の感染確認を発表しました。
30日午後5時現在、県内で感染が確認されたのは718人となっています。 -
オリエンテーリング体験会
森の中で、地図とコンパスを使ってチェックポイントを回りながらゴールを目指す競技、オリエンテーリングの体験会が、伊那市ますみが丘の市民の森で29日、開かれました。
この日は、市内を中心におよそ50人が参加しました。
オリエンテーリングは、地図とコンパスを使って森の中に設置された各所のチェックポイントを回りながら、ゴールを目指す競技です。
参加者は、地図を見ながらチェックポイントに向かって歩いていました。
体験会は、初心者を対象にしたもので、競技の愛好家らでつくる長野県オリエンテーリング協会が開きました。
今回は、協会に伊那市出身の会員が所属していることがきっかけで市民の森で開催されました。
参加者らは、鳩吹公園内にある最後のチェックポイントを回り、ゴールしていました。
体験会を開いた協会では「地図とコンパスを使って森の中を歩く心地よさを様々な世代に感じてもらいたい」と話していました。
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佐藤整骨院スタッフ感染HPで公表
伊那市中央の佐藤整骨院は、スタッフ1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと28日HPで発表しました。濃厚接触者は特定されているということです。
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伊那市3人含む21人感染確認
長野県内で28日、伊那市の3人を含む21人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の40代自営業の男性、60代無職の男性、30代会社員女性、飯島町の40代自営業の男性、駒ヶ根市の30代自営業の男性、辰野町の90代無職の男性、安曇野市の40代会社員の男性、南佐久郡南牧村に住宅がある東京都の60代無職の女性、佐久市の30代公務員の男性、上田市の40代会社員の男性、小県郡長和町の30代会社員の男性、上水内郡飯綱町の60代会社員の男性、中野市の60代自営業従業員の女性、20代会社員の女性、下高井郡野沢温泉村の50代会社員の男性、下高井郡山ノ内町の60代無職の男性、飯山市の80代無職の男性、80代無職の女性、50代無職の男性、
の合わせて19人です。
伊那市の40代の自営業男性の感染経路はわかっていません。
また、伊那市3人の感染者の濃厚接触者は合わせて5人です。
伊那市中央の佐藤整骨院は、スタッフ1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと28日HPで発表しました。濃厚接触者は特定されているということです。
全体の濃厚接触者は36人で、その他は調査中です。
午後3時現在、県内で入院しているのは138人で、死亡したのは6人です。
また長野市は、新たに50代と70代の男女2人の感染確認を発表しました。
28日の午後3時現在、県内で感染が確認されたのは691人です。
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災害ボラ養成講座
災害ボランティアとして必要な知識を学ぶ養成講座が、2年前に台風の被害にあった伊那市荒井内の萱のいちご園で28日、開かれました。
講座は、新型コロナの影響で地域外からの支援がこれまでより難しいことから、地域の中で支えあう体制づくりを進めようと伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
講座は、全3回を予定していて、今日は2年前に台風の被害にあった伊那市荒井のいちご園室岡で、災害当時の様子について話を聞きました。
話をしたのは、いちご農家の室岡良昭さんと妻の里奈さんです。
室岡さんのハウスは、2018年10月の台風24号で近くの沢から土砂が流れ込み8棟のうち2棟が全壊、3棟が半壊しました。
その当時、伊那市社会福祉協議会がボランティアを募り、集まった人たちが土砂の片づけを行いました。
室岡さん夫婦が2年前を振り返りました。
講座では他に、土のうづくりや、パワーショベルを実際に操作する体験も行われました。
講座には、高校生も参加しています。
伊那市社会福祉協議会では、「体験を通し災害ボランティアをより身近に感じてほしい」と話していました。
次回は身近にあるもので防災グッズを作る講座を12月に予定しています。
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帰省する若者のPCR検査費用補助
