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箕輪町 11月中に空き家バンク制度を開始
箕輪町は10月に不動産業者などでつくる宅建協会と協定を結び、早ければ11月中に空き家バンク制度を開始する方針です。 24日に開かれた箕輪町議会全員協議会で町が議会に説明しました。 箕輪町では、去年、各常会長を通じて空き家の数を調査し、今年7月に所有者の意向調査を実施しました。 調査では、町内に81軒の空き家があり、そのうち24軒が貸し出しや販売の意思があるという事です。 町では、10月の始めに県宅建協会南信支部の伊北不動産組合と協定を締結します。 所有者から申し込みがあった空き家物件を宅建協会が調査し、間取りなどの情報を町がHPなどで公開します。 白鳥政徳町長は、「町民と都市住民の交流拡大や、移住定住による地域の活性化を図りたい」と話しました。 町では今議会に、空き家調査に関する調査会社への委託料として500万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出していて、最終日の24日に可決されました。
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赤そばの里オープン 連休中の家族連れなどで賑わう
高嶺ルビーと呼ばれる赤そばが一面に広がる箕輪町上古田の赤そばの里が、19日オープンし、連休中の家族連れなどで賑わいました。 19日は、オープニングイベントが現地で行われ、花火の合図と共に鳩が放たれた他、地元の太鼓グループ箕輪太鼓ジュニアの演奏で祭りの開始を祝いました。 赤そば「高嶺ルビー」は、宮田村のタカノ株式会社と信州大学が共同で開発したものです。 上古田区では、赤そばを使って地区の活性化につなげていこうと、平成18年に「古田の里赤そばの会」を立ち上げ、今年で10年目になります。 広さ4.2ヘクタールの畑一面に広がる赤そばと南アルプスを眺めることができ、シーズン中は県内外から多くの観光客が訪れます。 今年は先月8日に種を蒔き、現在は五分咲きとなっています。 今年は雨の影響で成長が遅れているということですが、それでも大型連休初日の今日は家族連れやアマチュア写真家が景色を楽しんでいました。 ある会員は、「全国放送のテレビで取り上げられるなど、有名な観光地となりつつある。今後は付加価値をつけて、さらに広域的な観光に繋げていきたい」と話していました。 花の最盛期は、今月末から来月上旬ごろということです。 26日と27日には、赤そば花まつりが上古田公民館で行われる他、来月11日までの期間中は敷地内で打ち立てのそばが味わえます。
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障がい者スポーツの体験通し人権学ぶ
障がい者スポーツの体験を通して人権について学ぶ講座が、18日、箕輪町の箕輪進修高校で開かれました。 講座には、箕輪進修高校の夜間定時制に通う生徒40人が参加しました。 体験講座は、障がい者スポーツの競技性の高さや面白さを知ると同時に、人権について学ぶきっかけにしてもらおうと、NPO法人パラリンピックキャラバンが全国各地で開いているものです。 長野県では、今年初めて開かれました。 パラリンピックに出場した経験がある車いすラグビーの選手の他、バスケットボールや陸上競技などで活躍する選手3人が訪れ、生徒と一緒にプレーを楽しみました。 ラグビーでは、タックルの際の衝撃の強さを体感していました。 キャラバン隊の諸隈有一さんは、「ロッククライミングやスカイダイビングなど、車いすでもまわりの人に協力してもらうことで何でもできる。障がい者やお年寄りが過ごしやすい街になるよう協力してほしい」と呼びかけていました。
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安保関連法案可決 地域の受け止めは・・・
17日の参議院特別委員会で、安保関連法案が強行採決されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村長や議長、一般はどう受け止めたのでしようか。 17日の午後4時半頃、参議院特別委員会で安保関連法案は、採決され、与党などの賛成多数で可決されました。 伊那市の白鳥孝市長は、「国民の理解は十分とは言えないが、今後、国民の平和と安全を守るための法案であることを国民が実感できる運用、行動を期待している。」とコメントを発表しました。 伊藤泰雄伊那市議会議長は、「戦争をさせないために抑止力のため。何もせず攻めないでくださいというのは国際社会じゃ通らない。 ただアメリカと一緒に海外に戦争に行くようなことは認められない。 当然国会でも止めなければならない。」と話しました。 白鳥政徳箕輪町長は、「もう少し整然と議論・採決をしてほしいと思った。 