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箕輪町早起きソフトボール協会町長杯・商工会長杯争奪大会
箕輪町早起きソフトボール協会恒例の町長杯・商工会長杯争奪大会は21日、番場原運動場であった。12チームが出場し熱戦の末、町長杯は三和クラブ、商工会長杯は権兵衛が優勝した。
同協会はAからDまでの4リーグあり、町長杯にA、Bリーグ6チーム、商工会長杯C、Dリーグ6チームが出場した。
町長杯決勝戦は三和クラブと八乙女組の対戦で、9対4で三和クラブ、商工会長杯は権兵衛と坂井クラブが戦い4対1で権兵衛が勝利した。
結果は次の通り。
▼町長杯 (1)三和クラブ(2)八乙女組(3)沢上南クラブ、沢球友
▼商工会長杯 (1)権兵衛(2)坂井クラブ(3)上古田クラブ、大出 -
箕輪町木下公民館親子ふれあい農場収穫祭
箕輪町木下公民館の「親子ふれあい農場」は21日、農場で育てたジャガイモを収穫し、掘ったばかりのイモを使った料理で収穫祭を楽しんだ。
「ものを育てるものづくり」を大切にしたいと本年度、親子で土に触れ野菜を育てる「親子ふれあい農場」を新しく企画。公民館活動は大人向けのものが多いため、子どもや若い世代にも参加してもらい、親子のコミュニケーションを図ってほしいとの願いも込める。
小学生の親子12家族30人が参加。区民所有の遊休農地を利用し、4月にトウモロコシの種をまき、ジャガイモを植えた。これまでに2回ほど土寄せや草取りに汗を流し、7月にトウモロコシを収穫した。
この日は、4アールの広さに植えたジャガイモの収穫。大きく立派に育ったジャガイモをゴロゴロと土から掘り出した。箕輪中部小4年の宮尾佳奈子さんは「大きいジャガイモが取れてうれしかった。疲れたけど達成感がある」、弟の晃弘くん(1年)は「簡単に取れた。楽しかった」と笑顔。父親の茂さん(37)は、「子どもが畑仕事をすることが少ないのでいい機会。親も日ごろの運動不足が解消できました」と話していた。
おやつは、採れたてを蒸したジャガイモ。その後は、公民館でジャガイモをたくさん入れたカレー、とん汁、ポテトサラダで収穫祭。皆で育てたジャガイモは格別の味で、子どもたちはもりもり食べていた。 -
箕輪町長寿者訪問
箕輪町は22日から、88歳以上の町民の長寿を祝い、平沢豊満町長が該当する家庭を訪問して記念品を贈っている。
05年度中に88歳以上になる人は414人。そのうち88歳は82人、100歳を迎える人は4人。88歳の人には町木のケヤキをくりぬいた汁わん、89歳以上の人には綿毛布を贈る。
木下北城の奥原つぎさんは、11月に満88歳の誕生日を迎える。娘夫婦と孫の4人家族。近くに暮すひ孫が毎日のように訪れる。足が少し悪いが健康で、早寝早起き、家族と一緒に3度の食事をし、好きなテレビを見て過ごすという。
平沢町長が「健康に気をつけてお元気で」と記念品を手渡すと、「ありがとうございます」と笑顔で受け取った。 -
箕輪町交通安全協会親ぼくマレットゴルフ大会
箕輪町交通安全協会主催の親ぼくマレットゴルフ大会は20日、ながた自然公園マレットゴルフ場ながたコースであった。コース内の“交差点”では安全確認をし、交通ルールを守って和気あいあいとプレーを楽しんだ。
恒例の大会。町、町議会、警察、安協、消防団など関係団体から約70人が参加し、3人ずつの24チームで18ホールを回った。
小林交石会長は、「ドライバーが安全意識を持ちゆとりある運転をしてもらうことが一番。死亡事故ゼロを目指し、交通事故が1件でも少なくなるよう啓発していく」とあいさつした。
大会は、「ホール内には交差点がいくつかある。必ず止まって左右確認し衝突のないように。追い越し、スピード違反をしないで楽しんで」と安協らしい競技説明を受けてスタート。林間にはボールを打つ音に負けないくらい、「入れ、入れ」「おー、うまい」と楽しそうな声が響いた。
大会後は、焼肉大会で一層親ぼくを深めた。県小売酒販組合連合会や県などで作成しているシール「運転して帰ります。お酒を勧めないでね」も活躍。アルコールを飲まない人はシールを胸にはり、懇親会を楽しんだ。 -
箕輪町国際交流協会ポルトガル語講座開講
箕輪町国際交流協会の語学講座「ポルトガル語講座」は18日夜、町社会福祉センターで開講した。受講生は、「ボアノイテ(こんばんは)」と、あいさつから楽しく会話を学んだ。
町内にはブラジル人が多く暮していることからポルトガル語講座の要望があり、4年前から開講。本年度は12月まで全15回の短期講座として計画した。
講師はブラジルのサンパウロ出身、日系3世の陰山エルザさん(箕輪町在住)。受講生は13人。「仕事でブラジルの人とコミュニケーションをとりたい」「ポルトガルに旅行するときに話したい」「ブラジルに友達がいるので話せるようになりたい」とそれぞれ目的をもち、町内をはじめ伊那市、高遠町、駒ヶ根市などから参加した。
講師は、日本語とポルトガル語の両方を話しながら、「おはよう」「こんにちは」「どうぞよろしく」などのあいさつを教えた。受講生は自己紹介の会話文をペアになって練習。難しい発音は、講師の発音を聞いて繰り返し練習し、熱心に覚えていた。 -
廃食用油リサイクル推進事業説明会
