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大東太鼓・島唄コンサート
沖縄県の南大東島の子どもたちによる「大東太鼓・島唄コンサート」が昨夜、県伊那文化会館で開かれた。
コンサートは、2年ぶり、3回目で、文化会館大ホールには、1,650人がつめかけた。
コンサートでは、島の衣装に身を包んだボロジノ娘が、南国情緒あふれる島唄を披露。
島の紹介ビデオなども交えながらコンサートは進み、子どもたちがエイサーを踊ると会場は、一体感に包まれ、盛り上がりを見せた。
南大東島と、北大東島の子どもたちが参加する大東太鼓碧会は、打ち手が入れ替わる回し打ちや、迫力ある揃い打ちを披露。
会場は、アンコールに包まれ、碧会とボロジノ娘の共演で幕が下りた。 -
登喜和冷凍が「生こうや豆腐」発表
伊那市西町に本社を置く登喜和冷凍食品(株)は、信州伝統の食材「こうや豆腐」をあらかじめ戻し、パッケージ化した新商品「生こうや豆腐」を、31日に発表した。
31日から発売が始まったのは、「鶴羽二重生こうや豆腐」。
生こうや豆腐は、あらかじめ最適な状態にもどしてあり、パッケージから取り出せば、そのまま調理に使えるという商品。
31日は、登喜和冷凍食品の本社で記者会見が開かれ、登内 英雄社長が商品について説明した。
高野豆腐を製造しているメーカーは、現在国内に6社あり、登喜和冷凍は、そのうちの3番目、18%のシェアを占めている。
現在、不景気の影響もあり、安い食材である高野豆腐は、需要を伸ばしているが、調理方法が分からない世代が増え、今後、需要が伸び悩む可能性がある。
そこで、登喜和冷凍は、業界で初となる、生タイプのこうや豆腐を開発し、販売にこぎつけた。
生こうやは、豆腐のように、そのまま冷奴で食べられるほか、和洋中・デザートと、どのような料理にも応用できるという。
生こうや豆腐は、ナカセンナリという品種の、伊那谷で採れた大豆を使用したタイプが、170円。カナダ産の大豆を使用したタイプが150円の希望小売り価格となっていて、31日から店頭に並んでいる。 -
伊那市西春近踏切で立ち往生
31日午前6時半頃、伊那市西春近の踏切で、自動車が立ち往生し、電車がおよそ40分間停車した。
この事故による、ケガ人はなかった。
事故があったのは、伊那市西春近上島(かみじま)の踏切。
今朝6時半ころ、駒ヶ根市の男性会社員の運転する乗用車が、踏切内で遮断機に衝突した。
このため乗客100人を乗せた、飯田駅・午前5時10分発茅野行きの電車が踏切の手前で停止した。
これにより、この電車が44分遅れたほか、後続の下り快速列車が21分、上り普通列車が43分遅れ、JR東海のまとめによりますと、400人に影響が出たという。
なお、JR東海によりますと、事故後も、踏切は正常に作動しているという。 -
松澤ジアン成治君 高校総体棒高跳び3位
奈良県で開かれている全国高校総体の陸上競技男子棒高跳びで、高遠高校3年生の松澤ジアン成治君が3位に入賞した。
松澤君は29日の予選で4メートル70の記録で決勝進出を決めた。
30日の決勝では、1位と同じ5メートルを記録したが、2度失敗したことなどから大会規定により3位となっている。 -
伊那市境の交差点で重傷事故
30日午前9時20分ころ、伊那市境の交差点で原付バイクと乗用車が衝突する事故があった。この事故で、バイクに乗っていた女性が腕や足の骨を折る大けがをした。
伊那警察署の発表によると、けがを負ったのは原付バイクに乗っていた伊那市東春近の伊藤はる代さん(77)。伊藤さんの運転していたバイクと、伊那市の女性が運転しいた乗用車が出会い頭に衝突した。
伊藤さんの走っていた道路には、一時停止の標識が設置されていた。
事故原因は現在調査中。 -
公衆衛生専門学校で体験入学
伊那市の長野県公衆衛生専門学校で29日、体験入学会が開かれた。
体験入学は、高校生に歯科衛生士の仕事を知り、進路選択の参考にしてもらおうと行っている。
今年は、3月に長野校が閉校したこともあり、全県下からおよそ30人の高校生が集まった。
