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セブンイレブン伊那笠原店 詐欺を未然に防ぎ感謝状
特殊詐欺を未然に防いだとして、伊那市高遠町西高遠のセブンイレブン伊那笠原店に伊那警察署から感謝状が贈られました。 29日は、セブンイレブン伊那笠原店の山浦彰典オーナーと従業員の有賀龍さんが伊那署を訪れ、熊谷猛彦署長から感謝状を受け取りました。 今月14日に、店を訪れた伊那市在住の50代の男性が「インターネットを利用した際、ウイルスに感染したとの画面が出て、表示された連絡先に電話をしたところ、コンビニで電子マネーカード1万5千円分を買うように言われた」と話したため、架空請求詐欺であると確信し、警察に電話するよう促したということです。 今年2月に、市内3店舗合同で、電子マネーを使った特殊詐欺を未然に防ぐための訓練が初めて行われました。 各店舗の店長が参加し、訓練が終わったあと従業員に内容を周知するなど日頃からの取り組みが今回の詐欺防止に繋がったと山浦オーナーは話します。 今年に入って伊那署管内では、2件、9万5千円の詐欺が、コンビニで未然に防がれています。
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県庁に爆破予告メール
長野県は県庁の爆破等を予告したメールが29日届いたとして関係機関と連携し警戒を強化していると発表しました。
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高遠高校3年生を対象に企業の求人票勉強会
伊那市高遠町の高遠高校で、就職を希望する3年生を対象に、企業の求人票の見方についての勉強会が、22日に開かれました。 3年生103人のうち就職を希望する59人が勉強会に参加しました。 講師は駒ヶ根市の中央アルプス観光株式会社の人事担当者の伊東俊弘さんがつとめました。 伊東さんは、求人票の情報から会社を選ぶ際に気を付ける点などを説明しました。 最初にチェックすべきところは補足、特記事項の記入欄だという事です。自由に記入できるこの欄は人材を探している人事担当者が熱意をもって書いているのでしっかり読むようにとアドバイスしていました。 高遠高校では昨年度、就職を希望する生徒40人全員が内定をもらい、そのうち39人が上伊那地域の企業に、1人が県外の企業に就職したという事です。 高遠高校では、企業の情報を良く知り自分にあった企業に就職できるよう、引き続き指導を続けていくという事です。
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鳥獣被害額1億円下回る
昨年度の上伊那全体の野生鳥獣被害額が平成19年度以降初めて1億円を下回りました。 28日、伊那合同庁舎で開かれた上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会で報告されました。 それによりますと、上伊那地域の農林業の被害額はおよそ9,200万円で前年度に比べ1,800万円、平成19年度と比べて1億2,000万円減少しています。 市町村別では伊那市が3,400万円、箕輪町が2,600万円、南箕輪村が96万円となっています。 特に被害の多かったニホンジカについては県が定めた捕獲目標頭数3141頭に対して平成28年度は暫定値で3473頭を捕獲しています。 上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会では「今年度も引き続き関係機関と連携して被害減少に取り組んでいきたい」としています。
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伊那西小学校で音楽会
伊那市の伊那西小学校の音楽会が28日開かれ、練習の成果を発表しました。 伊那西小学校では、毎年この時期に音楽会を開いていて、児童たちは5月から練習に取り組んできました。 28日は、全校児童63人が合唱や合奏を披露し、訪れた保護者たちは演奏を楽しんでいました。
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東京芸大が空き家を利活用
東京芸術大学美術学部の学生は、今年の夏から伊那市高遠町長藤の空き家を利用して作品制作に取り組む計画です。 27日に開かれた高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の総会で報告されました。 この取り組みは、伊那市と東京芸大美術学部の連携による地域活性化事業の一環で実施するものです。 市内の古民家を探していたところ、考える会が管理する空き家を紹介し利用することが決まりました。 活用するのは、長藤塩供にある2階建ての古民家です。 ここで、美術学部の学生が合宿を行い、作品制作や展示などをする計画です。 また、地元の子ども達とデザインに関するワークショップも企画しています。 伊那市が借り受けて、東京芸大に無償で貸し出す予定です。 考える会では、学生たちが来ることで地域の活性化にもつながると期待しています。 旧高遠町出身の伊澤修二が東京芸大の初代校長を務めた縁で伊那市と交流が続いています。 今後、夏休みに学生たちが高遠町を訪れ、地元の人たちと意見交換をして方向性や活動内容を決めるということです。
