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お釈迦様の誕生日を祝う花まつり
お釈迦様の誕生日を祝う花まつりが10日、伊那市西箕輪の中条公民館で行われました。
花まつりには、中条区の住民と近くの西箕輪南部保育園の園児あわせておよそ70人が訪れ、お釈迦様の誕生日を祝いました。
花まつりは、お釈迦様の生まれた日に甘い雨が降ったと言われていることから、4月8日の誕生日にお釈迦様の形をした像に甘茶をかけて祝います。
中条区では、毎年5月8日に花まつりを行っていましたが、今年は8日が日曜日で園児が参加できないことから、日にちをずらして行いました。
園児らは、交代で甘茶をかけると、手を合わせていました。
中条区の白鳥準一区長は「様々な伝統行事を子供達に経験してもらい、これから先も引き継いでいってもらいたい」と話していました。
園児らは、お礼に感謝の気持ちを込め、歌のプレゼントを贈りました。 -
井上井月の新句見つかる
漂泊の俳人井上井月の新しい句が、このほど、伊那市美篶末広の塩原芳さん宅でみつかりました。
新しく見つかったのは、「風流の願い叶ふて花の宴」という俳句です。
この俳句は短冊に書かれていて、伊那市美篶末広の塩原芳さん宅に残っていました。
塩原さん宅には、江戸時代から明治にかけて伊那谷を放浪していた井月がたびたび訪れていて、明治20年1887年、井月は、ここの離れで息をひきとりました。
井月研究家の春日愚良子さんは、井月ゆかりの塩原さん宅から短冊がでてきたことや、書体などから、井月自作直筆の俳句に間違いないと話します。
塩原さん宅には井月の遺品や掛け軸などがいくつか残されていることから、塩原さんは、井月を研究する資料としても大切に保管していきたいと話しています。 -
観光ボランティアガイドが分杭峠で研修
伊那市の観光ボランティアガイドの研修会が10日、伊那市長谷の分杭峠で開かれました。
これは、パワースポットとして人気を集めている分杭峠のゼロ磁場について学習しようと初めて開かれたものです。
10日は、あいにくの雨となりましたが、観光ボランティアガイドのメンバーら28人が参加しました。
研修会では現地を視察や、講師を務めた長谷総合支所産業振興課の池上直彦課長の話を聞きました。
池上さんは、去年は名古屋のテレビ局で多く紹介された。今年は東京のテレビの取材依頼が2件入っていると話しました。
伊那市のまとめによると、GWの4月28日から5月8日までの利用者は4646人で去年の同じ時期に比べて2416人少なくなっています。
去年は1日に1000人を超えた日は3日ありましたが今年は5月4日の1日のみでした。
伊那市では東日本大震災の影響が大きかったのではと話しています。
観光ボランティアガイドは、今後要請があったら分杭峠でのガイドを行うとしています。 -
伊那谷写友クラブの写真展
伊那市を中心に上伊那地域の写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの写真展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、会員17人の作品44点が並んでいます。
写真展では、作品の大きさなどの規格やテーマを設けずに、自分の好きな写真を展示していて、今回で21回目です。
作品は、東日本大震災の発生時に千葉県にいた会員が、現地の液状化現象の様子を撮影したものや、長崎県の軍艦島を訪れた際に撮影した物など、全国各地で撮影されています。
第21回伊那谷写友クラブの写真展は、13日金曜日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
10日夜遅くにかけて大雨の恐れ
県内は、前線の影響で10日夜遅くにかけて大雨になるおそれがあり、長野地方気象台では土砂災害などに警戒するよう注意を呼び掛けています。
