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伊那市消防団 方面隊長を任命
伊那市消防団の新年度がスタートしました。 今後想定される大規模災害に備え、1日は伊那市のいなっせで新たに3人の方面隊長が任命されました。 この日は、伊那市消防団の三沢俊明団長が、今年度新たに設置された方面隊の隊長、3人を任命しました。 初代方面隊長に任命されたのは、西部方面隊長の日下部良也さん。 中部方面隊長の中村定夫さん。 東部方面隊長の北原政一さん。 3人は副団長も兼務します。 西部は天竜川西側エリア、中部は天竜川東側で、旧伊那市エリア、東部は高遠町と長谷エリアです。 これまでは、市内の全てを団長が指揮していましたが、対応に時間がかかってしまうことがあったといいます。 今後予想されている大規模災害が発生した時に、素早い対応や連携が取れるように方面隊が設置されました。 三沢団長は、「火災などの消火活動だけでなく、自然災害での活躍を期待します」と訓示しました。 白鳥孝市長は、「皆さんには昼夜を問わず活動いただき感謝しています。 年々地域住民の期待も大きくなりますが頑張ってください」と活躍に期待していました。
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伊那公園桜愛護会の七色弁当
ザザムシや蜂の子、熊肉などといった、伊那谷特有の食を盛り込んだ伊那公園桜愛護会の七色弁当が、13日(日)に伊那公園で販売されます。 2日は、その試食会が伊那市の伊那商工会館で開かれました。 試食は伊那商工会議所の川上健夫会頭や伊藤正専務理事など6人が行いました。 七色弁当には猪肉を煮込んだ物、熊肉の甘味噌あえ、鹿肉の唐揚げ、鹿肉入りのローメン、蜂の子ご飯、イナゴとザザムシの佃煮、寒ぶなの甘露煮が入っています。 全て伊那谷で採れた物で、愛護会会員が調達し調理まで行いました。 伊那公園桜愛護会の七色弁当の販売は4年目で、今年は見た目の楽しさと味のバリエーションを広げようと新たに寒ぶなとオオスズメバチを加えました。 愛護会では、「今年の弁当は理想の形に出来上がった。食べていただき、伊那谷を感じて欲しい」と話していました。 伊那公園七色弁当は、限定150食で13日(日)、午前11時30分から、1つ1,500円で販売されます。
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新人有坂ちひろ氏 市長選立候補表明
任期満了に伴う伊那市長選に無所属で新人の有坂ちひろさんが、立候補することを1日表明しました。 市長選には現職の白鳥孝さんがすでに出馬を表明していて選挙戦となる見通しです。 1日、伊那市役所で開かれた記者会見で出馬表明した有坂さんは上伊那医療生協や民主商工会で働いた経験を市政に活かしたいと決意を述べました。 有坂さんは「伊那市が選挙をしないまま市長選を迎えてしまっていいのかという思いがしました。日常生活をしている一般の方の切実な声を市政に活かしたいと思い決意するに至りました。 医療と介護の充実を図り県下一の福祉の街と言われていた伊那市を復活させ安心して暮らせる伊那市を目指したい」と抱負を述べました。 有坂さんは昭和49年生まれの39歳。 千葉県松戸市出身で松戸東高校から帝京大学に進み、平成11年に上伊那医療生協に入所。 現在は伊那市西箕輪の飲食店カフェ&カイロ有報堂の共同代表のほか、上伊那民主商工会副会長を務めています。 上伊那医療生協や民主商工会などで組織し有坂さんを推す市民団体、「のぞみ・未来伊那(みらいな)プロジェクト」は6日午後6時30分から伊那市のいなっせで総決起集会を開くことにしています。 市長選には現職の白鳥孝さんが出馬を表明していて選挙戦となる見通しです。 市長選は20日告示、27日投開票の日程で行われます。
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大根田未來さん 初めての作品展
この春伊那市の伊那小学校を卒業した大根田未來さんは、小学校生活などで制作した手芸やビーズ作品などを並べた展示会を1日から伊那図書館で開いています。 大根田未來さん12歳です。 大根田さんは、小さい頃からビーズを使って作品を作ったりすることが好きで、今でも様々な作品を作っています。 今回初めてとなる作品展では、小学校生活や自宅で作った作品170点が並べられています。 保育園時代に初めて作ったビーズ作品や小学校の時の総合学習で飼っていた羊の毛を使ってつくったマフラーなどもあります。 大根田さんが今夢中になっているのが消しゴムに下絵を書きカッターなどで削って作る消しゴムハンコです。 これは、去年図書館で行われた講座で教えてもらったのがきっかけで、今回の展示にも多く飾られています。 大根田未來さんの作品展は3日まで伊那図書館で開かれています