伊那市は新型コロナウイルへの感染が拡大しているなか成人式出席者など年末年始に帰省する若者を対象に検査費用の一部を補助する事業を開会中の市議会に追加提案することを決めました。
これは27日市役所で開かれた市議会全員協議会で示されたものです。
対象となるのは高校生や短大生、大学生などの学生もしくは平成11年4月2日から平成17年4月1日生まれの人です。
いずれも県外に住んでいて今年の12月19日から来年1月10日までの帰省が対象となります。
補助は帰省前の1週間以内に受けたPCR検査または抗原定量検査について1人1回分でPCR検査は上限が2万円、抗原定量検査は7,500円です。
補助額は約2,500万円を見込んでいて12月議会に追加提案されます。
伊那市では「新型コロナの感染が広がるなか県外で暮らす若者が安心して帰省できる環境を整えるとともに市内での感染拡大を防ぎたい」としています。
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伊那市議会12月定例会開会
伊那市議会12月定例会が27日開会し、17億6,700万円を追加し、総額を483億6,600万円とする一般会計補正予算案など21議案が提出されました。
このうち新型コロナ対策第7弾の補正予算案は即決しました。
新型コロナ対策第7弾の内訳は、プレミアム商品券「いな・ほっと券」の追加発行事業と、ひとり親家庭の子ども1人当たり2万円を給付する事業です。
予算はあわせて7億8,000万円となっています。
また、この日提出された一般会計補正予算案の主な内訳は、伊那図書館の空調設備改修工事に1億7000万円、高速バス運行事業者への新型コロナ対策支援に590万円、新型コロナの影響で収入が減った人の家賃の一部支援に462万円などとなっています。
市議会12月定例会は、8日から10日に一般質問、18日に委員長報告と採決が行われます。 -
はんづ会 手作り作品展
陶器や染め物、布細工など手作りの作品が並ぶ、「はんづ会手から手へ ぬくもり展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会のメンバー6人の作品およそ500点が並んでいます。
3年前から上伊那地域を中心に活動していて、それぞれ得意な分野の作品を作って出品しているということです。
会では「作品は販売もしているので、気に入ったものは手に取って見て、楽しんでもらいたい」と話していました。
展示は30日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
新型コロナ 県内16人感染
長野県内で27日、伊那市の1人と駒ヶ根市の2人を含む16人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、駒ヶ根市の20代自営業従業員の女性、駒ヶ根市の10歳未満の未就学女児、伊那市の70代団体職員の男性、東京都から塩尻市に帰省した東京都の40代自営業の女性、塩尻市の70代無職の女性、松本市の50代会社員の女性、上水内郡飯綱町の60代自営業の男性、中野市の40代施設職員の女性、中野市の10代女子高校生の合わせて9人です。
濃厚接触者は合わせて16人で、その他は調査中です。
27日午後4時45分現在、県内で入院しているのは130人で、死亡したのは6人です。
また長野市は、新たに50代から70代の男女合わせて7人の感染確認を発表しました。
27日午後4時45分現在、県内で感染が確認されたのは670人です。 -
伊那西スケート場営業休止
市議会全員協議会で伊那市横山の天然リンク、伊那西スケート場について今シーズンの営業を休止することが報告されました。
伊那市によりますと伊那西スケート場は水もれがあることや去年の台風19号の影響で照明器具が破損していることなど総合的に判断して今シーズンの営業休止を決めたということです。
伊那西スケート場の営業休止は3シーズン連続となります。
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誹謗中傷・風評被害を公表
アルバイト従業員が新型コロナに感染した事を20日公表した伊那市の株式会社はしばコーポレーションの八木択真社長は、26日市内で記者会見を開き「コロナに感染したことをすみやかに公表する事が拡大防止につながる」と訴えた一方、公表以降、店や本人に対する風評被害や誹謗中傷を受けたことを明らかにしました。
感染が確認された従業員は、18日に発熱の症状があり、19日にPCR検査を行った結果、陽性が判明しました。
長野県は20日に感染を公表し、会社もこの日に従業員が感染したことを発表しました。
八木社長によりますと公表以降、スタッフが近所の人から「店を閉めろ」と言われた他、ネットの掲示板で「感染した本人を特定するもの」や「ウイルスをばらまいた」など誹謗中傷の書き込みを10件ほど確認したという事です。