伊那市役所では10日の午後3時過ぎに万が一の災害に備え土のう作りが行われていました。
これらの土のうは、増水しそうな河川や床下浸水が心配される住宅などに置かれました。
長野地方気象台によると、雨は10日夜遅くにかけて県内を通過する見込みで激しい雨が降るおそれがあります。
11日の正午までの24時間に降ると予想される雨の量は南部で120ミリとなっています。
長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水など注意を呼び掛けています。
前線が停滞するため13日頃まで雨が降りやすいということです。 -
美原公園東屋の壁 破損
伊那市の美原公園内にある東屋の背もたれの破損が、6日発見されました。
伊那市では、「公園にあるものは皆が使うので、大切に使ってほしいと」呼び掛けています。
伊那市によりますと、壊されたのは、美原公園にある東屋の背もたれ、およそ1平方メートルです。
背もたれは、東屋の3面に取り付けられ、そのうちの一面が壊されました。
6日、美原区長から市役所に美原公園の東屋の背もたれが破損しているとの連絡があり、市職員が現地確認を行い、警察に通報したという事です。
現場の美原公園は、住宅地に隣接していて、東屋は、公園が造られた、昭和63年に整備されました。
市では、「公園にあるものは皆が使うので、大切に使ってほしい」と呼びかけています。 -
伊藤国光さんがますみヶ丘平地林のクロスカントリーコースを視察
伊那市出身で株式会社カネボウ化粧品の陸上競技部総監督を務める伊藤国光さんが9日、ますみヶ丘平地林のクロスカントリーコースを視察しました。
9日は、伊藤さんと市の職員5人が、昨年度整備したコースを視察しました。
ますみヶ丘平地林のクロスカントリーコースの整備は、市が昨年度から3年間の計画で、およそ900万円をかけて進めているものです。
昨年度完成したコースは、1,070メートルで、今後整備されるコースは長いもので2,260メートルを予定しています。
伊藤さんは、「下り坂の後のコーナーが鋭角すぎるのでコースの幅を広げたほうがいい」
「大会の開催や選手がタイムを計るには、区切りのいい距離のほうがいい」などと、計画図や地形をみながらアドバイスをしていました。
市では、「伊藤さんの意見を、今後のコース整備に生かしていきたい」と話していました。 -
ルネッサンス西町の会 保育園児と一緒に春日公園に桜の苗木
伊那市西町の商店主や住民有志でつくるルネッサンス西町の会は9日、地域の保育園児と一緒に春日公園に桜の苗木を植えました。
9日は、ルネッサンス西町の会会員と、竜西・竜南保育園の年長園児合わせておよそ60人が、春日公園三の丸西側にヒガンザクラの苗木5本を植えました。
ルネッサンス西町の会では、多くの人に愛される公園にしようと、毎年サクラの苗木を植えています。
現在、春日公園には、ソメイヨシノがおよそ150本、ヒガンザクラがおよそ70本あります。
ルネッサンス西町の会の向山等会長は「春日公園の桜が絶えることのないようにしていきたい」と話していました。 -
伊那市美篶小学校の美篶地域探検クラブ 美篶の歴史について学ぶ
伊那市美篶小学校の美篶地域探検クラブは9日、美篶の歴史について学びました。
9日は、美篶小の児童5人が資料館の副館長で地域の歴史に詳しい矢島信之さんから、美篶の歴史について学びました。
矢島さんは、「青島は三峰川からの風が強いためほとんどが東向き。下川手や上川手は生活水路に沿って家が立て込んだため東向きの家が多い」などと地形と建物の関係について話しました。
他に、資料館に展示されている昭和初期に作成された美篶地区の地図について「当時の教師が測量技師から学び手づくりしたもの。学校の周りには今のように家がほとんどなかったことなどが分かる」と説明しました。
クラブでは、今年1年かけて地域の行事やまつりなどを学んでいくということです。 -
伊那地域の最高気温25.9度 夏日
9日の伊那地域の最高気温は25.9度を記録し夏日となりました。
