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				古田人形の操り体験会箕輪町上古田に伝わる伝統芸能、古田人形芝居の人形を操る体験会が15日、町郷土博物館で開かれました。 
 体験会では、古田人形芝居保存会の会員が指導を行いました。
 参加者は、実際に公演で使用されている人形を操り、手の動かし方や歩かせ方などを教えてもらっていました。
 古田人形芝居は300年以上の歴史があり、長野県選択無形民俗文化財に指定されています。
 保存会には現在、10代から80代までの15人の会員がいます。
 体験会は、実際に人形に触れることで、古田人形芝居を身近に感じてもらい、伝統文化を次の世代に残していこうと初めて開催されました。
 15日は午前と午後の2回操り体験が行われ、午前の回にはおよそ10人が参加しました。
 
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				柘植さん特別イベント「創造の森」伊那市創造館で開かれている「柘植伊佐夫による肖像画展」に関連した実験表現イベント「創造の森」が14日に行われました。 
 会場には、太鼓や鍵盤ハーモニカ、ピアノなどの他に、口笛で鳥の鳴き声や木のアロマオイルを振りかけた布を振り、森をイメージした空間が演出されていました。
 柘植さんは伊那市出身の人物デザイナーで、NHKの大河ドラマや映画、舞台の衣装、ヘアメイクを手掛けています。
 イベントは柘植さんの発想を基に、創造館に森をイメージする空間を作り、演奏やダンスを楽しんでもらおうと行われました。
 トークショーでは、柘植さんが伊那での思い出や、仕事で大切にしている事などを話していました。
 創造館1階特別展示室では、柘植伊佐夫による肖像画展の第2期が30日まで開かれていて入場は無料です。
 
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				高遠三女のコラボ展Ⅲ 高遠町出身女性3人の作品展伊那市高遠町出身の女性3人による作品展、高遠三女のコラボ展Ⅲが、信州高遠美術館で14日から開かれます。 
 信州高遠美術館には絵画などおよそ30点が展示されています。
 作品展を開いたのは、現在木曽在住の、中島美恵子さん。高遠町の小松由子さん、西澤由美子さんの3人です。
 中島さんの作品、「翠月」です。風の精霊が、キツネの姿になって現れた場面を描いています。
 小松さんの作品「つなぐ」は、照明器具のカバーに、手編みの花と木の枝を組み合わせて、家族の思い出を表現しています。
 西澤さんの作品「穏やかな日々」は、世界におだやかな日々が訪れることを願って描かれました。
 3人は高遠町の、同じ介護施設グループで働いていて、美術という共通の趣味から意気投合し、2年ごとに作品展を開いています。
 
 作品展、高遠三女のコラボ展Ⅲは14日から7月2日(水)まで開かれています。
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				100年の歴史 伊那美術協会上伊那の絵画や彫刻などの愛好家でつくる伊那美術協会。 
 協会では創立100周年の記念事業として講演会を計画していてその準備を進めていました。
 講演会のパンフレット。
 これに使われている写真は協会に残る最も古いもので昭和2年1927年に撮影されたものです。
 
 
 
 
 
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				富県小学校がAFAS伊那で水泳授業伊那市は今後、学校の水泳授業に民間のスポーツクラブのプールを活用します。 
 12日は今年度から活用する富県小学校の水泳授業が初めて行われました。
 富県小学校の5・6年生43人が水泳の授業を行うため、スポーツクラブの送迎バスに乗ってプールへ向かいました。
 伊那市では、今年度から学校の水泳授業で総合スポーツクラブAFAS伊那のプールを活用します。
 事業費はおよそ128万円で、今年度は富県小のみで、各学年5回ずつ授業を行う予定です。
 富県小のプールは、完成から65年が経過していて、老朽化により穴が開いたり壁が剥がれてきているということです。
 これまでも何度も補修をしながら使い続けていました。
 伊那市教育委員会の唐澤利幸課長です。
 授業の指導はAFAS伊那のインストラクターが行います。
 児童は、ビート板を使った泳ぎ方や息継ぎを教わっていました。
 授業を受けた児童は。
 伊那市では今後、富県小など小規模学校の水泳授業については、民間のスポーツクラブのプールを活用していく方針です。
 
