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伊那市地域桜守修了式 4人が修了
伊那市内の桜の維持管理を行う地域桜守の今年度の講習が修了し、新たに4人が地域桜守となりました。
5日、伊那市役所で地域桜守講習会の修了式が行われました。
講習を終えた4人に、白鳥孝伊那市長から修了証が手渡されました。
白鳥市長は「日本一の桜の里づくりの基本目標である、市民が主役の桜の里づくりを担う皆さんを、市としてもしっかり支援していきたい。」と話しました。
4人を代表して挨拶した美篶の柿木正信さんは「すでに活動している桜守の先輩方、共に学んだ仲間と協力して、日本一の桜の里を目指す伊那市を盛り上げていきたい。」と話しました。
地域桜守は伊那市内を10地区に分け、各地域の桜の維持管理、などを行っています。
伊那市の地域桜守は、新たな4人を加え、来年度45人で、それぞれの地域で活動します。
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伊那市上下水道事業運営審議会
伊那市上下水道事業運営審議会が26日、市役所で開かれました。
26日は、新しい委員13人が委嘱されました。
正副会長が選任され会長には岡野(おかの)哲郎(てつお)さんが、副会長には駒井(こまい)啓(ひろ)晃(あき)さんがそれぞれ選ばれました。
審議会では、市側から今後の方針が説明され、水道料は2029年度に5%程度の値上げ、下水道料は2026年度に6%程度の値上げが必要となる見込みです。
会では、2026年度の使用料改定に向け審議を行います。
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西春近の空き家活用 カフェ開業へ
全国の若者がやりたいことの実現を目指すコミュニティー、世界一周大学のメンバーは、伊那市西春近の空き家を改修してカフェを開業します。
この日は、世界一周大学のメンバー11人が作業を行っていました。
世界一周大学は、横浜市の中村雅人さんがコロナ禍の2020年に設立した、交流を目的とするコミュニティーです。
全国の若者がオンラインで交流したり、フィールドワークとして東南アジアを横断したりして、参加者がやりたいことを見つける活動を行っています。
そのメンバーとして活動する伊那市出身で早稲田大学3年生の佐野日菜さんと慶応義塾大学2年生の
天咲さん姉妹が、いろんな人が集まることができる場所を地元に作りたいとカフェの開業を考えました。
築70年以上で、もともと瓦工場だった場所を改修しています。
世界一周大学のメンバーやその友人などが全国から集まり、200人以上が改修に参加しているということです。
カフェの店名は「Sekai No Monogatari」です。
訪れた客や携わった人のほか、カフェの柱や扉にも物語があるという思いが込められています。
食器もこだわっていて、使われるものはメンバーが旅先などで集めたものです。
それぞれ大きさや柄の違いを楽しむことができます。
カフェは、4月19日にプレオープン、25日に本格的なオープンを予定しています。
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望月音楽教室 全国大会出場を報告
南箕輪村北殿のピアノ教室、望月音楽教室に通う村内の小学生7人と代表の望月玲子さんが南箕輪村役場を訪れ、今年度の全国大会出場の結果報告を24日、藤城栄文村長にしました。
24日は、南箕輪村北殿のピアノ教室、望月音楽教室に通う村内の小学2年生から6年生の児童7人と代表の望月玲子さんが役場を訪れました。
児童らは今年度、各地で開かれた全国大会に出場し合わせて16の入賞・入選を果たしました。
望月さんが代表を務める教室は今年で45年目になり、村と松本市の2拠点で開いています。
村の教室には、現在上伊那を中心に小中学生およそ70人が通っているということです。
報告を受け藤城村長は「先生や家族に感謝の気持ちを忘れず、これからもピアノに励んでほしい」と話しました。
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あるしんと長野県知財総合窓口 連携協定
アルプス中央信用金庫と、知的財産に関する中小企業の支援を行うINPIT長野県知財総合支援窓口は、包括連携協定を25日に締結しました。
