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高遠中学校 さくらの里に車いすを寄贈
伊那市高遠町の高遠中学校の生徒は生徒会活動で集めたアルミ缶を換金して購入した車いすを、特別養護老人ホームさくらの里に9日に贈りました。 高遠中学校で贈呈式が行われ、生徒会役員からさくらの里の関係者に目録が渡されました。 高遠中学校が贈ったのは、車いす1台と歩行器1台です。 今年度5回アルミ缶を集める日を設け地域の人にも呼びかけたところ732キロが集まり、6万1,480円になりました。 生徒会長の樋口晴斗君は「利用者の皆さんに喜んで使ってもらえたらうれしいです」と話していました。 高遠中学校では10年以上、毎年車いすをさくらの里に贈っています。 さくらの里を運営する高遠さくら福祉会の小山重治常務理事は「毎日使う車いすは劣化も激しいのでありがたく使わせてもらいます」と感謝していました。
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高遠町歴史博物館 電子化した写真で地域の歴史を解説
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館は、地域に残る写真資料のデジタル化事業についての報告会を10日に開き、事業を担当している矢澤章一さんが高遠町の交通の歴史について解説しました。 矢澤さんがまとめた写真をもとに高遠町の交通の歴史について講演しました。 西高遠の国道361号の一部区間は鉾持桟道と呼ばれています。 矢澤さんによりますと大正時代に旧伊那電気鉄道の入舟駅から高遠町まで電車を走らせる目的で鉾持桟道の拡幅工事が行われ現在の道路幅になったという事です。 矢澤さんは「高遠への鉄道開通は叶わなかったが、伊那電気鉄道の開通で高遠の経済は伊那へと移っていった」と話していました。 伊那市では地域に残っている昔の写真を電子化して整理するアーカイブ事業を進めています。 高遠町歴史博物館ではその報告会を毎年この時期に開いていて今年で3回目になります。
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東部中学校でIoTを使った理科の授業
タブレット端末を使って理科の実験結果を検証する授業が9日、伊那市の東部中学校で行われました。 東部中の理科教諭でつくる東部中学校理科教科会は、信州大学工学部と共同でIoTを活用した理科教育の研究を行っています。 およそ1年前から共同開発してきた、タブレットを使ったデータ収集システムが使われました。 授業では、東部中1年8組の生徒が、水とエタノールの沸騰する温度を調べる実験を行いました。 まだ試作の段階ですが、タブレットには、温度変化のデータがグラフ化して表示されました。 実験が終わると、生徒たちは気づいた点などを発表しました。 今回使ったデータ収集システムでは、実験が終わった後に全ての班の実験結果を共有することができます。 来年度は、このシステムを使った実験を、市内の他の中学校や東部中と交流のある中学校でも行い、データの違いなどを学ぶということです。
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長野県水墨画協会南信地区会員展
長野県水墨画協会南信支部の会員による第12回水墨画展が、伊那市の伊那文化会館で9日から開かれます。 会場には、南信支部の役員や会員の作品87点が展示されています。 長野県水墨画協会南信支部長の武井寿々子さんによりますと、以前は、水墨画といえば山水でしたが最近では、人物や建物など、現代の生活にあった作品が増えているということです。 この展示会は、9日から11日まで開かれます。 展示会では審査会が開かれ、優秀賞10点と奨励賞11点を選びました。
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東部中演劇部 プラネタリウムとコラボ
伊那市の東部中学校演劇部は、伊那文化会館のプラネタリウムとコラボレーションした劇を23日に披露します。 3日は伊那文化会館小ホールで稽古が行われました。 演じるのは絵本を元にしたオリジナルの劇「どろぼうがっこう」で、どろぼうになりたいの生徒たちが宝物を探す物語です。 演劇部の1,2年生7人のほか、伊那文化会館の職員も出演します。 前半は小ホールで行われ、劇の途中でプラネタリウムへ移動します。 東部中演劇部は、秋の文化祭の後は発表の場がなく休止状態になっていたことから、去年からプラネタリウムとコラボレーションした劇を披露しています。 発表は3月23日(金)に行われ、市内の保育園の園児が招待されます。