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上戸自主防災会が救命救急訓練
伊那市西箕輪上戸の自主防災会の救出救護班は、救命救急訓練を25日に行いました。 この日は、上戸公民館で訓練が行われ、救出救護班のメンバー10人が胸骨圧迫やAEDの扱い方を学びました。 訓練は人が倒れているのを見つけた場合を想定して行われました。 上戸地区を担当する防災士の中村あかねさんが指導しました。 中村さんは「倒れている人が水に濡れている、金属を身につけている、などいろいろな場面が想定できる。その時々に応じた救助をしてほしい」と話していました。 上戸区には、現在およそ300戸があり、自分たちで地域を守ろうと救出救護班や消火水防班、避難誘導班など6つの班をつくって定期的に活動しています。 救出救護班の小松義文班長は「地区のみなさんにも参加してもらい、上戸の多くの人が出来るようになればうれしい」と話していました。 上戸区では、大地震の発生を想定した避難訓練を9月に行う計画です。
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IoT技術の活用について学ぶ
あらゆる物とインターネットがつながることで新たな価値を生み出す、「IoT技術」を事業に活用するためのセミナーが27日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 会場には、商工業者や一般など、およそ30人が集まりました。 総務省の地域おこし企業人として、民間から伊那市役所に派遣されている平井孝明さんが講師を務め、製造業や工業に導入されている最新のIoT事例を紹介しました。 平井さんは「IoTを導入すると、いつもの業務が数値化され、目に見えるようになり、それを分析することで、事業の省力化、最適化につながる」と説明していました。 平井さんは「すでに教育や農業などでIoT技術が活用されている。まずはIoTを知るところから始めてほしい」と話していました。 衣類を取り扱っているというある参加者は「必要なサイズや数が、数値化され予測できるようになれば無駄を省ける。費用の問題をクリアできれば導入したい」と話していました。
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土砂災害危険か所パトロール 災害防止へ
6月の土砂災害防止月間に合わせて、地域の危険か所を確認するパトロールが27日、伊那市内で行われました。 パトロールには、市や伊那建設事務所の職員、消防団員などおよそ30人が参加しました。 土砂災害警戒区域に指定されている、東春近下殿島や富県上新山の山など4か所を点検しました。 北新公民館から西にある斜面は、土砂災害警戒区域の急傾斜地に指定されています。 崖崩れなどが発生した場合、公民館にも被害が出る可能性があるとされています。 伊那市危機管理課では「地域の危険か所を把握してもらい、それぞれの立場での対応を検討してもらいたい」としています。
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信州DCでの特別列車運行前にアテンダント研修
観光団体や自治体がJRの協力のもと、県外からの誘客をはかる「信州デスティネーションキャンペーン」が、7月から始まります。 キャンペーンを前に、イベント列車内で観光案内をする人を対象にした研修会が26日、伊那合同庁舎で開かれました。 研修会には、観光案内をする高校生や上伊那地域の自治体関係者など、およそ30人が参加しました。 参加者は、観光客の役とアテンダントの役に分かれ、列車内を想定してもてなしを学びました。 キャンペーン期間中、JR東日本・JR東海の協力のもと特別運行する「飯田線リレー号」と名付けられたイベント列車は、辰野駅から駒ヶ根駅までの間運行します。 各駅でマスコットキャラクターが出迎えるほか、橋の上で停車して山岳風景を楽しむ時間が設けられるなどの企画があります。 列車内では研修会の参加者が観光客をもてなすことになっています。 指導にあたった上伊那地域振興局の職員は「間違えてもいいから、会話を楽しみながら魅力をPRして」などと、高校生に指導していました。 参加したある高校生は「難しかったけどきょうは上手く喋れた。当日もなんとかなると思う」と話していました。 イベント列車は、7月1日、8月26日、9月9日に運行する予定で、上伊那地域振興局では「列車だけでなく、ほかの場面でも観光アテンダントとして活躍する場をつくっていきたい」と話していました。
