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オレオレ詐欺未然に防ぎ感謝状
オレオレ詐欺を未然に防いだとして3日、伊那警察署から長野銀行箕輪支店に感謝状が贈られました。 3日は、長野銀行箕輪支店支店長の北原昭彦さんが伊那警察署の青木辰夫署長から感謝状を受け取りました。 先月8日に、箕輪町に住む80歳の女性から「定期預金を解約し600万円をおろしたい」と申し出がありました。 しかし、行員が高齢者の多額の現金の払い戻しを不審に思い、女性の自宅へ行き事情を聞いた所、詐欺だと分かり未然に防ぐことが出来ました。 伊那警察署管内の今年に入ってから7月末までの特殊詐欺による被害は8件で、被害額は4500万円にのぼるということです。 伊那署によると2日から3日にかけて「株をやって損をした」「取りに行くからお金を用意して欲しい」などの不審電話が市内で連続発生しているということで「不審な電話だと思ったらまずは警察に連絡して欲しい」と呼びかけています。
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小出太鼓 打DA鼓が3位入賞
第16回日本太鼓ジュニアコンクール長野県予選大会が1日箕輪町文化センターで開かれ、上伊那からは、伊那市西春近の小出太鼓打DA鼓が3位に入りました。 打DA鼓は、「打楽」という組太鼓でエントリーし、県内各地から参加した12団体中、3位に入り健闘しました。 優勝したのは、北安曇郡松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会です。 「化心」という曲で躍動感あふれる演奏を披露しました。 信濃国松川響岳太鼓子供会は、来年3月に福島県で開かれる全国大会に県代表として出場することが決まりました。 地元のみのわ太鼓保存会ジュニアチームは、「暴れ天龍黄金飛沫」という曲を15人で演奏しました。 残念ながら3位以内に入ることはできませんでした。 太鼓のジュニアコンクール長野県予選大会は、今回で16回目になります。 審査委員長は、「演奏は格段に上達した。楽しみながら、めりはりをつけたたくともっと良い」と講評しました。 会場は立ち見も出る盛況ぶりで、訪れた人は、迫力ある太鼓の音色に聞き入っていました。
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やさしいエアロビ教室
日頃の運動不足解消などを図ろうと箕輪町で「やさしいエアロビクス教室」が28日から、始まりました。 エアロビ教室は日頃の運動不足の解消と参加者の親睦を深めようと、箕輪町の生涯学習課が毎年開いているものです。 教室は9月末までに5回が予定され、28日はその第1回です。 町内の50代から70代までの13人が参加しました。 講師はスポーツ指導員の木下順子さんがつとめました。 参加者は軽快な音楽と、掛け声に合わせて、前に後ろにステップを踏みながら、腕を上げたりおろしたり、身体のストレッチを中心に汗を流していました。 「やさしいエアロビクス教室」の第2回は9月4日に予定されていて、誰でも参加ができます。
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町議会9月定例会 20議案を提出
箕輪町議会9月定例会が2日開会し、一般会計補正予算案など20議案が提出されました。 一般会計補正予算案は1億5千万円を追加するものです。 主な事業として、太陽光発電設置者に対する補助として1,400万円、住宅リフォーム補助として1,000万円などとなっています。 箕輪町議会9月定例会は、9日、10日に一般質問、17日に委員長報告、採決が行われます。
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箕輪町地震総合防災訓練
9月1日の防災の日に合わせ、各市町村では防災訓練が行われます。 このうち箕輪町では31日、地震総合防災訓練が町内15地区一斉に行われました。 訓練は、東海地震と大雨による土砂災害などの複合災害を想定して行われました。 午前8時20分。 地震発生の可能性が高くなっているとの警戒宣言が発令され、その5分後には避難勧告が出されました。 箕輪町大出の大出コミュニティセンターには、住民126人が自宅から避難してきました。 常会ごと避難者の人数を確認すると自主防災組織の本部に報告していました。 午前8時45分、地震発生を知らせるサイレンがなると住民らは地面にしゃがんで頭を守る姿勢をとっていました。 避難者の人数と負傷者を把握すると、町が今年度運用を始めたデジタル防災行政無線を使って、役場に設けられた対策本部に報告していました。 各地区ではこの後、消防団の指導のもと初期消化や救護訓練が行われました。 他に、今回モデル地区となった木下区は、障害者や支援を必要とする人の為の福祉避難室を箕輪進修高校の体育館に開設しました。 住民らは仮設トイレの組み立て方や目の不自由な人への支援方法を学びました。 平澤豊満町長は「セーフコミュニティ国際認証都市として災害に強い街づくりを進めていきたい」と話していました。
