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伊那東大社 例大祭
伊那市中央の伊那公園にある伊那東大社で、22日例大祭が行われ、地元の小学生たちが浦安の舞を奉納しました。
22日は、伊那東小学校と伊那北小学校の6年生16人が浦安の舞を奉納しました。
子供たちは、氏子や保護者が見守る中、赤と白の装束に身をつつみ古式ゆかしく真剣な面持ちで舞っていました。
大総代の春日義直さんは、「みなさんが一年間無事で平穏にすごせますように」と話していました。 -
桜シリーズ 長谷美和湖周辺の桜
伊那市長谷の美和湖周辺ではソメイヨシノやコヒガンザクラなどが楽しめます。
25日の昼時にはお弁当を広げてお花見をする人の姿が多く見られました。 -
4月30日開催!ローメン祭
地域を元気にしようと、ローメンやソースかつ丼など様々な団体が一堂に集まるイベントが4月30日に計画されました。
イベントのきっかけを作ったのは、伊那市内の歯医者さんです。
伊那市中央で歯科医院を営む池上秀樹さん。実は大のプロレスファンです。
特に好きなのが信州プロレス。
信州プロレスは長野県内で活動する社会人プロレス団体で、プロレスごっこをモットーに、県内各地を興行して地域を盛り上げています。
池上さんはこの信州プロレスを見てからプロレスファンになったということです。
信州プロレスの魅力について池上さんは「台本通りだけど、エンターテイメント性が高く、プロレスに興味のない人でも楽しめる」と話します。 -
上伊那うたごえ交流会開催
伊那市の伊那公民館で、22日、歌の愛好者が集う上伊那うたごえ交流会が開かれました。
交流会は、今年で4回目で、50人ほどが集まりました。
童謡や歌謡曲など、22曲を歌って交流しました。
また、今年は去年に引き続きチャリティー交流会として開かれ、参加者から東日本大震災への復興支援金を集めました。
集まった支援金は全国うたごえ協議会を通して被災地に寄付します。
去年の交流会では3万8千円を被災地におくりました。
体を動かして歌う曲もあり、参加者は楽しんで歌を歌っていました。 -
写真展 青山恭典の世界
伊那市西春近のかんてんぱぱホールで、青野恭典フォトアートギャラリーの開館10周年を記念した写真展「青野恭典の世界」が25日から始まりました。
会場では、信州の山々や日本の海岸線を映した写真103点が飾られています。
「よみがえろう三陸の海」として、東日本大震災前後の三陸海岸の写真が40点ほど飾られたコーナーがあります。
青野さんは現在75歳で、日本山岳写真協会副会長を務めています。
写真展 青野恭典の世界は5月6日 日曜日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
「井月句集」岩波文庫から出版へ
漂泊の俳人、井上井月の俳句を集めた句集が10月に岩波文庫から出版されます。
24日伊那市内で井月愛好家でつくる井上井月顕彰会が句集出版についての記者会見を開きました。
執筆者は神奈川大学名誉教授で近代俳論史が専門の復本一郎さんです。
俳人、松尾芭蕉などについて研究してきた復本さんは、芭蕉を師と仰いだ井月にも関心を持つようになりました。
最近になり顕彰会会員との交流が始まり「井月句集」を出版する話がまとまりました。
句集は井月の俳句からおよそ1300句を選びだし、復本さんが解説を加えます。
「井月句集」は350ページほどになる見通しで岩波文庫から10月に出版される予定です。
記者会見ではほかに井月を題材にした映画「ほかいびと」を制作した北村皆雄監督が話をしました。
北村監督によりますと映画「ほかいびと」は今後名古屋や大阪、北海道などで上映が決まっているほか、英語版とフランス語版の制作もおこなっていて、国際映画祭への出品の順備も進めているということです。
顕彰会の堀内功会長は「本や映画により井月が広く知れわたることに期待したい。」と話していました。 -
高遠町勝間の枝垂れ桜 満開