箕輪町は19日、「協働による廃食用油リサイクル推進事業」の初の説明会を町文化センターで開いた。町内の各家庭から収集・回収した廃食用油でバイオディーゼル燃料(BDF)を精製し、町内巡回みのちゃんバスに使用する地球環境にやさしいリサイクルについて、区長、衛生部長、町女性団体連絡協議会役員の意見を聞いた。
04年度策定の「箕輪町地域新エネルギービジョン」に基づく新エネルギー導入構想プロジェクトの一つ。06年4月導入に向け、7月に女団連を対象にしたアンケート結果や先進地事例などを参考に立案した、廃食用油回収システムとBDF運用体制を示した。
回収システム案は、廃食用油を各家庭でペットボトルなどに保管し、指定する日に回収場所にあるポリタンクに移し、ペットボトルは持ち帰る。回収する油はサラダ油など植物性油。回収場所は、各地区の資源(缶・びん・ペットボトル)収集ステーション38カ所。月1回の資源回収日に一緒に回収。時間は午前8時-9時半。
BDFは、仕事支援を考慮し、町共同作業の家にプラントを設置して通所者が精製する。各家庭から収集ステーションに集まった廃食用油は町が回収し共同作業の家に運搬。BDFを町が購入し、みのちゃんバスや回収車に使う。
参加者からは、「油の回収は汚れるなど問題が出てくるので最初からきちんと対応してほしい」「常時設置の回収場所がどこかにほしい」などの意見があった。
町は9月定例議会にプラントや回収車、回収容器購入費用などの補正予算を計上する予定。9月に衛生班長対象に回収システムの説明会を開く。10月に広報で周知し、試験的に廃食用油を回収。BDF精製、みのちゃんバスの試運転をする。 -
箕輪町デイサービスセンターゆとり荘で歌声喫茶
箕輪町三日町のデイサービスセンターゆとり荘は15日からの1週間、歌声喫茶と題して利用者が歌をうたい、お茶を飲み、午後のひとときを楽しく過ごしている。
ゆとり荘では、施設で作成した歌集を使って歌をうたうことはあるが、喫茶風にすることはあまりない。今回、歌声喫茶のために曲の入れ替えをして歌集を新しく作り直した。
利用者は歌謡曲や童謡・唱歌など66曲が載った歌集を開いて曲選び。「いっぱいあって迷うね」と話しながらページをめくっていると、「憧れのハワイ航路」とリクエストがかかり、皆で大合唱。「影を慕いて」「青い山脈」と、大きな声で次々と熱唱。利用者の一人は、「昔の歌だからみんな知ってる。一生懸命歌って、楽しいよ」と笑顔で話した。
たくさん歌ったあとのお茶は、通常のお茶に加えコーヒー、紅茶、ジュースと飲み物メニューを多く用意。好きな飲み物を選んでのどを潤した。 -
箕輪町地域福祉計画策定
箕輪町は、今後の福祉の新しい取り組みを目指し「箕輪町地域福祉計画」を策定した。
住民のだれもが地域の中で安心して暮らせるよう、生活や福祉の課題を解決するための仕組みや方向性を示す、総合的な福祉のまちづくり計画。町第4次振興計画の中で、地域福祉社会を構築する計画として位置付け、すでに策定している町高齢者保健福祉計画や健康増進計画などと整合性を持たせている。町社会福祉協議会が策定する「箕輪町地域福祉活動計画」とも相互に連携する。
計画は05-09年度の5年間。3年ごとに見直す。
計画の基本理念は「共に生き、支えあう だれもが健やかに暮らせる福祉のまち箕輪」。基本目標は(1)地域福祉活動へ積極的に参加する(2)地域で支えあう(3)安全安心なまちで暮す(4)福祉サービスを安心して利用する-。
取り組みの方向は、▽地域福祉推進のための人材育成▽地域福祉ネットワークの構築▽心とまちのバリアフリーの推進▽多様な福祉サービスの展開-など14項目ある。
計画は住民、事業者、行政が協働して推進。全庁的な推進体制づくり、関係機関や各種団体との連携、計画内容の広報・啓発などに取り組み、定期的に推進状況を点検する。 -
箕工校の未来を育てる会嘆願書を推進委員会に提出
県教育委員会が示した高校改革プランのたたき台で、統廃合対象校として名前が挙がった箕輪工業高校の関係者らでつくる「箕輪工業高校の未来を育てる会」(平澤豊満会長)などは18日、第3通学区の高校改革プラン推進委員会の池上昭雄委員長に、嘆願書を提出し、存続を訴えた。
育てる会、同窓会、PTAの3者による嘆願書は、全日制課程存続を願う内容。同校の卒業生の半数以上は、地元で就職し、即戦力として活躍していることに触れ「同校がなくなることは、県内有数の工業地域である上伊那にとっても衰退につながる」と主張、存続を求めている。
この日は、下伊那で統廃合対象校として名前があがった飯田長姫高校関係者から提出された、たたき台の白紙撤回を求める意見書も推進委員に配られた。
育てる会は9月2日、嘆願書と共に、集まった5万人の署名を、田中知事にも提出する予定でいる。 -
民主党候補の応援に羽田氏らが駈け付け
30日公示・9月11日投票の衆院選に長野5区から出馬を表明している民主党公認候補、加藤学氏(36)は17日、箕輪町のジャスコ前や駒ケ根駅前など4カ所で街頭演説をした。民主党長野県連合会の羽田孜代表や、元衆院議員で、科学技術庁長官を務めた中島衛氏も応援に駈け付け、小泉総理のやり方を"独裁的"とし、政権交代の必要性を強く訴えた。
羽田氏は、郵政法案や靖国神社参拝問題への小泉総理の取り組みを批判し「なんとしても変える必要がある」と主張。加藤氏を"地域に役立つ人"として協力を呼びかけた。中島氏は「長年一つの政党が政権を担当していると、ゆがみが生じてくる」と話し、政権交代を果たす意味でも、今回の選挙の重要性を訴えた。