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7月22日にリノベーション事例発表会
県外からの移住者にその体験談を聞くリノベーション事例発表会が7月22日に伊那市西箕輪中条のカフェアンドバー「ソンマ」で開かれます。 話をするのは、埼玉県生まれで妻の実家がある島根県から去年12月に伊那市に移住してきた神田祐希さんです。 神田さんは自然環境の良い所で暮らしたいとの思いから伊那市の空き家バンクを活用し妻と子どもの3人で移住してきました。 建物は賃貸契約で自由にしてよいという家主の理解もあり住宅兼店舗に改装しました。 26日は空き家物件を案内している市の職員らと事例発表会の内容などについて打ち合わせをしていました。 伊那市の空き家バンクはこれまでに85件の登録があり52件が成約に結びついているということです。 事例発表会は7月22日にカフェアンドバー「ソンマ」で開かれるほか市内の空き家物件の見学も行われます。 参加費は無料で伊那市では「空き家の利活用を考えている人にも参加してもらいたい。」と話しています。
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県営の大萱団地 県と伊那市が協働で建て替えへ
伊那市は、市営住宅と県営住宅が隣接する大萱団地と若宮団地について、居住環境の改善を図るため長野県と協働で建て替えを行うための協定を結びました。 伊那市議会全員協議会が、26日に開かれ、市は今年3月31日に協定を結んだことを報告しました。 協定は、●県が県営大萱団地の建替を行う ●市は市営若宮団地の建替を行う ●建替後25年が経過した時は、県が必要な修繕を行ったうえで土地・建物を市に無償譲渡することなどが明記されています。 県営大萱団地は、昭和38年から42年にかけて建設されました。 50年以上がたち老朽化が進んでいることから市は、「県と建て替えの協議を進めている」としていました。 県営若宮団地は、平成5年から12年にかけて建設されました。 協定により早ければ平成38年に市に無償譲渡されます。 また、市営団地については、大萱は空いた棟から順次解体、若宮は建て替えを前提に調査を進めるとしています。 市では、今年度中に入居者の意向調査を行い、建て替えの規模や建設時期について検討していくとしています。
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伊那市街地と南アルプスを結ぶジャンボタクシー 7月から運行
山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトは、JR伊那市駅と南アルプス登山口を結ぶ無料のジャンボタクシーの運行を、7月15日から始めます。 26日は、アスタルプロジェクト代表で飲食店経営者の八木択真さんと南アルプスこもれび山荘管理人の竹元直亮さんが、計画の概要について説明しました。 7月15日から無料運行されるのは、9人乗りのジャンボタクシーです。 10月8日までの毎週土曜日の他、ハイシーズンの7月31日から8月12日までは毎日運行します。 登山客からニーズが高い午前6時5分の林道バスに乗れるよう、午前5時に伊那市駅を出発します。 アスタルでは、南アルプスの登山者は増加傾向にあるものの、市内への経済効果に結びついていないとして、早朝の直通運行により前泊する登山客を増やしたい考えです。 竹元さんは、「最近の登山客は麓の街を楽しみにしている人が増えている。二次交通の利便性を高めることで南アルプスといえば伊那市となればうれしい」と話していました。 今年度は28日間の運行を予定していて、費用については個人や団体から協賛金を募っていくということです。 来年度からは、路線認可をとるか旅行業の認可をとり、有料で運行する計画です。
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高遠町総合支所庁舎「新築」望む声多く
高遠町地域協議会が23日に開かれ、伊那市から高遠町保健センターへの機能移転の方針案が示されている高遠町総合支所について、委員から庁舎の「新築」を望む声が多く出されました。 この日は委員およそ15人が出席し、高遠町総合支所の庁舎のあり方について意見を交わしました。 高遠町総合支所は、建設から50年以上が経過していて耐震性が不足していることから、伊那市は大規模地震の発生に備え、庁舎の機能を高遠町保健センターへ移転する方針案を示しています。 委員からは、「高遠町の中心的な場所として思い入れがある。移転はあくまでも仮の処置にして、この場所に新築してほしい」「保健センターは、近くに水路があり、道路が狭く災害時に混乱する恐れがある。より安全で最適な場所を検討し新築してほしい」といった意見が出されました。 高遠町地域協議会では、7月11日に庁舎のあり方を検討する住民懇談会を開催します。 7月下旬には区長会との合同会議を開き、懇談会で出された意見も踏まえ方向性を出していきたいとしています。
