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長谷中学校 食育の一環で育てた野菜を給食で提供
伊那市の長谷中学校は、食育の一環として学校で栽培した野菜を初めて給食に提供します。 8日は、生徒が野菜の収穫作業を行いました。 長谷中学校では、今年度から敷地内の4か所で野菜を栽培しています。 これは、市教育委員会が今年度から進めている食育事業「暮らしのなかの食」の一環で行われるもので、農作物や食に関する興味・関心を高めることを目的としています。 今年4月に、長谷中の髙木幸伸校長が花壇を利用して野菜の種を蒔き、造園委員会が育ててきました。 8日は、2年生8人がサンチュとサニーレタスを収穫しました。 収穫した野菜は、あすの給食に使われます。 学校給食では生野菜を提供できないことから、栄養士と相談しナムル風の和え物とスープにして味わうということです。 長谷中学校ではこの他に、春菊やカブ、かぼちゃなども育てていて、季節にあった旬の野菜を給食に取り入れていく計画です。
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親子でケーキ作りに挑戦
伊那市の山寺公民館は、親子でふれ合う機会を作ってもらおうと7日、伊那市のきたっせで親子ケーキ作りを行いました。 この日は、山寺区の区民10組30人が参加して、親子でケーキ作りに挑戦しました。 これは山寺公民館が、親子でふれあう機会を作ってもらおうと開いたものです。 ケーキは、5号のいちごのショートケーキで、参加者は思い思いに作っていました。 ケーキ作りでは、地元山寺のフランセ板屋の福澤豊さんがプロの技を披露していました。 山寺公民館では、来年以降もこうした催しを実施していきたいとしています。
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山荘ミルクで600本のバラ見ごろ
伊那市横山の標高1000mにあるレストラン、山荘ミルクの敷地では、600本のバラが見頃となっています。 山荘ミルクの敷地には、300種類600本のバラが植えられています。 咲き始めたのは、5月末頃で、市街地と比べて、1~2週間ほど遅くなっています。 バラの見ごろは、7月上旬までで、バラの他にも1000種類以上の草花が植えられていて、一年を通して様々な花が楽しめるということです。
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東春近小4年生 摘果作業体験
伊那市の東春近小学校の児童は、学校近くの伊藤一路さんの果樹園でりんごの摘果作業を8日、行いました。 摘果を行ったのは、東春近小学校の4年生57人です。 東春近小では、毎年4年生が伊藤さんの果樹園でりんご学習を行っています。 摘果は、1つの実に栄養を集めるために余分な実を摘み取るものです。 この日は、1本の木におよそ600個なった実を選別し、3分の1の、200個程にしました。 児童らは、伊藤さんに教わりながら、残す実を選び他の実をハサミで切っていました。 今後は、10月に葉摘みを行い、11月に収穫を予定しています。
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上伊那口腔保健センターまつり
歯の健康に関するイベント、上伊那口腔保健センターまつりが7日伊那市保健センターで開かれました。 上伊那歯科医師会など関連機関が毎年開いていて、今回で6回目です。 伊那市保健センターには、様々なコーナーが設けられ、訪れた親子連れが無料の歯科健診を受けたり、工作を楽しんだりしていました。 薬の実験、手形模型づくりのほかに虫歯予防のフッ化物の塗布も無料で行われました。 子どもたちは、フッ化物を塗るための特殊機器を口に含んでいました。 このほか、よく噛むレシピも紹介されていて、訪れた人たちは、ごぼうチップスやひじき、手作りふりかけを試食していました。 歯科医師によりますとよく噛むことは、歯の病気を防ぐほかに、肥満予防や脳の発達、がん予防にも効果があるということです。 関係者は、こうしたイベントを通じて、歯の健康の大切さを伝えていきたいと話しています。
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子どもの夢時計を表彰
子どもたちから夢の時計のアイディアを募集し展示する「こんな時計があったらいいな!アイディア展」の表彰式が7日伊那市西箕輪の登内時計記念博物館で行われました。 4月からの募集に対し、工作の部に43点、絵画の部に315点が寄せられました。 絵画の部金賞には、下諏訪町の小池由華さん11歳の作品が選ばれました。 作品は、天気を変えることができる腕時計です。 工作の部金賞には、箕輪町の川田千鈴さん8歳の作品が選ばれました。 作品は、おやつなどの時間を知らせてくれる時計です。 登内時計記念博物館は、平成10年6月10日にオープンし、今年で17年になります。 アイディア展は、記念イベントとして、毎年6月10日の時の記念日にあわせて開かれていて、今回で6回目になります。 ルビコン会長で、博物館館長の登内英夫さんは、「時間について考えることは、将来の役に立つと思います。」と話し、応募に対し感謝していました。 なお、10日の時の記念日は、博物館の入館料が無料になります。
