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村おこし実行委員会始動
宮田村商工会は9日夜、商工会員以外の住民有志も加わり地域活性化事業を展開する2つの組織を新設の「村おこし実行委員会」に一本化し、発足の全体会議を開いた。さらに充実した取り組みにしようと、幅広く新メンバーを募集している。
活動が重複する部分が多い「村おこし事業実行委員会」と「考える会」を統合。
水と梅をキーワードにしたイベントや地元の良さを伝えるフリーペーパーの製作など、今までの活発な事業を継承し、イベント部、広報部、特産品開発部の3部会を設けた。
会議では平沢英夫委員長らが「連携をとりあい、より一層活発な委員会にしていきたい」などとあいさつ。14日に控えた梅公園のお花見イベントなど、さっそく当面の課題について検討を深めた。
実行委員会への加入など問い合わせ、申し込みは村商工会85・2213へ。 -
伊那食品工業で新入社員歓迎会
伊那食品工業(本社・伊那市、井上修社長)は9日夕方、同市西春近の「かんてんぱぱくぬぎの杜」のホールで、新入社員の歓迎会を開いた。新入社員26人を先輩社員約350人で囲み、歓談を楽しみながら親ぼくを深めた。
新入社員は、自分の名前入りのたすきを背負って参加した。自己紹介では自分の特技を披露する社員もいて、空手着やソフトボールのユニホーム姿で登場し、会場を盛り上げた。その元気のよさに周りの社員らも今後を期待した。
井上社長は「今、世の中は流れとして、一人ひとりの自立を求める時代となった。皆さんもそれぞれが徹底的に勉強し、その部署で期待される、自立した社員に一日も早くなってほしい。新しい息吹が会社を活性化させることを期待する」とあいさつした。
新入社員26人の内訳は、大学・大学院卒16人、短大卒1人、高卒9人。3月下旬から2週間の集合研修を終え、今後は各部署への一部配属が始まる。
また、同社は本年、パートから正社員への昇格で12人を採用した。
ステージ上で個性的な自己紹介をする新入社員ら -
女子職員の制服新デザインに
アルプス中央信用金庫(渋谷敦士理事長)は、女子職員の制服デザインを一新した。
新しい制服は、上着とベストがグレーチェック、スカートが黒で、落ち着いた雰囲気を漂わせる。胸元のリボン(赤系、青系の2種類)が全体を引き締め、おしゃれ感を出している。
同信金では3、4年サイクルで女子職員の制服デザインを刷新。今回は新年度スタートに合わせて2日に導入した。 -
駒ケ根市と市議会が超大型店進出に反対声明
駒ケ根市福岡で現在工事中の伊南バイパス沿線に食品や衣料などを扱うスーパー「ベイシア」とホームセンター「カインズホーム」が合計店舗面積1万平方メートルに及ぶ新店舗を出店する計画があるとする情報を得た駒ケ根市の要請を受けて市議会は9日、全員協議会を開いた。中原正純市長と市担当者の説明を受けた上で、同店の進出に断固反対する竏窒ニする旨の市長声明について了解し、市議会としても反対声明に名を連ねるほか、今後進出阻止に向けて行動を起こしていくことで全員の意見が一致した。上伊那農協と駒ケ根商工会議所から3月30日付で出店に反対する要請が議長宛てに提出されている。
市議会は99年と02年の2回「大型店に頼らないまちづくりを期待する」、「超大型店は市のまちづくりの理念にそぐわない」などとして出店に反対する決議を可決している。
市によると同店の進出に当たってこれまで市への説明などは一切なく、地権者への接触から今回の計画が分かったという。
ベイシア(本部・群馬県)は1997年3月設立の総合流通グループ企業。関東を中心に11県下93店を展開する。売上高2700億円(08年2月計画)、従業員数990人。カインズは同社のグループ企業。 -
