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中央高速バス箕輪停留所利用者の駐車場整備
箕輪町は、中央高速バス箕輪停留所利用者の専用駐車場を新たに2カ所整備した。
駐車場は中原の中央高速道路西側にあるが、週末や大型連休などは町道への路上駐車が多かったこともあり、路上駐車をなくすと同時に利用者の便宜をはかる目的。
場所は、既存駐車場の西と南。町有地とJA上伊那の土地を借りて整備した。砂利舗装で2カ所の面積は918・9平方メートル。区画ロープを張ってある。駐車場への上り口56・9平方メートルはアスファルト舗装した。1カ所に2基ずつの防犯灯は、高速バスの運行会社が設置した。駐車場はすでに利用が始まっている。町の総事業費は155万4千円。 -
「SOみのわ」交流とイベント本格開始
箕輪町の知的発達障害のスポーツ愛好者を支援するボランティア「SO(スペシャルオリンピックス)みのわ」(唐沢皇治会長)が、交流イベントを本年度から本格スタートした。このほど、南箕輪村のミノワボウルで、町内の障害者らとボウリング大会を楽しんだ。
「SOみのわ」は05年SO長野大会で、ペルー選手団の受け入れで活躍した、町内の一般ボランティアの有志で発足した。運動機能の向上、目的達成の喜びなどのSO精神を根付かせようと活動。知的障害者のスポーツ支援団体発足は、町で初の取り組みだ。
4月16日の初イベントに続いて、2回目のボウリング大会となった。障害者7人とボランティア8人の計15人が集まり満喫。中には障害者の家族も参加し、一緒に交流を深めていた。
同団体は今後、スポーツを通じて仲間づくりの支援を中心に活動。月に1、2回のフロアホッケー、バスケットボール、卓球大会のほか、「みのわまつり」への参加、バーベキュー交流などを企画している。
「SOみのわ」はボランティアや参加者を募集している。問い合わせは、箕輪町社会福祉協会にある事務局(TEL79・4180)へ -
【記者室】わらべうたで子育て
わらべうたが、小さい子どもを持つ母親の間で静かに広がり、良さが見直されてきている。南箕輪村図書館「ちいさなおはなしむら」のわらべうたは4年目。箕輪町公民館と子どもセンターは今年から講座「わらべうた」を始めた▼子どもが作り何百年という伝承のなかで磨かれてきたわらべうた。協調性や集中力が育ち、想像力が豊かになり、音楽も体の中に入る-と指導者は言う。一時廃れてしまったわらべうたには、大切なものが詰まっている▼一味違う子どもを育てよう-と、箕輪町は保育園に運動あそびと英語遊びを導入しているが、日時を設定しなくても出来るわらべうたもいいのでは。情緒豊かな子どもが育つのではないだろうか。(村上記者)
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箕輪北小体育館建設工事安全祈願祭
箕輪町の箕輪北小学校体育館新設工事の安全祈願祭が14日、現地であった。町、町議会、教育委員会、地元区、北小、工事関係者らが参列し、工事中の無事故を祈願した。
平沢豊満町長は、「児童はもとより通学校区の長い間の熱い思いがようやく実現する。最新鋭の体育館で、21世紀の世界に通用する子どもを育てていきたい。安全にご留意いただき無事故で完成できるよう、子どもの事故につながらないようお願いしたい」とあいさつした。
現在の北小体育館は、児童数増加により面積が国の基準を大きく下回っているため、新たに十分な面積を持つ体育館を建設する。新設場所はグラウンド西側。渡り廊下で南校舎とつなぐ。社会体育館の要素も併せもち、学童クラブも設置する。有事の避難施設の目的も持つ。現在の体育館は当面残す方針。
計画では、建築面積1622・08平方メートル(渡り廊下含む)。延べ床面積1561・77平方メートル(1階1490・51平方メートル、2階ギャラリー71・26平方メートル)。現在の体育館の約2倍の広さになる。1階はアリーナ、ステージ、器具庫、玄関、ホール、トイレ、学童クラブを設置する予定のミーティング室など。屋根は、耐震力に優れているという球形で雪止めを付ける。
