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こたつで法話
中川村の宅幼老所「かつら」は25日、施設の理事長で、隣接する延寿院の法話を聞く会を開いた。15人が集まり、こたつにあたりながら「一年の締めくくり」についての話に耳を傾けた。
伊佐住職は「子どもや若い人たちに日本の伝統を伝えていってほしい」と、しめ飾りやおとそなど、正月の風習のいわれについて笑いを交えて楽しく解説=写真。「大切なことは節分や彼岸など古くから伝わる行事を大切にし、それぞれにどんな意味があるのかよく考えてみることだ」とした上で「正月はこたつでみかんでも食べながら家族みんなで楽しく過ごしてください」と笑顔で話した。 -
みなかた保育園でクリスマス会
夜来の雪もやみ、1面銀世界となった22日、中川村のみなかた保育園は一足早くクリスマス会を開いた。
手作りツリーが飾られた遊戯室に集まった園児らは、サンタクロースのそりの鈴の音に耳を澄ませた。全員で声を合わせ「サンタさん」と呼ぶと、舞台からサンタクロースが登場し、待ちに待ったクリスマスの幕開け。
園児らは細身のサンタクロースをつかまえ、早速、質問攻め。「サンタさんになぜ、おひげがないの」「若いからだよ。これから生えるよ」。「おもちゃは作るの、買ってくるの」「作るものもあるが、買ってくるのもある」などなど。
質問の後、「うさぎ野原のクリスマス」を歌って、サンタクロースを歓迎、一緒に踊って盛り上がった。
最後にサンタクロースは、大きな袋からゲームなど年齢に合ったプレゼントを取りだし、ひとり一人に手渡した。 -
ふれあい協定の天白区長来村、村長と懇談
中川村とふれあい協定を締結している名古屋市天白区の斉藤圭三区長らは21日来村、曽我村長と懇談した。
曽我村長就任以来初めての公式訪問。天白区から区長のほか、区政協力委員協議会議長の平手三郎さん、村出身の区政協力委員長の森山みゆきさんら4人が訪れた。
曽我村長は「天白区のみなさんと交流することで、刺激を受け、村に活気が生まれている。今後とも末永いおつきあいを」と歓迎あいさつ。
斉藤区長は「天白区民にとって、中川村は第2のふるさと。区民にとってほっとする場所。ふれあい協定をさらに中身の濃いものにしていきたい」と希望した。
また、同区の前身、天白村が来年設立百周年を迎えることに触れ「10月22日に区民祭に合わせ百周年記念イベントを計画している。ぜひ、協力を」と要請した。
中川村の鈴木振興課長は、飯沼の棚田米でつくる清酒「おたまじゃくし」をPRし「将来、棚田のお酒オーナーも募集したい」と話した。
この後、一行は横前のアクアロマンのイチゴハウスで、一足早く春の味覚を楽しんだ。 -
新しい純地酒1月下旬発売へ
中川村の飯沼棚田産の酒米だけを使った「純地酒の棚田のお酒」が来年1月下旬から発売される。現在、中川村飯島町の酒店で予約受付中。
棚田の維持と有効活用を図る飯沼地区農業活性化研究会(入田護会長)が40アールの棚田に酒米「美山錦」を栽培し、同村の「今錦」米沢酒造(米沢博文社長)に出荷。オリジナル新酒「今錦おたまじゃくし」として、来年1月下旬から、おり酒、生原酒、5月には特別純米酒が新発売(限定)される。
「今錦おたまじゃくし」は一升瓶換算で原酒で1300本生産。おり酒と生原酒は各200本限定。値段はおり酒720ミリリットル1743円、生原酒720ミリ1712円、1・8リットル3413円、特別純米酒720ミリリットル1386円、1・8リットル2730円(税込)。 -
飯島ロータリークラブがクリスマス家族会
年末恒例の飯島ロータリークラブ(宮下覚一会長、20人)の年末家族会が20日夜、町内で来賓らも含め35人を集めて開かれた。
