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伊那テーマの新曲披露
伊那市観光大使の歌手、三沢あけみさんのミニライブが30日伊那市で開かれ、伊那をテーマにした新曲「高遠ざくら」を披露しました。
三沢あけみさんは伊那市出身で歌手デビューした1963年に日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。
去年伊那市観光大使に任命されています。
30日は市内でミラライブが開かれ
伊那をテーマにした新曲を披露しました。
会場には酒井茂副市長も駆けつけ三沢さんに花束を贈り激励しました。
去年、日本レコード大賞功労賞し活躍中の三沢さんは「歌を通して伊那市をPRしていきたい。」と話していました。 -
地域の民謡を刻んだ木製歌碑を寄贈
伊那市西春近の酒井一さんが1日、自ら作った木製の歌碑を市に寄贈しました。
酒井さんが、寄贈した木製歌碑は伊那節と勘太郎月夜唄の歌詞を木を削って作ったものです。
建設業の酒井さんは、仕事の合間に趣味で歌碑を作っていて、これまでに、伊那市の歌や民謡ざんざ節を市に寄贈しているほか、西春近南小学校や春富中学校に校歌の
歌碑を贈っています。
使われている木はカエデやクワ、ケヤキなどで、電動糸ノコを使って一文字一文字作ります。
今回は、地元に馴染みの民謡の良さを改めて感じてもらおうと、伊那節と勘太郎月夜唄に決めたということです。
贈られた歌碑は市役所1階ロビーに飾られることになっていて、酒井さんは「多くの人に見てもらいたい。」と話していました。 -
半年間の汚れ落とす 茅の輪くぐり
今年半年の汚れを落とし、残り半年の無病息災を祈る神事「茅の輪くぐり」が6月30日、伊那市の坂下神社で行われました。
この日は、宮司を先頭に、神社総代10人あまりが、萱を束ねて作った直径およそ1メートル70センチの茅の輪をくぐりました。
茅の輪くぐりは、左に1回、右に1回8の字にまわると、半年間の罪や汚れが、清められると言い伝えらえています。
坂下神社では20年ほど前から6月末の恒例行事として行なわれています。
ある総代は「多くの人にくぐってもらう事で、この風習を守り伝えていきたい」と話していました。
茅の輪は1週間ほど坂下神社に設置されていて、誰でもくぐることができると言う事です。 -
土俵の完成祝い大会開催
伊那市の伊那小学校相撲部は、学校の中庭に出来た土俵の完成を祝い6月30日祝賀大会を開きました。
この日は、相撲部に所属する児童やOB、保護者 およそ100人が集まり、「土俵完成祝賀御馬寄(みまよせ)相撲大会」が開かれました。
子供達は東と西に別れ、完成したばかりの土俵で上半身裸になって、力強い取り組みを見せていました。
小学6年生による対戦では、互いに一歩も引かない互角の勝負もあり、会場を沸かせていました。
伊那小相撲部は、子供達に相撲を通して健全な精神を養ってもらおうと、6年前に創部されました。
これまでは、学校の体育館でマットをひき、練習を積んできましたが、子供達に思いっきり稽古を積んでもらおうと、顧問の教諭や保護者が中心となり、2か月かけて土俵を作りました。
ケガをしないようにと、赤土を盛り固めてできていて、直径は15尺と、大相撲で使用するものと同じ大きさです。
土俵の周りには、俵(たわら)の代わりに、廃棄されていた綱引き用の大縄が使われています。
会場では、飛び入りで乳幼児による泣き相撲や、相撲部OBの中学生による、後輩達への稽古もあり、中庭には元気な声が響いていました。 -
ふるさとの風コンサートin伊那
北朝鮮による拉致被害者の救済を願う「ふるさとの風コンサートin伊那」が30日伊那市のいなっせで開かれました。
コンサートには主に上伊那地域で活動する合唱団など15団体、250人が出演しました。
コンサートでは、拉致被害者への励ましの気持ちを込めて作られた曲「国境の風」を全員で合唱しました。
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の事務局長で、拉致被害者の増元るみ子さんの弟、増元照明さんも参加しました。
ふるさとの風コンサートin伊那は女性合唱団ザ・シワクチャーズ伊那が去年12月に東京都で開かれた拉致被害者救済を願う合唱の集いに参加したことがきっかけで開かれました。
伊那でもできることがないかと計画されたものです。
