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伊那弥生男子ソフトボール部が全国選抜大会へ
第25回全国高等学校男子ソフトボール選抜大会(17縲・0日・静岡県、富士宮市県ソフトボール場など)に伊那市の伊那弥生ヶ丘高校が出場する。初戦は、優勝候補と呼び声高い大阪府代表の清風南海と対戦。選手たちは、気負いせず、試合で持てる力を発揮するため毎日の練習に熱が入っている。
伊那弥生校は、昨年10月初旬にあった県大会で飯山北校に勝利し、2年振りの県代表を獲得。今回の全国大会は記念大会で、全国の都道府県代表45チームが集まり、4日間の熱いトーナメント戦を繰り広げる。
チームの特長は打撃力で、「今年は、上位から下位まで無駄なく打てる」と小林光二監督は評価する。県大会では、11対1の五回コールドで対戦校を撃破し、打線の爆発力を見せた。下位打線にも一発の長打力があるのが魅力だという。
17日の初戦は、昨年のインターハイ準優勝の強豪チームと対戦する。小林監督は「投手力に不安はあるが、打ってつないで流れをつくりたい。くじ運が悪いとも思えるが、どうせ戦うなら強いチームを相手に勉強してきたい」と語る。
日比野主将は「名前負けせず、自分たちの特長を謙虚に出して戦いたい。声を切らさず元気のよさを見せつけたい」と意気込んでいる。 -
林業講演会
ビジネスチャンスを秘めた林業再生の方向性を学ぼう竏窒ニ8日、富士通総研の梶山恵司主任研究員を迎えた林業講演会「林業再生50年目のビジネスチャンス」が伊那市の県伊那文化会館であった。林業関係者などが集まり、日本林業再生の方向性を模索した=写真。伊那谷流域林業活性化上伊那地区協議会など主催。
梶山氏は、外材の需要増に伴い国産材需要も動き始めている現状を説明。国産材のビジネスチャンスが高まっていることを示す一方、日本の製材工場の生産性は1960年代のまま推移してきた経過を指摘。「今後製材は外材が入りにくくなり、従来外材が使われていたところにも国産材が使われるようになるが、競争力のない国産材製材工場は淘汰されていく」と語った。
また、森林組合自体が企業経営能力を獲得し、民間事業体と連携しながら技術力、営業力を別々に貯える必要がある竏窒ニした。
最後に「日本で林業が成立しない理由は何もない。まさにこれからがチャンス。これだけ森林資源の豊富な地域で、がんばって林業を成立させてほしい」と来場者に呼びかけた。 -
消費生活フォーラム
06年度消費生活フォーラムが9日、伊那市役所であった。南信地区消費者の会会員など約100人が集まり、朗読劇や寸劇などを通してごみや環境問題に関する取り組みを披露=写真。環境に配慮した生活のあり方を考えた。
消費者の会の活動の中でごみを中心とする環境問題が重要となってきていることから、「地球にやさしい暮らし方縲怎Sミはすてきなお友達縲怐vをテーマとした今回は、3団体による実践発表と飯田市環境アドバイザーの今村良子さんによる講演会を企画した。
実践発表団体の一つ、駒ヶ根市消費者の会は、朝のごみ集積所に集まった主婦らによる寸劇を公演。生ごみを使った簡単なたい肥作り、リサイクル服への取り組みなど、ごみの減量化に向けた実践例を紹介し、「未来に負の遺産を残さないようにできることは勉強してがんばらないとならない」と参加者に呼びかけた。
また、「やさしく取り組める環境問題」をテーマとした講演会ではそれぞれが環境のためにできることについて考えた。 -
西春近で里山セミナー
昨年7月の豪雨災害で土砂などが流出した伊那市西春近で10日、第1回里山セミナーがあった。地域住民ら約120人が参加。諏訪形の貝付沢、柳沢の前沢川の2カ所を見て回り、健全な森林のあり方を考えた。
材木の価格低迷などから、私有林の手入れが行き届かない現状がある。災害現場を見ることで、治山に関心を持ってもらおうと西春近自治協議会などが主催した。
現地で、市・県職員が災害時の様子や砂防えん堤を整備するなど災害復旧事業について説明。
土砂や水がなぎ倒した大木、土のうが積まれた護岸など現地を見た地域住民は「地元にいても、山がこんな状態だとは知らなかった」「集中豪雨は、どこにでも起こり得ること」とつめあとの大きさに驚いた様子だった。