今の国会で決着をつけなければいけないとは感じていない。 もう少し議論続けても良かったのではないか。」と話しました。 木村英雄箕輪町議会議長は、「国民の理解が広まっていないと感じる。もう少し十分な審議が必要。 しかし、みんなが考える機会ができたということはそれはそれで評価するべきかと思う。」と話しました。 唐木一直南箕輪村長は、「国や国民を守ることは国の責任であるが、その中でいろんな疑問も出てきている。 民主的な国会運営ができていたのか疑問。 多くの国民が慎重審議や廃案を求めているので、もう少し国民の理解を得てから採決するべきだった。」と話しました。 原悟郎南箕輪村議会議長は、「強行採決は、本当に日本の国会かと不思議に思う状態だった。 国民に分かりやすい資料や説明が必要。しっかり時間をかけて審議するべきである。」と話しました。 一般市民は今回の強行採決をどのように受け止めたんでしょうか。 街の声です。 10代男性「強引に決めた感じ。国民の意見を取り入れてほしい」 30代男性「アメリカとの関係があり必要だとも思う」 20代女性「政治に詳しくないのでわからない」 80代男性「大事な法案だからじっくり時間をかけて合意して決めることが必要」 70代女性「孫を戦争にとられたくない」 40代男性「戦争を始める法案。70年間戦争をやらずに来た。安倍内閣はやっちゃいけない」 40代男「アメリカとの関係がありしょうがない」 70代男性「国民にもっと説明してから採決しなければだめ」 10代男性「国防面からしょうがない」 60代男性「自民党はもう少しみんなの意見を聞くべきだ」 70代男性「真剣に国や我々を守ってくれるのはどこなのか。早い成立を願っている」 20代女性「子どもたちが戦争に行くことにならなければよいが」 50代男性「強行採決はちょっとやりすぎ。もう少し時間をかけたほうが良かった」 18日午後4時半過ぎには、伊那谷九条の会のメンバー3人が、伊那市内で、安保関連法案の廃案を求める街頭アピールを行いました。 代表の角(すみ)憲和(のりかず)さんは、「自衛隊が武器により人を殺し、殺される、戦争の現実が迫っている。 廃案にするためにも、ぜひ皆さんも声をあげてほしい」と呼びかけていました。
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「直江津遭難の日」に慰霊
1942年昭和17年に当時の中箕輪国民学校の児童が犠牲になった「直江津遭難の日」の13日、同級生が慰霊碑に集まり冥福を祈りました。 13日は同級生16人が箕輪町の箕輪中部小学校にある慰霊碑に集まりました。 直江津遭難は修学旅行で新潟県直江津を訪れていた児童5人が高波にさらわれ命を落としたものです。 同級生が恩師の名前と亡くなった5人と自分を加える意味の「搏美六人力会」をつくりました。 会では校庭に碑を建立し毎年事故があった9月13日に慰霊していいて今年で73年目となります。 会員が高齢化したことからここ数年は有志が集まり活動しています。 原和男代表は「亡くなった同級生の分まで力強く生き、世のため人のために尽くしたい。」と話し友の冥福を祈っていました。
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スポーツの秋到来 小学校で運動会
スポーツの秋。 小学校では運動会のシーズンが始まりました。 伊那ケーブルテレビエリア内では、3つの小学校で、12日、運動会が開かれました。 このうち、箕輪西小学校では全校児童92人が赤組と白組に別れ、10競技で得点を競った他、表現ダンスを披露しました。 全校参加の二人三脚リレーでは、5つのグループに分かれ、バトンを繋ぎました。 低学年はなかなか前に進めないペアーが多い中、高学年の児童らは息のあった走りを見せていました。 他に、初めての運動会となる1年生は、2~3年生と一緒にダンスを披露しました。 台風や長雨の影響で、グラウンドでの練習がなかなかできなかったということですが、どうどうとした演技を見せていました。 箕輪西小学校の松島ゆかり校長は、「どの児童も全力を出して取り組んでいた。本番は、天候に恵まれてよかったです」と話していました。
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冨士工業株式会社創立70周年でテレビ寄贈
箕輪町松島の電気部品メーカー冨士工業株式会社は、創立70周年を記念して、ながたの湯に大型液晶テレビを寄贈しました。 2日は冨士工業株式会社の藤林祥朗常務取締役と向山光男管理部部長がながたの湯を訪れました。 冨士工業株式会社は、テレビなどの電子機器や蛍光灯に使われる部品を製造しています。 創立は昭和20年10月21日で、今年で70周年になることを記念して、ながたの湯に65インチの液晶テレビを寄贈しました。 藤林常務は、「70周年を迎えられたのも町の皆さんに支えられてきたおかげ。これから80年、100年と、箕輪から世界に部品を発信していきたい」と話していました。 箕輪町の白鳥政徳町長からは、感謝状が贈られました。 白鳥町長は、「大切に使わせてもらいたい。ますます発展して、町のために尽力してほしい」と話していました。
