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美篶小金管クラブ 壮行会
伊那市の美篶小学校金管クラブは、10日に神奈川県で開かれる全国小学校管楽器合奏フェスティバル東日本大会に県代表として出場します。
6日は、朝の全校集会で演奏を披露しました。
金管クラブは、4年生から6年生まで40人が所属していて、朝や放課後などに練習をしています。
学校の行事のオープニングを務めたり高齢者施設を訪問して演奏などもしています。
去年は、県の予選を経て11月の東海大会で銀賞を受賞しました。
東日本大会へは、音楽教諭らでつくる東日本小学校管楽器教育研究会の推薦を受けて初めて出場します。
児童は、「長野県代表としてほこりを持って演奏したい」と話していました。
美篶小学校金管クラブが出場する東日本大会は10日に神奈川県で開かれることになっています。
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青年農業者が意見発表
県内の20代から30代の青年農業者が、日ごろの農業に関する研究成果や意見発表を行うコンクールが5日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、野菜や果物、花卉農家など20代から30代の男女17人が壇上でスピーチをしました。
この中で、伊那市西箕輪のりんご農家、白鳥勲さんは、高密植栽培と新わい化栽培の違いについて話をしました。
木の高さを比較的高くする「高密植栽培」の方が品質の高いりんごが多く出来た一方で、高さを低くして育てる「新わい化栽培」は、玉サイズの大きいものが多く出来たということです。
コンクールは、意見発表を通して技術の向上と親睦を深めてもらおうと県などが開いているもので、今回で68回目になります。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内で出場したのは白鳥さんのみで、審査の結果、白鳥さんは、3位相当の優秀賞にあたるJA長野中央会会長賞に選ばれました。 -
水森かおりさん 高遠さくら路をリリース
NHK紅白歌合戦に16回出場している演歌歌手の水森かおりさんは、伊那市の高遠の桜と女性の恋心をテーマにした新曲、「高遠さくら路」を、1月22日にリリースしました。
27枚目となる新曲「高遠さくら路」は、高遠の桜と女性の悲しい恋心を綴った曲です。
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立春朝搾り出荷 イメージ通りの味に
4日は立春です。
日本酒「信濃錦」の蔵元伊那市荒井の宮島酒店では搾りたての生原酒「立春朝搾り」の出荷作業が早朝に行われました。
午前5時半、伊那市荒井の宮島酒店です。
4日の伊那地域は、最高気温は午前5時17分の12.6度と3月下旬並みの気温となりました。
宮島酒店では未明から瓶詰め作業を行い、午前5時ごろから中南信の酒販店の関係者が参加してラベル張りをしました。
立春朝搾りは、立春の日の早朝に搾りあがった生原酒をその日のうちに味わってもらおうと、宮島酒店では18年前から販売しています。
酒米は、高遠町山室で栽培した美山錦を使用しています。
今年は、720ミリリットル入りが1,600円、一升瓶が3,200円と、原材料の高騰により100円から200円値上げしたということです。(税抜き)
立春朝搾りは、全国の蔵元有志が共同で行っている企画で、今年は45の蔵元が参加して30万本をつくりました。
宮島酒店では去年より300本ほど少ないおよそ3,700本を出荷しました。
「イメージした通りの味に仕上がった」と関係者は話します。
午前8時からは神事が行われお祓いをし、その後早速味や香りを確かめていました。
立春朝搾りは予約制ですが、伊那市日影の酒文化いたやで数量限定で販売しているということです。 -
立春に寒ざらしそば引き上げ
立春の4日、先月の大寒に合わせて川の冷水に浸した「寒ざらしそば」が引き上げられました。
4日は、高遠そば組合のメンバー7人が、長谷の粟沢川からそばの実を引き上げました。
今年は、去年よりおよそ45キロ多い135キロを浸しました。
「寒ざらし」をすることで、そばの甘みが増したり食感がよくなったりすることから、組合では毎年この時期に行っています。
引き上げられたそばの実は、カビが生えないよう2週間ほど天日干しをします。
期間中は、組合員が交代で天地返しをするということです。
寒ざらしそばは、1食1,200円で7月中旬に高遠町内のそば店6店舗で提供されることになっています。 -
上伊那岳風会 伊那地区初吟会
詩吟の上伊那岳風会伊那地区初吟会が3日に伊那市のJA上伊那本所で開かれ、会員が今年1年のうたい初めをしました。
初吟会には、14ある伊那地区の教室に通う56人と青少年教室の6人、来賓6人のあわせて68人が出席しました。