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伊那市消防団 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会
消防団員が、ポンプの操作やラッパ吹奏の技術を競う、ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が各市町村で開かれています。 伊那市役所駐車場では、伊那市消防団の大会が開かれ、団員が練習の成果を披露しました。 大会は、ラッパ吹奏の部、小型ポンプの部、自動車ポンプの部の3つに分かれていて、13分団から合わせて148人の選手が出場しました。 このうち小型ポンプの部には、16チーム80人が出場しました。 タイムや規律、操作の正確性などを審査基準に減点方式で順位が決められます。 指揮者の号令で操法が始まると、ポンプと3本のホースを結合しておよそ60メートル先の火点めがけて放水していました。 大会の結果、ラッパ吹奏は西箕輪・竜東・富県・手良・高遠のBチーム、小型ポンプの部は手良分団第3部、自動車ポンプの部は、荒井・西町の伊那分団第2部がそれぞれ優勝しました。 優勝したチームは、7月9日に開かれる上伊那郡大会に出場することになっています。
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半年間の罪・けがれを祓う 茅の輪くぐり
これまでの半年の無事に感謝し、今後半年の無病息災などを願う「茅の輪くぐり」が25日、伊那市の坂下神社で行われました。 坂下神社の境内には、高さ2メートルほどの茅の輪が設置され、伊藤光森神主を先頭に、神社総代らが八の字にくぐり抜けていました。 この茅の輪をくぐると、半年間の罪やけがれが祓われるということです。
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金属造形作家 角居康宏さん
長野市に住む金属造形作家、角居康宏さんは、金属を溶かして作品を制作する過程を25日一般に公開しました。 どろどろに溶けたアルミが、墓標をイメージした木枠の中に流し込まれていきます。 石川県金沢市生まれの角居さんは、現在長野市の善光寺門前にアトリエを構え活動をしています。 秋に信州高遠美術館で作品展を予定していることから、そこで発表する作品の一部を25日に制作し、その過程を一般に公開しました。 バーナーで熱した炉に1本5キロのアルミの塊が入れられていきます。 700度を超えるとアルミが溶け出し、液体状になります。 それをふたりがかりで地面の中にセットされた木枠の中に流し込んでいきます。 木枠が燃えることによりアルミに墨がつき、深みが出る作品になるということです。 この日制作した作品は、いったんアトリエに持ち帰り、切削や研磨などの手を加え、10月の作品展に並びます。 角居康宏鋳金展は、10月21日から信州高遠美術館で開かれます。
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木曽で震度5強 伊那市・箕輪町・南箕輪村は震度3 被害なし
25日午前7時2分に長野県南部を震源とする地震があり、木曽地域では震度5強を観測しました。 この地震で伊那市、箕輪町、南箕輪村では震度3を観測しましたが、被害はありませんでした。 長野地方気象台では、県南部では余震が続く可能性があるとして、強い揺れや土砂災害などに注意を呼びかけています。
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伊那市史編纂に向けて検討会議10月に設置へ
伊那市のこれまでの歴史や自然、文化をまとめた「伊那市史」の編纂に向けた検討会議が、10月を目途に設置されることが決まりました。 検討会議の設置については、20日に市役所で開かれた第1回総合教育会議で確認されました。 伊那市史は、初版から40年近くが経過し、当時と現在の様子が変化していることなどから編纂することになりました。 検討会議は10月を目途に設置し、年度内に3回ほどの開催を予定しています。 委員は、自然や文化、歴史、経済など幅広い分野で知識をもつ5人程度を人選するとしています。 白鳥孝市長は「これまで各地で行った『古い地名調査』の結果をまとめた地区もあり、それも活用できるのではないか」と話していました。
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天竜川水系でアユの友釣り解禁
天竜川水系のアユの友釣りが24日解禁となりました。 伊那市の水神橋近くの天竜川にも釣り人が訪れアユ釣りを楽しんでいました。 天竜川漁業協同組合の原隆義さんです。 午前8時30分からおよそ1時間で6匹を釣り上げたということです。 アユの友釣りは、アユの縄張り争いの習性を利用し、糸の先におとりのアユをつけて釣り上げます。 漁協によりますと、24日はでおよそ300人が訪れ、多い人で60匹ほどを釣り上げたということです。 アユの友釣りの遊漁料は年間券が8,800円、一日券が2,200円です。