暖かい陽気に誘われるように伊那市小沢広域農道沿いの芝桜が見ごろを迎えています。
9日の伊那地域は最高気温が25.9度を記録し6月下旬並みの陽気となりました。
伊那地域で夏日となったのは今年初めてです。
花を育てる活動をしている伊那市小沢の住民有志のグループ小沢花の会による芝桜まつりが開かれています。
会場となっている伊那市小沢の農道沿いの芝桜は見ごろを迎え、道行くドライバーが車を降りて花を楽しんでいます。
今年は、肌寒い日が続いたことから例年より開花が10日ほど遅いということです。
花の会では8日まで予定していたまつりを一週間延ばしました。
花の会の手づくくりで始まった芝桜まつりはその美しさが話題となり近年は県外から観光バスで多くの人が訪れるようになりました。
9日も多くの観光客が訪れ花の前で記念撮影をしたりしていました。
小沢花の会による芝桜まつりは15日まで開かれています。 -
ブルーベリー畑で火事
8日午前11時40分頃、ブルーベリー畑で火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市西箕輪と南箕輪村の境界付近にあるブルーベリー畑です。
火はおよそ40分後に消し止められましたが、ブルーベリーの木63本と、敷き詰められたワラおよそ200平方メートルを焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
出火原因や畑の所有者については現在伊那警察署で調べを進めています。 -
西町区民 さわやかウォーキング
伊那市西町区の住民が、地域を歩きながら交流する、さわやかウォーキングが、8日行われました。
さわやかウォーキングには、住民約150人が参加しました。
このイベントは、子どもから、お年寄りまで参加できる行事として、毎年行われているもので、今回で8回目となります。
8日は、西町公民館を出発し伊那街道などを通り伊那西小学校へと向かうおよそ8.5キロのコースを歩きました。
コース途中では地域の歴史や文化についての話もあり参加者が理解を深めていました。 -
伊那市B級グルメフェスタ
伊那のご当地料理が一堂に集まる「伊那市B級グルメフェスタ」が、3日にベルシャイン伊那店で開かれました。
会場となった時計台広場には、ローメン、ソースかつ丼、餃子のブースが設けられ、家族連れなどで賑わいました。
これは、地域の名物料理を多くの人に味わってもらおうとニシザワが企画したものです。
イベントでは、辰野高校の生徒が去年開発したローメン入りの惣菜パン「ローメンPANだ」が40個限定で販売され、人気を集めていました。
また、ローメンの早食いで記録を更新すると割引券がもらえるタイムトライアルが行われ、訪れた男性達が記録に挑戦していました。
ローメンズクラブの正木金内衛会長は「地域の食文化の交流になった。今後もこういった交流ができればうれしい」と話していました。 -
母の日に贈る親と子の音楽会
母の日に贈る親と子の音楽会が7日、伊那市のいなっせで開かれました。
この音楽会は、母親が小さい子どもと一緒にコンサートを楽しめるようにとNPO法人クラシックワールドが開いているもので、今年で8年目です。
地元の音楽教室の指導者や母親でつくるコーラスグループなどがボランティアで出演しました。
ステージでは、クラシックや歌謡曲、アニメの曲などが披露されました。
訪れた母親達は、子どもと一緒にフルートの音色や歌声に聞き入っていました。 -
伊那部宿を考える会総会
伊那市西町の旧井澤家住宅を管理・運営している伊那部宿を考える会の総会が7日開かれ、新しい会長に森功さんが就任しました。
役員改選では、これまで会長代行を務めていた森功さんが会長に就任しました。
森さんは、「地域活性化を見据えながら会の活動を活発にし、交流を深めていきたい」と話していました。
伊那部宿を考える会では今年度、16の事業を計画しています。