全員で今年のうたい初めをした後に、ひとりひとり壇上に登り、漢詩や和歌、俳句などを吟じました。
上伊那岳風会伊那地区では、年間を通してコンクールや全国大会の予選会などを行っています。
初吟会実行委員長の赤羽仁さんは、「日頃から鍛えたのどを発揮して、よい1年のスタートにしてください」と会員によびかけていました。 -
障害がある子どもの口の健康考える公開講座
上伊那口腔保健センターと上伊那歯科医師会は、障害がある子どもの口の健康についての公開講座を3日伊那市役所で開きました。
松本歯科大学の蓜島弘之教授が「障害児の口の健康を守るために」の演題で基調講演をしました。
蓜島教授は、障害者歯科などが専門で、松本歯科大学病院の摂食嚥下リハビリテーションセンター長もつとめています。
蓜島教授は、「障害児の口腔は、歯の成長と食べる機能の発達、介助・姿勢のバランスがとれていない。」とした上で、「相手の人格を尊重するなどの配慮が必要で、今の歯医者の主流となっている。
かかりつけ医による定期的な口腔管理が欠かせないので、気軽に地域の歯医者を訪れて欲しい。」と話しました。
会場には、歯科医師や歯科衛生士などが訪れ、講師の話に耳を傾けていました。 -
高遠町引持常会で大数珠回し
五穀豊穣や無病息災を願う「大数珠回し」が伊那市高遠町の引持常会で3日、行われました。
伊那市高遠町上山田の引持集落では江戸時代から大数珠回しが受け継がれていて、今でも引持常会が毎年行っています。
3日は、引持の地区住民35人が集まり五穀豊穣、無病息災などを祈願しました。
数珠は長さ17メートル、玉の数は852個で、中に一つ大きな玉があります。
集まった人たちは、輪になって座り、数珠を左に回しながら南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中の大きな玉が自分の所へ回ってくると頭を下げて願い事をしていました。
引持常会では、「地域に伝わる伝統行事を後世につなげていきたい」と話していました。
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台湾からブロガーなど来伊
台湾の雑誌編集者やブロガーが、上伊那地域の食やアルプスの魅力を視察するため、1月31日から伊那市などを訪れています。
伊那市を訪れたのは、台湾のフリーライター、記者、ブロガーの29歳から41歳の4人です。
1日は、西箕輪のみはらしファームでいちご狩りを体験しました。
台湾で上伊那地域の観光情報を発信してもらい冬の時期の誘客を図ろうと、上伊那地域振興局が行ったものです。
今回は「雪のアルプスと食」をテーマに、上伊那地域のご当地グルメを食べたり観光施設を訪れています。
台湾のブロガーたちは、食べるだけでなく、いちごを被写体にアングルを変えながらカメラで撮影していました。
午後になると、早速SNSに記事をあげていました。
台湾の旅行雑誌の3月号には、上伊那に関する記事が掲載されることになっているということです。
上伊那地域振興局では「リニア開通も見据えて、外国からも訪れてもらえるような地域づくりを進めていきたい」と話していました。
一行は、中央アルプスや光前寺なども訪れ、3日に帰国しました。 -
最高気温3月上旬並み
2日の伊那地域の最高気温は、午後3時13分に3月上旬並みの8.9度を記録し、平年を4.3度上回りました。
長野地方気象台によりますと、この暖かさは木曜日頃まで続くということです。
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だるま市に向け人形飾り製作
2月11日は、伊那市高遠町の鉾持神社参道で伝統のだるま市が行われます。
年々数が少なくなっている恒例の人形飾りですが、西高遠の春日医院では、地域を盛り上げようと今年も製作に取り組んでいます。
2日は春日医院のスタッフやその友人が作業にあたりました。
今年は、子どもに喜んでもらおうと人気アニメキャラクターを作っています。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭に合わせて行われていて、約400年前から続くとされる高遠伝統の冬の風物詩です。
市に合わせて周辺に飾られる名物の人形飾りは、かつて各地区の実業団が製作していました。
去年は7団体が製作していましたが、今年は高遠町総合支所庁舎の仮移転の影響などで伊那市役所有志が製作を行わないことから、1団体減り6団体となります。
これは昭和33年のだるま市で撮影された人形飾りです。
この写真を撮影した高遠町の矢澤章一さんに当時の賑わいについて聞きました。
春日医院では、祭りを盛り上げようと7年前から人形飾りを製作しています。
また、今年は初めて、手作りの小物を販売します。
スタッフやその友人の他、病院に通う患者にも声をかけて集めています。
2日も作業の途中で、作品を届けに来た人がいました。
高遠だるま市は11日に鉾持神社参道で行われます。