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高遠第2第3保育園 自然活動で表彰
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園は、身近な自然を教育に取り入れている教育機関を表彰する、全国学校・園庭ビオトープコンクール2017で「日本生態系協会賞」を受賞しました。 高遠第2第3保育園では、保育園の裏山全体を使った自然保育を行っています。 昆虫や植物を観察したり、動物の足跡を見つけるなど、週5時間、裏山に出かけているということです。 コンクールは、野生動植物が生息するビオトープでの活動の実践モデルとなるような優れた取り組みを行う保育園や幼稚園、学校を表彰するものです。 高遠第2第3保育園は、地域に元々ある環境の中で自然との関わりを大切にしている点が評価され、「日本生態系協会賞」を受賞しました。 野溝かをる園長は「自然を通して、子ども達は感性豊かな思いやりのある子ども達に育っている。今回の受賞は自然の素晴らしさを改めて感じるきっかけになった。」と話していました。 なお、このコンクールでの受賞は、県内の公立保育園で初めてだということです。
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御園交通安全協会が新1年生にランドセルカバー贈呈
伊那市の御園交通安全協会は、4月から小学校に通う新1年生が安全に通学できるようにと反射材がついたランドセルカバーを3日に贈りました。 御園安協の若山誠副会長が新1年生にランドセルカバーを手渡しました。 御園安協では毎年、4月から小学校に通う子ども達にランドセルカバーを贈っています。 車から見ても目立つように蛍光色が使われていて夜光反射材もついています。 御園区では今年14人が伊那小学校に入学します。子どもの足では学校まで50分ほどかかるという事です。 若山副会長は「大きな道路はスピードを出した車が沢山通ります。交通ルールを守って安全に楽しく学校に行ってください」と子ども達に呼びかけていました。
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富県ふるさとまつり 19団体が出演
伊那市の富県地区で活動している芸能グループや地元小学生が練習や学習の成果を発表する富県ふるさとまつりが、18日に行われました。 ふるさとまつりには19の団体が出演しました。 このうち富県小学校ダンスクラブは1年間練習してきたダンスを披露しました。 去年12月に学校内で発表し地域の人たちにも見てもらいたいと初めて参加したという事です。 このほか、新山小学校の1年生は音楽劇「たぬきの糸車」を上演しました。 富県ふるさとまつりは、日ごろの練習の成果を発表し団体同士の交流を深めようと毎年行われていて今年で38回目となります。 実行委員会では「今後の活動の参考にすることで地域が元気になるきっかけしていきたい」と話していました。
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巣立ちの春 伊那北高校で卒業式
上伊那の高校のトップを切って伊那市の伊那北高校で卒業式が2日行われ、生徒たちは慣れ親しんだ学び舎をあとにしました。 伊那北高校では今年度 男子130人、女子104人の合わせて234人が卒業を迎えました。 式では、卒業生全員の名前が呼びあげられ今井秀幸校長から代表の山口はづきさんに卒業証書が手渡されました。 今井校長は「伊那北でつちかったコミュニケーション力と教養をさらに高め、伊那と世界を結ぶ懸け橋となって下さい」と式辞を述べました。 卒業生を代表して中川泰成さんは、教職員や保護者、地域の人達へ感謝を述べ、後輩へは高校での時間を大切にしてほしいと呼びかけました。 式の後、各クラスでは最後のホームルームが行われました。 3年F組では、担任の小野英範教諭から生徒1人ひとりに卒業証書が手渡されました。 伊那北高校では、卒業生全員が進学を希望しています。 上伊那の高校では今年度およそ1,500人が卒業を迎え、卒業式のピークは3日です。
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後期選抜志願者数 変更受付締切後の集計結果発表
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西春近北小学校6年生 同窓会に入会