高校生たちは、公衆衛生専門校の学生から歯科指導を受けたり、模型を使った歯石の除去などを体験しながら、進路の悩みなどを相談していた。
ある高校性は「実際に体験できて良かった。歯科衛生士を志したいと思った」と話していた。
公衆衛生専門学校の一般入試は来年1月21日に行われる。 -
富県のコワイ夜
ろうそくの明かりで怪談伊那市の富県ふるさと館で29日夜、怪談を語る催し「富県のコワイ夜」が開かれた。
この催しは、夏休み中の小学生の居場所づくりとして行っている富県こどもおいで塾の一環として、富県公民館が開き、約50人の小学生やその保護者が集まった。
話をしたのは、読み聞かせのボランティアグループ「伊那おはなしの会」のメンバーなどで、日本や外国に伝わる怪談を披露していた。
暗くした会場には、ろうそくが灯されたほか、廊下には赤い照明をつけるなどの演出がされていた。
集まった子どもたちは、雰囲気たっぷりの語りに耳を傾け夏の夜を楽しんでいた。 -
南原市職員みはらしファーム視察
韓国南原市の農業技術センター職員が30日、伊那市羽広のみはらしファームを視察した。
伊那市と南原市は、伊那市の名誉市民で故高木東六さんが作曲したオペラ「春香」の縁で交流が始まった。
この日は南原市の農業技術センター職員5人が、羽広の農家からイチゴの栽培方法などについて説明を受けていた。
南原市農業技術センターのジャン・ドゥ・マン所長は
「農業というのは一次産業として生産だけに限られたものだと思っていました。しかし、今日の視察で生産以外に販売、企画、観光など複合的な産業として位置づけられているのを感じたので参考になりました」と話していた。
南原市農業技術センター職員らは31日、市内の観光施設を視察したのち帰国するという。 -
「読書大賞」の候補本発表
上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」の候補本の発表が29日行われ、「ともだち」をテーマとした作品9冊が候補本に選ばれた。
読書大賞は、上伊那の高校8校の図書委員などでつくる上伊那図書館協議会の図書館部会が、今年初めて実施した企画。
各校の高校生に候補本を読んでもらい、良かった作品に投票してもらうことで、「高校性が選ぶ読書大賞」を決定する。
本離れが進む中、この企画に参加してもらうことで、多くの本を読んでもらおうと考えた。
今回は「ともだち」をテーマにしている本9冊を読書大賞の候補本に選んだ。
伊那北高校の図書委員で今回の企画を考えた伊藤翼君は、「友達というテーマの作品なら共感することも多いと思う。企画を通じてたくさんの本を読んでほしい」と話していた。
11月にそれぞれの高校で一次投票を行い、評価点の良い作品を読書大賞に選ぶ。 -
伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会
生ごみ処理施設視察伊那市ごみ減量化、資源化推進委員会の委員が30日、駒ヶ根市にある生ごみ堆肥化施設を視察した。
委員約20人が施設を訪れ、生ごみ資源化の現状について説明を受けた。
駒ヶ根市生ごみ堆肥化施設は、市や県の公共施設や近くの一般家庭から出される生ごみを集めて堆肥化していて、1日の処理能力は約900キロとなっている。
駒ヶ根市によると、平成20年度の可燃ごみの搬入量は約6226トンで、このうち3割から4割を生ごみが占めているという。
施設は焼却される生ごみを減らし、堆肥化することで循環型社会の構築を目指している。
視察した委員らは施設について先進的な事例だとして、熱心に説明を聞いていた。 -
長野県の遺跡発掘展
遺跡発掘の調査成果を公開する長野県の遺跡発掘展が30日から、伊那市の伊那文化会館で始まる。
この展示会は、長野県埋蔵文化財センターの速報展として開く。
昨年度、長野県内で行われた発掘や整理調査のうち10遺跡の出土品331点を展示する。
見どころは、中野市の柳沢遺跡で新しく見つかった弥生時代の銅戈と銅鐸。銅鐸は青銅製で、祭りで使われたという。銅戈も青銅製の祭りの道具で、一部が出土した。
このほか土器や石器などがあり、飯田市の遺跡なども紹介している。
同展は8月23日まで。関連イベントとして遺跡調査報告会と講演会が8月1日午後1時から開かれる。 -