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トンボの楽園 春の整備作業
世界で最も小さい種類のトンボ、ハッチョウトンボが生息する伊那市富県新山のトンボの楽園で、7日園内の整備作業が行われました。 新山山野草等保護育成会や市の職員50人が、草刈や木道の補修などをしました。 作業は、春と秋の年2回行っています。 木道は、環境を考え、防腐剤などの薬剤は使用していないため、腐りやすく傷んでところもあります。 そこに真新しいカラマツを敷いて、ねじ止めしていました。 園内では、5月10日頃から羽化が始まり、成熟すると赤くなる雄のハッチョウトンボがすでにみられます。 今年は暑く、いつもの年より1週間ほど早いということです。 トンボは、8月初旬まで見られますが、最盛期は、6月から7月にかけてで、7月12日には、観察会も計画されています。
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くるみ割り人形 本番まで1週間
第11回手づくりの演奏会、くるみ割り人形の本番まであと1週間にせまった7日は、会場となる伊那文化会館で通し稽古が行われました。 くるみ割り人形は、一般公募のくるみ割り人形バレエ団と伊那フィルハーモニー交響楽団、いな少年少女合唱団が共演します。 全2幕、2時間ほどの公演で、バレエ団が90人、伊那フィルが64人、合唱団は33人が参加します。 通し稽古では、バレエ団の演出と振付を担当している伊東由香さんが、動きや位置などをチェックしていきました。 14日に伊那文化会館で開かれる第11回手作りの演奏会、くるみ割り人形の当日券はすでに完売していて、前日の公開リハーサルは、400席のうち150席が売れているということです。 実行委員長の北沢理光さんによりますと、生のオーケストラとバレエの共演は、めったにない機会だということです。
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大学ラグビー 明治が同志社下す
伊那市の大学ラグビー招待試合が7日、伊那市陸上競技場で行われ、明治大学と同志社大学が熱のこもったプレーでファンを沸かせました。 紫紺と白の明治大学ラグビー部は、創部92年。紺とグレーの同志社大学ラグビー部は、創部104年と、伝統校の対戦となりました。 明治大学ラグビー部は、「重戦車」と呼ばれる強力フォワードを軸に、前へ前へと突進するラグビースタイルが特徴です。 同志社大学ラグビー部は、場面展開に応じた、ボール回しのラグビースタイルが特徴です。 スタンドには、およそ1600人のファンが詰めかけ、東西の人気校の試合を楽しんでいました。 試合は前半、明治がスクラムから抜け出しトライを決め先制し、3連続トライなどでリードします。 その後は風上にたつ同志社もトライを決め、前半は26対14と明治がリードして折り返します。 後半は同志社が連続トライで26対28と逆転しますが、ラスト、同志社の反則で、認定トライを許し、33対28で明治が勝利しました。 ある観覧者は、「同志社を応援していたので、最後は残念だった」と話していました。
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常円寺で茶会 表千家点前披露
茶道の表千家長野吉祥会(おもてせんけながのきっしょうかい)による茶会が7日、伊那市山寺の常円寺で開かれました。 表千家長野吉祥会は、上伊那を中心に110人の会員がいます。 濃茶を3人で回し飲む濃茶席では、会員が点前を披露し、訪れた人たちをもてなしました。 味わった中には、伊那弥生ヶ丘高校茶道部の生徒もいて、表千家の伝統に触れていました。 気軽に楽しめるようテーブルと椅子の立礼席も用意されました。 長野吉祥会の春宮千春(はるみやちはる)会長は、「茶会に向けて練習してきた成果が出ていると思う。会員を増やし盛り上げていきたい。」と話していました。
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JA上伊那がおかゆポットとお米割引券を市町村に寄贈