加藤氏は「小泉政権は、世の中を勝ち組、負け組と決める政治をしているが、そうした組み分けのない社会を目指したい」と演説し、聴衆に協力を呼びかけていた。 -
箕輪町が24日から滞納整理実施
箕輪町は24日から1週間、町税などの滞納整理をする。
04年度末の未収金は約4億1382万円。01年度から03年度までは毎年未収金が約5千万円ずつ増えていたが、町が収納対策室を設置し対策を強化してきたこともあり、04年度末は1286万円の増に抑えている。
町は、8月を滞納整理強化月間としている。24日から9月2日までを重点期間とし、係長以上の職員、財政課と収納対策室の職員全員、関係する係の計74人が37班編成で家庭を訪問する。
整理対象となるのは町税、国民健康保険税、介護保険料、保育料、住宅使用料、農業集落排水使用料、下水道使用料、水道料など。
18日、職員対象に説明会を開き準備する。 -
「みのわ交番速報」発行
伊那警察署箕輪町警部交番は、箕輪町内で車上狙いが多発しているため、「みのわ交番速報-車上狙い発生警報」を発行した。「車を離れるときは、キー抜き・ドアロックなどの防犯措置を徹底し、泥棒の被害に遭わないよう注意しよう」と呼び掛けている。
「車を離れるときのパーキングチェック」は、▽財布や現金、クレジットカード、通帳、印鑑などの貴重品は持ったか▽免許証や健康保険証、資格証書など大切な個人情報書類を置き放していないか▽バッグなどに衣類をかぶせ、隠したつもりで安心していないか▽必ずキー抜き・ドアロックしているか-など7項目を掲載。
被害防止チェックポイントは、侵入窃盗(空き巣、事務所荒し)、非侵入盗(車上狙い、自動販売機狙い、ひったくり)、乗物盗(自動車盗、オートバイ盗、自転車盗)ごとに、施錠確認やドアロックの徹底、鍵の複数設置や防犯ガラスの利用、盗難防止機器の装着・活用、オートバイや自転車の防犯登録などの項目を挙げている。 -
箕輪町八乙女夏祭り
箕輪町の八乙女分館主催「八乙女夏祭り」は15日、八乙女グラウンドであった。スポーツ、太鼓、手筒花火と盛りだくさんの祭りを多くの区民が楽しみ、クライマックスは108灯の振りまんどで、一帯は赤々と燃える幻想的なまんどの火に包まれた。
八乙女分館のメーン行事は毎年異なる。これまで納涼祭はあったが、地域活性化と、子どもから長寿者まで楽しく交流できるようにと、初めて大規模な夏祭りを計画した。
昼間は、子ども中心のスポーツ大会。ヒットだターゲット、グラウンドゴルフ、スマイルボウリング、輪投げなどがあり、約50人が次々と種目に挑戦し、元気いっぱいにグラウンドを走りまわった。ヤマメ100匹のつかみ捕りもあり、捕まえたヤマメは串(くし)焼きにして味わった。
夕方からは、みのわ太鼓、みのわ手筒会を迎えての祭り第2部がスタート。太鼓演奏が始まると、ステージ前に陣取って演奏を楽しみアンコールも。子どもたちはグラウンドに響く太鼓の音色をバックに手持ち花火で盛りあがった。
みのわ祭りで打ち上げる手筒花火を会場まで行けない区民にも見せてあげたいと、みのわ手筒会に打揚を依頼。高く吹きあがる花火、降り注ぐ火の粉に身を投じる会員の姿、間近で見る手筒花火に歓声が沸き起こった。
祭りの最後はまんど。毎年、約60個の振りまんどをしているが、今年は信州新町竹房地区の108灯にならい、108個のまんどを準備。老若男女を問わず、次々とまんどを回し、バチバチと音を立てながらグラウンド中に赤い火の輪を描いた。 -
新成人に聞く
伊那市、箕輪町の成人式で、新成人に衆院選と戦後60年の2つのテーマについて考えを聞いた。
設問はI衆院選(1)投票には行きますか(2)行かない理由は(3)候補者をどんな基準で選びますか(4)郵政民営化、また解散総選挙についてどう考えますか、II戦後60年(1)第2次世界大戦について家族で話すことはありますか(2)それは、どんな内容ですか(3)それについて、どう考えますか窶煤B
新成人の考えは、次の通り。
【伊那市】
I(1)行く(3)郵政民営化に反対。支持政党はないけど、年金なども考えて、この人だと思う人に入れたいII(1)祖父からよく聞いた(2)衛生兵に行っていたときの話で、ひいじいちゃんも満州に行っていた(3)平和な時代に生まれ、実感がわかない。だけど、世界で起こる紛争を見て、あってはならないと思う(柳美帆さん・西箕輪在住・会社員)
I(1)行けない(2)東京に住んでいるから(3)郵政民営化には反対。今のままでいい。過疎地のサービスが下がるのではないかと思うII(1)祖父母から聞いた(2)おじいちゃんもけがをしたし、近くで人が死んだと聞いた。祖母は戦闘機が近くを飛んで怖かったと話していた(3)戦争は映像で見ると怖いが、想像の世界で、地震と同じような感じかなと思う。戦争で人の命が消えていくのは悲しい。イラクの自衛隊派遣は反対(小林愛香さん・東京都在住・学生)
I(1)行く(3)詳しく分からないから、これから考えるII(1)聞いたことがある(2)おじいちゃんが戦争に行った経験。食料が全然なかったことや、指がなくなったくらいですんでよかったと聞いた(3)直接、戦争の話を聞くとリアル。戦争はやっちゃいけない(田畑玲子さん・富県・大学生)
