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ふるさとの四季フォトコンテスト 最高賞に山崎さん
箕輪町観光協会が主催する「ふるさとの四季フォトコンテスト」の表彰式が18日役場で行われました。 最高賞の推薦に選ばれたのは、箕輪町大出の山崎朝男さんの「みのわ花街道まつり」です。
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5月12日を「箕輪町安全安心の日」に制定
箕輪町はWHO世界保健機関からセーフコミュニティを認証取得した5月12日を「箕輪町安全安心の日」に制定することを決めました。 17日は平澤豊満町長が町議会のなかで「安全安心の日」宣言をしました。 箕輪町では平成24年5月12日にWHO世界保健機関からセーフコミュニティの認証を取得しました。 これは安全安心な町づくりを住民と行政が協働で行うもので国内では9つの自治体が認証されています。 安全安心な町づくりを推進する町セーフコミュニティ推進協議会条例制定案も今議会で可決されています。 今後は毎年5月12日に近い日曜日などに式典などを開き、意識の定着を図っていくということです。
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箕輪町新図書館 JA箕輪町支所に
箕輪町の新しい図書館の建設用地が松島のJA上伊那箕輪町支所がある場所に決まりました。 JAの機能を残すなど町の賑わいづくりの核となる施設を目指します。 これは17日箕輪町役場で開かれた町議会全員協議会で平澤豊満町長が明らかにしたものです。 選定理由については、中心市街地の活性化につなげるための施設にすることなどを挙げています。 JA上伊那から、4,000から5,000平方メートルの用地を取得する計画で今の建物は取り壊しを前提としています。 図書館以外に隣接する建物を建設しJAの事務所や会議室を設けるほか、町商工会の事務所、カフェレストランなども入れる計画です。 図書館の延床面積は1,500から2,000平方メートルを想定していて100台ほどの駐車スペースを確保するとしています。 事業費は用地取得を含めて10億円ほどを見込んでいて、任期付き専門職員の公募も行います。 平澤町長は新しい図書館について、町のシンボルとなるような施設にしたいとしています。
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富岡町を語る会in箕輪
東日本大震災の被災地で、原発事故により避難生活を強いられている福島県双葉郡富岡町の住民が体験などを話す「富岡町を語る会in箕輪」が15日、箕輪町文化センターで開かれました。 これは、避難している人達の思いや現状を知り、地域での支え合いや人との繋がりの大切さについて考えるきっかけにしてもらおうと、有志でつくる実行委員会が開いたものです。 今年2月の富岡町の様子です。 富岡町は、事故があった福島第一原発から10キロほどの場所に位置します。 帰宅困難区域となっている場所もあり復興はほとんど手つかずで、住民は全国各地への避難生活を余儀なくされています。 富岡町社会福祉協議会の青木淑子さんは「天災と人災が町を襲った。国からは、原発事故に関して本当に必要な情報が得られなかった」と話しました。 海岸から500メートルの場所に住んでいた三瓶容子さんは「窓から見た津波は真っ黒で、ごつごつした海の底が見えていた。住んでいた場所はねずみが繁殖していて、戻ることができたとしても今までのように生活できるか分からない」などと話していました。
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想像力UP 模様の中から自由な発想で絵を描く
紙にうつし取った木や石の模様からイメージして絵を描くイベントが9日箕輪町の地域交流センターで開かれました。 このイベントは、「偶然の出会いをアートにする」をテーマに、箕輪町郷土博物館、図書館、公民館の三館連携講座の一環で開かれたものです。 今回の講座には親子づれなど9人が参加し、用意された木や石に紙をあて鉛筆で模様を写しとったり、絵の具が付いたビー玉を紙の上で転がし線を書いていました。 講師は、木彫家でみのわ芸術会の中澤達彦会長が務め「石の側面からも違った模様が取れるやビー玉はゆっくり転がすと曲線ができる」などとアドバイスしていました。 模様を写し終えると、参加した人たちは、紙を眺めながらイメージを膨らませていました。 中澤さんは、「大人になると、経験した知識からイメージし物事をとらえてしまう。偶然できた模様から発想力を高め、子供達が持つ潜在的な能力を引き出してほしい」と話していました。
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東京五輪 フェンシング事前合宿誘致へ
