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伊那市消防団音楽隊定期演奏会
伊那市消防団音楽隊による定期演奏会が16日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 定期演奏会は、音楽を通して防火意識などを高めてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 16日は、テレビの主題歌やアニメソングなどが披露され、会場にはおよそ800人が訪れ演奏を楽しんでいました。 伊那市消防団音楽隊は、現在33人が所属していて、高齢者施設やイベントなどで演奏をしています。 演奏の途中では、駒ケ根市を拠点に活動する劇団サムライナッツの寸劇も披露されました。 また、人気アニメキャラクターも登場したり、手遊びを交えた歌を会場全体で歌うなど、子どもからお年寄りまで楽しめるステージとなっていました。
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ペタッと貼ってピタッと飲酒運転根絶を
伊那警察署と伊那交通安全協会は、飲酒運転根絶を啓発するシールをつくり、13日伊那飲食店組合に手渡しました。 シールは、台紙からはがし簡単に衣服にはりつけることができます。 これまでバッジやワッペンなどで啓発してきましたが、より使いやすく、効果的なものをとシール式にしました。 13日は、伊那警察署で贈呈式があり、伊那飲食店組合の林孝司組合長に3,000枚が手渡されました。 組合には、伊那市と南箕輪村の305店舗が加盟していて、1店舗あたり10枚ほどが配られます。 これは、ハンドルキーパー運動の一環で、シール式による啓発は県内でも珍しい取り組みだということです。 伊那警察署管内の飲酒運転による交通事故は増加傾向にあるということで伊那署では、効果に期待しています。
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一水十日会展 はじまる
伊那谷在住の一水会展出品者でつくる一水十日会の作品展が14日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。 会期は27日までとなっています。 会場には、去年の一水会に出品した42作品が並んでいます。 100号の大作が22点、小品が20点です。 一水会は、昭和11年、西洋絵画伝統の写実を守り、技術を重んじる芸術を目指そうと設立された団体です。 一水十日会は、その一水会展に出品経験のある11人が所属していて、作品展は今回で5回目。 県内の風景画を中心に写実的な作品が並んでいます。 一水十日会展は、27日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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遠照寺で「水行」
伊那市高遠町山室の遠照寺で、水をあびて身を清める修行「水行」が14日極寒の中行われました。 遠照寺の松井教一住職の長男で、副住職の松井大歩上人ら9人が水行をしました。 松井大歩上人は、修行が厳しいことで有名な千葉県の遠寿院で100日間にわたる大荒行を終え、今日遠照寺で帰山報告をしました。 遠寿院では、午前3時起床、午前0時就寝で、その間に7回水行を行ったということです。 松井さんの足は、きびしい修行のあとを物語っています。 遠照寺での水行は、修行の締めくくりとして行われたもので、水温3度の水を20回ほどかぶります。 松井さんのほかの8人は、遠寿院で100日間の修行をともにした全国各地の僧侶たちです。 遠照寺には、檀家らがつめかけ、極寒の中行われた水行を見守っていました。
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また大雪 交通機関に乱れ
上伊那地域に降っている雪は、14日夜から15日の昼前にかけて降り続く見込みで、多いところで40センチの積雪が予想されています。 交通機関にも乱れが出ています。 気象台は、午前10時50分に大雪警報を中部と南部に出しました。 この雪の影響で、上伊那の高校は、すべて午前中で授業を終えました。 伊那小学校、西春近北小学校、高遠小学校、高遠中学校、箕輪町の北小を除く4小学校は下校時刻を早めました。 この雪の影響で交通機関にも乱れが出ています。 JR飯田線にも遅れが出て、下校途中の高校生などに影響がありました。 辰野発午後5時20分飯田行きと飯田発午後5時44分辰野行き以降は上下線とも運休となっています。 伊那市駅では、多くの高校生たちが足止めとなっていました。 JR中央線の特急あずさとスーパーあずさは、上り下りとも運休となっています。 中央自動車道は、午後4時半現在、上りは、諏訪インターチェンジと須玉インターチェンジ間が、下りは、小淵沢インターチェンジと諏訪インターチェンジの間が雪と事故のため通行止めとなっていて、高速バスは、名古屋線を除き午後の便から運休となっています。 長野道は、午後5時現在、安曇野インターチェンジと更埴インターチェンジの間が上下線とも通行止めです。 消防によりますと、午後4時現在3人が転倒などによりけがをしたということです。 JA上伊那では、果樹の支柱の点検や補強をするとともに、パイプハウスのビニールを取り外すよう注意を呼びかけています。 また、伊那文化会館では、あす予定していた行事を中止としました。 中止になったのは開館25周年記念事業の中村不折講演会です。 降雪により東京都在住の講師の交通手段が確保できないため、中止となりました。 文化会館では「楽しみにしていた皆様には大変申し訳ありません。」とコメントしています。