飯島町、中川村の会員の夫人、子どもも同席した家族会は、夫人らにふだん行っているRC活動に理解を深めてもらうことや夫人同士の交流、親ぼくの場にしてもらえればと開いている。
宮下会長は「来年2月に創立40周年記念式典を予定している。クラブも1つの転機を迎える。来年は良い年になるように、家族会を盛大にしよう」とあいさつ。
席上歳末助け合い義援金各10万円を飯島町と中川村にそれぞれ手渡した。
両町村を代表して高坂飯島町長が同クラブの組織的奉仕活動をたたえ「皆さんの気持ちを大切に、福祉のために使わせていただく」と感謝の言葉を述べた。
曽我中川村長の発声で乾杯。会員が拠出した豪華賞品を狙って、ビンゴゲームで盛り上がった。 -
中川西小が安全対策会議
中川村の中川西小学校は21日、視聴覚室で安全対策会議を開いた。駒ケ根署や村、職員、PTA、校外指導部、防犯女性部など関係者30人余が出席した。
駒ケ根署の大杉課長は近隣の不審者や声掛け事案を紹介した後「中川村は平穏な村、声掛け事案は発生していないが、事件はどこで発生するかわからない。親も子も危機感を持って対応を」と呼び掛けた。
村は役場公用車や、建設業、信金、JAなどの協力を得て、社用車にステッカーをはり、防犯パトロールをする。防犯無線による啓発も検討している-とした。
学校・PTAはボランティアパトロールの募集を実施し、現在14人が登録したと報告した。
意見交換では「通学路の暗い場所に防犯灯の設置を」「子どもを守る安心の家は有って欲しい所にない。見直しを」「1人で人家のない道を長く歩かなくてはならない。最終的には家庭で守るしかない」-など意見、要望が出された。 -
昭和伊南総合病院の今後などただす
伊南行政組合議会は22日、第4回定例会を開き、一般質問で2議員が昭和伊南総合病院の今後などについてただしたほか、火葬場条例の一部を改正する条例など条例案4件と05年度一般会計補正予算案1件を可決して閉会した。
昭和伊南総合病院救急救命センターの存続問題の経緯と今後の見通しについて坂本裕彦議員が質問したのに対し中原正純組合長は「県の一方的な発言に端を発した問題だが、再三撤回を申し入れた結果、県との話し合いが緒についたところ。今後協議していく」として存続に向けて努力していく考えを示した。
小原恒敏議員が同病院の経営状態について質問したのに答えて千葉茂俊病院長は「上半期(4縲・月)は純利益が前年比約30%と厳しい状況だったが、今年開設した人間ドック検診センターの受診者数が順調に伸びているなど下半期は回復の兆しが見えている」と述べた。 -
正月の縁起物、ナンテン出荷はじまる
中川村の特産品、ナンテン(南天)の出荷が始まった。実ナンテンは12月中旬、枝ナンテンは下旬以降がピークで、27日までに、美里、南陽、渡場地区から5500本がJAを通じて、関東、関西に出荷される。
ナンテンは「難転」に通じ、枝物は正月の縁起物として生花や門松に、実ナンテン(房)は仏花として用いられる。
南斜面の畑(4アール)でナンテンを栽培する寺沢長五さん(83)=南陽=は「今年は実付きがよく、葉のつやもいい。栽培に手間がかからず、軽作業で高齢者向き。かさばるのが難点」と話していた。 -
【記者室】議員定数問題再燃か
中川村議会の議員定数問題は再燃するか?。先日、村民有志による「議員定数アンケート結果を実現する集会」が予定されていたが、突然延期に。一旦議決されたことの再審議を求める事の難しさを実感▼アンケートは議会の特別委員会が原案を作成、全協で承認、議員自ら手配りした。議員の深い思い入れを感じされる意向調査だっただけに、簡単に反故にしたとまでは言わないが、結果的に無視した事は不可解▼9月議会で賛成多数で定数12が議決された時、村民から「10人と思っていたが、なぜ」の声が聞かれ、議会に対する不満や不信が村民の中にくすぶっているのを感じた。再審議が実現しようが、しまいが、議員各位が説明責任を果たさなくてはならないと思う(大口記者)