I(1)行く(3)言っていることを聞いて選ぶ(4)郵政民営化などはこれから勉強するII(1)亡くなったおばあちゃんから聞いた(2)食糧難のこと。大変な時代を生きたと思う(林孝行さん・長野市在住・学生)
I(1)行かない(2)上の人に任せとけばいいII(1)ない(3)高校時代、授業で戦争について勉強した。戦争のテレビ番組は気持ちが暗くなるからあまり見ない。(池上勇樹さん・奈良県在住・大学生)
I(1)必ずいく(2)自分の意見を反映させるため(3)人柄と考え方(4)充実したサービスの保証ができるなら民営化してもよいII(1)お茶を飲みながら、おじいちゃんから話を聞くことがある(2)戦時中に中国にいっていたときの話(3)あとの人たちに伝えていかないといけない大切なこと(埋橋由佳さん・長野市・大学生)
I(1)いく(2)自分の意見を反映したい(3)指針(4)民営化してもあまり変らないと思うのでしなくてよいII(1)ない(埋橋里味さん・東京都・教師)
I(1)いく(2)大事な選挙権を持っているので(3)自分で発言したことを実際にやる人、意思が見える人(4)国でわざわざやらなくてもよいことなので、民営化した方がよいII(1)ある(2)戦争の内容や食生活について(3)事実があったことを認識して、自分たちが大人になっていくうえで2度とないようにしていきたい(春日嵩広さん・富県桜井・公務員)
I(1)いく(2)初めての選挙なので投票にいきたい(3)自分の考えに共感できる人(4)過疎化の地域の郵便局がなくなり、サービスがいき渡らないので反対II(1)ある(2)当時の生活について(3)戦争などの体験を次の世代に語り継いでいかなくてはならない(埋橋智子さん・富県貝沼・公務員)
I(1)たぶんいく(2)自分の思いと合う人(3)見た感じの雰囲気(4)郵政民営化については、身近に感じていないのでどちらとも判断できないII(1)食卓で話すことがある(2)食べ物についてなどの生活状況(3)食べるものを大切にしていきたい。何でも買い与えてしまう人はよくない(有賀敏さん・西箕輪吹上・保育士)
【箕輪町】
I(1)行く(3)国民のことを考えているかどうか(4)解散総選挙はちょっと違う気がする。郵政民営化がきっかけでいいのかなと思うII(1)祖父、祖母から話を聞いた(2)毎日お腹がいっぱいにならない、子どもがいて生きていくのが精一杯だったこと(3)今の幸せな空間に気付いていない。当たり前になっている。今の憲法9条で本当に平和が守れるのかなと思う。イラクに自衛隊を派遣しているし、どこが歯止めなのかなと思う(松本玲子さん・上田市在住・学生)
I(1)行く(3)どこに投票しても同じ、あまり変わりばえしないと思う。内容よりも面白さで選ぶ。今回は自分の一票で変わるかもしれないので楽しみ(4)最終的には郵政民営化したほうがいいと思うが、やり方が強引すぎたと思うII(1)祖母に聞いた(2)子どもを育てるのが大変だった、草を取ってきて食べたこと(3)今、自分がこういうふうに生きていられるのはそういう時代があったから。今ある幸せを認識しないといけない。憲法は抽象的な表現だからあってもなくても変わらない。でもせっかく世界でも珍しい憲法9条は変えてほしくない(宮下翔子さん・町内在住・学生)
I(1)行く(3)国民の税金を無駄使いしない人。郵政民営化、年金、消費税を上げないなど意見を聞いて考える(4)郵政民営化は賛成。金融機関が一緒に対等になることでサービスも向上する。国民に問うことが大事なので選挙になってよかったII(1)8月になると話題になる(2)戦争のドキュメンタリー番組を見たり、原爆展覧会を見に行ったこともある(3)戦争はだめ。憲法9条はあまりいじらないほうがいい(佐々木恵さん・町内在住・銀行員)
I(1)行く(3)党の政策や郵政民営化に賛成の人を選ぶ(4)郵政民営化は賛成II(1)祖父と話した(2)海軍にいて出征の直前に戦争が終わった話(3)どういう理由でも武器を持つのはよくない。憲法9条の改定は断固反対。日本では戦争は終わったと言っても、周辺(中国や韓国など)では傷がいえていない。それを無視していくのはよくない。国際貢献は別の形でもできると思う(羽生佳孝さん・滋賀県在住・学生)
I(1)行かない(2)選挙の目的がすごく不明瞭だから。郵政民営化してもいいと思うが、だからといって解散する必要があったのか。選挙する意味がないと思う(3)今後、選挙に行ったとしても白票を入れる。期待できない(4)郵政民営化は賛成。国鉄にしても、JTにしてもうまくいっている。やればそこそこうまくいくと思うので、それならコストが低いほうを選ぶのが妥当II(1)ある(2)食べ物がなかったことなど(3)戦争は絶対悪だと思う。憲法9条は改定しなければいけない点もあると思う。万が一のとき、やられる前にやらなければいけない事態が出てくると思う。平和憲法であってほしいけど、拡大解釈にも限界があると思うので条件付きの改定に賛成(原知史さん・横浜市在住・学生)
I(1)行く(3)公約を見て考える(4)わからないII(1)ある(2)祖父が沖縄戦に行って、激しい戦いだったこと(3)戦争は無いのが一番。憲法改定は個人がどうこういう問題ではない。守られていればいいと思う(大槻孝佳さん・町内在住・無職)