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高遠城址公園 公園開き
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園で1日、公園開きが行われさくら祭りがはじまりました。 伊那市では開花を10日、満開を14日と予想しています。 1日は、公園内の桜雲橋前で神事が行われ、今シーズンの無事を祈りました。 式では高遠町内の保育園児が桜雲橋前で元気に歌を披露しました。 その後、伊那市観光協会会長の白鳥孝市長らと手をつないで橋を渡り問屋門の開門を宣言しました。 公園内には、およそ1500本のタカトオコヒガンザクラが植えられています。 ここ数日の暖かさで蕾も膨らみはじめました。 高遠城址公園の桜などを管理する稲辺謙次郎さです。 稲辺さんは、「今年の大雪で水分が木に十分いきわたった事で花の色が濃く、数も多いのでは」と期待しています。 1日は、市内の製造業が集まって取り組んでいるご当地お土産プロジェクトのメンバーが桜保護などに役立ててもらおうとさくらコマの売上金の一部2万円を伊那市に寄付しました。 桜の開花は10日、見ごろは14日と予想されていて、30日までのさくら祭り期間中さくら茶のサービスや高遠囃子の巡行、篠笛の演奏などが計画されています。 また、伊那市は1日からスマートフォン用のアプリ高遠さくらナビすいすイーナの提供を始めました。 アプリは無料でダウンロードが出来ます。 高遠城址公園までの渋滞情報や観光スポット、飲食店の情報などを見ることが出来ます。 伊那市では「多くの観光客の方に利用して欲しい」と話していました。
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西町区が憩いの森づくり
伊那市の西町区は、区有林を憩いの森として整備しようと3年前から活動しています。 3月23日には、春日神社のある御射山と文化会館南側のうぐいす洞など3か所で整備作業をしました。 うぐいす洞では、今年初めてきのこの駒うちをしました。 区の理事者や区会議員など40人が参加し、1メートルの長さに切ったコナラに穴をあけ、なめこ25本、しいたけ75本、あわせて100本に駒を打ち込みました。 来年春には、きのこが出るということです。 3年前から整備に携わっている山岡彬秀さんは、「西町は街の中に林がある区。区民が憩える環境を残していきたい」と話していました。
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伊那市地域おこし協力隊・集落支援員 委嘱
地方自治体などの行政機関でも新年度がスタートしました。 このうち、伊那市では、県外からの住民を受け入れ、地域に住みながら自然や文化の魅力を発信してもらう「地域おこし協力隊」とその支援をする「集落支援員」の委嘱式が1日、市役所で行われました。 今年度、地域おこし協力隊に委嘱されたのは、 マウンテンバイクトレイル・プロジェクト担当の東松将也さん(愛知県安城市から) 里山アテンダント担当の小渕幸輝さん(神奈川県川崎市から) いきいきタウン・プロデュース担当の齋藤俊介さん(東京都練馬区から)の3人と、 地域おこし協力隊をサポートする集落支援員の水口航さん(静岡県伊豆市から)です。 地域おこし協力隊は、伊那市への移住定住を促進し、地域力の維持・強化、活性化を図るために与えられた任務に沿って活動します。 今年1月から2月に全国から募集したところ、21人の応募があり、その中から3人が決まりました。 3人は、伊那市に住みながら地域おこしのために活動してもらうということです。 集落支援員の水口さんは3人の移住や地域の活性化をサポートする役割を担います。 4人の任期は1年で、最長3年まで延長することができます。 なお、地域おこし協力隊の就農担当はこれまでに決定しておらず、引き続き公募をしていくということです。
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平澤真希さんのCDが「特選」