設計・監理は創和、建築主体工事は浅川建設工業、電気設備は高木電工、機械設備はコマツ。工期は07年1月31日。 -
箕輪町警部交番連絡協議会総会
箕輪町警部交番連絡協議会(24人、小林紀玄会長)は12日夜、町内で06年度総会を開いた。事業計画などを承認し、交番所長から町の治安情勢について聞いた。
事業計画は、8月と12月の交番支援(ドリンク、カップ麺などの差し入れ)、1月の交番所管状況講演。
同協議会は、昼夜を問わず職務に励む警察の取り組みがあって安全・安心な暮らしができることから警察に協力しよう-と、95年に発足した。小林会長は、「会の趣旨を再認識し、会員からはさらなるご支援を、交番所員にはさらにご活躍をお願いする」とあいさつした。
町の治安情勢は交番所長が説明。06年5月末までの刑法犯発生状況は届出68件。車上狙い12件、万引き、器物損壊各7件、詐欺6件など。空き巣、忍び込み、事務所荒しは増加し、そのほかは昨年並みか減少で、自動販売機ねらいは減少した。バックホーや建設工具類が狙われていることから5月に交番速報を配っているが、協議会でも注意を呼びかけた。 -
「いも焼酎みのわ」を愛する会 期待を込めて苗植え
箕輪町焼酎いも生産組合(柴正人組合長)が呼びかけた「いも焼酎みのわ」を愛する会のサツマイモの苗植えが11日、同町木下のほ場であった。参加者約15人は組合員らと一緒に苗植えに汗を流し、焼酎作りの一端を体験した。
焼酎ファンとともに作ろう竏窒ニ、組合が企画した初めての事業。本年度の作付面積335アールの一部の畑を利用し、一般参加者と一緒に苗植えと収穫の作業をする。参加者にはいも焼酎「みのわ」(720ミリリットル)1本のプレゼントもある。
この日は20、15アールの計35アールの畑に、約7千本のサツマイモ「紅あか」の苗を植えた。20アールの畑には約60メートルの畝が24本あり、参加者は腰を曲げながら疲れる姿勢で作業。友人ら数人と参加した倉田茂さん(49)は「おいしい焼酎になることを期待したい」と周りの人たちと会話を楽しみながら苗を植えた。
17日は、福与のほ場約100アールでも同様の作業がある。組合では参加者を募集している。問い合わせはJA上伊那グリーンセンターみのわ(TEL79・0636)へ。 -
コンクリート壁に衝突して死亡 箕輪町の町道で
13日午前5時40分ごろ、箕輪町八乙女の町道で、同町大出の自営業・春日孔文さん(49)が運転する普通乗用車が、道路脇のコンクリート壁に衝突する事故があった。春日さんは出血性ショックにより同6時46分、死亡した。
伊那署によると事故は、春日さんが伊那市方面から辰野町方面へ進行中、車が道路右側のコンクリート壁に衝突した。原因について捜査を進めている。 -
みのわ祭りポスターコンクール審査
箕輪町みのわ祭り実行委員会広報宣伝部会のポスターコンクール審査が12日、町役場であり、優秀賞2点を選んだ。ポスター用は箕輪中1年3組の本田優衣さん、うちわ用は同2年5組の岡玲奈さんの作品に決まった。
応募は箕輪中美術創作部の部員から23点。部会長はじめ部会員7人が審査した。
ポスターは1千部作り、公共施設や商店、大型店など町内各所に掲示する。うちわは4千本作り踊り参加者に配るほか、事前のPRキャンペーンや当日祭り会場で配る。ポスター、うちわの完成は7月上旬ころの予定。 -
箕輪町議会6月定例開会
箕輪町議会6月定例会は13日開会し、先決処分5件を承認、北小学校屋内運動場建設工事(建築主体工事)の請負契約を可決、固定資産評価審査委員会の委員選任を同意した。残り11議案と請願・陳情は各常任委員会に付託した。
議案は、箕輪町国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例制定など条例案2件、補正予算案7件、町道の廃止と認定。