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直江津遭難事故から73年 児童が慰霊碑で冥福祈る
1942年9月13日に、中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の児童5人が修学旅行中に新潟県の直江津で亡くなった事故の冥福を祈ろうと、11日児童が登校の時間に合わせて慰霊碑に花を手向けました。 午前7時40分、児童達は家から持参した花を手向け、慰霊碑に手を合わせていました。 1942年9月13日に、現在の箕輪中部小学校の6年生にあたる児童が修学旅行で訪れていた新潟県の海で遭難し、5人が亡くなった事故から今年で73年を迎えます。 ある児童は「命の大切さを改めて感じる日。二度とこういう事故が起きないようにお祈りしました」と話していました。 亡くなった児童の同級生でつくる「搏美六人力会」の有志は、13日に小学校を訪れる予定です。
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箕輪町福与の観光農園、雅秋園がオープン
箕輪町福与の観光農園、雅秋園が9日にオープンし、今シーズのぶどう狩りが始まりました。 90aのぶどう園では、ナイアガラ、コンコード、デラウエアの3種類のぶどう狩りを楽しむことができます。 なかでも赤い小粒のデラウエアは、種がなく一番甘みがあり、子ども達にも人気だという事です。ナイアガラよりも早く熟し数も少ないため初日を狙って訪れた親子もいました。 雅秋園には、この日午前中だけで上伊那を中心に親子連れなど30組ほどが訪れたという事です。 入園料は大人500円、小学生250円、小学生未満は無料で、10月中旬まで営業予定です。
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白鳥さん 知的障害者バスケット日本代表に
4年毎開かれる知的障がい者のスポーツの国際大会に箕輪町福与の白鳥健司さんが男子バスケットボール日本代表のメンバーとして出場します。 8日は白鳥さんや両親が役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場のあいさつをしました。 白鳥さんは中学生の頃から父親に連れられ、町のナイターバスケで社会人に混ざり、練習をつんできました。 現在は飯田市の知的障害者のバスケチームに所属していて、チームの練習の無い日には諏訪で一般に混ざり練習をしているという事です。 3年前に、県選抜選手として全国大会に出場しプレーを見たナショナルチームのコーチの目にとまり、日本代表の強化選手となりました。 白鳥さんは、「初めての国際大会だが、積極的なプレーをし、得点を挙げたい」と話していました。 自宅が近所の白鳥町長は、「ランニングしている姿をよく見かけていたが、まさか日本代表選手とは知らなかった。まずは1勝を目指し頑張ってほしい」と話していました。 知的障害者の国際スポーツ大会、Inasグローバルゲームは4年毎開かれ、今回は南米のエクアドルで20日から開催される予定です。 また、県の連盟では大会出場のための寄付金を募っています。 【連絡】長野県FIDバスケットボール連盟 藤森さん 電話090-4442-5559
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御嶽山の行方不明者再捜索 活動報告会
今年7月から行われた御嶽山の行方不明者再捜索に、上伊那広域消防本部から派遣された隊員の活動報告会が、9日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。 活動報告会は、山岳地という特別な環境での捜索活動について情報を共有し今後に活かしていこうと開かれたもので、上伊那広域消防本部の職員約40人が参加しました。 派遣された隊員4人のうちの一人、箕輪消防署の小森和弘さんが、捜索での隊員の装備や一日の活動の流れなどを報告しました。 小森さんは「硫黄の匂いも、危険だと思う気持ちも何日か活動を続けていると慣れてしまう。隊員どうし声をかけあって注意をする事が大事だと感じた」と話していました。 また、「大規模な災害になればなるほど、消防だけではなく警察など他の機関との連携を密にしていかなければならない」と、情報共有の必要性をあげていました。 報告会は上伊那広域消防本部と伊南北消防署でも開かれる事になっています。
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南信州SSC 全国大会出場挨拶