伊那市出身のピアニスト平澤真希さんのCDオマージュ・ア・ショパンがクラッシック音楽専門誌「レコード芸術」の4月号で特選に選ばれました。 平澤さんは伊那市出身で伊那北高校卒業後、東京音楽大学に進学。 その才能を認められポーランドのショパン音楽大学に特待生として留学し演奏活動を続けてきました。 レコード芸術は音楽論評の権威者が執筆にあたっていて国内のクラッシク音楽批評では最も信頼のおけるものといわれています。 器楽曲や交響曲など部門別に批評が行われ、平澤さんのCDは器楽曲の部門で最高賞の特選に選ばれました。 CDは2月19日に発売されショパンのほかオリジナル作品も収録されています。 今回のCDはこれまでの活動の集大成と位置づけられていて、平澤さんは特選受賞を喜んでいます。 平澤さんは現在国内を中心に音楽活動をしていて、今後はオリジナル曲の制作にも力を入れていきたいと話しています。
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年度末 退職辞令交付
年度末を迎え各市町村などでは31日付けで退職する職員に辞令が交付されました。 このうち伊那市では27人に人事通知書と感謝状などが一人一人に手渡されました。 退職者の内訳は、定年退職が13人、早期退職者が14人で20年以上勤めた職員は26人となっています。 白鳥市長は「市民のために人生の大半を捧げたことに感謝します。立場は違ってもこれまでの経験を地域で発揮してください。」とねぎらいの言葉を送りました。 退職者を代表して水道部の唐木好美部長が「6年後にはオリンピック、13年後にはリニアが開通し伊那谷が大きく変革を遂げようとしています。私たちも微力ながらお手伝いさせていただければありがたい。」とあいさつしました。 なお箕輪町では5人、南箕輪村では4人が退職となっています。
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増税前に駆け込み需要
4月の消費税増税を前に伊那のスーパーなどでは駆け込み需要の買い物客が訪れる一方、店側も値札の張り替えなど準備に追われています。 伊那市日影のベルシャイン伊那店では増税を前に値札を張り替える準備に追われていました。 4月1日の開店がスムーズに行えるよう従業員が今の値札の後ろに増税後の値札を入れる作業を行っていました。 値札はこれまでの税込価格から本体価格の表示となります。 ベルシャイン伊那店では今月中旬からかけこみ需要の傾向が現れていて、特に高額で買い置きのできる化粧品の売れ行きが伸びているということです。 ベルシャイン伊那店では増税当日の4月1日は午前10時の開店時間を午前10時30分に遅らせ、価格表示の変更作業などを行うことにしています。
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いな歌謡祭 40人が熱唱
上伊那のカラオケ愛好家が自慢ののどを披露する「いな歌謡祭」が伊那市のいなっせで30日開かれました。 30日は上伊那などのカラオケ愛好家およそ40人が参加し歌謡曲など60曲を披露しました。 参加者たちは、スポットライトを浴びて熱唱し、日頃の練習の成果を発揮していました。 いな歌謡祭は、伊那市などでカラオケ教室を開いている歌謡アカデミーが毎年開いていて、今年で10年の節目を迎えました。 歌謡アカデミーの今井ひろし代表は、「歌う事で上達したいという目標や仲間もでき、高齢者の方も元気になる。 20回の目標に向け、1年1年頑張っていきたい」と話していました。 ある参加者は、「ひろい会場で緊張したが、曲が流れると自然と声が出た。歌い終えた時はとても気持ちが良かったです。」と話していました。
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中央区公民館のロトウザクラ咲く
伊那市の中央区公民館にあるロトウザクラが咲き始めました。 公民館によりますと、28日から咲き始め、29日一気に開花が進んだということです。 このロトウザクラは中央区の100周年記念事業の一環として平成16年に植樹されたものです。 伊那桜公園愛護会の横森孝心会長によりますと、例年より10日ほど遅い開花だということです。 桜は30日、満開となる見込みで、見ごろは4月4日頃までだということです。
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無事故願い 白いタヌキ展示