ボイス81
市町村と県が懇談市町村と県の懇談会「ボイス81」が29日、伊那市のいなっせで開かれた。
村井仁長野県知事が伊那市を訪れ、上伊那8市町村と懇談した。
ボイス81は、地域の声を県政に生かすとともに、市町村の主体的な取り組みを推進していこうと、平成18年度から行っている。
この日は、上伊那のそれぞれの市町村長が地域の課題について要望した。
小坂樫男伊那市長は、リニア新幹線のBルートによる整備促進について、「下伊那地域を含む県内5つの期成同盟会はBルートで決定している。知事は先頭に立ってBルートを推進してほしい」と求めた。
これに対し県は、「JR側と情報を共有することが大事と考えている。現在JRに詳しい説明を求めていて、再度説明会を開くよう要請していきたい」と回答し、知事からの発言はなかった。
また、医師不足などの医療問題について、小坂市長は「上伊那公立3病院のそれぞれの役割分担や、将来的な連携について、県も主体的になって検討してほしい」と要望した。
これに対し村井知事は「医療は全県的な問題。それぞれの地域の問題を適切に解決するため、国の予算の有効活用を含め相談していきたい」と話していた。
懇談ではほかに、箕輪町や南箕輪村から、権兵衛トンネル開通に伴い交通量が増加した伊那西部広域農道の補修や、国道361号南原地区沿線の歩道の設置などの要望が出ていた。 -
知事が森林ボラグループ「森だくさんの会」視察
市町村と県が懇談するボイス81で伊那市を訪れていた村井仁長野県知事は29日、懇談会後に地域での森林整備を視察するため伊那市のますみヶ丘平地林を訪れた。
ますみヶ丘平地林では、上伊那の森林ボランティアグループ森だくさんの会を視察した。
森だくさんの会では、間伐などの里山整備や広葉樹の植栽、炭づくりなどを行っていて、実践的な活動を通した循環型の森林整備を目指している。
この日は、ますみヶ丘平地林で実際に森林整備を行った場所や、会が製作にかかわっている間伐材を利用した森の舞台などを視察した。
村井知事は、「意欲的に活動に取り組んでいて、子供も楽しめるモデル的な森になっている」と話していた。 -
外国籍の人対象に履歴書の書き方・面接講習会
外国籍の人たちを対象にした履歴書の書き方や面接の受け方の講習会が29日、伊那市役所で開かれた。
この講習会は、仕事を探している外国人を支援しようとNPO法人伊那国際交流協会が開いた。
講習会にはブラジル国籍の男性4人と女性1人の計5人が出席した。
講習会ではまず、行政書士から正しい履歴書の書き方について話があり、その後、実際に参加者が自分の履歴書を書いた。
講師は、「履歴書でまず大事なのは写真。髪型や服装など身だしなみに気をつけて撮ってください」と話していた。
また、「名前と住所など日本語で書けることが大事」とアドバイスしていた。
また面接では、日本は礼儀を大切にする国だとして、外見や受け答えで印象を良くし、面接中は腕や足を組んだりしないことなどをポイントに挙げていた。
伊那国際交流協会によると、景気の悪化による派遣切りなどで就職に関する相談が増える一方、就職活動に関する知識を知らない外国人が多くいるのが現状だという。
協会では就職相談のほか、このような講習会など外国人の再就職をサポートする体制が必要だとしている。 -
伊那名物とビール 初のキャンペーン8月から
ローメンズクラブ、伊那ソースかつどん会、伊那手づくり餃子愛好会の共同による初めてのキャンペーンが8月から始まる。
29日、伊那商工会館に3団体の代表が集まり、キャンペーンの内容などについて説明した。
キャンペーンはビールメーカーのキリンの協力で行うもので、それぞれの名物にビールを組み合わせたセットメニューを提供する。
キャンペーンはビールの消費が拡大する8月から1カ月間の予定で24店舗が参加する。
ローメンズクラブ、伊那ソースかつどん会、伊那手づくり餃子愛好会では、不況により客足が伸び悩むなか、このキャンペーンで地元飲食店の活性化を図りたい考えだ。
今回のキャンペーンでは、ビールとのセットメニューを注文した人が、キリンオジリナルグッズがその場で当たる抽選クジを引くことができるという。