9月29日から福岡県北九州市で開かれる全日本シニアソフトボール大会に長野県代表として出場する南信州SSCは、1日白鳥政徳箕輪町長に出場の挨拶をしました。 1日は、南信州SSCの西岡洋児監督と投手の毛利福美(ふくみ)さんが役場を訪れました。 59歳以上のソフトボールチーム南信州SSCは、5月に上田市で開かれた県大会で優勝しました。 前身は伊那シニアで、上伊那から選手を募り全国で優勝を目指そうと平成25年からチーム名を変更しました。 現在は、諏訪市の選手2人を含む21人が週に3回練習を行っています。 伊那シニアから数えて全国大会出場は10年連続となります。 南信州SSCは、投手の毛利さんを中心とした守りのチームです。 西岡監督は「一戦一戦を大事にして優勝を目指したい」と抱負を話していました。 白鳥町長は「楽しみながらプレーをして頑張って欲しい」と激励していました。 全日本シニアソフトボール大会は今月29日から福岡県で開かれます。
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防犯ポスター、交通安全ポスターコンクール入賞作品決まる
伊那警察署管内の小中学生から募集した防犯ポスターの審査会が7日に開かれ、県の審査に進む9作品が選ばれました。 防犯ポスターコンクールは、伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の小中学生を対象に毎年行われていて、この日は、辰野町以外の作品を審査しました。 今年は小学校から205点、中学校から292点が寄せられました。 犯罪に巻き込まれないよう呼びかける作品で、近年は特殊詐欺の被害防止を呼びかけるものが多くなっているという事です。 審査の結果、9作品が金賞となり県の審査に進みました。 全ての入賞作品は、12月に市内の大型店で展示される予定です。
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「世界最大のモミジの葉」 ギネス認定
箕輪町は、町発足60周年の記念イベントとして7日、町のシンボルのモミジの葉の形を、多くの人で作るギネス世界記録に挑戦しました。 404人が参加し、「世界最大のモミジの葉」としてギネスに認定されました。 これは、箕輪町が住民参加のイベントで60周年を祝おうと企画したものです。 挑戦の内容は、人が並んで「世界最大のモミジの葉の形」を作ることです。 250人以上でモミジの形を作り、5分以上崩れないよう維持することが認定条件です。 お揃いの赤いTシャツを身に着け、帽子をかぶった参加者が並び終わると、役場駐車場にモミジの形が浮かびあがりました。 ギネス認定員は、上空から撮影された映像を見ながら維持できているかを確認します。 1度目の挑戦は、途中で地面が見えている箇所があったため、やり直しとなりました。 雨が強くなる中、再度モミジの形を作っていきます。 職員が、隙間がないか確認し、微調整をしていきます。 参加者は、形を崩さないよう、神経を集中させていました。 挑戦が終わると、参加者は安堵の表情を浮かべていました。 このあと、箕輪町文化センターでは認証式が行われました。 認定員から、白鳥政徳町長に認定証が手渡されました。 挑戦に参加したのは404人。 記念撮影をして、ギネス達成を祝いました。 また、昨日は未来へのタイムカプセルの封印式も行われました。 町民から集まったおよそ670通の手紙が、カプセルの中に入れられ、鍵がかけられました。 このタイムカプセルは、10年後に開封され、手紙は書いた人の元に送られるということです。
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箕輪町発足60周年記念式典
箕輪町発足60周年記念祭が、5日と6日の2日間の日程で始まりました。 初日の5日は、記念式典が町文化センターで行われ、功労者表彰などで節目を祝いました。 記念式典には、来賓や地域住民などおよそ450人が出席しました。 オープニングでは、箕輪中学校吹奏楽部と合唱部がそれぞれ演奏を披露し、60周年の節目のイベントに華を添えました。 箕輪町は、昭和30年1月1日に中箕輪町と箕輪村、東箕輪村の3つの町村が合併して誕生しました。 当時1万8,262人だった人口は、9月1日現在男性1万2,541人、女性1万2,612人の合わせて2万5,153人と、7千人近く増えています。 式で、箕輪町の白鳥政徳町長は、60年の歴史を振り返りながら式辞を述べました。 他に、地方自治や産業、教育の振興などに尽力した個人や団体が表彰されました。 受賞者を代表して武村俊身さんは、「箕輪町の発展のため、今後もそれぞれの立場で力を尽くしていきたい」と誓いました。 また、小中学生による「未来へのメッセージ」では、8人が「これからの時代をどう生きるか」をテーマに話しをしました。 記念祭は6日も行われ、ギネス世界記録に挑戦する特別企画が午後1時から役場正面駐車場で実施される他、町文化センターでは各サークルの展示や発表などが行われます。 5日に行われた、記念式典の模様は、7日から13日まで122チャンネルで再放送します。
