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箕輪町商店街に出張販売所 オープン
みのわ振興公社が運営する農産物直売所「にこりこ」などは、中心商店街で、週に1回、野菜などを出張販売する「いこいマート」を今日からスタートさせました。
箕輪町松島の中心商店街にある情報拠点施設です。毎週木曜日には、商店に変身します。
オープン初日の9日は、開店時間の午後1時になると、近所のお年寄りなどが早速訪れていました。
販売されているのは、地元野菜や生鮮魚・惣菜など100種類ほどです。
松島では、生鮮食品などを販売するスーパーが、去年8月に撤退したため、高齢者などの買い物が不便になっていました。
そうした声を受けて、農産物直売所にこりこの店長・戸田真理子さんが、生鮮魚の移動販売を行っている泰成運輸に声をかけ、共同で出張販売を企画しました。
出張販売所には、次々と徒歩で客が訪れ、野菜や魚を買い求めていました。
ある女性は、「歩いて遠くへ買い物に行くのは困難なので、毎週1度来てくれるのはありがたい」と話していました。
この出張販売は、毎週木曜日・午後1時から行われる予定で、協力店舗も随時募集するということです。 -
桜塩漬け「桜志津久」の原料 花摘み作業
伊那市商工会女性部高遠支部は、桜の花を塩漬けにした商品「桜志津久」の原料となる花の摘み取り作業を2日行いました。
2日は、高遠支部のメンバー15人ほどが、高遠町文化体育館の敷地に植えられた八重桜の花摘み作業を行いました。
桜志津久は、30年ほど前、観光客をもてなそうと高遠支部が作り始めたもので、八重桜も花を摘み取るために高遠支部が植えました。
花摘み・洗浄・仮漬けなどの作業は10日ほど続き、メンバーはゴールデンウィーク返上で作業にあたるということです。
塩漬けにした桜は1年間寝かせ、来年の春に販売されます。 -
3月の月間有効求人倍率 県下最低脱出
上伊那の3月の月間有効求人倍率は0.71倍で2月と同じでしたが、平成23年10月から17か月続いていた県下最低倍率を脱出しました。
ハローワーク伊那が発表した3月の月間有効求人倍率は、2月と同じ0.71倍でした。
ハローワーク伊那管内は、平成23年10月から県内12地区の中で最も低い倍率となっていましたが、今回0.67倍だった飯田を上回り18か月ぶりに県下最低を脱出しました。
新規求人数は、1,127人で2月を1.7%上回りました。
新規求職者数は、978人で2月を17.1%上回っています。
産業別の新規求人数は、建設業で前の年の同じ月より4割多い100人でした。
年明け頃から回復傾向にあるということで、ハローワーク伊那では「消費税増税前の住宅着工の駆け込み需要が影響しているのではないか」とみています。
雇用情勢については、2月より1段階上方修正し「依然として厳しい状況にあり持ち直しの動きに足踏みがみられる」として、停滞の表現から足踏みとの表現に変わりました。
また、この春卒業した高卒者の3月の内定状況は、2月を3.3ポイント上回る99.4%でした。
ハローワーク伊那では就職希望者が前年度より2割ほど多かった昨年度を振り返り「内定率が100%に近づいたことにほっとしている。残る2人の 希望者についても個別対応していきたい」と話しています。 -
第84回上伊那地区メーデー
第84回メーデーの連合長野系の上伊那地区の式典が28日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
上伊那地区の43の労働組合から1,400人が参加しました。
「働く者の連携でゆとり・豊かさ・公正な社会を実現し自由で平和な世界をつくろう」をメインスローガンに、暮らしの底上げを果たすとするメーデー宣言を採択しました。
意見発表では、安倍政権の経済政策アベノミクスにより円安・株高が進んだが実体経済が好転したわけではない。円安の行き過ぎは、大きな打撃を与えるおそれがある。景気が上向いた実感がない。手放しで喜べない状況。などとする声がありました。 -
29日に第2回ローメン春まつり開催
伊那ローメンズクラブは第2回伊那ローメン春まつりを29日に伊那市役所駐車場で行います。
24日は伊那商工会館でローメン春まつりについての記者会見が開かれました。
今年のローメン春まつりでは、来場者からの要望を取り入れ、焼きそば風ローメンだけでなくスープ風ローメンも提供します。