地域食材を使った料理の小冊子「いなレピ」作る
伊那商工会議所は、地域食材を使った料理の小冊子「いなレピ(伊那のレシピ)」=A5判、12ページ=を1千部作った。
本年度、地産地消による地域経済活性化事業として、地元産の野菜やキノコ、ダチョウ肉、雑穀アマランサスなどを使い、新特産品づくりに取り組んだ。
地域食材のブランド化を目指して「地産地消セミナー」を開き、講師2人から提案のあった料理8品をカラー写真入りで紹介。地元産ブロッコリーなどを具にした「野菜を味わうホワイトソースグラタン」、くしに刺したダチョウ肉や里芋などを火に通し、たれをつけて食べる「みそフォンデュ」など材料、分量、作り方が載る。
また、会報「いな」(毎月発行)に掲載した伊那名物ローメン、ソースかつどん、シメジ入りギョーザなども加えた。
事業報告を兼ねた食開発のミニ情報誌で、広く知ってもらおうと伊那商議所窓口で希望者に無料配布する。
問い合わせは、伊那商議所経営支援課(TEL72・7000)へ。 -
伊那市商工会 始動
伊那市の高遠町商工会、長谷村商工会、西春近商工会が合併して誕生した「伊那市商工会」は3日、前高遠町商工会で開所式を開いた。1市町村に1商工団体を原則とする県の方針に伴い、市内にある3商工会は商工会議所との一本化を視野に入れ、1日に合併した。
09年度までに一本化しなければ補助金の確保ができないため、前段として合併。長谷村、西春近を解散し、高遠町を存続する定款変更合併で、経営改善事業を一本化し、地域振興事業はそれぞれの商工会が支部として取り組んでいくという。
合併により、新商工会への県の補助金は、前年度の3商工会の合計金額の90%額を確保し、同額の補助は09年度まで続くという。県はこの期間を商工団体一本化までの準備期間としている。
同商工会は、広域化、多様化する小規模事業者の指導ニーズへの対応、商工事業の効率で効果的な取り組みを図る。開所式で森本光洋会長(前高遠町商工会長)は「事業のさらなる充実に務め、地域に根ざして頑張っていきたい」と語った。
5月17日には総会があり、役員を決めるという。 -
あるしん渋谷敦士理事長
入庫式訓示大都市へ就職する機会が多くなっている中、若い力が地元に帰って来てくれたことは大変ありがたく、歓迎する。
ただ、経済的な面では、大都市と地方都市との間に格差が歴然としてある。大都市の企業と地方の中小企業とも格差がある。地方では業種間の格差も大きい。我々は格差社会の中のいわば「谷」に身を置き仕事をしていく。都会での生活と切り替えて対応していってほしい。
社会人になると固有の権利がある。一方で、義務も生じ、自己責任もつきまとう。権利、義務、責任をわきまえてほしい。
さらに、金融機関の人間としては、高い倫理観も求められる。
また、ことば使いなど、社会的に通用する人間づくりを心掛けてほしい。自己啓発意識をもたないと、人間づくりにならない。
信用を崩すには1分あればいいが、信用を積み上げるのには何十年かかることを肝に銘じ、頑張ってほしい。
新入職員23人
(前年比11人増)
大学卒14人、短大卒9人 -
【入社式のあいさつ】ニシザワ・荒木康雄社長
現在、日本を含む世界全体が非常に早いスピードで変動をしようとしている。経済環境、職業問題、資源や環境問題などある中、物の価値観が大きく変ってきていることを感じる。変りつつある時代の変化にいち早く対応し、当社としても時代に合った企業に変っていきたいと思っている。
入社に当たって3つのお願いがある。▽仕事を通じて社会に貢献してほしい▽仕事を通じて自分自身が成長するという気持ちを持ってほしい▽常に目標を持って仕事をしてほしい竏秩B