橋爪俊夫会長は「健全な山を作ることが防災につながるという認識を持ってほしい」と話し、間伐など手入れ方法を学ぶ場も設けたいとした。
セミナーは年3縲・回開く計画で、信州大学と連携し、森林づくりのシンポジウムなどに発展させていく。 -
伊那小学校6年生 こどもシンポジウム
伊那小学校の6学年(4クラス、133人)は9日夕方、市駅前ビルいなっせで、各クラスが3年間取り組んできた総合活動の学習成果を披露する「子どもシンポジウム」開いた。会場には保護者や地域住民ら120人以上が参加。4クラスそれぞれが活動を通じて感じた思いを最後の舞台で発表した。
同学年のシンポジウムは4回目。智組は「美和湖探検隊の3年間」、仁組は「手作り楽器の活動を通して」、勇組は「桜守の活動を通して」、学組は「3年間続けた『高尾公園づくり』を通して」竏窒ニ題して活動成果を披露した。
智組は、木製の手作りカヌーを使った美和湖(長谷)探検や、小黒川の土石流の被害調査などの結果を報告。「カヌーに乗って見渡す景色は普段とは違い、自然のよいところや怖いところも学べた」などと感想を話した。
そのほか、仁組は手作り楽器を持って東京で演奏した思い出、勇組は桜守として学んできた知識、学組は市議会議員にも提言した明るい公園整備に向けた取り組みなどについて話した。
学年PTA会長の金田正美さんは「始めは小さな取り組みも一人ひとりの考えで大きな活動へと広がった。この経験を生かし、大きく成長し、羽ばたくことを期待する」と話した。
手作りカヌーを使った美和湖探検の様子などを説明する智組の児童 -
ブロンズの部は「SPB」が初V
ソフトバレーボール第8回伊那リーグ
伊那市を中心としたソフトバレーボール愛好者で競う「第8回リーグ戦」のブロンズの部(50歳以下)、ゴールドの部(50歳以上)の全日程が終了し、優勝チームが決まった。9日夜、伊那中学校体育館でブロンズの部の表彰式があり、7勝1敗で「SPB」が初優勝した。
市体協ソフトバレーボール部主催。本年で8回目のリーグ戦は、ブロンズの部9チーム、ゴールドの部6チームの計15チームが参戦。1月下旬ごろから、同体育館を会場に1日3試合の総当り戦をした。
ブロンズの部優勝の「SPB」主将の矢島春樹さん(30)=伊那市美篶=は「念願の優勝を手にすることができた。チームの団結力もあったし、日ごろの練習の成果が十分に発揮できたから勝てた」と初優勝を喜んだ。
ブロンズ、ゴールドの部の結果は次の通り(勝敗数が同じ場合は得失セット率・得失点率による)。
▽ブロンズ (1)SPB(7勝1敗)(2)ハイジー(6勝2敗)(3)こまちゃん(5勝3敗)(4)レッドビッキーズV(同)(5)はせくらぶ(同)(6)O・G・S(4勝4敗)(7)BeeKing(3勝5敗)(8)リバース(1勝7敗)(9)あんな(8敗)
▽ゴールド (1)さくら(4勝1敗)(2)ロマンス(3勝2敗)(3)花水木(同)(4)パプリカ(同)(5)リバース(1勝4敗)(6)こまちゃん(同)
初優勝を手にしたブロンズの部「SPB」の選手の皆さん -
伊那市 防災行政無線ラジオを県内で初めて配布
伊那市は8日から、区長や町総代らを対象に防災行政無線を受信できるラジオを県内で初めて配布し始めた。昨年7月の豪雨災害時、区長、自主防災会長が降雨のため屋外拡声機の放送が聞き取れなかったとの反省から同ラジオを導入。まずは、4月末までに、旧伊那市の対象者約270人へ配布し、貸与する。
ラジオは、AMラジオ放送、FMラジオ放送受信時でも、電源が入っていれば同報系防災行政無線が放送されると、自動的に受信する仕組み。本年度の補正予算で500個(約393万円)を購入し、来年度は千個(予算額880万円)を導入する見込みだ。
来年度は、長谷地域にラジオを配布する予定(高遠町地域は個別受信機が全戸に配備済み)。市は今後、各家庭からラジオの配布の要望が多い場合、販売や無料貸与などの方法を検討している。
この日は、区長会などの開催に合わせて市職員が出向き、手良地区、西春近地区の区長らにラジオを貸与。北原斉手良区長会長は「全戸配布は必要ないが、手良地域では山と山に挟まれ屋外拡声機の音が聞こえにくい場所もあるので、ラジオがあると安心できる」と話した。 -
