-
箕輪町ブランドセミナー「花・食文化」編
独自のブランドづくりと新しい体験型産業の可能性を検討している箕輪町はこのほど、ブランドセミナー「花・食文化」編を町文化センターで開いた。食文化コーディネーターで食養生代表の村上由紀さん=東京都=を講師に、町民30人がブランド作り、都市との交流について考えた。
06年から都市農村交流やブランド作りを検討してきた中で、住民から提案のあった資源「花」と「食」を今回のテーマにした。
村上さんは、「ブランド化の一番最初は、何に関わっていることが自分たちが楽しいか。自分たちがやっていることが楽しい、その楽しみのエネルギーが勝たないと無理。いくら設備や環境を整備しても、そこに根付いている人の気持ちが前に向かないと生かされない」とし、「外に振り回されず、内に内に入って考えることができた地域が生き残っている」と話した。
都市農村交流については、「農業体験をやらせるためにスケジュールで連れ回すことは長続きしない。自由にさせることが思い出になり、何か気持ちよかったというのが翌年につながる」と説明。「都会でストレスをためている人間のいやし役になる必要はない。この土地のやり方で、この土地で生きてもらいたい。逆にそこに気付いてほしい」と語った。 -
古布リサイクル学習会
箕輪町消費者の会(若林博会長)は25日、古布リサイクル学習会を町福祉センターで開き、はし入れやスカーフ作りを楽しんだ。
リサイクル運動に取り組む同会は年1回、リサイクルの学習会を開催。今年は、会として「“マイばし”を持ちましょう」と取り組んでいることから、会員の1人を講師に、はし入れやリバーシブルのスカーフなどを作ることにした。会員10人と一般22人が参加。伊那市の消費者の会からも訪れた。
はし入れは、三角形の布2枚を縫い合わせ、直角になった角にビーズを通したひもを縫いつけ、残りの角の一つを折り返してはしが入るポケットのように縫う。
参加者は、各自好きな柄の布を使い、手縫いで仕上げた。一般参加の町内の女性は、「これをきっかけに“マイばし”を持ってみようかなと思う」と、丁寧に縫っていた。
会では、「身近にあるものをリサイクルして作ることが魅力。多くの皆さんに関心を持ってほしい」と話していた。 -
箕輪町が浜松市庄内地区の幼稚園、小・中学校にリンゴの贈り物
箕輪町は、「友好交流推進協定」を結んでいる静岡県浜松市庄内地区の幼稚園と小・中学校に町のリンゴを贈った。幼稚園へは今年が初めて。24日に庄内地区であった庄内公民館まつりの会場でリンゴを贈呈した。
毎年、庄内地区から町内の小・中学校の卒業生と保育園の卒園児に花束が贈られる。町はリンゴを届けているが、これまでは小・中学校だけだったため、今年は地区内の市立幼稚園にも届けた。
幼稚園3園、小学校3校、中学校1校で、リンゴは1人2個ずつ計2400個。祭り会場では5キロ入りの箱とアルストロメリアの花束を園児、児童、生徒に平沢豊満町長らが手渡した。残りのリンゴは25日に直接学校に届けた。
贈呈式で代表の中学生から「毎年楽しみにしている。おいしいリンゴを家族と箕輪町のことを話しながらいただく」とお礼あいさつがあった。町は来年度以降もリンゴの贈呈を続けたいとしている。 -
箕輪町内でコントラクター設立準備へ
箕輪町酪農振興協議会(根橋英夫会長)がこのほど開いた役員会と青年部の合同会議で、畜産飼料生産組織のコントラクター設立に向け準備を進めることで意見がまとまった。3月の総会に設立準備について提案する。
酪振は昨年5月の臨時総会後にコントラクター設立に向けた研究委員会を発足。12月にコントラクターに関する意向調査をした。町内の酪農家36戸と肉用牛肥育農家2戸の38戸が対象で32戸から回答を得た。
合同会議では、アンケート結果を基に協議し、設立に向け役員と青年部にコントラクターへの移行希望者を含めて準備を進めること、生産する飼料はトウモロコシと飼料用イネの2種類で検討することを決めた。
アンケートによると飼料生産状況は、トウモロコシが栽培農家16戸、平均栽培面積3・2ヘクタール、牧草は29戸、6・4ヘクタール、わら集め25戸、1・7ヘクタール。
トウモロコシと牧草では、牧草のほうが栽培戸数、栽培面積ともにほぼ倍近く、トウモロコシは今後やめるか減らす農家が多いのに対し、牧草は現状維持が多い。トウモロコシに比べ牧草のほうが自己完結型で機械装備も整っている。コントラクターに期待する作業は収穫や調製が中心。
コントラクターが設立された場合の動向は、組織参加せず自分で作る40%、組織参加しないがコントラクターからも購入6%、組織参加し共同作業に出られる18%、組織参加するが作業に出られない6%、当面は不参加だが機械が壊れたら21%、条件によって参加9%だった。 -