25日は伊那市のアルプス中央信用金庫本店で締結式が行われ、アルプス中央信用金庫の原英則理事長と、INPIT長野県知財総合支援窓口 事業責任者の長田敏彦さんが協定書を取り交わしました。
独立行政法人工業所有権情報・研修館(インピット)は、特許庁の外郭団体です。
今回の協定により、あるしんが受けた中小企業からの相談に対し、知財総合支援窓口が特許権・商標権・業務のノウハウ保護などにおいて支援を行います。
INPIT長野県知財総合支援窓口と県内の金融機関との協定は9件目です。
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いなからプロジェクト第三弾 トートバッグと缶バッジ完成
伊那市が市民とともにグッズを製作し地域共生の社会づくりを目指すことを目的に行っている「いなからプロジェクト」の第3弾として、トートバッグと缶バッジが完成しました。
24日に市役所で開かれた定例記者会見の中で、協力した企業と缶バッジをデザインした高校生がグッズをお披露目しました。
トートバッグは、縦36センチ、横40センチで、バッジとセットで価格は1,700円です。
宮田村に本社がある株式会社タカノが趣旨に賛同し協力したもので、生地にはタカノが製造している大型パラソルなどの端材が使われています。
端材には、はっ水・防汚加工が施されているということです。
バッグには、伊那をPRする2つの缶バッジがセットになっています。
バッジは、地元高校生5人が考案したもので、1つは桜やバラなどを取り入れたものが、もう1つは5つの柄の中からランダムとなります。
中には、高遠町出身の日本画家池上秀畝の肖像をデフォルメしたものもあります。
バッグは、市役所や、伊那バスターミナル内の売店で4月1日から販売が始まります。 -
国際シニア合唱祭に向け練習
上伊那の60歳以上の女性で構成する合唱団、ザ・シワクチャ―ズ伊那は国際シニア合唱祭に向け伊那市のいなっせで24日練習を行いました。
練習にはメンバー約30人が参加しました。
合唱祭は来月14日から神奈川県横浜市で開かれます。
国際シニア合唱祭「ゴールデンウェーブin横浜」への出演は11回目となります。
伊那市からはほかに男声合唱団GaKuのメンバーも出演することになっていて今回が2回目です。
国際シニア「ゴールデンウェーブin横浜」は来月14日から3日間開かれ日本の合唱団のほか、韓国などから約100団体が出演します。
ザ・シワクチャーズ伊那と男声合唱団GaKuは15日に出演することになっています。
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伊那市 オーガニックビレッジ宣言
伊那市は、生産から消費まで一貫して有機農業に取り組む、「オーガニックビレッジ宣言」を、24日に行いました。
24日は、伊那市の定例記者会見が市役所で開かれ、白鳥孝市長が宣言しました。
オーガニックビレッジとは、国の、有機農業の面積を2050年までに100万haに増やすという目標のもと、生産から消費まで一貫して地域ぐるみで行う自治体のことです。
伊那市では、今年度から高遠町地区や長谷地区の小中学校の給食で試験的に有機米の提供をはじめました。
今年度の提供数は1.8トンとなっていて、5年後の2029年度までに12トンに増やし、市内全ての小中学校で提供できるように推進する計画です。
2029年度末までの目標として、米や野菜など有機農業の面積を現状の46haから50haに、中山間地域を中心に拡大したいとしています。
なお、今年度までに全国の131市町村が、県内では伊那市を含め6つの市と町がオーガニックビレッジとなる見込みです。 -
竜東保育園年長園児 アマゴの成魚放流
伊那市の竜東保育園年長園児は、アマゴの成魚を24日、天竜川に放流しました。
竜東保育園の年長園児およそ50人は、アマゴの成魚100匹を天竜川に放流しました。
これは、子どもたちに自然に親しんでもらおうと天竜川漁業協同組合が行ったものです。
アマゴは20センチほどの大きさで園児たちは、ペアになりバケツに入ったアマゴを放流していきました。
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自然の中でリスクマネジメント講習
森と学びを軸としたフィンランド連携を推進する伊那市は、自然体験などにおけるリスクマネジメント講習を伊那市のますみヶ丘市民の森で10日に開きました。
この講習会は、自然体験や野外学習における危険や事故がおこる要素を見つけ、対処方法を考え実行していこうと伊那市が開きました。