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				小説を愉しむ会 朗読会小説の愛好者でつくる「小説を愉しむ会」の朗読会が12日、箕輪町の地域交流センターみのわで開かれ新田次郎の「聖職の碑」について理解を深めました。 
 朗読会には約50人が集まりました。
 「聖職の碑」は大正2年1913年に当時の中箕輪尋常高等小学校の集団登山で発生した遭難事故を題材にした作品です。
 朗読会では箕輪町図書館の藤澤康一郎館長が小説の解説をしました。
 藤澤館長は「遭難の場面は事実に基づき書かれていて、そこにフィクションを交えている。新田次郎はフィクションの部分については相当知恵を絞り、苦労して書いている」と話していました。
 小説を愉しむ会では今後、月に1回のペースで朗読会を開き芥川龍之介や太宰治などの小説を楽しむということです。
 
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				高遠第2・第3保育園の園児と保護者が板山露頭見学伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児と保護者が12日、仮園舎近くの板山露頭を訪れ、ジオパークガイドから説明を受けました。 
 この日は高遠第2・第3保育園の未満児から年長の園児と保護者、およそ40人が板山露頭を訪れました。
 ジオパークガイドの伊東基博さんが説明しました。
 板山露頭は中央構造線を境に、左右で違う岩石を見ることができます。
 園児たちは現在、園舎建て替えのため長藤の高齢者生きがいセンターに通っています。
 板山露頭は高齢者生きがいセンターから近く、園児の散歩コースになっています。
 園児には自然に触れてもらい、保護者には地域を知る機会にしてもらおうと、参観日に合わせ、園が伊東さんに依頼しました。
 園では「地球の歴史を体で感じてほしい」と話していました。
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				箕輪中 今年度一部で休日部活の地域クラブ化へ箕輪町教育委員会は、中学校の部活の地域展開について、今年度中に複数の部活で休日の地域クラブ化を進めたい考えです。 
 これは10日役場で開かれた町議会一般質問の中で、小林久通教育長が議員の質問に答えたものです。
 町教育委員会では、今月中に学校や指導者などによる準備会を開催し、7月から8月に地域展開の計画を策定する協議会を設立する予定です。
 今年度中に2~3の部で休日の地域展開を行い、来年度末までにすべての部活で行いたい考えです。
 箕輪中学校には12の運動部と7つの文化部があり、全校生徒632人の約3分の2が入部しています。
 
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				「クラシック音楽の祭典」歴史に幕「クラシック音楽の祭典」の最終公演が8日伊那市の伊那文化会館で開かれ、地域に音楽文化を根付かせようと始まった演奏会は35年の歴史に幕を下ろしました。 
 演奏会はクラシック音楽の祭典実行委員会が開いたもので伊那フィルハーモニ―交響楽団の約60人と公募で集まった100人の合唱団がメサイアを披露しました。
 メサイアはドイツの作曲家ヘンデルがキリストの生涯を題材に作曲したものです。
 指揮者の横山奏さんは日本の主要なオーケストラと共演を重ねていて平成26年2014年から、この演奏会で指揮を務めています。
 演奏会では南箕輪村出身で神戸市混声合唱団所属の宮尾和真さんがソリストを務めました。
 「クラシック音楽の祭典」は伊那文化会館オープン記念として平成2年1990年に「手づくりの演奏会」と題して始まりました。
 平成28年2016年までに12回開催され地域にクラシック音楽の文化を根付かせる役割を果たしました。
 平成30年2018年にはさらなる高みを目指し「クラシック音楽の祭典」となり2回開催しました。
 実行委員会では伊那谷の音楽文化を支えその役割を果たしたとして3回目の今回での終了を決めました。
 会場には約1,300人が訪れ最後の演奏に聞き入っていました。
 伊那ケーブルテレビでは21日土曜日午後2時からご覧のチャンネルで第3回クラシック音楽の祭典メサイアの放送を予定しています。
 
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				伊那谷の所蔵品 箕輪町郷土博物館伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。 
 6日は、箕輪町郷土博物館です。
 
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				伊那西高と西春近南小が交流演奏会伊那市の伊那西高校の生徒と西春近南小学校の児童による交流演奏会が5日開かれました。 
 伊那西高校のお箏クラブ、合唱クラブ、吹奏楽クラブの合わせて40人が西春近南小学校を訪れ
 演奏を披露しました。
 お箏クラブは去年、長野県高等学校邦楽フェスティバルで優良賞を受賞しています。
 吹奏楽クラブは動きながら演奏するパフォーマンスを練習していて児童の前で披露していました。
 合唱クラブは毎年NHK全国学校音楽コンクールをはじめとした大会に出場しています。
 西春近南小学校の校長と伊那西高校の教諭が知り合いで学校が近いことから初めて企画されたものです。
 最後は西春近南小学校の全校児童約130人が合唱を披露しました。
 西春近南小学校では20日に音楽会が予定されていて、高校生の演奏を参考に練習に励むということです。
 