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第42回伊那まつり テーマ「集」
今年の第42回伊那まつりは、8月2日3日の2日間、「集(つどえ)」をテーマに行われます。 14日は、伊那市役所で第42回伊那まつり実行委員会が開かれ、およそ40人が出席しました。 今年の第42回伊那まつりは、市民おどりとおまつり広場を8月2日(土)に、花火大会と市役所駐車場で行う遊ingビレッジを3日(日)とし、テーマは「集(つどえ)」とする方針が示され、了承されました。 テーマは、「市民みんなが集い、エネルギッシュに祭りを楽しむこと」 「第50回に向けて、伝統と文化を継承しさらに発展させ新しい時代の魅力ある伊那まつりを目指す」との意味が込められています。 市民おどりは例年通り、伊那節・勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの時間を分けずに実施することなどが決まりました。 この日の実行委員会で了承された案は21日の伊那まつり委員会で報告され、正式に決定されます。
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サンライフ伊那 今後の市の対応、利用者が大筋で了承
伊那市が、老朽化のため平成28年3月に閉鎖する事を決めた西春近のサンライフ伊那について、13日の利用者説明会で市側が今後の対応について修正案を示し、大筋で了承されました。 伊那市は平成28年3月31日をもってサンライフ伊那を閉鎖するとしていますが、閉鎖後の施設について、解体を含めた処分の方法については地元と協議するとしました。 13日の利用者説明会で、今後の対応について市が説明しました。 利用者の意見を踏まえ修正されたのは、▽現在21ある講座は来年度前期までとしていましたが後期まで実施する事▽受講料は値上げせず、これまでの、6か月20回で5千円を据え置く事などです。 市側は、閉鎖後の新たな学習場所として既存の体育館や公民館などをあげていますが、講座ごとに相談しながら順次決定するとしています。 利用者からは、「新たな学習場所を責任をもって探してほしい」「自主サークルとして活動するにはどのくらいの費用が掛かるのか、資料を提示してほしい」などの意見が出されました。 市は、今回の意見を反映させ、さらに具体的な対応を明記した文書を利用者に示し、合意に向けた協議を進めていくとしています。 この問題を巡っては、市が示している、サンライフ伊那、女性プラザ伊那、勤労青少年ホームの閉鎖・解体の方針について、施設利用者から、反対や詳しい説明を求める声が上がっていました。
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とことこイーナちゃん 園児が組み立て
伊那市の製造業がタッグを組んで商品開発している、市のイメージキャラクターイーナちゃんのプラモデルを、今日、富県保育園の園児が組み立てました。 13日は、プラモデルの設計を手がけた、(有)スワニーの橋爪 良博社長らが、商品を持って保育園を訪れました。 この春販売を目指すイーナちゃんのプラモデル。 5歳程度のこどもでも組み立てを楽しめるかどうか、実際に子どもたちに体験してもらい確認したいと、スワニーが保育園に協力を呼びかけました。 子どもたちは、橋爪社長らからアドバイスをもらったり、取扱説明書を見ながら、イーナちゃんを組み立てていました。 このイーナちゃんのプラモデル「とことこイーナちゃん」は、市内の7つの企業が協力して、設計から完成までを手がけています。 とことこイーナちゃんは、左右の足が違う重さになっていて、斜面におくと歩き出すのが特徴です。 子どもたちは、完成品させると早速遊んでいました。 スワニーでは、子ども達が組み立てる様子を見て、取り扱い説明書に工夫が必要と感じたということで、商品改良に生かしたいとしています。 とことこイーナちゃんは、22日に開かれる製造業ご当地お土産プロジェクトのシンポジウムで、300個ほど先行販売する予定です。 また、春の観光シーズンには、市内のスーパーや上伊那のサービスエリアなどで販売したい考えです。
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伊那市土地開発公社 清算業務終了