伊那市高遠町勝間の薬師堂のしだれ桜が25日満開となりました。
薬師堂のしだれ桜は樹齢およそ140年を超える古木です。
毎年、高遠城址公園の桜より数日遅れて見ごろとなり公園の桜を見た帰りに訪れる人も多くいます。
25日は、県内外から多くの花見客が訪れ、花を楽しんだりアマチュアカメラマンたちが写真に収める姿が見られました。
東京から訪れた人は「大木でびっくりしました。素敵な桜が見られてうれしかった」と話していました。
勝間のしだれ桜は天候にもよりますが、これから一週間ほど楽しめるということです。 -
南アルプス北部開山祭
いよいよ春山シーズンの到来です。
南アルプスの登山者や観光客の安全を祈願する、南アルプス北部開山祭が25日、伊那市長谷の歌宿で行われました。
開山祭には、市の関係者などおよそ80人が出席し、鋸岳を前に、今シーズンの安全を祈願しました。
開山祭はこれまで6月の長衛祭や4月の林道バスの出発式と合わせ行われていました。
伊那市では、春山シーズンの幕開けを登山愛好家にPRしようと、林道バスの運行開始となる25日、初めて標高1680メートルの歌宿で、開山祭を開催しました。
伊那市長谷の中山晶計総合支所長は「南アルプスの知名度が上がり、登山者も中高年や女性など広がりをみせている。万が一の事故に備え、安全対策を十分おこなっていきたい」とあいさつしました。
長谷中学校の3年生でつくる、南アルプス太鼓は、オリジナル曲を披露し、開山祭にはなそ添えました。
VTR
南アルプス林道バスは、今日から6月14日まで歌宿まで運行し、6月15日からは標高2032メートルの北沢峠まで運行する予定です -
桜シリーズ 六道の堤
地域の桜をお届けする桜シリーズ。
24日は、伊那市美篶の六道の堤の桜です。
24日の伊那地域は、最高気温24.6度と、6月中旬なみの汗ばむ1日となりました。
六道の堤のまわりには、およそ50本の桜が植えられています。
堤には、桜を写真におさめようと、観光客などが訪れていました。 -
東春近運動会開催
東春近地域の運動会が22日、春富中学校で行われました。
運動会には、地域の住民1500人ほどが参加しました。
10の地区に分かれた対抗戦で、地区ごとに決まった色の鉢巻と旗があります。
去年の震災を受け、今年のテーマは「地域間・世代間の交流と絆づくり」です。
参加者は、湯呑みなどで瓶に水を入れていくリレーや、玉入れなどの競技を楽しみました。
競技の途中には、春富中学校吹奏楽部が演奏を披露しました。
ミニマラソンでは、中学校のまわりを走りました。
参加者は、ゴールに戻る選手たちを、拍手で迎えていました。 -
見頃の高遠城址公園で桜と雅楽が共演
伊那雅楽会による夜桜公演が20日夜、伊那市高遠町の高遠城址公園で行われました。
この日は高遠閣で公演が行われ、伊那市内の神職らでつくる伊那雅楽会のメンバー12人が演奏を披露しました。
夜桜公演は、桜と雅楽を一緒に楽しんでもらおうと去年企画しましたが、震災の影響で中止となり、今年初めて開催しました。
演奏では8つの楽器を使い、伝統的な曲から歌謡曲までおよそ10曲を披露しました。
訪れた人たちは、日本の伝統的な音色を楽しんでいました。
楽長の花畑樹彦さんは「いつか桜の下で演奏ができたらと思っていたので、演奏することができて良かった」と話していました。 -
伊那市ふれあい交流施設「ぽっ歩館」竣工
伊那市の鳩吹公園内に、ふれあい交流施設ぽっ歩館が完成し、24日現地で竣工式が行われました。
この施設は、伊那市が介護予防や健康づくりを推進しようと去年12月から整備をしてきたものです。
建物は木造平屋建て、延べ床面積はおよそ200平方メートル。
総事業費はおよそ3400万円で、このうち3200万円を国の交付金でまかなっています。
バイリアフリー設計でソーラーシステムを設置し環境に配慮した施設となっていて、建物内には更衣室、運動器具などを備えています。
また、準備運動などで活用できるよう屋根下にウッドデッキを設けました。