富県女性農業者セミナーで我が家の自慢料理発表会
自慢の家庭料理や郷土料理を学び合おう竏窒ニ、伊那市富県のグリーンツーリズム推進委員会(中山徹夫委員長)による「我が家の自慢料理昼食会」が9日、JA上伊那富県支所であった。地元の女性農業者12人が多彩な家庭料理25品を披露。田舎ならではの「もてなし料理」を模索した=写真。
富県地区でのグリーンツーリズム事業の推進を目指す同委員会は2年前から、郷土料理レシピの共有化と農家民泊、農家レストランへの取り組みを目指す一環として、地区の女性農業者を対象とした郷土料理講習会を実施。上伊那農業改良普及センターなどの協力のもと、農村女性に外部からの人をもてなす郷土料理を学んでもらうとともに、それぞれの家で作られている家庭料理や郷土料理のレシピ化を図ってきた。
今回はその取り組みが一端修了することに伴い、各家庭のもてなし料理を持ち寄った試食会を企画した。
テーブルの上には「ゴボウのたたき風」「そばせんべい」「「ナガイモの白煮」など、さまざまな料理が並び、女性たちや委員会のメンバーなどが試食。冬の保存野菜を工夫して調理した料理なども多く、コウタケの入った炊き込み御飯が人気だった。
参加者は「ホテルのバイキングとはまったく違っておいしかった」「富県ならでは。一番おいしいところをいただいた」などと話していた。
今後は2年間の講習会で学んだ料理のレシピ集をまとめることも計画している。 -
春季生活闘争上伊那地区連絡会決起集会
07春季生活闘争上伊那地区連絡会総決起集会が8日夜、伊那市狐島の上伊那農業協同組合本所であった。50単組・約550人が集まり、労働条件の改善などを目指して今春闘を戦い抜く意志を固めた=写真。
上伊那地区連絡協議会の福島敬議長は「景気拡大はいざなぎ景気を超えたと言われているが、一部の大手企業の景気に底上げされているもの。働く側の二極化は進んでおり、社会全体が危機感を感じている。今春闘でも経営側は『賃上げはあくまで個別同士での判断』と横並びを強調している。景気向上のもととなる個人消費を拡大するには、短期的な一時金ではなく、月例賃金の引き上げを求めていく必要がある。月例賃金の向上を最優先し、昨年を上回る待遇改善につなげる成果ある活動としていきたい」と語った。
また▽中小労働者の格差縮小、パート・派遣労働者などの均等待遇取り組み強化▽労働時間の短縮や時間外割増率の引き上げ▽法定最低賃金の水準引き上げ竏窒ネどを目指す集会アピールを宣言。上伊那地区全体の底上げを目指し、一丸となって行動していくことを確認した。 -
長谷中で球技クラスマッチ
伊那市の長谷中学校(西牧健史校長、55人)で8日、バスケットボールのクラスマッチがあった。全校生徒と職員が参加する小規模校ならではの球技大会。チーム一丸となって優勝を目指し、本年度最後のスポーツ行事を楽しんだ。
男女別のリーグで総当たり戦を展開。チームは、各学年(1学年1クラス)、職員ごとで構成のそれぞれ5チームが出場した。男子リーグについては、学年の力の差を補うために最大6点のハンデキャップを設けて対戦した。
ボールを手にすると一気にゴールへ向かって走り得点を重ねるなど攻守の入れ替わりの早い試合を繰り広げた。大会は、優勝のほか、クラスの応援の勢いを評価する賞もあり、各スラスが応援旗を会場に取り付け、「ナイスシュート」「気にするな」などと友人の名前を呼びながら声援を送った。
西牧校長は「小規模校なので、学年の枠を越えて皆で和気あいあいと楽しむことができる。私たちも単なるお楽しみでなく真剣にプレーしている」と試合に参加していた。
全校クラス対抗のクラスマッチで熱戦を繰り広げる -
春の高校駅伝 地元有志の看板バージョンアップ
伊那市美篶の三峰川右岸農道沿いに地域住民が設置した、18日に開く「春の高校伊那駅伝」の開催日までを知らせるカウントダウン看板が週末に限り、バージョンアップしている。「襷(たすき)」「激走」と記した7本のぼり旗を一緒に取り付け、ドライバーらに大会をPRしている=写真。
新市誕生、男子30回を記念した大会で同道路が新コースになったため、手作り看板を設置した同地区上川手の会社員白鳥博文さん(46)。開催日も近づいてきたのでいっそうのPRを竏窒ニ、自分が管理ができる休日の土・日曜日にのぼり旗を取り外ししている。
