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伊那プレミアム商品券7月1日発売
伊那商工会議所と伊那市商工会、JA上伊那は、10%のプレミアムがついた総額2億円のプレミアム商品券を、7月1日に発売します。
今回、発売されるのは、1000円券11枚つづりが1万円のプレミアム商品券です。
プレミアム率は10%で、一人の購入限度額は10万円です。
伊那商工会議所と、伊那市商工会、JA上伊那が発行するもので、平成21年の5月と12月に発行されて以来となり、今回で3度目です。
17日は、伊那商工会議所の向山公人会頭・伊那市商工会の森本光洋会長・JA上伊那の春日州一専務理事が、商品券発売に関する記者会見を開きました。
プレミアム商品券の総額は2億円で、商工会議所の会員事業所やAコープなど、市内の参加店舗で活用できます。
プレミアム分の2千万円は、伊那市からの補助金1380万円を当てるほか、商工会議所や参加店舗が負担します。
なお、今回の事業費の中から、50万円を、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里に寄付するとしています。
プレミアム商品券の発売は、7月1日、午前9時からで、売切れ次第終了となります。
販売場所は、伊那商工会館や伊那市商工会本所、JA上伊那本所など6か所となっています。 -
一夜の城遺跡から縄文土器
武田信玄の5男、仁科五郎盛信が守る高遠城を攻めるため、織田信長の長男・信忠が陣を構えたとされる、伊那市富県貝沼の一夜の城。現在、発掘調査で出た出土品を洗う作業が行われています。
16日は、伊那市の創造館で、出土品を洗う作業が行われていました。
中心になって調査を進めている伊那市創造館学芸員の濱 慎一さんらが、出土品を洗ったり、分類していました。
一夜の城は、戦国時代に織田信忠が一夜にして築いた遺跡と、地元で言い伝えられていますが、市道の拡幅工事のため、一部を取り壊す計画があります。
伊那市教育委員会では、詳細な調査を行うため、今年1月末から3月末にかけて、発掘調査を行いました。
発掘調査で出てきたのがこれらの出土品です。
戦国時代の天目茶碗などに合わせて、平安時代の陶器、そして縄文時代の矢じりや土器も出土しました。
これらが出土したことにより、一夜の城一帯には、縄文時代から人が住み続けていたことがうかがえます。
濱さんは、発掘調査のまとめを、今年度中には、伊那市教育委員会に報告したいとしています。
また、今回の出土品の展示会についても検討しているということです。 -
長野県シニア大学入学式
平成24年度の長野県シニア大学伊那学部の入学式が17日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
今年度は109人が入学しました。
入学生を代表して、伊那市の飯島尚美さんは、「この年になって夢と希望を持つことができるのは尊い機会。学部生一同皆勤をめざして学びに励みたい」とあいさつをしました。
長野県シニア大学は、高齢者の生きがいづくりや社会参加をすすめようと昭和53年に老人大学の名称で開設されました。
伊那学部では、これまでに3949人が卒業しています。
修業期間は2年間で、今年度はボランティアに関する講議や短歌や絵手紙の技能演習など16回の講座が開かれることになっています。 -
伊那市土地開発公社ありかた検討委員会設置へ
伊那市は、土地開発公社のあり方について検討する委員会を今月中に設置する事を16日市役所で開かれた議会全員協議会で報告しました。
市の説明によりますと委員会は、民間の有識者数名により構成されるということです。
委員会は、今月から8月までの4回を予定していて、土地開発公社の存続または解散も含めた今後のありかたの検討や解散する場合の工程などについて議論していくことにしています。
土地開発公社が解散した場合は、現在、土地開発公社が保有している土地は伊那市のものとなります。
しかし、土地の価値は時価よりもおよそ5億円目減りしているということです。
議員からは、「土地開発公社が保有地の状況など随時公開するべき」、「解散した場合その後の用地取得はどのような手順で行われるのか」等、意見が出されていました。 -
上戸廃棄物問題 地権者と和解
伊那市西箕輪上戸地籍の市が埋め立てた廃棄物をめぐる問題で、市は、地権者の一人と和解することが16日わかりました。