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子どもたちが6足歩行ロボ製作
上伊那の子どもたちがものづくりを体験する工作教室が2日伊那市防災コミュニティセンターで開かれました。
工作教室には、上伊那の小学生76人が参加しました。
定員の倍の申し込みがあったということです。
作ったのは、赤外線レーダーで障害物を感知して動く6足歩行ロボットです。
工作教室では、上伊那の製造業8社の社員の他、駒ヶ根工業高校の2,3年生33人が子どもたちの組み立てを手伝いました。
上伊那子ども科学工作教室は、長野県テクノ財団 伊那テクノバレー地域センターなどが開いたもので、今年で18回目です。
実行委員会では、「自分の手を動かしてものをつくる楽しさを感じてもらい、ゆくゆくは地元のものづくりに携わってくれたらうれしいです」と話していました。
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伊那西芸術フェス
伊那市の伊那西高校の文化系クラブが製作した作品展、芸術フェスティバルがかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には美術クラブ、書道クラブ、写真クラブ、折り紙・工芸クラブ、家庭科クラブの生徒の作品およそ200点が展示されています。
伊那西高校の芸術フェスティバルは、1年間の活動の成果を地域の人たちに発表する場として毎年開かれていて今年で12回目です。
会場では展示の他に、茶華道クラブが、お点前を披露していました。
伊那西高校では「クラブが一堂に会する展示を地域の人たちに楽しんでもらいたい」と話していました。
伊那西高校芸術フェスティバルは、伊那市のかんてんぱぱホールで5日まで開かれています。
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字手紙作品 並ぶ
ハガキに薄墨で大きく一字を書き小さくコメントを添える
字手紙の作品展が南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で今日から始まりました。
絵の代わりに大きく一字を書き小さな文字で言葉を添えています。
伊那市の宮下梨花さんが指導する書道教室、蒼花会のメンバー10人が製作した字手紙を中心に40点が展示されています。
蒼花会による作品展は、南箕輪村のなごみの樹で28日まで開かれています。
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市役所1階 地元産材スペース
伊那市は、幅広い世代の人に地元産の木材のぬくもりや魅力に触れてもらおうと、市役所1階の市民ホールに、地元産材を使った家具などを設置します。
1日は、事業を請け負う㈱やまとわ木工事業部で説明会が開かれました。
伊那市役所1階市民ホールには、地元産の木材を使った机や椅子、パーテーションなどが設置されます。
サクラやアカマツ、クリの他、南アルプスの藪沢で発生した雪崩で倒れ廃材となったダケカンバやヒメコマツも今回の事業で使われます。
伊那市では、次世代に森林の大切さや農林業を引き継いでいこうと「50年の森林ビジョン」を進めていて、今回の事業もその一環で行われます。
伊那市荒井に本社を置き南箕輪村に木工事業部がある㈱やまとわが制作にあたります。
9種類およそ50点の家具などを作る予定です。
地元産材を使った家具などは、3月末に伊那市役所1階市民ホールに設置され、4月1日から利用可能となります。
これに合わせてやまとわでは、3月26日に木の材料から桜の花をつくるイベントを企画しています。
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今季初のまとまった降雪
上伊那地域では31日の夕方から夜にかけて、今シーズン初めて平地でまとまった雪が降り、1日の朝は雪かきをする人の姿が見られました。
1日午前8時過ぎ、伊那市荒井のいなっせ北側広場では、除雪機を使って雪をかく人の姿が見られました。
上伊那広域消防本部によりますと、伊那地域では1日午前0時に12センチの積雪を観測したということです。
みはらしファーム周辺では、観光客が訪れる前に、職員が雪をかいていました。
伊那警察署によりますと、31日午後5時から1日午前8時までに、雪の影響で15件の車の事故があったということです。 -
田原産のりんごのお酒発売
伊那市東春近の農事組合法人田原は、栽培したりんごを使って醸造したワインとシードルの販売を1日から始めました。
こちらが、りんごワインとシードルです。
31日は、伊那市東春近で記者会見と発売発表会が開かれました。
農事組合法人田原の果樹園で育てたふじなどのりんごが使われています。
ワインは甘口と辛口の2種類です。
穏やかな口当たりで、女性にも飲みやすく様々な食事に合うということです。