I(1)行く(2)選挙権を持つということは、その責任があると思うので(3)住民の意見や自分が理想とするものなどを、政策に反映してくれる人(4)民営化することでサービスが向上するなら良いことだと思うが、地方が取り残される現在のまま進めるのは問題がある。今は少しずつ段階を踏んで話し合いを進め、行き届いたサービス体制が整えば、いずれ民営化しても良いと思う。総選挙は、郵政民営化のみに話しの焦点が向いているが、もっとさまざまな課題にも目を向けるべきII(1)同居する祖父母から聞くことがある(2)戦時中の貧しかった生活や、日本がさまざまな外国に対してひどいことをしたということなど(3)今の社会で考えられないこと。授業で教えてくれないような内容も多く、直接話しが聞けることは世代としてこうした記憶は風化させてはいけないと思う。(太田智美さん・町内在住・公務員)
I(1)分からない(2)現在東京に住んでいるため(3)今後の政権運営の方針などを聞いて決める(4)郵政民営化のメリット、デメリットなどを明確にしてほしい。総選挙は、小泉首相の考えだけで動いている感じがするII(1)今実家にいないので、そういった話はあまりしない。今回戻った時も、そういう話はしなかった。(2)窶・3)今、話し合ったり語り継いでいかなくてはならない問題だと思う(唐澤理恵さん・学生・東京都在住)
I(1)行く(2)自分たちが生活する日本の中のことなので、自分たちで決めていく必要があると思うから(3)今は、候補者についてあまりしらないが、本格的な選挙が始まる中で、候補者の考えややりたいことを聞いて投票したい(4)いつまでも同じことをやっていてもうまくいかないと思うし、実際に実行してみない分からないこともあると思う。民営化した後の影響などをの議論を尽くして民営化を進めてほいしが、現状は議論が不十分。問題があったときに別の議論へのすり替えは、よくあることだが、総選挙がいいのか悪いのか判断できないII(1)家族で話すことはあまりない(2)悲しい過去があったという事実は忘れてはいけないことだと思うが、過去のことばかり議論するのでなく、大切なのは「これからどうしていくか」を考えることだと思う。憲法改定については、難しかったり、分かりにくい文脈などは修正すべきだが、日本が戦争に参加できるようにするのは反対なので、今言われているような改定は反対(宮下秀樹さん・学生・山梨県在住)
I(1)時間があれば(2)興味がないわけではないが、日曜日も仕事なので、時間的なものが合えば行くかもしれない(3)自分でいいなと感じた人に投票する(4)小泉首相が独断で進めているみたいで、納得いかない。民営化しなくてもいいのではないかと感じているII(2)祖父から聞くことはあるが、両親と話すことはあまりない(2)北朝鮮に行っていたときのことなど(3)ひどい状況だったことなどを聞くので、あまりいい気はしない(小林祐介さん・会社員・町内在住) -
箕輪町成人式
箕輪町成人式は15日、町文化センターであった。200人余が出席し、懐かしい友や恩師との再会に笑顔があふれた。
新成人は、外国籍を含む347人。新成人で組織した成人式実行委員会の唐沢久美子委員長は、「一生に一度のこのよき日を皆さんと過ごせることをうれしく思う。新たな人生の第一歩となるスタートを踏み出したい」とあいさつした。
意見発表は、日野豪さんが「小さいころと比べ感謝の気持ちを持てるようになっている。感謝の気持ちを持ち続け、人間として成長し、格好いい大人を目指しましょう」、埋橋幸希さんが「社会人として今まで習ってきた人としての常識が大切と実感。当たり前のことが当たり前にできる、目指すべき大人になりたい」と語った。
平沢豊満町長は、「自分自身の将来を真剣に考え、積極的、建設的な姿勢で悔いのない人生を送ってほしい」と祝福し、箕輪中学校時代のクラス担任だった恩師8人がお祝いの言葉を送った。 -
箕輪町民野球大会
箕輪町教育委員会主催の第51回町民野球大会は14日、18チームが参加し番場原第1、2運動場であった。ジリジリと照り付ける真夏の太陽の下、熱い戦いを繰り広げ、ムシキングが優勝した。
町民の親ぼくを深めようと中学生以上を対象にした恒例の大会。地区の分館単位や、同級生などで作るチームが集まり、トーナメントで競った。
毎年参加する常連チームもあり、盆野球のために地元に帰ってくる人も。ベンチからは「おいしい酒を飲むよ!」という声援もあり、大人は試合後のビールと焼肉を楽しみに、暑さを跳ね飛ばすように白熱した試合を繰り広げた。
結果は次の通り。
▽準決勝
ムシキング13-0ブラックローゼス
BBT酒乱3-2大槻&co・下克上運動部
▽決勝
ムシキング7-0BBT酒乱 -
箕輪町介護保険事業計画策定委員会
箕輪町介護保険事業計画策定委員会は12日、町役場であった。06年度から3年間の第3期事業計画策定のため委員15人を委嘱し、介護保険の現状と計画策定の予定などを説明した。
介護保険制度は00年度に開始。3カ年ごとに事業計画を作り、本年度は2期目の最終年度になる。
委員は、被保険者、保険医療関係者、女性団体、福祉と健康のまちづくり推進委員会、知識経験者で構成。任期2年。委員長に加藤寿一郎さん(民生児童委員会)、副委員長に荻原弥生さん(女性団体連絡協議会)を選出。委員会は、現在ある在宅介護支援センターの機能を強化して06年度に設置する「地域包括支援センター」の運営協議会も兼ねる。