この問題での和解成立は、今回が初めの事です。
16日は、伊那市議会臨時会が市役所で開かれ市が地権者の一人の男性と損害賠償としておよそ200万円を支払い和解する事についての議案が、全会一致で可決されました。
この問題は、去年の3月、伊那市西箕輪の上戸で住宅地などの土の中から一般廃棄物が見つかり、その後の調べで市が昭和45年頃に埋め立てたものであることがわかりました。
市の調べによると廃棄物は、およそ1,000平方メートルに、800トン余りが埋まっているということです。
市では、これらの廃棄物を取り除くことを基本方針に、地権者や関係者17人と協議を進めていて、このうち、7人と金銭補償を含め、折衝を行っているということです。
伊那市では、できるだけ早い段階で、すべての地権者や関係者と和解を成立させたいとしています。 -
伊那防犯協会連合会定期総会で防犯功労者表彰
伊那防犯協会連合会定期総会が16日伊那市役所で開かれ、防犯功労者7人が表彰されました。
16日は防犯功労者7人のうち、出席した5人に表彰状が手渡されました。
表彰されたのは、箕輪中部小学校安全みまもり隊で箕輪防犯協会の吉崎進さん、
美篶地区防犯協会の北原利治さん、西春近北小学校こども見守り隊隊員で西春近地区防犯協会の櫻井道丸さん、防犯ボランティア団体「伊那エンジェルス隊」倉田幸子さん、白鳥はる子さんです。
そのほかに富県地区の子供見守り隊隊員で富県地区防犯協会の北條増造さん、伊那エンジェルズ隊の唐沢秀行さんが受賞しています。
伊那警察署によると、今年4月までの犯罪件数は211件で、昨年より22件増えているということです。
受賞者を代表して吉崎進さんは、「一層心を引き締めて防犯活動にあたっていきたい」と話していました。 -
就職戦線 依然として厳しく
来春大学や短大などを卒業する学生を対象にしたふるさと就職面接会が、11日伊那市のいなっせで開かれました。
参加した企業の求人数は、全体で50人減となっていて、相変わらず厳しい就職戦線となっています。
11日参加した事業所の数は、43社、求人件数は、102件でほぼ去年並みの状況ですが、求人数は、187人と、去年に比べ51人少なくなっています。
卸・小売業で大幅な減となりました。
主力の製造業は、参加企業数、求人数とも去年とほぼ変わらず、円高などにより依然として厳しい状況がうかがえます。
職種別では、技術職・専門職は、去年並みの43件、73人ですが、事務・営業・販売は、去年の133人から73人とほぼ半減していて、文系学生にとっては、特に厳しい状況です。
第2回目のふるさと就職面接会は、8月24日に開かれる予定です。 -
やまびこソフト開幕
40歳以上のソフトボールリーグ「やまびこソフトボールリーグ」が14日、開幕しました。
14日は、伊那市の富士塚スポーツ公園で開幕式が行われました。
初めに、前年度の優勝チームなどからトロフィーの返還がありました。
やまびこソフトボール連盟の伊藤易明会長は「ソフトボールをみんなで楽しみながらケガのないよう頑張っていただきたい」と挨拶しました。
選手を代表してみすずクラブのキャプテン三沢正一さんが選手宣誓をしました。
今年は7チームが参加し、総当たりで試合を行います。 -
金環日食の安全な観察方法を学ぶ
21日の金環日食を前に、伊那市の西箕輪小学校で15日、児童たちが安全な観察方法などについて学びました。
西箕輪小学校では、野口輝雄教諭が子供たちに金環日食についての授業を行っています。
金環日食は、太陽が月に隠れてリング状に見えるもので、1987年9月に沖縄本島で観察された以来25年ぶりです。
野口教諭は、日光には有害な紫外線などが含まれているため直接見ないよう子供たちに呼びかけていました。
野口教諭は、安全に観察や写真撮影をしてもらおうとガイド冊子を作成しました。
冊子では、野口教諭が考案した空き箱を使った観察方法も紹介されています。
野口教諭によると伊那市では21日の午前7時31分頃からおよそ3分間、金環日食が観察できるということです。 -
クラシックカーでツーリング
外国のクラシックカーの愛好家が伊那市西春近に集まり、12日ツーリングをしました。
12日はイギリスのクラシックカー「ロータスエラン」45台など、あわせて100台ほどが集まり、ツーリングをしました。
全国持ち回りのロータスエランのツーリングが今回伊那で開催されることになり、南信の愛好者でつくる伊那ミーティングが運営に当たりました。