信州プロレスリングや、アイドルグループのオトメ★コーポレーション、ソウルシンガーの湯沢かよこさんによるステージも企画されています。
この3組はローメンをPRするローメン大使としてこの日に委嘱されます。
午前と午後の2回に分けて宝投げが行われる他、ローメン風味のポップコーンの無料配布もあります。
第2回伊那ローメン春まつりは、29日月曜日午前10時から伊那市役所駐車場で行われます。 -
南アルプス北部開山祭
伊那市長谷の南アルプス林道バスが25日から運行をはじめ、山岳シーズンが開幕しました。
25日は、林道バス営業所で運行開始の式典が行われました。
毎年、バスの運行開始にあわせ南アルプスを訪れている、静岡県の橋本 裕文さんも、テープカットを行ないました。
橋本さんとともに訪れた登山仲間も早速バスに乗り込み歌宿を目指しました。
南アルプス林道バスは、昭和55年に開通し、今年で34年目となります。
25日は、標高1680メートルの歌宿まで開通しました。
33年間無事故で運行を続けていて、これまで、累計120万人が利用しています。
歌宿では、市や山岳関係者などが参加して、今シーズンの無事を祈る安全祈願祭と、開山祭が行なわれました。
2011年までは、南アルプス開拓の父・竹沢長衛を偲ぶ長衛祭にあわせて開山祭が行われていましたが、去年から、林道バスの開通にあわせて、開山しています。 白鳥孝伊那市長は、「大自然を永久(とわ)に保全し、全世界に魅力を発信していきたい」と挨拶しました。
開山祭では、市民有志による弦楽四重奏の演奏もあり、シーズンの幕開けに花をそえました。
林道バスは、1日4便が運行され、営業所から歌宿までが800円、6月15日から開通する北沢峠までが1100円となっています。 -
高遠城址公園 有料入園者22万1,000人
天下第一の桜の名所として知られる、高遠城址公園の今年の有料入園者数は、去年より5万人程多い22万1千人でした。
今年の有料入園者数の速報値は、22万1千人で去年よりも5万人あまり多くなっています。
高遠城址公園の有料入園期間は、桜の開花宣言翌日から散り終わりまでで、今年は4月2日から20日までの19日間でした。
伊那市では、去年よりも入園者数が増えた要因として、テレビ番組で紹介された事や、花もちがよかった事などが影響したのではないかとみています。
伊那市では、ツアー客の人数を含めた正式な入場者数を5月中旬に開かれる反省会で発表する事にしています。
尚、高遠城址公園の入場者数は、東日本大震災以降、10万人台に留まっていましたが、今年は震災前の20万人台にもどっています。 -
伊那商工会議所 新入社員の激励会
伊那商工会議所が主催する新入社員の激励会が、18日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
激励会には、伊那市内の31社から90人の新入社員が出席しました。
伊那商工会議所が、毎年開いている合同の激励会です。
藤澤秀敬副会頭は、「自分がどのような役割で会社に貢献していくかを考え、働くことの喜びを感じながら早く仕事に慣れてほしい」と激励しました。
また、酒井茂副市長は、「勉強を怠らず日々自分を磨いて地域に貢献できる人材に成長してください」と話していました。
新入社員を代表して宮下建設株式会社の村井秀成さんは、「真摯に仕事に取組み、ここに集った全員が3年後も仕事を続けている事で、伊那市の企業は働きやすいと言われるように頑張りたい。」と誓いの言葉をのべました。
出席した新入社員らは、社会人としての決意を新たにしていました。 -
政府の景気押し上げ 効果感じる企業少なく
アルプス中央信用金庫がまとめた伊那谷経済動向調査によりますと上伊那の中小企業で今の政府による景気押し上げ効果を大いに感じているとする企業は全体の8.2%にとどまっていることが分かりました。
経済動向はあるしんが四半期ごとに取引先およそ200社に対しアンケートをとり、まとめたものです。
今年1月から3月にかけて行った特別調査、中小企業が新政権に期待することのうち、景気押し上げ効果を感じるかとの問いには、「あまり感じていない」が28.6%、次いで「やや感じている」が26.5%、「どちらともいえない」が22.4%となっています。
また「おおいに感じている」と回答した企業は全体の8.2%と少ないことから、あるしんでは、政権交代による景気回復に期待を寄せる企業は多いが、現時点で効果を感じている企業は少ないとしています。