白鳥さんは、上伊那農業高校2年生の時、同駅伝の第1回大会に出場し1区で区間優勝者したランナー。思い出のある大会なので感謝を気持ちを込めてと、看板を1月下旬ごろに設置し始めた。
白鳥さんは「大会へ向けて地域の士気も高まってきた」とし、大会当日は地元住民らと一緒に選手らを応援。毎夕、カウントダウンの数字を入れ替えている看板には最後、「ガンバ」との文字を入れる予定だ。 -
彩洋画研究会が第4回彩展
伊那市のぺアーレ伊那油絵教室の受講生でつくる彩洋画研究会の第4回彩展が8日、県伊那文化会館美術展示ホールで始まった。個性を大事に描いた力作52点を展示している。
同じ講師が指導する曜日の違う2つの教室の受講生が一堂に作品を発表しあう06年度の集大成の展覧会。
受講生21人は経験年数も1年から10年近くまでさまざまだが、50号を中心に1人1点から3点出品した。展覧会に向けて制作した作品が主で、国内外の風景や人物、静物などがある。
06年度前期まで指導した故・池上恵さんの遺作、後期から指導している冨成勇夫さんの作品も展示している。
講師の冨成さんは、「仲間でいい意味で競い合い、励まし合い、皆、力いっぱい描いている」と評価。代表の橋爪昇さんは、「個性が出た力作だと思う。精一杯やったところを見てほしい」と話している。
展示は11日まで。午前10時縲恁゚後5時(最終日午後4時)。無料。 -
はら美術で北原泰治油絵展
高遠町長藤在住の油彩画家・北原泰治さん(78)は8日から、「北原泰治油絵展」を伊那市旭町の原美術で開いている。四季折々の地元の風景を、柔らかな色調でとらえた油絵など45点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
示現会や日展などへ作品を出展し、99年には示現会賞を受賞している北原さん。出身地である高遠町が桜の名所として知られていることもあり、桜の見える春を描くことが多いという。
はら美術での個展は4年ぶり。0号縲・0号の近作を集めた。
展示作品の一つ「高遠の春」は、03年の「高遠の四季展」で奨励賞となった作品。満開の桜を柔らかな色調で表現し、その背景に高遠の街並み、残雪の美しい中央アルプスを描いている。
北原さんは「桜の花の美しさに魅せられ、その色を表現することに取り組んできた。しかし、思い通りの色を表現するのは難しく、今も挑戦し続けている」と話す。
そのほかにも、安曇野や千曲川など、各地の美しい情景を描いた作品が並んでいる。
入場無料。午前11時縲恁゚後6時。13日まで。 -
針供養
古針を供養しと裁縫の上達を願う「針供養」が8日、伊那市の常円寺であった。上伊那の和裁士ら約50人が集まり、コンニャクに針を刺しながら役目を終えた針に感謝した=写真。上伊那和裁連盟(竹入良子会長)主催。
針供養は全国各地で開かれる伝統行事の一つ。1年の間に使用していて折れたり曲がったりした針を集め、供養する。
日本和裁士会上伊那地区(橋爪エイ子区長)との共催で行う同会の針供養は40年近く続いている。従来は2月8日に行ってきたが、高齢化した会員らに配慮して6年前から温かくなる3月8日に開くようになった。
参列者は着物のえりにまち針刺して前に進み、焼香の時に祭壇に置いてあるコンニャクにその針を刺す。豆腐やコンニャクなど、柔らかいものに刺すことで針をねぎらうほか、この日一日は針の使用を謹むこととなっている。
供養を終えた古針は、同寺院にある針塚に収める。 -
新ごみ処理施設建設計画・用地検討組織来年度設置
上伊那広域連合の新ごみ処理施設建設計画の用地選定について、伊那市の小坂樫男市長は8日、市議会3月定例会の一般質問の答弁で、市議員らを交えた用地検討組織を来年度立ち上げる方針を示した。
小坂市長は施設の建設を受け入れる地区は具体的に明らかにしなかったものの、建設候補地が出そろったことを説明。「周辺も含めきちんと説明して、納得してもらってから決めていくことが必要」と述べた。
候補地から最終用地を絞り込む検討組織については「地元の条件等もあり、どこがふさわしいか議員らも入ってもらって検討していきたい」とし、立ち上げ時期については「住民説明が終わったあと。新年度に入ってからになる」とした。市議員をはじめ、候補地域の住民代表者や、有識者、公募などにで構成させる考え。
