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来年度高校入学志願者 2回目予定数調査
長野県教育委員会は、来年度の高校入学志願者を対象に行った2回目の予定数調査をまとめ、きょう発表しました。
伊那北普通は募集人員200人に対し244人、伊那弥生ケ丘は240人に対し262人が志願しています。
辰野普通は、前期46人、後期59人です。
商業は前期18人、後期22人です。
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二十四節気「小寒」 寒ざらし
5日は、二十四節気のひとつ、小寒です。
伊那市の高遠そば組合は、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を行いました。
この日は、高遠そば組合の5人が伊那市長谷の粟沢川にそばの実を浸しました。
今年は、地元高遠の8つのそば店が参加し、およそ180キロ、150食分を用意しました。
この日の朝の伊那地域の最低気温はマイナス5.8度で、粟沢川の水温は1度でした。
寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされていて、高遠そば組合はおよそ20年前に古文書に基づいて復活させ、試行錯誤を繰り返しおよそ10年前から提供を行っています。
そばの実を冷たい水に浸すと、アクが抜けて粘りが減ることで歯切れがよくなり、甘味も増すということです。
そばは、本格的な寒さを迎える小寒から1か月間川に浸し、立春の2月4日に引き上げる予定です。
そのあと乾燥させ、7月中旬から高遠町内の8つのそば店で提供するということです。
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老松場古墳の調査結果報告会
伊那市東春近の老松場古墳群の発掘調査報告会が伊那市防災コミュニティセンターで26日に開かれました。
報告会は伊那市教育委員会が開いたもので、調査を行った関西大学文学部考古学研究室の米田文孝教授が話をしました。
7基ある古墳のうち、1号墳は埋葬施設の構造から推測して、大和政権時代の5世紀前半の前方後円墳と確認されました。
大和政権が地方を統治するため伊那地域は交通面でも重要だったと説明していました。
権力の象徴でもある前方後円墳を造ることを許す代わりに、地方の権力者を支配していったということです。
また26日は1号墳と2号墳からの出土品も展示されました。
今後、伊那市創造館でも展示する予定だということです。
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クラシック音楽の祭典特別演奏会 歓喜の歌
オーケストラの演奏でベートーベンの第九を歌う、「クラシック音楽の祭典特別演奏会 歓喜の歌」が26日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
演奏会では、南信の4つのオーケストラと合唱団の総勢190人でベートーベンの第九「歓喜の歌」などを演奏しました。
クラシック音楽の祭典は、伊那フィルハーモニー交響楽団と一般公募の合唱団による演奏会で、2年に1度開催していましたが、新型コロナの影響で延期となり、3年ぶりとなりました。
オーケストラは、伊那フィルハーモニー交響楽団のほかに、諏訪交響楽団、飯田交響楽団、カノラータオーケストラの80人編成で、今回初めて合同で演奏しました。
合唱団は一般公募で集まったおよそ110人が参加し、南信のソリスト4人も出演しました。
会場にはおよそ1,000人が集まり、演奏を楽しんでいました。
また、この日は赤い羽根共同募金の配分で市内の障害者支援施設の200人を招待しました。
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新山保育園 園舎完成
現地で建て替えが進められていた伊那市の新山保育園の園舎が完成し25日、完成式が行われました。
式には、市や地元の関係者などおよそ40人が出席し、初めに園児が歌を発表して園舎の完成を祝いました。
新しい園舎は、木造平屋建てで延べ床面積は306平方メートルです。
柱や床などには、新山産のヒノキやアカマツなどが多く使われています。
リズム室を兼ねる保育室は、レイアウト変更ができる家具が設置されます。
敷地内には、新山保育園と新山小学校の給食調理場も合わせて整備されました。
新山保育園と給食調理場の総事業費はおよそ4億5千万円となっています。
新山保育園は、園児数の減少から平成21年度に休園となりましたが、園児数の確保に地域をあげて取り組み、5年後の平成26年度に再開しました。
伊那市では、老朽化が進んでいたことから平成28年度に建て替えの方針を示しました。
新しい園舎は、来年1月4日から利用を始める予定です。
伊那市では今後、園庭の整備や旧園舎の取り壊しなどを行い来年3月末に竣工式を行う計画です。
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高校再編 伊那新校 開校令和10年度以降に