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レッツチャレンジ中川中ふれあい講座
地域の人々と中学生が共に授業を創りあい、伸び合うボランティア講師による中学生講座「レッツ・チャレンジふれあい講座」が17日、中川村の中川中学校であり、14講座で「ひと・もの・ことの体験学習」を楽しんだ。
講師は生徒・保護者、職員がつくる「ボランティア中学生講座実行委員会」が公募。建築業や茶道教諭、洋画家、ダンスインストラクター、旧陸軍人など様々な分野で活躍する異色の講師が多数集まり、技術や豊富な経験を生かして、一緒に創作することで、生徒に思いを伝えた。
青春時代は戦争の真っ只中で、人間魚雷搭乗員だった神戸安人さんは、悲惨な戦争体験を語り、生徒らは平和の尊さをかみ締めた。 玄関前では建築業の坪内一雅さんらに指導を受けながら、板材の寸法を測り、ノコギリで切り、板壁をはるなど、本格的な木工事に精を出した。
また、調理室では「パンづくり講座」。1次発酵した生地を等分に分け、手で丸めたり、手の平で伸ばしてロールパンの形にした。
パンづくり初体験の下平環さんは「料理は大好き、試食が楽しみ」と笑顔を向けた。 -
飯沼棚田産米で酒作り、仕込み
清酒「今錦」ブランドで知られる中川村大草の米沢酒造(米沢博文社長)で17日、飯沼棚田産の酒米「美山錦」を使ったオリジナル新酒「おたまじゃくし」の仕込み作業があった。来年1月中旬には、おり酒、生原酒、5月には純米酒が新発売(限定)される。
作業には杜氏の今井守さん(62)をはじめ、米生産者の飯沼地区農業活性化研究会(入田護会長)の会員らが参加。この日は仕込みの最終工程「留添」作業。蒸し、冷やした米が仕込みタンクに搬入されると、蔵人らは「よいしょ、よいしょ、辛くなーれ」と歌いながら、長い柄がついた「かい」でかく拌した。
棚田をイメージしたネーミングの新酒「おたまじゃくし」は、1800キロの玄米の米粒を59%までに削り、11月末に米と糀(こうじ)を合わせた「酒母」をつくり、14日に最初の仕込み「添」、1日休んで、「仲添」、「留添」の3回仕込み、低温発酵させる。発酵が進み、来月10縲・5日ころに、木綿袋に詰めて舟でしぼり、おり酒、生原酒が完成。さらに熟成させて、5月に特別純米酒「おたまじゃくし」がデビューする。 酒づくり30年余、杜氏歴8年の今井杜氏は「今年は厳寒で、酒づくりには最高、きりっとした辛口のうまい酒ができる」と期待。
米沢社長は「地域の活性化を目指し、今年初めて棚田米を使った。ほかの産地の酒米と比べても遜色がない」と話していた。
新発売の「おたまじゃくし」は一升瓶換算で原酒で1300本生産。おり酒と生原酒は各200本限定。値段はおり酒720ミリリットル1743円、生原酒720ミリ1712円、1・8リットル3413円、特別純米酒720ミリリットル1386円、1・8リットル2730円(税込)。販売は中川村・飯島町の20酒店で地域限定。予約受付中。 -
若者向け庭付き1戸建住宅「ガーデンハウス中田島」入居者募集
中川村は中川村片桐中田島地区に建設中で、来春完成予定の若者向け庭付き1戸建て住宅「ガーデンハウス中田島」の入居者を募集している。
木造平屋建て、瓦葺5戸。区画面積約317縲恂・28平方メートル、延床面積99・37平方メートル。3LDK。A縲廚3タイプ。オール電化(給湯・調理器具)、洗浄機能付き水洗トイレ、シャワー付きユニットバス、テラス、駐車場2台分、外物置1カ所。住宅料月額5万3千円程度、敷金3カ月分。