伊那市土地開発公社の解散に伴う精算人会が、13日市役所で開かれ、2170万円余りの残余財産を確定し、清算業務を終了しました。 伊那市土地開発公社は、第三セクター等改革推進債を活用して去年10月15日に解散しました。 公社が抱える負債、20億2千万円を、伊那市が金融機関に代位弁済し、19億9500万円は三セク債を使い、2,500万円は一般財源を充てました。 公社は所有する土地・19億200万円を市に代物弁済しましたが、足りなかった1億1800万円は市が債権放棄しています。 三セク債は、10年かけて返済する予定です。 公社は、去年10月に解散後、業務終了に向け手続きを行い、残余財産を確定しました。 残余財産2,170万円余りは、13日付で伊那市に引き渡されました。 代表清算人の酒井茂・伊那市副市長は、「今日を持って、長い歴史を持つ公社にかかる全ての業務が終了する。関係者の皆さんに感謝したい」と話していました。 伊那市土地開発公社は、40年の歴史に、幕を下ろしました。
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高遠高校の7人がガイド認定
南アルプスの中央構造線エリアを説明する案内人、ジオパークガイドに高校生が初めて認定されました。 認定されたのは、高遠高校の地域科学を選択している7人で、ジオパーク協議会会長の白鳥孝伊那市長から認定書を受け取りました。 鈴木遥希さん 中島大希さん 伊藤竜清さん 成澤のぞみさん 宮脇常嘉さん 小山雅斗さん 二ツ木亮さんの7人です。 協議会では「9月に開かれる日本ジオパーク南アルプス大会での高校生の行動力に期待している」と話していました。 12日は、今年で3年目になる認定式が、伊那市の創造館で行われ、全7回の研修を修了した、13人が認定を受けました。 高校生の他に、伊那市からは3人、富士見町からは初めて3人が認定を受け、ガイドは合わせて61人となりました。
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美篶小でキャリア教育講演会
伊那市の美篶小学校は児童らに将来の夢の実現に向けて何をしたらいいのか考えてもらおうと5日、キャリア教育講演会を開きました。 講演会は美篶小学校独自で開いたもので、3年生と6年生のおよそ150人が話しを聞きました。 講師をつとめたのは、駒ヶ根市出身で千葉県の鴨川シーワールドでシャチトレーナーをしている、小松加苗さんです。 小松さんは美篶小の非常勤講師、橋爪久人さんの教え子だったことが縁で講師として招かれました。 大学時代に鴨川シーワールドのシャチショーに魅了され、動物に対する想いや、泳ぎが得意な事などを何度も伝えて、実習生となり夢を実現させたと、話していました。 小松さんは「夢に向かって今できることをしてください。努力は決して無駄ではありません」と話していました。
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小平選手5位入賞 母校で壁新聞制作
ソチオリンピックスピードスケート女子500メートルで小平奈緒選手はメダルは逃しましたが5位入賞を果たしました。
母校の伊那西高校では後輩たちが、結果を知らせる壁新聞を作っていました。
伊那西高校生徒会では、小平選手を全校で応援しようと去年5月から生徒会役員が中心となり活動しています。
先月には、全校で寄せ書きをした日章旗を小平選手に手渡しました。
小平選手は、13日に行われる女子1000メートルにも出場する予定で活躍が期待されます。 -
高遠町で伝統のだるま市
伊那市高遠町で江戸時代から続く伝統のだるま市が11日開かれ、だるまを買い求める人で賑わいました。 およそ400年前から続くといわれている高遠のだるま市は家内安全や五穀豊穣などを願う鉾持神社の祈願祭に合わせて毎年開かれています。 参道には大小様々なだるまが並び訪れた人達が値段交渉をして買い求めていました。 値段交渉が成立すると威勢の良いかけ声と手拍子で手締めを行って家内安全や商売繁盛を祈っていました。 露店には縁起物飾りをはじめ、おもてなしと書かれただるま、キャラクターだるま、緑色や黄色などのだるまが並び訪れた人たちの目を引いていました。 商店街では高遠町の店主らでつくる本町実業団による桜だるまの販売も行われました。 今年初めてピンク色の桜だるまを販売し予約を含め450個が売れたということです。 天候に恵まれた11日は、地元を始め県内外から多くの人が訪れ歴史ある高遠町の風情を楽しんでいました。
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天竜川堤防 歩道完成祝う
伊那市狐島の天竜川堤防の市道河東線に歩道が完成し地元住民らおよそ30人が12日歩き初めをしました。 12日はテープカットや歩き初めで歩道の完成を祝いました。 式には地域住民や市、国の関係者、近くの敬愛幼稚園の園児、合わせて30人が参加し完成を祝いました。 歩道が整備されたのは、桜橋付近の市道で幅1・5メートル、長さ120メートルの区間です。 市道河東線は国道153号の渋滞を避ける車や市役所へ向かう車など交通量が多い路線となっています。また桜橋は、中心市街地と竜東地区の住宅街を結び通勤や通学などで多くの人が利用しています。 狐島、境、上新田、下新田の4区では、歩行者の安全確保を目的に1年前に歩道設置の要望書を市に出していました。 市は、この要望を受け今年度、およそ840万円かけて歩道を設置しました。