東京や大阪からなど全国から集まった参加者は西春近から岐阜県境の安房峠までの往復200キロほどをツーリングしました。
伊那ミーティングを運営する土生田勝正さんは「ロータスエランは小回りがきいて自分の思い通りに動かせるのが魅力。全国から来た人たちに新緑の信州でのドライブを楽しんでもらいたい」と話していました。 -
ミノワクラブ準優勝
40歳以上のチームでつくる全日本壮年ソフトボールの長野県大会が12日と13日に伊那市の富士塚スポーツ公園で行われました。
大会の結果、箕輪町のミノワクラブが準優勝を果たしました。
大会には、県内から32チームが出場し全国大会の切符をかけて熱戦を繰り広げました。
大会はトーナメント戦で行われ、決勝戦は白のユニホームミノワクラブと安曇野市のLe‘s黒岩の対戦となりました。
試合は、序盤に黒岩が先制するとその後もタイムリーなどで点を追加します。
ミノワクラブもチャンスはつくるものの後一本が出ず、8対0で敗れました。
準優勝のミノワクラブは6月2日から富山県で開かれる北信越大会に出場することになっています。 -
西箕輪中学校 職場体験学習を前に事前講演会
伊那市の西箕輪中学校は、今月下旬の職場体験学習を前に事前講演会を11日、開きました。
事前講演会は、体験学習に臨むにあたり職場で大切なことや心構えなどを学んでもらおうと初めて開かれたものです。
会場には、2、3年生およそ120人が集まりました。
11日は、KOA株式会社顧問の浦野正敏さんと菓匠Shimizu社長の清水紀光さんが講師を務めました。
このうち浦野さんは「職場で気持ちのいい挨拶ができるかどうかが重要。自己紹介では、名前の他に得意なことなどアピールをするとよい」と話しました。
他に「コミュニケーションをとることがチームワークの向上に繋がり、いい仕事ができる。積極的に話しかけてみて下さい」と話しました。
西箕輪中学校の職場体験学習は22日から3日間実施されます。 -
彫刻家中村喜平についての展示会 18日から伊那市創造館で開催
伊那市を代表する彫刻家中村喜平についての展示会が、18日から伊那市創造館で開かれます。
創造館では、展示会「伊那谷の生んだ彫刻家中村喜平展」を18日から開きます。
中村喜平は、大正2年伊那市坂下で生まれました。
伊那尋常高等小学校を卒業し、大工の見習いとなった中村喜平は、彫刻の魅力にひかれ、18歳の時から作品を作るようになりました。
伊那市を中心に、上伊那地域の小中学校や文化施設などに中村喜平の作品が飾られています。
伊那市駅前の作品「希望」も、そのうちの1つです。
上伊那教育会は、今年3月に中村喜平についての本を出版しています。
中心となって執筆に携わった高遠中学校の飯島隆志教諭は「郷土を誇る彫刻家をより多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
展示会では、ブロンズ像などおよそ30点が展示される他、中村喜平のアトリエが再現されるということです。
「伊那谷の生んだ彫刻家中村喜平展」は、18日金曜日から伊那市創造館で開かれます。 -
新宿区の小学生 間伐体験
伊那市と友好都市提携を結んでいる東京都新宿区の小学生は14日、ますみヶ丘平地林にある新宿の森で間伐体験を行いました。
間伐を体験したのは、新宿区の落合第六小学校の6年生28人です。
新宿の森は、伊那市と新宿区との間で締結されている協定に基づき設けられているおよそ1,200平方メートルです。
落合第六小学校は、身近にない自然環境の中で様々な体験をする移動教室を毎年伊那市で行っています。
14日は、伊那谷森と人を結ぶ協議会のメンバーから間伐の方法を教わり、実際にノコギリを使って木を切りました。
直径10センチ、高さ10メートルの木が倒れると児童らは歓声をあげて喜びました。
児童らは、2泊3日の日程で伊那市に滞在し、15日は田植えを行うということです。
23日には、新宿区の別の小学校の児童らが訪れることになっています。 -
伊那市でクールビズ始まる
伊那市の職員は14日から上着やネクタイを着用しないクールビズをはじめました。
14日は担当職員がクールビズがはじまったことを知らせる案内を庁舎内に掲示していました。
職員はネクタイを外し上着を脱いで仕事にあたっていました。
今年度伊那市では、節電計画として冷房の温度を昨年度の29度より1度下げ28度に設定することにしています。
また照明は窓際や、廊下などは消し必要最小限の点灯を実施します。