箕輪町の平澤豊満町長は、2020年に開かれる東京オリンピックに向けて、フェンシング選手団の事前合宿誘致に積極的に取り組みたいとの考えを示しました。 11日開かれた箕輪町議会一般質問の中で平澤町長が議員の質問に答えたものです。 箕輪町では1978年のやまびこ国体でフェンシング会場になって以来、盛んに競技が行われています。 小学生向けのクラブがある他、中学校では部活としてフェンシングが行われています。 箕輪中学校のフェンシング部出身の選手の多くは高校に進学後、国体に出場するなどの活躍をしています。 また、箕輪町でフェンシングの全国大会が6回開かれています。 平澤町長は「フェンシングの街として全国的に定着してきている。競技や練習が出来る環境も整っている」とし、積極的に事前合宿誘致に取り組んでいきたいとしています。
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公立高校後期選抜試験 実施
公立高校後期選抜試験が11日、県内の高校で一斉に行われました。 県内ではおよそ1万2,600人が受験に臨みました。 上伊那では、全日制の7校と多部単位制の箕輪進修高校の合わせて8校で試験が行われました。 このうち、伊那市の伊那北高校では、塾の講師などに励まされながら受験生が会場に向かっていました。 伊那北高校は、普通科が200人の募集に対し192人が志願していて倍率は0.96倍、 理数科は、4人の募集に対し15人が志願していて倍率は3.75倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで、 上伊那の高校でもトラブル等はなかったということです。 合格発表は20日木曜日です。
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町の新図書館 検討委員会設置へ
箕輪町の平澤豊満町長は、移転新築する計画の町図書館について、 専門職員を中心にソフト事業などについて考える検討委員会を設置するとの考えを示しました。 これは10日町役場で開かれた町議会一般質問で示されたものです。 平澤町長は、箕輪町として特色のある図書館にするため知識のある専門職員を公募しソフト事業について考える検討委員会を設置するとしています。 専門職員は5年を目途とした期限付き職員として公募します。 町ではその専門職員を中心に図書館事業などソフト面を検討し箕輪町にふさわしい図書館づくりを進めていくとしています。 また用地については候補先の所有者と協議中で返答があれば今議会中にも報告するとしています。
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箕輪町交通少年団入退団式
箕輪町内の小学5、6年生でつくる箕輪町交通少年団の入退団式が8日箕輪町の松島コミュニティセンターで行われました。 式では、6年生68人が退団し、4年生76人が入団しました。 唐澤利夫団長は、卒団する6年生に「交通安全のリーダー的存在としての活動に感謝している。中学でも活躍してほしい」と話していました。 各小学校の6年生の代表者が感想文を発表しました。 このうち、箕輪中部小学校の浅井英雄(ひでお)君は、「事故防止の手紙を配ったら笑顔で答えてくれて嬉しかった。運転手に直接呼びかけることで、事故防止につながったと思う」と話しました。 箕輪町交通少年団では、交通安全を呼びかける手紙の配布や成人式で飲酒運転防止を呼び掛ける活動などを行っています。
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教育テーマに阿部知事と意見交換
「子育てと学校教育」をテーマに阿部守一長野県知事が住民と意見交換をするタウンミーティングが8日、箕輪町の文化センターで開かれました。 タウンミーティングは小中学校のPTAや保育園の保護者会などでつくる実行委員会が開いたもので、地域住民およそ300人が参加しました。 阿部知事は、教育制度について「国の関与は最小限にし、住民に選ばれた市町村長が責任を持てる仕組みに変えていかなければならない」と話しました。 教員の不祥事について住民から意見が出されると、知事は、「職員に対する責任が県と自治体に分かれてしまっていることが問題。この仕組みを変えていく中で、長野県の教育に対する信頼を回復していきたい」と話しました。
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早春の花 雪割草展示会
早春に花を咲かせる雪割草の展示会が8日と9日の2日間、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には、中南信の愛好家でつくる信濃雪割草愛好会の会員が育てた300鉢が展示されています。 花の中心部が白い「底(そこ)白(じろ)」や花びらが重なった「千重(せんえ)」など、さまざまな種類の花が並びます。 会場内では販売も行われ、市場に出ている価格よりも安く購入することができます。 会では、「たくさんの種類があるので、自分の好きな花を見つけて楽しんでほしい」と話していました。 雪割草展示会は、9日まで松島コミュニティセンターで開かれています。