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春高駅伝エントリー過去最多200チーム
3月23日に実施される春の高校伊那駅伝の出場校が決定しました。 今年は、男女合わせて、去年より33チーム多い200チームが出場します。 男子は37回目、女子は30回目となる今回の春の高校伊那駅伝には、男子129チーム、女子71チーム、あわせて200チームと、過去最高のエントリー数となりました。 北信越地区からの参加が大幅に伸びています。 春高駅伝は、伊那市陸上競技場を発着に3月23日に実施予定で、女子は午前10時、男子は午後0時5分にスタートです。
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尿もれについて考える講演会
高齢者の悩みの1つとなっている尿漏れについて考えてもらおうと、7日伊那市西春近の沢渡公民館で講演会が開かれました。 講演会は、高齢者に尿もれの防止策と対策について知ってもらおうと、西春近高齢者クラブが開いたもので、今年で2回目です。 この日は西春近高齢者クラブの会員60人が集まりました。 講師は、伊那市下新田にある介護センター花岡伊那店の三澤理恵さんと松崎麻美子さんが務めました。 2人は、市販されているパッドや下着を使いながら説明しました。 三澤さんは「尿もれは仕方がないこと。パッドや下着を使ったり、体操を行って少しでも不安な気持ちを減らしましょう」と話しました。 西春近高齢者クラブでは、「分かりやすく楽しく理解する機会になった」と話していました。
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信州農村歌舞伎祭 3団体が公演
伊那谷や木曽谷の農村歌舞伎が一堂に会する信州農村歌舞伎祭が9日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 9日は伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会、下伊那郡大鹿村の大鹿歌舞伎保存会、木曽郡南木曽町の田立こども歌舞伎の3団体が公演しました。 このうち中尾歌舞伎保存会は、「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」を演じました。 源義経の正室「卿の君」の首を討てといわれた弁慶が、自分の娘の首を身代わりとして差し出す悲劇です。 信州農村歌舞伎祭は、伝統芸能の発表の場を設け、地域を元気づけようと伊那文化会館が開いているもので、今年で8回目です。 また9日は、伊那文化会館が地域で芸術活動を行っている個人や団体に賞を贈る「伊那文と共に地域のがんばる団体応援賞」の表彰式も行われ、8団体に賞状が贈られました。
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フルートの澄んだ音色響く
フルート愛好家でつくる、伊那フルートアンサンブルのコンサートが9日、伊那市のいなっせで開かれました。 伊那フルートアンサンブルによるコンサートは毎年この時期に開かれていて今年で11回目です。 メンバーは男女合わせておよそ20人でコンサートでは数人のグループに別れて演奏していました。 コンサートではクラシックなど12曲が演奏され澄んだ音色が会場に響いていました。
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新山保育園 園児受け入れ準備
今年4月からの再開が正式に決まった新山保育園で9日地域住民や保護者が再会に向け園児の受け入れ準備をしました。 9日は、保育園の再開に向けて活動してきた新山保育園・小学校を考える会のメンバーや来年保育園に子供を通わせる保護者が作業を行いました。 園舎の扉や窓のガラス部分に、飛散防止フィルムを貼り付けていました。 フィルムは市から支給され、作業にあたった人たちは、ガラス部分のサイズに切り分け、一枚一枚丁寧に貼っていました。 考える会では、園児たちを花の咲く園舎で迎えようと、パンジーとビオラの苗植えを来月、行う予定です。
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大雪 交通への影響今日も