箕輪町スポーツ功労表彰
町柔道部長の故白鳥元博さん(66)を表彰箕輪町は25日、町スポーツ功労表彰で、同日亡くなった町柔道部長の白鳥元博さん(66)=木下=を表彰した。長年にわたり柔道の指導を通じて町の青少年健全育成と町のスポーツ文化振興に尽くした功績を称えた。
白鳥さんは、72年の町公民館柔道部発足と同時に柔道部の指導にあたり、36年間、指導者、副部長、部長を歴任し青少年の健全育成に尽くした。この間、講道館4段に昇段し柔道部と南信柔道連盟とのパイプ役として部員の昇級、昇段に貢献した。
小・中学生では南信柔道大会、県大会での優勝、北信越大会での入賞、高校生では県大会での優勝、インターハイ出場選手を何人も輩出し町公民館柔道部の名を県内外に知らしめた。
町は、柔道大会会場で白鳥さんが指導する部員の前での表彰状授与を計画していたが、急遽表彰を早めた。 -
箕輪町なわとび大会
箕輪町教育委員会主催の第6回箕輪町なわとび大会は23日、町民体育館であった。幼児から一般まで378人が団体や個人、ペア種目に臨んだ。
団体競技は、長なわ1分間とび、長なわ5人、あるいは10人並びとび。小学校単位で学年ごとに作ったチームで参加した。皆気合を入れて大きな声で数をかぞえ、制限時間内になんとか最高記録を出そうと皆の息を合わせて跳んでいた。
個人種目では幼児も前回しの時間とびに挑戦し、1分間近く跳び続ける子どももいた。
各種目の1位は次の通り(敬称略)。
【団体】
◇長なわ1分間とび▽1年=スーパーチャンピオン(中部小)73人▽2年=スピジャン(中部小)104人▽3年=レインボー(西小)112人▽4年=西小4年106人▽5年=5-1A(中部小)121人▽6年=以心伝心(西小)95人
◇長なわ5人並びとび▽1年=レッドみらい(西小)28回▽2年=はまっこポテロニ(中部小)60回▽3年=ゴーストファイターズ(西小)35回▽4年=西小4年A46回▽5年=西小5年女子76回▽6年=K・Y(西小)45回
◇長なわ10人並びとび▽1年=西小1年みらい14回▽2年=はまっこダイヤモンド(中部小)8回▽3年=レインボー(西小)10回▽4年=西小4年31回▽5年=西小5年A39回
【個人】
◇時間とび▽幼児=桑沢菜生58秒▽1年=山口大貴(中部小)10分21秒▽2年=山田俊介(西小)15分27秒▽3年=白鳥照人(南小)5分33秒▽4年=垣内夕(西小)5分27秒▽5年=荻原奈央(南小)8分16秒▽6年=唐沢彩佳(西小)4分37秒▽大人=ゴルバニー美香15分20秒
◇二重跳び▽2年=梅崎ありさ(南小)19回▽3年=城倉明日香(西小)43回▽4年=唐沢大希(西小)93回▽5年=小甲亜季(南小)89回▽6年=高林知美(箕輪北ミニバス)29回▽大人=大森弘幸52回
◇あやとび▽1年=小池彩夏(箕輪北ミニバス)24回▽2年=中林瑛里(北小)130回▽3年=桑沢啓太(中部小)150回▽4年=下平健太、吉村峻(西小)60回▽5回=守屋優太(南小)113回▽6回=高林知美(箕輪北ミニバス)88回▽大人=市川廣幸122回
【ペア】
◇親子2人とび▽幼児=水野絢音・日和104回▽1年=鈴木勇人・順子177回▽2年=根橋梨加奈・弘治237回▽3年=鈴木美空・明彦147回▽4年=吉村峻・孝行66回▽6年=桜井茜・志保134回 -
第7回洋らんの花を咲かせる会展示会
洋ランの愛好家でつくる「洋らんの花を咲かせる会」の第7回展示会が23日、箕輪町富田のフラワーハウス「ガーデン和らぎ」で始まった。会員が愛情を注いで育てた見事な洋ラン約280点が並び、多くの来場者を楽しませている。
箕輪町を中心に上伊那地域の70人が、富田の向山高司さんの指導で洋ランを育てている。今年は寒さのため展示会時期を例年より1週間遅らせた。親ぼく会長の平松生男さんによると、「開花時期を合わせるのが難しかった」というが、会員約30人が、シンビジューム、カトレア、リカステ、キンギアナムなど極小さな花から大輪のものまで色鮮やかな花を咲かせた鉢を出品している。
40株全て種類の異なるクリスマスローズ(ヘレボルス)、サボテン、陶芸の展示もある。今年は、今後の栽培の参考にするため、来場者に展示花の人気投票もお願いしている。
24日は午前9時縲恁゚後4時。 -
箕輪町で中学生模擬議会27日
箕輪町で27日、箕輪中学校生徒会役員の2年生による中学生模擬議会がある。議場で議員役の生徒10人が登壇し、町に対して一般質問する。