JA上伊那は、炊飯器に入れておかゆが作れる「おかゆポット」とお米割引券を、伊那市に寄贈しました。 2日は、JA上伊那の網野澄子理事らが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。 JA上伊那では、上伊那食卓愛の運動の一環で、平成18年度からおかゆポットとお米割引券を各市町村に贈っています。 伊那市では、おかゆポットを第1子の3か月健診の時に、お米券を出生した子ども全員に渡すということです。 網野理事は「幼い時から地元の米を食べて親しみを感じながら成長してもらいたい」と話していました。 今年度、8市町村には合わせておかゆポット736個とお米割引券1,555枚が贈られました。
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西箕輪九条の会が看板設置
伊那市の西箕輪九条の会は、みはらしファーム近くの喫茶はるか沿道に憲法9条堅持を訴える看板を5月29日に設置しました。 設置された看板は、たて90センチ、横180センチのベニヤ板で、「みんなでまもろう憲法9条」と書かれています。 西箕輪九条の会は、西箕輪区民200人の賛同を得て草の根的に活動する団体です。 九州出身で代表世話人の渡部さんは、88歳。 宮崎県の延岡市で大空襲を経験しています。 西箕輪九条の会では、「多くのの人の目に触れる場所なので、関心が高まればうれしい。」と話しています。
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伊那愛樹会さつき花季展 力作並ぶ
上伊那地域の盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会によるさつき花季展が伊那市のいなっせで開かれています。 会場には会員8人が育てたさつきの盆栽33点が並んでいて樹齢60年以上のものから新種まで様々な種類を楽しむことができます。 八重咲きのさつき「紅万重」は牡丹の花のような形をしているのが特長です。 赤紫色の花を咲かせる「星の輝」は色が濃く星のような花の形が人気のさつきです。 伊那愛樹会では「花の美しさとともに木の形や葉の色も楽しんでもらいたい。」と話していました。 さつき花季展は7日まで伊那市のいなっせで開かれています。
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富県地区戦没者追悼式
伊那市富県地区の戦没者追悼式が6日、富県ふるさと館で行われ、戦死した174柱の冥福を祈りました。 追悼式には、遺族23人を含む、およそ50人が出席しました。 富県地区戦没者追悼式は、日清、日露戦争から第二次世界大戦にかけての犠牲者を追悼しようと、富県社会福祉協議会が毎年行っているものです。 参列者は焼香をし、富県地区で戦死した174人の冥福を祈っていました。 富県社会福祉協議会の小牧崇会長は、「今の社会の平和は戦没者の犠牲の上に成立していることを改めてかみしめ、さらなる平和をめざし努力しなければならない」と祭文を読み上げました。 富県遺族会の井上淸人会長は、「平和と繁栄を享受し、将来戦没者を出さないためにも、戦争を起こしてはいけないと深く反省し、次の世代に語り継ぐことが私たちの重要な使命」と話していました。 富県小学校の西側には戦没者を祀った殉国碑があり、174人の名前が刻まれています。
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Power Live 中南信大会
中南信の高校の軽音楽クラブの高校生が出演するパワーライブ2015中南信大会が6日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 大会には、中南信の17の高校から、60のグループが参加しました。 パワーライブは、長野県高等学校文化連盟軽音楽部会が開いているもので、中南信大会は11回目です。 各校の軽音楽クラブの活性化や交流を図ろうと開かれています。 上伊那からは、伊那北、伊那弥生ヶ丘、箕輪進修の3校から7つのグループが出演しました。 それぞれが1曲ずつ、ロックのコピー曲やオリジナル曲などを披露しました。 ステージ前には仲間たちが集まり、演奏を盛り上げていました。 大会では審査も行われ、入賞した21のグループが8月に東御市で開かれる県大会に出場します。
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白山社の斉田で御田植祭と田植え
伊那市東春近の白山社が所有する、神に供える米を栽培する田んぼ「斉田(さいでん)」で、豊作を祈願する御田植祭と田植えが5日行われました。 この日は田原の田んぼで御田植祭が行われ、氏子総代の役員8人が出席し今年の豊作を祈願したあと田植えを行いました。 伊那市東春近の白山社は神社近くに田んぼを所有していて、この田んぼを神社の名前で登記しています。 神に供える米を栽培する田んぼは「斉田」と呼ばれていて、斉田を神社の名前で登記しているのは全国的にも珍しいということです。 白山社の花畑樹彦宮司によりますと、白山社の御田植祭は明治時代から行われているということです。 この日植えた米は「イセヒカリ」という品種で1989年に三重県の伊勢神宮の田んぼで発見されたものです。 白山社では去年から伊勢神宮からもらったイセヒカリの種もみを植えていて、去年はおよそ40キロを収穫したということです。 この日に植えた米は、10月上旬に収穫し、半分は白山社に供え、残りの半分は区の住民で味わうということです。