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伊那北高フェンシング部町長に入賞報告
8月4日から7日まで大分県で開かれた全国高校総体、フェンシング競技で入賞した箕輪中学校出身の伊那北高校生6人が30日、箕輪町役場を訪れ平澤豊満箕輪町長に入賞の報告をしました。 入賞したのは、女子個人エペ競技に出場した2年の上田果歩さんと、男子個人サーブル競技に出場した3年の大槻達哉君の2人で、男子団体フルーレの5人はベスト8でした。 上田さんは、全身を突きのみで攻撃する「エペ」で、長野県初の準優勝を果たしました。 大槻くんは、上半身を突いたり切ったりする「サーブル」で同じく準優勝を果たしました。 男子団体は、胴体を突きのみで攻撃する「フルーレ」で長野県初のベスト8に入りました。 生徒たちは、「箕輪中学校時代からの気心のしれた友達で、チームワークは最高でした。しかし目標は優勝だったので、少し悔しい」と話していました。 山本政典監督は「今年のチームはまとまりがあり、技術も高かったのでベスト8は残念」と話していました。
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箕輪町新たに7キロ柵設置
箕輪町は、ニホンジカなどの食害に対応するため三日町から福与までの7キロにわたり新たに防護柵を設置します。 これは、29日町文化センターで開かれた、野生鳥獣対策協議会で報告されました。 箕輪町ではこれまで、竜東地区の辰野町境から長岡までのべ7.8キロに渡り防護柵を設置してきました。 今年度は、その延長として、三日町から伊那市境の福与までの7キロを設置します。 事業費は3,990万円で、半分を町が、4割を国が、1割を地元が負担します。 また、猟友会の活動を支援するために、鳥獣被害対策実施隊を設置したい考えを示しました。 実施隊が設置されれば、隊員は、町の非常勤特別職として身分が保証されるほか、狩猟税の軽減、銃を所持する許可更新の講習免除などの優遇処置が受けられます。 町では、この実施隊の設置条例案について、9月定例町議会に提出する予定です。 箕輪町の平成24年度の鳥獣被害は、24ヘクタール、およそ1600万円で、昨年度初めて、減少に転じています。
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松島神社で蚕玉祭・二十二夜祭
養蚕にちなんで産業の発展を願う蚕玉祭と五穀豊穣などを願う二十二夜祭が28日箕輪町の松島神社で行われました。 蚕玉祭には15人ほどが参加し、境内にある蚕玉神社で神事が行われました。 蚕玉祭は養蚕の神様である蚕玉様に感謝するお祭りです。 養蚕は日本の産業の基となったことから、今では製造業の発展を願い祭りが行われています。 28日は五穀豊穣などを月に祈願するとご利益があるとされる二十二夜祭も行われました。 境内には茅の輪が設置され、訪れた人たちは8の字を書くようにくぐりぬけていました。 紙で作った人形に名前などを書き、息を吹きかけて奉納する厄除けの形代(かたしろ)祈願もあり、訪れた人たちは無病息災を祈っていました。
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信州ベンチャー企業優先発注事業に上伊那3社認定
県内の中小企業の育成のため県が行っている「信州ベンチャー企業優先発注事業」に上伊那3社の新商品が認定されました。 伊那市高遠町で有害鳥獣対策製品の開発・製造などを行う㈲会社ヒットビジネスのくくり罠「アニマルヒット2(ツー)」と「アニマルヒット3(スリー)」が認定されました。 はねあげる速さが早いこと、設置が簡単なことが特徴です。
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養蚕農家 繭出荷へ準備進む
現在上伊那地域には4軒の養蚕農家があります。その中の一人、箕輪町の大槻文利さんは、9月の繭の出荷に向け準備を進めています。 自宅横の作業場では、朝から大槻さんと妻のかつえさんが、作業をしていました。 28日は9月の出荷に向け、紙で縦横2センチ程に仕切られたマブシと呼ばれる箱に蚕を移し、8個まとまった束を、天井からつるされた針金にかけていました。これは、より多くの繭を作る場所を確保すると共に、風通しを良くすることで、繭を均一に乾燥させる事ができるという事です。 蚕は、上に上る性質があるという事で、中には針金を伝い、天井に繭を作る蚕もいました。 今回飼育している蚕は、26日、蚕の表面が透明となり糸を吐く状態に成長したためマブシに移しました。マブシに移された蚕は、2日間かけ糸を吐き、繭を作ります。 県によりますと、上伊那の養蚕農家の数はピーク時の昭和31年には1万3千軒ありましたが現在は4軒のみとなっています。 大槻さんは、この中で最も多く蚕を飼育していて年間に約500キロ余りの繭を出荷しています。 今回の繭は、9月4日に出荷する予定で、その後、9月8日から今年最後の蚕の飼育が始まるという事です。