伊那市西春近北小学校の6年生は、15日の卒業式を前に、学校の同窓会に1日入会しました。 この日は、小学校で同窓会の入会式が行われ、入会する6年生18人が出席しました。 卒業後も母校を応援していこうと、卒業式を前に、毎年6年生の入会式が行われています。 西春近北小の同窓会は、会報を発行しているほか、卒業記念樹の管理、バザーへの協力などを行っています。 6年生は、1人300円の会費を納入しました。 入会の記念品として卒業式で、証書を入れる筒が贈られました。 6年生を代表して、橋爪 里奈さんは、「同窓会員の名に恥じないよう胸をはって学校を巣立ちたい」とあいさつしました。 西春近北小学校の卒業式は15日に行われます。
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町郷土博物館で押絵雛展
箕輪町郷土博物館では押絵雛の展示を行っています。 展示は4月頃までを予定しています。
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東部中・長谷中 おやき作りで交流
伊那市の東部中学校と長谷中学校の1年生は13日、長谷で採れた野沢菜を使っておやきを作りました。 この日は、長谷中学校の1年生14人が東部中学校を訪れました。 東部中の1年1組と長谷中の1年生は今年度、総合的な学習の時間に、スカイプの交流など合同授業を行ってきました。 この日は1年間のまとめとして、長谷で採れた野沢菜を使い、おやき作りをしました。 野沢菜は11月に収穫して、両校でそれぞれ漬けました。 おやきには、長谷中で漬けて煮たものを使い、長谷地域の住民に作り方を教わりながら作りました。 東部中が漬けた野沢菜は、班ごとに考えたメニューに使いました。 総合的な学習の時間での交流は今回で最後となりますが、今後も授業を通して交流を深めていきたいということです。
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伊那市西町の旧井澤家住宅 雛人形の展示会
伊那市西町の旧井澤家住宅で江戸時代から現代まで様々な雛人形の展示会が開かれています。 昭和初期の御殿雛や市内の住民が手作りした吊るし雛など約180点が展示されています。 19日は近くの竜南保育園の園児が見学に訪れました。 旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会では、毎年この時期に桃の節句にちなんだ雛人形展を開いていて今年で13回目になります。 会員から借りてきたものや井澤家住宅で所蔵しているものなど様々な雛人形を見る事ができます。 一番古いものは江戸時代の押絵雛で新しいものは平成の七段飾り雛です。 考える会では「子どもから大人まで、趣のある場所で珍しい雛人形を楽しんでもらいたい」と話していました。 3月2日と3日には会場内の和室で甘酒の振る舞いが行われるほか、4日には今年で最後となる雅楽の演奏会が開かれます。 入館料は一般200円で、上伊那の高校生と、中学生以下は無料となっています。 旧井澤家住宅の雛人形展は3月4日まで開かれています。
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伊那小学校6年孝組 卒業前に「竹かご展示会」
総合的な学習の時間に竹細工について学んできた伊那市の伊那小学校6年孝組の児童は卒業を前にこれまでの活動のまとめとなる作品展を伊那図書館で開いています。 孝組の児童38人がこの1年で作った竹かごの中から一人1点ずつ展示しています。 材料には駒ヶ根市で採った真竹や美篶地区で採ったすず竹が使われています。 孝組では「それぞれ思いを込めて作ったので小学校での学習の成果を見てほしい」と話していました。 孝組の竹かご展示会は25日まで伊那図書館で開かれています。
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伊那北1.11倍 弥生1.12倍
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劇団「歩」来月3年ぶりに地元で定期公演