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クラフト作家 柴和彦さん木の渓流魚展
箕輪町のクラフト作家、柴和彦さんによる木の渓流魚展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、流木などで作った、アマゴやニジマス、カジカなど、200点が展示されています。 渓流釣りが趣味の柴さんは、大好きな魚を作品にしようと、5年ほど前から制作を始めました。 毎年個展を開いていて、今年はモモンガやアマゴを狙うカワセミなど、魚以外のものにも挑戦しました。 柴和彦さんの「木の渓流魚展」は、10日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪西小学校 6年生に感謝する会
卒業を間近に控えた6年生に感謝する会が、6日、箕輪西小学校で開かれました。 5年生の児童が手作りした花のアーチをくぐって6年生が入場しました。 この日は学年ごと発表が行われ、5年生は、感謝の気持を俳句にして発表していました。 発表のほかにも、手作りのお守りや首飾りなどが6年生にプレゼントされました。 最後に6年生は、お礼に歌を披露しました。 将来、別々の道を歩んでも、同じ故郷の空の下に、また集まろうという思いを込めて唄ったということです。 箕輪西小学校の卒業式は、15日(土)に行われます。
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第8回南信地区会員展 9日まで
長野県水墨画協会が主催する第8回南信地区会員展が6日から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。 会場には南信支部の会員の作品104点が展示されています。 審査の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の有賀妙子さんが優秀賞、箕輪町の日野源七さんが奨励賞を受賞しました。 作品展は、6日から9日まで伊那文化会館で開かれます。
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農閑期を利用してむしろ作り
箕輪町富田の安藤国男さんは農閑期を利用して、わらで編んだ敷物、むしろを作っています。 安藤さんは、子どもの頃父親からわら細工を教わり、今でも草履やわらじ、暮れになるとしめ飾りなどを作っています。 むしろは、10年ぶりにもう一度作ってみようと始めたもので、昔の道具を使い新たにむし織機をつくりました。 なった縄を何重にも巻きつけ、横からわらを通し、はたおりと同じ方法で織っていきます。 完成したむしろは秋に、そばの実やまめなどの天日干しで使うということです。 安藤さんは、「むしろは水分を吸収するので使い勝手が良い」と話していました。 むしろ作りは、3月いっぱい行われます。
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伊那中央病院 経営改革プランまとまる
伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合は平成30年度までに新たに北棟を増築することや日帰り人間ドックの受診者数を年間、現在160人から4000人などとする目標をまとめました。 2日の夜は、伊那中央病院運営審議会が開かれこれらを盛り込んだ経営改革プランが示されました。 プランは、平成26年度から平成30年度までの5年間を計画年度としています。 それによりますと、日帰り人間ドックが受診できる健診センターや手術前の患者が入院前に検査を行う術前検査センター、不足している更衣室や休憩室などを備えた北棟を平成30年度までに増築する計画です。 日帰り人間ドックは、平成24年度現在、年間160人ですが平成30年度には4000人を目標とし、諏訪赤十字病院と同程度にしたいとしています。 人間ドックの充実により、専門的な健診によるがんの早期発見や、上伊那医療圏からの受診者流出をくいとめ、住民ニーズに応えていきたいとしています。 また、がん発見のための高精度な画像診断装置PET―CTを導入し、高度医療の充実を図るとしています。 北棟増築のスケジュールは、4月病院内でプロジェクトチームを立ち上げ進めていくとしています。 これらを盛り込んだ経営改革プランは3日、了承されました。
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町議会3月定例会 開会
箕輪町議会3月定例会が3日、開会し町側から平成26年度一般会計当初予算案など26議案、が提出されました。 一般会計当初予算案は総額88億8,000万円です。 この他、安心安全なまちづくりの強化として、セーフコミュニティに関する条例制定案の他、箕輪中学校の給食施設の建設に2億9,600万円、箕輪北小学校の多目的教室と特別教室の増築に2億8,700万円などを盛った、今年度補正予算案など26議案です。 町議会3月定例会は10日、11日が一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。