伊那市によりますと、昨年度1年間の電力使用量は80万キロワットアワーで前の年度と比べ16%の削減、本庁舎など公共施設合計の経費はおよそ430万円の削減につながったということです。
伊那市のクールビズは9月30日までを予定しています。 -
還付金詐欺で42万円騙し取られる
14日、伊那市内の70歳代の女性が42万円を騙し取られる還付金詐欺がありました。
伊那警察署の発表によりますと、 14日伊那市内の家庭に市役所職員を名乗る電話があり、指示された偽の社会保険事務所に電話したところ、口座番号などを聞きだされ、「ATMに医療費の返還分が振り込まれているかどうか確認してほしい」と言われました。
振り込まれていない場合は連絡してほしいといわれ、連絡したところATMの操作を指示され、気づかないうちに現金を振り込んでしまったというものです。
伊那署では、不審電話があった場合は、自分だけで判断せず、家族に相談するか、警察に連絡するよう注意をよびかけています。 -
シャッターアート製作で感謝状
伊那市通り町の情報拠点施設タウンステーション伊那まちのシャッターアートに協力したとして、伊那西高校美術部の生徒に12日、感謝状が贈られました。
この日は伊那西高校美術部の生徒5人に感謝状と記念品が贈られました。
シャッターアートは、街を明るく楽しく演出しようと「伊那市中心市街地再生協議会」が制作協力を呼びかけたものです。
伊那西高校美術部の小田切花香さんの「花と音楽の街」をテーマにした作品が採用され、美術部員の協力のもとシャッターに描かれました。
小田切さんは「個人制作が多い私達が、協力して街を賑やかにすることができて良かった」と話していました。
夏には2つ目のシャッターアートの制作も予定されています。 -
母の日 日頃の感謝の気持ちを花で
13日は、母の日です。
日ごろの感謝の気持ちを伝えようと花を買い求める人の姿が多く見られました。
伊那市のサンスイ生花店では、朝から多くの人がプレゼント用の花を買い求めていました。
サンスイ生花店によりますと、ここ数年は、ピンク系のカーネーションが人気だということです -
子育て世代間交流事業「にじいろサロン」の初めての企画 開催
伊那市社会福祉協議会が4月から取り組んでいる、子育て世代間交流事業「にじいろサロン」の初めての企画が13日、伊那市の若宮区公民館で行われました。
にじいろサロンは、地域での世代を超えた交流を広げようと伊那市社協が今年度から取り組んでいる事業です。
子どもからお年寄りまで、三世代が関わるイベントに伊那市社協が補助金を出すというものです。
初めての企画開催となった13日は、伊那市の若宮区地域社会福祉協議会がふれあい子育て交流会を開き、住民およそ40人が集まりました。
交流会では、1人暮らしのお年寄りの健康状態などをチェックする民生委員の仕事を、児童らが体験しました。
児童らは、グループごとに分かれ、体の調子や今やりたいことはあるかなど質問し、まとめたことを発表していました。
他にも、ペットボトルを使ったボーリングゲームで交流を深めました。
伊那市社協によると、今後も花壇づくりやウォーキングなど各地区でイベントが予定されているということです。 -
伊那市西町の恒例ウォーキング大会
晴れ間の広がった13日、伊那市西町の恒例ウォーキング大会が開かれました。
ウォーキング大会には、小学生から大人まで住民およそ140人が参加しました。
住民同士の交流の場にしようと毎年開かれていて今年で9回目です。
コースは、伊那文化会館を出発し伊那西小学校を目指すおよそ8キロで、参加者は南アルプスの景色や会話を楽しみながら歩いていました。
中には、ワラビやヨモギなどの山菜を摘みながら歩く人の姿もありました。
西町区の山岡彬秀区長は「住民同士の繋がりを今後も大切にしていきたい」と話していました。 -
強い山に 保育ブロック作り
平成18年7月豪雨災害で土砂災害などの被害を受けた伊那市西春近諏訪形の地区住民は13日、災害に強い山づくりを進めるための植物を育てる保育ブロックを作りました。
13日は、地元住民でつくる諏訪形区を災害から守る委員会のメンバーが、区内の畑で作業を行いました。
委員会では土砂災害のあった貝付沢を災害に強い山にしようと活動しています。
作ったのは、元信州大学農学部教授の山寺喜成さんが考案した、直根と呼ばれる樹木の最も太い根をまっすぐ成長させる保育ブロックです。
これは、伊那市地域づくり活動支援金を活用して行ったものです。