他に期待する政策としては、「金融緩和を含むデフレ、円高対策」が56%と最も多いほか、中小企業向け施策として期待することについては、「資金繰り、金融円滑化支援」が50%と最も高い回答率となっています。 -
南アルプス林道 バス運転手が整備
伊那市長谷の南アルプス林道バスは今月25日に、歌宿までの運行を開始します。
山岳観光シーズン本番を前に、バスの運転手達が、道路整備作業を行っています。
18日は、4人が林道に入って、落石をとり除いたり、落ち葉を掃くなどの作業を行っていました。
南アルプス林道バスの運転手10人が4月1日から毎日交代で作業に当たっています。
仙流荘前の営業所から、歌宿までは14.3キロあり、現在作業は、11キロ付近まで終了しています。
林道には雪が残る場所もあり、重機などを使って取り除いていました。
この整備作業は、昭和55年の南アルプス林道バスの開業以来34年続いています。
中には、34年間かかさず、この作業を続ける人もいます。
林道バスの運転手に採用されるには、重機の運転ができることが条件だったということで、今も全員が、重機を扱うことができます。
運転手自らが整備を行い、安全を確保し続けることで、南アルプス林道バスは、33年間無事故となっています。
4月25日の運行開始までに歌宿までの清掃を終え、それ以降は、6月15日の終点の北沢峠までの開通を前に、北沢峠までの6.3キロを整備するということです。
運転手達自らが安全を支えてきた林道バスは、今年も、25日から南アルプス林道を運行します。 -
鹿1頭の可能性を創る会 13日に開催
鹿1頭丸ごとを、様々な料理で味わう、鹿1頭の可能性を創る会が、13日に、伊那市長谷杉島のざんざ亭で開かれます。
メニューは背ロースのロースト。スジ肉ミンチの肉団子。血液と脾臓のパテ。鹿の皮料理など16品。
11日は、13日の会合を前に、ざんざ亭の長谷部 晃さんが、鹿料理の仕込みを行っていました。
普段は、あまり料理に使われることのないモモ肉をミンチし、心臓の角切りをまぜ、ハムに加工していました。
鹿1頭の可能性を創る会は、普段料理には使われず、捨ててしまう部位なども全て使い、鹿料理の可能性を探ろうと、長谷部さんが企画したものです。
鹿1頭丸ごとを料理してしまおうというのは、全国でも初の取り組みではないかということです。
スジ肉を煮込んでゼラチン質を出し、舌や、頬肉などと一緒に、にこごりのように固めようというこの料理。
さまざまな工夫を重ね、予想以上の味が出たようです。
鹿1頭の可能性を創る会は、13日(土)午後4時縲怐A伊那市長谷杉島のざんざ亭で開かれます。
定員は20人で、若干名受け入れ可能です。
料金は、ワインつきで一人8千円となっています。ざんざ亭 電話98-3053 -
伊那谷の珍味満載 伊那公園七色弁当
ザザムシや蜂の子、熊肉などといった、伊那谷特有の食を盛り込んだ季節限定の弁当が、14日(日)に伊那公園で販売されます。
3日は、その試食会が伊那市役所で開かれました。
テレビ局のカメラに囲まれた白鳥孝伊那市長。
伊那公園桜愛護会が花見シーズンにあわせて作った伊那谷D級弁当 伊那公園七色弁当は、多くの注目を集めました
D級のDはデラックスのD、七色は、食材を表しています。イナゴ、ハチの子、ザザムシ、獅子肉のすき焼き、鹿肉のカツ、熊肉の焼肉、ローメン、蜂の子ご飯、鹿肉の燻製がついて1,500円です。
弁当は、14日の午前11時30分から伊那公園で販売されます。
桜愛護会の特製弁当づくりは、今年で3年目で、これまでより、それぞれのおかずの量を多くし、弁当の数もこれまでの限定100食から50食多くし、150食としました。
弁当に使われている食材は、全て伊那谷で採れた物で、愛護会会員が調達し調理まで行いました。
試食をした白鳥市長は、「地産地消の原点。郷土の味として子どもたちに食べさせてあげたい」と話しながら箸を進めていました。
愛護会によりますと、今年は桜の開花が例年より早いが、14日には多く人に味わってもらいたいと話していました。
伊那公園七色弁当は、1個1,500円で、14日午前11時半から、限定150食で販売されます。 -
2月の月間有効求人倍率0.71倍
上伊那の2月の月間有効求人倍率は、0.71倍で1月の0.67倍を0.04ポイント上回りました。
景気回復の期待感からか、長期雇用にシフトする企業が増えています。
ハローワーク伊那が発表した2月の有効求人倍率は、1月から0.04ポイント上昇して0.71倍でした。