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駒ヶ岳遭難事故から100年
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難事故から100年となりました。 箕輪町の箕輪中部小学校では27日、慰霊の日の行事が行われました。 27日の朝、全校児童が花を持って学校に登校しました。 箕輪中部小学校には、遭難の碑が建立されていて、児童たちは、花を手向け手を合わせていました。 この行事は、遭難事故を後世に伝えようと児童会が中心となり毎年事故があった8月27日に行われています。 駒ヶ岳登山の遭難は1913年大正2年の8月26日に今の箕輪中部小学校、当時の中箕輪尋常高等小学校で引率していた教師や児童37人のうち11人が犠牲となりました。 その後、上伊那教育会は遭難現場に、記念碑を建立しました。 27日は、全校児童700人が集まり命の大切さを考える会が開かれました。 会には、遭難犠牲者の遺族らでつくる偲岳会のメンバーも参加しました。 会では、委員会の代表児童が西駒遭難事故について話をしたり、2年生と4年生が命の大切さについて作文を発表していました。 また、5年生は命の歌を発表していました。 岡田誠校長は、「自分や仲間、生きているものを大切にすることが命を亡くした当時の人たちの思いに答えられると思う。これからも心を育てていきましょう」と呼びかけていました。
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講演会「父、新田次郎と私」
百周年記念事業の一環として遭難事故を題材にした山岳小説で映画にもなった「聖職の碑」の作者、新田次郎の次男、藤原正彦さんによる講演会が25日箕輪町文化センターで開かれました。 お茶の水女子大学名誉教授の藤原さんは作家としても活動しています。 講演会では「父、新田次郎と私」という演題で話をしました。 藤原さんは「父は学校卒業後、気象台に入り富士山頂で越冬しながら気象観測を行っていた。 その時の経験が後に山岳小説を書くうえで役にたったと思う。」と話していました。 また「太平洋戦争末期、満州に渡り気象観測を行っていた際、ソ連侵攻にもかかわらず逃げずに、軍事機密扱いだった観測情報を処分し捕虜になった。」として「気骨のある人だった。」と話していました。 会場にはおよそ500人が集まり藤原さんの話を熱心に聞き、「聖職の碑」を書いた新田次郎の人柄に触れていました。
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パネルシアター研修会
箕輪町図書館による幼児から小学生向けのパネルシアター研修会が22日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 研修会には箕輪町のボランティアや学校関係者などおよそ30人が参加しました。 淑徳短期大学講師の藤田佳子さんがつとめ、幼児から小学生向けのパネルシアターの仕組みと演技方法を中心に実演を交えて説明しました。 藤田さんは「遊びだけではなく授業に取り入れることが出来る、英語を交えると遊びながら自然と英語が学べる」と話していました。
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千葉市の児童が乗馬体験
千葉市の子どもたちが自然の中で過ごす、農山村留学が23日から始まり、子どもたちが箕輪町のパカパカ塾で乗馬体験をしました。 箕輪町を訪れたのは、千葉市内の3つの小学校の6年生と教職員、併せて53人です。 千葉市では、小学校の6年生を対象に夏休みを利用して、「人や自然と触れ合う体験事業」を行っていて、箕輪町が受け入れするのは今年で7回目になります。 23日は、あいにく雨が降ってしまいましたが、子どもたちが一番楽しみにしていた、乗馬体験を箕輪町のパカパカ塾でしました。 子どもたちは、箕輪町内15軒の民家に宿泊したり、箕輪南小学校の児童と交流するなどして、3泊4日を過ごします。
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どろんこフナ掴み大会