資格は持ち家がなく、将来にわたり中川村に居住を希望する人。概ね40歳以下で06年4月現在、子どもを養育、またはこれから養育しようとする夫婦世帯(6月末までに結婚予定も可)。中川村在住か、入居時に村に住所変更できる人。申し込み期間15日縲恬・N1月17日。申し込み多数の場合は村選考基準により決定。
入居時期06年3月20日頃(予定)。
詳細は役場(TEL88・3001) -
飯島町商工会と中川村商工会が広域連携
飯島町商工会(坂井武司会長)と中川村商工会(宮下進会長)との広域連携にかかわる調印式が14日、飯島町商工会館であった=写真。来年4月1日広域連携を開始する。
両商工会の役職員ら25人が見守る中、坂下会長、宮下会長がそれぞれ「広域連携の協定書(広域連携による経営改善普及事業の実施協定書)」に署名した。
連携で、高度の経営指導を実施できる組織体制の強化を目指し▽経営指導員の役割分担、高度化・専門化への対応▽共通事業の整理統合により、効率化、経費削減▽財政基盤の強化-を進める。幹事商工会は飯島町商工会。実施期間・06年4月1日縲・7年3月31日(1年ごとの更新)。
県の07年度小規模事業者数300未満の商工会に対する補助金の50%削減方針を受け、中川村商工会が該当することから、両商工会は広域連携を検討してきた。飯島町商工会は11月9日の臨時総代会で、中川村商工会は5月20日の通常総代会で承認された。
飯島町の坂下会長は「円滑な指導体制の確立が連携の中で進むように」と期待。中川村の宮下会長は「飯島町商工会の温情に心から感謝し、小さいながらも一生懸命頑張りたい」とあいさつした。
また、来賓の商工連南信支所の佐々木信高支所長が「昨日の県会で広域連携する場合、85%の補助額の予定だったが、全額が補助されることになった」と報告、記念すべき日の朗報が参列者を喜ばせた。 -
議員定数問題再燃、アンケート結果を実現する集会
中川村議会の議員定数問題が再燃した-。住民有志は16日午後7時から、村基幹集落センターで初の「議員定数アンケート結果を実現する集会」を開く。議員OBや有識者ら8人が発起人になり準備を進め、アンケート最多の「10」を主張した6議員も行動を共にする考え。
同村議会は9月定例会で議員定数を現行の「16」から「12」に削減する条例改正が議員発議で提案され、賛成9、反対6で可決された。
審議に先立ち、議員定数問題特別委員会が7月、実施した住民意向調査では10人が最多42・7%、8人を含め、10人以下は65・37%を占めた。しかし、同委員会は地方自治法の議員定数や議員責務などを挙げて「12」が最良と報告、これを受けた本会議では「10」を主張する議員から修正案が提出されたが否決された。
住民からは「3分の2の住民が10人以下という判断しているにもかかわらず、定数を12とした議決は住民の意向を無視している」「アンケートを行った以上、村民の声を最大限尊重すべき」などの声が高まり、議員定数の再度の審議を求め、集会を開く。 -
クリスマスベルつくり講習会
中川村の手芸愛好会「編夢(あむ)の会」(半沢貴子会長、18人)は11日、籐でつくるクリスマスベルの講習会を同村片桐田島のア・ラ・ソンテなかがわで開いた。親子ら約10人が参加し、籐で編んだ温かい風合いのベルを作った=写真。
ベルは水につけて柔らかくした太さ2ミリの籐を縦横に使って円形を作り、頂部とすそ部の丸みをつけながら立体にして約20センチの高さに編み上げ、最後にリボンや花などの飾りを付けて完成。参加者は「丸みをつけるのが難しい」と言いながら、籐を折ってしまわないよう慎重に製作に取り組んでいた。