大雪となった上伊那地域。観測所のある飯田市では降り始めからの降雪量が33センチと2月では最も多くなりました。 この雪の影響で9日も飯田線は終日運転を見合わせるなど交通への影響が出ています。 発達中の低気圧の影響で上伊那地域は8日の朝から雪となりました。伊那消防署によりますと伊那市の降雪量は29センチだったという事です。 今回の大雪により中央自動車道は午後5時現在諏訪インターチェンジと高井戸インターチェンジの間が上下線通行止めとなっていて、新宿行きの高速バスは終日運休となりした。 また、JR東海は除雪作業の為、飯田線の運転を終日見合わせています。 大雪から一夜明けた9日は市民が雪かきに追われていました。 警察と消防とによりますと除雪中の事故で8日に1人が死亡、9日に1人が病院に運ばれたという事です。またスリップ事故も相次いで発生していて、警察では注意を呼び掛けています。 気象台では、積雪の多かった傾斜地のなだれや屋根からの落雪に注意するよう呼びかけています
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ポレポレの丘でそり滑り
子供達には恵みの雪となったようです。 伊那市高遠町のポレポレの丘で親子40人あまりがそり滑りを楽しんでいました。 そり滑りは、自然の中で子どもたちが工夫して遊び場を作る「プレーパーク」の一環で開かれました。企画したのは住民有志でつくる「チームポレポレ」です。このグループは、毎月、ポレポレの丘でプレーパークを開催しているほか、この場所を使ったイベントを企画しています。 そり滑りは、今回が2回目で冬の自然を楽しんでもらおうと行われました。 子どもたちはそりに乗ると斜面を一気に、滑り降りていました。 代表の宇野俊輔さんは、「ポレポレの丘が一年をとおして自然を楽しめる場所である事を多くの人に知ってもいたい」と話していました。
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伊那市キャリア教育推進委員会 方向性を示すビジョン策定へ
伊那市キャリア教育推進委員会は、産学官が連携して継続的で効果的なキャリア教育を行っていくための方向性を示すビジョンを策定します。 7日、伊那市役所で開かれた今年度2回目の会議の中で、長野県経営者協会上伊那支部が委員会に対しビジョンの策定を提案しました。 仮称キャリア教育憲章は、地域社会と学校、行政が連携を図り継続的で効果的な取り組みを進めていくための方向性を示すものです。 今後は、委員会や事業所などと協議して策定し、平成27年度から実施していく考えです。 また独自にキャリア教育を行っている経営者協会は、事業への協力を委員会に求めました。 具体的な内容として、キャリア教育を担当する教員が伊那谷の経営者と教育に関する思いや企業理念について話し合う場を設け、ビジョンの共有化を図ること。 小中学生に働くことの大切さなどを理解してもらうために、夏休み中に地元の企業をみてまわる機会を設けることの2つについて協力を求めました。 委員会では、これを了承しました。
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保育発表会 取り組みを報告
伊那市内の保育士でつくる伊那市保育プロジェクト委員会は、これまでの取り組みを発表する保育発表会を7日いなっせで開きました。 保育発表会には区長や民生児童委員など300人が参加しました。 発表会は、保育園の取り組みについて理解を深めてもらおうと開かれました。 4人の保育士が事例発表を行い、西春近南保育園の穂高かほるさんは、「遊びから学ぶということ」をテーマに話しました。 穂高さんは、運動量の少ない子どもに対し、保育園の土手を登る遊びをしたところ、子供が夢中になり運動量が増えた事例を発表し、「遊びの中から多くのことを学び、子どもの生きる力につなげていけるよう工夫することが保育士の役目」と話していました。
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日本人工衛星博覧会 ぎんれいの実物大モジュール
信州初の人工衛星「ぎんれい」の打ち上げに合わせ、日本人工衛星博覧会が8日から伊那市創造館で始まりました。 博覧会には、日本の人工衛星の模型8点が展示されています。 この博覧会は、信州大学と県内の企業が連携して開発した人工衛星「ぎんれい」が28日に打ち上げられることにあわせ、子どもたちに宇宙に関心を持ってもらおうと企画されました。 こちらは、ぎんれいの実物大の実験用模型です。 実物と同じ太陽光発電パネルが取り付けられています。 ぎんれいは、光を使った通信の実験を行うLED可視光通信実験衛星です。 博覧会には光の通信が体験できる装置も展示されています。 このほか、ロケットの打ち上げの映像や、現役で最長寿の衛星あけぼのの模型なども見ることができます。 日本人工衛星博覧会は来月30日(日)まで、伊那市創造館で開かれています。
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JA上伊那 地域営農ビジョン大賞受賞
JA上伊那は、全国農業共同組合中央会が今年度初めて実施した表彰事業「第1回地域営農ビジョン大賞」の支援部門で大賞を受賞しました。 6日は、JA上伊那本所で受賞報告会が開かれました。 御子柴茂樹組合長は、「農を基盤に地域とともにがんばる上伊那流の文化を全国に発信していきたい」と受賞の喜びを話しました。 全国におよそ700あるJAのトップになったJA上伊那。 先人の知恵を継続発展させ、猫の目のように変わる農政に振り回されることなく、集落営農の先進的地域を築きあげているとして評価されたということです。