黒土や砂、土壌改良剤などを混ぜ合わせたあと専用の道具を使って筒状のブロックをつくります。
13日は、山寺さんが指導にあたり、メンバーたちは交代で作業を行いました。
作った保育ブロックは、3日ほど乾燥させます。
そのあと、ケヤキやもみじなどの苗を植え管理し、秋に貝付沢に植樹することになっています。 -
保護司活動の支援拠点設置
上伊那郡内の保護司の活動を支援する上伊那更生保護活動サポートセンターが11日、いなっせに開所しました。
この日は関係者がいなっせ5階のセンター前に集まり、開所を祝いました。
サポートセンターは、上伊那郡内におよそ80人いる保護司の支援や、関係機関と連携した犯罪・非行防止活動の推進などを行います。
法務省の指定により設置されたもので、県内では3番目の設置となります。
上伊那地域の情報が一元化されることで地域の協力を得ながらの社会復帰の促進や保護司活動の負担の軽減、協力事業所の開拓などが期待されます。
開所式で上伊那保護司会の松澤考資会長は「サポートセンターの果たすべき役割はとても重要なもの。みなさんに評価いただけるよう運営していきたい」と話していました。
サポートセンターでは4人の企画調整保護司が常駐し、情報収集などを行うことになっています。 -
伊那町の暮らしとともに100年
5月14日で開業100年を迎える伊那市駅。12日にはその記念イベントが市内で行われました。
伊那市駅前のロータリーでは記念式典が行われ、集まった人たちが伊那市駅開業100周年を祝いました。
伊那市駅は、明治45年、1912年の5月14日に伊那電車軌道の「伊那町駅」として開業しました。
当初は貨物の取り扱いも行なっていましたが、1952年に旅客駅となり、1954年の伊那市政施行により名称を「伊那市駅」としました。
酒井茂副市長は「これまでの100年を振り返り、伊那市駅や市街地の今後の100年を見据えていくためのきっかけにしたい」とあいさつしました。
また伊那市駅の岩田一高駅長は「100年を迎えられたのはみなさんの支えがあったから。これからもローカル線ならではの魅力を発信していきたい」と話していました。
式典を企画した「伊那市の暮らし100年地域活性化推進委員会」では、100周年に合わせたイベントを今後も企画していきたい考えです。
池上直樹会長は「100年というものの重みを感じる。盆踊りで駅前が盛った昔のような活気を取り戻していけるよう、少しずつ取り組みを進めていきたい」と話していました。 -
伊那市15団体に助成 安心安全に助成金
赤い羽根共同募金の県共同募金会は、安心・安全な町づくりを進める団体として、伊那市の15団体に助成金を贈りました。
10日は、市役所で目録の贈呈式が行われました。
今回助成を受けるのは、城南町自主防災会・狐島区自主防災会など15の自治会や自主防災組織で、総額は269万5千円です。
助成金は、20万円を上限に、それぞれの団体が希望した、簡易トイレやテント、AEDなどの防災備品の購入や、防災マップ作成費用にあてられます。
県共同募金伊那市支会・支会長の白鳥孝伊那市長は、「赤い羽根募金の尊い志により、安心安全の地域づくりがより一層進む」と挨拶しました。
助成団体を代表して中央区救助支援隊の伊藤 一男さんは、「貴重な財源で備品を購入できる。訓練・研修・保守管理をして、万が一のときに被害を最小限に食い止めたい」と話していました。
赤い羽根共同募金の安心安全なまちづくり事業の助成は、県全体で97件、1946万円となっています。 -
上伊那華道会がいけばな展
上伊那地域の11の流派が参加する上伊那華道会の諸流いけばな展が11日から伊那市通り町のニシザワデパートで始まりました。
諸流いけばな展は、上伊那華道会が毎年開いているもので、50年以上の伝統があります。
去年は、東日本大震災のため、中止となり今年は2年ぶりの開催となりました。
会場には、かきつばたやボタン、シャクヤクなど季節の花を使った生け花が展示されていて、訪れた人たちは、足を止め見入っていました。
前期日程は、11日と12日の2日間、後期は、13日と14日の2日間で12日の夜、作品が入れ替えられます。
前期後期あわせて250点が並びます。
展示しているのは、30代から90代の教授者たちで、レベルの高い作品を流派を超えて楽しむことができます。
諸流いけばな展は、14日月曜日まで伊那市通り町のニシザワデパート4階催事場で開かれています。 -
信州伊那野草会 12日から展示会