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JA上伊那役員改選 御子柴茂樹さんが組合長に再任
任期満了に伴うJA上伊那の役員改選が行われ、御子柴茂樹さんが代表理事組合長に再任されました。 27日に開かれたJA上伊那の理事会・幹事会で役員が決定しました。 記者会見で御子柴さんは、TPPやJA改革、生産者の高齢化など課題が山積しているとした上で、2期目の抱負を話しました。 具体的な取り組みとしては、中京圏での上伊那の農産物のさらなる販売促進をあげました。 また、5つの農協の合併によるJA上伊那の発足から来年で20周年を迎える事から、オリジナルブランド伊那華シリーズの20番目となる商品の開発にも取り組んでいきたいということです。 御子柴さんの任期は3年間で、平成30年の5月までとなっています。
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伊那東保育園 閉園
伊那市の保育園整備計画により、竜東保育園と伊那北保育園に統合される伊那東保育園の閉園式が5日行われ、44年の歴史に幕をおろしました。 伊那東保育園は、昭和44年4月に開園し、これまでに1,184人の子どもたちを送り出してきました。 式には、73人の園児と市や地元関係者に加え、歴代の園長が出席しました。 竜東保育園に通う園児は、すでに移っていて、現在の園児たちは、全員が来週8日から新しくなった伊那北保育園に通うことになっています。 白鳥孝市長は、「伊那北保育園でたくさんのお友達と大きな声で歌を歌って、運動してほしい。成長が楽しみです。」とあいさつしました。 伊藤ちと世園長は、「地域や保護者の方に見守り、支えていただいた。」と感謝していました。
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イオンで県産シカ肉販売開始
長野県内のイオン11店舗で、5日から県産のシカ肉の販売が始まりました。 箕輪町のイオン箕輪店です。 一階の精肉冷凍品コーナーの一角にはシカ肉の販売コーナーが設置され生肉などが売られています。 信州産シカのロース肉やモモ肉、ジャーキーや缶詰、ソーセージなど14品目です。 県と包括連携協定を締結しているイオンが、シカ肉の活用を進めようときょうから通年販売を開始しました。 シカ肉は、県内の市町村で駆除されたものを認証を受けた処理加工施設が供給します。 イオンでは、「信州ジビエのブランド化に向け、長野県を応援したい。信州産シカ肉の新しいおいしさを提案していきたい。」としています。 この取り組みは、県などが進めているもので、ニホンジカの有効活用に向けて一歩前進しました。 しかし、供給体制はどうでしょうか。 イオンが販売する14品目のうち、生肉は、南箕輪村の処理加工施設「信州ジビエかとう」など3社が供給します。 南箕輪村の信州ジビエかとうでは、市町村の鳥獣被害対策実施隊からシカを仕入れ、食肉用に加工しています。 一頭駆除すると7,500円が隊員に捕獲奨励金として支払われることや肉の良質な状態を保つよう指導する厳しいガイドラインがあるため、山で埋設処理する場合も多く、加工業者に届く肉は、そう多くないというこです。 ジビエかとうでは、「高品質のシカ肉を年間を通して供給できるか心配だ」と話し、駆除隊と加工業者間のルールづくりなど県に対し積極的な関与を求めています。
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交通安全功労者表彰受賞報告
長年交通安全啓発に尽力したとして、伊那市西箕輪の赤沼利光さんに表彰状、妻の春江さんに感謝状が送られました。 この日は、伊那警察署に赤沼さんが受賞の報告に訪れました。 赤沼さんは、交通安全功労者に贈られる関東管区警察局長、関東交通安全協会連合会会長の連名表彰を受けました。 西箕輪交通安全協会の会長を20年務めるなど、交通安全啓発に尽力したことが認められ表彰されました。 赤沼さんは、現在も会長を務めていて、危険か所の点検、信号機の設置の推進、通学路のグリーンベルト表示などを行ってきました。 思いやりのある運転を心がける「スマートドライバー」を伊那交通安全協会でも取り組むよう提案しました。 また、赤沼さんの活動に長年協力したとして、妻の春江さんに感謝状が贈られました。 伊那警察署の内川政澄署長は、「交通安全協会と連携して、事故を減らしたい」と話していました。 今回交通安全功労者連名表彰の受賞者は県内で16人いて、上伊那では赤沼さんのみとなっています。