箕輪町公民館松島分館による、「どろんこ天国フナ掴み取り大会」が24日、箕輪町松島の田んぼで開かれました。 どろんこ天国は、自然体験活動として箕輪町公民館松島分館が10年前から毎年開いているもので、24日は松島区の園児や小学生、その保護者およそ70人が集まりました。 春先から育ててきたフナは4センチほどに成長していて、子ども達がどろだらけになって捕まえていました。 中には15センチ程のフナや鯉を掴む子どもがいて、大人たちから大きな歓声が上がっていました。 松島分館では、地区の子ども達の交流の場や親子が触れ合う機会として続けていきたいと話していました。
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「東みのわ保育園」に決定
箕輪町の長岡保育園とおごち保育園を統合し来年6月の開園を目指す新しい保育園の名称は、「東みのわ保育園」に決まりました。 23日、平澤豊満町長が議会に報告しました。 名称は、6月下旬から7月末まで募集を行い3歳から88歳までの60件の応募があったということです。 2日の選考委員会で東みのわ保育園に決定しました。 東みのわ保育園の本体工事は、7月下旬の入札で不落となりましたが、19日に改めて行った入札で箕輪町の日之出建工が3億1,780万円で落札しました。 23日の臨時町議会で工事請負契約締結に関する議案が全会一致で可決されました。 工期は、当初より2か月延長した来年5月20日で6月上旬の開園を目指します。
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箕輪町の高齢者宅を町長が訪問
今年88歳以上になる人を祝う箕輪町の長寿者訪問が、20日から始まり、平澤豊満町長が祝い品を贈りました。 大正12年生まれで今年90歳になる大出の唐澤義次さんは、今まで大きな怪我や病気も無く、長年農業に携わってきました。 毎朝7時に起きて朝食を食べ、新聞を読み終えたら散歩することが日課です。 長生きの秘訣は「バランスの良い食事をしっかり取り、適度に運動する事」と話します。 現在は、長男夫婦との3人暮らしで、月に1度遊びに来るひ孫の成長が楽しみだということです。 町内で今年88歳以上となるのは、573人ということです。 このうち、100歳以上は10人で、最高齢は107歳となっています。
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箕輪進修高校卓球部全国制覇
今月6日から開かれた全国高校定時制通信制体育大会の第46回卓球大会で優勝した、箕輪進修高校の報告会が21日、開かれました。 箕輪進修高校卓球部は、今年6月に開かれた長野県大会の卓球団体で優勝し、県代表として全国大会に出場しました。 箕輪進修高校は去年秋の新人戦までは、全日制の大会に出場していましたが、今年から定時制通信制の大会に出場することにしました。 全国大会には51校が参加して、箕輪進修高校は初出場で初優勝しました。 21日は卓球部員が全校生徒に優勝報告をしました。 選手らは秋に開かれる北信越大会に向け、気持ちを新たにし練習していました。
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箕輪町南小河内伝統「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日に行われました。 午後4時半、40人の担ぎ手がお舟を持ち上げ、地区内およそ2キロを練り歩きました。 おさんやりは、区内流れる用水路「大堰(おおせぎ)」が天竜川とは逆に流れることが疫病の原因と考えられたため、その厄を払おうと始まったとされています。 途中、4か所の辻で民謡「ヨイソレ」を披露しました。 日が沈み、暗くなると堂(どう)の前(まえ)と呼ばれる広場に立てられた木のまわりを3周し、お舟を壊しました。 お舟の破片は、厄除けになるといわれ、各戸の玄関に1年間飾られます。 訪れた住民は、破片を拾い集めていました。
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箕輪町成人式 297人節目祝う
箕輪町成人式が15日、文化センターで行われ297人が人生の節目を祝いました。 今年、箕輪町で成人を迎えたのは、男性158人、女性139人、合わせて297人です。式には、対象者の7割となる、205人が出席しました。 オープニングでは、みのわ太鼓による祝い太鼓が打ち鳴らされ、新成人の門出を祝いました。 平澤豊満町長は「成人として出発する今、社会の一員として義務を重視し、積極的な姿勢で悔いの無い人生を歩んでほしい」と式辞を述べました。 新成人を代表して浅井恵里佳さんは「家族や友人、地域の人達の支えがあり成人を迎える事ができた。この感謝の気持ちを忘れず、人の気持ちに応えられる大人となり社会に貢献していきたい」と話しました。 また、市川和馬さんは「大学進学により、地元を離れてみて、故郷の素晴らしさを改めて感じた。卒業後は箕輪町に戻り、社会を築く原動力となり、町を盛り上げていきたい」と決意を述べました。 式では、中学校時代の恩師が「成長した姿が見られてうれしい」、「充実した人生を歩んでほしい」などと、新成人に対し、祝いの言葉を贈りました。