従業員が感染の確認後「はしば」は、保健所と相談し店を開けていますが予約はほとんどキャンセルになり、客足は例年の2割程度に落ち込んだという事です。
八木社長は公表の理由については「デマや噂を収め、スタッフと接触した人が気づく事で感染防止につながると判断した」と説明し「感染した人や勤めている会社が感染情報を発表しやすい環境に変えたい」と話しました。
また、風評被害がある事で企業側が隠すようになるのではないかとの質問に対しては「(コロナの感染を)隠したくなるは人間の心理だが、それが拡大につながる原因。悪いのはウイルス、公表した会社や感染した人ではない」と答えました。
感染が確認された従業員は13日と15日に出勤していて、同じ日に勤務したスタッフ5人はPCR検査を受けましたが全員陰性だったという事です。
八木社長は、感染した従業員を誹謗中傷する書き込みについては法的措置を検討するとしています。 -
西箕輪MTBコース整備 知事表彰
長野県の令和元年度「地域発 元気づくり支援金」事業で、伊那市の西箕輪地域協議会が行ったマウンテンバイクのコース整備事業が知事表彰に選ばれました。
上伊那地域の優良事例表彰式が伊那合同庁舎で26日に行われました。
式では上伊那地域振興局の佐藤公俊局長から西箕輪地域協議会の向山利雄会長に表彰状が渡されました。
西箕輪地域協議会は、元気づくり支援金を活用し、みはらしファーム近くに上級者用マウンテンバイクコースを整備し、これまでにおよそ1000人が訪れたという事です。
地域の自然環境を活用した点や近隣施設との連携によりさらなる利用者の増加、発展性が見込める点などが評価されました。
西箕輪地域協議会の向山会長は「今年はコロナ禍で十分な活用はできていないが、魅力ある資源として発信していきたい」と話していました。
県知事表彰は県内10圏域それぞれ1団体が選ばれました。
上伊那の優良事例ではこの他に中川村の団体と駒ヶ根市がそれぞれ行った事業が上伊那地域振興局長表彰に選ばれました。
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伊那市役所市民ホールに「経木」の照明器具
伊那市役所1階市民ホールに木を薄く削った「経木」を使った照明器具が展示されています。
市民ホールの正面玄関入り口に5つの照明器具が展示されています。
伊那市は地域材を使った経木の有効活用に取り組んでいます。
それに共感した、市内に工場があるJVCケンウッドが試作品として制作したものです。
経木を使った照明器具の展示は当面の間行われるということです。
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ミニバス北信越・全国選抜県大会進出
ミニバスケットボール長野県アンダー12選手権大会が22日伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで開かれFive-Spark伊那が準優勝し北信越大会と全国選抜県大会への進出を決めました。
大会には県内16チームが出場し決勝は伊那市のFive-Spark伊那と松本市の西部グリーンスパンキーズの対戦となりました。
白のユニフォームFive-Spark伊那は結成5年目のチームで昨年度の最高成績は県3位でした。
今年度チームには半分のメンバーが残り目標の優勝を目指し試合に臨みました。
試合は西部グリーンスパンキーズがリードする展開となりますがFive-Spark伊那も粘りをみせます。
試合は西部グリーンスパンキーズが追いすがるFive-Spark伊那を振り切り優勝しました。
準優勝のFive-Spark伊那は北信越大会と全国選抜県大会への進出を決めました。
北信越大会は来月26日と27日に新潟県で全国選抜県大会は来年1月23日と24日に長野市で開かれます。
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飲食店で感染防止呼びかけ
新型コロナウイルスの感染者が上伊那地域で急増していることを受けて県と伊那市は市内の飲食店で24日、感染防止策を徹底するよう呼び掛けました。
新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けて県は、県内全域の警戒レベルを3に引き上げました
上伊那地域でも感染者が増加していることから24日は、県と市の職員およそ20人が2人1組になって伊那市駅から伊那北駅までにある飲食店を回りました。
職員は、店の入り口や手洗い場に消毒液を用意することや、従業員はマスクを着用することなどのポイントが書かれたチラシを配って感染予防を呼び掛けました。
県によりますと、伊那市や南箕輪村などの上伊那地域では今月に入り、25日までに25人の感染者が確認されているということです。