会議を月1回開き、事業計画を検討。来年1月から2月までに保険料の試算や事業計画案などをまとめ、町長に報告する。
町の介護保険事業の状況は、65歳以上の第1号被保険者は99年度末4742人が04年度末5258人。居宅介護サービス受給者は00年度3514人が04年度5924人、施設サービス受給者は00年度1066人が04年度1593人で年々増加。
介護給付費費用額は00年度6億7051万円が04年度12億717万円に増え、介護保険給付費準備基金保有額は00年度4500万円から04年度1298万円に減っている。 -
箕工未来を育てる会、9月に5万人の署名を県に提出
県教委が示した高校改革プランのたたき台ので統廃合校として校名が挙がった箕輪工業高校の未来を育てる会は(平澤豊満会長)は11日、箕輪町文化センターで会合を開き、箕工の存続を願い集まった5万人の署名を、9月、県に提出することを確認し、県教委に対して、同会と県教委が直接話し合える場の設置を求めていくことを決めた。
今後、育てる会は知事、県教委、第3通学区の高校改革プラン推進委員会(池上昭雄委員長)に、嘆願書を提出する。委員会への提出は18日。第5回高校改革プラン推進委員会(伊那市)が始まる直前に提出し、知事、県教委に対しては、9月の第1週に、5万人の署名と共に提出する。
また、会の相談役、小林伸陽県議から「会が直接県教委や推進委員会と話し合う機会を設けては」との意見がだされ、その一歩として県教委に話し合いを求めることを決めた。
平澤箕輪町長は「地元工業高校がなくなるということは、工業が盛んな上伊那全体の問題。また、定時制高校の本来的な役割を考えれば、1校に集約することが本当に良いことなのかを考える必要がある」と話した。
また今後は、PTAや同総会を包括する同会が中心に、箕工の存続に関する活動に取り組んでいく。 -
箕輪町交通少年団研修視察
箕輪町交通少年団は5日、研修視察で飯田市の日本道路公団中部支社飯田管理事務所、高速道路交通警察隊飯田分駐隊などを訪れ、交通関連施設に理解を深め、交通安全の意識を新たにした。
町内小学校5、6年生の団員58人が、町のバスに乗って参加。中津川インターから伊北インターまで管轄する道路公団の事務所では、恵那山トンネルの施設制御室などを見学。白バイやパトカー、トンネル内で照明の清掃などに使う道路公団のリフト車にも乗った。リフト車の荷台は高さ5mまで上げることができ、子どもたちは高くても大喜びで荷台に乗っていた。
通常はなかなか見学できない施設での研修で、積極的に体験したり、質問するなどして楽しく学んだほか、恵那峡ワンダーランドでも遊んだ。 -
新エネルギー導入プロジェクト
みのちゃんバスBDF事業箕輪町は、04年度に策定した「箕輪町地域新エネルギービジョン」に基づき、廃食用油からバイオディーゼル燃料(BDF)を製造し町内巡回みのちゃんバスに使用する「みのちゃんバスBDF事業」に取り組んでいる。06年度の導入に向け、7月にしたアンケート結果を集計し、廃食用油回収システムやBDF運用体制の立案を進めている。
みのちゃんバスBDF事業は、町が掲げる新エネルギー導入構想の4プロジェクトの中の一つ。住民協働の事業に位置付け、県のコモンズ支援金事業特別分の内定も受けている。
廃食用油は、各家庭と町内小・中学校の給食室から集める。回収により期待される効果は、可燃ごみの資源化が年間6111リットル(内小・中学校4900リットル)、二酸化炭素の削減が年間14トン。
BDFをみのちゃんバスに利用し、“ごみ”は“ごみ”でなく、“資源”として生まれ変わることを普及・啓発。住民の環境問題・環境保全への意識を高める。また、地球にやさしいBDFを使うことで軽油使用料を削減し、地球温暖化防止を図る。
回収システムと運用体制の立案後、区長会・衛生部長会・女性団体連絡協議会などに説明。住民説明会も開き理解を深めてもらうと共に、10月にはBDFプラントを設置。来年3月末までにプラントの試行、みのちゃんバスの試運転、説明会などを重ね、4月スタートに備える。 -
みのちゃんバスBDF事業アンケート
約9割が廃食用油回収に協力箕輪町は、廃食用油からバイオディーゼル燃料(BDF)を製造し町内巡回みのちゃんバスに使用する「みのちゃんバスBDF事業」の計画実現に向けアンケートをし、廃食用油の回収に約9割が協力する-などの結果をまとめた。結果を参考に、廃食用油回収システムなどの検討を進める。
同事業は、廃食用油を各家庭と町内小・中学校の給食室から集める。家庭からの回収のために町民の協力が必要となることから、町民の意見・要望を反映した事業にするため、BDFの啓蒙も兼ねてアンケートをした。
町女性団体連絡協議会の構成団体会員1430人(重複含む)を対象に、6月25日から7月31日まで。回答は650人で回収率45・5%。
「廃食用油の回収に協力できるか」との質問に、80%が「協力する」、11%が「条件付きで協力する」と回答。条件付きの主な内容は土・日曜日の回収や保管容器の支給など。回収回数は、月1回が56%、年2回が28%、月2回が12%。回収場所はごみ収集ステーションが78%、公民館13%だった。