目標がないところに成果もなく、達成感も感じられない。一日、一週間、一カ月、そして一年間の目標をしっかり持ってもらい、その都度、自分は達成出来たかを振り返るようにしてほしい。目標を達成出来たら自分を自分でほめてあげて。これが仕事をしていく大事なこと。
若い感性が当社に新しい息吹を運んでくれることを期待したい。
◆新入社員9人
(前年比同じ)
大学卒4人、専門学校卒1人、高校卒4人 -
KOA入社式・向山孝一社長訓話
KOAグループの仕事を皆で分担し、大きな組織の中で一つになって良い結果を出そうと運営している。会社経営はチームワーク。チームの一員として、新たな戦力として入社していただいて、いよいよチームの一員になる。チームで働くには第1に自分を叱咤激励する気持ちが大事。第2に能力を磨くこと。チームプレーヤーとしてふさわしい能力を身に付けることができるかどうかは、皆さんの意識に関わってくる。第3に集団の中で働くチームプレーが大事。コミュニケーションをとることでチームワークが成り立つ。KOAはチームワークを大事にするため、モラルを特に大切にしている。あいさつから始まり感謝の気持ちも大切。地域社会と一体ということも大事にしている。今までの自由と権利に対して、これからは責任と義務をきちんと認識できることが求められる。同じ方向、前を向いて一歩一歩確実に、チームプレーヤーとして仕事ができる形を作っていってほしい。
新入社員40人(前年比10人増)
大学院卒11人、大学卒13人、短大卒2人、高校卒14人 -
伊那谷新酒祭り 7日
上・下伊那の日本酒、地ビール9醸造会社の酒の飲み比べを楽しむ恒例のイベント「伊那谷新酒祭り」は7日、伊那市西町の春日城址(じょうし)公園で開く。5回目の今回は、飯田市の蔵元・喜久水が新規参加。景品や商品券をプレゼントする企画も展開し、公園の桜祭りを盛り上げる。
西町商店街の有志でつくる「ルネッサンス西町の会」(向山等会長、56人)の主催。地元酒造会社の「漆戸醸造」「仙醸」「宮島酒店」など9社の新酒20銘柄以上が並び、地酒はチケット1枚、ビールは3枚で1杯を楽しめる。年々と来場者は増え、昨年は県内外から約500人が集まったという。
今年は、桜をイメージした薄ピンク色の法被(はっぴ)を新調しメンバーは気合十分。ボンネットシャトルバスのピストン送迎(市駅前ビルいなっせ縲怏・黶A午後1時縲恣ッ9時)や、イノシシ一頭を使ったしし鍋(一杯300円)を用意している。
恒例の利き酒コンテストでは、正解者へ同会加盟店約30店で使える3千円相当の商品券をプレゼントする。
イベントは午後3時縲恣ッ8時。チケット販売は同2時からで、7枚つづり千円、5枚つづり500円で販売する。3時からの販売で千円チケットを購入した先着120人には、地酒(300ミリ)を贈呈する。
問い合わせは、会員の田中さん(TEL72・9118)、向山さん(TEL78・8719)。ホームページは、www.r-nisimati.com -
上伊那の各企業で入社式
上伊那の企業各社で2日、07年度入社式があった。新入社員は緊張した面持ちで式に臨み、「常にチャレンジ精神をもって最大限取り組みたい」など抱負を述べた。
KOA(本社・伊那市、向山孝一社長)の入社式は、箕輪町の同社アースウイングであった。新入社員40人とその家族が出席した。向山社長は、「モラルと、地域社会と一体ということを特に大切にしている。会社の文化、社風を学び、体で感じ取ってもらいながら能力を上げ、チームプレーヤーとして仕事ができる形を作っていってほしい」と期待した。
新入社員は一人ずつ自己紹介し、「向上心を持って努力したい」「チームを引っ張っていけるような社員になりたい」など夢や抱負を語った。 -
【入社式のあいさつ】ルビコン・勝山修一社長