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雅秋園 10日からオープン
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」では、10日からのオープンを前にスタッフが準備に追われています。 広さ90アールの雅秋園の今年のぶどう狩りのオープンは10日です。 ナイアガラ・コンコード・デラウェアの3種類の味を楽しむことができます。 巨峰やシナノスマイルなどは販売所で購入することができます。 農園主の浦野崇さんによりますと、今年は春から夏にかけて天候がよく日照時間が長かったため、出来が良く甘さも充分あるということです。 入園料は大人500円、小学生250円、小学生以下は無料で10月上旬頃まで楽しめるということです。
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中央病院職員を懲戒処分に
伊那中央行政組合は、伊那市内の市道で重傷人身事故をおこした伊那中央病院に勤務する26歳の女性職員を減給の懲戒処分にしたと4日発表しました。 伊那中央行政組合の発表によりますと、今年2月12日、伊那中央病院診療技術部に勤務する26歳の女性職員が病院近くの市道で歩行者に衝突し、歩行者は全治2週間の大けがをしました。 伊那中央行政組合が処分を決定し4日に実施公表したものです。 処分は、減給10分の1を2か月で、監督、指導上の措置として、診療技術部と事務部の56歳と60歳の男性職員を口頭での厳重注意処分としました。 組合では、再発防止策として、安全運転の励行を指示したほか、10月下旬に交通安全研修を実施する計画です。
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日本太鼓ジュニアコンクール
県内の子ども達の太鼓グループが一堂に集まり全国大会出場を目指す、日本太鼓ジュニアコンクールの長野大会が30日、箕輪町で開かれました。 コンクールは、練習の成果を披露する場として毎年開かれていて今年で18回目です。 全国大会への出場をかけて県内の太鼓グループ11団体が出場しました。 このうち、地元のみのわ太鼓ジュニアは、お揃いの衣装で課題曲と自由曲の2曲を披露しました。 1チームの持ち時間は5分以内でチームワークや音楽性などが審査基準となります。 子ども達は、息の合ったバチさばきを披露していました。 審査の結果北安曇郡松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会が4年連続で優勝し全国大会出場を決めました。
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統計グラフコンクール 審査会
統計グラフコンクールに寄せられた作品の審査会が4日に伊那合同庁舎で開かれ、第2次の県審査に進む40点が決まりました。 今年のコンクールには、上伊那地域の20の小中学校から440点の応募がありました。 暑かった夏を反映してか、気温に関する作品が多く見られました。 4日は、各学校での事前審査を通過した258作品が講堂に並びました。 教育関係者3人が、子どもらしい身近な課題をとりあげているかなどの審査基準に従い、9月16日に県庁で行われる2次審査への作品40点を選びました。 県の審査を通過した作品は、全国コンクールへと送られます。
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列車火災を想定した訓練
6月に東海道新幹線内で発生した火災を受け、上伊那広域消防本部やJR東海などは、箕輪町のJR伊那松島運輸区で車両を使った火災訓練を1日実施し、車内で火が出た際の対応を確認しました。 訓練は、不特定多数の乗客を乗せ走行する列車事故を想定し救急救助の対応や各機関との連携を図ろうと行われたものです。 1日は、消防や警察、JR東海などから合わせて130人が参加しました。 訓練は伊那松島駅から木下駅間を走行中、何者かが1両目の車両に放火し、車内にいた乗客が煙を吸い込むなど多数のけが人が出たとの想定で行われました。 車内では、乗務員が乗客を誘導し、緊急用のハシゴを使って避難させていました。 その後、消防車が到着し消防隊員らは、車内に取り残された人を助け出し火元を確認していました。 警察署の署員は、乗客から社内での事情を聞いたり、放火した犯人を連行していました。 救助された人たちは救急隊や医師による治療を受け、病院へ搬送されました。 上伊那広域消防本部では、「落ち着いた行動が出来た。反省点を今後に活かし備えていきたい」と話していました。