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【3.11の今】 被災地に灯りを 箕輪ブライトプロジェクト
福島県郡山市富田町にある仮設住宅。 ここでは、福島第一原発からおよそ10キロ地点にあり、全町避難をしている富岡町やその近隣の住民、およそ450世帯、800人が生活しています。 仮設住宅を照らす一灯のソーラー街灯。 箕輪町から届けられました。 ソーラー街灯を贈った箕輪ブライトプロジェクトは、町内の製造業や建築業の10社が参加して、自然エネルギーを活用した製品の開発を行っています。 町内6か所に太陽光や水力で発電する電灯を設置しています。 副会長を務める荻原直己さん。 箕輪町松島で太陽光パネルを使った製品の開発・製造を行う(有)NOTESの社長です。 荻原さんは、自分たちが製作したもので被災地のために何かしたいと、メンバーに声をかけます。 荻原さんは、「停電が起こったとき電気はつかない。ソーラー街灯は停電の時でも切れることのない電気として、真っ暗闇の中の不安がちょっとでも解消されればいいと思った」と話していました。 荻原さんの声を聴き、寄贈先を探したのは事務局で箕輪町商工会の高橋敏さんです。 ボランティア団体みのわ絆の会の代表として、被災地でどろかきなど、住環境を整える活動を続けています。 高橋さんが富岡町の仮設住宅をボランティアで訪れたことが縁で送り先に決まりました。 設置したのは、去年の9月28日。 プロジェクトメンバー5人が現地に街灯を建てました。 設置した街灯は、2日間の充電で、5日間闇を照らすことができます。 荻原さんは、「この電灯があってもなくても生活に変化はないと思う。停電などで普段の生活ができなくなったときに、初めてここに明かりがあると気づいてもらえればいい」と話していました。
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箕輪町大雪で除雪など1,130万円補正
箕輪町議会臨時会が27日、開かれ、2度にわたる今月の大雪の除雪費用と、被災した箕輪北小の体育館の復旧工事費用、合わせて1,130万円を追加する補正予算案が可決されました。 27日は、箕輪町議会臨時議会が開かれ、町側が大雪への対策を盛った補正予算案を提出しました。 今月8日からと、14日からの2度にわたる大雪に対応するために行った除雪や凍結防止剤の散布作業委託料などに、1,650万円。 また、大雪により、屋根の一部が破損した、箕輪北小学校体育館ミーティング室の復旧事業に290万円としています。 除雪には特別交付税1,000万円が交付され、箕輪北小の復旧事業には、建物災害共済金130万円が支給されるため、1,130万円を追加する補正予算案を提出しました。 差額分は、予備費から810万円を繰り入れます。 この補正予算案は全会一致で可決されました。
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箕輪中学校生徒会が模擬議会で町長に質問
箕輪中学校の生徒が、平澤豊満箕輪町長に質問する、中学生模擬議会が26日、箕輪町役場で開かれました。 模擬議会は町政に関心を持ってもらおうと町議会が開いたもので、箕輪中学校の生徒会役員、33人が参加しました。 模擬議会の議長は生徒会議長の深澤綾美さんがつとめました。 議員席には21人が座り、そのうち代表の10人が一般質問をしました。 このうち宮澤希さんは長野県教育委員会の中学生のスポーツ活動指針である朝部活の原則廃止について「朝部活がなくなることで勉強の成績が上がるとは思えない。最後は自分たちのやる気の問題だと思います。朝部活廃止に反対です」と述べました。 これに対し平澤町長は、「何かをやめたら、何かが良くなるとは私も思わない。」と答えていました。 唐澤義雄教育長は「意見を参考に学校や近隣市町村の部活の状況やあり方をこれから検討していきます。」と答弁していました。 参加した中学生は模擬議会を通して、町政の一端に触れていました。
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上伊那ベテラン卓球選手権
30歳以上の会員が出場できる上伊那ベテラン卓球選手権南箕輪大会が23日に村民体育館で開かれました。 大会は、54歳以下と55歳以上のシングルス、ダブルスなど4種目で行われました。 このうち55歳以上のシングルス2部には、26人が参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 10代のころから卓球をはじめ、45年という箕輪町から参加した65歳の主婦は、「卓球は個人競技なので、気軽に楽しむことができる生涯スポーツ。勝っても負けても健康のために続けられます。」と話していました。 大会の結果、シングルス2部では、南箕輪卓球クラブの有賀恒夫さんが優勝しました。
