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創造館企画展 千両千両井月展
伊那市の創造館では井月をテーマにした企画展が14日から始まりました。 企画展は、まつりに合わせて開かれたもので、会場にはほかいびとで使用された衣装5点の他、井月の真筆などが並べられています。 この瓢箪は、井月が実際に持ち歩いていたもので、井月と縁のある民家から見つかったものです。 他にも井月に関する貴重な資料が展示されています。 千両千両井月展は、12月27日金曜日まで伊那市の創造館で開かれています。 なお、15日は舞踊家田中泯さんによる踊りがいなっせで披露される他、期間中は講演会やシンポジウムが開かれる予定です。
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東部中学校吹奏楽部定期演奏会練習
伊那市の東部中学校吹奏楽部は16日(月)に開かれる、第9回定期演奏会に向けて練習に励んでいます。 東部中学校吹奏楽部は部員およそ100人で活動しています。 14日部員らは間近に迫った本番を前に通し演奏を行っていました。 定期演奏会では、ポップス、マーチ、クラッシックなど様々なジャンルの演奏を披露します。 顧問の小林孝行教諭は、「3年生にとっては最後の大きな舞台。振付などの演出もありみなさんに楽しんでいただけると思う」と話していました。 東部中学校吹奏楽部の第9回定期演奏会は16日(月)午後1時30分から、伊那文化会館で開かれます。
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富県小4年生が地元水路学ぶ
伊那市の富県小学校4年生は9日、自分たちの地域の農業用水路について学びました。 富県小の4年生は去年から社会科の授業の一環で、自分たちの地域の農業用水がどのようにひかれているかを勉強しています。 9日は春富土地改良区の織井秀夫理事長が小学校を訪れ、スライドを使って説明をしました。 織井さんは、「昔は、山から流れてくる水を溜池や堤などに貯めて、それを田んぼなどに使用していたが、水量が少ないため用水路を作って三峰川から水を引くことにした」と話していました。 子供たちは、自分たちの家の田んぼの水がどのようにして引かれているのかを地図やノートにメモしていました。 27日には、実際に用水路を回り、どのように水がひかれいるのか見学する予定です。
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上農と南部小 雑穀で交流
上伊那農業高校の生徒8人が近くの南箕輪村南部小学校で雑穀の普及に向けた交流学習を13日行いました。 上伊那農業高校の部活動として活動している作物班は、1年から3年までの17人が所属しています。 13日は、そのうちの8人が南箕輪村の南部小学校に出向き、紙芝居やクイズなどで6年生に雑穀をPRしました。 作物班は、上伊那の特産としての雑穀の普及に向けて、4年前から様々な活動を展開してきました。 小学校での活動は、伊那市の西春近北小に続いて2校目で、3年生の北原直樹班長は、「雑穀の良さを小学生に伝えていきたい」と話していました。
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箕輪進修高校 村田さん 全国優勝
7日に埼玉県の日本工業大学で行われた第7回マイクロロボコン高校生大会で、箕輪進修高校3年の村田匡さんが優勝しました。 村田さんは、箕輪進修高校クリエイト工学科の3年生です。 マイクロロボコン大会で参加した13校、58人、79台の頂点に立ちました。 村田さんの優勝したロボットは、先輩から受け継いだものを改良しました。 マイクロロボコン高校生大会は、省資源・小さい・賢いをキーワードに日本工業大学が毎年開いているものです。 箕輪工業高校時代も合わせ全国優勝は3回目です。 1インチ(2.54センチ)角のロボットが所定のコースを自立的に走行し、タイムや正確さ、確実性を競います。 わずか1インチ角のロボット内にCPUやバッテリーを搭載し、数十センチの大きさのロボットに匹敵する機能を持つような技術が要求されます。 13日に箕輪進修高校で開かれた全国優勝報告会では、4位に入賞した原大輝さんらとともに全校生徒に紹介されました。 臼田一海校長は、「個人の努力があったが、チームとして研究しあい作りあげたものだと思う」と栄誉をたたえていました。 このマイクロロボットは、後輩たちに受け継がれていきます。