シードルは、ワインと同じ工程で発酵させたものをもう1度瓶の中で発酵させていて、食前酒に合うということです。
どちらもアルコール度数は7%前後で、平成29年産のりんごが使われていて、醸造は伊那市美篶の伊那ワイン工房が行いました。
ワインは720ml入り税込み1,400円。
シードルは、750ml入りのフルボトルが1,500円、375mlのハーフボトルが800円です。
りんごワインとシードルは、東春近の「ワインショップ田原」で購入できます。
近日中に販売用のHPを公開する予定で、今後はインターネットからの購入も可能になるということです。
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患者支援センター4日に開設
患者やその家族の療養生活を総合的にサポートする伊那中央病院の患者支援センターが4日に開設されます。
1日は伊那中央病院1階に新たに設けられた患者支援センターが報道機関に公開されました。
広さ約167平方メートルのスペースに相談室が6部屋設けられ看護師、栄養士、薬剤師、臨床心理士などそれぞれの分野で専門知識を持つスタッフが常駐します。患者支援センターでは医療福祉相談や入退院に関する支援が行われます。
患者支援センターは4日に開設され伊那中央病院では外来受診から入院、手術、退院までの一連の医療を切れ目のない体制でサポートするとしています。
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「このまちのおしごとごっこ」9日開催
伊那商工会議所青年部は小学生に地元企業の仕事を体験してもらう「このまちのおしごとごっこ」を伊那市のいなっせで9日に開催します。
31日伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き、概要を説明しました。
「このまちのおしごとごっこ」には伊那市内の24の企業や団体
が出展します。
体験できるのは警察官や美容師、パティシエ、大工など22の仕事です。
伊那商工会議所女性会と農事組合法人ミナミアグリ共同で「おかあさん」という仕事を体験してもらうことにしていて、主におにぎりの作り方を教えるということです。
開催日時は9日土曜日の午前10時から午後3時で会場は伊那市のいなっせ内、研修室やホールなどです。入場料は無料です。
伊那商工会議所青年部では「子どもたちが様々な職業に触れることで仕事の内容やこの地域で働く人を知る機会にしてもらいたい。」と話していました。
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橋本氏 県議選立候補を正式表明
任期満了に伴い4月7日に投票が行われる県議選伊那市区に伊那市前原の橋本明典さんが立候補することを31日正式に表明しました。
共産党新人で元教員の橋本さんは伊那市内で記者会見を開き「伊那市から県政改革に挑戦し県政を市民に取り戻す決意を固めた」と述べました。
橋本さんは「政治が教育に介入している」と指摘したうえで「子どもたちをとりまく教育環境や生活環境は必ずしも子どもたちが望むものになっていない。先の大戦で教育者が教え子を戦争に送り出した歴史を繰り返してはならず、そのために憲法を守りたい。」と話していました。
また「学校の先生は月平均80時間の残業をしている」として「教職員の働き方改革が必要だ」と訴えました。
ほかに沖縄県の基地問題を例に挙げ「国が地方自治や法をないがしろにして民意を踏みにじる行為が目に余る状況だ。全国のどの自治体でも沖縄県ほど鮮明ではないが同様のことが起こっている。
県民や地域の人たちの暮らしを守る防波堤である自治体行政も国からの様々な圧力で機能不全になっている」と話していました。
橋本さんは共産党の新人で現在62歳です。
愛知県出身で信州大学教育学部を卒業後昭和57年に教員となりました。
上伊那地域の小学校などで36年間勤務し一昨年定年退職しました。
現在は長野県教育会館理事、上伊那医療生活協同組合理事で伊那市つくしんぼ保育園副理事長を務めています。
県議選伊那市区にはこれまでに現職5期目で自民党の向山公人氏と現職1期目で自民党の酒井茂氏が立候補を表明しています。
定数2の伊那市区には現職2人新人1人の合わせて3人が立候補を表明しことから8年ぶりの選挙戦となる見通しです。
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あるしん伊那北支店に車が突っ込む
31日午後1時20分ごろ、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店の入り口に乗用車が突っ込む事故がありました。この事故によるけが人はいませんでした。
事故があったのは、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店です。