周辺には平成22年度から市がますみヶ丘平地林内に整備を進めているクロスカントリーコースもあります。
施設の名前は「ぽっ歩館」で、
鳩吹公園から連想する鳩の鳴き声と隣接するクロスカントリーコースを多くの人に歩いてもらいたい願いを込めて決めたということです。
24日は、現地で竣工式が行われ白鳥孝伊那市長や市議会議員など30人ほどが参加し完成を祝いました。
施設は11月30日までの午前8時30分から午後5時まで利用することが出来ます。
使用料については、個人使用が無料、貸切などは1時間につき200円となっています。 -
園児がじゃがいも植え
伊那市の西春近北保育園の子供たちは24日、地域のお年寄りたちと一緒にじゃがいもを植えをして交流しました。
園児と地域のお年寄りの交流は毎年行われていて今日は、小出島年輩者の会と沢渡高齢者の会のメンバーおよそ9人が参加しました。
24日は、年中園児と年長園児が保育園近くにある畑にじゃがいもを植えました。
園児たちは、お年寄り達から植え方を教わりながら作業を行っていました。
24日植えたじゃがいもは、夏に収穫して、みんなで味わうということです。
小林政子園長は「核家族が増えている中、世代を超えた交流を
通して、子供たちに心豊かに成長して欲しい」と話していました。
西春近北保育園では今年度お年寄りとの交流会は4回を予定しています。 -
製本所で工場開放イベント
伊那市美篶の製本所、美篶堂で21日、工場開放イベントが行われました。
伊那市美篶にある美篶堂は、国内でも珍しい、手作りの製本を専門で行っている工場です。
この日は、製本の技術を知ってもらうとともに地域とのつながりを深めようと工場開放イベントが行われました。
イベントでは、訪れた人たちが製本作業を体験していました。
参加者は何枚かに重ねた厚紙をそろえ、糊づけしながら本をつくっていました。
イベントでは他に、色とりどりの紙を束ねたブロックメモの販売もあり、訪れた人たちが買い求めていました。
美篶堂では本づくりの専門書も出していて、オリジナルの本をつくる楽しさなどを紹介しています。
美篶堂は29年前、伊那市美篶出身の先代が東京で開業し、平成3年に、地元に工場をつくりました。
工場長の上島真一さんは「本づくりに興味を持っている人は多くいる。職人の技術を知ってもらうことで、その楽しさをあじわってもらいたい。」と話していました。 -
桜シリーズ 三峰川堤防桜並木
地域の桜をお届けする桜シリーズ。23日は、伊那市美篶の三峰川堤防桜並木です。
三峰川堤防桜並木には、ソメイヨシノおよそ180本が植えられていて、見ごろとなっています。
23日は、景色を楽しみながらジョギングやウォーキンをしている人の姿がありました。 -
天竜川漁業協同組合 イワナ放流
天竜川漁業協同組合は23日、イワナの成魚を天竜川の支流に放流しました。
23日は、天竜川漁業協同組合員などが集まり、イワナの成魚155キロ分を三峰川や小黒川など高遠と長谷の河川に放流しました
天竜川漁協では、上伊那地域の10河川あまりに500キロ分のイワナを放流します。
三月にはアマゴ1トンと、イワナ500キロを放流しています。
遊漁料は一日券が1000円、年間券が6000円、中学生券が300円、小学生以下は無料となっていて 、天竜川漁協では、マナーを守って楽しく釣りをしてほしいと呼び掛けています。 -
そば打ち名人の会 ネパール帰国報告
日本のそば文化を伝えるため、ネパールを訪問していた「伊那市そば打ち名人の会」のメンバーが18日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に現地での活動を報告しました。
18日は、小林史麿会長ら4人が市役所を訪れました。
伊那市そば打ち名人の会のメンバー14人は、3月5日から8日間ネパールを訪れました。
現地で行われた歓迎式典で、150人程の政府関係者に日本式のそばをふるまいました。
小林会長によると、そばは好評で、しょうゆベースのつゆが現地の人の口に合ったということです。