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伊那北高校合唱コンクール
伊那市の伊那北高校の第46回合唱コンクールが開かれ、各クラスが、練習の成果を発表しました。 13日は、伊那市の伊那文化会館で合唱コンクールが開かれ、クラスごとに練習してきた成果を発表しました。 19クラスが発表し、審査の結果、「言葉にすれば」を歌った3年G組が金賞を受賞しました。
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県書道展伊那地区展が13日から
第66回県書道展伊那地区展が、13日から伊那文化会館で開かれます。 会場には、上伊那地域の小学生から一般までの作品と県内巡回作品が並べられています。 1階には高校生と一般の作品およそ120点が、2階には小中高校生の作品およそ750点が展示されています。 高校生と一般の作品では、漢字とかなを使った調和体という作品を中心に展示されています。 小中学生の作品は明るく元気があり力強い作品が目立ちます。 関係者は「全ての書体の作品が並んでいるので、自分の好きな書体を探すつもりで気軽に見に来てほしい」と多くの来場を呼びかけています。 第66回県書道展伊那地区展は、15日日曜日まで伊那文化会館で開かれていて、15日には伊那地区の表彰式もあります。
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伊那弥生ヶ丘高校 音楽会
伊那弥生ヶ丘高校の音楽会が12日、伊那文化会館で開かれ、クラスごと練習を積んできた歌声を披露しました。 弥生ヶ丘高校の音楽会は、全員で1つの目標に向い団結力を高めようと毎年クラスマッチ形式で行われています。 今年は、1年生から3年生まで18のクラスがこれまでの練習の成果を披露しました。 審査の結果、「きこえる」を唄った3年F組が優勝しました。 音楽会の模様は10月1日から、ご覧のチャンネルで放送します。
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林秋実さん作陶展
伊那市高遠町在住の陶芸家、林秋実さんの作陶展が11日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には3か月以内の近作を中心に食器などおよそ200点が展示されています。 林さんは、三重県出身で2006年に伊那市高遠町に移住し、作品の発表の場として毎年展示会を開いています。 日用品のほかに、今回初めて卵型を出すのに苦労したというオブジェも展示しています。 林さんは、手触りや食器が口に触れた時の感触にこだわっているということで、「作品を手に取ってもらい、感触を確かめてみてほしい」と話していました。 林秋実さんの作陶展は17日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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新図書館構想 年度内提示へ
箕輪町の平澤豊満町長は、移転新築する計画の町図書館について具体的な規模や用地などを示した建設計画を、今年度末までに示したいとの考えを9日、明らかにしました。 これは、9日の町議会で議員の質問に答えたものです。 平澤町長は町の図書館について「残された任期の中で、具体的な方向付けをしたい」と答え、「用地取得、建設費合わせて、概算で10億円程度を見込んでいる」と答弁しました。 建設場所については、JA上伊那箕輪支所周辺の中心市街地や役場周辺などを軸に、そのほかの場所も含め検討をしていく計画です。また、財源については、費用の半分を国の補助金で、残りを財政調整基金の取り崩しや、起債などで対応していく計画だという事です。 平澤町長は「来年3月までに具体案を示し、パブリックコメントなどで町民の声をきいていきたい」としています。
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南箕輪村南部保育園 園庭用地取得へ