車体が、入り口の自動ドアに突っ込んでいます。
81歳男性が運転する普通乗用車と71歳女性が運転する普通乗車が衝突する事故があり、その反動で、81歳の男性が運転する乗用車が入り口に突っ込んだということです。
それぞれの車の運転手、アルプス中央信用金庫の職員、来店客にけがはなかったということです。
あるしんの関係者は、「大きな音がした。受付の女性たちは驚き、怖い思いをしたようだ」と話していました。
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女性の働きやすい環境づくりに貢献
伊那市内でヘアサロンを経営する株式会社アークは国の人材教育助成制度「ジョブ・カード」を活用して去年、未満児専用の保育所を開園しました。
制度活用で新たな正社員の雇用を生み出し、女性の働きやすい環境作りに貢献したとして日本商工会議所から感謝状が贈られました。
31日は伊那商工会議所の川上健夫会頭がアーク保育園を訪れ、竹松正弘社長に日本商工会議所と長野県商工会議所連合会からの感謝状を伝達しました。
アークは去年ヘアサロンで働くスタッフの育児の手助けをしようと未満児専用の保育所を開園しました。
立ち上げという事もあり、未経験の保育士を雇用しジョブ・カード制度を活用し人材教育をしました。
訓練期間は5か月間で、実習での賃金助成として30万円の補助を受けたという事です。
現在保育園には10人の未満児が通い、保育士や調理員など8人の雇用も生み出しました。
伊那商工会議所は上伊那全域のジョブ・カード制度の窓口となっていて、現在は30社余りが利用しているという事です。
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高校再編地域懇談会
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、地域住民から再編について意見や思いを聞く、地域懇談会を29日、伊那市役所で開きました。
参加者からは活発な意見が出されていました。
懇談会は、多くの声を聞いて今後の検討に反映させようと開かれたもので、地域住民や学校教諭など伊那市を中心に63人が参加しました。
地域懇談会は、23日に駒ヶ根市で開かれ今回が2回目で、辰野町でも開かれます。
県教委が高校改革の実施方針について説明した後に、上伊那地域の高校の将来像、将来を見据えた学びの在り方をテーマに、6人ずつ10グループに分かれおよそ1時間、意見を交わしました。
参加者からは「統廃合より、まずは少人数学級を目指してほしい」「中学生にとって魅力ある高校をつくる事が大切だ」「学校間の連携でネットワークを繋いで授業が出来ないか」など様々な意見が出されていました。
最後にグループごと意見をまとめ発表しました。
懇談会には、箕輪進修高校の1、2年生も参加していました。
懇談会で出された意見は今後、事務局を務める上伊那広域連合のホームページで公開する他、来月14日に開かれる上伊那地域の高校の将来像を考える協議会で報告されることになっています。
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インフルで中病面会禁止
全国的にインフルエンザが猛威をふるっています。
伊那市の伊那中央病院では院内感染を防ぐため29日から全面的に面会を禁止しています。
伊那中央病院では当面の間、全面的に面会を禁止しています。
病院から呼ばれた場合のみ面会は可能で、付き添いが許可された場合は許可証を発行しています。
看護師たちは、マスクの着用や消毒の徹底をしています。
診察後は、除菌シートを使って手すりや椅子、机などを拭くなどの対応をしています。
長野県は、30日インフルエンザ週報を発表しました。
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は83.38人で、警報レベルの30人を大きく上回っています。
11の保健所で北信の92.20人に次いで上伊那が2番目に多くなっています。
県の平均は64.72人で平均も大きく上回っています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校では30日現在、伊那市の小学校で4校5クラスが学級閉鎖、中学校はありません。
箕輪町と南箕輪村の小学校1校1クラスずつつで中学校はありません。 -
イノシシだるま販売へ
江戸時代から続くとされるだるま市が来月11日に伊那市高遠町の鉾持神社参道で行われます。
これに合わせ、商店主でつくる霜町実業団は干支だるまの販売をします。
こちらが今年の干支イノシシをモチーフにしただるまです。
霜町実業団では、高齢化などにより4年前、だるま市恒例の人形飾りの展示を辞めました。
それに代わるものとして、3年前から干支にちなんだだるまを販売しています。
一昨年はニワトリ、去年は犬をモチーフにしただるまを販売しました。