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身近な材料で手作り雛人形
身近にある材料を使って手作り雛人形を作る催しが23日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 体験会は、実際に自分たちの手で作る雛人形のあたたかみを感じてもらおうと、箕輪町郷土博物館が開いたものです。 この日は、町内を中心に子どもからお年寄りまでおよそ35人が参加しました。 雛人形の材料は木綿やフェルト、千代紙の3種類から選ぶことができ、手のひらサイズの人形を作ります。 木綿のハギレを使った雛人形づくりでは職員から指導を受けながら、針と糸で丁寧に重ねて縫っていました。 千代紙の雛人形は紙を重ねる幅などに気を遣いながらのりで貼り付けていました。 早い人は1時間程度で完成させ、作った雛人形は部屋などに飾るということです。
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農産物直売所 にこりこに車突っ込む
21日午前10時半頃、箕輪町の農産物直売所にこりこに軽自動車が突っ込む事故がありました。 この事故で、従業員の女性が軽いけがを負っています。 事故があったのは、箕輪町大出の農産物直売所にこりこです。 事故当時店にいた店長の吉田貢太郎さんの話によりますと、21日午前10時半頃、60代とみられる男性が運転する軽自動車が運転操作を誤り店内に突っ込んだということです。 この事故で、従業員1人が軽いけがを負い病院に搬送されたということです。 運転手は、頭にかすり傷を負ったということです。 店内は、商品やガラス片が散乱していて、にこりこでは26日水曜日を目処に営業を再開するとしています。
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農産物直売所にこりこに車 従業員1人軽傷
21日午前10時半頃、箕輪町の農産物直売所にこりこに軽自動車が突っ込む事故がありました。 この事故で、従業員の女性が軽いけがを負っています。 事故があったのは、箕輪町大出の農産物直売所にこりこです。 事故当時店にいた店長の吉田貢太郎さんの話によりますと、21日午前10時半頃、60代とみられる男性が運転する軽自動車が運転操作を誤り店内に突っ込んだということです。 この事故で、従業員1人が軽いけがを負い病院に搬送されたということです。 運転手は、頭にかすり傷を負ったということです。 店内は、商品やガラス片が散乱していて、にこりこでは26日水曜日を目処に営業を再開するとしています
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クリスマスローズ展
春に花を咲かせるクリスマスローズの展示会が21日から伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で始まりました。 ヘレボルスという学名のクリスマスローズは、ヨーロッパ原産の花で、春に花を咲かせます。 展示会は、箕輪町に本部がある信濃クリスマスローズ愛好会が開いたものです。 南信地域の主婦を中心に30人の会員がいて、今回は、15人から丹精込めて育てた150鉢が並んでいます。 会のメンバーによりますと、クリスマスローズは、種から育てると花が咲くまで3年かかるということです。 さらに小さい鉢から大きな鉢へと毎年植え替えを行うということで、会場には、5年以上かけて育てているものもあるということです。 品種を交配し、独自の花を生み出すのが醍醐味ということで、様々な色や形の花が並んでいました。 今回は、唯一中国原産のチベタヌスという品種もあり、見所の一つだということです。 クリスマスローズ展は、23日までで、期間中午後1時半から2時半まで育て方や植え替え方の講習会も開かれます。
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農業施設被害 過去最大
JA上伊那は、今回の大雪による19日現在の被害をまとめました。 パイプハウスの倒壊を中心にした施設被害は、356棟、3億3,700万円余りで、施設被害としては過去最大となっています。 2回の大雪による内訳は、2月8日が259棟、2億5,600万円、14日は、97棟、8千万円余りです。 市町村別では、伊那市が175棟、1億6,100万円、駒ヶ根市が72棟、7,800万円、飯島町が52棟、4,600万円などとなっています。 作物別では、水稲育苗施設が110件、1億1,000万円、野菜施設が107棟、1億円、花卉施設が75棟、7,100万円などとなっています。 作物被害は、アルストロメリアなど花卉を中心に2,106平方メートル、377万円余りとなっています。 21日は、JA上伊那災害対策本部の2回目の対策会議が開かれ、復旧に向けた対応策を話しあいました。 御子柴茂樹組合長は、今回の大雪で出張先から戻れず、14日から17日まで山梨県のJR甲府駅に足止めされたということです。 JA上伊那では、パイプハウスの部材や施工業者の人員確保を行う考えです。 ただパイプハウスの注文が殺到し、生産者の希望に沿った復旧が出来ないことが懸念されるとして、現在作物を栽培している施設を最優先に対応する考えです。 次に優先するのは、今年の作物栽培に向けての施設で、水稲や野菜などの育苗に係る施設をあげています。 今回振った2回の大雪は、今年の稲や野菜、花卉の栽培に暗い影を落としています。