半沢さんは「昨年、中学生にクリスマスベルの製作指導をしたところ、ユニークな作品が多くて感心した。今年は一般の人にも楽しんでほしいと講習会を企画した」と話していた。 -
陶芸教室生徒作品展
中川村大草の望岳荘ロビーで「陶芸教室生徒作品展」が31日まで開かれている。
焼き締め風の角皿や花びん、アケビのツルを使い、土と木のハーモニーが見る人を和ませる花びん、織部の緑をポイントにした皿、ユーモラスな鬼やネコの置物、あめ色をした植木鉢、シックな大皿、赤と白の2色の粘土を使い市松模様にした角皿など13人が製作した個性豊かな50点がずらり。
望岳荘内のふるさと体験館「とうげい」で今年6月から11月までの半年間に製作した
このほか、会場には講師の須田貢正さんの中川焼きの作品、コーヒーカップ、湯のみ、そばチョコ、ぐいのみなども展示即売している。中川焼きは地元の陶土を用い、果樹の木灰を釉薬にした渋い色彩のざっくりした温かみのある土肌が特徴。
同教室では現在、生徒を募集している。
開講は月2回、昼の部(第2、4土曜日)午後3時から、夜の部(第2、4月曜日)午後7時から、定員各8人。締めきりは31日。詳細はふるさと体験館(TEL88・3717) -
高品質ナンテン出荷へ
中川村の特産品、ナンテン(南天)の出荷を前に、7日夜、美里集会所で、中川花木研究会の査定会があった。ナンテン栽培農家11人が出席、JA上伊那花き担当の織田指導員から、出荷規格の変更、水揚げ処理について説明があった。
ナンテンは「難転」に通じ、枝物は正月の縁起物として生花に、実ナンテン(房)は仏花として人気がある。
中川村では15軒の農家が11日から月末までに5500本をJAを通じて、関東、関西に出荷する。ピークは実ナンテンが12日以降、枝ナンテンは20日以降になる。
査定会では従来のL、2L規格を長さの実数、120センチ、100センチ、80センチに変更。
水揚げは深水で12時間以上とし、箱詰では、緩衝材に新聞紙を入れ、落果など品質低下を防ぐとした。 -
ナンテン5500本を中川村から出荷
中川村の特産品、ナンテンの出荷を前にこのほど、美里集会所で中川花木研究会の査定会があった。ナンテン栽培農家11人が出席し、JA上伊那花き担当の織田指導員から、出荷規格の変更や水揚げ処理について説明を聞いた。
ナンテンは「難転」に通じ、枝物は正月の縁起物として生花に、実ナンテン(房)は仏花として人気がある。
中川村は15軒の農家が、11日から月末までに5500本をJAを通じて、関東、関西に出荷する。ピークは実ナンテンが12日以降、枝ナンテンは20日以降になる。
査定会では、従来のL、2L規格を長さの実数、120センチ、100センチ、80センチに変更。
水揚げは深水で12時間以上とし、箱詰は、緩衝材に新聞紙を入れ、落果など品質低下を防ぐとした。 -
中川村駅伝「走れ目艫鬆」が優勝
第13回中川村駅伝大会は4日、8チームが参加して6区間14・7キロでタスキをつないだ。中川中学校陸上部でつくる「走れ!目艫鬆」が54分47秒で優勝した。
今回事情により、天竜川河川敷のコースを初めて採用。前回までとは違って起伏のない平坦なコースだったが、各選手とも力走した。
優勝した中学生チームは1区の片桐和佳奈選手が、2位以下を大きくつき離して独走。
3区で猛追してきた「伊藤家とゆかいな仲間達」に逆転を許したが、5区中塚渓滋選手と最終6区の中嶋康晴選手がともに区間賞の走りで再逆転した。
3位、4位も中学校陸上部チームが入った。成績は次の通り。(中川ランナーズクラブはオープン参加で順位なし)。
(1)走れ目艫鬆(片桐、宮崎、小林、矮松、中塚、中嶋)(2)伊藤家とゆかいな仲間達ちゃんこ食べよう(伊藤、宮沢、玉垣、小池、中平、伊藤)(3)他力本願(清水、倉田、瀧澤、斉藤、石垣、桃澤)(4)ド根性ガエル(白澤、下平、米山、小塩、小島、千原)(5)Mr・K(小澤、湯澤、片桐、上村、上村、小澤)(6)牛カルBee(市瀬、宮下、倉田、小澤、森本、荒井)(7)マンホール(宮崎、喜多野、南沢、宮崎、桃沢、下平) -