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箕輪北小学校3年の増澤理久斗くんが将棋で全国3位
箕輪北小学校3年の増澤理久斗くんが、7月に岡山県で開かれた将棋の全国大会で3位入賞しました。 7日は、箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞の報告をしました。 増澤くんが出場した7月27日の第12回全国小学生倉敷王将戦低学年の部には、全国から64人の小学生が出場しました。 予選を3回勝ち抜き、準決勝で敗れましたが3位に入賞しました。 理久斗くんは、今回は落ち着いて一手一手よく考えながら駒を打つことが出来たと話していました。 平澤町長は「将棋も学校の授業も頑張ってください」と話しました。
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墨流しでブックカバーづくり
箕輪町図書館と箕輪町郷土博物館による、オリジナルブックカバーづくりの体験が9日、箕輪町図書館で行われました。 体験は、図書館を利用するきっかけにしてもらおうと毎年行われていて、9日は町内の親子10人ほどが参加しました。 ブックカバーづくりは墨流しの技法を使って行われました。 絵の具を水に垂らし、筆や棒で模様を描きます。その模様を障子紙に写すもので、同じ模様が二度と出ないところが特長です。 箕輪町図書館では、手作りのブックカバーを使うことで、本に親しんでもらいたいと話していました。
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お盆需要 シナノレッド出荷最盛期
お盆を前にりんごの極早生種シナノレッドの出荷が最盛期を迎えています。 箕輪町中原の果実選果場には、南箕輪村や飯島町など上伊那各地からりんごが集められ名古屋や大阪方面に出荷されていきます。 9日は、JA職員や生産者、パートなど10人が出荷作業に追われていました。 キズの有無を人が確認し、センサーで糖度や色の基準をクリアしたものだけが箱詰めされていきます。 シナノレッドは、数ある品種の中でも一番早い極早生種のりんごで、お盆の需要にあわせてこの時期が最盛期となります。 日本三大盆踊りの一つ、阿波踊りで有名な徳島県にも上伊那のりんごが出荷されているということです。 このところの暑さによる日焼けを防ぐため玉まわしをしないで収穫期を迎えているため色つきはまばらですが、味はほどよい酸味もあり上々ということです。 シナノレッドの出荷は、盆あけの18日に終了する予定です。
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夏休みの思い出 自然体験学習
夏休み中の子どもたちに自然に親しんでもらうイベントが4日、箕輪町南小河内の知久沢自然体験学習の里公園で行われました。 このイベントは、子どもたちの夏休みの思い出にしてもらおうと、南小河内区の有志でつくる知久沢自然体験の里グループが行ったものです。 南小河内、北小河内、長岡の3区の児童およそ80人が参加し水の中の生き物を捕まえて観察しました。 子どもたちは生き物を捕まえると互いに見せ合ったり、大人に名前を聞いたりしていました。 知久沢自然体験の里グループでは、「遊びを通して、地域に残る自然を大切にする心を育んでもらいたい。」と話していました。
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暑い立秋 ながた荘で鈴虫涼しげに
7日は二十四節気の一つ立秋。暦の上では秋となりました。箕輪町のながた荘には涼しさを感じさせる鈴虫の鳴き声がロビーに響いています 立秋のこの日、伊那地域の最高気温は33.4度となり8月に入り5日目の真夏日となりました。 箕輪町のながた荘周辺ではセミの声が響いていました。 しかし、ながた荘の中に入ると一転して秋を感じさせる鈴虫の鳴き声が聞こえてきます。 鈴虫は、東京の男性が7月初めにながた荘を訪れた際、置いていったものです。 この男性は20年ほど前に、ながた荘を訪れたとき従業員にスズムシの飼い方を教わり、それ以降自宅で卵から育てるようになったといいます。 東京では、長野より成虫になるのが早いことから一足先に秋の音色を楽しんでもらおうと毎年ながた荘を訪れスズムシを置いていくようになったということです。 鈴虫は、9月上旬まで楽しめるという事です