イノシシだるまは、一つ1600円です。
干支だるまは、毎年人気があり一昨年と去年は午前中で完売したということです。
今年は300個を用意していて、すでに150個の予約が入っているということです。
干支だるまは、高遠観光タクシー横の駐車場で販売し、事前予約もしています。
※94ー2107
伝統のだるま市は、来月11日に鉾持神社参道で行われます。
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トルコギキョウ播種始まる
長野県が出荷量全国一位で、上伊那の主力品種の花「トルコギキョウ」の播種作業が伊那市東春近で始まりました。
29日は、農事組合法人いなアグリバレーのハウスで、栽培農家およそ20人が作業にあたりました。
大きさ1ミリ以下の種を、専用の器具を使ってトレイの決まった場所に落とします。
このトレイ1枚から300本のトルコギキョウが育ちます。
トルコギキョウは、長野県が出荷量全国一位の花で、上伊那は諏訪に続いて県内二番目の産地となっています。
今年は去年よりも10万本多い270万本を目標に掲げていて、1日におよそ30万本分の種を播きます。
いなアグリバレー理事の伊東雅之さんは「育苗作業は花を育てる上で一番と言ってもいいぐらい重要な作業です。良い花を育てて、一番を目指したい」と話していました。
上伊那産のトルコギキョウの出荷量は10年前と比べて2倍近くになっていて、日本一の産地を目指しています。
生産しやすく、比較的価格が安定していることから若手の就農者も増えているということです。
大阪出身で去年就農した松田大地さん(38)は「土地や気候が良いから移り住んだというのもあるけれど、トルコギキョウに力を入れている産地で一緒にできたら、という想いもあり、この場所で就農しました」と話していました。
育苗したトルコギキョウは、4月に90戸の農家に配布されることになっています。
収穫・出荷は6月から始まり、8月のお盆の時期にピークを迎えるということです。 -
特色ある県産品をPR
長野県内各地の特色ある商品とサービスエリアのテナントや大型スーパーとをつなぐ「長野県産品商談会」が29日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
商談会には県内34の事業者が出展し、商品のPRをしました。
上伊那からは、7団体が参加しました。
伊那市西箕輪の醸造会社「In a daze Brewing(イナデイズブルーイング)」の冨成和枝さんは、2月から販売を開始するクラフトビールについて説明していました。
伊那市西町の農家「やーくんfarm」は、自分たちで育てているブロッコリーを多くの人に食べてもらおうと試作したパウンドケーキやポタージュの試食品を提供していました。
並んだ商品を見に訪れたスーパーなどの仕入れ担当者は、味見をしたり説明を聞いたりして、興味のあるものを持ち帰っていました。
会場を訪れたある参加者は「地元色の強いものがあれば取り入れていきたい」と話していました。
主催した県では「知られていない県産品の発掘やPR、出展者の商談技術向上につながってほしい」と話していました。 -
県議選 橋本氏立候補の意向
任期満了に伴い4月7日に投票が行われる県議選伊那市区に伊那市前原の橋本明典さん62歳が共産党の新人として立候補する意向を固めました。
橋本さんは愛知県出身で信州大学教育学部卒業後教員となりました。現在は長野県教育会館理事を務めています。
橋本さんは31日に正式に立候補を表明するということです。
伊那市区にはこれまでに自民党の現職2人が立候補を表明していて8年ぶりの選挙戦となる見通しです。
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死亡事故受けて街頭活動
1月19日に発生した伊那市境の竜東線での交通死亡事故を受け、ドライバーに安全運転を呼び掛ける街頭活動が、29日に行われました。
午前7時20分から伊那市交通安全協会の会員や伊那警察署の署員らが、通勤するドライバーに交通安全を呼び掛けました。
この付近では、今月19日の午後8時半頃、道路を横断していた80代の女性が、普通乗用車にはねられ死亡する事故がありました。
この日の街頭活動では、チラシと眠気覚ましのガムを配り、のぼり旗を立てて、ドライバーに安全運転を呼び掛けました。
この事故現場では、2月8日に現地診断も行われる予定です。
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大庫さんヴィオラ演奏
駒ヶ根市在住のヴィオラ演奏家、大庫るいさんによる演奏会が29日、伊那市の富県子育て支援センターで開かれました。
大庫さんは、県内外でヴィオラを演奏していて、今回は子育て支援センターの1月の講座の企画として招待されました。
子どもたちが知っているアニメソングなど8曲を披露しました。