新規事業では、旧井澤家住宅所蔵品展、中央構造線ジオパークツアーを行うということです。 -
来春に向け桜の摘み取り作業
伊那市商工会女性部は7日、伊那市高遠町文化体育館横で八重桜の摘み取り作業をしました。
この日は女性部のメンバー15人ほどが作業をしました。
女性部では、八重桜を摘みとって塩漬けにした桜茶の、サービスや販売をしています。
八重桜は、ヒガンザクラやソメイヨシノよりも遅く咲き、咲いている期間が長い桜です。
今年は例年よりも遅い開花となりましたが、花付きが良く、去年よりも10キロ多い100キロを摘み取りました。
摘み取り作業が終わると、持ち帰った桜を、酢を入れた水で洗います。
これにより殺菌や発色の効果があるということです。
女性部のメンバーは、会話をしながら選別や水洗いをしていました。
高島弘江部長は「今年は良い花がたくさんついた。来年の春多くの人に喜んでもらえたらうれしい」と話していました。
八重桜は1年かけて塩漬けし、来年の観桜期に販売されます。 -
大槻武治さん 著書の出版記念講演会
箕輪町の元教育長で、現在は作家として活動している大槻武治さんの著書「保科正之人生道中記」の出版記念講演会が7日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
会場には、出版委員会のメンバーを中心におよそ50人が集まりました。
大槻さんが出版した歴史小説「保科正之人生道中記」は、正之が江戸から会津若松へ向かう道中、正之が人生を振り返るというストーリーです。
大槻さんは「実際の歴史にとらわれず、自由な感覚で読んでもらいたい」と話していました。
この日は大槻さんが、正之が現代に生きていたらどんなことを考えるか、をテーマに講演をしました。
大槻さんは「正之の民を思う気持ちは、大震災が発生した今だからこそ学ぶべきことが多くある」と話していました。
また講演の後には大河ドラマをつくる会の伊東義人副会長がこれまでの経過を説明し、ドラマ化の実現を目指し、さらなる協力を呼びかけていました。 -
わんぱくひろば 災害について考える
ども達が自然に親しみながら遊ぶわんぱくひろばが伊那市の春日公園で、29日、行われました。今年は、災害について考えるコーナーが数多く設置されました。
わんぱくひろばは、30年以上続く恒例の行事で、ボウイスカウト等、市内の団体がコーナーを設けました。
今年は東日本大震災をうけ、多くの団体が「災害」について考えるコーナーを出していました。
このうち、非常食を作りのコーナーでは、空き缶を使いコメを炊く方法を教わりました。
参加した子ども達は、缶切りを使い上蓋部分を取り除くと、空き缶を飯ごう代わりに、コメを炊いていました。
被災地へのメッセージボードでは、油性ペンなどを使い、応援の言葉が書きこまれていました。
参加したある保護者は、「遊びながら災害や被災した人達の事を考え、思いやる心が養われれば」と話していました。
また、会場には、特設の遊具が設置され、春日公園には子供達の元気な声が響いていました。 -
でんがく寺子屋 開講
伊那市富県を拠点に活動する、歌舞劇団田楽座の伝統芸能講習会「でんがく寺子屋」が30日、富県の稽古場で開かれました。
30日から一泊二日の日程で行われた講習会には、県内外から8人が参加しました。
でんがく寺子屋は、伝統芸能の楽しさや魅力を感じてもらおうと開かれました。
この日は、参加者が2つのグループに別れて、花笠踊りと南京玉すだれの指導を田楽座のメンバーから受けました。
花笠踊りでは、基礎の動きとなる足腰の動かし方や、花笠の動かし方などを指導していました。
また南京玉すだれでは、参加者がすだれを釣竿に見せる動きを学んでいました。
ある参加者は「日本の伝統芸能をプロから教わることができて良かった」と話していました。
でんがく寺子屋は、4日、5日にも一泊二日の日程で開かれることになっています。 -
高鳥谷山区民ハイキング
伊那市富県地区の伝統行事、「高烏谷山区民ハイキング」が3日に行われました。