北小学校屋内運動場建設工事(建築主体工事)の請負契約は、受注希望型競争入札で契約金額は2億4570万円。契約の相手方は浅川建設工業(本社・箕輪町、浅川長利社長)。工期は07年1月31日。
任期満了に伴う固定資産評価審査委員の選任は、柴曽平さん(72)=長岡=を再任。任期3年。
請願・陳情は次の通り。
◇請願▽「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書提出に関する請願書▽少人数学級の早期実現や複式学級の編制基準の改善、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願書▽長野県独自の30人規模学級の拡大及び市町村における自由度の拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願書▽「日本国憲法第9条の堅持を求める意見書」の決議を求める請願書(継続審査)▽住民を戦争に巻き込む「国民保護計画」を策定せず、「無防備地域宣言」を行うよう求める請願(継続審査)
◇陳情▽核兵器廃絶国際協定実現を国連とすべての国に呼びかける意見書提出に関する陳情書▽「高校改革プラン『実施計画』で地域の合意のない部分を撤回し、学校現場に十分検討期間を保障できない平成19年度実施を見送ることを求める意見書」採択を求める陳情書▽「教育基本法の改定について慎重審議を求める意見書」の採択を求める陳情書▽箕輪町入札制度の改善を求める陳情書 -
梅狩り・梅もぎ体験販売11日まで
箕輪町南部営農組合の梅狩り・梅もぎ体験販売が10日、木下の同組合梅園で始まった。青い梅のさわやかな香り漂う園内は、次々と訪れる客でにぎわっている。11日まで。
自由にもぎ取りできる梅の品種は竜峡小梅。組合によると、今年は5月の日照不足で例年より小粒だが、出来はいいという。
初日は開園の30分前から客が入るほどの盛況ぶりで、地元を中心に近隣町村からも訪れている。木下の女性は、小梅を2キロ、梅干を6キロ漬けるといい、「新鮮でカリカリにできそう」と、枝にびっしりと実った小梅をもいでいた。
午前8時縲恁゚後3時。持ち帰り価格1キロ300円(税込)。予約不要、先着順。持ち帰り用の袋などは持参する。梅漬け、梅干、梅酒、梅ジャムなどのレシピもある。場所は、春日街道の木下原町交差点を西へ400メートルほど進んだ中央道手前。
問い合わせは町営農センター・南部営農組合事務局(TEL090・2637・4230)へ。 -
箕輪町郷土博物館企画展示 「ここにいるよ~写真で見る身近な生き物たち~」
箕輪町郷土博物館の企画展示「ここにいるよ縲恷ハ真で見る身近な生き物たち縲怐vが10日、始まった。普段見過ごしがちな身近に生息する生き物にスポットを当て、写真などで紹介している。
職員らが03年度から05年度にかけて撮影した植物や昆虫、鳥などの写真約90点を展示。「特に珍しい生き物ではなく、どこにでもいる生き物」で、ほとんどが町内で撮影。シロツメクサ、カヤツリグサ、アケボノスミレ、オツネントンボ、ヤマアカガエル、モートンイトトンボなどのほか、長野県レッドリストで絶滅危惧IA類のダルマガエルの写真もある。
昆虫類の判定は、信州大学農学部の中村寛志教授、日本蝶類学会評議員の田下昌志さんが指導。博物館所蔵の天竜川、沢川、深沢川に生息する底生動物の標本、信大農学部所蔵の昆虫標本、生きたアゲハチョウとカブト虫の幼虫も展示している。
博物館では、「人間はさまざまな生き物と共に暮らし、その恩恵を受けているという当たり前のことが、忙しい日々の暮らしの中では実感することが多くはないのでは。ちょっと立ち止まって見ると、身近に多くの生き物がいることに関心を持ってほしい」と話している。
展示は7月9日まで。午前9時縲恁゚後5時(入館午後4時半まで)。月曜休館。無料。
期間中のイベントは「野の花を観察してみよう」25日午前9時、博物館集合、「探草会」7月2日午前9時、上古田グラウンド北集合。いずれも申し込み不要。 -
駒工生が箕輪町のBDF事業学ぶ