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する新しい高校について「開校は令和10年度以降のなるべく早い時期に」「募集学級数は8クラス・320人以上」とする方針が確認されました。
21日は、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校の再編統合について議論する伊那新校再編実施計画懇話会が伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
長野県教育委員会では新校の校地は現在の伊那北高校を活用する方針で、校舎は大規模改修が必要だとしています。
設計と工事を合わせた施設整備には、少なくとも6年必要としていて、開校時期は施設整備を終えた令和10年度以降としています。
21日の懇話会では施設整備の基本コンセプトが示されました。
県教委は、施設整備の素案として、校舎は省エネルギー化を進めるとともに、エネルギーを創り出す仕組みを取り入れ、学習空間については探究的な学びに対応した使いやすいデザインにしたいとしています。
また伊那北と弥生を合わせ募集学級数は現在、11から12クラスですが、今後の人口減少を考慮して新校では8クラス・320人以上を維持していくとしています。
出席者からは、10クラスを望む声や開校時期を1年でも早くしてほしい等の意見が出されていました。
県教委では、懇話会の中間まとめをもとに伊那新校再編実施基本計画を策定し、なるべく早い時期に県議会に提出し、同意を得たいとしています。
懇話会では今後、校名や校歌、統合の方法などについて議論をしていく予定です。
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「古田人形芝居物語」地域で披露
箕輪町の箕輪西小学校の4年生は、地元に伝わる古田人形の歴史を題材にした人形劇「古田人形芝居物語」を17日に富田公民館で披露しました。
箕輪西小の4年生は、社会の授業で古田人形の歴史について調べ、地域の人達への聞き取りなどを行ってきました。
古田人形を見た事はあっても、その歴史については知らない人が多い事から、人形劇にして披露する事にしました。
7月から台本作りを初め、これまでの学習を元に子ども達が脚色を加え、稽古してきました。
江戸時代に村人達が風を鎮めるために人形芝居をはじめ、その後大阪から来た人形遣いの教えにより芝居の腕前が上達していきます。
しかし、明治時代になると国の政策により衰退しますが、地元有志により復活。
現在は箕輪中学校や箕輪西小学校で受け継がれているという内容で、公演は1時間30分におよぶ大作です。
箕輪西小4年生の人形劇は、来年1月に中曽根で、2月に上古田で、3月に箕輪町文化センターで披露する予定です。
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カメラリポート 弥生ダンス部全国大会出場
伊那市の伊那弥生ケ丘高校ダンス部は、来年1月に東京都で行われる全国大会に出場します。
伊那弥生ケ丘高校ダンス部は、1年生19人、2年生6人の25人で活動しています。
ダンスの全国大会「全国高校ダンスドリル冬季大会」に甲信越地区代表として出場を決めました。
11月7日に松本市で行われた甲信越大会では、ヒップホップ女子部門、21人以上のラージ編成で1位となりました。
弥生ダンス部が全国大会に出場するのは2019年から4年連続です。
ダンス部では、週に1~2回、外部のコーチのレッスンを受け、大会に向けた練習をしています。
普段の練習では、部長と副部長が中心となって振付の確認などをしています。
休憩中、練習とは違った表情を見せていました。
全国高校ダンスドリル冬季大会は、来年1月15日と16日に東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われます。
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2021高遠高フェスティバル 甚平のファッションショー
伊那市高遠町の高遠高校の被服コースの生徒が製作した甚平のファッションショーが16日に行われました。
学習の成果を発表する2021高遠高フォーラムの中で行われました。
3年選択授業で被服を選んだ生徒がデザインし製作した甚平を披露しました。
授業は週に2時間で、およそ3か月かけて仕上げたということです。
発表の中で生徒は「デザイン画を描く時に色や形によって見え方が違うことが分かった」と話していました。
ほかに、持続可能な開発目標SDGsについても学び、紙袋をポーチやランチバックにリメイクしたということです。
フォーラムでは他にコースや選択授業ごとに発表を行いました。
進路体験記を発表した生徒たちは、2月に開かれた企業説明会に参加したことや、会社訪問をして9月に就職試験を受けた体験談を話しました。
企業から内定をもらった生徒もいて、今後の就職活動についてアドバイスをしていました。
2年福祉コースなど生徒による展示もされていて、折り紙で作ったクリスマスリースが飾られていました。