伊那市入舟にある飲食店では、テーブルや椅子の消毒の他、1時間に1度換気をするなどしているということです。
県などは、「各業界団体が定める感染拡大予防ガイドラインを守り適切な感染防止策を徹底してほしい」と話していました。
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伊那市三峰川総合開発事業対策協議会
三峰川総合開発事業について協議する会議が、伊那市役所で25日に開かれました。
伊那市三峰川総合開発事業対策協議会には、会長の白鳥孝伊那市長をはじめ委員ら17人が参加しました。
協議会では、去年発生した台風19号のような大雨が今後もありうるとして、気候変動を踏まえた治水計画が必要だとする報告がされました。
白鳥会長は「三峰川の治水のために流域全体で総合的に協議し、関係機関に働きかけていきたい」と挨拶していました。
協議会は、天竜川水系河川整備計画見直しのために今年6月に設置された、天竜川水系流域委員会の発足に合わせて、平成25年以来、7年ぶりに開かれました。
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有賀殿夫さん院展入選記念個展
南箕輪村南殿の有賀殿夫さんが描いた日本画「暮れなずむ」が第104回院展に入選し、それを記念した個展が、伊那市のかんてんぱぱホールで25日から始まりました。
令和元年の秋の院展に入選した作品「暮れなずむ」です。
150号の大作で、天竜川をモチーフに描いたということです。
会場にはほかに、有賀さんの近作およそ40点が並んでいます。
有賀さんによりますと、四季折々の自然をテーマに描いていて、すべて日本画の作品だということです。
今年87歳の有賀さんは、40年以上日本画を描き続けていて、今も年に4回ほど日本美術院に通い、腕を磨いているということです。
展示は、30日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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地元の牛乳使用「とらの巻」認定
上伊那の酪農家などでつくる上伊那地域酪農協議会は、伊那市山寺の増田屋製菓の和菓子「とらの巻」を、地域の若手酪農家が開発した牛乳、おもてなし牛乳を使った商品として認定しました。
こちらが認定された和菓子「とらの巻」です。
どら焼きに使われる材料を巻いてつくった和菓子で、生地におもてなし牛乳が使われています。
一つ130円です。
2日は、協議会の下村篤会長から増田屋製菓の飯島秀昭店主に認定証が手渡されました。
上伊那地域酪農協議会では、地元の商品の販売促進につなげようと、おもてなし牛乳を使ったものを認定しています。
協議会の下村会長は「認定をきっかけにさらに地域の人に知ってもらいたい」と話していました。
協議会によりますと、とらの巻を含めて上伊那地域で4つの商品が認定されていて、今後も希望する店舗や団体があれば審査を行い、随時認定していくということです。
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伊那市が石仏カード制作
伊那市は高遠石工や市内の石仏について多くの人に知ってもらおうと「石仏カード」を制作しました。
第一弾として制作されたのが高遠町藤沢の「法華堂跡の夫婦像」のカードです。
11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで作られたもので、きのう高遠町内で開かれた石仏を巡るイベントで配布されました。
伊那市では今後シリーズ化していきたいとしています。
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ぐるっとタクシー 市内全域へ
伊那市は、今年4月から運行を開始しているAI配車乗合タクシー「ぐるっとタクシー」の運行エリアを来年度中に市内全域に拡大する方針です。
それに伴い、既存の路線バスの運行を廃止・減便するとしています。
ぐるっとタクシーは今年4月に本格運行が始まり、運行エリアは西春近・竜西・西箕輪です。
伊那市は、運行エリアを来年度中に市街地を除く市内全域に拡大する方針です。
案では、来年4月から富県・東春近・高遠町河南・長谷で、
来年10月から手良・美篶など竜東地区と残りの高遠町地区で運行開始としています。
ぐるっとタクシーの運行開始に伴い、既存のバスの運行を見直す方針です。
来年3月末で富県・東春近地区循環バス、新山・桜井・貝沼線、高遠循環タクシーは運行廃止、長谷循環バスは減便するとしています。
若宮・美原・手良・福島循環バスと高遠町の藤沢線、三義・長谷循環バスは検討中としています。