駒ヶ根工業高校機械科の2年生37人は9日、工場見学の授業で箕輪町を訪れ、町のバイオディーゼル燃料(BDF)事業を学び、BDF精製作業場を見学した。
駒工は環境教育に取り組み4年目になる。風力・太陽光発電、日照などの環境観測、燃料電池自動車製作などに取り組み、今年は県の補助を受け、3年生が課題研究でBDF精製機を作る計画をしている。
BDF事業の学習は、自治体がBDF事業に取り組んでいることを学び認識を高めるねらいで、見学コースに組み込んだ。
町役場で住民環境課職員が、「地球環境にやさしいまちづくり」を目標に環境問題、廃食用油のリサイクルに取り組んでいることを話し、BDFの特徴、軽油との比較、精製工程などを説明。精製作業場に移動し、町が導入している廃食用油再生燃料化装置を見学した。
生徒は、小規模施設で精製作業をしていることに驚きながら、装置の内部をのぞき込んだり、廃食用油格納庫を見て、「学校で機械を作るので今後に生かしたい」と話した。 -
不法滞在の中国人13人摘発
伊那署と県警本部警備部警備第一課、東京入国管理局は合同で9日、伊那市、箕輪町内に住み、働いていた不法滞在外国人13人を摘発した。
同日午前6時ごろから、伊那市、箕輪町内のアパートなど2カ所で、中国国籍の21縲・5歳、男性10人、女性3人の計13人(不法残留11人、不法在留2人)を摘発。不法滞在期間は短くて1カ月、長くて7年8カ月だった。
市民から「不法滞在の外国人が伊那市内などのアパートに居住している」などの通報を受け、東京入国管理局と合同で摘発をした。 -
箕輪町地区農政対策委員会総会
箕輪町地区農政対策委員会総会は7日夜、JA上伊那箕輪町支所であり、06年度事業計画案、収支予算案などを承認した。
主な事業計画は、農業振興対策で町営農センターの事業計画との一体的対応、地域営農組織の法人化に向けた対応、先進地視察研修。研修は農業生産法人「みのわ」の取り組みに対応するもので、箕輪町と状況が似ている埼玉県嵐山町「農事組合法人らんざん営農」(04年設立)などを7月に視察する。収支予算は125万2千円。
06年度役員は次の皆さん。
▽委員長=市川隆男(JA地区代表理事)▽副委員長=那須千元(町農業委員会長)日野和司(町議会経済建設委員長)▽常任委員=赤沼英俊(町農業委員会農政部長)井上計治地区(稲作部会箕輪町支部長)藤沢清(果樹部会北部支部長)北原節夫(野菜部会北部支部長)大槻豊(酪農部会長)毛利儀男(農家組合長会長)▽JA役員=荻原省三(JA地区副代表理事)井沢文明、田中豊彦、三浦寿美子(以上JA理事)▽監事=小沢國秀(JA代表監事)唐沢慶夫(農家組合長会副会長) -
箕輪町営農センター運営委員会
箕輪町営農センター(会長・平沢豊満町長)の06年度運営委員会はこのほど町役場で開き、本年度事業計画案、収支予算案などを承認した。
町営農センターは本年度、新たに始まる国の施策に合致した担い手づくり、豊かで特色ある産地づくりを推進し、農業の活性化を目指す。
主な事業計画は▽水田農業を中心とした農業生産法人みのわ(仮称)の設立▽豊かで特色ある産地づくりの推進▽観光と農林業、体験事業の取り組み-など。収支予算は351万9千円。
農業生産法人の設立は、法人組織の事業内容の検討・決定、集落懇談会による農業者への周知を図る。産地づくり推進は、「箕輪ブランド」の農産物生産への検討・推進で水稲省力栽培の実施、焼酎用サツマイモ栽培の支援など各種栽培グループの研究・推進。「地産地消」「食育」の推進で各小学校、保育園への農作物の苗や種など食育教材の供給など。 -
長野県フェンシング協会、後援会総会
長野県フェンシング協会、長野県フェンシング協会後援会は6日、それぞれ総会を箕輪町文化センターで開き、06年度事業計画などを承認した。
事業計画は、県内大会は今年は北信越国体が箕輪町を会場に開催。9月に県選手権大会、11月に県高校新人体育大会、もみじカップ。強化合宿は7月に伊那北高校強化合宿、箕工・赤穂高校合同強化合宿がある。県外大会は5月にあった東日本少年大会も含め12大会の予定。審判講習会は10月。