子ども議会は、88年11月の「婦人と子どもによる模擬議会」以来。町議会の議会活動活性化委員会の中で子ども議会の話があり、議会から中学校に申し入れた。
中学校では2年生の新役員による生徒会活動が2月から始まっている。学校側は、町議会を体験することで、今後の生徒会運営、生徒総会の質疑応答などの手順などを学ぶ機会になると考え、模擬議会開催を受け入れたという。
今回、40人を超える役員のうち22人が議員役で議場の議員席に座り、10人が質問する。議長役は、生徒会議長の細見涼斗君が務める。残りの生徒会役員は傍聴席から様子を見て学ぶ。
町側は理事者と課長が質問に答える。町議は傍聴する。
時間は午後3時半から5時15分まで。伊那ケーブルテレビジョンの町専用チャンネルでも生放送する。
一般質問の要旨は次の通り(敬称略、質問順)。
▽北原美咲=(1)道路関係について
▽浦野優花=(1)箕輪祭りポスターについて(2)交差点について
▽中野響子=(1)道路関係について(2)環境について
▽北原亜美=(1)道路について(2)地球温暖化について
▽藤田慧=(1)交通機関について(2)美化について
▽山口夕貴=(1)街灯について(2)バイクでの騒音、安全問題について
▽釜屋秀雄=(1)自転車道路整備について
▽高橋正幸=(1)町内の学習施設について
▽沢柳直樹=(1)食の安全について(2)青色防犯灯の設置について
▽那須野勇真=(1)清掃について(2)福祉について -
箕輪町
小原流いけ花教室箕輪町松島コミュニティセンターの一室。春が訪れたかのような甘い香りが漂う中で、桃、アイリス、菜の花を生ける。
25年以上続く「小原流いけ花教室」。毎月第1・3木曜日の午前中、町内の13人が集まり、小原流長野伊那支部参与の春日セツ子さんに学んでいる。
公民館活動を盛んにしようとサークルの立ち上げに熱心だった当時の町公民館長の協力で、教室が生まれた。発足時から続けている会員は2、3人になってしまったが、友達で誘い合って仲間を増やし常に10人から15人が、年数回の親ぼく会も楽しみに活動。町の文化祭にも出品している。
「花の一生は人間の一生と同じ。芽が出て、伸びて花が咲く。花によっては枯れた姿もまたいい。芽の出から枯れるまでの過程が人生に似ている気がする。それを実感できるのが生け花」と春日さん。「その時々の花を見つめ、息吹を感じる。生の花を生けることは大事」という。
心がけるのは、色彩を美しく、季節感を大切にすること。毎回、春日さんが用意する花材で、たてる形、傾ける形を中心に、一人ひとりが心静かに花と向き合う。異なる花器を使い、仕上がりはそれぞれの個性が表れる。
「何年教わっても上達しなくて困る」「いつも難しいきり。生け花は奥が深いから…」
春日さんの指導を仰ぎ、わずかな花の角度や位置などを直すことでよりよい仕上がりになると、完成した形をしっかりと覚え、各自が家に帰ってもう一度生け直す。そして玄関や部屋に飾るのだという。
見本花として花屋が提供してくれる花材は、春日さんが生け、会場の松島コミュニティセンターに飾って利用者の目を楽しませている。
静かな時間が流れる教室も、けいこが終わると明るい話し声に包まれる。「とにかくきれい」「花を生けると気持ちがいい」。家に飾った花は家族の評判もいいという。
「毎回、楽しみにして来る。まとまりがあっていい」「皆さんとお会いできるのが一番いい」。仲間との交流を大切にしながら、花を見つめ、人生を見つめている。(村上裕子) -
箕輪町消防委員会
07年度事業報告など確認箕輪町消防委員会(荻原利一会長)は20日、箕輪消防署で開き、07年度消防関係事業や07年の火災・救急出動状況の報告を受けた。長年の課題となっている可搬ポンプのあり方については、今後3年間を目途に検討する-とする町の方針を確認した。
07年度の消防施設整備事業実施状況は、耐震性貯水槽40トンの4基新設2063万2千円(うち国庫補助964万円)、町消防団第6分団1班(長岡)の小型動力ポンプ付積載車1台488万円、第1分団3班(八乙女)の詰所新築893万5千円、第3分団2班(中原)の器具置き場移動と改修工事91万5千円。消火栓や消防ポンプ用器具の整備など消防施設整備補助事業は449万円、消火栓の新設や移転取替など整備事業561万2千円。
消防団事業関係は、分団交付金1231万8600円、郡ポンプ操法大会出場交付金60万円、出動報奨金108万5600円など。
07年の火災概要は、発生件数9件で06年より5件減少した。種別は建物6件、車両1件、その他2件。原因は火遊び2件、たき火、取灰の不始末、枯れ草焼き、放火・疑い、その他が各1件、不明調査中2件。損害見積額は1144万7千円。