ぐるっとタクシーは今年4月から10月末までにおよそ4,300件の利用があり、乗合率は35.9%となっています。
これらの内容は26日の伊那市地域公共交通会議と協議会で審議されることになっています。
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伊那市・南箕輪含む県内で11人感染
長野県内で24日、伊那市で2人と南箕輪村で2人を含む11人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、南箕輪村の20代会社員の男性、南箕輪村の20代会社員の女性、伊那市の50代自営業の女性、伊那市の50代会社員の男性、須坂市の10歳未満の女子小学生、須坂市の40代の自営業の男性、下高井郡木島平村の50代の自営業の女性のあわせて7人です。
濃厚接触者は合わせて6人です。
伊那市と南箕輪村の4人は、これまで感染が判明している人の濃厚接触者です。
24日午後1時現在、県内で入院しているのは181人で、死亡したのは6人です。
長野市は、あらたに10代~60代の男女4人の感染確認を発表しました。
また、23日は伊那市で2人、南箕輪村2人、駒ヶ根市で1人を含む、県内で合わせて12人の新型コロナ感染者が発表されました。
24日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは629人です。
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いな・ほっと券追加などコロナ対策第7弾
伊那市は、プレミアム商品券の追加発行など、新型コロナ対策第7弾を行います。
予算規模は9億9千万円です。
24日市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥孝市長が発表しました。
伊那市の第2弾のプレミアム商品券「いな・ほっと券」の抽選に外れた人を対象に追加発行を行います。
購入可能金額は応募時に希望した金額で、上限は5万円分です。
対象者には引換券が郵送されます。
予算額は7億7千万円です。
このほか、ひとり親家庭の子ども1人当たり2万円を支援する事業に1,300万円、伊那図書館の効果的な換気のための空調設備改修に1億7千万円、高速バス運行事業者への新型コロナ対策経費の支援に590万円、花き農家支援として新宿区へ伊那産アルストロメリアを贈る事業に40万円などとなっています。
伊那市の新型コロナ対策第7弾の補正予算案は27日に開かれる市議会12月定例会に提出されます。
また、白鳥市長は11月に入り伊那市で14人の新型コロナへの感染者が確認されたことを受け、市民へ感染対策について呼びかけました。
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伊那市・南箕輪村など14人感染確認
長野県内で22日、伊那市で2人と南箕輪村で1人を含む14人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の60代の自営業の男性、伊那市の20代の会社員の男性、南箕輪村の40代の会社員の男性、小諸市の60代の会社員の女性、南佐久郡川上村の50代の会社員の女性、千曲市の60代の会社員の男性のあわせて6人です。
濃厚接触者は、あわせて12人です。
22日の午後3時現在、入院しているのは183人、死亡したのは6人です。
また、長野市は、新たに8人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと22日、発表しました。
午後3時現在県内で感染が確認されたのは606人です。
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㈱BISOサーマルカメラ寄贈
ビルメンテナンスなどを手掛ける伊那市東春近の株式会社BISOは、新型コロナ対策支援として瞬時に検温ができるサーマルカメラを伊那市に寄贈しました。
5日は、BISOの吉澤文男社長が白鳥孝伊那市長に目録を手渡しました。
BISOでは、コロナ対策の設備投資としてアルプス中央信用金庫の「あるしんSDGs私募債地域のみらい」を発行しました。
引き受け手数料の一部が割引され、その金額を社会貢献にあてられることから、顔認証付きのサーマルカメラを寄贈しました。
カメラは、測定距離1m~3mの非接触式で、瞬時に検温することができます。
白鳥市長は「カメラは庁舎の他イベントなどで活用させていただきたい」と感謝して -
高遠町の石仏を巡る
山里を歩いて石造物を巡る「高遠城下石仏ウォーク」が伊那市高遠町で22日、行われました。
イベントは、全国各地で石仏などを手掛けた職人「高遠石工」の石造物を知ってもらおうと伊那市観光協会などが初めて開いたものです。