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				伊那北小4年生 歯の磨き方学ぶ伊那市の伊那北小学校4年生は、歯と口の健康週間に合わせ歯の磨き方について5日、学びました。 
 この日は伊那北小4年生がDVDを見ながら、歯の磨き方を学びました。
 鏡を使って、歯を磨いていました。
 歯磨きは、小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に、日本学校歯科医師会などが推奨する方法で行いました。
 DVDの映像に合わせて歯を磨いていました。
 子どもたちは、どんなに丁寧に磨いても、歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢は6割しか取れないということを学んでいました。
 そのため、歯ブラシにプラスして、デンタルフロスにも挑戦しました。
 伊那北小学校では「生涯の健康にかかわってくるので、子どものうちから正しい磨き方を身に付けさせたい」と話していました。
 
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				満蒙開拓 富貴原郷開拓団を知る伊那市人権同和教育研修会が3日伊那市役所で開かれ、箕輪町郷土博物館の柴秀毅館長が戦時中に上伊那北部から満州に渡った「富貴原郷開拓団」について話をしました。 
 講演では、箕輪町郷土博物館の柴館長が「私たちの郷里から満蒙開拓に行った人たち」と題し話をしました。
 昭和7年1932年以降、当時の日本は国策として満州移民を展開しました。
 富貴原郷開拓団は、当時の伊那町や西春近村、中箕輪村などの10町村で作られ、昭和16年1941年以降300人以上が満州に渡りました。
 終戦の混乱や現地民の襲撃により、85人が亡くなったということです。
 講演では、帰国した開拓団員が書いた手記を紹介しました。
 手記には召集による家族との別れや逃避行の様子が記されています。
 柴館長は「何人もが “二度と再び”と書いていて、もう二度と戦争をしたくないという強い気持ちを感じ取ることができる」と話していました。
 講演は、戦後80年の今年、満蒙開拓の歴史を知り教育に活かしていこうと開かれたもので、小中学校の教諭や人権同和教育推進委員など約40人が参加しました。
 
 
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				第7回 弥生展 同窓生と現役生の作品展示  伊那市の伊那弥生ケ丘高校の同窓会が主催する展示会、「弥生展」がいなっせで31日から開かれています。 
 弥生展は毎年、同窓会が開催していて、今年で7回目です。
 今年は「絵画と書の饗宴」と題して、同窓生と現役生による作品37点が展示されます。
 現役生の作品は、美術部と書道部の生徒が作成したものです。
 同窓生による、風景画や愛犬を描いたものなどが展示されています。
 
 
 「弥生展 絵画と書の饗宴」は6月1日まで、いなっせの2階展示ギャラリーで開かれています。
 6月1日は、伊那弥生ケ丘高校の同窓生などが講師を務めるワークショップがいなっせで開かれます。
 
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				伊那北高校吹奏楽部 第70回定期演奏会伊那市の伊那北高校吹奏楽部の第70回定期演奏会が、伊那文化会館で1日に開かれました。 
 この日は、コンクールの課題曲など10曲を披露しました。
 伊那北高校吹奏楽部には1年生27人、2年生12人、3年生21人の、合わせて60人が所属しています。
 定期演奏会は日頃の練習の成果を披露しようと、毎年この時期に開かれていて、今回で70回を迎えました。
 伊那北高校吹奏楽部では「今後、高校再編で新校になるため、それまでにできるだけ演奏活動をしていきたい」と話していました。
 
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				南箕輪中学校と韓国の上一中学校が交流国際交流教育発展のための覚書を交わしている南箕輪村の南箕輪中学校と韓国の上一中学校の生徒が30日に交流を行いました。 
 上一中学校の2・3年生25人が、南箕輪中学校を訪れ交流を行いました。
 上一中学校の生徒たちは28日に上伊那に到着し、29日は大芝高原や中央アルプスを観光しました。
 30日は、10クラスに分かれて2・3年生の授業に参加しました。
 2年生の理科の授業では、元素記号カードを引いて、化学式をつくるゲームを行いました。
 元素記号や化学式は世界共通で、言葉が通じなくても楽しめます。
 カードゲームを一緒にした南箕輪中学校の生徒は。
 3年生の美術の授業では、自画像を描きました。
 上一中の生徒は、鏡を見ながら色鉛筆などを使い描いていました。
 