救急出動状況は、出動件数823件で06年より42件減少。搬送人員は783人。急病が490人で全体の約60%、交通事故99人、一般負傷118人、転院搬送66人。 -
箕輪町が建設中の地域交流センター
「地域交流センターみのわ」に名称決定箕輪町が町文化センター南側に建設を進めている箕輪消防署と一体となった地域交流センターの名称が、「地域交流センターみのわ」に決まった。公募により沢上の野沢俊博さん応募の名称を採用した。
都市再生整備まちづくり交付金事業で、町民の地域交流、コミュニティ、防災機能の強化を目的とした施設。地域交流センターでは、普通救命講習や防災・災害に関する事業を行うほか、子どもからお年寄りまで集い交流できる施設を目指している。
名称は07年11月末から08年1月15日まで募集。応募総数は15点。1月24日の建設検討委員会で審査し、決定した。応募のあった名称は、ほかの施設と類似した名称が多くあり、慎重に審査した結果、野沢さんの応募名称が「そのものずばり最もわかりやすくてよい」との理由で採用したという。野沢さんには記念品と表彰状を贈る。 -
箕輪町デイサービスセンターゆとり荘改修工事終了
箕輪町が07年度地域介護・福祉空間等整備事業で進めてきた三日町のデイサービスセンターゆとり荘の改修工事が終了した。3月に町社会福祉協議会事務局がゆとり荘内に移り、一般町民も利用できる介護予防拠点施設になる。
高齢者の健康増進と生活の質を確保し介護予防に関する事業をするほか、町社協が行っている地域福祉ネットワーク事業の拠点として地域の支え合いを推進し、地域に密着したサービスを展開する施設にするため改修した。
改修面積は721・58平方メートル。増築面積は集団指導室の一部で19・56平方メートル。外構工事は1850・29平方メートルで、ゆとり荘敷地や天竜川河川占有地などの整地と破石。
従来の事務室を町社協の事務室として利用するため拡張し、食堂を地域交流センターに、短期宿泊室を機能訓練室にした。ロッカールームを増築して集団指導室にし、特殊浴室とトイレは移設。男子トイレ設置のため職員玄関を改修し、手洗い室や洗濯室も整備。浴室水回りの修繕、デイルームへのエアコン2基の設置もした。消火栓ポンプと給水ポンプも入れ替えた。
請負業者は設計監理業務委託が堀口設計事務所、本体建築は浅川建設工業、機械設備はマツシマ、電気設備は高木電工。総事業費は6008万8千円(うち補助3千万円)。
現在、町福祉センター内にある社協事務局は3月1日にゆとり荘内に移動。3日に開所式をする。 -
南信地区建設事務所
係長らが箕輪町で合同研修南信地区建設事務所の担当係長および主査級職員の研修会は20日、箕輪町を会場に開いた。町内西部地域での日本風景街道「信州みのわ花街道」の取り組みや、花ももの小径創出事業などを現場研修し、町文化センターで舗装やコンクリートの新技術を学んだ。
係長と主査級職員の情報共有をねらう南信ブロックでの研修は初めて。身近な道路整備、維持管理の時代の中で住民との協働も含めた取り組み、最新の土木技術や工法などを学び今後に生かす。諏訪、伊那、飯田、下伊那南部の4建設事務所が参加。現場研修では22人が学んだ。
日本風景街道の取り組みは、活動の一環で整備した県道与地辰野線沿いの展望台で、信州みのわ花街道推進協議会長の唐沢荘介さんが活動内容を紹介。6キロ区間を花街道とし1300本の花桃を植え会員が管理していることや、県の支援金を受け展望台整備をしたことなどを説明し、「ズクとアイデアと地域振興のため汗を流している」と話した。
与地辰野線下古田地籍での県単独事業の排水型側溝ふたの施工、町の西部地域住民有志の「西部花街道をつくる会」と箕輪町との協力による県事業で、上古田から富田までの与地辰野線西側に花桃の管理路と箕輪西小学校児童の通学路として利用できる「花ももの小径」創出事業の現場も視察研修した。 -
箕輪町八乙女地区に子育て学級発足へ
箕輪町八乙女地区に4月、子育て学級が発足する。現在、町内15地区のうち13地区に12組の子育て学級があり、八乙女の発足で活動は14地区に広がる。
八乙女地区の3組の親子が、他地区の子育て学級に参加していたことで知り合い、地元地区で学級を立ち上げようと、地区内で小さい子どもがいそうな家を探し歩いて仲間を集めた。このほど、地区内の北西部多目的センターで立ち上げ準備会を開き、5組の親子が集まった。
町子どもセンターの職員が、他地区の子育て学級の活動や、学級で利用できる出前講座、講師バンクなどを紹介した。