また、「選定幅を市外へ広げるのも一つの選択ではないか」との意見に対しては、「市は上伊那の位置的にも中心地。上伊那全体のごみ量のうち約半分を市で占めている。受けざるを得ないだろうと思う」とした。 -
新山小でキノコの駒打ち体験
伊那市の新山小学校(行田喜信校長、55人)で8日、地域住民を講師に招いたシイタケなどのキノコの駒打ち体験学習があった。児童らは、今秋の収穫を期待しながら、木槌などを使ってトントンと小気味よいリズムで種駒を植菌していった。
キノコ栽培をしている地元住民からの呼び掛けで開いた、同小学校では初めての取り組み。農家の北原好道さん(68)ら5人が学校を訪れ、児童たちに作業方法を教えながら一緒に駒打ちを楽しんだ。
ナメコ、クリタケ、シイタケの3種類を植菌した。6年の間沢亮太君(12)は「自分の家でも栽培しているが、学校の皆や地域の人とできたことが嬉しい」と感想。北原さんらが用意したクルミ、ヤマザクラ、クリなどの木65本に種駒約2500個を打ち付けていった。
原木からは早ければ本年秋にはナメコが収穫できる予定。クリタケ、シイタケは、来年の秋の収穫になるという。 -
愛知県岩倉市民が伊那市青島の桜並木視察
伊那市美篶の三峰川右岸の堤防にある桜並木を保護している「青島堤防桜保存の会」(橋爪正昭会長)は7日、愛知県岩倉市から視察研修で訪れた市民ら約20人と交流した。堤防の歴史や会の立ち上げ、桜の管理方法などについて紹介した。
岩倉市は、ソメイヨシノを中心とした約1500本が五条川沿い、約7・6キロに渡り植わっている桜の名所。同市は、住民と共に桜の保存に取り組みたいと、昨年7月に有志を集い、10回講座の「五条川桜並木の保存会設立準備勉強会」を開催した。この日は、メンバーらがさらに知識を深めるための研修で同堤防のほか高遠城址(じょうし)公園も訪れた。
青島の保存会では、樹齢約90歳のソメイヨシノの古木約40本を同区全約90戸で守っていることなどを紹介。また、同堤防から高遠城址公園までの道沿いに桜並木を広げたい竏窒ニの夢も語った。
研修に同行した岩倉市の行政関係者は「区民全員が桜を守るために同じ意識で活動していることはすごい。私たちも参考にして、これから保存会を立ち上げていきたい」と話した。
三峰川の右岸堤防にある桜並木を見学する岩倉市民 -
掛軸表装承り会 ベル伊那で13日まで
「掛軸表装承り会竏忠ニ法を守るために竏秩vは13日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。同時開催として、書画骨董蔵出し市もある=写真。
自宅などにある掛軸、屏風、額などの表装仕立て替えに関する相談会。しみ、汚れの洗濯、表装の折れや破れなどを修復する。見積もりは無料。表装の出来上がりまでは、2カ月ほどかかるという。
書画骨董蔵出し市は、横山大観の「雨中飛燕」や鳩山一郎、北村西望の書など約40点を展示販売している。
10、11日の両日は、表具師が会場を訪れ表装の実演をする。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
公衆衛生専門学校で卒業式
歯科衛生士を育成する伊那市の県公衆衛生専門学校伊那校で7日、06年度卒業式があった。保護者や教員、後輩などが見守る中、16人の卒業生が卒業証書と専門士称号を受け、友人との別れを惜しんだ。
白井祐二学校長は「学校で学んだものは基礎。これから更なる勉強を重ね、医療人として成長してほしい。ともに学んできた友は貴重な財産。壁にぶち当たった時には自分を信じ、焦らずに一歩一歩切り開いていってほしい」と卒業生を祝福。
卒業生代表の土橋茜さんは友人と励まし合いながら成長してきた2年間を振り返り「大変だったこともあったが一つひとつできるようになり、喜びも増えていった。これからは社会人として今まで以上に大変なこともあると思うが、ここで学んだことを思い出してがんばっていきたい」と語った。
卒業生のうち、上伊那出身者は10人。地元に戻って就職する人が圧倒的に多く、上伊那でも7人が就職を決めているが、総合病院などで働くことを希望する人もおり、16人中4人は中信地域での就職を決めている。 -