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箕輪町で東海地震を想定した防災訓練
9月1日の防災の日を前に、箕輪町では、東海地震を想定した地震総合防災訓練が30日、町内15地区一斉に行われました。 朝8時20分、地震発生の可能性が高くなっているとの警戒宣言が発令。 5分後に避難勧告が出され緊急速報メールや防災無線などで避難を呼びかけました。 このうち箕輪北小学校の体育館には、沢・大出・八乙女から地区住民206人が避難しました。 避難勧告から35分後の午前9時に緊急地震速報がなると住民らは低い姿勢になり頭を守っていました。 これは、シェイクアウト訓練と呼ばれるもので低い姿勢をとる「Drop」体や頭を守る「Cover」揺れが収まるまでじっとする「Hold On」を安全確保のための行動としています。 また訓練では消防署員や消防団員が、応急救護の方法やAEDの使い方の指導を行いました。 他に、箕輪北小学校の体育館はモデル福祉避難室に指定されていて障害者や支援を必要とする人の為のテントが設置され、参加者が実際にテントに入って広さなどを確認していました。 白鳥政徳町長は「いつ起きるかわからないのが災害。訓練の反省点などを改善し災害に備えてほしい」と参加者に呼びかけていました。
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ヘブンリーブルー
箕輪町の上古田で西洋アサガオのヘブンリーブルーが見ごろを迎えています。 箕輪西小学校から200メートルほど東側にある畑では、さわやかな青色の花が咲きはじめていて、清涼感がただよっています。 栽培している有志の団体「これからの農業林業を考えるEグループ」によりますと「ピークは、9月中旬ころで、午前早いうちの鑑賞を」とよびかけています。
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箕輪町が赤そば焼酎販売 来月5日から
箕輪町上古田の赤そばの里で収穫したそばを使った焼酎が、来月5日から販売されます。 こちらが、箕輪町上古田にある赤そばの里で収穫したそばだけを使用してつくったそば焼酎です。 27日、箕輪町役場で開かれた定例記者会見で、白鳥政徳町長が、発表しました。 商品に使おうと保管してきたそば1トンを、飯田市の酒造メーカーに委託しました。 町が企画し、100%赤そばで作った焼酎を販売するのは今回が初めてです。 300ミリリットルは780円720ミリリットルは1850円で、それぞれ2000本と1500本作りました。 焼酎は、箕輪町発足60周年式典が予定されている来月5日に、町内の酒販店などで一斉に発売されます。 また、定例記者会見で、白鳥町長は、「10月をめどに移住定住対策に具体的に着手したい」との考えを示しました。 来月には、議会に、事業について提案したいとしています。
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駒ケ岳遭難の日 児童が献花
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難事故があった27日、箕輪町の箕輪中部小学校では、慰霊の日の行事が行われました。 この日は、全校児童が花を持って学校に登校し、校内にある慰霊の碑に花を手向け手を合わせました。 この行事は、遭難事故を後世に伝えようと児童会が中心となり毎年8月27日に行われています。 駒ヶ岳登山の遭難事故は、1913年大正2年に、箕輪中部小学校の前身である中箕輪尋常高等小学校で、集団登山がおこなわれ、教師や児童37人のうち11人が犠牲となりました。 また、全校児童が集まり命の大切さを考える会が開かれました。 会では、2年生と5年生が命についての発表をしました。 5年生は代表児童が、作文を読み上げ、学年全員で命を大切にしますと呼びかけをしました。
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箕輪町キャリア教育フォーラム
キャリア教育の連携などについて考える第2回箕輪町キャリア教育フォーラムが26日町地域交流センターで開かれました。 フォーラムでは、町内の小中学生が活動発表をしました。 このフォーラムは、箕輪町キャリア教育推進協議会が、小中学校と地域の連携を深めていこうと開いているもので、職場体験受入事業者や学校関係者などが参加しました。 箕輪北小の5年生は、農家の協力でリンゴ栽培に取り組んだ体験を発表し、「仕事には責任があるが、仕事を終えるととても充実感があることが分かった」などと話していました。 箕輪中学校の2年生は、職場体験学習から学んだことを発表しました。 看護師の仕事を体験したある生徒は、「仕事は大変だけれど、大変だからこそ真剣に取り組んでいた。私もいろんなことに取り組み、将来したいことを探していきたい」と発表しました。 箕輪町教育委員会の唐澤義雄教育長は、「キャリア教育を通して、どうやって生きていくか、働いていくかを考えていってほしい」と話していました。