南箕輪村の南部保育園は、園児数の増加により園庭が狭くなっています。 そこで村は、保育園近くの畑およそ1300平方メートルを、新たな園庭用地として取得する計画です。 9日村が、議会に説明しました。 それによりますと、村が、取得を計画していのは、南部保育園南側の広さおよそ1300平方メートルの農地です。取得費用は、1,700万円で、現在開会している村議会9月定例会の最終日に、補正予算案として議会に提案するとしています。 村によりますと、南部保育園は、平成2年に園舎を全面改築しましたが、予想を上回るペースで入園希望者が増えていて、これまでに、4回増築工事をしているという事です。園舎の増築工事に伴い、園庭の面積は、平成2年と比べ、270平方メートル減少しています。 唐木一直村長は用地取得について「これからの状況を見据え、積極的に対応していきたい」と話していました。 南部保育園の園児数は、今年度末までに、定員150人に対し、149人になるという事です。
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中部日本吹奏楽コンクール高校部門県大会
第56回中部日本吹奏楽コンクールの県大会が8日伊那市の伊那文化会館で開かれました。 コンクールは、長野や北陸、東海地域を対象におこなわれています。 県大会には、30人以下の小編成の部に13校、50人以下の大編成の部に11校が出場しました。 大編成の部に唯一上伊那からは伊那弥生ヶ丘高校が出場し、迫力ある演奏を披露していました。 本大会は、10月12日、静岡県浜松市で開かれる予定です。
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木下五郎さん 彫鍛金展
駒ヶ根市在住の金属造形作家で日展の評議員を務める木下五郎さんの彫鍛金展が8日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 会場には日展などに出展した作品を中心に36点が飾られています。 この作品展は、木下さんが去年10月に「夢現幻」という作品を伊那市に寄贈したこと、第52回日本現代工芸美術展で「幽玄―相」という作品が文部科学大臣賞を受賞したことを記念して開かれたものです。 「幽玄」は4部作となっていて、会場にはそのうちの2つ「無」と「如」が展示されています。 幽玄には銅やアルミなどが使われていて、信州の森をモチーフにしているということです。 木下五郎彫鍛金展は来月14日まで、信州高遠美術館で開かれています。
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伊那小6年礼組が御子柴艶三郎を熱演
伊那市の伊那小学校の6年礼組の児童は明治時代に私財を投じて荒井に水脈を見つけた御子柴艶三郎を描いた演劇を7日伊那文化会館で公演しました。 会場には保護者など130人ほどが訪れました。 伊那小学校6年礼組は4年生の時に御子柴艶三郎について勉強したことをきっかけに地域住民などに話を聞くなど調査をしてきました。 御子柴艶三郎について広く一般に伝えたいと自分たちで台本を書き学区内の5地区で公演を行っています。 今回の公演は伊那文化会館の25周年事業の一環として行われたものです。 物語は三部構成となっていて、今回はダイジェスト版を公演しました。 児童らは村のために水脈を見つけようとする艶三郎を熱演していました。 完全版は来年3月に伊那文化会館で卒業公演として上演されます。
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秋の気配 スズムシ人気
JA上伊那箕輪町支所で、5日、スズムシの無料配布が行われ、秋を求める人たちが次々に支所に訪れていました。 配布は支所の営業開始となる午前8時半から行われスズムシを目当てに次々に訪れていました。 スズムシの無料配布は、箕輪町支所が独自に毎年行っているもので、5年ほどになります。 箕輪町支所管内の組合員が育てているもので、例年と同じ1000匹、200人分が用意されました。 一つの籠に4匹入っていて、支所内には涼しげな鳴き声が響いていました。 オスとメスの両方が入っていないと鳴かないということで、訪れたひとは中身を吟味して、籠を受け取っていました。 スズムシの配布は今年も好評で、午前中にはほぼ終了したということです。
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西箕輪小・中合同避難訓練