企業が生き残るには利益を出さなければならない。お客様に買ってもらえる製品を造り続けることが企業の役割。製造業の付加価値は何によってもたらされるかというと品質、納期、価格である。価格が安くても品質に問題があったり、納期に間に合わない会社の製品は採用されない。製品そのものに対してもそうだが、従業員一人ひとりの仕事も問われる。自分のやる気、仕事の質、そこに上澄みされた付加価値というものが評価される。それぞれの職場に入ったら意識して仕事をしてもらいたいと思う。
若い時に抱いた夢や希望、若者らしい正義感を大事にしてほしい。これからの自分の仕事の質を決めて、自ら考える原点になるものだと思う。学生時代に勉強してきたことをいつまでも、そのレベルを保つ努力をすることが大切。それが仕事のやり方、ものの見方に生きてくると思う。それぞれの職場で希望を持って、明るく、前向きに仕事の取り組んでもらいたい。
◆新入社員26人
(前年比11人増)
大学・大学院卒22人、短大・専門学校卒3人、高校卒1人 -
ARECがホームページを立ち上げ
伊那商工会議所内にある上田市産学官連携支援施設AREC(エイレック)伊那分室などは、県内企業を紹介するホームページ(HP)を立ち上げた。企業情報を公開し、学生らの就職活動を支援する。
ARECは本年度、経済産業省関東経済産業局「若者と中小企業とのネットワーク構築事業」の採択を受け、学生と地域企業をつなぐ連携プロジェクトを展開している。
HPには精密機器器具、電気機械器具、情報処理、サービス、建設業、医療関係など情報を公開する県内企業を市町村別に紹介。就職面接会開催のお知らせも載る。
トップページから、求人を希望する企業は求人票登録、求職者は会社資料の請求がそれぞれできる。
伊那市HPのU・Iターン情報や若者の就職支援サイト「ジョブカフェ信州」などにもリンク。
08年3月の大学など卒業予定者の就職戦線は始まっており、伊那分室は「学生は売り手市場。企業情報を発信することで、地元での就職につなげたい」と活用を促す。
問い合わせは、伊那商工会議所内AREC伊那分室の中村さん(TEL72・7000)へ。
アドレス http://www.aa.alles.or.jp/~pond/snavi/index.htm -
伊那市総合開発臨時株主総会
旧高遠町、旧長谷村の公益法人と4月1日から事業統合する伊那市総合開発(社長・小坂樫男市長)は28日、臨時株主総会を開き、統合に伴う定款の変更と取締役、監査役の選任に関する2議案を承認した。
定款変更に伴い、名称も「伊那市観光株式会社」に変更。取締役の数は「10人以内から12人以内」とする。
また、役員については、酒井茂氏が取締役を辞任。白鳥孝氏は監査役辞任し、4月1日から専務代表取締役に就任する。また、伊東義人氏、宮下市蔵氏、森本光洋氏を取締役に、伊那市の代表監査委員を務める井上富男氏を監査役に選任した。
本店の位置は高遠町総合支所に置くことを検討してきたが、白鳥氏が専務代表取締役を務めていることなどから、体制が整うまでは伊那市役所内に置く。 -
村おこし実行委員会に改組し、より活性化に力
宮田村商工会は、会員以外の住民も積極的に巻き込み村の活性化に取り組んできた「村おこし事業実行委員会」と「考える会」を一つの組織に改編した。活動が重複する部分も増えているためで、より充実した形で活性化に取り組む。幅広く新たな会員も募集している。
新たな組織の名称は「村おこし実行委員会」。イベント部、広報部、特産品開発部の3つの部会を設けた。
委員長は平沢英夫さん、副委員長は田中一男さん、吉沢小百合さんで、現在の会員は30人。
村おこし事業実行委員会は1999年の発足で、梅公園の整備などを実施。「考える会」は2003年から活動を始め、村の味や伝統を伝えるフリーペーパーの作成などを行なってきた。