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高校再編 上伊那総合技術新校懇話会 初会合
辰野高校商業科や箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合し、新たにできる「仮称・上伊那総合技術新校」の開校に向けて地域の意見を聞く懇話会の初会合が14日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
県教委は高校再編・整備計画の二次案で、辰野町の辰野高校商業科、箕輪町の箕輪進修高校工業科南箕輪村の上伊那農業高校、駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校を再編統合し「仮称・上伊那総合技術新校」を設置するとしています。
上伊那総合技術新校再編実施計画懇話会は、関係する高校の校長や同窓会、現役の高校生、地域の代表など32人で構成され、統合後の学校名や校歌、活用する校地、募集開始年度などについて意見を交わします。
座長には宮田村教育委員会の加藤孝志教育長が選ばれました。
加藤さんは「懇話会の議論は再編計画の基礎となる。様々な課題に対し慎重かつ丁寧に議論を進めていきたい」と挨拶しました。
県教委は統合した新たな高校の学校像として「農業、工業、商業の連携により新たな価値を作り、生み出す力を育む、産業教育の拠点校としたい」としています。
出席者からは「4つの高校が係る再編統合になる。情報共有を密に行ってほしい」などの要望が出されていました。
次回の懇話会は、来年2月に開催され、各校の生徒が学校紹介を行う予定です。
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英語 オンライン合同授業
南信地域の7つの小学校をテレビ会議システムで結んで、他地域の児童と英語で交流するオンライン合同授業が箕輪町の箕輪北小学校などで15日に行われました。
15日は6年3組の児童が2人1組になりノートパソコンを使い、名前や好きなスポーツなどを画面に映る他校の児童に英語で伝えていました。
合同授業は、外国語指導助手を派遣する企業の提案で行われたものです。
提案した企業によりますと、合同授業により、児童は自己紹介などを通して、表現方法を学び英会話の力が養えるという事です。
指導する教師に対しては、他校との比較で児童の理解度や進捗具合の把握に繋がるという事です。
オンライン合同授業は、27日まで行われ、箕輪町の他、飯島町や大鹿村など県内の8町村の13校が参加する予定です。
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伊那弥生ケ丘高校ダンス部 全国大会出場
伊那市の伊那弥生ケ丘高校のダンス部は、来年1月に東京都で開催される全国大会「第13回全国高等学校ダンスドリル冬季大会」に出場します。
13日は伊那弥生ケ丘高校同窓会の下島典子会長が学校を訪れ、ダンス部を激励しました。
下島会長は「今まで練習してきたことを発揮して楽しんできてください」と激励していました。
ダンス部は1年生19人、2年生6人の25人で活動しています。
力強さとメリハリのある動きを振り付けに取り入れたダンスで大会に挑みます。
ダンス部が出場する「第13回全国高等学校ダンスドリル冬季大会」は来年1月15日と16日の2日間、東京都調布市の武蔵野の森 総合スポーツプラザで開かれます。
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伊那北小4年生 炭焼きの体験
伊那市の伊那北小学校4年生は、上牧にある宮の上炭焼き小屋近くの窯で14日炭焼きの体験をしました。
14日は伊那北小学校4年生の2クラス52人が窯を管理している上牧里山づくりのメンバーに教わりながら完成した炭を出していました。
炭は11月16日に1.2トンの薪を入れ、火を焚き6日間ほど焼いたものです。
窯には児童が松ぼっくりや栗の殻などを入れた缶も一緒に入れました。
児童たちは出来上がった炭と缶を窯から出し、出来具合を確認しました。
薪は上牧の里山から伐採したもので、炭焼き体験は里山について知ってもらいたいと上牧里山づくりが行ったものです。
今回およそ140キロの炭ができたということです。
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伊那小春組×上農高校 菓子を14日に販売
伊那市の伊那小学校6年春組と南箕輪村の上伊那農業高校がコラボして作った菓子の販売が、14日に市内2か所で行われます。
13日は、上農高校アグリデザイン科フードコースの3年生18人が、校内にある加工施設で春組が栽培した米を使ってクッキーなどの菓子を作りました。
フードコースの生徒の1人が春組に妹がいることが縁で今年4月に菓子の共同製作の話を持ち掛け、製品開発を行ってきたということです。
学校外で商品を販売するには、決められた環境で作らなければならないため、春組が考えたレシピを基に上農生が手作りしました。 -
弥生同窓会 校地決定の説明受ける