家庭での廃食用油の処理方法は、「固めたり新聞紙に吸わせて燃やせるごみとして捨てる」が68%で最も多く、「最後まで使う」18%、「消費者の会の廃油回収に出す」8%。1カ月の廃食用油処理量は100-500ミリリットル未満が43%、100ミリリットル未満33%、500ミリリットル-1リットル未満17%。
自由意見として▽ぜひ実現してほしい▽回収場所が汚れないように考えてほしい▽回収時に廃食用油だけを回収し各家庭の収集容器は持ち帰りできるようにしてほしい-などがあった。 -
みのわ手話ダンスの会が県外の愛好者と交流
箕輪町の手話ダンス愛好者でつくる「みのわ手話ダンスの会」(大槻一子指導員)は7日、町内の松島コミュニティーセンターで、交流会をした。大槻さんが指導する上伊那の4教室のメンバーと、東京、横浜から迎えた愛好者ら約60人が、親ぼくを深めた。
03年から2年に一度ある交流会。参加者らが「瀬戸の花嫁」「四季のうた」「ふるさと」「川の流れのように」など、さまざまなジャンルの曲に合わせて23プログラムを披露。日ごろの練習の成果に、盛大な拍手を送り合った。
また、全プログラム終了後は、各土地のお囃子(はやし)を全員で踊り、交流もした。
大槻指導員は「手話は聴覚障害者の大切な言葉ということを、見る人も、踊る人もより深く理解し、障害者との交流を深めていきたい」と話している。 -
箕輪町議会臨時会
箕輪町議会臨時会は10日開き、箕輪工業高校全日制の存続を求める意見書の提出、05年度一般会計補正予算案などを可決した。
県立高校再編整備案により、箕輪工業高校が全日制を募集停止し多部制・単位制に転換する学校として名前が挙がったことを受け、「箕輪工業高校の全日制がなくなることは、地域と一体となって魅力ある学校づくりを実践する地元・学校にとってまことに由々しい限り。存続を強く求める」とする内容で、県知事、県教育委員会、県議会議長あてに意見書を提出する。
高校改革案、多部制・単位制に賛成か反対か-を尋ねた寺平秀行議員の質問に、平沢豊満町長は、「基本的には、たたき台として案が出ていることに反対。どういうプロセスで決まっているのか明確でない限り検討すべきではない。たたき台の案の白紙撤回をあくまで要求する」と答えた。
05年度一般会計補正予算は、歳入歳出に各5500万円を追加し、総額を79億8580万円とする。歳出は地域総合活性化事業交付金の増、町発足50周年記念講演会補助金、中部小旧体育館屋根改修工事、衆議院選挙費など。
人事案件は、監査委員に山口武勇さん(65)=松島=の選任(新任)に同意。山口さんは興亜電工箕輪工場に入社し、89年6月からKOA本社経営推進室部長、91年4月退職。同4月に工房ウッド設立、副社長を務め、98年から社長。03年10月退職。現在は農業。 -
夏休み親と子の押し花教室
箕輪町の秦益子さんが主宰する「アートフラワーみのわ」は6日、恒例の夏休み親と子の押し花教室を町文化センターで開いた。子どもたちはきれいな押し花をたくさん使って作品づくりに熱中した。
作品は、子どもでも簡単に楽しく作れるうちわとレースクロス。秦さんや会員がパンジー、千鳥草、アジサイ、コスモスなどの押し花を持ちより、指導した。
参加した親子25人は、好きな花や葉を選んでうちわやレースの上に並べ、花束のようにしたり、チョウチョウを作ったり、思い思いにデザインしてオリジナルを作り上げた。
おばあさんが押し花を習っているという上古田の植田修平君(箕輪西小4年)、涼太君(同2年)、恭輔君(年少)の3兄弟は、お母さんと一緒に参加。一人ひとりこだわって花を並べ、うちわを完成させた。修平君は「思ったよりうまくできた。学校の夏休みの工作で持っていくけど、記念品として大事にとっておく」と話していた。 -
ミカドテクノスが新アイデア
真空・高圧 含浸・充填装置ユニークな工作機械を製造するミカドテクノス(本社・箕輪町、伊藤英敏社長)が、新たなアイデアによる新型機械の製作に乗り出している。「真空・高圧含浸・充填装置」とも命名するべきもの。
作業が困難とされてきた微細穴内部への金属や樹脂の充填などが容易にできる。従来は、大気中で微細穴に充填物を溶かして注入しようとしてきたが、穴内部に気泡ができるなどして作業が難しかった。
同社では、数年前に開発した「瞬時真空プレス」の技術を応用発展させ、真空状態で微細穴に溶けた金属や樹脂を流し込み、それが固まらないうちに瞬時に空気圧をかけて奥まで押し込む技術を開発した。
この技術を利用すると、例えばガスボンベのフタに使用するボルトに、穴を開け、そこに融点の低い金属を充填することによって、火事などの際に温度が上がるとガス抜きの穴が開く安全なボルトにすることができる。
伊藤社長は「まず真空状態で解けた金属を流し込んだり、あるいはその中に漬けたり、空気に邪魔されずに奥までしみ込ませると言うのが新しい発想。新素材への利用など、様々な応用が期待できる」と話している。 -
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区
樹皮絵サークル仕事だけでなく趣味を生かして互いの交流を図ろうと、伊那広域シルバー人材センター箕輪地区は、会員がサークルを作って楽しく活動している。3年前、カラオケサークルが発足。今年3月には、より活発な会員活動を願い、新たに樹皮絵、手芸、マレットゴルフの三つのサークルが出来た。伊那広域シルバー人材センターの中で一度に三つものサークルが立ち上がり活動しているのは箕輪地区だけという。