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郵便局対象に特殊詐欺被害防止の講習会
特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、伊那警察署は、20日、郵便局を対象にした研修会を初めて開きました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村の郵便局から11人が出席しました。 研修会は、去年、伊那警察署管内でオレオレ詐欺やもうかります詐欺など特殊詐欺被害が増加した事を受け開かれたものです。 伊那署管内で去年1年間に発生した特殊詐欺被害は18件で、被害額は1億1,800万円です。 一方で、金融機関の窓口で詐欺だとわかり被害を未然に防ぐことができたのは9件です。 生活安全課の関貴宏課長は「高齢者が高額のお金を、下ろそうとしたり振り込もうとしていたら積極的に声をかけてほしい」と、水際での被害防止に協力を求めていました。 研修会は、今後も定期的に開いていくということです。
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箕輪町新年度予算発表 総額88億8千万円
箕輪町は平成26年度一般会計当初予算案を19日に発表しました。今年度当初比5千万円、0.6%の減となる総額88億8千万円となっています。 箕輪町の平成26年度の一般会計当初予算案は総額88億8千万円で今年度の当初予算と比べ5千万円、0.6%の減となっています。 歳入では、町税を33億3千万円と見込んでいて今年度と比べ4千8百万円、1.5%の増となっています。このうち、個人町民税は、1.9%増の12億1千万円、法人町民税は11%増の2億8千万円です。 主な事業は、中学校へのタブレットパソコン80台の導入やこれらを活用した授業を行える教員育成のための指導員の配置等に1千1百万円。安全安心なまちづくりとしてセーフコミュニティ推進やフォーラムの開催に6千万円。高速道路にかかる町道の橋梁5橋の長寿命化を進める事業に1億9千万円。みのちゃんバスの2台の更新や、伊那松島駅の改修などに4千5百万円。オートキャンプ場や施設の整備など来年度から2年計画で行う、ながた自然公園周辺のリニューアルに5千8百万円です。 箕輪町の平成26年度当初予算案は3月の定例町議会に提出されます。
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箕輪町上古田で農閑期利用し ほうき作り
箕輪町上古田の唐澤正成さん宅のハウスでは、農閑期を利用してのほうき作りが行われています。 作業をしているのは、上古田に住む70代から80代の農家5人です。 唐澤さんのハウスに集まり、12月から毎日作業をしています。 材料は、自分たちで育てて8月に収穫した「ほうき草」を使います。 現在84歳になる唐澤恒男さんが作り方を指導し、10年ほど前から毎年続けています。 作ったほうきは、知り合いに贈ったり、販売もしているということです。 ほうきの他に、町内の山で採ってきた竹を使ってびくも作っています。 このハウスは、稲の苗を育てるためのもので、作業は、農作業が始まる3月半ばまで続くということです。
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洋らんの展示会 大雪のため会期1日延長
春の訪れを告げる洋らんの展示会が15日から箕輪町富田のガーデン和らぎで始まりました。 会期は、大雪のため一日延長し、17日までとなっています。 会場には、270鉢、40種類の洋らんが並んでいます。 展示会は、町内外の愛好家で作る洋らんの花を咲かせる会が一年間の成果の発表の場として毎年開いているものです。 中には、会独自で交配をさせた品種もあります。 会では、「今年は寒さで展示会に合わせて花を咲かせるのに苦労した。会員が一年間努力して咲かせた花を見てほしい」と話していました。 会期は16日までの予定でしたが、大雪の影響で見に来られなかった人たちのために、一日延長します。 洋らんの花を咲かせる会の展示会は17日月曜日まで、箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。 それでは天気予報です。