新規求人数は、1,108人で1月を6.3%下回りました。
新規求職者数は、835人で1月を11%下回っています。
ハローワーク伊那の紹介で就職が決まった数は、287件で前の年の同じ月を4.7%下回っています。
しかし、長期雇用を示す常用での雇用件数は157件で、前の年の同じ月を5.4%上回っています。
ハローワーク伊那では、景気回復の期待から先の見通しを考え長期雇用にシフトしたのではないかとみています。
雇用情勢については、「依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」としています。
また、この春社会人となる高卒者の内定状況は、1月を6%上回る96.1%でした。
求人数は、412人で4年ぶりに400人を超え、求人倍率は1.14倍となっています。 -
JA上伊那で入組式
JA上伊那では、一般企業の入社式にあたる入組式が一足早く29日に行われました。
新規採用された男性6人、女性6人の12人が式に臨みました。
大卒者が8人、短大卒が1人、高卒者が3人です。
式では、全員で綱領を唱和しました。
御子柴茂樹代表理事組合長は、「組合員から何を求められているかしっかり理解して、スピードをもって対応してもらいたい。幅広い社交性をもって信頼される職員になってほしい」とあいさつしました。
新規採用職員を代表し、吉澤勇真さんがTPP問題にふれながら誓いのことばをのべ「向上心を忘れず課題に取り組んでいきたい。日々努力を重ね、ふるさと上伊那に恩返しをし続けることを誓います」と決意を話しました。
12人は、4月1日からそれぞれの配属先で新たな1歩を踏み出します。 -
自主制作番組の向上へ 番組審議委員会
伊那ケーブルテレビジョンの自主制作番組などについて意見を聞く番組審議委員会が27日開かれました。
番組審議委員会は、番組内容の適正化や充実を図ろうと行われたもので、放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村などから7人が出席しました。
委員会では東日本大震災を扱った特別番組について意見が交わされました。
委員からは、「2時間は長いので、分割して放送したらどうか」「登場した人たちが今後どうなっていくのか今後も追跡取材をしてほしい」といった意見が出されていました。
向山公人社長は、「情報を早く正しく伝えていけるよう取り組んできた。ご覧になる方のニーズに合わせて情報を提供していきたい」と話していました。 -
株式会社ケフィア事業振興会が伊那市で太陽光発電事業
東京に本社を置く株式会社ケフィア事業振興会は伊那市東春近の東原工業団地で太陽光発電事業を始めます。
25日はケフィア事業振興会が伊那市役所で会見を開き、事業の概要を説明しました。
ケフィアは下伊那地域で消費者へ直接農作物を販売する事業を行っていて今回新たに太陽光発電事業に参入します。
施設は伊那市東春近の東原工業団地につくるもので、敷地およそ1万2,000平方メートルに太陽光パネル3,500枚を設置します。
敷地は3月1日に伊那市土地開発公社と売買契約を結びおよそ9400万円で取得しています。
発電量は840キロワットでおよそ250世帯分の電力を賄います。
ケフィアは南信地域14か所で発電事業を展開する計画で伊那市では高遠町上山田など3か所を予定しています。
年間1億6,000万円の収益を見込んでいておよそ10年で投資分を回収する計画です。 -
い~な雑穀ネットワーク ロゴマーク発表
伊那市の食品業者や農家などでつくるい縲怩ネ雑穀ネットワークのロゴマークのデザインが決まりました。
マークは雑穀のPRに使っていこうとい縲怩ネ雑穀ネットワークが募集したもので、37点の応募がありました。
23日は伊那市の伊那商工会館で表彰式が行われました。
ロゴマークは、上伊那農業高校一年の守屋琴音さんがデザインしました。
今回決まったロゴマークは、い縲怩ネ雑穀ネットワークの会員が色を決め、3月中に正式決定する予定です。 -
来年度新入社員合同研修会
伊那商工会議所は、新入社員を対象にした合同研修会を、21日から、伊那市の信州INAセミナーハウスで開いています。
研修は、来年度上伊那の企業に就職する新入社員を対象に開かれています。
2日間の日程で、挨拶や名刺交換などビジネスマナーの基本や、社会人としての心構えなどを学びます。