現地には、日本でそば打ちを学びたいという若者が多く居るということで、小林会長は、「今年度中に受け入れたい」と話していました。
今回の訪問では、ネパールの前首相と農業振興などについて懇談もしたということです。
今回の訪問を受け、現地の政府関係者が6月頃伊那市を訪れる予定だということです。
白鳥市長は、信州そば発祥の地とされる伊那を全面に押し出したそば祭りを今年の秋頃に開き、全国に発信していきたいと話していました。 -
補助金返還求めた調停成立
伊那市がNECライティングに対し補助金の返還を求めていた民事調停が23日成立しました。
調停は両者の間に債権債務がないことを条件に解決金としてNECライティングが市に1,000万円を支払うこととしています。
23日は、長野市の長野地方裁判所で調停が行われました。
伊那市はNECライティングが伊那工場を閉鎖したことに伴い補助金1億5,800万円余りの返還を求めていました。
調停で、両者の間に債権債務がないことを条件にNECライティングが市に解決金1,000万円を支払うとする調停が成立しました。
この件について伊那市代理人の長谷川洋二弁護士が長野市で記者会見を開き調停成立の報告をしました。
長谷川弁護士は「調停委員会の説明はそもそも1億5,000万円余りの返還義務はNECライティングにないという前提に立っています。
したがって返還義務があるんだから10%は安すぎるという論理ではなく、返還義務がないので0円からどの程度上積みをしていったらいいかというのが調停委員会の考え方です。」と説明しました。
調停成立について伊那市の白鳥孝市長は「この紛争が長期化し伊那市および上伊那地域の企業誘致に支障をきたすことを懸念していたが、早期に解決することができたと考えている」とのコメントを出しています。
一方NECライティングは伊那ケーブルテレビジョンの取材に対し「コメントは差し控えたい」としています。 -
地蔵に草餅供えて願かけ
草餅を供えて願をかけると、願いが叶うと言い伝えられている草餅地蔵の祭典が21日、伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔洪水で伊那市美篶青島に流されてきたと言い伝えられています。
青島の人たちは、流れついた場所に地蔵を安置し、延命地蔵尊として毎年この時期にお参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから、地蔵に草餅を供えるようになり、いつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
この日は親子連れが、ここを訪れ、草餅を供え願をかけていました。
祭典の実行委員長の渋谷勝さんは、「昔は、祭典の日は大勢の人たちで賑わった。今は昔ほど賑やかではなくなったが、地域の行事として守り伝えていきたい。」と話していました。 -
地域の桜シリーズ 美篶桜トンネル
地域の桜をお届けする桜シリーズ。22日は伊那市美篶の桜トンネルです。
美篶桜トンネルは国道361号沿いにあり満開のソメイヨシノは花のトンネルのように咲きほこっています。 -
交通安全たすきリレー
夜間の事故を防止し交通安全を呼びかける「交通安全たすきリレー」が21日、伊那市など伊那警察署管内で行われました。
交通安全たすきリレーでは伊那市役所前に集まった伊那交通安全協会の会員のもとに伊那警察署から夜行反射材が届けられました。
これは夜間の事故を防ぐため、夜道路を歩くときは、夜光反射材を着用してもらおうと、伊那警察署と伊那安協などが行ったものです。
会員らは道路を行進しながら、夜光反射材の着用を呼びかけていました。
リレーは伊那市、箕輪町、南箕輪村で行われ会員およそ300人が分担して歩いた距離の合計はマラソンと同じ42.195キロだということです。
伊那署管内では、交通事故で亡くなった人は去年13人、今年は21日現在で3人が犠牲になっています。 -