その中の一つ、「樹皮絵サークル」は会員14人。樹皮絵は、色紙などに樹皮とコケをはって絵を描く木の皮の張り絵のような作品。主に山水風景を題材にしている。皆、初心者で、第1・第3金曜日の月2回、箕輪町産業会館に集まり、趣味で樹皮絵に親しんでいる大槻長司さん=上古田=の指導を受ける。
1作品目は、皆が同じ題材に挑戦。「樹皮の選び方、張り付け方、絵の具を使った色付けなど難しい」。要領がつかめるまで苦戦しながらも、約2カ月半かけてそれぞれの作品を完成させた。
「先生の見本を見て頭に描いたものを樹皮を張って表現する。でも失敗を繰り返し、いい絵になっていない」と代表の伊藤昇さん。「慣れれば慣れるほど、絵に心を寄せるようになればなるほど、難しくなる」という。
現在は2作品目に挑戦している。制作に取りかかってすでに3回目。皆とても熱心で、部屋には指導する大槻さんの声しか聞こえないほどだ。
「今まで木の皮に関心はなかったけど、樹皮絵を初めてから注意して見るようになった」「木の皮を拾うのが楽しくなった。これは山に使える、これは岩になる-と関心を持つようになった」
「この辺には樹皮は落ちてないよ。全部、私たちが拾っちゃったから」と笑うほど、これまで見過ごしていた樹皮に自然と目がいくようになり、「うんと興味が出た」という。
シルバー人材センターに登録する同じ仲間であっても、日ごろは職場が違う。そのため、年1回の総会など顔を合わせる機会は限られている。しかし、サークル活動によって新しい交流が広がっている。
「趣味を一つでも二つでも持つことは、心の広さが違ってくる。共に生き、支え合い、助け合うのが本来の姿。シルバーに行ってサークルで仲間を作り、新しいことを覚える。こういうサークルを本当に大事にしていきたい」と願いながら、作品づくりに打ち込んでいる。 -
知事が箕輪町のリンドウ業者視察
箕輪町中箕輪のリンドウ生産業者、スカイブルー・セト(瀬戸堯穂代表)を10日、田中知事が訪問した。
この日田中知事は、県内の躍進企業や先進的農業者などを訪問。さまざまな意見を今後の政策運営に反映させたいとしている。
瀬戸さんは、リンドウの育種から苗・切花の生産まで一貫して取り組む県内でも進んだ生産者で、育種技術にも優れており、これまでに60種類のリンドウを品種登録している。また、瀬戸さんの開発した「ホワイトベル」と「夢ハイジ3号」は、10年に一度オランダで開かれる園芸見本市「フロリアード」で金賞を受賞している。
田中知事は、切花の加工所や育種ほ場を見学。気候や地理的条件はリンドウに適しているのか窶狽ネどを質問したり、瀬戸さんの開発した品種の多さに改めて驚いた様子で「県内だけでなく県外にも長野県のリンドウを宣伝していきたい」と話していた。 -
箕輪町警部交番連絡協議会が夏季支援物資贈る
箕輪町警部交番連絡協議会(小林紀玄会長)は8日、交番に恒例の夏季支援物資を贈った。
同協議会は毎年夏と冬の年2回、署員への感謝の気持ちを込め、支援物資を届けている。
今回は、飲料や栄養ドリンク、カップめんなど5万円強の物資を届け、小林会長は「日ごろ安心して生活できるよう昼夜を問わず勤務いただき感謝している。お盆を間近に控え、交通事故や事件が一つでも少なくなるようお願いしたい」とあいさつした。
倉田千明所長は、「7月末までの町の犯罪件数は約170件で昨年並のペース。犯罪は少ないほうがいい。夜も西箕輪から箕輪まで一生懸命パトロールしている。たくさん支援いただき、署員も励みになる。お力添えに感謝する」と喜んだ。 -
みのわ少年少女合唱団創立5周年記念
ジョイントコンサート今年、創立5周年を迎えた箕輪町の「みのわ少年少女合唱団」は6日、記念のジョイントコンサートを町文化センターで開き、明るく澄んだ歌声で会場を包んだ。「楽しいハーモニカ」と「藤が丘コーラス」の2団体がジョイントし、演奏と合唱でコンサートを一層盛り上げた。
町子どもセンターが地域教育事業の一環として設立。町内の小学3年生から中学1年生までの17人が、ハーモニーを追求しながら、友達の輪、心の輪、歌の輪を広げている。
そろいのユニフォームでステージに立った団員は、「さあ太陽をよんでこい」「明日に向かって」「ビリーブ」など6曲を熱唱。観客は惜しみない拍手を送った。
楽しいハーモニカは、03年度公民館のハーモニカ講座終了後に結成。「海」「夏の思い出」など5曲を演奏。箕輪中部小PTA教養部活動の一環である藤が丘コーラスは、「はじめから今まで」「ありがとうのうた」など3曲を歌い上げ、いずれも美しいハーモニーで観客を楽しませた。 -
少年野球町長杯
箕輪少年野球連盟の第9回町長杯が7日、番場原第一グラウンドで開かれた=写真。連盟に加盟する6チームが出場。トーナメントで競った結果「南小ドラゴンズ」が優勝した。
暑い日差しが照りつける中、選手たちはプレーに集中。監督や保護者などから「1点に抑えていくぞ」「気持ちで負けるな」とげきが飛び、2・3塁に選手を抱えながらアウトを取ったり、相手の悪送球を逃さず、得点を重ねたりと白熱した試合が続いた。
優勝した「南小ドラゴンズ」は1、2回戦とも相手チームを1点に抑え、決勝でも「箕輪中部ヤンキース」を5窶・で破った。
始球式では、平沢町長がバッターを務めた。