21日は、5つの班に分かれて、会社生活と学生時代との違いなどについて、話し合っていました。
この研修は、昨年度から伊那商工会議所が開いているもので、今年で2回目です。
今年は、会員企業だけでなく、上伊那地域全体に声を掛けました。
今回は、上伊那6つの企業から高卒や大卒など、この春新社会人となる31人が参加しています。
社会人と学生との違いについて新入社員は、「自分の態度によって、企業のイメージダウンにつながることもあるので、マナーや礼儀が大切になる」などと発表していました。
伊那商工会議所では、「こうした研修を通して、優秀な人材を育成し、地域の発展につなげたい」と話していました。
次回は、今月25日と26日の2日間の日程で、13社から28人が参加する予定です。 -
春の観光シーズン 「おもてなしの心」で
春の観光シーズンを目前に控え、関係する団体が情報を共有し受け入れ態勢を整えようと観光案内連絡会議が15日伊那市で開かれました。
会議には、伊那市観光協会や旅館業者など14人が出席し、春の高校伊那駅伝や高遠城址公園のさくら祭りについて、イベント内容や交通規制などについて確認しました。
観光案内連絡会議は、行政と観光施設、宿泊事業者、運送事業者が情報を共有することで、観光案内のレベルアップをはかり、リピーター増につなげていこうと去年発足しました。
情報交換では、「スマートフォンやタブレット端末、SNSを意識することが必要。
ワンコイン料理講習会を開いて安くて美味しい伊那の味を発信したらどうか」などの意見がありました。
伊那市観光協会おもてなし部会の向山美絵子部会長は、「お客様にほんとうに喜んでもらえるもてなしは何なのかを考えていかなくてはならない。」と話していました。 -
中アルプスビジネスフェア 115社が参加
上伊那のものづくりの力をPRする展示会、「中央アルプスビジネスフェア」が、7日から2日間の日程で始まりました。
会場には、機械加工、電気・光学、食品、ITなど、多彩なブースが並んでいます。
去年、初めて開催された中央アルプスビジネスフェアは、74社の参加でしたが、今年は、それを41社上回る115社が集まりました。
ビジネスフェアは、情報交換の場として2009年に始まった上伊那工業交流プラザを発展させた展示会です。
去年の経験を生かして、より商談成立に結びつけるためのブースの展示方法について勉強会を開くなどの準備を行ってきました。
会場では、担当者同士が名刺交換をしたり、製品の説明を受けたりしていました。
上伊那地域の工業高校の生徒も招待されていて、熱心に担当者から話を聞いていました。
今回は、更にビジネスマッチングの機会を作ろうと、それぞれの企業の強みをPRするデータも作成され、会場で検索できるようになっています。
中央アルプスビジネスフェアは、8日までで、8日は、就職活動対策のセミナーや、6社によるプレゼンテーションが予定されています。 -
伊那市推奨みやげ品にサクラコマ認定
伊那市観光協会が認定する伊那市の推奨みやげ品に、まわすと花びらが開く「サクラコマ」が新たに認定されました。
新たに認定されたのは、伊那市富県の設計デザイン会社有限会社スワニーの「サクラコマ」です。
6日は伊那市役所で推奨みやげ品の審査会が開かれました。
サクラコマは回すと花びらが開くコマで、設計から製造、組み立てまで伊那で行われる完全地産の製品です。
先月発売したもので、価格は1,200円です。
おもちゃの推奨みやげ品は、木の笛「ユカイナ」に続いて2品目です。
6日はこのほか、10品目の更新が認定されました。
現在伊那市の推奨みやげ品はサクラコマを加え67品目となっています。 -
1月の月間有効求人倍率は0.67倍↓
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、12月を0.04ポイント下回る0.67倍でした。
ハローワーク伊那では、雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられるとしています。
新規求人数は、12月を0.4%上回る1,042人でしたが、新規求職者数は、季節的な要因で12月を35.2パーセント244人上回る938人でした。
これにより1月の月間有効求人倍率は、0.67倍で、12月を0.04ポイント下回りました。
上伊那は、平成23年10月から16ヶ月連続で県下最低となっています。