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する新たな高校の校地が伊那北高校に決まったことについて、伊那弥生ケ丘高校同窓会は、県教育委員会から12日、説明を受けました。
伊那弥生ケ丘高校同窓会の常任理事16人に県教育委員会高校再編推進室の駒瀬隆室長らが、校地決定の理由や経緯を説明しました。
11月30日に開かれた、伊那新校再編実施計画懇話会で、敷地の広さを優先すべきとの結論から、校地は伊那北高校に決定しました。
それを受けて弥生の同窓会は、県教育委員会に校地決定に至った詳しい説明を要望したということです。
伊那弥生ケ丘高校同窓会は、この日の説明会で新たにあげられた疑問点や要望をまとめ、再度県教育委員会に提出するということです。
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長谷小学校が民話「孝行猿」を披露
伊那市長谷の長谷小学校3年生は長谷に伝わる民話「孝行猿」の演劇を11日に中尾座で披露しました。
劇は長谷小学校3年生10人が演じました。
孝行猿は長谷に伝わる民話で親子の愛情を描いた物語です。
猟師の勘助が母猿を銃で仕留め、家のいろりに吊るしておきました。
物音で目を覚ました勘助は、子猿たちが母猿の傷を癒して生き返らせようとするところを目撃します。
勘助はその姿を見て後悔の念にかられ、墓を造って供養したという物語です。
9月に劇を保護者に披露しましたが、児童たちが地域の人にも観てもらいたいと行ったもので、およそ100人が訪れました。
長谷小学校では毎年3年生が孝行猿の上演を引き継いでいるということです。
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加藤明治の作品「石斧」を知る交流会
1970年に亡くなった南箕輪村の童話作家、加藤明治の作品を知る交流会が8日、村図書館で開かれました。
この日は、加藤明治の息子の加藤達人さんが、明治の作品「石斧」を読みながら作品のエピソードなどを話しました。
加藤明治は、1911年に南箕輪村塩ノ井に生まれ、19歳の時から40年間、教職員を務めていました。
仕事の傍ら、執筆活動も行っていて、およそ40作品が遺されているということです。
「石斧」は、実話をもとにした作品で、明治は主人公の大三として登場します。
大三は、農作業中に掘り出した石斧を家の宝として大切にしていました。
しかし、大三の家が火事になった際、見舞いに来た叔父に言われるがまま、石斧をゆずってしまいます。
それをひどく後悔し、およそ30年後に叔父のもとを訪るというストーリーです。
この日は、物語を描くときモデルになった加藤家の家宝の石斧を紹介していました。
村図書館では、今後も地元ゆかりの加藤明治の作品を紹介していくということです。
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古田人形芝居 2年ぶりの定期公演
箕輪町上古田に伝わる伝統芸能古田人形芝居の定期公演が4日、町文化センターで2年ぶりに行われました。
定期公演には、古田人形芝居保存会や箕輪中学校古田人形部、箕輪西小学校古田人形クラブの3団体が出演しました。
去年は新型コロナの影響で定期公演は中止となり、2年ぶりの開催となりました。
このうち箕輪中学校古田人形部は「生写朝顔話宿屋の段」を披露しました。
盲目の娘とその恋人との悲恋を描いた物語です。
また箕輪西小学校古田人形クラブは「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を現代語で披露しました。
お家騒動により、離れ離れに暮らす親子の情を描いた物語です。
古田人形芝居は約300年の歴史があり、県の無形民俗文化財に指定されています。
古田人形芝居保存会では「新型コロナにより稽古や発表など制限はあるが、今後も文化の継承に取り組んでいきたい」と話していました。 -
26日の「第九」演奏会に向けオケと合唱団 初合同練習
26日に伊那市の伊那文化会館で開催される「クラシック音楽の祭典特別演奏会 歓喜の歌」の発表を前に、地元オーケストラと公募合唱団による初の合同練習が、5日夜、行われました。
総勢190人が参加し、初の合同練習が行われました。
南信のソリスト4人も練習に参加しました。
新型コロナの影響で、クラシック音楽の祭典が2年にわたり延期となっていることから、今回、演奏経験者が多いベートーベンの第九を演奏することになりました。
オーケストラは、伊那フィルハーモニー交響楽団の他、南信の3つのオケからも参加し、80人編成で演奏します。11月中旬から月2回練習を行っています。
市民合唱団は、南信から110人が参加しています。10月上旬から月2回練習を行っています。
「クラシック音楽の祭典 特別演奏会 歓喜の歌」26日、午後2時開演、場所は伊那文化会館です。
入場料は全席自由千円で、まだ若干空きがあるということです。
伊那ケーブルテレビではこの演奏会の模様を122チャンネルで生中継します。
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農業用水路の「二番井」について学ぶ