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南アルプス開拓の功績を偲ぶ 長衛祭
南アルプスの開拓者として知られる竹澤長衛を偲ぶ第59回長衛祭が24日、南アルプス北沢峠で行われました。 長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市などから、山岳関係者や一般登山客およそ200人が参加し、献花台に花を手向けました。 伊那市長谷出身の竹澤長衛は、登山道の整備など、南アルプスの開拓に尽力しました。 その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。 唐木眞澄実行委員長は「この祭りをこれからも続け、一層山に親しむ文化が広がってほしい」とあいさつしました。 白鳥孝伊那市長は「長衛の自然との共存という理念を受け継ぎ、これからも順守していきたい」と話していました。 このほか、弦楽四重奏の南アルプスカルテットの演奏に合わせ、伊那市の長谷小学校と南アルプス市の小学校の児童が「ふるさと」を歌いました。 24日は東駒ケ岳への記念登山が行われます。
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伊那北 弥生 伊那西高校で文化祭一般公開
伊那市の伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、伊那西高校の文化祭の一般公開が、24日と25日の2日間行われています。 伊那北高校の文化祭ペン祭 のテーマは、きらきらとした様という意味の「燦(さん)」です。 ペン祭では、卒業生有志による作品展「第19回薫ヶ丘美術展」が同時開催されています。 30代から80代の作品40点が展示されています。 生徒とOBの交流の場として毎年展示会を開いていて、洋画や日本画、書などの作品が並んでいます。 プロの洋画家で伊那北高校出身の大森祥吾さんが南アルプスを描いた作品も展示されています。 薫ヶ丘美術展の関係者は、3年後の伊那北高校開校100周年に伊那文化会館で記念の美術展を生徒と合同で企画しているという事です。 一般公開は25日までで、生徒がデザインし市内の菓子店が作ったオリジナルケーキの販売も行われます。
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社明運動メッセージ伝達
7月の社会を明るくする運動強調月間を前に、上伊那地区保護司会から、伊那市推進委員長の白鳥孝市長に、内閣総理大臣のメッセージが伝達されました。 22日は、上伊那地区保護司会・中部分区の北原 敏旨分区長らが市役所を訪れ内閣総理大臣メッセージを白鳥市長に伝達しました。 22社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深めようと行われています。 保護司会は、罪を犯した人の相談に乗るなどして更生に尽力していますが、最近では、後継者不足が問題になっているということです。 北原分区長は「就職することができれば再犯防止につながる。社会の理解が必要だ」と話していました。
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稲辺さん環境大臣表彰受賞
伊那市高遠町の稲辺 謙次郎さんは、地域の環境保全などに顕著な功績のあった個人や団体に贈られる環境大臣表彰を受賞しました。 22日は、稲辺さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に、受賞を報告しました。 稲辺さんは、長年にわたり市内の桜の保護・育成に努めるとともに、個人としても桜の保護団体の指導育成にあたっています。 稲辺さんは「やっとこうした活動が認められるようになったのかなと思う。若い人たちの励みにもなる。単純にうれしいです」と話していました。 なお表彰式は、14日に東京都で行われました。
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特別支援学級の児童 オリジナルソング「笑顔いっぱい!」披露
伊那市の西春近北小学校の特別支援学級の児童達は自分たちで作詞した「笑顔いっぱい!」を23日開かれた音楽会で初めて披露しました。 23日は、西春近北小で音楽会が開かれ、学年ごとに合唱や合奏を披露しました。 特別支援学級の子ども達は、ステージに上り「笑顔いっぱい!」を披露しました。 去年初めて音楽会に出た事がきっかけとなり、より絆を深めたいとの思いから、自分たちのオリジナルの歌作りが始まったという事です。 作詞は、児童13人が作文を書き、その中から言葉をつなげていったという事です。 作曲は、伊那養護学校の久保田治彦教諭と、久保田さんといっしょに音楽活動をする赤羽三和さんが行いました。 今後は、福祉施設や地域のイベントなどでこの歌を披露していく予定です。