参加店舗には、キャンペーンオリジナルポスターをはり、伊那の名物をPRするとともに消費拡大につなげたい竏窒ニしている。 -
長雨日照不足対策会議
JA上伊那は29日、長引く雨と日照り不足による農作物の悪影響を防ごうとJA上伊那本所で対策会議を開いた。
JA各支所の営農課長と品目担当者およそ30人が集まり、長雨と日照り不足の対応策を確認した。
会議では農作物の管理についての指針が示された。
水稲については、いもち病が心配されるとして、ほ場の見回りを行い、専用の薬剤を散布するよう呼びかけている。
大豆、ソバに関しては排水対策を実施し、野菜については日照不足で葉が弱っていることから薬害に注意が必要としている。
JA上伊那によると長雨により日照時間は平年と比べて60%から70%になっていることから、現在ブルーベリーや桃の品質が落ちていて、市場からのクレームが発生しているという。
JA上伊那では各支所などを通じて、対策指針を早急に個々の農家へ配布することにしている。 -
富県公民館で「夏休みおいで塾」
夏休み中のこどもが勉強などをして過ごす「夏休みおいで塾」が、伊那市富県のふるさと館で開かれている。
おいで塾は共働きなどで家に残されてしまう子どもたちが安心して過ごせるようにと企画されているもので、今年で2年目。
参加しているのは富県小学校の児童50人で、午前中は学校の先生のOBが日替わりで勉強の相談にのる。
勉強に集中する子、友達や上級生から教えてもらう子など、思い思いのペースで勉強を進めていた。
勉強の後は、子どもたちが楽しみにしているスポーツ。ホールで子どもたちは、卓球をしたりニュースポーツなどをして汗を流していた。
富県公民館のおいで塾は31日まで行われ、勉強以外にも料理をしたりマジックショーを楽しんだりするという。 -
さくらの里で夏まつり
伊那市高遠町の特別養護老人ホーム「さくらの里で」26日、夏祭りが行われた。
夏まつりは、利用者とその家族に楽しんでもらうとともに、地域に開かれた施設を目指し行っている。
毎年、地域の住民や高遠中学校の生徒がボランティアとして祭りを支えていて、高遠中学からは、福祉委員会のメンバーら17人が参加し、今年の祭りの運営を手伝った。
参加したある生徒は、「普段はあまり接する機会がないが、こういう機会を通してお年寄りと交流するのは楽しい」と話していた。 -
インターハイ出場
弥生ヶ丘高男子ソフトボール部インターハイに出場する伊那弥生ヶ丘高校男子ソフトボール部は27日、伊那市の小坂樫男市長に大会出場のあいさつをした。
男子ソフトボール部のインターハイ出場は6年連続25回目となる。
部員は現在22人で、今年から指揮をとる堀内正利監督のもと練習に励んでいる。
大会は、8月4日から奈良県の生駒市で開かれ、全国の予選を勝ち上がった42チームが出場する。
同校は8月5日に高知県と茨城県の勝者と対戦する。 -
大東島の子供たちが伊那に到着
30日に伊那市で太鼓と島歌のコンサートを2年ぶりに開く沖縄県大東島の子どもたちが28日、伊那に到着した。
小学生から高校生までのおよそ40人が伊那に到着し、久し振りに会う人たちとの再会を喜んだ。
南大東島と伊那市は、島で採れる「青パパイヤ」が取り持つ縁で市民レベルの交流を続けている。
今回は北大東島の子どもたちも参加していて、コンサートは2年ぶりとなる。
大東太鼓と島唄のコンサートは30日午後7時から、伊那市の伊那文化会館で開かれる。
子どもたちは1週間ほどホームステイして、地元の小学生と太鼓で交流したり、伊那まつりの花火大会を楽しむという。 -
伊那市入札等検討委員会
公共工事などの入札や契約の透明性を図る伊那市入札検討委員会が28日、伊那市役所で開かれた。
今年3月に設置された委員会は弁護士や大学教授などの有識者で構成されており、公共工事の公正な競争を確保する事を目的としている。
第2回のこの日は、市が今年2月から5月までに発注した建設工事などの中から、一般競争入札参加資格者の選定理由やその経緯、指名競争入札の指名理由などについて確認した。