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長野県公衆衛生専門学校の生徒が園児に歯科指導
歯科衛生士を目指す伊那市の県公衆衛生専門学校の学生が、5日、保育園児を対象に歯のみがき方を指導しました。 この日は、学生20人が伊那市の竜西保育園の年長園児に正しい歯のみがき方を指導しました。 これは、「歯と口の健康週間」に合わせて行われたものです。 園児が歯をみがいた後にフッ素を塗り、赤く染まったところが磨き残しであることを伝え、学生が正しい歯の磨き方を教えていました。 また、オリジナルの劇も披露し、園児たちに「歯を磨かないで寝てしまうと虫歯になります。きちんと毎日歯を磨いて健康で過ごしましょう」と呼びかけました。
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伊那市の魅力を発信するプロモーションビデオの撮影
伊那市の魅力を市内外に発信するプロモーション映像「イーナ・ムービーズなつかしい未来」の撮影が、5日、伊那市の竜南子育て支援センターで行われました。 伊那市は、市内外に向けて人々の生活や子育て支援、豊かな自然環境などを映像で発信し移住定住を進めようとシティプロモーション映像を制作しています。 この日は、総合演出を務める伊那市芸術文化大使の柘植伊佐夫さんらスタッフ5人が竜南子育て支援センターを訪れ、ベビーマッサージ講座の様子を撮影しました。 撮影は4月上旬から始まっていて、これまでに桜など自然の風景を撮影しています。 映像は、季節ごとに3分程度制作するほか、15秒・30秒にまとめたものも作る計画です。 伊那市のプロモーションビデオ「イーナ・ムービーズなつかしい未来」は来年2月末の完成を予定していて、関東・関西圏の電車内電子掲示板や市のHPなどで配信するということです。
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桑名 智絵さん彩画展
伊那市出身で長野市在住の画家・桑名 智絵さんの作品展が、はら美術で開かれています。 会場には、桑名さんの近作44点が並べられています。 桑名さんは、伊那市坂下出身で、伊那市の他、アメリカ・ニューヨークを含め、25回以上個展を開いています。 出身地の伊那市では、2年に1度開催しています。 水彩絵の具・顔彩・ポスターカラー・金粉など水に溶けるものなら何でも使って描いているということで、色彩を意識した作風から、自らの作品を「彩画」と呼んでいます。 旅行に出かけたときなどに心に残った風景を描いているということです。 この桑名智絵さんの作品展は、9日(火)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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複合福祉施設みぶの里 竣工式
伊那市美篶のナイスロード沿いに完成した、高齢者用の複合福祉施設みぶの里の竣工式が、4日に行われました。 みぶの里は、伊那市美篶のナイスロード沿いにあります。 リハビリ付きのデイサービスのほか、入居し生活できる特養が29床、ショートステイもできる在宅支援を目的とした老健が80床設けられた複合施設です。 福祉用具の体験ができる相談スペースもあります。 総事業費は15億5千万円で、うち2億9千万円は市や県の補助金です。 施設を運営する、社会福祉法人しなのさわやか福祉会の山浦速夫理事長は「安心と信頼を寄せてもらえる、心のこもったサービスを提供していきたい」と話していました。 みぶの里によりますと特養はすでに満床となっていますが、ほかの施設やサービスは、まだ空きがあるということです。
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6月4日は、ローメンの日 一杯400円で提供
6月4日は、蒸し麺の語呂合わせで、ローメンの日です。 並盛が一杯400円で提供されました。 伊那ローメンズクラブの各加盟店で通常600円ほどで提供されているローメンが400円で提供されました。 昼時になると訪れた客が、次々とローメンを注文していました。 伊那市上牧のあすなろでは、配達の注文も50食ほど入っていて、従業員の昼食用にまとめて注文する会社もあったという事です 伊那ローメンズクラブでは、平成9年に日本記念日協会に6月4日を「ローメン記念日」として申請し登録されました。 以降、割引サービスを毎年行っています。 伊那のローメンは10月に青森県で開催されるB-1グランプリに2年ぶりに参加する事になっています。 そこでパフォーマンスの中心となるセンターシェフを決める投票も4日から始まりました。 伊那まつりなどのイベントでも投票してもらい、8月15日のローメン夏祭りで投票を締め切り、センターシェフを決定するという事です。