母親らは、4月から毎月第2・4土曜日の午前10時から11時半まで、北西部多目的センターで活動することを決め、正副会長、会計も選出した。学級は8組で始める予定で、3月22日にプレ学級を開き、学級の名称や今後の活動内容などを決める。
今後、子どもたちは保育園、小・中学校と一緒になるため、「早いうちに知り合ったほうがいい」と、夫の参加も歓迎することとした。
準備会には八乙女分館の分館長も出席し、「分館の運営費の中から子育て学級の活動を補助していく。地区行事で出来ることがあれば一緒にやりたい」と話した。 -
みのわ祭り検討委員会
08みのわ祭りの提言まとまる箕輪町の「みのわ祭り」について協議してきたみのわ祭り検討委員会(唐沢修一委員長)は18日夜、第5回会議を町役場で開き、08年みのわ祭りについての提言をまとめた。28日の07みのわ祭り正副会長会に提言書を提出する。
検討委員会は、各種団体の代表や中学生を含む公募委員ら32人で構成し、昨年11月から協議してきた。
提言は6項目。各項目を現状、提言、提言理由、期待される効果、想定される将来像で構成している。
今回提言がまとまったことで、委員会は終了した。
提言は次の通り。
▽会場=当面の間、国道153号線バイパス(十沢交差点縲恂・輪町交番入口交差点)▽日程=例年通り7月最終週の土曜日。08年は7月26日▽運営方法(主体)=実行委員会を行政、民間の半々で構成し会長は民間とする。現在会長の町長は顧問として祭りに参加し、運営は会長がする▽区の協力=祭り参加は区の自主性にゆだね町から参加を主導(強制)しない。メーン会場は子どもが楽しめる広場や露店商を設置し、区のテント設置の場合は別の場所に集約して設置▽イベント=各イベントに参加したい人を集めスケジュールを決定。メーン会場以外にも会場を作り複数イベントを複数会場で並行して行う。外部からのイベント招致は基本的に行わないが、交流の一環として町と協力・協定関係にある市区町村や団体の参加申し出は協議により対応▽納涼花火大会の協賛金のあり方=08みのわ祭り実行委員会で検討▽その他=参加者のための休憩テント設置、祭りに協力を依頼する企業や近隣住民への事前相談の徹底 -
はた織り体験会
箕輪町郷土博物館は17日、「はた織り体験会」を開いた。複製のはた織り機で布を織り、ひな人形を作った。
はた織りを通じて郷土の身近な伝統技術に親しむ機会にしようと計画。参加者は中学生から一般までの14人で、男性も訪れた。
昨年も開いた体験会だが、今年は織りを重点にし、内裏びな用に2枚の布を織った。
縦糸は木綿糸で準備してあり、横糸に好きな色の毛糸を使う。布の大きさは縦12センチ、横10センチで、途中に短く切った毛糸を入れて模様にする。
参加者は、博物館の職員に教わりながら、パタン、パタンと心地よい音を立てて織り上げ、出来上がった布を着物にして内裏びなを作っていた。
はた織り初体験という女性は、「3月になるのでおひな様を作ってみようかなと思って参加した。はた織りはちょっとドキドキだけど、順々に出来てくるのが楽しい。手順を覚えれば簡単」と話して楽しんでいた。 -
箕輪町社会福祉大会
箕輪町ボランティアセンター運営委員会と町社会福祉協議会は17日、第18回箕輪町社会福祉大会を町文化センターで開いた。約400人が集い、「一歩足を踏み出して!縲怩セれもが暮らしやすい豊かな町づくり縲怐vをテーマに、町内小・中学生の福祉活動の実践報告や分散会、手話劇を通して、町づくりのために何かに取り組むきっかけや豊かな町づくりを考えた。
箕輪中学校、箕輪北小学校、箕輪西小学校が実践報告をした。箕輪中はヒューマンタイムという総合的な学習での施設訪問や福祉体験について発表。施設訪問でお年寄りと触れ合い、人の温かさを感じ、それを伝えていくことで「世界は優しさであふれるはず」という思いを伝えた。
北小児童とミニデイサービス「いきいき塾」のお年寄りとの交流では、「『長生きしてください』と言ったら、『頑張って長生きするね』と言ってくれてすごくうれしかった。また、おばあさんたちに会ったら、名前を聞いてお友達になりたい」と感想を発表した。
ボランティア登録して10年以上、社会福祉事業に貢献してきた団体の表彰では、「虹の会」(原ちず子代表)と「箕輪町ボカシ研究会」(上田明勇代表)に表彰状を贈った。共同募金協力団体13団体も表彰した。 -
輪南小学校で薬物乱用防止学習会
箕
箕輪町の箕輪南小学校は13日、北原こどもクリニックの北原文徳院長を講師として招き、5、6年生を対象にした「薬物乱用防止学習会」を同校で開いた。
北原院長は黒板を使い、薬物の危険性などを説明。「ドラッグとは何か」「タバコとアルコールが、ほかのドラッグと違っているところはどこか」など、児童たちにさまざまな質問をしながら、その依存性や体におよぼす害などを教えた。