伊那市の西箕輪小学校と西箕輪中学校の合同避難訓練が6日、中学校校庭で行われました。 訓練は震度7の地震が発生したという想定で行われ、小学校では、9時52分に緊急地震速報が流れました。 速報が鳴ると児童は一斉に机の下に身を隠していました。 1分後、クラスごと、指示に従い整列して無言で校庭へと避難して、逃げ遅れがいないか人数の報告をしていました。 また、中学校では午前10時に緊急地震速報が流れ、校庭へ避難をしました。 緊急を要する場合は、このまま帰宅になるため、児童と生徒は学校単位ではなく、各地区に分かれて、生徒が児童の面倒を見ることになっています。 西箕輪中学校の宮澤和徳校長は、「大きな地震や火事などがあった場合、小学生は中学生のお兄さんお姉さんを頼りにしてください」と話していました。 最後は各地区ごと生徒が児童を小学校の玄関まで送り届けていました。 また今日は隣にある西箕輪保育園でも避難訓練が行われ、中学校校庭へ避難していました。
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第18回みのわ美術展 8日まで
日本画、洋画、彫刻、工芸の作品が並ぶ、みのわ美術展が、4日から箕輪町文化センターで始まりました。 会場には、56点が展示されています。会員が研鑽を積み重ねてきた作品の発表の場にしようと毎年開かれていて、今年で18回目になります。 会の活性化を図ろうと公募も行っていて今年は6作品が選ばれました。 みのわ美術会の中澤達彦会長は「新しい感覚を取り入れて若い人にも興味を持ってもらいたい」と話していました。 第18回みのわ美術展は8日(日)まで箕輪町文化センターで開かれています
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森の音楽祭in春近郷
伊那市東春近で活動している音楽団体が集まる森の音楽祭イン春近郷が1日殿島城址公園で開かれました。 森の音楽祭は、東春近の暁野区にある殿島城址公園で毎年開かれていて、今年で7回目になります。 地域で活動する音楽団体の日頃の練習の成果を発表してもらい、地域の人たちが音楽に触れ合う場にしようと公民館などで組織する実行委員会が開いています。 この日は、フラダンスや詩吟、合唱サークルなど12団体が歌や演奏、踊りを披露しました。 このうち東春近小学校合唱クラブは、2曲を歌いました。 4年以上の歌の好きな児童が毎朝練習しています。 「美しき天然」は、昔サーカス団が演奏していたという曲で、毎年音楽祭を訪れている人からのリクエストです。 「ふるさと」は、NHKコンクールの課題曲で、澄んだ歌声が城址の森にこだましていました。 訪れた人たちは、口ずさんだり手拍子をとるなどして楽しんでいる様子でした。
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東春近小レコードコンサート
古きよきアナログの音の世界を子どもたちにも知っておうと伊那市東春近小学校の理科教諭が企画したレコードコンサートが、8月28日、小学校の体育館で開かれました。 28日夜は、東春近小の児童や一般100人ほどが、会場に足を運びました。 レコード盤を知らない子ども達が多いと知った東春近小の理科教諭2人が、市内のオーディオ専門店や、東京にあるオーディオ機器メーカーの協力を得て開きました。 コンサートでは、同じ曲をレコードとCDで流し、アナログとデジタルの音の違いを聞き比べたり、音が出る電気の仕組みが紹介されました。 企画した理科教諭の一人、北澤 夏樹教諭は、「音の鳴る仕組みは物理やものづくりにも関係する。理科は素敵な世界の入り口だと感じてもらえればうれしい」と話していました。
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伊那節大会・ふるさと芸能祭
伊那節のうたごえを競う唄い手コンクールと、上伊那各地の伝承芸能団体が踊りを披露するふるさと芸能祭が1日、伊那市のいなっせで開かれました。 これは、長野県を代表する民謡のひとつ、伊那節を次世代に歌いついでいきたいと、上伊那の伝承芸能団体で組織する実行委員会が2年に1度開いています。 唄い手コンクールには、高校生から70代まで、上伊那を中心に県内各地から36人が参加し、自慢のうたごえを披露しました。 それぞれ1番のみを歌いましたが、その歌詞は自由となっていて、自分の好きなものや地域に歌い継がれる歌詞を歌っていました。 最優秀賞には、伊那市の堀田 弘子さんが選ばれました。 第二部のふるさと芸能祭では、伊那市長谷のざんざ節保存会や、美篶の下県かっぽれクラブなど6団体が、踊りを披露しました。
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花とライオン児童合唱音楽賞受賞