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				箕輪町の教諭 保育士が夢をTOCO-TON語る会箕輪町の学校や保育園での課題や将来像を語りあうイベント「私の夢をTOCO-TON語る会」が28日、町文化センターで開かれました。 
 28日は町内の小中学校の教諭と保育士およそ40人が参加しました。
 参加者は4つのグループに分かれ、それぞれが学校や保育園での課題や、将来像などについて話し合いました
 参加者からは「自分に委ねてもらえた、という経験が子どもの自主性を育むと思う」「様々な大人との出会いが生まれる環境づくりが大切だ」といった意見が出されました。
 このイベントは、子ども達が自ら学び方を選び、自己実現できる「ウェルビーイング実践校TOCO-TON」の取り組みの一環で開かれました。
 箕輪町内のすべての小中学校は長野県教育委員会からこの実践校に、去年12月に指定されました。
 県教育委員会の武田育夫教育長は、「子どもは大人になるための準備期間ではなく、子どもらしく過ごすための時間です。子どもらしく過ごせる箕輪町であってほしい。」と話しました。
 
 箕輪町教育委員会によりますと今後は、やまほいくや総合的な学習の時間の深堀と拡大を図り、保育園や小中学校の垣根をこえた学習の導入を行っていくということです。
 
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				高遠第2・第3保育園 安全祈願祭老朽化により建て替えられる、伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の安全祈願祭と起工式が28日に行われました。 
 28日は伊那市や施工業者など40人が出席し、安全祈願祭と起工式が行われました。
 新しい園舎は老朽化のため取り壊された旧園舎跡地に建て替えられます。
 園舎は、鉄骨造りの平屋建てで、延べ床面積は、およそ529平方メートルです。
 内装には近くの山から切り出したスギやサクラの木材を活用するということです。
 総事業費はおよそ4億5,900万円です。
 新しい園舎の完成は2026年3月を予定しています。
 
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				箕輪中学校で気候変動を学ぶ講演会ゼロカーボンシティ宣言から3年目を迎える箕輪町で、箕輪中学校の生徒を対象にした気候変動に関する講演会が27日開かれました。 
 講演会では、NHKエンタープライズ エグゼクティブプロデューサーで、気候変動をテーマに多くのドキュメンタリーを制作した堅達京子さんが話をしました。
 堅達さんは地球温暖化の影響による自然災害の増加などを紹介し「産業革命前と比べて世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えることが地球の防衛ライン。二酸化炭素を排出しない新しい社会への変化が必要だ」と話していました。
 この講演会は、ゼロカーボンシティ宣言から3年目となる今年、生徒に改めて気候変動について理解を深めてもらおうと、町発足70周年記念事業の一環で箕輪町と町教育委員会が開きました。
 27日は箕輪中学校の1年生と3年生合わせて約400人が話を聞きました。
 
 
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				長谷中生徒と大人が給食で交流伊那市長谷の学校給食に、地元産野菜を供給、仲介している「麦わら帽子の会」は27日、長谷中学校で、生徒と給食を食べながらの交流会を初めて開きました。 
 この日は交流会を企画した麦わら帽子の会の髙橋隆文さんと、伊那市で活動する様々な業種の4人が、長谷中学校の給食を食べながら全校生徒と交流しました。
 この交流会は、生徒に様々な人生や生き方について大人と話す機会を持ってもらおうと、麦わら帽子の会が初めて開いたものです。
 企画した麦わら帽子の会は、給食に地元産の野菜や米を供給、仲介している団体です。
 現在は米が100%長谷産です。
 交流会は長谷の給食を知ってもらうとともに、一緒に食べる生徒にも人生の選択肢を広げてほしいと企画しました。
 交流会に参加した大人は、髙橋さんが呼びかけました。
 麦わら帽子の会では今後も交流会を続けていくとしています。
 
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				高遠町 進徳館の日高遠藩の藩校「進徳館」の教育の精神を受け継いでいこうと、伊那市高遠町で進徳館の日の行事が24日に行われました。 
 24日は伊那市の伊藤徹副市長や市の教育関係者らが五聖像に拝礼しました。
 進徳館は1860年に高遠藩の当時の藩主内藤頼直が創設しました。
 伊那市では進徳館の精神を現代にも生かしていこうと毎年、進徳館の日の行事を行っています。
 また、高遠スポーツ公園文化体育館では、剣道大会が開かれました。
 大会には市内の20チームと個人、あわせておよそ190人が出場しました。
 