トリムバレー開幕
##(見出し(1))
中川村トリムバレーリーグ戦ウインターカップ2005開幕
##(見出し(2))
中川村公民館などが主催するトリムバレーボールリーグ戦ウィンターカップ2005が1日夜、社会体育館で開幕した。
住民相互の親ぼくを目的に、在住、在勤の46チーム、約340人が参戦。1部、2部に分かれ、来年2月まで熱戦を繰り広げる。
1部リーグは毎週木曜日、2部リーグは毎週火曜日。
初日は1部リーグ23チームが1縲・試合を楽しんだ。
トリムバレーはトリムボールを使い、バドミントンのコートで、簡単なルールでバレーを楽しむスポーツ。
参加者はサーブはアンダーサーブのみ、ブロックなし、強いアタックもないとあって、真剣な中にも、和やかにラリーを続け、相互の交流を深めた。
##(写真)
トリムバレーボールリーグウインターカップが開幕 -
東小2年生が焼きイモ大会
中川村の中川東小学校2年生(浜田志のぶ教諭、24人)は1日、学校南の畑で焼きイモ大会をした。
5月にベニアズマ30本を植え付け、最近掘り上げたところ、特大から焼きイモサイズまで、1輪車2杯分もあり、大豊作。
新聞紙とアルミホイルで包んだイモの上に、豆がらや木を積み上げ点火。
この日は穏やかな小春日和とあって、児童らは畑で遊びながら、焼けるのを待った。
約1時間でほっくりと焼き上がり、児童らは三々五々、土手に陣取り、熱々をほおばり「クリームのように甘い」「頑張って作ったかいがあった」と話していた。
熱々をほおばる児童ら -
健康野菜アピオスを栽培
中川村葛北の農家直売「かたつめり」では、話題の健康野菜、アピオスを今年初めて栽培、12月から販売を開始した。
アピオスはマメ科の蔓性植物、別名ホドイモ。ネックレス状となる塊根を食用。栄養豊富でダイエットや元気回復に効果があるとか。
ゆでて食べると、ホクホクして甘く独特の風味がある。
販売担当の平沢政子さんは「繊維の固まりのような野菜。便秘には穏やかな効き目がある」と話していた。 -
中川西小で6年生の卒業記念写真撮影
##(見出し(1))
卒業記念写真の撮影(西小)
##(見出し(2))
中川村の中川西小学校で30日、早くも来春卒業する6年生の卒業記念写真の撮影を行った。
校舎やシンボルツリーのイチョウをバックに、6年生34人はひな壇に並んだ。
前列の男子は手を軽くにぎってひざに、女子は両手を重ねた。
カメラマンが「背筋を伸ばし、あごを引いて、大きな目を開けて」と呼び掛けると、児童らはちょっぴり緊張ぎみで、瞬きをこらえながら、レンズを見つめた。
同校は数年前から、風邪などが流行しない、年内に卒業記念写真を撮影している。
ちょっぴり緊張して卒業記念写真撮影 -
小渋ダム水源ビジョン策定
小渋川流域の中川村・松川町・大鹿村の関係機関や住民でつくる小渋ダム水源協議会(会長・曽我中川村長)は29日、第3回会議を中川村文化センターで開き、流域の活性化を目指す「小渋ダム水源地域ビジョン」を策定した。
「幸せの交流舞台こしぶだに」を表題に、基本理念に▽3町村の協働による地域活性化▽自然、文化なとの宝の保全と内外への発信▽心安らぐ生活の舞台-を掲げ、流域住民の
連携、地域間交流の促進、産業振興、自然と文化の活用、環境整備の5つを活動の柱とした。具体的活用内容として、小渋ネットの創設や小渋湖まつりの拡充、山村留学制度の創設、散策路の整備-などを提案した。
また、ビジョン実現に向けた活性策として▽桑原の滝めぐり遊歩道▽村所有施設の情報・物産館として整備▽学校施設跡地に自然体験館を整備▽ダム提体と提体下をつなぐ見学道線の整備-などが盛りこまれた。