桜シリーズ 春日城址公園
地域の桜をお届けする桜シリーズ。21日は、春日城址公園です。
春日城址公園の桜が見ごろを迎えています。
春日城址公園には、コヒガンザクラとソメイヨシノあわせて400本程が植えられています。
桜を見ようと花見客が訪れていました。
桜は来週末頃まで楽しめるということです。 -
伊那北高校卒業生 3年B組3人展
伊那北高校を1977年度に卒業した3人による、3年B組3人展が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
3年B組3人展は、絵画を展示する竹内啓さんと荻原隆さん、パフォーマンスを披露するIKUMIさんの合同展です。
画家の竹内啓さんは、野外で制作し、その土地の空気や雰囲気を描いた絵画6点を展示しています。
グラフィックデザイナーの荻原さんは、東京の街に肌色のモチーフを配置したパステル画を19点展示しています。
パフォーマーのIKUMIさんは、音楽仲間と共に篠笛や三味線を演奏し、一昨年に亡くなった同級生に捧げるパフォーマンスを披露しました。
今回の展示は、同級生の作品を地元の人に見てもらいたいという思いから、クラスのメンバーを中心に11人が実行委員会となって企画しました。
竹内さんらは、「3人のコラボレーションを楽しんでほしい」と話していました。
3年B組3人展は、22日まで伊那文化会館で開かれています。 -
高遠城址公園の桜が満開
天下第一の桜として知られる、高遠城址公園の桜が21日に満開となり、公園内は今シーズン一番の賑わいとなりました。
この日の伊那市は、日中の最高気温が22.1度と5月下旬並みで、前日日まで五分咲きだった桜は一気に満開になりました。
今年は春先に寒い日が続いたため、開花は去年よりも3日遅い16日で、満開も去年より3日遅れとなりました。
高遠城址公園には、小ぶりで濃いピンクの花を咲かせるタカトオコヒガンザクラがおよそ1500本植えられていて、その規模と歴史などから「天下第一の桜」として全国に知られています。
この日は早朝から、公園の桜と残雪の南アルプスを写真に収めようと、県外から訪れた観光客が写真を撮っていました。
埼玉県から訪れた男性は「伊那谷には桜の名所がたくさんある。毎年この時期になるとこちらへ来ては写真を撮っています」と話していました。
公園内は見頃の知らせを聞いた観光客がどっと押し寄せ、今シーズン一番の入り込みとなりました。
訪れた人たちは写真を撮ったり、御座を敷いて昼食を食べたりして花見を楽しんでいました。
京都から訪れたある男性は「地元にも良い桜はたくさんあるが、高遠の桜は素晴らしい。天気も良く最高の花見日和」と話していました。
また、花見客の中にはこんな人の姿もありました。
伊那市出身の俳優、羽場裕一さんです。
羽場さんが高遠で花見をするのは30年振りだということです。
羽場さんは「久しぶりに訪れて、こんな雰囲気だったかな、と感じた。手入れがされていてとても綺麗になった」と話していました。
伊那市では、高遠城址公園の桜の見頃は来週半ばまでとみています。
なお、三峰川沿いに設けられた山田河原臨時駐車場からはシャトルバスが出ていて、高遠城址公園まで無料で乗車することができます。 -
全国ハイシニア信州伊那さくら大会
65歳以上を対象にしたソフトボールの全国大会、全国ハイシニア信州伊那さくら大会が21日、伊那県営野球場で開幕しました。
開会式では、全国各地から伊那の地に集まったおよそ800人の選手達が東部中吹奏楽部の演奏に合わせて入場行進しました。
大会は、ソフトボールのまち伊那市で全国大会を開催しようと初めて開かれたもので、全国17都府県から42チームが出場しました。
選手宣誓で伊那西町クラブの梶村隆志さんは懸命のプレーを誓っていました。
大会長の白鳥孝伊那市長は「熱くなりすぎず、伊那市の観光地や見頃の桜を楽しみながら親睦を深めてください」とあいさつしました。
大会は3つのリーグに分かれて明日まで行われ、それぞれのリーグで優勝が決まります。 -