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				高校生3年生が産業視察就職を考えている上伊那などの高校3年生の生徒と教職員を対象にした産業視察が26日行われました。 
 産業視察には上伊那の高校など12校から約440人の生徒と教職員が参加しました。
 進路選択に役立ててもらおうとハローワーク伊那などが企画したものです。
 集合場所の春日公園第2駐車場からバスで出発し18のグループに分かれて上伊那の製造業や建設業など36の事業所を視察しました。
 このうち化学製品の製造、販売を行っている南箕輪村の大明化学工業株式会社を訪れたグループは、担当者から仕事の内容などについて説明を受けていました。
 担当者はスライドを使いながら「会社では水をきれいにする浄水材の原料を作っています。全国に出荷していて主な納品先は東京都です。」などと話していました。
 高校生の就職については7月1日から企業の求人票が公開され、学校からの推薦が9月5日に始まり、内定がでるのは9月16日からとなっています。
 
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				柴さん 箕輪町芸術文化振興功労賞 受章祝賀会  令和元年・2019年に、箕輪町の芸術文化振興功労賞を受章した柴 登巳夫さん81歳の受章祝賀会が、25日、ながた荘で開かれました。 
 祝賀会は、新型コロナウイルスの影響で、延期となっていました。
 柴さんは、古田人形芝居保存会で50年以上にわたり活動を続けてきた功績などが認められ、令和元年に箕輪町から芸術文化振興功労賞を受けています。
 祝賀会には、古田人形芝居保存会のメンバーも出席し、柴さんの太夫で、人形芝居を上演しました。
 柴さんは、「50年ほど前、古田人形に取り組み始めたときには、戦前からの古老が残るだけで存続は難しい状態だった。そこから、人形を修理し、技術を習得してきた。今後も体の許す限りがんばっていきたい」と話していました。
 
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				箕輪西小4年 ヒノキの苗を植樹箕輪町の箕輪西小学校4年生は、みどりの少年団の活動の一環で、ヒノキの苗木を23日に植えました。 
 23日は、4年生16人が、学校近くにある上古田区の区有林にヒノキの苗木25本を植えました。
 上古田の住民有志で作る西山会のメンバーや上伊那森林組合の指導を受けながら、植樹をしました。
 児童は、根がしっかりと張るように土を踏み固めていました。
 箕輪西小では1979年から森に親しみ環境への理解を深めてもらおうと、みどりの少年団の活動を毎年4年生が行っています。
 4年生は今後、間伐や枝打ちなどの作業も行う予定です。
 
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				箕輪学 教育素材発掘研修箕輪町の歴史・文化などの教育素材を教員に知ってもらうための研修会がきょう箕輪中学校で開かれました。 
 研修会では町郷土博物館の柴秀毅館長が町内の文化財や名所を題材にした「箕輪学かるた」の解説をしました。
 箕輪町では町内の各校で子どもたちがふるさとについて学ぶ「箕輪学」を行っています。
 研修会は新たに町内の小中学校に赴任した教員に、町について知ってもらおうと年に1度開かれています。
 後半は2班に分かれて、水利施設や去年リニューアルオープンした町郷土博物館を見学しました。
 参加した教員は「子どもたちに興味を持ってもらえる手ごたえを感じた。総合学習で役立てたい」と話していました。
 研修会にはおよそ70人が参加しました。
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				戦場カメラマン渡部さん講演戦場カメラマンでフォトジャーナリストの渡部陽一さんの講演会が伊那市の伊那文化会館で21日開かれました。 
 渡部さんは、20歳の時に訪れたアフリカで内戦で負傷した子供たちを目の当たりにし、戦場の現状を伝えようとカメラマンになりました。
 講演で渡部さんは「戦争では幼い命が当たり前のように奪われている」と話し、「2003年のイラク戦争では劣化ウラン弾が使用され、戦後に生まれた子供たちに失明や白血病などの健康被害が出ている。第二の戦争が続いている」と話していました。
 講演会は、上伊那の教職員でつくる公益財団法人上伊那教育会の研修会「仰望の日」の中で行われ、およそ800人が訪れました。
 会長で南箕輪小学校の校長の松﨑善幸さんは「今年は戦後80年。平和の尊さを忘れず、教師としての人間性や専門性を高めていきましょう」と話していました。
 会員発表では美篶小学校の田村栄作さんが、満蒙開拓青少年義勇軍の歴史などについて話をしました。
 田村さんは「戦後80年となり、高齢化により遺族会の活動や地域の慰霊碑の管理が難しくなっている。
 今だからこそ、戦争歴史や平和の尊さを伝え続ける事が大切だ」と話していました。
 