ハイキングには、新山地区を含む富県区民およそ600人が参加しました。
これは区民同士の交流をはかろうと毎年開かれているものです。
参加した区民らは、家族や友人と会話を楽しみながら、およそ3時間かけて高鳥谷山の8合目付近のつが平を目指していました。
つが平に到着すると参加者らは景色を眺めたり、ビニールシートを広げて弁当を楽しんだりしていました。
子どもと参加したある父親は「地元に住んでいてもなかなか登る機会がない。素晴らしい景色を見ることができた」と話していました。
また東西交流として、富県小学校と新山小学校の児童がそれぞれの学校紹介をしたり校歌を披露して交流を深めていました。 -
憲法9条堅持 決意を新たに
憲法記念日にあわせ、3日に「憲法9条を守る会上伊那教職員の集い」が開かれ、憲法9条を守る決意を新たにしました。
この日は伊那市の坂下公会堂で集いが開かれ、教職員退職者などおよそ40人が参加しました。
これは、戦争の経験からつくられた平和憲法、憲法9条の意味を再認識し、地域に示していこうと2年前から開かれています。
この日行われた意見発表では、参加者から「正しい憲法の意味を知る必要がある」「憲法教育が貧困」などの意見が出され、平和教育や憲法教育の必要性が再確認されました。
また集いの最後には、「平和を求める世界の人々と手をつなぎ、9条を持つ日本国憲法を守っていこう」とする集会アピールを参加者全員で採択しました。 -
子どもたちが苗植え作業
伊那市東春近下殿島にある子供農園で野菜の苗の植え付け作業が5日行われました。
作業は下殿島農業振興センターが、子どもたちに農作業を体験してもらおうと行ったもので、今年で2年目の取り組みです。
この日は、13家族およそ40人の親子が参加しました。
子供農園は近くの農家から借りたもので、広さおよそ3アールの畑にとうもろこしや、キャベツ、白ネギの苗などを植えていました。
畑には今後、はくさいや、人参、さつまいもなどを植える計画で、参加者は水やりや、雑草抜きなど年間を通して作業にあたります。
11月には収穫祭が計画されていて、採れた野菜をみんなで味わうということです。 -
山野草大展示会 7日、8日の2日間
信州伊那野草会による「山野草大展示会」が7日から、伊那市の伊那スキーリゾートで開かれます。
6日は、会員およそ20人が準備を行いました。
会場には季節の山野草およそ200種類、350点ほどが並べられていました。
今年は、春先に寒い日が続き花物が10日ほど遅れたため、例年では見られない山シャクヤクなどの花も楽しめます。
信州伊那野草会の飯島隼人会長は「今年は会を立ち上げて20年の節目の年。丹精込めた作品が並んでいるのでぜひ多くの人に来てもらいたい」と話していました。
展示会では他に、山野草即売会を開く他、育て方などの質問コーナーを設けるということです。
山野草大展示会は、7日と8日の2日間、伊那スキーリゾートで開かれます。 -
伊那市民吹奏楽団 スプリングコンサート
東日本大震災の被災地を支援しようと伊那市民吹奏楽団は、スプリングコンサートを4日、伊那市のいなっせで開きました。
コンサートは2部構成で行われ、1部ではグループごとの演奏が、2部では、上伊那農業高校の吹奏楽部との共演が行われました。
共演は、伊那市民吹奏楽団で音楽監督を務める金沢茂さんが、今年から上農の吹奏楽部で指導に関っていることから実現したものです。
金沢さんは「連帯感のあるいいコンサートとなった。被災地にも思いが届いたと思う」と話しました。
コンサートで集まった義援金は、東日本大震災の被災地に送られるということです。 -
天竜川漁業協同組合 アユの稚魚を放流
天竜川漁業協同組合は、6月下旬のアユ釣り解禁を前に、6日、天竜川にアユの稚魚を放流しました。
6日は、組合員およそ10人が参加し、伊那市と駒ヶ根市、中川村の3か所でアユの稚魚を放流しました。
このうち伊那市では、150キロが放流されました。