協会の一般会計予算は417万8898円。北信越大会、もみじカップの町補助金が120万円の増額。後援会の一般会計予算は32万2247円。 -
プロドライバー事故防止コンクール
交通安全や接客マナー、事故防止などに向けた事業所の取り組みを審査した「第28回プロドライバー事故防止コンクール」の伝達表彰が8日、伊那署であった。同コンクールは県交通安全協会、県警などの主催。
管内で表彰を受けたのは優秀賞に伊那バス(伊那市)、丸登運送伊那営業所(南箕輪村)、優良賞にみのわタクシー(箕輪町)、高遠観光タクシー(伊那市高遠町)の4事業所と、標語創作・佳作の井上志津江さん(伊那バス)の1人。
コンクールは運送用自動車の運転者全員が、安全運転に励み、事故防止の徹底を目指すため、各事業所の取り組みなどを評価。今回は県下658事業所が参加し、そのうち優秀賞は39、優良賞は65業者、標語創作・佳作は9人が選ばれた。
最優勝賞を5回受賞している伊那バスは、無事故無違反について毎朝、社員が出発点呼の時に復唱しているほか、社内の広報誌で事故防止を呼びかけている。同社の小林金俊常務は「来年は最優秀賞を目指して励みたい」と意気込みを語った。
5月30日、長野市で特別賞(県下14事業所)、最優秀賞(同28事業所)などの表彰式で、最優秀賞に白川タクシー、伊那タクシー(いずれも伊那市)が受賞している。 -
箕輪町水田農業推進協議会
箕輪町水田農業推進協議会(会長・平沢豊満町長)は6日、町役場で開き、06年度事業計画案、予算案などを承認した。
06年度の米の生産調整手法は、新たに完全無農薬無化学肥料栽培水稲を取り入れる。20%が転作の対象となるもので(1)JAS法に基づく有機栽培米(2)環境にやさしい農産物表示認定制度による無農薬・無化学肥料栽培米(3)特別栽培農産物の表示ガイドラインによる無農薬・無化学肥料栽培米-の3つが対象。(3)の確認者は箕輪町有機農業研究会に委任する。
ソバ栽培は、国産ソバの需要拡大に伴い本年度は夏ソバ栽培面積が昨年度の倍以上の7ヘクタールになり、同協議会で乾燥機を購入する。品質向上のため種子更新を徹底。JA営農資材店舗で購入した種子代金に町から2分の1以内の補助がある。
町の水稲作付実施水田面積は、加工米を含む限度面積4万3811・70アール、計画面積4万2114・50アールで目標達成率は96・13%。 -
箕輪消防署水防工法訓練
箕輪町の箕輪消防署は8日、出水期に備えて署員が水防工法訓練で改良積土のう工法などを消防署南で訓練し、併せて町内の中小河川も確認した。
積土のう工法は、水の流れに平行に土のうを並べ、継ぎ目に土をつめて踏み固める。2、3段目の土のうは互い違いになるように積み、土をつめてよく固めたあと土のうに杭を打ち込む。
杭と防水シートを使う改良積土のう工法は積土のう工法を改良、強化したもので、打ち込んだ杭にシートを張り土のうを積み上げ、控え土のうを積む。
署員26人が参加。天竜川のはんらんを想定し、2班に分かれて袋に砂を詰めて土のうを作り、2種類の工法の手順を確認しあいながら訓練に励んだ。
土のうは消防署に常時約100袋を備蓄。油もれのときにも活用している。今回作った土のうも備蓄する。
町内には1時間に20ミリを超える降雨があった場合に増水する河川が4カ所あり、消防団の各詰所にも土のうを蓄えている。 -
沢公民館救急法講習会
箕輪町の沢公民館はこのほど、区民を対象に初の救急法講習会を開いた。30人が心肺そ生法や止血法、骨折の手当てなどを学んだ。
地震や水害などいつ起こるかわからない大災害に備え有事に役立つ救急法を覚えてもらおうと分館が計画。箕輪消防署員が指導した。
骨折の応急手当は、痛みを和らげ骨折に伴う血管や神経の損傷を現状以上に悪くしないため固定することを説明。落ち着いてなるべくその場で手当てする、移動するときは副子で固定してからにする-などポイントを示し、副子の代用品として脚などの場合は毛布、座布団、新聞紙、ダンボールなど、指などの場合は割りばし、鉛筆、ボールペン、木の枝などが使えることを紹介した。