伊那市美篶の住民でつくる二番井水利委員会は、農業用水路の「二番井」についてきょう学びました。
研修会は美篶の住民で構成される二番井水利委員会が主催したもので、美篶青島の矢島信之さんから説明を受けました。
美篶地区の地形は上段、中段、下段と3つの段丘からできていています。
二番井は高遠町西高遠から美篶下川手までつながる農業用水路です。
高遠藩は江戸後期の安政4年に藤沢川の水を利用して中段に二番井を建設しましたが、水量が少ないため、その度三峰川の水を取り入れ、崩落を繰り返したということです。
明治28年になり、美篶青島の北原平八郎が私財を使い、三峰川の水を常に取り込めるようにし、南割まで水を引く工事を完成させました。
それにより豊かな水田に変わったということです。
5日はほかに高遠町小原から西高遠につながる二番井起点近くの水路橋、虹橋を見学しました。
また中段の芦沢では二番井から下段まで水を落とす分岐地点の確認をしていました。
二番井水利委員会では毎年1回、講師などを招いて研修会を開いているということです。
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子育てを考える集い
伊那市と駒ヶ根市の子育て支援団体の代表者が意見交換をする「第14回 子育てを考える集い」が、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで4日開かれました。
子育てを考える集いには、伊那市と駒ヶ根市で子育て支援団体の代表者5人が、現在の子どもを取り巻く環境などについて話しました。
不登校の子どもの支援を行うNPO法人子ども・若者サポートはみんぐ事務局長の戸枝智子さんは「まじめでいい子が増えた。期待に応えようと過剰適応した結果学校に行けなくなった子どもが見られる」と話していました。
NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジ理事長で、親と一緒に暮らせない子どもを預かるファミリーホームを運営する宇津孝子さんは「親が孤独ではなくなることが子どもの安全・安心・信頼につながる」と話していました。
野外保育を行うNPO法人山の遊び舎はらぺこの保育士小林成親さんは「親がすぐに子どもの特性や方向性を決めつけるのではなく、経験を見守っていくことが大切だ」と話していました。
このイベントは、山の遊び舎はらぺこが、地域とともに子育てについて考えようと毎年開いています。
このイベントの様子はオンラインで配信され、会場と合わせて60人が参加しました。
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伊那市荒井 親子でしめ飾りづくり
今年も残すところ1か月をきり新年を迎える準備が始まっています。
伊那市の荒井区は「しめ縄づくりを楽しむ会」をいなっせで4日に開きました。
4日は区民およそ40人が参加し正月用のしめ飾りを作りました。
講師を務めたのは丸山敞一郎さん83歳です。
初めて作るという人たちは、丸山さんから縄のない方を教わっていました。
丸山さんは「最初はうまくいかないかもしれませんが、心を込めて一生懸命作って下さい」と話していました。
荒井区と荒井区公民館では伝統文化を伝えていこうと、この講習会を毎年開いています。
作ったしめ飾りは、それぞれが持ち帰り家に飾るということです。
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伊那市民芸術文化祭 5日まで
伊那市内の文化や芸術団体の成果を発表する「伊那市民芸術文化祭」が4日からいなっせで始まりました。
会場には写真や絵画、生け花など、およそ20の団体や個人の作品が展示されています。
伊那市民芸術文化祭はNPO法人伊那芸術文化協会が行っていて、市内で活動している団体や個人なら誰もが参加できる総合的な芸術文化の祭典で今年で18回目となります。
伊那市民芸術文化祭は5日までで、5日はステージ発表も予定されています。
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校地・校舎 伊那北に
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する新たな高校の校地について長野県教育委員会は、伊那北高校の校地と校舎を活用するとの方針を11月30日に示しました。
11月30日は9回目の伊那新校再編実施計画懇話会が開かれ、県教育委員会が校地の選定結果を報告しました。
再編統合する新しい高校の校地については伊那北と弥生いずれかを活用し、広さや学校へのアクセスなど11項目について県教委が検討を進めてきました。
伊那北は敷地の広さで、弥生は部活動の活動場所の確保と周辺の学習環境で優位性があるとされ、残りの8項目は差は無いとの結果でした。
県教委では、全校生徒の日常の教育の充実につながる「敷地の広さ」を最優先すべきとの結論となり、伊那北高校の校地活用の方針を示しました。
また、弥生の第2グラウンドも有効活用するとしています。
懇話会では今後、再編実施計画案の策定に向け、募集年度や学級数について検討を進めていきます。