全国の優秀な合唱団に贈られる、花とライオン児童合唱音楽賞を受賞した、いな少年少女合唱団は東京で開かれた贈呈式で音楽賞運営委員らを前に歌声を披露しました。 8月30日に東京で贈呈式が行われ、団員らおよそ30人が出席しました。 花とライオン児童合唱音楽賞は童謡作家の小黒恵子さんが設立した児童合唱音楽振興基金が選考、運営しているものです。 今年で18回目となり、毎年優秀な児童合唱団1団体が表彰されています。 贈呈式では小山つね子運営委員長から賞状や盾のほか助成金100万円が贈られました。 いな少年少女合唱団は、その音楽性の高さに加え、音楽を通じたボランティア活動の実施などが評価されました。 これまでの受賞団体は関東を中心とした大規模な合唱団で、今回の受賞は長野県では初となります。 会長の北沢理光さんは、地方の小さな団体が受賞したことは、今後の活動の励みになると話します。 団長で高校2年大前美沙子さん。 中学1年で入団した大前さんは8月に団長になったばかりで、団員のまとめ役を担います。 賞の名称は「花のように美しく、ライオンのようにたくましく音楽に親しんでほしい」との願いが込められています。 いな少年少女合唱団では受賞を機にさらに地域の音楽文化発展に貢献していきたいとしています。
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小出太鼓 打DA鼓が3位入賞
第16回日本太鼓ジュニアコンクール長野県予選大会が1日箕輪町文化センターで開かれ、上伊那からは、伊那市西春近の小出太鼓打DA鼓が3位に入りました。 打DA鼓は、「打楽」という組太鼓でエントリーし、県内各地から参加した12団体中、3位に入り健闘しました。 優勝したのは、北安曇郡松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会です。 「化心」という曲で躍動感あふれる演奏を披露しました。 信濃国松川響岳太鼓子供会は、来年3月に福島県で開かれる全国大会に県代表として出場することが決まりました。 地元のみのわ太鼓保存会ジュニアチームは、「暴れ天龍黄金飛沫」という曲を15人で演奏しました。 残念ながら3位以内に入ることはできませんでした。 太鼓のジュニアコンクール長野県予選大会は、今回で16回目になります。 審査委員長は、「演奏は格段に上達した。楽しみながら、めりはりをつけたたくともっと良い」と講評しました。 会場は立ち見も出る盛況ぶりで、訪れた人は、迫力ある太鼓の音色に聞き入っていました。
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園児・児童がお化け屋敷で交流
伊那市の富県保育園と富県小学校の交流会が2日、富県保育園で開かれました。 保育園と小学校の交流は3年前から始まっていて年間を通して農作物づくりや水泳など様々な事を行っています。 2日は、8月30日に保育園で行われた夏まつりで年長園児が行った、お化け屋敷を富県小の1年生が体験しました。 園児はお面やマントなどでお化けに扮して児童を脅かしていました。 お化けのトンネルの中には手作りのお化け人形や、保冷剤などが吊るされていて、児童が悲鳴をあげていました。 体験した児童は「暗くてとても怖かった」また、園児は「上手に脅かすことができた」と話していました。 次回の交流は今月開かれる運動会になるということです。
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東部中生徒会が祖父母に感謝会
地域のお年寄りを招いての、「祖父母に感謝する会」が31日、伊那市の東部中学校で開かれました。 東部中学校生徒会が地域のお年寄りに学習の成果を見てもらおうと毎年開いているもので、今年で48回目になります。 3年生の実行委員長安江渓太くんは「日頃の感謝の気持ちを伝えるとともに、東部中の様子を見てもらいたい」と挨拶しました。 会では、学年ごとの合唱や学習発表、また部活の発表が行われました。 その中で、演劇部の発表では笑いの起きる場面もありました。 合唱部の歌の発表では「故郷」が歌われ、祖父母も一緒に歌っていました。 最後は吹奏楽部による演奏で会場は盛り上がっていました。
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伊那小学校恒例のPATバザー