参加者は鎖骨、かかと、上腕、脚など骨折した部分に応じた固定方法を学び、2人ずつに分かれて上腕を骨折した場合の固定方法を三角きんを使って練習した。 -
みのわ祭り7月29日153号バイパスで開催
第1回実行委員会箕輪町の2006みのわ祭り実行委員会は6日夜、町役場で開き、祭りは7月29日開催、名称は「2006みのわ祭り」、会場は153号バイパスで昨年より南に拡大し6号線交差点までとすることなどを決定した。
祭りは7月29日午後1時半から9時まで。マスつかみ大会は午前9時半から11時まで、みのわ天竜公園。本会場は昨年同様153号線バイパスで、町道6号線の開通に伴い6号線交差点まで拡大する。交通規制は正午から午後10時まで。
イベントは、オープニングパレード、箕輪天竜音頭民踊流しとワクワクダンシング、みのわ御棒サ!、みのわ太鼓、箕輪みこし大行進、店舗売り出し、フリーマーケット、子どもイベント、マスつかみ大会。
納涼花火大会と手筒花火は同時開催で午後9時に終了。打上花火会場は天竜側十沢橋上流、手筒花火会場はみのわ天竜公園。
今後、部会ごとに検討し第2回実行委員会は7月3日に開く。 -
フェンシング国体・北信越国体出場選手壮行会
第61回国民体育大会(10月6縲・0日、兵庫県神戸市)、第26回北信越国民体育大会(8月26縲・7日、箕輪町)のフェンシング競技に出場する選手の壮行会が6日、箕輪町文化センターであった。長野県フェンシング協会、同後援会の会員が選手の健闘を期待し激励した。
成年男子は国体出場が決まっており、成年女子、少年男子、少年女子は本国体出場をかけて北信越国体に出場する。選手は「力を発揮できるようがんばりたい」「フェンシングができることを誇りにがんばってくる」と意気込みを語った。
県フェンシング協会の平沢豊満会長は「日ごろの訓練の成果を十二分に発揮して本国体に進んでほしい。がんばっていい成績をあげてほしい」、後援会の桑沢昭一副会長は「オリンピックにつながる道を開いていただければフェンシングの競技人口ももっと増える。がんばって」と激励した。
出場選手は次の皆さん。
◇成年男子▽監督・選手=山本政典(伊那北高校)▽選手=三沢高志(箕輪消防署)大野寛務(伊那北高校)薮原創(箕輪町役場)
◇成年女子▽監督=草間祥明(諏訪双葉高校)▽選手=北野有紀(マコメ研究所)三沢志穂(長野クラブ)唐沢千夏(日本大学)
◇少年男子▽監督=山本政典(伊那北高校)▽選手=岩崎健太郎(伊那北高校3年)唐沢司(同)大槻知也(弥生ケ丘高校3年)松川佳祐(箕輪工業高校3年)
◇少年女子▽監督=大槻高範(赤穂高校)▽選手=今井未央(赤穂高校3年)木村宏美(同)白鳥真弓(伊那北高校3年)栗原夏佳(伊那北高校2年) -
箕輪町でさわやかパートナー講座
箕輪町教育委員会主催の「さわやかパートナー講座」が8日、町文化センターであった。行政関係者や区長など約50人が参加。長野県男女共同参画センターの井澤和子所長の話から、男女共同参画社会について考えた。
井澤さんは、少子高齢化が進む中、子育てしやすい労働環境や女性労働者が働き続けられる社会の必要性を訴え、老後を元気に暮らすためにも、それぞれが経済的、精神的、身体的に自立していることが重要であることを説明。
しかし、現実には男性が外で働き、女性が家事、地域活動などの無償労働を担う家庭が多く「構造を変えるには男性の働き方自体も見直す必要がある」と提言した。
また、住んでいる地域ごと抱える課題は異なるため、まずは周囲を見回し、ワークショップなどによりさまざまな人の意見や知恵を提案してもらい、輪を広げていくことが重要であることを語った。 -
向山和秋さんの油絵「わしゅう(和秋)心の世界展」
箕輪町長岡の瓦製造業・向山和秋さん(57)の油絵展「わしゅう(和秋)『心の世界』展」は20日まで、伊那市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている。入場無料。