去年12月に高遠町の国道152号で事故にあい倒れていた白いタヌキを剥製にした、富士見町在住の樋口誠さんが27日、高遠町総合支所を訪れました。 事故がなくなることを願って4月下旬まで白いタヌキの剥製を展示しています。 樋口さんが去年12月に仕事で駒ヶ根市に向かう途中、国道152号でひかれているタヌキを見つけ、それが希少なアルビノ白タヌキだったということです。 アルビノ白タヌキは数万分の1の割合で生まれ、「全ての幸運を呼ぶ」とも言われて縁起物として珍重されているということです。 樋口さんはこれまでに原村で3匹のタヌキの事故に遭遇していて、そのなかの白いタヌキを剥製にしたところ幸運が訪れたと話していました。 高遠町総合支所によりますと、高遠町での動物事故の連絡は年間30件ほどあるということです。 剥製は、平成23年に原村でひかれていた白いタヌキと併せて2体が今月末まで高遠町総合支所に展示されます。 4月からは、お花見客にも見てもらえる高遠町歴史博物館などに展示することになっています。
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伊那市手良で井上井月を偲ぶ句会
伊那市手良の住民有志は井上井月を偲ぶ句会を29日、中坪公民館で開きました。 句会には、9人が参加しました。 井上井月を偲ぶ句会は、今回で15回目で、井月の命日にちなんで毎年3月に開いています。 これまでは優れた句を表彰していましたが、優劣をつけるのではなく研究に重点を置いて行こうと、今年から表彰をとりやめました。 句会にはあらかじめ今回の参加者が22句を提出していて、今日は俳人の春日愚良子さんが添削していきました 「我が庭で樹氷の見える寒さかな」という句は「我が庭の樹氷の見える春浅し」と添削されました。 その理由について春日さんは、「樹氷という言葉で寒いことはわかる。寒さかなと説明するのではなく、発想を転換させ、ほかの言葉で置き換えた方が良い」と話していました。 井上井月を偲ぶ句会は、井月が手良で句会を開いていたことから住民有志が行っているもので、年一回の句会の他、吟行なども行っています。
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作家デビュー 東さんサイン会
伊那市在住で5日にデビュー作の文庫本「ひぐらし神社、営業中」が発売になった東朔水(あずま・さくみ)さんのサイン会が21日に伊那市のTSUTAYA伊那店で開かれました。 「ひぐらし神社、営業中」は、ユーモラスで心温まる内容の文庫本で5日にポプラ社から発売されました。 東さんは、伊那北高校の卒業生で伊那市高遠町在住です。 サイン会には、多くの人が列をつくり、握手をしたり、一緒に写真を撮ったりしていました。 中には、中学時代の同級生や高校時代の恩師もかけつけ、東さんを激励していました。 本は、一冊620円(税抜)で、TSUTAYA伊那店などで購入できます。
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西村清典さん 葬儀
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会の指導者で、25日に95歳で亡くなった西村清典さんの葬儀が28日行われました。 伊那市高遠町小原のグレース虹のホール高遠で行われた葬儀には、親族をはじめ、中尾歌舞伎保存会の関係者などが訪れ、西村さんの冥福を祈っていました。 西村さんは、昭和61年に太平洋戦争で途切れていた中尾歌舞伎が復活して以来、30年にわたり演技指導に携わってきました。 保存会メンバーからは、尊敬と親しみを込めて師匠と呼ばれていました。 得意な演目は、台詞などすべて記憶していて、自筆の台本で指導していました。 保存会発足から今年2月まで、60本の全ての公演で役者の指導を行ってきました。 27日は、出棺を終えると西村さんを乗せた霊柩車が中尾歌舞伎の公演と稽古の舞台となっている中尾座に止まりました。 28日の葬儀で、弔辞を述べた保存会会長の西村寿会長。 師匠に別れの言葉を送り、力強く保存会の今後の活躍を誓っていました。 4月29日には、春季定期公演が予定されています。
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JR飯田線 活性化を