「両委員会とも村おこしという目的は同じで、一緒になることでさらに取り組みを進めたい」と村商工会事務局。
近くでは、14日に新田区の梅公園で2年目となる花見イベントを企画している。
新会員やイベントに関する問い合わせは同商工会85・2213まで -
アマランサスそば販売
伊那市内の研究者や生産者でつくる伊那地域アマランサス研究会メンバーの食品加工会社・木曽屋(本社=同市高遠町、熊谷和寛社長)は28日、伊那商工会館で、地元産の穀物アマランサスを使用した新商品「アマランサスそば」の開発、商品化について発表した。
「アマランサスそば」は、昨年8月から試作研究を始めて商品化につなげた。種子を熱を加えてホップ加工し、そば粉と練り合わせているのが特徴。実をそのまますりつぶすのと比べ劣化速度が軽減さる。そば粉と混ぜると香ばしさや甘みが出るという。
商品は、「純生」「半生」の2タイプの生そばと、乾めんの計3種類を開発。「純生」タイプ(2人前220グラム、450円)を4月1日から、上伊那のニシザワ13店舗で発売を開始する予定だ。
アマランサスは、遊休農地解消や観光資源を目的として市内で栽培を開始。葉や実などの栄養価はほかの穀物と比べ高く、機能性食品として注目が集まる。同研究会はその効能を多角的に研究し、用途の拡大を図るため、06年3月に発足。現在、高遠町と東春近の休耕地約1・3ヘクタールで生産している。
熊谷社長は「そばとアマランサスを使うことで、地域活性化のために役立て、それぞれの需要を増やしていきたいと思っている」と話した。 -
上伊那の工業展 08年度開催へ
上伊那の市町村、商工会議所・商工会、テクノ財団伊那テクノバレー地域センターなどでつくる「上伊那地域における工業展の検討会」(伊東久座長、23人)は、08年度を目途に工業展を開催する提言をまとめた。上伊那地方事務所が音頭を取り、6月に準備会を開いて開催に向ける。
上伊那の製造品出荷額(05年)は9500億円余で、県内10圏域で松本、長野に続く高さ。「ものづくりの上伊那」を発信し、製造業の発展につなげる。
地域内の企業から工業展開催の声が挙がり、事務局レベルで検討。地域内の製造業1101社を対象にもアンケートを取った。回収率24%。アンケート結果から、開催を希望する企業は56・9%を占めた。
工業展に期待することは▽新たな取引先の開拓▽認知・知名度アップ▽情報収集竏窒ネどで、上伊那で開催した場合、53社(34・6%)が「出展する」と答えた。
反対に「出展しない」は22・9%で、理由として▽メリットがない▽出展できるものがない▽県外出展のほうが効果的竏窒ネどを挙げた。
また、これまでに諏訪圏工業メッセなどへ出展した企業は33・8%。
準備会で目的や日時、場所などを検討し、商工団体を中心とした実行委員会に切り替えて詰めていく。 -
高遠そばの店「ますや」 きょうオープン
伊那市高遠町の守屋豊さんが経営する高遠そばの店「ますや」が28日、東高遠にオープンする。
高遠そばは辛み大根、焼きみそ、刻みネギを合わせたからつゆで食べる地域食。地元産ソバを使い、自らで粉をひいて打つ。ゆでたてを味わってもらえるよう1人前を2回に分けて出したり、焼きみそをする器を小さいすり鉢にしたりと工夫した。
そばのしんに近い粉だけを使い、のどごしがつるつるとした「玄」、玄そばをあらびきした粒々感の「抜き」を同時に食べ比べ、食感の違いを楽しむ「合盛り」(900円)がお勧め。
そのほか「山の雑キノコざる」「トマトおろしそば」など季節商品も考えている。
客席は20で、客の顔が見えるように配置。残雪の中央アルプスを眺めることができる。駐車場は普通自動車9台分。