信州伊那野草会は、12日と13日の2日間、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで山野草大展示会を開きます。
11日は、会員たちが明日からの展示に向けて準備を進めていました。
信州伊那野草会は、毎年この時期に展示会を開いていて、今回も200種類、400鉢が並んでいます。
飯島隼人会長は、「野山を彩る草花は、見る人の心に潤いを与えてくれる」として来場を呼び掛けています。
山野草大展示会は、12日と13日の2日間、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで開かれます。 -
伊那商工会議所青年部 伊那コン27日に初開催
伊那商工会議所青年部は、お酒や料理を味わいながら交流を深めてもらうイベント「伊那コン」を、27日に開きます。
11日は、イベントについての説明が伊那市の伊那商工会館で行われました。
伊那コンは、街全体を使って参加者同士交流を深めてもらうことや地域の活性化を図ることを目的に、伊那商工会議所青年部が初めて企画しました。
イベントでは、参加者がグループごとに分かれ、市内12の飲食店のうち2店舗をまわります。
店内では、特別メニューが提供される他、店舗ごとゲームなどが企画されています。
参加者は、通行手形として三度笠を被って伊那の勘太郎に扮し街を歩くということです。
日時は27日日曜日、午後4時半からです。
料金は男性6千円、女性3,500円で、20歳以上なら未婚・既婚・地域は問わないということです。
なお、2人以上のグループでの申し込みとなり、先着200人までとなっています。
詳しくは、伊那商工会議所青年部事務局まで
電話:0265-72-7000 -
赤羽栄子さんの作品展「いのちの囁き」16日まで
押し花作品を手掛けて20年になる伊那市美篶の赤羽栄子さんの作品展「いのちの囁き」が11日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、福寿草や桜の花びらの他、木の根っこや苔など身近な素材を使った押し花95点が並べられています。
作品は、1年以内の近作を中心に押し花を始めた頃の作品なども展示されています。
生け花を学んでいた赤羽さんは、植物の命をいきいきと残すことができる押し花の魅力にひかれ、以来20年に渡り作品作りに取り組んでいます。
今回の展示は、20年の節目を迎え信州の自然の良さを改めて表現することをコンセプトにしています。
ウォーキングをしている際道端で見つけた花や草を使った作品「ふるさと信州」。
世界12か国からおよそ1,200点の応募があった押し花絵コンテストで特選に選ばれています。
押し花絵展「いのちの囁き」は16日水曜日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
美篶地域探検隊 地域の歴史を学ぶ
伊那市の美篶小学校の児童で作る美篶地域探検隊は7日、地域の歴史を学びました。
美篶地域探検隊は、美篶小のクラブ活動の1つとして平成19年から行われています。
7日は、4年生から6年生までの児童9人が参加しました。
美篶小資料館副館長の矢島信之さんから展示されている地図などの説明を聞きました。
縦2.5メートル横3.5メートルのこの地図は、昭和16年に当時の教師が測量技師の指導を受けながら8年かけて作ったものということです。
児童らは、自分の家のある場所を探して、今と昔の違いを見比べていました。
去年美篶小に転校してきたある児童は「楽しみながら学べた。分からないことが多いので調べてみたい」と話していました。 -
伊那中央病院 5月12日看護の日PR
10日から始まった看護週間にあわせ、伊那市の伊那中央病院は、5月12日の看護の日をPRするイベントを10日に行いました。
看護の日は、ナイチンゲールの誕生日の5月12日で、今年は5月10日から16日が看護週間となっています。
院内では、看護師が病院を訪れた人に看護の日をPRするチラシや花の種などを手渡しました。
今年は子供にも興味をもってもらおうと、看護の日のマークが描かれた風船も配布しました。
入口近くでは献血が行われ、60人ほどが献血したということです。
伊那中央病院では、「イベントを通じて看護を少しでも身近に感じてもらえたら」と話していました。
14日には1階売店前で血圧や体脂肪などの測定が行われることになっています。