コンサートの中で行われた講演で増元さんは、「国民を守ることができる強い国にするためには日本をどうしたらいいか考えてほしい」と訴えました。
会場には募金箱が設置され、集まった10万4千円を家族連絡会に寄付しました。
ある出演者は、「参加することで、拉致問題について改めて考えるきっかけになった。歌声を通じて思いが伝わればうれしい」と話していました。 -
南アルプス開拓の功績を称える
南アルプス開拓の父、竹澤長衛の功績を称える、第55回長衛祭が29日、北沢峠で行われました。
標高およそ2千メートルの北沢峠・広河原には、長衛を偲んでレリーフが飾られています。
この日は、伊那市や山梨県南アルプス市の関係者、登山客などおよそ250人が、長衛を偲んで献花を行いました。 -
アユの友釣り解禁
天竜川水系のアユの友釣りが29日から解禁となりました。
29日は辰野町から中川村までの天竜川水系で友釣りが解禁となり、釣り人がおとりアユを使った友釣りを楽しんでいました。
天竜川漁業協同組合によりますと、ここ数年は5,6月に大雨があり釣果がよくありませんでしたが、今年は川の状態がよく例年よりアユが1まわり大きく育っているということです。
29日はおよそ250人が訪れ、多い人で70匹ほど釣り上げたということです。
天竜川漁協では「今年は川の状態がおちついているので釣果に期待したい」と話していました。 -
長衛小屋完成 竣工式
竹澤長衛が昭和5年に建設し、去年から建て替えが進められていた「長衛小屋」が、このほど完成し、関係者が29日、テープカットなどで完成を祝いました。
長衞小屋は、南アルプス北部地区の開拓者、竹澤長衛が1930年、昭和5年に山梨県側の広河原に建設した山小屋です。
2006年から長衛の親族の意向により名前を北沢駒仙小屋としていましたが、今回の建て替えに合わせて、元の長衛小屋に戻しました。
老朽化が進んでいたことから、去年5月から建て替え工事を進め、このほど完成しました。
木造2階建てで延床面積はおよそ270平方メートル。2階の宿泊スペースにはこれまでよりも25人ほど多い56人が泊まれるようになりました。
近隣には冬場避難する場所が無かったことから、長衛小屋の横に避難小屋も建設されました。
建て替えは南アルプス市が行い、総事業費はおよそ9千500万円となっています。
白鳥孝伊那市長は「長衛翁の作った小屋が元の名前に戻ったことは本当に感無量。ジオパーク、ユネスコエコパークなど広がりは様々あるので、長衛荘と連携して集客をはかっていきたい」と話していました。
南アルプス市の中込博文市長は「多くの人の想いや協力があって完成した。大いに活用していただき南アルプスの自然を満喫してほしい」と話していました。 -
京都工芸の精華展
京都府で活躍する工芸作家の作品が並ぶ京都工芸の精華展が29日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。
会場には人間国宝から神栄まで、第一線で活躍する作家が所属するグループ作家集団工芸京都のメンバーの作品50点が展示されています。
この作品は、人間国宝村山明さんの作品で、ケヤキを使った9角形の容器です。
角が奇数のものは偶数よりも作るのが難しく、正確な形を作るには鍛錬が必要だということです。
作家集団工芸京都が県内で展示会を開くのは今回が初めてです。
京都工芸の精華展は7月31日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
伊那中央病院7月から乳腺内分泌外科を新設
伊那中央病院は7月1日から乳腺内分泌外科を新設します。
28日伊那市役所で開かれた伊那中央行政組合議会6月臨時会で可決されました。
乳腺内分泌外科では、乳がんや甲状腺に関わる病気を治療します。
3月に乳腺内分泌外科の専門医1人が着任し、呼吸器外科で診療をしていましたが、今回新たに科として新設されます。
また、伊那中央行政組合議会全員協議会も開かれ、平成24年度の決算見込みが報告されました。
平成24年度の支出は102億円、収入が110億円で、7億円の黒字となっています。
伊那中央病院は、平成21年度から4年連続の黒字となる見通しです。 -
伊那谷写友クラブ 写真展
写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの展示会が伊那市の伊那図書館で開かれています。
展示会には会員13人から40点の作品が出品されています。
昆虫や風景を写したもので、クラブでは会員それぞれの個性を楽しんでもらいたいと話しています。