会では自然体験活動のリスクマネジメント講習を全国で行っているNPO法人のトレーナー、中澤朋代さんが講師を務めました。
市の職員を含めた12人の参加者は、親子で森の中で活動するという想定で危険となる要素を探しました。
それぞれの視点で危険となる要素を探したあと、グループごとに分かれて危険な場所、それに伴う事故の可能性について話し合いました。
市では「自然豊かな伊那市で子どもたちが安全な環境で活動し、大人が心配なく見守れる状態をつくっていきたい」と話しました。
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伊那市の歴史や文化について考える
伊那市の歴史や文化の魅力について考える講演会が1日、高遠町総合福祉センターやますそで開かれまし。
講演会では高遠郷土研究会会長の北原紀孝さんが高遠郷土研究会の活動をテーマに話をしました。
北原さんは「研究会はいつでも、誰でも気楽に集い学べる会で地域のことを知ることが原点です。
学び知ったことを広くアピールしてネットワークを広げていきたい」と話していました。
講演会では北原さんが孤軍高遠城を披露しました。
孤軍高遠城は戦国時代の高遠城主で武田信玄の五男、仁科五郎盛信が織田軍3万の軍勢に高遠城を攻められ討ち死にする様子を表した踊りです。
伊那市教育委員会では文化財を守り伝えていくための取り組みとして、伊那市文化財保存活用地域計画を去年まとめました。
計画は文化庁に認定され、国の補助で優遇を受けることができるようになりました。
講演会は文化庁の認定を記念して開かれたもので、会場には約50人が集まりました。
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伊那地域 今季最高20.6度 暖かい一日
23日の伊那地域は、午後2時35分に今季最高の20.6度と、4月下旬並みの暖かい一日となりました。
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飯田市在住 伊藤 定さん絵画展
飯田市在住の伊藤定さんの絵画展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、去年の一水会展に入選した作品など油絵・日本画・水彩画35点ほどが展示されています。
現在83歳の伊藤さんは、中学校の美術教諭を退職後、本格的に制作活動を始めました。
バレリーナやダンサーが自然の中で踊る様子や飯田市に伝わる人形浄瑠璃「今田人形」を描いたものなどが並びます。
小さなころから絵を描いていたということで、中学校時代の作品も展示されています。
展示されている作品は、題名のついていないものがほとんどです。
先入観なく作品を見てほしいとの思いからですが、来場者が作品のタイトルを提案することができるという趣向をこらし、実際に題名が付けられたものもあります。
伊藤 定さんの絵画展は、25日(火)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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開園150周年 高遠城址公園開き
今年で開園150周年を迎える伊那市高遠町の高遠城址公園の公園開きが22日に行われました。
この日は桜雲橋前で、高遠さくら祭り期間中の安全を祈る神事と公園開き式が行われました。
式で白鳥孝市長は「1,500本の桜があり、古い木は150年前のもので長い歴史を刻んできたと思う。高遠そばや高遠石工もPRしていきたい」とあいさつしました。
式の後には高遠保育園、高遠第2第3保育園の年中園児17人が歌を披露しました。
白鳥市長と園児は桜雲橋を渡ると開門を宣言しました。
気象情報会社のウェザーニューズでは、高遠城址公園の桜の開花を4月5日と予想しています。
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伊那ケーブルテレビ 4月から電力小売り事業
伊那ケーブルテレビは、4月から電力小売事業などを行う丸紅伊那みらいでんき株式会社の事業を引き継ぎます。
これは、21日に市役所で開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。
丸紅伊那みらいでんき株式会社は2018年に設立し、2024年3月末時点で市の公共施設1,254か所に年間およそ1,350万kWhの再生可能エネルギー電気を提供しています。