箕輪町文化センター付属劇団歩の定期公演が3月10日と11日に行われます。 22日は公演に向けた稽古が伊那市のまつり工房で行われました。 劇団歩が地元で定期公演を行うのは3年ぶりです。 公演では伊那市を拠点に活動する太鼓グループ「大太坊」のメンバーなども出演します。 演目は「いとしいとしのぶーたれ乞食」という作品です。 伊勢神宮への参拝が「おかげまいり」と呼ばれていた時代。 その「おかげまいり」に憧れる老夫婦と参拝に出かける人たちとの出会いにより繰り広げられる人間模様を描いた作品です。 舞台演出の飯島たかしさんは「あらゆるものに執着する人と捨てようとする人の姿を見て何かを感じてもらいたい。」と話していました。 劇団歩の定期公演は3月10日午後7時30分、11日午前11時、午後3時の3回、箕輪町文化センターで行われ入場料は大人2,000円、高校生以下1,000円となっています。
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伊那中学校2年3組 中心市街地の空き店舗を清掃
伊那市の伊那中学校2年3組は写真展の会場にする市街地の空き店舗の清掃作業を、21日に行いました。 2年3組の生徒25人が床や壁の拭き掃除などを行いました。 写真展の会場となるのは荒井の空き店舗で去年5月まで衣料品店シマダヤがあったビルです。 2年3組では去年4月から地域活性化の取り組みを行っていて、これまで伊那市の魅力をみつける街歩きや市街地にイルミネーションを飾る取り組みなどを行ってきました。 3月に予定している写真展では1年生が撮影した市内の風景写真112点を展示する予定です。地域の学習に取り組んでいる上伊那の学校が参加して1月に飯島町で開かれた発表会で作品を展示し好評だったことから、地元の人たちにも見てもらおうと企画しました。 上伊那の経済団体や行政などでつくる郷土愛プロジェクトが仲介役となり会場をみつけたという事です。 ビル内に事務所がある(株)島田屋の竹村恵利子社長は「店が閉まってから立ち寄る場所がなくてさみしいとの声があったので、再び人が集まる場所になるのはうれしいです」と話していました。 伊那中学校では、春の高校伊那駅伝が開かれる3月18日に向けて写真展を計画しています。
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伊那広域シルバー人材センター 会員の作品展
伊那広域シルバー人材センターの会員による作品展が伊那市西町のワークプラザで開かれています。 会場には写真や陶芸、書など42人の作品170点が展示されています。 伊那広域シルバー人材センターは伊那市から辰野町まで60歳以上の高齢者630人が会員となっていて仕事を通して社会に参加しています。 センターでは「様々な作品を見る事で、年齢に関わらず何かを始めるきっかけになったらうれしいです」と話していました。 この作品展は2月22日木曜日まで開かれています。
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中尾歌舞伎活動再開 4月に公演
去年2月から活動を休止していた、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、15日、記者会見を開き、4月に定期公演を行い、活動を再開させたいとの考えを明らかにしました。 西村篝代表らが記者会見を開き、活動を再開することを発表しました。 4月29日の公演では、中尾歌舞伎の得意とする演目「御所桜堀川夜討弁慶上使の段」を上演します。 夫婦や親子の情愛を描いた作品です。 また初の試みとして、前座で、長谷小学校の児童による孝行猿の演劇も上演されます。 中尾歌舞伎保存会は、昭和61年に地域の若者が復活させ、30年間活動してきました。 伊那市の無形民俗文化財にも指定されています。 しかし去年2月に、会員数の減少や後継者不足などにより保存会の継続が困難だとして、当面の間、活動を休止すると発表しました。 活動の再開を望む声が多くあったということで、活動を再開することを決めました。 これまでは、年2回の定期公演を行ってきましたが、体制が整うまでは、春のみの年1回の公演とし、保存会組織は、中尾や長谷地区ではなく、伊那市全域の広い範囲で構成していくとしています。 また、今後は、役者部門と支援・バックアップ部門を切り離した組織体制を構築していきたいとしています。
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公立高校前期選抜 県内4,229人に春
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表がき15日に行われ合格した4,229人の受験生に一足早く春が訪れました。 前期選抜試験は、7日に実施されました。 上伊那の公立高校では594人が受験し404人が合格しています。 後期選抜試験は3月7日に行われ、合格発表は16日の予定です。