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				伊那美術協会100周年で記念講演伊那美術協会100周年記念講演会が17日、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれました。 
 講演会では伊那食品工業株式会社の最高顧問、塚越寛さんが、「父の面影」と題して伊那美術協会創立時の会員だった、父親の塚越栄一さんについて話をしました。
 会場には塚越栄一さんの絵も展示されました。
 伊那美術協会はその前身の黒百合会が大正13年1924年に発足し、その後別の絵画グループ、ソリッカ協会と統合し昭和8年1933年に設立されました。
 現在は約120人の会員が活動しています。
 講演会は伊那美術協会が開いたもので会場には約130人が集まりました。
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				手良小5年生 田植え伊那市の手良小学校5年生の児童が学校の田んぼで20日に田植えをしました。 
 この日は児童14人が広さおよそ2アールの田んぼに苗を植えていきました。
 JA上伊那の職員や保護者も児童のサポートに集まりました。
 児童は田んぼに張られた紐の目印に合わせて、一列ずつ丁寧に植えていました。
 手良小学校では毎年5年生が1枚の田んぼで半分ずつうるち米ともち米を育てています。
 稲刈りは9月上旬を予定していて、150kgほど収穫できるということです。
 11月に収穫祭を行い、おにぎりや餅にして味わう他、給食にも使われるということです。
 手良小学校では「米を作る大変さを知ることで、感謝の気持ちを持ってほしい」と話していました。
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				第10回同塵会展 絵画24作品並ぶ上伊那の絵画愛好者による作品展「第10回同塵会展」が伊那市の伊那図書館で開かれています。 
 会場には同塵会の会員が描いた、油絵やアクリル画、水彩画などの作品24点が並んでいます。
 同塵会には現在、上伊那地域の10代から80代までの絵画愛好者18人が参加していて、年に一回、展示会を開いています。
 
 共通のテーマなどは設けず、各々が自由な題材、画風で作品を描いています。
 同塵会幹事の天野マサカツさんは、蓮の花の油絵を出展しました。
 
 展示会は、23日(金)まで開かれています。
 
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				カメラリポート 天竜川の通船  明治時代の盃です。 
 天竜川通船業 迅速勉強
 開始披露 と記されています。
 天竜川通船を明治時代末期まで行った伊那市坂下の中村奥治郎が、開業を祝い配ったものです。
 
 伊那市坂下の飯田線踏切近くにある中村さん宅。
 中村奥治郎の子孫にあたり、今でも大切に当時から伝わる資料を保管しています。
 水量が豊富な天竜川では、江戸から明治にかけて、交通・輸送の重要な手段として、舟で人や物を運ぶ通船が行われていました。
 
 天竜川は、岡谷市の釜口水門から伊那谷、愛知県をかすめ、静岡県の遠州灘に注ぐ延長213キロ、日本全国9位の長さです。
 下る舟は、川の流れにまかせ、上流に上げるには、帆を張り、人力も使いました。
 帆を張って上げるのは、春先から夏ごろまでが多く、下流から吹き上げる風が最もよかったようです。
 伊那谷からの下り荷は、米、大豆、漆、柿、酒など、遠州からの上り荷は、砂糖、塩、綿、煮干し、海老、みかんなどでした。
 
 辰野町平出から飯田市時又までの天竜川。
 午前7時15分辰野朝日橋を出た舟は、8時35分伊那町大橋着。
 時又を目指して南に下っていきます。
 午前7時15に辰野を出発した舟が飯田市時又に着くのは、午後3時。およそ8時間の船旅でした。
 
 大洪水があった1904年、明治37年以降孤軍奮闘した中村奥治郎でしたが、1906年、明治39年5月末に通船は途絶えます。
 天竜川上流に白帆の影は消え、今では、観光舟による川下りが残るのみとなっています。
 天竜川通船の歴史は、江戸時代以来、挑戦、開業、休業、廃業の繰り返しでした。
 陸上交通がない時代、遠州まで下る天竜川の存在は、大きな魅力だったにちがいありません。