昨年、創業者を対象にした「創業塾」(伊那商工会議所・上伊那地域チャレンジ起業相談室主催)の起業チャンピオン賞を受賞している守屋さん(54)。「みそ味の高遠そばを味わったお客さんの反応が楽しみ」と話している。
営業時間は午前11時縲恁゚後4時(そばが終わり次第終了)。火曜日休み(祝日の場合は翌日)だが、4月は休まず営業する。
問い合わせは、ますや(TEL94・5123)へ。 -
村観光協会事業費減でPR重点に
宮田村観光協会(会長・清水靖夫村長)は、昨年7月の豪雨災害により今年も営業を休止する宮田高原キャンプ場の利用料収入などが全く見込めないことから、2007年度はPR活動を重点に事業を絞り村の観光活性に取り組む。さっそく4月からホームページを開設し、村内の観光スポットやイベント、特産品などを幅広く発信。随時更新していく。
同協会の運営費は村からの補助と運営管理する同キャンプ場の利用料、隣接する高原牧場の放牧管理受託費で大半を賄っている。
しかし、高原への唯一の交通手段である寺沢林道の復旧が11月以降のため、従来であれば7月から始まる今季の牧場を含めたキャンプ場営業は断念。
26日に協会の定期総会を開いて07年度予算案を承認したが、利用料と牧場受託料がそっくり抜け落ちた形で、予算総額は本年度当初に比べ156万円減の248万円に。4割近い減収を見込む厳しい状況だ。
限られた予算での観光活性を余儀なくされるが、07年度の事業計画には、中央アルプスなど恵まれた自然環境を外に向けて積極的にPRする広報宣伝活動を重点に盛り込んだ。
関東・中部エリアの駅や高速サービスエリアに設置される無料情報誌に広告を掲載するほか、観光協会独自のホームページを開設。点から面へつながる観光地づくりを目指す。
村内では名物丼が誕生したばかりだが、さらに産業間の連携などにより個性ある食文化、特産品開発なども推進。PRや販路拡大も支援する。 -
名物丼デビュー、注文次々と
村の特産山ぶどうワイン「紫輝」を用いることを共通ルールにした宮田村の・ス名物丼・スが24日、村内の飲食店11店で一斉に発売を開始した。発売を楽しみに来店する人も多く盛況。各店で食材も調理法も違うため「色々な店を食べ歩きたい」といった声も聞かれた。
各店の特徴が丼にも存分に活かされ個性的。味に定評がある町三区の鳳(おおとり)でも名物丼のオーダーが次々と。違うメニューがお気に入りの常連客も「試しに」と注文する姿があった。
この店は数少ない洋風味。「紫輝」で25分煮て一昼夜浸け込んだ鶏肉を使用。シチュー風に仕立てさらに紫輝を調合したクリームソースをつけあわせた。
「お肉がすごく柔らかくて美味しい」と、常連の肥えた舌もうならす出来映え。娘と孫と一緒に来店したつつじが丘区の佐藤花子さんは「村おこしの名物丼。成功するといいですね」と話した。
町2区のすしよしでは、清水靖夫村長や丼のアイデア考案者らが試食。村長は新たな名物が誕生したことを喜び「多くの人が訪れると期待。村の活力を一緒になって発信していきたい」と話した。
名物丼の開発を進めてきた村商工会青年部は、食べ歩いてもらおうとスタンプラリーを5月6日まで実施。丼の名称募集も行なう。問い合わせは同商工会85・2213へ。 -
池上さんに最優秀賞
名物丼の原案作品、商工会青年部が表彰村民にアイデアやレシピを募った・ス名物丼・スで地域活性に取り組む宮田村商工会青年部は24日、同日発売を開始した名物丼の原案を考えた町1区の池上智絵さん(20)を最優秀表彰した。公募してからこの日の発売まで約1年。関係者が新名物の誕生とともに祝い「みんなに愛される丼に」と願いをこめた。
169点の公募作品の中から、住民も巻き込んだ度重なる試食会を経て決定したのが、池上さんの「鶏の山ぶどう酒煮丼」。