入札した業者や入札価格が記入されている入札経過書に立会人の人数のみしか記入されていないため、委員からは「誰が立会人か記録を残して行く必要がある」との意見が出された。
入札検討委員会は年3回予定されていて、次回は11月に開かれる。
市は、委員会での質疑や検討事項などについてホームページで公表していくという。 -
伊那谷伝統文化「蜂追い」の技術競う
伊那谷の伝統文化「蜂追い」の技術を学び、互いの親ぼくを深める「蜂追い大会」が26日、伊那市の横山キャンプ場で行われた。
26日は、伊那市地蜂愛好会のメンバーおよそ30人が、地蜂を追い、土の中に作られた巣を見つけ出した。
蜂追いは、蜂や蜂の子を食べる習慣がある伊那谷の伝統文化。
餌でおびき寄せた蜂に目印を付けて再び山に放ち、後を追いかける。
それを何度か繰り返しながら、地面の中に作られた蜂の巣の場所を捜し出す。
蜂が飛び立つと、会員らは目を凝らしながら蜂の行き先を確認し、大きな声で、蜂の飛んでいく方向を言い合っていた。
何度か蜂を飛ばして、蜂が出入りしている穴を見つけ出した。
巣を確認した後は、掘り出す作業。
煙幕で蜂を気絶させてから、慎重に土をかき分けていくと、直径20センチほどの巣が、姿を現した。
今年は去年に比べ、地蜂の巣が少ないということだが、26日は最終的に5つの巣を見つけ出していた。 -
荒井区少年少女消防クラブが訓練
伊那市の荒井区少年少女消防クラブの子どもたちが26日、小型ポンプ操法に挑戦しました。
26日は消防クラブの小学生およそ20人が集まり、伊那消防署の署員から指導を受けながら、小型ポンプを使った放水などを行った。
荒井区少年少女消防クラブでは、地区の小学1年生から6年生がともに活動していて、毎年この時期に夏季訓練を行っている。
小型ポンプ操法では、消防服を着た子どもが二人一組でホースの先を持ち、ポンプから送られてきた水を放水した。
水の勢いに戸惑う様子も見られたが、ホースをしっかりと持ち、水を放っていた。
中村 俊雄部長は、「こうした活動を通じて、子どもたちに防火に対する意識を高めてもらいたい」と話していた。 -
伊那まつりポスター原画、Tシャツデザイン表彰式
8月1日、2日に行われる伊那まつりを前に、27日、伊那市役所でポスターコンクール入賞者と公式Tシャツのデザイン採用者の表彰式が行われた。
27日は、酒井茂副市長から入賞者に、賞状とトロフィーが贈られた。
ポスターコンクールで最優秀賞を受賞したのは、伊那東部中2年の伊藤 佳奈美さん。
また、公式Tシャツのデザインに採用されたのは、伊那市の会社員 伊藤寿美代さんの作品。
ポスターコンクールで最優秀を受賞した伊藤さんの作品は、全体の配置が良く、シンプルなデザインが評価された。
伊藤さんは「伊那まつりに貢献できてうれしい。祭りでは、花火がとても楽しみです」と話していた。
公式Tシャツのデザインに採用された、伊藤さんの作品は、紫を基調にピンク色で竜や桜が描かれ、色使いが女性にも親しんでもらえる点などが評価され選ばれた。
伊藤さんは、「多くの人に、Tシャツを着てもらい、祭りを盛り上げてもらいたい」と話していた。
ポスターは、市内の公共施設や事業所に張り出されていて、公式Tシャツは、祭り当日、踊り参加者等が着用する予定。 -
信州伊那アルプス街道協議会総会
日本風景街道に指定されている、信州伊那アルプス街道の整備推進を図る協議会の総会が、23日伊那市役所で開かれた。
信州伊那アルプス街道は、国道361号の権兵衛トンネルから高遠の国道152号をつなぐルート。
協議会は、街道やその沿線で地域活性化や景観づくりなどに取り組む団体で組織されている。
総会では昨年度の実施事業や、今年度の計画が示され、了承された。
今年度も、地域の花壇整備を支援する他、勉強会の開催、情報発信などを行う。
総会では、2つの加盟団体による事例発表も行われた。
そのうち県で唯一の景観育成特区に指定されている西箕輪は、指定以降の動きについて説明した。
信州大学農学部の大学院生が、特区指定についての論文に取り組み、大学と協力関係ができた事や、西箕輪の小学校の地理の授業では、景観を取り上げていることなどが報告された。