民間事業者主導の事業として継続するため、丸紅が保有する株式56パーセントを譲渡し、事業体制を見直して伊那ケーブルテレビに業務を引き継ぎます。
社名は、4月1日からICT伊那みらいでんき株式会社に変更となります。
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公立高校後期選抜 合格発表
公立高校後期選抜の合格発表が21日に県内で一斉に行われました。
伊那市の伊那北高校では午前8時半に合格者の受験番号の書かれた紙が掲示板に張り出されました。
受験生は自分の番号を見つけると写真を撮って友人や保護者と喜び合っていました。
伊那北高校の後期選抜では全体で212人が受験し、206人が合格しました。
上伊那の公立高校で再募集を行うのは、全日制では、辰野高校・商業1人、高遠高校・普通2人、赤穂高校・普通6人・商業1人、駒ヶ根工業高校・機械・電気情報技術一括で8人。
定時制は赤穂高校・普通で若干名。
多部単位制の箕輪進修・普通Ⅰ部Ⅱ部・Ⅲ部・工業Ⅰ部でそれぞれ若干名となっています。
再募集の志願受付期間は25日(火)までとなっています。 -
伊那地域で10センチの積雪 交通に影響
上空の寒気や低気圧の影響で伊那地域では、18日の夜から雪が降り最大で10センチの積雪を観測しました。
長野地方気象台によりますと、上空の寒気や低気圧の影響で伊那地域では18日の夜から雪が降り最大で10センチの積雪を観測しました。
この雪の影響で中央自動車道の山梨県から東京都にかけての一部区間が通行止めとなりましたが、現在は解除されています。
高速バスの新宿・伊那線は、19日の午後2時半現在、上りは午前6時台から午後0時台まで、下りは午前8時台から午後2時台まで運休となりました。
新宿行きの時間を変更した人は。
また、JR飯田線は竹が倒れこんだ影響により、駒ヶ根市の駒ケ根駅から天龍村の平岡駅の間で運行が見合わせとなりました。
午後0時45分に運行再開となっています。
伊那市内では雪の重みにより、竹が道路にしなるなどの影響がありました。
箕輪町松島では、雪の重みにより電話線が道路に垂れ下がる被害が2件発生しました。
南箕輪村では、被害の報告は出ていないということです。
長野地方気象台によりますと、あすの最低気温は氷点下3度となる予想で、路面の凍結に注意するよう呼びかけています。
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伊那市人事異動 部長級3人昇格
伊那市は4月1日付の人事異動を19日内示しました。
部長級への昇格は3人です。
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伊那ケーブル 番組審議委員会
伊那ケーブルテレビジョンが制作している番組について意見を聞く番組審議委員会が19日伊那市の伊那ケーブルテレビジョンで開かれました。
番組審議委員会には、放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が出席しました。
来年度の計画については、レギュラー番組や特別番組、生中継などあわせて60番組を予定していると説明しました。
番組視聴の後に意見交換が行われ、委員からは「今年は戦後80年の節目の年なので地域の戦争の歴史を掘り起こしてほしい」「博物館が所有する昔の映像の番組での活用を」「ケーブルは地域情報を映像で見られる唯一の手段なので、地区の行事や卒業式など幅広く伝えてほしい」などの意見が出されていました。
伊那ケーブルテレビの伊藤秀男常務は「これからも信頼できる情報を発信していきたい」と話していました。
番組審議委員会の内容は伊那ケーブルテレビのホームページでも公開されます。
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ときわの命水 春の高校伊那駅伝出場選手に提供
ミネラルウォーターの製造販売を行っている伊那市富県の有限会社いすゞは自社商品の「ときわの命水」を23日に開かれる春の高校伊那駅伝に出場する選手に無償で提供します。
19日は、春の高校伊那駅伝の事務局長で伊那市スポーツ課の宮下誠課長など2人がいすゞを訪れ、提供される「ときわの命水」500ミリリットルのペットボトル、およそ2000本の積み込み作業を行いました。
「ときわの命水」は、国際評価機関のモンドセレクションで味覚など審査基準を満たした商品として最高金賞を受賞しています。