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高遠高校 地域体験型学習の活動発表会
伊那市高遠町の高遠高校で行われている、地域体験型学習の活動発表会が8日に行われました。 高遠高校では、学校を核に教育機関や行政機関、文化施設などと連携して実習を行う「高遠学園構想」の取り組みを進めています。 この日は、その取り組みを知ってもらおうと学校評議員などを招き、初めて学習活動発表会を開きました。 情報ビジネスコースの生徒は、去年の秋に行われた高遠城址公園紅葉祭りのアンケート調査の結果を発表しました。 祭り期間中に訪れた197人を対象に、訪れたきっかけや高遠の印象などを聞いたということです。 生徒は「観光パンフレットを配ったり周辺の情報提供をすることが、また訪れてもらえるきっかけに繋がると思う。」と話していました。 高遠高校では、高遠学園構想の取り組みを市内全域に広げていきたいとしています。
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弥生器楽クラブ定期演奏会
伊那弥生ケ丘高校器楽クラブの第10回定期演奏会が11日伊那市のいなっせで開かれ、めりはりの効いたやわらかくあたたかな音色が会場に響きました。 弥生の器楽クラブは、ギターマンドリン音楽を演奏するクラブで、昭和37年創部。55年の歴史があります。 11日は、1・2年生27人が、映画音楽やポップス、アニメソングを交えながら日頃の練習の成果を披露しました。 去年11月の県大会では、県知事賞を受賞し、7月の全国大会に出場するほか、8月の全国高校総合文化祭にも県代表として参加するなど全国レベルのクラブです。 この日は、OB・OGを交えての演奏も含め16曲を披露しました。
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伊那市の西箕輪小学童クラブ 移転改築工事が完了
去年9月から進められてきた伊那市の西箕輪小学校学童クラブの移転改築工事がこのほど完了し開所式が7日に行われました。 新しい西箕輪小学校学童クラブは隣接する西箕輪中学校東側に建てられました。 以前校長の住宅として使っていた建物を改築したもので、木造平屋建て延べ床面積は180平方メートル総事業費は3,900万円です。 腰板には伊那市産のアカマツが利用されています。 きょうは、伊那市教育委員会など関係者が出席し開所式が行われました。 西箕輪小学校の竹松寿寛校長は「この地区に住む子供たちを大切に育てる環境が整ったことに感謝したい」と話していました。 学童クラブでは共働きなどで放課後、家庭に保護者がいない児童を預かります。西箕輪小学校では1年生から5年生の52人が対象となっていて、新しい施設は2月5日から利用が始まっています。
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南箕輪村の大泉まんどの会 「子供の会」が発足
お盆の伝統行事「振りまんど」を伝えていこうと活動している南箕輪村の大泉まんどの会は、子ども達が自主的に活動できるようにと小学生でつくる会を立ち上げました。 10日に発足式が行われ多数決で会の名称を「子供の会」に決めました。 会長は南箕輪小学校5年生の増澤俊太郎君が、副会長は同じく南箕輪小学校4年生の原和花さんが務めます。 大泉では伝統の振りまんどを後世に伝えようと住民有志でつくる「大泉まんどの会」が主体となって活動しています。 昭和10年代頃までは、地域の子供たちが主体となって振りまんどの行事を行っていたという事で、自主的な活動をする機会をつくろうと小学生を対象とした会を立ち上げる事にしました。 この日はこのほか休耕田で振りまんど用に育てている大麦の麦踏み作業を行いました。霜で浮き上がった麦を土へ戻す作業です。 去年10月に種をまき、収穫は6月を予定しています。 大泉には106人の小学生がいますが、現在子供の会の会員は9人です。まんどの会の唐澤俊男会長は「会員を増やしながら、いずれは自分たちで麦の栽培計画を立て、行事を企画していけるようになってほしい」と話していました。
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伊那西高校 1年間の成果を披露「芸術フェスティバル」