高校後期選抜試験
県内の公立高校は7日、07年度公立高校後期選抜学力検査を一斉実施した。上伊那の公立8校でも寒さ対策をした受験生らが朝から続々と会場に集まり、志望校合格を目指してテストに臨んだ=写真。
志願者が最も多かった伊那市の伊那北高校には、電車やバスなどを使って受験生が登校参集。同じ中学校の仲間同士でまとまり、受付時間に余裕を持ちながら会場に入り、励まし合いながら緊張をほぐしていた。
県教育委員会が1日に発表した上伊那の最終志願者数は1012人。平均倍率は0・98倍となっている。
県内の受験者数は1日の最終志願者数から283人少ない12166人。平均倍率は0・99倍となった。 -
伝統文化こども教室の西箕輪教室を主宰
伊那市西箕輪
重盛栄子さん(63)地元の西箕輪支所を借りて小学生に茶道・華道を教える「伝統文化こどもいけばな教室」に取り組んでいる。本年度で3年目。何も知らない状態で通い始める子どもたちは6月から3月にかけてともに学びながら、基本の作法や思いやりの気持ちを習得していく。
「子どもたちは本当に素直で、わくわくした気持ちが伝わってくる。においや形に感動している姿は素晴らしいです」
◇ ◇
茶道と華道をはじめたのは18歳の時。何気なくはじめたことだったが、立ち居振舞いの美しさ、もてなしの気持ちが込もった言葉のしなやかさに魅了され、その世界に引き込まれた。
自宅の一角を使って大人を対象とした教室を開くなどもしてきたが、年を重ねるに連れ、「こんなに素晴らしい日本文化を次世代を担う子どもたちにも伝えていけたら」という思いが募っていった。
ちょうどそんな時、伝統文化の継承などを目的とする文化庁の「伝統文化こども教室」が始まることを知る。自分の思い重なる趣旨に賛同し、思い切って応募してみたところ見事採択され、子ども教室の一歩を踏み出すこととなった。
◇ ◇
教室をはじめるのはいいが、果たして本当に子どもたちは来てくれるのだろうか竏秩B期待とは裏腹に最初はそんな不安もあった。しかし、本番当日には目を輝かせた子どもたちが集まってくれ、不安は一気に払拭された。
何も知らない子どもたちにまず教えたことは、道具の扱い方。特に生け花に使う剣山は強烈な印象を与えたようで「わー、何これ」など驚きの声が挙がった。それから順を追って生け方の基本などを指導。できるだけ季節の草花を用い、「四季」を感じてもらえるように心がけた。
「大人は『こう使わなければいけない』っていう既成概念ができてしまうけど、子どもたちはいろんな感性で作品をつくる。作品を見ると『ああ、この子はこういうことを表現したかったんだ』ってそれぞれの子どもからメッセージが返ってくる。それが何よりも嬉しいです」
子どもたちそれぞれに書いてもらった作文には「最初は正座が大変だったけどできるようになった」「これからはたくさんの人に茶道の楽しさを知ってもらいたい」など、自身の成長への喜びやメッセージが綴られていた。
◇ ◇
「本当にやってて良かったと思います。子どもたちからエネルギーをもらいながら、学ばせてもらっている。一人ひとりが違うけど、それぞれの良さがある。『この子はどう応えてくれるかな』『どう思ってくれるのかな』って向き合いながら、子どもたちの心を伸ばしてあげたいと思ってます」 -
保育園に新エネ導入
新エネルギーの積極的な利活用の推進を目指す伊那市は、老朽化に伴う保育園の改築に合わせ、新エネルギーの導入を積極的に進める。
地域に即した新エネルギーの導入・利活用に取り組むための方針「地域新エネルギービジョン」を2月に策定した市では、重点プロジェクトの一つとして公共施設における新エネルギーの導入を掲げている。保育園における新エネルギー導入もその一環で、老朽化などに伴い増改築を進める園から徐々に導入していくことを予定している。
現在増改築を進めている西春近北保育園では、遊戯室と未満児室でペレットボイラー式の床暖房を導入。安全性、効率性への配慮から、ペレットボイラーを選択した。新エネルギーはペレットボイラーに限らず、各園に最も適した新エネルギーを導入していきたいとしており、太陽光エネルギーなども検討していく。 -
伊那小3年秋組 飼育してきた5頭のヤギと別れ