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下小沢あかりの会 五平餅と山菜を味わう
伊那市の小沢地区の高齢者クラブ、下小沢あかりの会のメンバーは五平餅と山菜を楽しむ会を小沢地域交流センターで3日開き、持ち寄った食材で作った料理を味わいました。 メニューはくるみと山椒の味噌を使った五平餅、ニラ、キャベツ、ハクサイなどが入ったギョーザなどです。 食材はすべて会員らが畑で育て、持ち寄ったものです。 下小沢あかりの会は、「地区内の清掃や花壇づくり、小学生の見守り」など地域活動を行っていて、今年で結成4年目。会員は38人です。 五平餅と山菜を楽しむ会は、日頃会話をする機会が少ないお年寄りが、料理を通して仲間と話しができる場所を設けようと毎年開いています。 メンバー達は楽しそうに会話をしながら料理を味わっていました。 下小沢あかりの会では、多くの人が参加できる地域交流イベントを考えていきたいとしています。
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信濃錦 全国新酒鑑評会で金賞
伊那市の造り酒屋「宮島酒店」が無農薬で栽培した米で作った純米大吟醸の「信濃錦」が全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。 信濃錦が金賞を受賞するのは平成17年以来、10年ぶりとなります。 今回、金賞を受賞したのは無農薬で栽培した酒米・美山錦を使った純米大吟醸酒です。 全国新酒鑑評会は、明治44年に始まった、唯一の全国規模の鑑評会です。 今回は、全国から852点が出品され222点が金賞を受賞しました。 金賞を受賞した日本酒のうち、純米酒は13点で宮島酒店の信濃錦もそのうちの一つです。 宮島酒店では、原料となる米にもこだわり、20年前から上伊那地域の農家と契約し無農薬栽培に取り組んでいます。 田んぼの草取りが忙しい6月には、社員や小売店、一般などか参加者を募り、毎年、農家の手伝いを行っています。 また使用する酒米は、長野県で開発された美山錦とするなど、米にもこだわりを持ち、取り組んでいるという事です。 無農薬栽培米純米大吟醸信濃錦は、数量限定で、720ミリリットル入り、税別4500円となっています。
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TPP交渉 全力で取り組む
JAや農業関係団体などでつくる上伊那農政対策委員会の集会が3日、伊那市のJA上伊那本所で開かれ、TPP交渉などの課題について全力で取り組むとした特別決議が行われました。 集会には、JAや農業関係者などおよそ150人が出席しました。 特別決議は、満場一致で承認されました。 決議では、「TPP交渉は、6月末にも閣僚会合での大筋合意を目指し調整を進めていて、交渉は重大な局面を迎えている。 また、上伊那農政対策委員会は、TPP交渉に関する国会決議など明確な情報開示の実現に向け、地域の関連する団体と連携し、組織の総力を挙げて全力で取り組む」としています。 JA上伊那の御子柴茂樹組合長は、「TPPは国の進める地方創生に対し、逆行していると言わざるを得ない。県や国に向けて農家の声を届けるため全力で取り組む」と話しました。
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伊那市西春近でトラック衝突 男性両足骨折
2日午後4時10分頃、伊那市西春近の国道153号でトラック同士が衝突し、男性一人が両足の骨を折る大けがをしました。 伊那警察署の発表によりますと、事故は伊那市西春近で国道に出ようとした中川村の男性会社員が運転する中型トラックと、南箕輪方面に進行していた、伊那市の製材業の男性が運転するトラックが出合い頭に衝突したものです。 この事故で、製材業の男性が、両足の骨を折る大けがをし、伊那市内の病院に搬送されました。 伊那署では事故の原因について、調べを進めています。
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JR飯田線でサイクルイベント開催へ
伊那市は飯田線の活性化策として自転車を列車に積み込み伊那市駅から好きな所に行くことができる、サイクルトレインを実施します。 3日は伊那市役所でJR飯田線活性化期成同盟会の総会が開かれ、今年度の事業計画が承認されました。 「サイクルトレイン」はJR飯田線の飯田駅から列車内に自転車を持ち込んで移動し、伊那市駅で下車して市内の観光を楽しんでもらうものです。 利用者には、チェックポイントを回ってもらい、地元の特産品やお土産を配布するほか、商工会議所などと協力して商店街で使えるクーポン券の作成も計画しています。