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鳩吹クリーンセンター閉場 29年の歴史に幕
伊那市横山の鳩吹クリーンセンターの閉場式が22日行われ29年の歴史に幕を下ろしました。 伊那市や地元横山区の関係者などおよそ20人が出席し閉場式が行われました。 鳩吹クリーンセンターは、昭和63年、粗大ごみの破砕から選別までを行い、ごみ減量化と資源化を進める施設として伊那市横山に建設されました。 平成22年、上伊那広域連合は、上伊那の不燃物と粗大ごみの処理を箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化する計画をまとめ、鳩吹の閉場が決まりました。 受け入れ停止前の今年3月にはごみを持ちこむ人の長蛇の列ができていました。 白鳥孝市長は「横山区の皆さんの協力もあり、29年間大きなトラブルもなく運営できました。隣接するますみヶ丘平地林と共に跡地の活用を考えていきたい」と挨拶しました。 横山区の唐木春男区長は「跡地は、地域、伊那市の活性化につなげてもらい、クリーンセンターの歴史を残す記念碑を建立してほしい」と話していました。 鳩吹クリーンセンターの跡地利用については、市と横山区で委員会を作り現在検討を進めています。 式の最後には、出席者が見守る中、センターのシャッターが下ろされました。
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伊那市観光㈱ 昨年度403万円赤字
温泉や宿泊施設などを運営する伊那市観光株式会社の株主総会が23日開かれ昨年度の経常利益が403万円の赤字となったことなどが報告されました。 伊那市高遠町の高遠さくらホテルで株主総会が開かれ昨年度の決算が承認されました。 売上高は前年度と比べて96万円増の9億1,900万円。 経常利益は545万円減で赤字となり赤字額は403万円でした。 営業利益が黒字となった主な施設は北沢峠こもれび山荘が1,100万円、仙丈小屋が1,000万円などとなっています。 赤字の施設は仙流荘の840万円、さくらの湯の630万円などとなっています。
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空き家の適正管理と利活用 上伊那で情報共有
空き家の適正管理と利活用について県と市町村が連携を図る「空き家対策上伊那地域連絡会」が21日に伊那合同庁舎で開かれ、各市町村の今年度の取り組みについて報告がありました。 今年度1回目の会議が開かれ、各市町村の取り組みを報告しました。 「空家等対策計画」をまだ策定していない伊那市と南箕輪村は、今年度中に策定する計画です。 また南箕輪村は、村内の空き家を会場にした有料のDIY講座を企画しているという事です。 県からは、各市町村が個別に運営している空き家バンクの情報を広域的に集約し、全国版の空き家バンクを構築する国の取り組みが報告されました。 県内の空き家の数はここ20年で2倍の19万4千戸に増加しています。 伊那建設事務所の林明範建築課長は「積極的に情報を共有して取り組みを進めていきたい」と話していました。
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箕輪町の子育て支援センターで女性の就業支援相談
箕輪町松島の子育て支援センターいろはぽけっとでは、子育て中の母親の再就職を支援するための相談会が毎月1回開かれています。 相談会開催日の22日、2人の娘をもつ30代の母親が相談に訪れていました。 1歳の次女が8月から未満児保育に通う事が決まり、9月から働ける就職先を探しているという事です。 相談会は、母親の再就職支援として県が各市町村で開いるもので、箕輪町では子供が通い慣れている子育て支援センターを会場として提供しています。 去年6月から毎月1回開かれていて、これまで33人が相談に訪れ、8人が町内の企業に就職が決まったという事です。 相談会は次回来月13日に開かれる予定です。
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伊那LCが小鳩園に寄付
伊那ライオンズクラブは児童発達支援事業所・小鳩園」の運営に役立ててほしいと、チャリティゴルフで集めた寄付金24万5千円ほどを、22日伊那市に寄付しました。 この日は伊那ライオンズクラブの古田順子会長らが市役所を訪れ、寄付金24万4,850円を白鳥市長に手渡しました。 チャリティゴルフ大会は、先月21日に開かれ、一般も含め60人が参加しました。チャリティーホールに箱を設置し、寄付を呼び掛けたということです。 古田会長は、「福祉関係で役立ててもらいたいという思いがあった。活動が少しづつでも根付いてほしい」と話していました。