伊那谷写友クラブの展示会は30日まで開かれています。 -
ICTの作品が日本ケーブルテレビ大賞優秀賞
第39回日本ケーブルテレビ大賞番組アワードで伊那ケーブルテレビが制作した30分番組「高遠町のかあちゃん」が優秀賞を受賞しました。
29日は、東京都の時事通信ホールで贈賞式が行われました。
伊那ケーブルテレビが制作した「高遠町のかあちゃん」は、企画番組部門の優秀賞を受賞しました。
番組アワードには、全国のケーブルテレビ局が制作した145本が寄せられ、信越では唯一の受賞となりました。
高遠町のかあちゃんは、伊那市高遠町山室で不登校や家庭の事情により親と住むことができない子どもたちを受け入れているフリーキッズビレッジを舞台に、母親として子どもたちと向き合う宇津孝子さんに焦点をあてた30分のドキュメンタリーです。
審査委員長で上智大学文学部教授の音好宏さんは、「地上放送にはない地域を深堀りした作品を選んだ。そこにケーブルテレビの可能性がある」と話しています。
日本ケーブルテレビ大賞の企画番組部門・優秀賞受賞作品「高遠町のかあちゃん」は、8月に再放送する予定です。 -
Jアラート緊急地震速報訓練
震度5弱の地震が発生した場合を想定して、全国瞬時警報システムJアラートを使った緊急地震速報訓練が28日、伊那市で行われました。
午前10時15分15秒、消防庁の通信衛星から情報が伝達され、伊那市役所に設置された全国瞬時警報システムJアラートが作動しました。
訓練は、内閣府と気象庁のJアラートを活用した全国的な緊急地震速報の訓練にあわせて行われました。
Jアラートに連動して、市内に設置されている防災行政無線や有線放送、防災ラジオ、地域安心安全メール、ケーブルテレビのL字放送が流れるシステムです。
地域安心安全メールは、システムの不具合で自動で流れず、職員が手動で10時18分40秒に一斉に送信しました。
伊那市ではシステムの再確認を行い、万が一の時に瞬時にメールが流れるように対策をとるということです。
四国沖を震源とする南海トラフ地震が発生する確率は30年以内で60%から70%と言われていて、市では今後もJアラートを活用し、大地震に備えた対策を徹底していく予定です。
今日は箕輪町と南箕輪村でも訓練が行われましたが、不具合はなかったということです。 -
伊那市街路樹検討プロジェクト委員会 初会議
伊那市は、道路の景観の向上や沿道の生活環境保全など街路樹の持つ役割や管理方法について考える、伊那市街路樹検討プロジェクト委員会を立ち上げました。
28日は、伊那市役所で初めての会議が開かれました。
伊那市は、環状南線など9つの市道にツツジなどの植物合わせて869本を植えています。
植えてから年数が経ち、手入れが行き届いていないことから、今後の管理方法や将来像について検討するプロジェクト委員会を今回設置しました。
委員会は、庁内の各部署の担当者の他、桜守や建築業者など10人で構成します。
委員長には、信州大学農学部森林科学科の佐々木邦博教授が選ばれました。
佐々木委員長は「やるべきことが沢山ある。伊那市にふさわしい計画作りを行っていきたい」と話していました。
委員会では、早急の課題として撤去基準や病害虫防除などの規定を定めた「街路樹管理要領の策定」を進める計画です。
3年後を目標にした長期的課題として、樹種の変換と土壌改良の必要性についてや、今後の管理方法などについて検討していく考えです。 -
伊那市観光株式会社 220万円黒字
伊那市観光株式会社の昨年度の売上高は、およそ9億3,300万円で前の年度より800万円減少しましたが、人件費や固定経費の削減などにより営業利益は370万円の赤字から220万円の黒字となりました。
27日は、伊那市観光株式会社の株主総会が伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
前の年度と比べて売上高が減少した主な施設の減少額は、羽広荘が1,870万円、入野谷が790万円、仙流荘が400万円などとなっています。
羽広荘の減少の理由として、スポーツ合宿の利用が少なかったことや、月々の利用客が減少したためとみています。
高遠さくらホテルはおよそ160万円の赤字でしたが、テレビドラマの撮影の効果や食事メニューの改善などにより、前の年度より売り上げを1,900万円伸ばしています。
伊那市観光株式会社では今年度、前年度比3%の売り上げアップを各施設が目標にかかげ、信州そば発祥の地として「そばプラン」の実施やオフ期の貸し切りプランなどを計画しています。 -