リニア中央新幹線とのアクセスや観光資源としての活用も見込まれるJR飯田線の活性化に取り組んでいこうと、JR飯田線活性化期成同盟会が28日発足しました。 28日駒ヶ根市のアイ・パルいなんで開かれた設立総会には、上伊那地域や飯田下伊那地域の市町村や県、経済団体の関係者などが参加しました。 JR飯田線活性化期成同盟会は、リニア中央新幹線のアクセス路線としてや伊那谷を縦断する貴重な観光資源としての活用も見込まれる飯田線の活性化に取り組んでいこうと、沿線自治体や商工会議所が発起人となりました。 設立総会で、会長には、白鳥孝伊那市長が選任されました。 白鳥市長は、「リニアが通るチャンスを活かしたい。2つのアルプスがある伊那谷を走る魅力を存分に活かして地域一丸となって取り組みたい。」とあいさつしました。 期成同盟会では来年度フォーラムやシンポジウムの開催、国やJR東海への要請活動、利便性向上に関する調査・研究、電車通勤の促進などの事業を行います。
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東原スポーツ公園運動場 グラウンド完成
伊那市が整備を進めてきた東春近の東原スポーツ公園運動場のグラウンドが完成し、3月27日、現地で竣工式が行われました。 式では、関係者がテープカットで完成を祝いました。 東原スポーツ公園運動場は、軟式野球やソフトボールができる新たな市民グラウンドとして、伊那市が整備したものです。 西側にはウォーキングができる180mのウッドチップコースもあり、総面積は約1万6千平方mです。 総事業費は3億1,700万円で、国の交付金で2億9千万円、合併特例事業債を2,200万円充てています。 東原スポーツ公園運動場は、株式会社キッツがスポンサーとなった伊那市のネーミングライツ第1号で、4月1日からは、「東原キッツグラウンド」の名称になりました。 利用期間は、冬の期間を除き4月1日から11月30日までとなっています。
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97歳の守屋保江さん ゲートボールで健康功労賞
伊那市高遠町片倉に住む97歳の守屋保江さんは、ゲートボールを通して健康維持に務め地域の模範であるとして、日本ゲートボール連合の健康功労賞を受賞しました。 27日、守屋さんと伊那市体育協会ゲートボール部の柿木茂部長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 守屋さんは、大正5年生まれの97歳。 35年ほど前にゲートボールを始めました。 現在も現役で、今年1月から3月にかけ行われた高遠町地区のリーグ戦も、11試合1度も欠席することなく参加しました。 日本ゲートボール連合の健康功労賞は長野県内で10人が受賞していて、守屋さんが最高齢での受賞となっています。
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児童養護施設たかずやの里 新施設で生活スタート
伊那市東春近へ移転改築した児童養護施設たかずやの里の引っ越し作業が完了し、27日から子ども達が新しい施設での生活をスタートさせました。 富県の旧施設から、東春近の新しい施設への荷物の運び込みが完了しました。 子ども達は27日からここで生活を始めるため、荷物を片付けたり、布団を敷くなどして新生活の準備をしていました。 これまでは、全員がひとつの施設で生活していましたが、ここでは6人から8人でグループをつくって生活します。 より家庭的な環境で過ごせるようにと、風呂や食事など生活のほとんどをグループで行います。 この日行われた開所式で埋橋良和理事長は「大勢の人に感謝をして過ごしていきましょう」と子ども達に呼びかけました。 現在施設には、2歳から高校生までの33人が入所しています。 施設の移転に伴い、これまで富県小学校に通っていた小学生は、東春近小学校へ通う事になっています。
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伊那市立東部中学校 新校舎が完成
伊那市が進めている小中学校の耐震化の一環で建設が行われていた、東部中学校の新しい校舎が完成し、27日、竣工式が行われました。 市の教育関係者や東部中学校の生徒などが、テープカットで完成を祝いました。 東部中学校の改築工事は、平成22年度から行われていて、工事費は13億5千万円です。 体育館と南校舎などを除く全てを建て替えました。 生徒玄関を含む図書館棟、職員室や1年生と3年生の教室がある管理教室棟、そこから、ガラス張りの渡り廊下でつながった2年生の教室などがある特別教室棟、剣道や柔道の授業に対応できる武道館を建設しました。 教室や廊下は、木の床となっています。 体育館で行われた竣工式で百瀬秀明校長は、「4月からは新入生も迎え、感謝の気持を込めて校舎を磨き、新しい息吹を吹き込んでいきたい」と挨拶しました。 伊那市内の小中学校の耐震化率は現在96.1%です。 西春近北小学校と伊那西小学校の耐震化は来年度中に完了する事になっていて、耐震化率は100%になるということです。