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伊那北高校 全国英語ディベート全国大会出場へ
出題された社会問題について英語で意見を言い合う「全国高校生英語ディベート大会」に、伊那市の伊那北高校の生徒が出場します。
29日は、2年生の佐野天咲さんと福島雄斗さんが市役所を訪れ、笠原千俊教育長に出場の挨拶をしました。
大会は、あらかじめ出題されていた社会問題について肯定側と否定側に分かれて意見を言い合うものです。
4人1チームで、立論者・質問者・回答者・まとめ役に分かれて相手チームと対戦します。
今月6日と7日に開かれた県大会で伊那北高校は準優勝し、7年ぶりの全国大会出場を決めました。
今回は、「首都機能を東京の外に移転すべきか」がテーマで、伊那北高校は肯定側の際は「富士山が噴火した場合に災害対応が困難なので移転すべき」否定側の際は「大規模な環境破壊につながるので移転すべきでない」などの切り口で考えを主張したということです。
全国大会には、64チームが出場し、来月18日と19日にオンラインで開かれます。
2人の他に、2年生4人の6人編成で出場します。 -
新山小学校で「おでかけ講座」
伊那市の新山小学校で市の職員による「おでかけ講座」が10月26日に開かれ、児童が防災について学びました。
講師は伊那市危機管理課の小松剛さんが務め、災害が起きたときの避難場所などについて話をしていました。
小松さんは「きょう勉強したことを家に帰って家族と話し合って下さい」と呼びかけていました。
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南箕輪村の小学生が英語に親しむ
南箕輪村内の小学生がゲームなどをして英語に親しむイベントが28日南箕輪村公民館で開かれました。
イベントでは、4つのブースが設けられ、子どもたちが英語を使ったゲームをしたり、外国の文化に関するクイズに挑戦していました。
4つのブースでは、英語で買い物体験をしたり、ピザを作るゲームをしていました。
講師を務めたのは、南箕輪村の小中学校などで英語を指導しているALT4人です。
このイベントは、子どもたちに英語に親しみ、外国の文化を知ってもらおうと南箕輪村教育委員会が開いたものです。
イベントには南箕輪村内の小学5,6年生15人が参加し、楽しみながら学習していました。
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箕輪町キャリア教育フォーラム
箕輪町キャリア教育フォーラムが8日に、町文化センターで開かれました。
フォーラムでは、「働くこと」をテーマに、小中学生がそれぞれの活動を通して感じたことを発表しました。
箕輪北小学校の5年生は、総合的な学習の時間で取り組んだ白毛餅づくりについて、箕輪中学校の2年生は地域の事業所を知る体験学習で感じたことを、それぞれ発表しました。
このうち箕輪中の生徒は、「働く上で大事なことは『お金をもらうことだ』と思っていたが、『やりがいを見つけること』が大切だと分かった」「仮に将来なりたい職業に就けなくても、誰かに認めてもらうことができればそれが原動力になることが分かった」と話していました。
フォーラムは、箕輪町のキャリア教育をさらに充実させようと、町教育委員会や事業所などでつくる「箕輪町キャリア教育推進協議会」が開いたもので、今年で8回目です。 -
伊那谷の生んだ芸術家たち
上伊那教育会や上伊那の小中学校が所蔵する郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「伊那谷の生んだ芸術家たち」が伊那市の創造館で開かれています。
会場には、上伊那教育会と上伊那の小中学校が所蔵する3人の作品10点が展示されています。
上伊那教育会郷土研究部美術委員会では毎年郷土ゆかりの作家の作品展を開いていて、今年は洋画がテーマです。
伊那市手良出身の柴田久慶さんです。
柴田さんの作品「牧場」です。
今年6月に亡くなった伊那市西箕輪出身の小林修一郎さんです。
小林さんの作品「月と女」です。
明治から昭和にかけて活躍し昭和47年に亡くなった辰野町出身の中川紀元です。
中川紀元の23歳と75歳の時の自画像です。
伊那谷の生んだ芸術家たちは、28日(日)まで伊那市創造館で開かれています。
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伊那小学校開校150周年記念式典
伊那市の伊那小学校の開校150周年記念式典が20日、行われました。
記念式典には、児童を代表して、5、6年生と学校関係者およそ300人が出席しました。
式典では、開校100周年から現在までの50年間をスライドで振り返りました。
伊那小学校は、1872年、明治5年に開校しました。
およそ60年前に通知表を廃止し、保護者との懇談を行うことで、学校と家庭が一体となった教育を進めてきました。
福田弘彦校長は、「これからも、誰もが胸を張って通えるように努力していきたい」と話していました。
児童会長の唐木莉彩さんは、「今までの150年間に負けないような学校づくりをしていきましょう」と呼びかけていました。