土砂災害の危険が予想される地域をパトロール
6月は、土砂災害防止月間です。
伊那市は、大雨などによる土砂災害の危険が予想される地域のパトロールを、27日、高遠町、長谷地域で行いました。
パトロールは、大雨による災害が発生しやすい夏と秋に毎年行っています。
この日は、高遠町、長谷地域のうち、避難所が災害危険箇所内に立地している地域を中心に行いました。
このうち、高遠町長藤の野笹多目的集会施設周辺では、県が土砂災害警戒区域に指定している拝三沢を巡回しました。
拝三沢は、4万2千平方mが氾濫区域と予想されていて、区域内には、15世帯が住んでいるということです。
伊那市では、災害危険か所の課題を明確にし、災害防止を図っていきたいとしています。
パトロールは、台風による災害が発生しやすい9月頃にも行われることになっています。 -
伊那市成人式のあり方を検討
伊那市の来年度以降の成人式のあり方について考える検討委員会が26日夜、発足しました。
この日は、区長会や公民館・成人者代表など14人が集まり、初会合が開かれました。
成人式は、平成18年に伊那市と高遠町・長谷村が合併して3年間は、それぞれの市町村ごとに実施しました。
その後、平成21年度からは、公民館単位の10会場で開催されています。
高遠町・長谷地域は正月に、旧伊那地域は、お盆に実施しているため、開催時期の検討のほか、市全体で統一して実施するのか、従来どおり公民館単位とするのかなど、開催方法や運営方法を検討します。
委員からは、「公民館単位だと、中学校の同級生にしか会えない。高校時代の友人にも会いたい」、「合併したので、このあたりで区切りをつけては」といった一体化を推す意見が出た一方で、「高遠町・長谷地域は出席率も100%に近く、和気あいあいとした雰囲気で同窓会のようにもなっている。市全体では人数が多すぎる。」「中学時代の恩師が招かれるなど、公民館単位ならではの良さがある」といった従来での実施を望む声も出ていました。
検討委員会では、7月中に、平成26年度に成人を迎える対象者のうち伊那市在住者800人を対象に、成人式に対するアンケート調査を行うほか、伊那市のホームページで市民からの意見も募集していきます。
委員会では、9月まで、3回の検討会を開き意見を集約する予定で、来年度以降の成人式から反映させたい考えです。 -
アルプス男声 「琵琶湖周航」コンクール3位
上伊那を中心に男性合唱愛好者が参加するアルプス男声合唱団は、23日(日)に滋賀県高島市で開かれた、琵琶湖周航の歌音楽祭合唱コンクールで、3位入賞を果たしました。
27日は、アルプス男声合唱団の北澤 理光団長ら2人が伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に、受賞の報告をしました。
アルプス男声合唱団は、2007年に発足、35人の団員が所属し、月2回の練習に励んでいます。
これは、定期公演で、アルプス男声合唱団が、琵琶湖周航の歌を歌った様子です。
「琵琶湖周航の歌」は、大正6年に、現在の京都大学の水上部員がボートで琵琶湖を周航しているときに、クルーにいた岡谷市出身の小口(おぐち)太郎(たろう)が曲にあわせて詩を発表した事から、学生の間で広まったとされています。
作詞者の小口が長野県出身であり、定期演奏会で歌ってきたことで、団員にとってなじみの深い歌であることから、今回初めてコンクールに参加しました。
コンクールには、関西を中心に少年少女から女声グループまでさまざまなメンバー構成の19グループが出演したなか、初出場のアルプス男声合唱団が、声の柔らかさなどが評価され3位入賞しました。
酒井副市長は、自身も京都大学出身なことから、「大変懐かしい。学生時代はよく歌いました」と話していました。 -
消防署員 天竜川で水難救助訓練
伊那消防署は、河川の急激な増水などによる水難事故を想定し、27日、天竜川で水難救助訓練を行いました。
27日は、消防署の救助隊7人が伊那市役所近くにかかる平成大橋付近で訓練を行いました。
行ったのは、ボートを使った訓練、消火につかうホースに空気を入れて浮き輪代わりにして救助する訓練、体にロープを結びつけて川に飛び込み、抱きかかえて岸まで寄せる訓練です。
伊那消防署では、平成23年度に、水難救助用ボートと、水に入ってもぬれないドライスーツ5着を新たに導入しました。
そのため、去年から、水に入っての訓練ができるようになりました。