また薬物を勧められたときの対処法として「話題を変え、相手に自分がドラッグに関心がないことを伝える」「お母さんにしかられるから、など下を向き悲しそうな顔で、何度も同じ言葉を繰り返す」「だって(下を向く)、でも(しゃがむ)、どうして(後ろを向く)、を順番を変えながら繰り返す」などを提示した。「それでもしつこく誘ってくる場合は、道の広い方、明るい方へ逃げること」と北原院長。
児童たちは真剣な顔で北原院長の話を聞いていた。 -
箕輪中部小学生が消防署見学
箕輪町の箕輪中部小学校の3年生(135人)が12日、社会見学で箕輪消防署を訪れた。クラスごと交代で消防車両や救急車、署内を見学。児童たちは目を輝かせ、署員の説明を聞いていた。
消防署員がタンク車やポンプ車のシャッターを開き、中から車両に装備されたホースが現れると児童たちは「すごい」と歓声をあげた。「ホースを持って見たい人」と署員が聞くと児童たちは一斉に手をあげた。
救急車両の中に入った児童たちは、「これは何ですか」と署員に質問。興味津々と車内を見まわしていた。 -
子育て学級代表者会
07年度のまとめ箕輪町の各地区で活動する子育て学級の代表者会が15日、町文化センターであった。07年度まとめの会合で、活動内容や課題などをを報告し合った。
町内15地区のうち本年度は13地区に12組の子育て学級があり、1組が休会している。残り2地区のうち1地区は新年度発足に向け準備中で、もう1地区は地域内で検討している。
活動の主なものは、イチゴ狩りやブドウ狩り、公民館での室内遊び、リトミック、運動あそび、救急講習、講演会、地区の文化祭での作品展示など。
「年度途中から人が集まらなくなり、他地区と合同で活動し助かった」「夕食に何を作るかという話から初めてレシピ集を作った」「区の文化祭に初参加し、屋号と名前を紹介してステージで踊った」などの報告のほか、「人が減少し存続の危機だが、名前は残していく」という学級もあった。
会員集めの方法として、地区内放送や回覧の利用なども紹介した。
町子どもセンターでは、「人数の少ないところは合同開催も計画し、町中で子育てできれば」と話し、地域の分館との関わりを深めるため情報発信していくことや、活動で町の出前講座の利用なども提案した。 -
箕輪町08年度予算案
「前向き積極型」予算
一般会計83億4900万円、0・3%の増額箕輪町は14日、08年度当初予算案を発表した。一般会計は83億4900万円で、前年度当初比0・3%、2100万円の増額になった。7つの重点施策のうち、一味違う箕輪の子ども育成事業と安心して子育てできる環境整備、健康づくりの推進、グリーンツーリズムを活用した農業・観光の振興に特に重きを置いた予算編成で、平沢豊満町長は、「前向き積極型の予算。ハード事業は少なくなってきているので、子育てや健康づくりなどソフト面に力を入れた」と説明している。
子育てに関連した新規事業では、「読育」の導入で図書購入費の増額や、保育園をこども園的な内容に転換するためのカリキュラム策定、子育て支援センターの開設などがある。保育園事業の充実を図るため、臨時職員である一般保育士の待遇改善で賃金の3302万円増額も盛り込んだ。保育士の正規職員と臨時職員は約70人ずつ。待遇改善について町長は、「十分とは言えないと思うが気持ちは汲んでほしい」と話した。
一般会計は、長期債を繰り上げ償還し同額を低利の資金に借り替える予算額2億2300万円と、全額県補助金を財源とし町を通してJAに補助するリンゴ選果機購入費補助金1億125万円が含まれるため、実質の予算規模は約80億2500万円になる。
歳入は、町税が36億8589万5千円で前年度当初比8950万8千円の増額。増額の主なものは固定資産税の増収見込み8632万3千円。地方交付税は13億3千万円で6千万円の減額。国庫支出金は4億9974万2千円で1億3581万7千円の増額、県支出金は3億8751万7千円で1億1033万6千円の増額。国県支出金の主なものは地域介護・福祉空間等整備交付金1億6500万円、園芸特産事業補助金1億125万円など。町債は6億2470万円。
歳出は、義務的経費の人件費は18億3799万1千円で4254万円の減額。扶助費は5億4557万2千円で児童手当費の増額などにより4724万6千円の増額。公債費は11億7672万円で1億8031万4千円の増額だが、繰上償還金2億2376万9千円を計上してあり、長期債償還金(通常分)は4354万4千円の減額。投資的経費は普通建設事業費が7億9753万2千円で、1億8044万9千円の減額。補助費等では、後期高齢者医療事業費1億9567万3千円を計上。