伊那小学校伝統のPTAバザーが31日、伊那小学校体育館で開かれ、会場は多くの人で賑わいました。 会場には、児童やPTAなどが25店を出店しました。 伊那小学校のPTAバザーは、家庭で使わなくなった雑貨の販売や、児童の総合学習の発表の場として毎年開かれています。 総合学習の販売エリアでは、子どもたちが手作りしたものなどが店頭に並び、多くの人が買い求めていました。 このうち、5年敬組では草木染めのコースターやのれんを販売したほか、体験コーナーも設けられ、訪れた人達がハンカチなどを赤や黄色に染めていました。 体験した人は「きれいな模様が出て良かった」などと話していました。 バザーの収益は子どもたちの学習環境の整備に充てられることになっています。
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高遠高校文化祭「兜陵祭」あすまで一般公開
伊那市高遠町の高遠高校文化祭「兜陵祭」が31日から始まりました。 生徒玄関前には、全校制作のモザイクアートが展示されています。 写真はクラスマッチなどのイベントで撮影されたもので、およそ3,000枚が使われています。 体育館では、福祉コースによるキッズ王国が行われ、輪投げや風船プールが設けられました。 キッズ王国では、図書委員による紙芝居の読み聞かせも行われ、子どもたちは耳を傾けていました。 高遠高校の文化祭「兜陵祭」はあすも一般公開が行われ、時間は午前11時から午後2時半までです。
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中尾歌舞伎9年ぶり熱田神社で公演
伊那市無形民俗文化財に指定されている中尾歌舞伎。10月12日に、国重要文化財の熱田神社で9年ぶり2度目となる公演を行ないます。 29日夜は、伊那市長谷の中尾座で歌舞伎保存会のメンバーが、10月の公演に向けて練習を行っていました。 今回の演目は、「人情噺(にんじょうばなし)文七元結(ぶんしちもっとい)」。中尾歌舞伎が得意とする演目のひとつです。 これは、平成16年に、熱田神社でおこなわれた公演の様子です。悲劇を演じることが多い中尾歌舞伎の演目の中で、文七元結はコミカルな部分もありハッピーエンドの演目です。
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世界ジオパーク登録へ初会合
南アルプス世界自然遺産登録推進協議会のジオパーク推進部会による、「ジオパーク登録検討委員会」の初会合が26日、伊那市創造館で開かれました。 これは、南アルプスの世界ジオパーク登録を推進するために開かれたもので、長野、山梨、静岡の三県から関係者およそ25人が参加しました。 26日はその中から、17人の委員に委嘱状が白鳥孝ジオパーク推進部会長から手渡されました。 この後行われた初めての会議は非公開で行われ、委員長に静岡大学理学部特任教授の増沢武弘さんが選ばれました。
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講演会「父、新田次郎と私」
百周年記念事業の一環として遭難事故を題材にした山岳小説で映画にもなった「聖職の碑」の作者、新田次郎の次男、藤原正彦さんによる講演会が25日箕輪町文化センターで開かれました。 お茶の水女子大学名誉教授の藤原さんは作家としても活動しています。 講演会では「父、新田次郎と私」という演題で話をしました。 藤原さんは「父は学校卒業後、気象台に入り富士山頂で越冬しながら気象観測を行っていた。 その時の経験が後に山岳小説を書くうえで役にたったと思う。」と話していました。 また「太平洋戦争末期、満州に渡り気象観測を行っていた際、ソ連侵攻にもかかわらず逃げずに、軍事機密扱いだった観測情報を処分し捕虜になった。」として「気骨のある人だった。」と話していました。 会場にはおよそ500人が集まり藤原さんの話を熱心に聞き、「聖職の碑」を書いた新田次郎の人柄に触れていました。
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パネルシアター研修会
箕輪町図書館による幼児から小学生向けのパネルシアター研修会が22日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 研修会には箕輪町のボランティアや学校関係者などおよそ30人が参加しました。 淑徳短期大学講師の藤田佳子さんがつとめ、幼児から小学生向けのパネルシアターの仕組みと演技方法を中心に実演を交えて説明しました。 藤田さんは「遊びだけではなく授業に取り入れることが出来る、英語を交えると遊びながら自然と英語が学べる」と話していました。