消火に使うホースを使った訓練では、平成大橋の上からホースを落として、指揮者の指示にあわせて、川岸に引き寄せるなど手際よく救助活動をしていました。
伊那消防署によると、去年1年間は、水難救助件数はゼロ、一昨年は2件発生したということです。 -
松くい虫被害 5月末までの被害3割減
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が26日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度5月末までの上伊那の被害は昨年度の同じ時期と比べ3割ほど減っていることがわかりました。
26日は県や市町村の関係者が集まり今年度の被害状況の報告などが行われました。
今年度5月末までの上伊那地域の松くい虫の被害は1,361立方メートルで、昨年度の同じ時期までの1,899立法メートルと比べて538立法メートル減少しました。
また駆除の量は381立法メートルで、去年の同じ時期の120立法メートルと比べ約3倍となっています。
被害が減少した理由について、上伊那地方事務所林務課長の小坂信行対策協議会会長は「対策の効果が出てきているのではないか」と話していました。
今年度の新たな被害状況は、南箕輪村南殿で被害が確認されたほか、箕輪町三日町や伊那市高遠町で被害が拡大しています。
協議会では今年度も引き続き伐倒処理などを行い、被害拡大防止に務めていくとしています。 -
あるしん市町村に車いす寄贈
アルプス中央信用金庫が合併10周年を記念して、伊那市、箕輪町、南箕輪村の3市町村に車いすを贈りました。
26日は伊那市のプリエ・キャスレードで第63期総代会と懇親会が開かれ、懇親会の中で大澤一郎理事長から各市町村の出席者に目録が手渡されました。
あるしんは平成15年に伊那信用金庫と赤穂信用金庫が合併して発足しました。
今年は合併から10周年目を迎え、今回はその記念事業として車いすを寄贈しました。
贈られた車いすは管内の9市町村に合計31台で、そのうち伊那市には5台、箕輪町と南箕輪村には3台ずつとなっています。
車いすは、高齢者への貸し出し等に活用されるということです。 -
伊那市安全会議 今年度事業確認
住民の安全について考える伊那市安全会議が25日、伊那市役所で開かれ、市の職員や警察、消防団が出席しました。
この会議は、市民の安全意識の向上を図ろうと、毎年、開かれています。安全会議は、交通安全部会や、保健部会、子ども安全部会など6つの部会を設けています。
25日は部会ごとの本年度事業計画が報告されました。本年度事業計画について環境部会では、引き続き、市内3か所で放射線量の測定を行うと共に、PM2.5汚染による健康被害を未然に防止する為、県と連携を図り注意喚起を行う計画です。
昨年の伊那市における人身交通事故は239件発生し、死者2人、負傷者305人と、ともに、過去10年で最も少ない結果でした。
交通安全部会では、さらなる交通事故撲滅をめざし、「高齢者の交通事故防止」を重点課題として取り組んでいく事にしています。 -
第16回日本墨絵展開催
県内を中心に活動する日本墨絵会の、第16回墨絵展が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町松島の赤羽玉珠さんの作品「渓聲」が伊那市長賞に選ばれています。
赤羽さんの作品は、奥蓼科温泉郷にある横谷峡の滝を描きました。
今回、会場には103点が展示されています。
そのうち27点は日本墨絵会に大きな功績があった飯田市出身の吉澤玉昌さんの作品と、吉澤さんの死を悼む会員の作品です。
吉澤さんは25年にわたり各地で水墨画を指導してきましたが、去年82歳で亡くなっています。
第16回日本墨絵展は、30日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。 -
深妙寺アジサイ7分咲き
26日の伊那地域は、朝から雨が降る梅雨らしい天気となりました。アジサイ寺として知られる伊那市西春近の深妙寺では、現在7部咲きとなっていて訪れた人達の目を楽しませています。
深妙寺には170種類、2千5百株のアジサイが植えられています。
現住職重盛快典(かいてん)さんの母、故・登美子さんが30年ほど前から植え始めたもので、現在は住職が引き継ぎ、檀家の協力を得ながら管理しています。
境内には、33体の観音像が配置されていて、観音像を巡りながらアジサイを楽しむことが出来きます。