歳出の主なものは、保育士の臨時職員の待遇改善のため賃金を3302万円増額、保育園での読育用図書購入費60万円。みのわ健康アカデミーなどの運動・健康のデータベースを作り総合的な管理を可能にする新規のウエルネス事業1493万円。グリーンツーリズム関係経費として拠点施設整備等にかかる委託料500万円、集落農道整備工事費等に520万円、土木費で十沢橋より東の交差点への信号機設置に伴う用地取得と整備で6394万5千円増額。商工費でかやの山荘補修工事費217万8千円など。
特別会計を含む総額は144億5113万3千円で前年度当初比11・3%(18億4448万1千円)の減額。08年度末の起債残高は84億1千万円の見込み。 -
郷土のひな人形展示
箕輪町郷土博物館で、土びなや押しびななど郷土のひな人形を展示している。
人形はすべて博物館の寄贈資料で、御殿びなは昭和20年代後半の作、土びなは昭和5年の作。押しびなは大正時代のもので、内裏びなのほかに「桃太郎」などの昔話や「高砂」、「義経と弁慶」などがある。
桃の節句ころまで展示する予定で、博物館では、「展示したひな人形は豪華ではないが素朴さがある。この地域では昔は子どもが家々を回ってひな人形を見て歩いたと聞く。そのように気軽に見に来てほしい」と話している。 -
【記者室】もうすぐ1年生
小学校で、今春入学する園児たちの1日入学があった。1年生のお兄さん、お姉さんに迎えられ、教室で一緒に工作をしたり、体育館で遊んだり。「早く1年生になりたい」とワクワクしているのが伝わってきた▼小学校に興味津々の来入児。5時間目というものを知り、「5時間目があると長いの?」と質問した。すると1年生は「長いよ。だって学校に5時間もいるんだよ」。その答えに「ふーん」と驚いたようにうなずいた。なんともかわいいやりとりだった▼来入児は入学式の日を指折り数えて楽しみにしているのだろう。桜咲く春までは、まだもう少しある。園で、お友達との思い出をたくさん作り、その楽しい思い出を胸に、小学校の門をくぐってほしい。(村上裕子)
-
上古田スケート場利用状況まとめ
箕輪町教育委員会は、上古田スケート場の07年度利用状況をまとめた。今季は全面結氷しないなどリンクの状態が整わず滑走は朝、ナイターを合わせ20回の利用にとどまった。
開場期間は1月5日から2月3日までの30日間。予定通り5日にオープンしたが、気温が高く氷面が溶け1月中旬まで全面結氷せず、さらに雨のため全面解氷し再結氷は18日で12日間も利用中止が続いた。
滑走日数は朝12回、ナイター8回の計20回。06年度は33回だった。
利用者数は一般利用者が朝977人、ナイター524人の計1501人。箕輪西小学校授業利用は215人、上古田保育園利用は274人。総計は1990人で前年度より1621人少なかった。貸しスケート靴利用は794足だった。
今季はジュニアスケート大会、親子スケート教室共に中止。実施できた行事は町郷土博物館による下駄スケート体験会のみだった。 -
「げんきセンター南部」一般開放
箕輪町の新しい介護予防拠点施設「げんきセンター南部」で12日から、一般開放が始まった。住民が施設を見学したり、トレーニング機器を体験している。
心肺持久力向上や筋力アップのトレーニング機器を備え、一般開放による高齢者筋力向上トレーニング事業や転倒予防教室などの介護予防事業に利用する施設で、8日に開所した。
トレーニング用のバイク5台、トレーニングマシン6台などがあり、訪れた人は運動指導士や、みのわ健康アカデミー卒業生の「ウエルネスサポーター」に機器の利用方法などを教わり、無理せず各自のペースでトレーニングを体験している。
住民の関心は高く、初日は21人が訪れた。2日目の13日は、一般住民のほか施設に隣接するデイサービスセンターゆとり荘の利用者も体験した。
2日連続で体験に訪れた女性は、「病後でリハビリをしたいと初日に来た。自分でもできそうだなという感じがしたので、思い切ってリハビリのために通いたいと思っている。いい施設ができてうれしい」と話していた。
施設は3月31日まで無料で一般開放する。時間は午後1時縲・時。土日祝祭日は休館。対象は町内在住の20歳以上の人。事前申し込み不要。 -
箕輪町国民健康保険運営協議会
国保税改正を答申箕輪町国民健康保険運営協議会の中谷健治会長は12日、平沢豊満町長から諮問のあった08年度の保険税改正について、低所得者の負担増の激変に配慮しつつ検討した保険税を答申した。