ビジョンは冊子にまとめ、紹介用パンフレットと含め、3町村に配布する。 -
ジュニアのためのスポーツ・栄養・食事について
中川村文化センターで25日夜、講師に管理栄養士・健康運動指導士の金子香織さんを迎え、「ジュニアのためのスポーツと栄養、食事」と題した講演会があった。子どもの健康を考える有志団体「中川すこやか探検隊」主催。
約百人が聴講、金子さんは「食べた物は肉や骨、血液など体の材料になったり、エネルギーになる。アスリートは運動をしていない人の1・5倍から2倍をめどに食べるとよい」と述べ、食べ物を「穀類」「野菜・キノコ・海藻」「果物」「肉・卵・豆」「牛乳・乳製品」「油・砂糖・嗜好品」のグループ分けし、それぞれの働きを紹介した。
また、エネルギーとなる主食(穀類)、体をつくる主菜(肉・魚・卵・豆)、乳製品、体の調子を整える副菜(野菜・キノコ・イモ)、果物、汁物をそろえると、自然とバランスの良い食事になるとした。
ほかに、「運動の前後には補食を取るといい」「朝食を取らないと、脳が働かなくなる」「強いアスリートになるには、好き嫌いなく、いつでも、何でも食べられること」などと話した。 -
チャオ周辺活性化検討委員会、公園整備ややなの観光化
中川村のチャオ周辺の活性化について調査・研究する活性化検討委員会(知久洋一会長)の全体会が29日夜、中川村基幹集落センターであり、3部会がエリア別の検討結果を発表した。公園整備ややなの観光化、サイクリング道路など多様な意見、提案が出された。
このうち、「ゴルフセンター跡地利用」は樹林公園、芝生公園など公園として整備▽駐車場とトイレを整備する▽花や木を植える-など。
「チャオ本体」は▽道の駅化、または村の情報発信基地として整備▽集会施設を整備する▽全体をリニューアル。
「天竜川堤防沿い」は▽サイクリング道路の整備▽特徴ある桜を植栽する-など。
ほかに▽前沢川に自転車・歩行者用の橋をかける▽チャオとたじまファームを地下道でつなぐ▽やなの観光利用▽地鶏利用の中川丼の創出▽温泉の発掘-など大胆でユニークな発想もあった。
村は出された意見や提案をもとに、計画案を作成し、検討委員会に示し、再度論議する。
同会は一般公募や地元関係者、議会議員ら28人で組織、全体会と分散会で、釜淵から天の中川橋付近まで天竜川右岸、国道153号沿いなどチャオ周辺一帯を範囲に、エリアごとの活性化策を検討してきた。 -
総務大臣感謝状、中川選管の西村委員長
中川村選挙管理委員会の西村仁成委員長(63、中田島)は選挙関係功労者として総務大臣感謝状を受賞。28日、役場で曽我村長に喜びの報告をした。
西村さんは92年から現在まで13年余、選挙管理委員を、うち昨年9月からは委員長を務める。21日、県教育総合センター(塩尻市)で開いた第8回市町村明るい選挙推進協議会等会長連絡会議の席上、県選挙管理委員長から伝達された。
西村さんは「名誉ある賞をいただき感激している。これも地域のみなさんの協力、先輩方の功績のたまもの」と感謝し「間違いのないように、選挙を執行するために神経を使った」と話す。
曽我村長は「選挙は民主主義の1番の基本。今までの苦労が正しく評価された」と受賞を祝福した。 -
5人坊主大島農園、大島太郎さん
「1回買ってくれた人が『おいしかった』と、もう1度買いに来てくれる。そのうち定期購買者になってくれる。それが1番うれしい」
今年4月から耕作放棄した畑約2ヘクタールを借り、本格的に無農薬野菜を生産、販売に取り組む。