重盛住職は、「ここにきて雨の日が続き花も元気になっている。雨に合うアジサイを愛でて、わびさびを感じてもらいたい」と話していました。
花の見ごろは7月中旬までで、今週末からは、お茶や菓子の無料サービスも行われるという事です。 -
職員給与「下げざるを得ない」
白鳥市長は25日の定例記者会見で国の地方交付税削減に伴う市町村の給与引き下げについて「下げざるを得ない」との考えを示しました。
白鳥市長は「給与を下げざるを得ない」と述べ、現在労働組合と協議している最中と話しました。
今後は他市町村の動向を見ながら方向を示したいとしています。 -
伊那西高生が沢渡駅を清掃
今年の4月から無人化となったJR飯田線の沢渡駅を綺麗にしようと、伊那西高校の生徒が25日、沢渡駅を清掃しました。
清掃は伊那西高校の生徒達が最寄りの駅が無人化となったことを受け、自分達でできることをやろうと実施したものです。
この日は伊那西高校の生徒と沢渡駅近くの伊那金属株式会社の平澤泰斗さんら14人が駅周辺をほうきで掃くなどしていました。
以前から駅周辺の清掃をしていた平澤さんのアドバイスにより、ほうきで蜘蛛の巣を取ったり汚れた窓の掃除をしました。
伊那西高校では、今後も沢渡駅の清掃を毎週火曜日に行うことにしています。 -
おたっしゃ祝品事業
伊那市は今年度から敬老の日に、88歳を迎え介護認定を受けていないお年寄りに祝いの品を贈呈する事業を始めます。
25日開かれた伊那市定例記者会見で白鳥孝市長が事業の概要を説明しました。
伊那市では毎年88歳になるお年寄り全員に敬老祝金として一人5000円を贈っています。
新たに介護認定を受けていないお年寄りに2000円相当の祝品が贈呈されます。
この事業は高齢者が健康づくりや介護予防に関心を持ってもらおうと行うものです。
贈呈する品については現在伊那市内の事業所などに募集呼していて、提案された商品をカタログ化する計画です。
カタログは9月の敬老の日に合わせ祝金と一緒に贈られることになっていています。
2000円の品については市が負担することになっています。
伊那市によると今年度88歳になるお年寄りは、およそ460人で、このうち介護認定を受けていないお年寄りは300人だということです。
伊那市では、お年寄りに喜んでもらえるよう工夫をこらした物を提案してほしいと話しています。
商品の提案については7月22日まで市の公式ホームページで募集しています。 -
伊那消防組合議会 1億8千万円の補正予算案可決
伊那消防組合議会6月臨時会が24日市役所で開かれ、およそ1億8千5百万円を追加する補正予算案が可決されました。
補正予算案の内容は、消防指令センター高機能指令システムの整備などに1,300万円、消防救急無線デジタル化整備などに1億7,000万円となっています。
このほか、伊那消防署庁舎建設用地として富士塚スポーツ公園北側用地の取得が可決されました。 -
富県南福地竹松さん宅のハナショウブ見頃
伊那市富県南福地の竹松成就さん宅のハナショウブが見頃を迎えています。
竹松さんは自宅横の畑で20年以上前から、およそ1,400株のハナショウブを育てています。
82歳という高齢の為、手入れも難しく、ハナショウブが見られるのは今年が最後となりそうです。
見頃は今月いっぱいだということです。 -
伊那市内一部店舗でレジ袋無料配布中止
長野県などは、環境にやさしいライフスタイルへの転換をめざしレジ袋を減らす取り組みを進めています。
伊那市内の一部のスーパーでもレジ袋の無料配布が24日から中止となりました。
狐島のAコープ伊那中央店では今日からレジ袋の無料配布が中止となりました。
買い物客の多くはマイバッグを持参していました。
無料配布中止にあたり、レジ袋を希望する人は1枚2円で購入することになります。
この取り組みは環境にやさしいライフスタイルへの転換をめざして長野県、事業者、消費者団体の3者で進めているものです。
市内ではAコープやアピタ伊那店がこの取り組みに登録し、今日から無料配布を中止としています。
県では、今後登録事業者を増やし、取り組みを拡大していきたい考えです。
尚、長野県世論調査協会が先月15日から今月5日まで行った県民の意識調査によりますと、マイバッグを買い物に「いつも持っていく」と答えたのは56%で、南信は60%でした。
レジ袋の有料化に「賛成」と答えたのは68%となっています。
県のレジ袋削減の取り組みについては、「知っている」と答えたのは48%で半数には達していません。