春の高校伊那駅伝に出場する選手への提供は、いすゞが大会を応援しようと去年から行っているものです。
23日の大会当日は発着点の伊那市陸上競技場のほか、各中継所に置き選手に配られる予定です。 -
健康麻雀教室 第11回大会
伊那市総合型地域スポーツクラブの、健康麻雀教室の第11回大会が、今日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
この日は、40代から90代までの34人が参加しました。
健康麻雀教室は、総合型地域スポーツクラブの講座の一つとして開かれています。
健康麻雀は、「賭けない・吸わない・飲まない」をモットーに、初心者から上級者までが麻雀を楽しんでいます。
大会前には、2012年の教室開始時から室長を務め、今年度をもって退任となる、高島彬室長に、感謝状が贈られました。
対局は3つのグループに分かれて行われました。
初心者グループに参加している、伊那市の竹澤實子さん96歳は高得点でアガリました。
会場の壁には、歴代大会の様子や、役満を上がった人の記念写真などが飾られていました。
健康麻雀教室は、火曜日と土曜日の教室がそれぞれ月2回、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれています。
来年度の参加者募集は4月から開始されるということです。
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桜開花予想 高遠城址は4月5日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花予想を19日に発表しました。
開花は4月5日、満開は4月11日と予想しています。
高遠城址公園は、朝からの雪で白く覆われていました。
高遠城址公園の開花予想は前回の発表から1日後ろにずれ、開花は4月5日、満開は11日となっています。
8回目の発表は26日を予定しています。 -
伊那谷の風景考えるシンポジウム
伊那谷の風景について考えるシンポジウムが、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設inadani seesで18日開かれました。
シンポジウムでは、早稲田大学創造理工学部教授で宮田村の景観計画に携わる佐々木葉教授らが話をしました。
佐々木教授は宮田中の生徒とその保護者に「大切な場所」はどこかというアンケートを取りました。
アンケートの回答は「自然に関係している場所・思い出や人との関わりがある場所・時間が経ってもかわらない場所」の主に3つに分類できたと紹介し、「風景は、人々の心の中にもあり、ここで生きてきたという心の安寧につながる」と話していました。
シンポジウムは産学官共同で景観形成を目指す三風の会が開いたものです。
18日はこのほか、地域で風景を守る活動をしている団体の紹介などが行われました。
会場には、事前に参加者から集めた「伊那谷らしい風景」「好きな風景」の写真が展示されました。
上伊那を中心に10代から70代から応募があり、100枚以上が集まったということです。
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伊那市観光協会 翻訳アプリ講習会で観光客対応練習
伊那市観光協会は、海外からの観光客を迎えるための準備として、スマートフォンの翻訳アプリを使った接客の講習会を、このほど開きました。
高遠町総合福祉センターやますそで開かれた講習会には、市内から民泊、飲食店の関係者など15人が参加しました。
翻訳アプリの講習会は年1回開かれていて、今回が3回目です。
今回は、上伊那地域に住んでいる海外出身者が観光客役を演じ、実践的な接客練習を行いました。
講習会は来年度も開かれる予定です。
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地価 南箕輪村6年振り上昇
国土交通省は今年1月1日時点の地価公示価格を18日に発表しました。
住宅地は南箕輪村が6年ぶりに上昇、伊那市、箕輪町は下落となっています。
地価公示は土地の取引価格の基準となることを目的に、国土交通省が年に1度1平方メートル当たりの価格を調査したものです。
住宅地は県内208地点で調査が行われ、平均変動率は、伊那市が1.1%の下落、箕輪町が1.7%の下落、南箕輪村が0.3%の上昇となっています。