桜シリーズ 伊那小学校
地域の桜をお届けする桜シリーズ。20日は、伊那小学校です。
伊那小学校の南校舎前のソメイヨシノが、見ごろとなっています。
南校舎は、昭和初期に建てられた校舎で、老朽化により今年の夏に取り壊されることになっています。
古い校舎にとって桜の季節はこれが最後となります。 -
伊藤三千人さん 絵画寄贈
伊那市高遠町出身の画家、伊藤三千人さんが、高遠とフランスの風景を描いた油絵2枚を、17日、伊那市に寄贈しました。
贈られたのは、「高遠の春」と「シャルトル風景」です。
高遠の春は、2003年の作品で、雪の仙丈ヶ岳とタカトオコヒガンザクラが描かれています。
シャルトル風景は1996年の作品で、フランス、パリの郊外の景色を描いています。
伊藤さんは、伊那市高遠町勝間出身の78歳。一水会会員で、現在は神奈川県で暮らしています。
今回寄贈された油絵は、今月15日から伊那市内で開かれた個展で展示されたものです。
伊藤さんは、「大勢の人が見てもらえるようなところに飾ってもらえればうれしい」と話していました。
寄贈された絵画は、伊那市役所内に飾られるという事です。 -
美篶土地改良区「金賞」を市長に報告
長年にわたり農業用水路の改修などに取り組んできた伊那市の美篶土地改良区は、全国土地改良事業団体連合会の最高賞となる金賞を受賞し、20日伊那市の白鳥孝市長に報告しました。
20日は、美篶土地改良区の春日晴規理事長ら3人が市役所を訪れ、白鳥市長に金賞受賞を報告しました。
3月に東京都で開かれた全国土地改良事業団体連合会の総会で、長年にわたる地域への貢献などが評価され受賞したものです。
美篶土地改良区は、昭和22年、前身となる美篶全村耕地整理組合時代から農業用水路や道路整備を行なってきました。
農業用水路は、美篶地区全域の600ヘクタールの田畑を潤し、1,700戸の生活基盤づくりを行なってきました。
近年では、六道の堤の改修工事も完成させています。
白鳥市長は、「美篶の田畑は、伊那市の農業のシンボル。これからも積極的に展開してもらいたい。」と受賞を喜んでいました。 -
高遠小の児童が観光客の前で発表
伊那市の高遠小学校の児童は、高遠城址公園を訪れた観光客の前で、19日、踊りや歌を披露しました。
高遠城址公園の桜は、まだ咲き始めですが、南ゲート付近は見頃を迎えています。
19日は、高遠小学校の2年生から5年生までが、歌や踊りを披露しました。
高遠小学校では、これまで、花見遠足で城址公園を訪れていましたが、子供たちから主体的に観光に関りたいと、今回初めて、観光客の前で発表しました。
5年生は、武田信玄の5男、仁科五郎盛信の戦いを歌った「孤軍高遠城」の歌に合わせて踊りを披露しました。
3千の軍勢・仁科盛信が、織田信長の5万の軍勢に攻められ、武田の威信をかけて闘った様子を、扇を使った舞で表現していました。
高遠小では、「観光客とふれあう機会にもなりよかった」と話していました。 -
伊那市の高齢女性が被害
19日の午前9時過ぎ、伊那市の高齢女性が、2人組の男に現金100万円を騙し取られる詐欺事件がありました。
伊那署では、1人で判断せず家族や警察に相談するなどの防犯対策を徹底するよう呼び掛けています。
伊那警察署によりますと、19日午前9時過ぎに伊那市内の住宅に2人組の男が訪れ、「あなたは押し売りに目をつけられている。預金が多いとこれからも押し売りがきますよ」などと話をもちかけられ、さらに「現在の預貯金はいくらありますか」などと自宅にあった現金を出させられた上、「この現金を預けてもらえば、押し売りが来ないように手続きができる。」と言われ、現金約100万円をだまし取られたものです。
去年からこうした詐欺が南信地方で多発しており、伊那署では、「電話による来訪予約は、断り、詐欺を疑い、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの防犯対策を徹底するよう呼び掛けています。