22日は、県内外からおよそ390人が参加し、高遠町内にある石仏を見て回りました。
コースは、およそ7.5キロで高遠城址公園を発着点に8か所のポイントが設けられました。
各ポイントでは、参加者たちがオリジナルデザインのスタンプを押していました。
このうち、建福寺では、高遠石工研究センターの高遠町商店街では、伊那市商工会女性部のメンバーが無料でほうじ茶を振る舞っていました。
22日は、天候にも恵まれ参加者たちは高遠町に残る石仏を見たり風景を楽しむなどしていました。
伊那市観光協会では、「今後は自転車を活用した石仏巡りのイベントも計画していきたい」と話していました。
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「Net119」利用者登録会
聴覚障がい者などがスマートフォンで119番通報できる「Net119」の利用者登録会が22日伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。
Net119は、スマートフォンやタブレット端末から119番通報ができるもので、聴覚障がい者など、通話での119番通報が困難な人向けのサービスです。
画面に必要な情報が表示され、通報できます。
全国の消防署で今年度中に導入されることになっていて、上伊那広域消防本部では12月1日午前9時から運用が始まります。
22日は運用を前に、利用者登録会が開かれ、参加者が使い方を確認していました。
23日は駒ヶ根市の伊南北消防署で午前10時から午後4時50分まで利用者登録会が開かれます。
23日以降も上伊那広域消防本部で登録や使い方について随時説明を受けられるということです。
登録は無料となっています。
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恒例の羽広菜まつり 22日まで
伊那市西箕輪中条で恒例の羽広菜まつりが、21日と22日の2日間の日程で行われています。
農業公園みはらしファームが管理するおよそ30アールの畑には、地域の伝統野菜「羽広かぶ」と「野沢菜」が植えられています。
羽広菜まつりでは、訪れた人が必要な分だけ自ら収穫し購入することができます。
羽広かぶは1キロ110円、野沢菜は1キロ60円です。
毎年リピーターが多く、人気のイベントだということです。
今年は、ここ数日の暖かさで生育が進み、出来がいいということです。
みはらしファームでは、「この地域ならではの伝統野菜の味を1人でも多くの人に味わって欲しい」と話していました。
羽広菜まつりは22日も、午前10時から午後3時まで行われます。 -
伊那北高校教養講座 中学生が初参加
伊那市の伊那北高校は、授業で触れない内容について学ぶ教養講座を毎年この時期に開いています。
21日の講座では初めて中学生に参加を呼びかけ一緒に実験を行いました。
「発光の科学」の講座には伊那北の生徒4人と、上伊那の中学生8人が参加しました。
生徒たちは3つのグループに別れ、高校生は中学生に実験の方法や目的などを教えていました。
この講座では、化学反応による発光や光る性質を持つたんぱく質について観察しました。
このうち、生物の発光実験では乾燥したウミボタルに水や酸、アルカリ性の溶液をかけ、どれが「ひかる」か観察しました。
伊那北では毎年、こうした教養講座を開いていて、今年は初めて中学生にも参加を呼びかけました。
中学生には実験を通して科学の楽しさや考え方を、高校生には教える立場で知識を深めてもらおうと企画されました。 -
麻でできたswitch式ヘンプマスク
伊那市御園で洋服の仕立て直しを行っている西野工房は麻でできたswitch式ヘンプマスクを作りインターネットでの販売を始めました。
switch式ヘンプマスクを作った西野工房代表の西野雅也さんです。
MとLの2つのサイズがあり西野さんが麻炭と呼んでいるマスクは3,200円、生成りは2,500円でネット販売されています。
布地を上下に分け、半分は伸び縮みがないしっかりとした着け心地、もう半分は伸び縮みする、ゆったりとした着け心地を組み合わせて織ったものです。
顎の部分と鼻の部分のフィット感を好みで代えられる織り方が特徴で特許を出願しています。
また耳にかけたときに痛みがないように耳掛けのひもの長さが調節できるようになっています。
布地に使われている麻は肌触りがよく、アクセントとして一部が草木染めで色づけされています。
西野さんは総合学習に力を入れている伊那小学校に子どもを通わせようと2018年に千葉県から移住してきました。
取引のある会社から依頼された洋服の仕立て直しを自宅の工房で行っていて新型コロナウイルスの感染拡大により必需品となったマスク作りを4月から始めました。
マスクは西野工房のホームページから購入でき麻炭が3,200円生成りが2,500円となっています。