20号以下の作品を中心に、海を題材にした風景や女性の裸婦画など6号から50号サイズ13点を出品。力強いタッチと躍動感あふれる・ス生・スへのこだわりを表現した見応えある個展となっている。
女性の美しさや太陽、月、山などが持つ生命力を表現している。満月と街明りの共演が和む「満月と地上の星たち」、朝陽が辺りを赤々と照らし出す「旭日・師崎港」などのほか、大学を卒業する長女のはかま姿を描いた作品もある。
向山さんは画家になろうと、50歳の時に本格的に志し、その年の高遠の四季展に入選するほどの実力。個展は同ギャラリーで毎年開き、今回で5回目となる。「暗い社会のなかで自分の絵を通じて、明るさと希望を与えられたら」と来場を呼びかけている。
休館日は土、日曜、祝祭日。午前8時30分縲恁゚後5時10分。 -
みのわ温泉ながた荘
女性限定「初夏のお姫様ご膳」8日から箕輪町のみのわ温泉ながた荘は8日から、女性限定プラン第2弾「初夏のお姫様ご膳」を始める。予約を受け付けている。
平日の昼間、温泉に入り、ゆっくり食事をしてくつろいでもらおうという企画。
料理はメーンが牛肉・アボカドはさみのイタリアン風。有田焼の引き出し3段式の器に盛り込んだ焼き物(白身魚の自然じょ焼き、カマンベールチーズの味噌漬けほか)、煮物(竹の子と鶏肉の煮物、肉じゃが風豚の角煮ほか)、カツオのたたき。手まり寿司5種類、サラダ、茶わん蒸し、とろろウニそば、吸い物、漬物、アイスクリーム、ロゼワイン。食べやすく一口大で、味付けは関西風のヘルシー料理。
期間は8日から7月7日まで。1日25食限定。利用は午前10時縲恁゚後3時。2人以上、宴会用個室利用、温泉入浴サービス付きで料金1人3千円。土・日曜、祝日の利用は4千円。
予約制。前日午後5時までにながた荘(TEL79・2682)に申し込む。 -
箕輪町地域間交流推進協議会総会
箕輪町地域間交流推進協議会(会長・平沢豊満町長)は5日、町役場で総会を開き、06年度事業計画案などを承認した。
主な事業計画は、みのわ祭り、庄内地区・箕輪町中学生交流会(会場・箕輪町萱野高原)、町内1周駅伝大会、豊島区ふくろまつり出店参加、ふくしまつり出店参加、浜松市農林水産まつり、庄内公民館まつり、りんごオーナー園など。交流地域へのツアー開催による町民参加・新たな交流地域の創出も検討する。
今年は、東京箕輪会がツアーでみのわ祭りに訪れる計画もある。
新規事業でながた荘への宿泊提携の準備を進めている。東京箕輪会、中京箕輪会、庄内地区が対象で、ながた荘の1泊2食付き宿泊料金1割引のサービスをする。7月1日の予約から受け付ける。割引サービスは休前日、ゴールデンウィーク、盆、正月などの繁忙期を除く。
平沢会長は、「視野を広くし地域の活性化につなげる重要な協議会。外部に積極的に関心を伸ばし、一つひとつ行動に結びつく推進をお願いしたい」とあいさつし、交流方法などの改革検討も提案した。 -
地球環境にやさしいまちづくりへ
箕輪町が環境委員会設置箕輪町は地球環境にやさしいまちづくり推進のため環境委員会を設置し6日、第1回会議を町役場で開いた。環境への取り組み状況を説明し、「箕輪町環境基本計画」の見直しを3小委員会に分かれて調査研究することを確認した。
町民参加の協働で取り組む委員会で、区長会、衛生部長会、議会、女性団体連絡協議会、消費者の会、JA上伊那、商工会、中部電力、小中学校PTA連合会、保育園保護者会、小中学校、公募、県地球温暖化防止推進員の計16人で構成。平沢豊満町長が委嘱した。委員長は小林求さん(区長会)、副委員長は荻原弥生さん(女団連)。任期は07年5月11日まで。
委員会は、00年度に町が策定した「箕輪町環境基本計画」を見直す。調査研究の小委員会各テーマは▽自然環境▽ごみ▽地球温暖化-。07年2月中に中間報告する予定。