伊那市山寺の伊那小学校3年秋組(伊藤道彦教諭・32人)は6日、1年生の時から総合活動で飼育してきた5頭のヤギ「メイメイ家族」とのお別れ会を開いた。4年生になるとクラス替えで活動が継続できないため、最初のヤギを譲り受けた、同市ますみケ丘の産直市場グリーンファームへ5頭を引き取ってもらった。
秋組は1年生の夏、雌ヤギの「メイちゃん」を飼い始めてから、生命の尊さを学んできた。子ヤギの出産に立ち会ったこと、エサ代を捻出するために野菜を育てて販売したこと、父親ヤギが病気になったこと竏窒ネどの思い出は一冊の本にまとめ、2月に自費出版した。
児童たちは、学校からグリーンファームまでの約4キロの道を約2時間かけ、5頭のヤギと最後の散歩をした=写真。到着すると代表児童2人が同市場の小林史麿代表に向けて感謝の気持ちを感想文で発表した。
代表者の一人の白井香帆ちゃんが「メイメイ家族を引き取ってくれて皆、大喜びしている。この3年間はよい思い出になった」と発表。小林代表は「動物との触れ合い、命の尊さを知った皆さんにとっては一生の思い出になったと思う。大人になっても思い出して」と呼び掛けた。 -
春の高校伊那駅伝 中心市街地にタペストリー
18日にある春の高校伊那駅伝に向けて「伊那市商店街活性化イベント委員会」が中心商店街の沿道約2キロに渡って、大会の実施をPRするタペストリーを設置し始めた。男子30回の記念大会となり、同商店街をランナーが走る新コースになるため、地元の店主らも盛り上がっている。
タペストリーは、横40センチ、縦65センチ。赤色の生地に白色で「歓迎 春の高校伊那駅伝」と記してある。市の委託事業で、3日に635枚が完成し、6日から順次、各商店街の実業団が取り付け始めている。そのほか、選手が宿泊する施設や市役所などでも飾る。
同委員会は11日、横6メートル、縦0・9メートルの横断幕2枚を中心商店街の沿道へ設置する予定。これに合わせ、坂下商工会も独自で制作した、横7メートル、縦0・8メートルの横断幕2枚を取り付け、大会をPRすることにしている。
春の高校伊那駅伝をPRするため中心商店街にタペストリーを設置(市駅前ビルいなっせ前) -
山寺っ子10周年記念イベント
未就園児親子の子育て支援に取り組む伊那市の山寺子育てサークル(井口ゆき子代表)は4日、発足10周年記念イベントを春近郷ふれ愛館で開いた。集まった親子は、演劇グループ「ぽこ・あぽこ」の劇やパネルシアターを楽しんだ=写真。
山寺地区の母親が中心となって発足した同サークルは現在、ほぼ月1度のペースでさまざまなイベントを企画。市内から多くの母子が参加し、交流を深めている。
今回は10周年ということで、活動を開始した当初に招いたことのある箕輪町の母親などでつくる「ぽこ・あ・ぽこ」に再度公演を依頼。会場には子育て支援センターが設置された当時、利用率を上げるために催しを開いたことがある春近郷ふれ愛館を選んだ。
ぽこ・あ・ぽこのメンバーはキャラクターが登場する劇や一緒に参加できるパネルシアターなどを披露。会場に集まった親子は多彩な催しを笑顔で楽しんでいた。 -
手良地区が新ごみ処理施設の対策委員会を設置して要望書を提出
伊那市手良地区の「新ごみ処理場建設問題対策委員会」(北原斉委員長)は6日、上伊那広域連合の計画する新ごみ処理場の建設には手良地区にも十分配慮することを求めた要望書を小坂伊那市長あてに提出した=写真。
隣接する野底区が新施設の候補地になることを承認したこと受けて手良地区は、区長会が早々に建設反対の意志を表明。対策委員会を設置するための準備を進めていた。
それに伴い4日、農業、環境、商工業関係団体や小学校PTAなど約30団体の代表と各地区の区長11人で組織する対策委委員会が発足。同地区への配慮と新施設に関する詳しい情報提供を求めて活動していくことを決めた。
取材に対し向山卓郎副委員長は「少なくとも、さまざまなことが分からない現状では反対。正直なところを説明してもらったうえで、委員会としての賛否を再度判断したい」としている。
今後の活動方針については役員会の中で決める予定。 -
グリーンファームでラン展