南箕輪村の上昇は2020年以来6年ぶりです。
商業地は110地点で調査が行われ、平均変動率は伊那市が1.7%の下落、箕輪町が1.9%の下落、南箕輪村の調査地点はありません。
工業地は県内8地点で調査が行われ、南箕輪村を含む全ての地点で上昇となっています。
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高遠城址公園 公園開きの準備進む
3月も後半に入り、まもなく桜の時期です。
天下第一の桜ともいわれる伊那市高遠町の高遠城址公園では、22日の公園開きに向け準備が進められています。
18日は伊那市の職員が観光客を迎える準備をしていました。
高遠閣横にテントを建て、観光案内を行います。
足元がぬかるんでいる堀の周りにはすのこを置き、歩きやすくしていました。
今年の公園開きは22日ですが、まだ雪が少し残っています。
今年の開花はいつごろになるのでしょうか。
公園の桜を管理する、桜守の西村一樹さんに話を伺いました。
高遠城址公園には、およそ1,500本のタカトオコヒガンザクラが植えられていて、見ごろには、毎年10万人の観光客が訪れます。
そんな高遠城址公園は今年で開園150周年を迎えます。
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信濃GS 井坪工務店が入場券寄贈
ルートインBCリーグ信濃グランセローズ、チームスポンサーの飯田市の(有)井坪工務店が5月に伊那市で開催される公式戦の入場券引換券を伊那市に18日に寄贈しました。
(有)井坪工務店の井坪寿晴社長と信濃グランセローズ運営会社(株)長野県民球団の竹内羊一社長が市役所を訪れ、井坪社長から白鳥孝市長に目録が手渡されました。
寄贈されたのは5月4日に伊那ニッパツスタジアムで行われる公式戦、信濃グランセローズ対山梨ファイアーウィンズの入場券引換券おとな100人分です。
入場券引換券は伊那市のホームページなどを通じて希望者を募り配布されるということです。 -
高遠の満開の桜をオリジナルフレーム切手に
伊那市高遠町の桜の写真を使用したオリジナルフレーム切手の販売が始まっています。
切手は封書用の110円切手が10枚セットで税込み1,650円です。
伊那市観光協会が提供した写真が使われていて、高遠城址公園内の桜雲橋の写真のほか、石仏との共演もあります。
オリジナルフレーム切手の制作は2008年から行われています。
14日は南信北部地区統括局長で宮田郵便局の井口正弘局長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に切手を贈呈しました。
井口局長は「毎年集めているファンの人もいる。地域貢献としてこれからも続けていきたい」と話していました。
白鳥市長は「切手を貼って遠くの人にも高遠の桜を届けることができる」と感謝していました。
オリジナルフレーム切手は1,300部作られ、上伊那地域や諏訪地域などの郵便局で販売されています。
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古文書解読コンテスト 表彰式
古文書資料を参加者がオンライン上で解読し、解読量や貢献度で順位を競う古文書解読コンテストの表彰式が8日に伊那市高遠町の高遠閣で行われました。
表彰式には3位までの3人が出席しました。
コンテストは伊那市教育委員会などが主催で初めて開かれたものです。
去年10月からの4か月間、Webサイトで全国の参加者が旧高遠藩内藤家などの古文書を解読し、その量や貢献度で順位を競いました。
1位は期間内におよそ40万文字を解読した富山県高岡市の博物館で学芸員をしている仁ヶ竹亮介さんでした。
コンテストには111人が参加し、対象となった資料のおよそ半分の439点、158万文字が解読されました。 -
伊那商工会議所女性会 市社会福祉協議会に寄付
伊那商工会議所女性会は2月に行われた新春ふれあい祭りで集めた募金を、伊那市社会福祉協議会にきょう寄付しました。
伊那商工会議所女性会の小林旬子会長が福祉まちづくりセンターを訪れ、市社協の林俊宏会長に、寄付金を手渡しました。
寄付されたのは、伊那商工会議所女性会が2月に開催した、第2回新春ふれあい祭りで集めた、34,725円です。
市社協からは、小林会長に、善意の証が贈られました。
寄付金は、市社協が市から委託されている、伊那市子どもの未来応援隊の活動助成金として、子ども食堂などに活用されるということです。