放流された稚魚は琵琶湖産で、全長およそ9センチ、重さおよそ8グラムです。
放流は、今日を含めて27回行われ、全体でおよそ63万匹を放流する予定です。
解禁日は6月25日土曜日で、遊漁料は年間券が8,000円、日釣券が2,000円となっています。
解禁する頃には、20センチほどの大きさになるということで、天竜川漁業協同組合では「多くの人に楽しんでもらいたい」と話しています。 -
桜シリーズ
地域の桜をお届けする桜シリーズ。2日は、伊那市西箕輪の大萱グラウンドの桜です。
大萱グラウンドには、コヒガンザクラとソメイヨシノが合わせて30本ほどあります。
現在、ソメイヨシノが花を咲かせています。 -
コンビニ強盗逮捕で感謝状
辰野町のコンビニエンスストアで強盗を捕まえた伊那市の男性に28日、伊那警察署長から感謝状が贈られました。
強盗を捕まえたのは、伊那市美篶のアルバイト店員、木下信さん29歳です。
強盗事件は今月19日、木下さんが勤めている辰野町のコンビニエンスストアで発生しました。
木下さんは、レジカウンターの中にいて、包丁を出して現金を要求した犯人が手を離した隙に、包丁を取り上げました。
その後、タバコ1箱を盗んで逃げようとした犯人を捕まえ、警察官に引き渡しました。
木下さんは、峰丈流護身武道の指導員として伊那市内の教室で指導していて、武道が今回の犯人逮捕に役立ったと思うと話していました。
伊那警察署では、「冷静な対応で犯人を逮捕し、被害を最小限に食い止めてくれた」と感謝していました。 -
西箕輪高原マラソン大会
伊那市西箕輪で、恒例のマラソン大会が開かれ、263人のランナーが、高原の風を感じながら駆け抜けていきました。
西箕輪高原マラソン大会は、地域の親ぼくや健康づくりを目的に開かれ、今回で22回目となります。
今年は、地元を中心に、小学生や中学生、一般合わせて、263人が参加しました。
コースは、西箕輪小学校を発着点に、3キロ、4.5キロ、6キロのコースに分かれ健脚を競います。
選手たちは、コース途中、沿道からの声援受け、正面に中央アルプスを眺めながら、ゴール目指し駆け抜けていました。 -
堀内功さん 保科正之宛ての書簡を寄贈
伊那市美篶出身の堀内功さんは、江戸時代初期に徳川家の茶道指南役を務めた小堀遠州が保科正之に宛てた書簡を28日、伊那市に寄贈しました。
28日は、堀内さんが伊那市役所を訪れ、保科正之宛の書簡を寄贈しました。
書簡は、縦30センチ、横50センチほどの大きさで、小堀遠州が保科正之に宛てたものです。
文面には「先刻のお礼の為、明後日の朝伺う」と書かれています。
堀内さんは、5年前京都で売られているのを見つけ手に入れたと話します。
堀内さんは「保科家に関する古文書は少なく、貴重なものだと思う」と話しました。
酒井茂副市長は「保科正之について知られていない部分が、また1つ伝えられる。非常にありがたい」と感謝しました。
書簡は高遠町歴史博物館で所蔵され、特別展などで展示されるということです。 -
地域活性化策まとまる
地域の課題などについて検討してきた伊那地域協議会が27日、伊那市役所で開かれ、地元の歴史調査など地域活性化策をまとめました。
第三期となる伊那地域協議会は1年前に発足し、委員およそ40人が地域活性化策などについて、4つの小学校区に分かれて協議してきました。
27日は、活性化策について小学校区ごとに対策を発表しました。
伊那西小学校区では通学路の安全対策として、街路灯の増設などを実施していくとしています。
また伊那北小学校区では地元神社の由来などを調査し、案内看板などを設置していきます。
伊那東小学校区では、建て替えが計画されている伊那公民館の活用などについて提言していくとしています。
伊那小学校区では、伊那市中心市街地再生協議会と連携し、市街地活性化に取り組むとしています。
伊那地域協議会の委員の任期は来年3月までで、今後は、「安心、安全のまちづくり」をテーマに協議を進めていくことにしています