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箕輪町まちづくり基本条例の策定に向け委員会発足
箕輪町は、自治体運営の基本事項を定める自治基本条例「箕輪町まちづくり基本条例」の策定に向けた委員会を7日発足させました。 7日は、箕輪町役場で初めての会議が開かれ、関係団体から8人が出席しました。 委員長には箕輪町区長会の唐澤荘介さんが選ばれました。 自治基本条例は、住民自治に基づく街づくりや自治体運営の基本的事項を定めるもので、自治体運営における最上位の条例として位置づけられるものです。 箕輪町によりますと、県内では、飯田市や駒ヶ根市など8つの自治体で制定されているということです。 委員会では、条例の内容や素案について検討をし、平澤豊満箕輪町長に報告します。 平澤町長は、「自治基本条例の制定は念願だった。活発な議論のもと素晴らしい条例の策定をお願いしたい」とあいさつしました。 委員会では、今年度中の策定を目標に検討を進めていくとしています。
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「親子自然体験塾」で「まが玉」作り
夏休みを利用して親子で体験学習をする、箕輪町の「親子自然体験塾」が1日から始まり、参加者が古代の首飾り「まが玉」を作りました。 初日の1日は、箕輪町郷土博物館を会場に、古代の首飾り、まが玉作りが行われました。 子ども達は、柔らかくて削りやすい高麗石に鉛筆で形を描き、ブロックを使って削っていきました。 親子自然体験塾は、郷土博物館、図書館、公民館の3館連携事業として行われているもので、3日間連続で行うのは、今年が初めてです。 この日は、町内から約70人の親子が参加しました。 箕輪町では、長岡にある古墳から琥珀で作られたまが玉が、イヤリングや腕輪などの装飾品と共に発掘されています。 博物館では、地元で発掘された文化財にも興味を持ってもらおうと、今回の講座を企画しました。 親子自然体験塾は、3日まで開かれていて、あすは箕輪町図書館で紙粘土工作、3日(土)は、箕輪町公民館で料理教室などが計画されています。
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仮称・東箕輪保育園 開園2か月延期
箕輪町は来年度開園予定の仮称・東箕輪保育園について、本体工事の入札が不調となっていることから、開園予定2か月延期し来年6月とする方針です。 31日は箕輪町臨時議会が開かれ、東箕輪保育園の建設事業費およそ6億円を来年度への繰り越しとする議案が可決されました。 これは、25日に行われた本体工事の入札が不調に終わり、工期が年度をまたぐ可能性があるためです。 町では、設計計画と工期を見直して改めて入札を行い、8月中旬には業者を決定したい考えです。 東箕輪保育園は、8月に着工、来年4月に開園を目指していましたが、入札の不調を受け、開園を来年4月から6月に延期する方針です。 東箕輪保育園は、長岡保育園とおごち保育園を統合し建設されるもので、4月からの2か月間、園児はそれぞれの園舎に通います。 平澤豊満箕輪町長は「いいものを作るために工期を2か月伸ばすことはやむを得ない。住民の皆さんに理解をしてもらいたい」と話していました。
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ミノワオールスター全国大会へ
箕輪町のソフトボールチーム、ミノワオールスターは、8月に山形県で開かれる全日本一般男子ソフトボール大会に県代表として出場します。 29日は、監督の山浦秀一さんら4人が箕輪町役場を訪れ平澤豊満町長に大会出場のあいさつをしました。 ミノワオールスターは県内7チームが出場した県大会で優勝し全国への切符を手にしました。 全国大会は7年連続8回目の出場でこれまでの最高成績は3位。 しかし去年は初戦で敗退したため、今年はまず1回戦突破を目指します。 大会は8月9日から山形県で開かれることになっていて48チームが出場。 ミノワオールスターは埼玉県と宮崎県の勝者と対戦することになっています。
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みのわ祭り 28日本番前に準備
夏祭りのシーズンとなりました。 伊那ケーブルテレビエリア内では、トップを切ってみのわ祭りが、28日に行われます。 会場となる松島区の工業団地周辺では、関係者がイベントの準備に追われていました。 今回のみのわ祭りは、25回目の節目を迎えます。 祭りは午後1時にスタートし、踊りは午後3時45分から、打ち上げ花火・手筒花火は、午後8時~9時まで行われます。 伊那ケーブルテレビでは、祭りの模様を、踊りを中心に午後3時30分から1時間45分に渡って生中継します。