環境への町の取り組み状況は▽役場地球温暖化対策実行計画策定▽げんきセンターに太陽光発電装置と雨水貯留槽設置▽中部小学校の省エネ共和国建国とキッズISOの取り組み▽地域新エネルギービジョン策定▽協働による廃食用油リサイクル推進事業▽LED(発光ダイオード)照明の利用▽エコアクション21の取得-など。新エネルギーの教室や講演会、セミナーなどもやった。
課題に新エネルギーの普及、省エネルギーの実践、地球温暖化対策について町全体の推進体制、ごみの排出、処理・処分段階の最終処分場のひっ迫-などを挙げている。 -
箕輪西小でデジタルカメラ教室
箕輪町の箕輪西小学校(湯本明雄校長)で5日、カメラメーカー「キャノン」(本社・東京都)が主催するデジタルカメラ教室「ジュニアフォトグラファーズ」があり、3年生以上の児童77人が野外で実際に撮影を体験した。
カメラ撮影を通じて子どもの感性を育むとともに、環境保全への意識の高揚を図るプロジェクトで、3年目。これまでは同社グループやNPO法人を通じて各地域で開いてきたが、今回初めて全国の小中学校を対象に募集した。
児童たちは社員らからカメラの基本操作について学び、一人一人に貸し出されたデジタルカメラを使って、近くを流れる深沢川周辺に広がる自然を撮影。草花や木々、遠望の山々、花のみつを吸う昆虫や水たまりで泳ぐオタマジャクシなど、思い思いにカメラを向けた。
被写体を上下左右あらゆる視点からとらえるなど工夫してシャッターを切る児童の姿もあった。
カメラ撮影が初めてという4年生の上野香音さん(9)と牧田愛香さん(9)は「ぼやけたりしてなかなか難しいけど、光の差し込み加減や、撮る位置によって写す物が違って見えるから楽しい」と夢中になっていた。
撮影した写真はプリントし、お気に入りの1枚に付けたフレームの余白にタイトルやコメントを記してオリジナル作品に仕立てた。
児童たちの写真は、11月に都内で予定している、プロジェクトへの参加者全員の作品を飾る展示会で紹介される。また、同校では12月に町文化センターに並べて披露する。 -
伊那署 振り込め詐欺に注意して
伊那市内で5月下旬縲・月上旬、11件の振り込め詐欺の未遂事件が集中発生しているため、伊那署は、管内の住民に被害防止を呼びかけている。
手口は午前中、一般家庭へ、息子や甥などの親族を装った男が「彼氏(夫)のいる女性と付き合ってしまい慰謝料が必要だ」「仕事上のトラブルでお金が必要だ」などと電話をかけ、100縲・00万円を都内の指定の銀行口座に振り込みませようとする。
同署では▽すぐに金の要求をしたり、振り込むように言ってくる電話は疑ってかかる(家族や親族しか知らない質問をする)▽すぐに金を振り込まず、必ず家族や知人などに相談する▽不審に思った電話については、警察署や交番に相談、通報する竏窒ネどの対応をするよう注意を促している。
05年に伊那署管内で被害のあった振り込め詐欺は34件で、被害総額は約5700万円。そのうち、被害額が多い順に、オレオレ詐欺が4件(約2200万円)、融資保証金詐欺が23件(2千万円)、架空請求詐欺が7件(1500万円)だった。 -
箕輪町赤十字奉仕団研修総会
家庭看護法学ぶ箕輪町赤十字奉仕団(小林節子委員長)は4日、06年度研修総会を松島コミュニティセンターで開き、家庭看護法を学んだ。
正副分団長を中心に約70人が参加。小林委員長は、「6月から救急講習、奉仕活動が始まっているが、人々の幸せを願い、有事のときには先頭に立って活動してもらうことに通じる。家庭看護法は、すぐに役立つ講習。しっかり学び覚えて、各分団で機会があったら団員に教えてあげてほしい」とあいさつした。
家庭看護法は、諏訪赤十字病院の浜さつきさん、諏訪赤十字看護専門学校の小栗ひろみさんが指導。日常生活での介助で、片まひの人が一人でベッドから起き上がる方法、部分的に介助して移動する方法を教えた。講師は、「移動が介護の基本。自立への第1歩で、介護者の負担減にもつながる」とし、「介助は自分の力ですべてやろうとせず、要介護者の力をうまく活用し、必ず声をかけてから動かして」と話した。
団員はベッドから起き上がる、ペアになって要介護者を手前に向けるなどの方法を練習して覚えた。