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「聖職の碑」完全トレース
1913年大正2年に遭難事故が発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山。 その登山隊が辿ったルートを歩く「聖職の碑」完全トレースが25日行われました。 朝6時過ぎ、箕輪中部小学校に建立されている遭難の碑前に集合し、黙とうをささげました。 これは西駒山荘築100年の記念イベントとして伊那市観光株式会社が初めて開いたものです。 イベントには、地元をはじめ遠くは東京都八王子市を含む8人が参加しました。 予定では、平地区間20キロ、登山道6・5キロを歩いて西駒山荘に一泊する予定でしたが天候不順のため平地のみの開催となりました。 コースは学校に残っていた報告書や日記を調べ当時のルートを再現したということです。 駒ヶ岳遭難事故は1913年大正2年に起きたものです。 集団登山中、暴風雨にあい児童、教師合わせて11人が命を落としました。 これを題材にした新田次郎の小説「聖職の碑」は映画化されました。 その遭難事故を教訓に中央アルプス将棋頭山頂上直下に1915年大正4年に西駒山荘が建てられました。 西駒山荘管理人の宮下拓也さんが案内人で朝6時30分に箕輪中部小学校を出発し、大芝、西箕輪を経て午後1時過ぎに登山道入り口の桂小場に到着しました。 伊那市観光株式会社では「来年も継続してこのイベントを計画していきたい」と話していました。
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箕輪町長寿者訪問 春日二三栄さん宅を訪問
今年88歳以上の節目の年を迎える高齢者を訪問し長寿を祝う箕輪町の長寿者訪問が行われています。 25日は、白鳥政徳町長が箕輪町三日町の春日二三栄さん宅を訪れ、祝いの品を手渡しました。 春日さんは大正4年生まれの99歳。 長男夫婦と孫の4人家族で、好きな食べ物は豆類や煮物です。 手芸が趣味の1つで、3年程前にお手玉を作って保育園児にプレゼントしたということです。 今年受けた町の健診で健康だと言われたということです。 箕輪町では今年88歳以上となる高齢者は684人いて、そのうち100歳以上は10人です。 男性の最高齢者は103歳、女性は106歳です。
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箕輪町発足60周年記念 10年後の自分への手紙 受付開始
箕輪町役場正面玄関に、10年後の自分や家族へ宛てた手紙を投函するポストが、24日に設置されました。 専用の用紙に記入し、封筒に住所、氏名を明記して投函します。 ポストは9月4日(金)までは役場正面玄関に設置されていて、5日と6日は町文化センターに設置されます。 手紙は、来月6日にタイムカプセルに入れて封印する事になっています。
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箕輪町発足60周年記念 絵画作品、CM審査会
箕輪町発足60周年を記念して、町内の小中学生を対象に、未来の箕輪町をテーマに募集した絵画作品の審査が24日に行われ、入賞・入選作品21点が決まりました。 小学校低学年の部、最優秀賞は箕輪南小2年の知野夏希さんの作品「明るくて楽しいみのわ町」です。街の中で大勢の人が楽しんでいる様子が描かれています。 高学年の部の最優秀賞は、箕輪中部小4年の本島千翔さんの作品「人と植物がよろこぶ豊かな町」です。ごみがない箕輪町をイメージして描いたという事です。 箕輪町では町発足60周年記念イベントの一環で作品募集を行い、町内の小学生から121点の応募があり、町関係者が審査を行いました。 応募のあった作品は、9月1日から7日まで、町文化センターに展示される事になっています。 また町が募集した「ふるさとCM大賞MINOWA」の審査も行われました。 赤そばの里やもみじ湖などをテーマにした作品3点が寄せられ、結果は9月5日の記念式典で発表されます。
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マス釣り大会 親子連れで賑わう
箕輪町松島の用水路で23日マス釣り大会が開かれ親子連れで賑わいました。 マス釣り大会は天竜川漁業協同組合が開いたもので会場となった 箕輪町松島の用水路には親子連れなどおよそ100人が集まりました。 用水路には天竜川漁協が用意した マスやイワナなど2500匹ほどが放され集まった人たちが次々に釣り上げていました。