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新山保育園 再開正式決定
園児数の減少で休園になっている伊那市富県の新山保育園の来年度の再開が決定しました。 伊那市は、7日保護者あてに入園承諾書を発送しました。 伊那市子育て支援課によりますと、7日現在来年度の入園希望者は、22人です。 伊那市は、新山保育園の再開の条件を定員の半数の20人とし、再開の最終決定は、入園承諾書の送付時としていました。 伊那市は7日、就労状況などの審査を終えた来年度の新規保育希望世帯、350世帯に入園承諾書を発送しました。 新山保育園の保護者にあてた入園承諾書には、入所する保育所の名称の欄に新山保育園と明記されていました。 子育て支援課職員が入園承諾書が入った封筒を庁舎内の所定の場所に運び、地域別に仕分けしていました。 新山保育園は、市の行政改革大綱に基づき入園希望者が定員の半数に満たなかったため、平成21年度から休園となっています。 地元住民らでつくる新山の保育園・小学校を考える会は、再開を目指し交流会を開いたり、子育て世代に入園希望調査を行うなどして入園希望者の確保に取り組んできました。 伊那市は、去年11月の希望調査で入園希望者が20人に達したことから、来年度の再開を見込んで職員の配置やトイレの水洗化などの対応を進めています。 4月からは、子どもたちの元気な声が木造の園舎に響きます。
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伊那市自主防災組織のあり方 説明会開く
伊那市は、自主防災組織のあり方について考えてもらおうと自主防災組織説明会を6日、伊那市のいなっせで開きました。 説明会は、伊那市が提示する自主防災の役割や取り組みついて住民に考えてもらおうと毎年開かれていて、今年で3回目です。 会場には各地区の区長や自主防災組織の会長などおよそ220人が集まりました。 説明会では、市の危機管理課の職員から、自主防災組織の役割や活動、自主防災訓練について説明されました。 市の防災・減災対策については「実践的な防災訓練の実施や迅速な情報提供を行い、災害に強いまちづくりを目指す」としています。 自主防災組織の役割については「地区内の危険箇所を把握したり、地域や団体の行事に防災を取り入れるなどして、区民全員で防災意識を高めてほしい」と呼びかけました。 伊那市は、8月30日と31日に、富県地区を主会場に防災訓練を実施する予定です。
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若者巻き込み地域活性化
若者参加のまちづくり協議会は中心商店街の再生について考えようと4日、タウンステーション伊那まちで講演会を開きました。 講演会は伊那まちを元気にしたいと考える、若者参加のまちづくり協議会が開いたもので、およそ30人が集まりました。 講師は、まち育ての研究、実践の全国行脚をしている、愛知県にあるNPO法人まちの縁側育み隊の延藤安弘代表理事がつとめました。 講演では、幻燈という、スライドを使いながら、まちの育て方や実践に基づいた物語を語っていました。 延藤さんは、「まちを再生させるためには若者の意見が必要。いかに若者を巻き込めるかが重要」などと話していました。
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わら草履作り名人 蟹澤雪人さん
伊那市手良野口の蟹澤 雪人さん。わらぞうり作りの名人です。 昔は、農閑期になると、どこの農家でも、ぞうりを作っていましたが、今では作れる人もほとんどいません。 小学校の授業でぞうり作りを教わったという蟹澤さん。 家計を助けるため、多いときには一冬で100足のぞうりを作りました。
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森林税活用し 親子で木育工作
伊那市は、県の森林税を活用した木育推進事業を市内の保育園で初めて開き、親子が地域の木材を使った工作に挑戦しました。 工作体験は、伊那市の竜西保育園で行われました。 6日は参観日で、年長園児とその保護者が、工作を楽しみました。 伊那市の市有林から出た間伐材や、高遠城址公園の桜を枝打ちしたものなどが材料です。 子どもたちは、気に入った材料を手に持ち思い思いの作品を作っていました。 市内の木工業者10人ほどが、電動ノコギリやドリルを使って、作品作りに協力しました。 これは、木の手触りや香り、色などを身体で感じ、自然や木への関心を高めてもらおうと伊那市が進めている木育推進事業の一環で行われました。 県の森林税を活用して、材料や工具などを用意しました。 親子で協力して、様々な作品を作り上げていました。 竜西保育園では、「今日はたくさん職人さんが来てくれたので、作りたいものをつくる事ができた。こども達の夢がかなえられて良かった。」と話していました。