また、高遠町の入笠山へ続く歴史の道「法華道」の整備に取り組む北原厚さんは「法華道は、アップダウンの少ないトレッキングコースでみはらしも素晴らしい。1度は廃道になったが、広く知ってもらいたい」と話した。 -
伊那市死亡事故ゼロ200日達成
伊那市は、去年12月に交通死亡事故が発生して以来、200日間死亡事故ゼロを達成した。
24日は、伊那合同庁舎で、表彰式が行われ、宮坂正巳上伊那地方事務所長から、伊那市の沖村直志市民生活部長へ、表彰状が伝達された。
伊那市が、死亡事故ゼロ200日を達成したのは、7月8日で、平成18年の10月以来、3年ぶり。
長野県では、市は200日、町は500日、村は1000日を最低基準に、死亡事故ゼロの市町村を表彰している。
表彰を受け、沖村部長は「市民一丸となって記録を更新し、交通事故の無い伊那市にしていきたい」と話した。
なお、死亡事故ゼロの継続日数は、昨日現在で伊那市が215日、箕輪町は1044日、南箕輪村は、950日となっている。 -
冷やしアマランサスそば
雑穀アマランサスを使った冷やしアマランサスそばの提供が24日から市役所1階の食堂、アザレアで始まった。
「ここ一番ねばりそば」と名づけられたそばは、麺にポップしたアマランサスの実が練りこまれ、なめこやとろろ、めかぶ、梅などがトッピングされている。
ここ一番、ねばりそばは600円、8月一杯提供される予定。
アザレアでは、栄養価が非常に高いとされるアマランサスそばで暑い夏をのりきってもらいたいと話している。 -
まちじゅう花いっぱいコンテスト表彰
まちじゅう花いっぱいコンテストの表彰が23日、行われ、伊那市西町で下着や衣類などを販売している「ワコール・レイ」が最優秀賞に選ばれた。
23日は最優秀賞を受賞した「ワコール・レイ」などに、表彰状が贈られた。
まちじゅう花いっぱいコンテストは、「もてなしのまちづくり」の一環として、伊那商工会議所が開いている。
今年は花が多い今の時期に実施し、花の飾ってある市内のおよそ40店舗を審査した。
最優秀賞に選ばれたワコール・レイは、今年の4月に隣にオープンさせた衣類店「風和(ふうか)」の前にも、花や植物を飾っている。
審査では、鉢を寄せ植え風にして工夫していることや、全体的に朱宇井との調和がとれていることなどが高く評価された。
オーナーの中西千草さんは、「高校の制服もあるので、高校生に見てもらおうと3月ころから育ててきた。水やりなどに気を使ってきました」と話していた。 -
伊那北高全国大会出場者
7月下旬から開催される全国高校総体や各種全国大会に出場する伊那市在住の伊那北高校の生徒が24日、伊那市長を表敬訪問した。
北信越大会6位の陸上部、北原弘司君は、奈良市で開かれる全国高校総体の3000メートル障害に出場する。
北信越大会2位の有賀楓子(ふうこ)さんは、女子走り高跳びに出場する。1年生ながら自己ベストは161センチを跳んでいる。
県大会優勝の囲碁部からは、東京都で開かれる全国大会に男子団体には辻燿(ひかる)君と知久善明君が出場する。知久君は、男子個人にも出場する。
辻君は、7段の腕前で、三重県で開かれる全国総合文化祭にも出場する。
同じく県大会優勝の囲碁部女子は、女子団体に赤羽由衣さんと橋原涼香さんが出場する。
写真部の西村生馬君は、県で1位になり三重県で開かれる全国総合文化祭に出場する。
小坂樫男市長は、文武両道の精神で頑張って欲しいと生徒を激励した。
生徒を代表して陸上部の北原君は、それぞれ競技は違うが、ベストを尽くして戦いたいと健闘を誓っていた。 -
園児にカブトムシのプレゼント
伊那市の東春近中央保育園の子供たちに23日、カブトムシがプレゼントされた。
この日は年少園児と未満児の一人ひとりに、カブトムシやノコギリクワガタなどがプレゼントされた。
子どもたちにカブトムシを届けたのは、東春近に住んでいる森登美男さん。
森さんは、孫がこの保育園に通っていることから、4年前から園児たちにプレゼントを贈っています。
プレゼントしたカブトムシなどは、伊那市内の山から朝採ってきたもので、カブトムシの入ったカップを手渡された子どもたちは、友達同士で見せ合うなどして、歓声をあげていた。