1974年中川村生まれ、信州大学農学部卒業後、京都で生ごみリサイクルを研究した。「大学在学中から農業に関心が高かった。リサイクルたい肥で土壌改良し、増収、味も良くなったという実績に触れ、農業は面白いと感じた。すぐにも就農したかったが、自分で野菜を栽培した経験もなく、技術的にも経営面でも、先駆的農家での勉強が必要」と、北海道の有機農業を営む農家で1年間研修「大型機械を使った合理的な生産方法を学んだ」。
続いて、愛媛県で柑橘類や野菜を栽培する農業法人に研修1年、職員として3年間勤務した。「80軒の農家で構成。ミカンの価格低迷が続く中、無農薬、有機栽培、販売ルートの開拓などで、少しでも高く販売しようと努力していた。農業法人の草分け的存在だったが、必ずしも順調でなく、気候や台風の襲来、カメ虫の発生と困難もあった」と振り返る。
「農業は天候に左右される、難しいからやりがいがある」と実感し、今年3月、「5人坊主、大島農園」として独立した。
愛称の「5人坊主」とは、片桐から春先に望む中央アルプスの雪形「5人坊主」をさし、人々に親しまれ、利用されるようにと願いを込めた。家族4人で始めた野菜栽培だが、友人2人が手伝いに駈け付け、6人で栽培する。
栽培品目は春はキャベツ、レタス、ハクサイ、ホウレンソウと葉物が中心。夏はトウモロコシ、エダマメ、ジャガイモ、トマト、ナス、秋はサツマイモ、サトイモ、キャベツ、ニンジン、レタスなど50品目以上の季節の野菜を栽培する。販売は単品やセットで、村内のたじまファーム、望岳荘売店のほか、東京、大阪、名古屋に直送する。消費者からの評判は「エダマメは味が濃く、すごくおいしい」「トウモロコシは鮮度が良く、甘い」と上々。「リピターが多く、率直に意見も言ってくれることがうれしい」。
料理が趣味でなんでも作る。野菜料理が得意で野菜いため、野菜煮こみなど「食べて見て、自分で作った野菜はおいしいと感ずる。肥料を最低限に押さえた野菜は、えぐみがなく、ホウレンソウでもニンジンでも土を払ってそのまま食べられる」と自信をのぞかせる。
「農薬や化学肥料を使わない栽培法は、病虫害や雑草にやられ、収量は落ち、経営的には未だ安定していない。しかし、それぞれの野菜が健康に育つ条件が整えば、農薬などは使わなくても、できるものだという手応えを感じてきた。技術的はまだまだ未熟。先人から、野菜から、土から学びながら、少しでも良い物を栽培したい」と話す。
大島農園(TEL88・2404)両親と叔父の4人暮らし(大口国江) -
親子でチャレンジ、そば打ち、卓球など楽しむ
中川村の中川東小学校PTAは26日、校内や武道館などで、親子でチャレンジ講座を開いた。教諭や地域の人々が講師になり、マカロニリースやそば打ち、卓球、ネイチャーゲームなど9講座を楽しんだ。
このうち、高齢者創作館では、講師に榑沢吉男さん(渡場)を招き、12組27人が参加し、そば打ち体験。そば粉8、小麦粉2の二八そばに挑戦した。
そば粉にぬるま湯を注ぎ、慎重に水回し。まとまったところで、練りに入った。榑沢さんは「力を入れて、10分、百回以上練るように」と指導。児童らは「1回、2回」と数えながら、しっかり練り、丸く形を整えた。
慣れた手つきで練り上げた戸田成俊君(10)は「家でピザを作る時、手伝っている」。伊東めぐみさん(9)は「練りは力が要り、難しい」と話していた。 -
第3子に出産祝い金
中川村は25日、役場で、出産祝い金を松島拓良・麻美夫妻(片桐)の第3子、太郎君と、北沢豊・ひとみ夫妻(片桐)の第3子、ひかるちゃんに交付した。
村は91年から少子化対策で、保健センターの4カ月健診に合わせ、第3子に出産祝い金として、8万円を贈っている。
保健福祉課の宮下健彦係長は「村も少子化が進んでいる。元気に丈夫に育てて下さい」と声を掛け、祝い金を手渡した。
今年7月に生まれた太郎君とひかるちゃんは、慣れない場所で緊張ぎみの様子だったが、時々、笑顔を見せていた。