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高遠中が第1回信州おもてなし大賞
長野県が県内の団体などが実践するおもてなしの活動の中から、他の模範となる活動を表彰する第1回信州おもてなし大賞で、伊那市の高遠中学校が、大賞を受賞しました。 27日は、長野市内で表彰式が行われ、高遠中学校の小松 民敏校長と生徒会長の矢澤 亘君が阿部守一県知事から表彰を受けました。 おもてなし大賞は、長野県が県内の企業や団体または個人が実践するおもてなしの中から、模範となる取り組みや優れた功績を表彰するものです。 第1回となった今年、県内から41の応募があり、大賞3団体のうちの1つに、高遠中学校が選ばれました。 高遠中では、高遠さくら祭りの観桜期中に、校庭を無料駐車場として開放し、中学生が案内やトイレ清掃などを行っています。 こうした活動が「おもてなし」の振る舞いが学校教育の中ではぐくまれているとして大賞に選定されました。 受賞にあたり、矢澤君は、「学校に伝わる伝統の活動で、大賞受賞は先輩達たちから続く活動の賜物。観桜期には、是非、高遠中の駐車場を利用して高遠の桜を見に来てください」と話していました。
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伊那市内中学校部活動「学校判断に委ねる」
伊那市教育委員会は、伊那市内の中学校での部活動の朝練について、基本的には学校の判断に委ね、実施する場合は、生徒や保護者に対して十分に説明し理解を得るとする方針を示しました。 27日は、伊那市役所で教育委員会の定例会が開かれ、伊那市内での中学校での運動部の部活動のあり方について協議されました。 部活動のあり方について県は、平日の練習は長くても3時間までとする、基本的には朝の部活動を行わないなどとする活動基準を示しています。 伊那市教育委員会では、基本的には学校の判断に委ねるが、朝の部活動を実施する場合は、生徒の健康や生活リズムに配慮し、生徒や保護者に対して十分に説明し理解を得ることとしています。 伊那市内には、バス通学のため部活動ができる時間が限られる学校もあることなどから、それぞれの判断に委ねることとしました。 また、伊那市教育委員会の方針として、1ヶ月ごとの部活動の計画を立てて保護者に通知していくことなどを盛り込みました。 委員からは、「現場の判断に任せるのが良い」「ぶれなく実施しないと県の基準が形骸化してしまう」などの声があがっていました。
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伊那ケーブルテレビ 番組審議委員会開催
伊那ケーブルテレビの自主放送番組について意見をきく番組審議委員会が、27日、開かれました。 この日は、今年度の番組審議委員会が伊那ケーブルテレビで開かれ、伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が参加しました。 委員会では、放送している主な番組についてや、年間の特別番組の計画が説明されたほか、番組の視聴が行われました。 委員は、「ニュースは良く見ており、身近な情報が良く分かる」「もっと視聴者に見てもらえるようなインパクトのある告知をしたほうが良い」などの意見が出されていました。 向山公人社長は、「番組コンクールで入賞するなど、評価を頂いている。加入者サービスも順次グレードアップを図りたい」と話していました。
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第35回伊那北ジョイントコンサート
伊那北高校の音楽部と吹奏楽部による第35回ジョイントコンサートが25日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 このコンサートは、伊那北高校の音楽部と吹奏楽部の部活動の発表の場として毎年合同で開いています。 第2部では、「世界旅行」をテーマに、部活毎に民俗衣装を着て発表しました。 最後は吹奏楽部と弦楽班の演奏に合わせて合唱班が「世界に一つだけの花」を歌いました。 このコンサートの模様は、5月6日からご覧のチャンネルで放送します。
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給食モデル校設置へ