国保税改正は05年度以来。今回は、08年度の医療制度改革施行に伴い、国保税の賦課基準が従来の医療分と介護分に後期高齢者支援金分を含む3本建てになることなどから改正をする。
医療分保険税は、被保険者の変更などにより税率を改正。総額では引き下げになる。所得割額100分の4・6(現行100分の6・5)、資産割額100分の12(100分の30)、均等割額2万1千円(2万円)、平等割額は据え置きの2万円。応能応益割合は応能59・2対応益40・8(現行61対39)。
後期高齢者支援金は1億4千万円を新たに確保する税率の設定で、所得割額100分の1・6、資産割額100分の5、均等割7千円、平等割6500円。
介護分保険税は介護納付金に対する収入不足の是正をする改正で、均等割を400円値上げし8千円とする。そのほかは据え置く。
改正の実施時期は08年4月1日。実施にあたって、医療分保険税の応益割合(均等割・平等割)は、低所得者に対する軽減措置と税の公平性の双方の観点から適正な案分率の審議の必要性を申し添えた。
協議会は11人の委員で構成。7、8日の2日間の協議を経て答申した。
平沢町長は「町民の目線でご審議いただいた。十二分に尊重させていただく」と答えた。 -
そよかぜ、チャリティーバザー
箕輪町のグループ「そよかぜ」は10日、チャリティーバザーを同町の貸しスペース「ぷち・らぱんどぅ」で開いた。衣類や電動自転車、パソコン、米などメンバーやバザーを知った人が寄付した品およそ3千点を販売した。
「そよかぜ」は今回のバザーのために結成したグループ。収益金でベトナムのホーチミン市の小学校に通う子どもたちに教科書やペンなどを贈ろうと、地域住民の有志15人が集まった。
メンバーの高橋敏さんは「今回、目的を明確にしたことでたくさんの人が協力してくれた。みんなと話し合って何かできることがあれば今後もやっていきたい」と話している。
午前10時から始まったバザーは大盛況。午前中だけで10万円ほどの売り上げがあった。
16日にはメンバー6人が現地を訪れ、バザーの収益金で買った品ものを直接渡すとのこと。 -
箕輪中部ヤンキース創立30周年記念式典
箕輪町の少年野球チーム「箕輪中部ヤンキース」の創立30周年記念式典が9日、町内の伊那プリンスホテルであった。チームのOBや選手、保護者など約120人が参加した。
箕輪中部ヤンキースは創立以来、「ろうきん杯」長野県学童軟式野球選手権大会優勝など数々の戦暦を残している。OBは315人で、甲子園を経験している選手もいる。
来賓として出席した平沢豊満箕輪町長は祝辞で「歴史と伝統のあるすばらしいチームだと思う」とたたえた。
式典後には28年間にわたって箕輪中部ヤンキースを指導してきた後藤袈裟之監督に町からスポーツ功労表彰状が贈られた。
平沢町長から表彰状を受け取った後藤監督は「28年間みんなに支えられてきた。次の節目を迎えるまでがんばりたい」と謝辞を述べた。 -
下古田公民館 上棟式
箕輪町の下古田公民館の上棟式が11日、現地であり、槌打の儀や散餅銭の儀などの儀礼に地域住民約70人が集まった。新公民館は、現在の公民館の老朽化に伴った介護予防拠点施設建築本体工事。5月までに完成する予定だ。
国の06年度地域介護・福祉空間整備事業の交付金を受けて建設。新施設は現施設の50メートル東側の県道与地辰野線沿い。建築面積約350平方メートルの木造平屋建てで、機能訓練室や健康相談室、ボランティア作業室、研修室などを設ける。総工費約6千万円。
同地区は高齢化が進み、65歳以上の住民は地区全体の30パーセント。大槻正光区長は「新しい公民館は、外光を多く取り込み室内は明るい。区民が気持ちよく過ごせるような場所になってくれれば」と期待する。
現公民館は1957(昭和32)年の建築物。町内では最も古い公民館だという。 -
箕輪町国民健康保険運営協議会
国保税率を町長が白紙諮問箕輪町国民健康保険運営協議会は7日夜、町役場で開き、08年度の保険税率について平沢豊満町長が白紙諮問した。
平沢町長は、「保険税は所得割、資産割などいろいろな条件があり、国保そのものにもいろいろな層の方が加入している。町民の立場という観点から検討いただきたい」と諮問した。
協議会の中谷健治会長は、「本当に難しい問題だが、十分検討したい」と話した。
協議では、町が医療制度改革全般について示し、保険税が従来の医療分と介護分の2本建てから高齢者支援金分を含む3本建てに変更されることなど制度改正を説明。委員は、改正の考え方として応益割合などの説明を受け、応能・応益割合や所得割と資産割の率、均等割と平等割の金額を協議した。
町長への答申は12日を予定する。