村の特産山ぶどうワイン「紫輝」を用いるアイデアが原型となり、村内飲食店がアレンジを加え、名物丼の発売に至った。
池上さんは調理師専門学校を今春卒業して、将来的には村内で飲食店をやりたいという夢も。
名物丼への興味も尽きないが「私のアイデアは洋風だったが、色々な顔があっていい。各飲食店が味を競い合って、盛り上がっていけば」と話した。
表彰式では「駒ケ岳丼」で応募した加々美美香さん(41)=南割区=に優秀賞。「ヘルシー梅宮丼」の河越潤さん(34)にユーモア賞を贈った。 -
信州伊那アルプス街道シンポジウム
権兵衛トンネル開通1周年を記念して23日、「日本風景街道信州伊那アルプス街道シンポジウム」が伊那市の生涯学習センターであった。日本風景街道戦略会議の中村良夫副委員長などを講師に迎え、地元における道空間や美しい景観醸成のあり方を模索した=写真。
市内では権兵衛街道をはじめとする4つの街道を国土交通省の「日本風景街道」にするための取り組みを進んでいる。シンポジウムは活動の推進母体である信州伊那アルプス街道推進協議会(有賀正喜代表)が企画したもので、講演会とパネルディスカッションを設けた。
パネルディスカッションでは、日本風景街道への取り組みの現状や課題、その意義などに焦点を当てて議論を展開。
中村氏は、人工的に造りあげた構造物と自然風景の協調性を持たせることの難しさを示す一方、ただ「自然を守る」というスタンスでは不十分であることを指摘。美しい自然の中にある街並みなども美しく整備することで、経済効果も挙がるとした。
また、小坂伊那市長は風景街道への取り組みを通して周辺地区で住民協定が締結されるようになったことなどを紹介。景観保護に対する住民の意識が高まりを見せる一方で、電柱の問題を挙げ、「国の政策として電柱の地中化を進めてほしい」と訴えた。 -
みやだの・ス名物丼・ス各店味めぐり
地産地消にもこだわり宮田村の飲食店12店が腕によりをかけた・ス名物丼・スがきょう24日、いよいよ一斉に発売を開始する(1店のみ4月以降の発売予定)。村の特産・山ぶどうワインを用いることを共通ルールとしているが、調理法は自由で価格は800円台が主流。個性あふれる各店の丼を紹介する(店名、丼特徴、定休日、電話番号の順)
【青葉】ワインで鶏肉を洗い、さらにワインとだしで鶏肉を煮るこだわり。ワサビがアクセントに▽水曜▽85・2344
【レストハウスおおた】揚げた鶏肉をワイン調合のタレで煮る。つけあわすキャベツとの相性も抜群▽月曜▽85・2237
【鳳】デミグラスソースでシチュー風に。ワインの香りが口に広がり人気店の底力を堪能できる逸品▽火曜▽85・4053
【駒雪】鶏肉をワインに数時間浸け、コンガリと揚げ村内産のシメジ、タマネギとからめ卵で色鮮やかに▽月曜▽85・2962
【こまゆき荘】醤油とワインを調合したタレで鶏肉を照焼き風に。豆腐、シメジをつけあわせ地元の味満載▽無休▽81・7117
【ジョイかすが】皮から焼いた鶏肉をワインでほど良く香りづけ。焼き鳥風のタレとからめ山椒の粉が肝に▽木曜▽85・2424
【すしよし】鶏、豚、牛と全5種の丼を用意。風味にこだわり山賊焼風など絶品。夜だけのひつまぶしも▽不定休▽85・2074
【そば蔵】鶏肉を用いワインにそばつゆを調合した和風で存在感。シメジ、タマネギをあんかけに▽2カ月に1日▽85・4870
【ときわ】鶏肉をワインでからめて焼き、タマネギとゴボウで健康的。温泉卵などをつけあわせ至極の一杯▽水曜▽85・2207
【萬里】醤油ベースのタレがワインと絶妙。村特産のシメジと煮こみ、人気のローメンとのセットも▽水曜▽85・2065
【梵】ワインを秘伝のタレに調合。焼き目がついた鶏肉にからめて煮る。寿司店の繊細な技が光る▽第2火曜▽85・4764