伊那市の白鳥孝市長は、給食をとおして子供達が農業や調理などに関わり、新たな食の在り方を実践するモデル校を来年度設置したい考えを26日示しました。 26日は市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥市長が明らかにしたものです。 伊那市では、小中学校の今後の給食の在り方について、各学校で調理する自校方式や、集約して調理するセンター方式について検討が進められてきました。 伊那市教育委員会では、去年の11月から教育委員や学校長、栄養士が、小中学校の給食の「献立」や「調理」など4つの作業部会に別れ検討を重ねてきました。 作業部会では、各学校の特徴を生かし農業体験や地域との交流のなかで食材を調達する事などをまとめた報告書を今月、市や市議会に提出していました。 報告を受け白鳥市長は、今後の給食施設の在り方について、既存の方式にはとらわれず、成長に応じて農業と関わる給食を提供し、そのうえで、施設をどうするか考えたいとしています。 モデル校については、地域の協力が得られ、学校近くに十分な農地の確保ができる、村部の学校が望ましいとしています。
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駅伝合宿校のごみ拾いに感謝 いちご贈呈
伊那市西箕輪羽広のみはらしいちご園は春の高校伊那駅伝に出場後、羽広荘で合宿している高校生に26日イチゴをプレゼントしました。 みはらしいちご園の井踏岩夫組合長が合宿中の高校生にイチゴを渡しました。 羽広荘には、春の高校伊那駅伝に出場した佐久長聖高校、洛南高校、九州学院高校、大牟田高校の4校が、駅伝当日の23日から27日まで合同合宿を行っています。 生徒たちが毎朝、みはらしファーム内のごみ拾いをしていることに感謝の気持ちを込めてイチゴを贈りました。 イチゴは紅ほっぺという品種でおよそ30パック分用意したということです。生徒を代表して佐久長聖高校駅伝部の澤弘平主将は、「頂いたイチゴをパワーにして、練習に励んでいきたい」と感謝していました。
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春告げるロトウザクラ開花
このところの暖かい陽気で伊那市中央のメガネ・宝石のナカムラではロトウザクラが咲きはじめています。 ロトウザクラは、4年前に植えられたもので、高さは、およそ6メートルです。現在咲いている花は数輪です。去年と比べると、開花は、1週間ほど遅れているという事で、見頃は今週末頃になりそうだという事です。
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高遠ぶらり食べ歩きチケット
伊那市観光協会は、高遠を訪れる観光客の滞在時間を増やそうとお得なサービスが受けられる「高遠ぶらり食べ歩きチケット」を4月から販売します。 チケットは、1部500円で1枚100円相当の猫のシールが5つついています。 有効期間は、4月1日から11月30日までで、高遠町内の15の飲食店などで使うことができます。 1個120円の高遠饅頭が100円に、高遠そばが100円引きで食べられるなどの特典があります。 チケットは、4月1日から伊那市役所内の伊那市観光協会など3か所で販売されます。 さらに、高遠町の参加店舗などにも協力をよびかけ販売していく計画です。 高遠ぶらり食べ歩きチケットは、1,000枚50万円分を制作する計画です。
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たかずやの里 引越し 涙雨
伊那市東春近に新しい施設が完成した、児童養護施設たかずやの里に、古い施設から思い出の品や入所者の衣類などを運び込む引越し作業が26日行われました。 引越しは、富県地区のボランティアや東春近地区のボランティアなどおよそ100人が参加し、小雨が降る中作業が行われました。 富県にあった古い施設から富県のボランティアが、思い出の写真パネルや入所者の衣類、雑貨などを運び出していました。 荷物は、行き先別に、軽トラックいっぱいに積み込まれ、新しい施設で待つ東春近のボランティアに引き渡されました。 新しい施設は、鉄骨造りの2階建てで、敷地面積は6,000平方メートル、延べ床面積は2,100平方メートルです。 これまでは全員が1つの施設で暮らしていましたが、より家庭的な生活が送ることが出来るようにと6人から8人のグループに分かれて生活します。 荷物は、東春近のボランティアが手際よく各グループの部屋に運び入れていました。 新しい施設はあす開所式を行い、新生活がスタートします。