ハローワーク伊那では、円安・株高でムードは良いが実際の受注に反映されておらず「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」とコメントしています。
またこの春社会人となる高卒者の内定状況は、12月を4.6パーセント上回る90.1パーセントで、求人数は、製造業を中心に12月と比べ25.1パーセント増の389人となり求人倍率は、1倍を超えています。 -
ファミマJA西箕輪店1号店 オープン
JA上伊那とコンビニチェーンの株式会社ファミリーマートがフランチャイズ契約し、1号店となる西箕輪店が、28日、オープンしました。
JA上伊那の農産物や加工品などを販売し、地域密着のコンビニエンスストアを目指します。
28日は、JA上伊那やファミリーマートの関係者、地元住民などが集まり、テープカットなどで開店を祝いました。
1号店となるファミリーマートJA西箕輪店は、元のAコープ西箕輪店を引き継ぐ形でオープンし、売り場面積は県下最大の242平方メートルです。
野菜、果物などの地元農産物や、肉、魚などの生鮮食品、加工食品など、600種類のJA商品を取り扱う事が特徴です。
JAの商品が全体の商品の2割を占めているということです。
JAとファミリーマートとの契約は、県内ではJAみなみ信州に続き2組目となります。
オープン初日の28日は、近隣の住民などが訪れ、早速、買い物をしていました。
また、全国で8台目、県内で2台目となる軽自動車タイプの移動販売車が、西箕輪地区を中心に営業を行い、買い物弱者対策にも取り組むということです。
JA上伊那と、ファミリーマートは、今年度中に、5店舗、今後2縲・年の間に、10店舗のJAファミリーマート店を展開していく計画です。 -
桜餅風味 発泡酒「さくら」発売
伊那市高遠町の桜の花びらを使った桜餅風味の発泡酒が26日から発売されます。
新たに開発された発泡酒「さくら」は、伊那市観光株式会社が観桜期に合わせて販売するものです。
商品を開発したのは、神奈川県で伊那のリンゴを使った発泡酒などを作っている地ビール製造会社、サンクトガーレンです。
サンクトガーレンによりますと、発泡酒「さくら」は、桜餅風味の味わいが特徴だということです。
ビールの苦味の基になるホップの使用は抑え、風味付けには高遠でとれた八重桜の花びらと葉を使っています。
1本330ミリリットル入り450円となっていて羽広荘、仙流荘、入野谷、高遠さくらホテルで販売されます。 -
伊那まち逸品フェス
伊那市の中心商店街の自慢の逸品を集めた伊那まち逸品フェスが23日から荒井のタウンステーション伊那まちで始まりました。
逸品フェスは、それぞれの店の自慢の逸品を知ってもらおうと伊那まちの再生やるじゃん会が開いたものです。
会場には、11店舗から自慢の品が集まりました。
越後屋菓子店の伊那のまゆ。
和菓子処菊香堂の上生菓子。
菓子庵石川のちいずくっきい。
増田屋製菓のカリマン。
カク万伊藤園のさくら茶。
内津屋商店のほうじ茶。
内山金物店のSUWADA爪切。
朝日スポーツの教育パワーシューズ。
ダイ十呉服店のらくちん草履。
ワンデイの貴金属新品仕上げサービス。
丸千伊原商店のインテリアリペアサービス。
訪れた人は店主から商品の説明を聞いたり、試食をしながら買い物をしていました。
伊那まち逸品フェスは明日までタウンステーション伊那まちで開かれています。 -
伊那商工会議所青年部 30周年の節目祝う
伊那商工会議所青年部の30周年記念式典が22日、伊那市で開かれ、会員が節目の年を祝いました。
式典には、およそ100人が出席し、これまでの活動を振り返ったほか、互いの親睦を深めました。
小池真一部長は「青年部の活動は日々進化している。今後も地域のために活動していきたい。」とあいさつしました。
また青年部初代部長で、小池さんの父親の小池先夫さんは「独自の発想や行動力で地域社会に認知されてきた。青年部に関わった人たち全てに賞賛を送りたい。」と祝いの言葉を述べました。
青年部にはおよそ70人の会員がいて東日本大震災の復興支援やイベントの開催など社会貢献活動を行っています。 -
伊那まち逸品フェス開催へ
伊那市の中心商店街活性化に取り組む伊那まちの再生やるじゃん会は、それぞれの店の自慢の一品を集め、一か所で販売するいな町逸品フェスを23日と24日に開きます。
伊那まち逸品フェスは、やるじゃん会が制作した一店逸品ガイドブックに掲載した品物やサービスをタウンステーション伊那まちに集め、販売します。