250種、1500鉢が並ぶ「ラン展」が11日まで、伊那市ますみヶ丘のグリーンファーム産直市場(小林史麿代表)で開かれている。色鮮やかなランの数々が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
ラン展は6年目。今年は特に原種を抱負にそろえた。目玉は黄色の花をつけるクリサトキサムで、初心者にも育てやすいデンドロビュームやギンギアナナムなどが人気。日本ミツバチが寄ってくるという「金陵辺」は、県外から買い求めに来る人もいるという。
値段は一般的なラン展と比べて破格となっており、初日から多くのラン愛好家が会場に足を運んでいる。
花の担当者は「お客さんに喜んでもらうことをモットーに安く提供している。来てびっくりして、喜んでもらえれば」と話していた。
営業時間は午前8時縲恁゚後7時。 -
女声コーラス「ザ・シワクチャーズ伊那」が6月発足へ
伊那市名誉市民第1号、作曲家故高木東六さんの遺志を引き継ぐ女声コーラス「ザ・シワクチャーズ伊那」が6月、発足する。5月30日まで、団員を募集している。
高木さんは1945(昭和20)年、東京で空襲にあい、伊那町(現伊那市)に7年半、疎開。「伊那市の歌」や「水色のワルツ」など数多く作曲した。
昨年8月、102歳で死去したが、市役所西側駐車場付近に高木東六さんの記念碑が建つなど伊那市との関わりは深く、いつまでも心のつながりを持って活動していこうと願い、合唱団を立ち上げることになった。
横浜では87年、高木さんの呼びかけで合唱団「ザ・シワクチャーズ横浜」が発足。今も長女緑さんが指導に当たる。
いずれ横浜などの合唱団と交歓会をしたいと考えている。
対象は、歌が好きな60歳以上の女性。市内外は問わない。月会費は2千円。
練習は月2回(月曜日午前10時から)で、伊那市生涯学習センターが会場。指揮者も、ピアノ伴奏者も女性が務め、高木東六さんの作品などを歌う。
希望者は、申し込み用紙に必要事項を記入し、市生涯学習センターの北沢さん(TEL78・5801)へ申し込む。 -
市立伊那図書館長に平賀研也さん決定
伊那市教育委員会は6日、同市西箕輪羽広の自営業平賀研也さん(48)=写真=を、公募していた市立伊那図書館長に決定したと発表した。市では、一般市民の目で新たな視点に立って図書館経営を展開していくことを目的に図書館長を全国公募していた。
平賀さんは、宮城県仙台市の生まれ。最終学歴は、中央大学法学部卒で、車の輸入卸業者や、総合研究開発機構に勤めた経歴のある人材。米国での勤務中には、事業改革などに興味を持ちイリノイ大学の経営学修士を修めてもいる。
長男が小学校へ入学するのを契機に、教育環境に優れている場所として5年前に伊那市に移り住んだ平賀さん。「自分の経験を地域でも使えないか」と書館長に応募し、これからの図書館運営は、利用者のニーズに応える必要がある竏窒ニ主張。「多くの地域住民と協議しながら進める公共施設づくりに寄与できれば」と豊富を語った。
本との付き合いは、10代後半、特に本を読み親しみがあると話し、そのペースは、毎日1冊ずつの読破だったという。
図書館長の応募人数は、市内20人、上伊那郡内4人、県内4人、県外8人の計36人。図書館長は、書類審査で残った7人の候補者と面接して決定した。北原明教育長は「立派な人材を迎えることができた。図書館の改革へ大いに腕を振るってもらいたい」と期待した。 -
県議選 木下茂人氏が拡大役員会
県議選伊那市区(定数2)に出馬する木下茂人氏(71)=緑のフォーラム、美篶=は4日、拡大役員会を伊那市上大島地域交流センターで開いた。支援者など246人が集まる中、選対組織を発足させ、選挙を想定した臨戦体制に入った。
木下氏は「南信にとっては北との格差が問題」として交通面などにおける格差是正の必要性を指摘=写真。また、都市部と山間地の格差問題にも触れ、高遠、長谷地区の過疎化については「個人の責任でどうにかできるものではなく、政治の責任」と県会で問いただした経緯などを示した。
村井県政については「収支の合った予算を短期間で作り上げた」と07年度予算編成を高く評価する一方、「個々の問題は是々非々。県議として一つひとつをチェックし、悪いことは止めさせる必要がある」とした。
選対本部は上大島の後援会事務所に設置し、後援会役員がそのまま移行する形で役員を務める。