伊那市の伊那西高校の文化系クラブがこの1年で制作した作品を披露する芸術フェスティバルが、かんてんぱぱホールで10日から始まりました。 会場には、美術クラブ、書道クラブ、折り紙・工芸クラブ、写真クラブ、家庭科クラブのほか、保育の授業で制作した作品、合せて190点が展示されています。 茶華道クラブは訪れた人にお点前を披露しました。 伊那西高校の芸術フェスティバルは1年間の活動の成果を地域の人たちに発表する場として毎年開かれていて今年で11回目になります。 写真クラブ2年生の蟹澤悠月さんは、去年宮城県で開かれた全国高等学校総合文化祭で最優秀賞の文化庁長官賞を受賞した作品を展示しています。 生徒たちは来年の活動に活かすため、訪れた人たちの感想を大切にしているという事です。 伊那西高校の芸術フェスティバルは伊那市のかんてんぱぱホールで13日(火)まで開かれています。
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高遠だるま市 人形飾りを園児が見学
伊那市高遠町の商店街には11日のだるま市に訪れた人たちを出迎える人形飾りが並べられています。 9日は高遠町内の園児が人形飾りを見学しました。 人形飾りはだるま市に訪れた人たちに楽しんでもらおうと作られたものです。 今年は7団体が人形飾りを展示していて高遠保育園では、だるまを作りました。 高遠第2第3保育園は木にまつぼっくりなどをつけて人の顔を作りました。 いろは堂薬局は、ドラえもんを作りました。 アルプス中央信用金庫と八十二銀行はスターウォーズにちなんだ作品です。 春日医院は戌年にちなんだ作品となっています。 グループホーム桜は高遠の四季を貼り絵で表現しました。 伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会は去年開催されたドローンフェス・イン・イナバレーにちなんだ作品となっています。 だるま市は11日に高遠町の鉾持神社参道を中心に行われます。
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上伊那岳風会伊那地区 初吟会
上伊那の詩吟愛好家でつくる上伊那岳風会伊那地区の初吟会が4日、伊那市のJA上伊那本所で行われました。 上伊那岳風会は、伊那市・駒ヶ根市・箕輪町に支部があり、この日は伊那地区の今年最初の吟会が行われました。 伊那地区には16の教室があり、小学校5年生から87歳まで、およそ70人が会員となっています。 この日は全員が1人ずつ吟じる「独吟」という形式で発表しました。 高校生は、去年12月に須坂市で行われた、第42回全国高等学校総合文化祭のプレ大会で披露した合吟と剣舞を行いました。 上伊那岳風会伊那地区では「緊張感がある中で良い声が出ていてよかった。今後も活動を続けていくために、若い世代の育成にも力を入れていきたい。」と話していました。
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長谷中学校 内藤とうがらしの活動で最高賞を受賞
伊那市長谷の長谷中学校は、自然体験活動のアイデアを全国の小中学校から募集する、第16回トム・ソーヤースクール企画コンテストで、最高賞を受賞しました。 7日は、3年生の生徒や田中祐貴教諭らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。 トム・ソーヤースクール企画コンテストは、ユニークな自然体験活動のアイデアを全国の小中学校から募集するもので、今回で16回目です。 長谷中学校は、地元で採れる伝統野菜「内藤とうがらし」を使った地域の活性化に取り組みました。 3年生の生徒を中心に内藤とうがらしを栽培し、乾燥させて一味唐辛子やラー油を作りました。 過疎化する地域の活性化に貢献した点などが評価され、今回最高賞にあたる文部科学大臣賞に選ばれました。 賞金の100万円は、唐辛子の製粉機や鍋などの購入費に充てたということです。
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高校入試前期選抜
高校入試の前期選抜試験が7日、県内一斉に行われました。 午前8時頃、上伊那農業高校では受験生が続々と会場に向かっていました。 上伊那の公立高校では、伊那弥生ヶ丘高校を除いた7校で前期選抜試験が行われました。 上農高校では4つの学科合わせて128人が志願していて、倍率は1.6倍となっています。 県内全体では6,889人が志願しています。 長野県教育委員会によりますと、入試にかかわるトラブルはなかったということです。 前期選抜の合格発表は15日の予定です。