伊那まち逸品フェスは、商品のアピールと共にガイドブックの普及にもつなげようと開催するものです。
やるじゃん会では、今後もフェスを開催していき、参加店舗を増やしていきたいとしています。
第1回伊那まち逸品フェスは23日と24日の午前11時から、タウンステーション伊那まちで開かれます。 -
完全地産「サクラコマ」組み立て開始
伊那市の製造業者など7事業所がタッグを組んでご当地みやげ品として開発した、まわすと花びらが開くコマ、「サクラコマ」。
このコマの初の組み立て作業が、14日、伊那市の障害者社会就労センター、輪っこはうす、コスモスの家で行われました。
午前10時半頃、出来上がった部品を持って、サクラコマを設計した有限会社スワニーの橋爪 良博社長らが、伊那市社会福祉協議会が運営する輪っこはうす・コスモスの家を訪れました。
サクラコマの組み立ては、障害者が作業をしやすいようにと工程などを工夫してきました。
初の作業となる14日は、行程を覚えるためと、作業がしやすいかどうかの確認も兼ねて、通所者のほか、社協の職員なども作業に加わりました。
1作目のコマが完成すると、拍手が沸きました。
サクラコマは、コマをまわすと遠心力で花びらが開き、回転がとまると再び閉じるユニークなコマです。
スワニーの橋爪社長は、地元製造業で設計し、部品も全て作り、組み立ても行う、完全地産に取り組もうと、去年から、スワニー、伊那市社会福祉協議会を含む7つの事業所でこのサクラコマプロジェクトを進めてきました。
1年間の取り組みの成果を橋爪社長は喜んでいました。
サクラコマは、7日からインターネット上で先行予約を受け付けていて、既に50個ほどの予約が入っているということです。
出荷の開始は18日を予定していて、高遠さくらホテルなどで、1200円程度で販売する予定です。
4月の高遠城址公園の桜の見頃には、城址公園でも販売する予定で、障害者の工賃アップにも期待がかかります。
スワニーでは、サクラコマの販売に協力してくれる店舗などを募集しています。(有)スワニー 電話73-6033(代表) -
経営者らが地域再生学ぶ
箕輪地区しんきん経営者の会の講演会が8日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれました。
講演会は、アルプス中央信用金庫箕輪支店といほく支店の取引先の企業や商店主らを対象に毎年開かれているもので、会場にはおよそ100人が集まりました。
この日は、佐久市岩村田本町商店街振興組合の阿部眞一理事長が講演しました。
岩村田本町商店街は、大型店の近隣への出店で、一時はシャッター通りになりました。
しかし、商店主らが空き店舗を活用した取り組みなどで、活気ある商店街に立て直したといいます。
阿部さんは「商店主が講師を務める料理教室を開くなど、商店街に足を運んでもらえるシステムづくりをした」と話していました。
また、空き店舗内を6つのスペースに分け、賃貸料を1万5千円ほどに分割して貸出したところ、44人の若者から応募があったと話し「若手の育成は商店街の活性化につながる。若手が活躍できる環境づくりも重要なこと」と説明しました。
阿部さんは「描けない夢は実現しない。まずはどんな店にしたいのか、どんな商店街にしたいのかを考えてみることが大切」と話していました。 -
伊那市高遠町に人形飾り設置
11日のだるま市に訪れた人たちを出迎える人形飾りが、伊那市高遠町に設置されました。
商店街の商店主でつくる霜町実業団は、今年の大河ドラマ「八重の桜」をテーマに制作しました。
展示されているのはドラマの主役、山本八重と、保科家の家紋の鉢巻を付けた会津藩の家老、西郷頼母です。
城の絵などもあり、会津がある福島への応援の想いをこめたということです。
今年初参加の春日医院には、ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授と看護師が展示されています。
制作したスタッフは、「初めてだったが形になってよかった。これからも続けていきたい」と話していました。
八十二銀行高遠支店に飾られているのは、アルプス中央信用金庫高遠支店と合同制作の、ハローキティなどキャラクター3体です。
総合福祉センターやますそ前では伊那市長谷で案山子を制作している中島みね子さんの作品も飾られています。
去年からだるま市で展示していて、今年は「保育園児と先生」がテーマです。
だるま市は、11日午前7時から午後5時まで開かれます。