【めいぷる】4月以降の発売、要予約▽なし▽85・5335 -
伊那観光協会「市民みんなでおもてなしプロジェクト」代表
伊那市荒井区
武田宏さん(61)観光というのは一種の夢だと思う。最初は突拍子のないプランでもいい。人に『何いっているの』なんて言われていたものが、3、4年後に実現していることもあるのだから。理屈ではなく、人の感性が作り上げているものだからこそ、そういう部分も必要となってくる竏秩B
伊那観光協会が昨年10月に発足した3プロジェクトの一つ、「市民みんなでおもてなしプロジェクト」で、伊那市の観光のあり方を模索してきた。
他地域と比べても、観光への取り組みが遅れているのが伊那市の現状。確たる観光というものがない中、何をもって観光とするのか、どういう風にもてなしへと発展させていけばよいか竏窒ネどを話し合ってきた。
「合併や権兵衛トンネルの開通により、伊那市の観光は意味のある位置付けになった。また、観光の形態も今までの『団体で温泉旅行』から農業体験や焼き物体験など、個々人のニーズに従ったものに変化してきている。伊那市にはそういうさまざまなニーズに応えられる可能性が広がっていると思うんです」と力を込める。
◇ ◇
大学卒業後に大手旅行会社に就職。三十数年間は東京での生活を送ってきた。しかし、定年後はまったく別のことをしよう竏窒ニ、定年退職を迎えた2年前にUターン。それから1年半ほど経ってから、プロジェクトの公募を発見した。
プロジェクトの内容は、伊那市の観光的魅力の追求や観光に対する市民の協力を得るための対応策などを考えること。もともと故郷を離れていた時から友人を地元に呼んでみたいという思いがあった。三十数年間旅行に携わってきた経験もある。それを今度は地域活動に活かしてみよう竏秩Bプロジェクトへの参加を申し出た。
「旅行業界での経験も役に立つかも知れないけど、ぼくの売りは地元を離れている間に感じた郷土を愛する気持ち。外から見た伊那市は、まったく知られていないけど、自分の理想とかけ離れていたからこそ、古里をもっと誇りにして、人を呼び込みたいって思ったのかもしれない」
◇ ◇
プロジェクトでは観光の原点にある「人とのふれあい」に注目し、話し合いだけでなく、実際に観光ガイドを体験したりもした。取り組みを通じて、観光に関わっている人たち自身も、自分たち以外の町を知らないということを痛切。まずは自分たち自身が伊那のことをよく知り、好きになれば、人に伝えたくなるのではないか竏秩Bそんな思いを出発点として、もてなしの輪を市民レベルまで広げることや、町内の観光案内板を充実することなどが必要であることを確認した。
そんな中、来年度からは3プロジェクトを一本化して具体的な取り組みについて研究を深めていくこととなった。
「プロジェクトはまだ始まったばかり。話し合いを重ねながらこれからやりたいことを一つひとつ見つけていきたい。色んな人が知恵を出し合うことで、お互いに『ああそうか』と学んでいける。そうやって輪を広げて、色んな人と知り合っていきたい」 -
伊那商工会議所が通常総会
伊那商工会議所の通常総会が23日、伊那商工会館であった。議員40人が出席し、地域産業の活性化などを基本方針に、07年度の事業計画を決めた。
主要事業は▽中小企業の経営支援▽地域資源を活用した経済振興事業の推進▽人材育成・人材確保などに関する雇用施策推進支援事業の実施▽情報化の推進竏窒ネど25項目。具体的には、建設業振興事業として工事の受発注状況の調査研究、環境問題など市内企業の課題解決と住みやすいまちづくりの提言活動、伊那の食の調査研究、高遠町・長谷を含む広域観光の推進などを挙げた。一般会計予算は、ほぼ昨年度並みの8800万円。
部会編成は、業種別に10部会を設けているが、成果が表れるよう卸商業を繊維衣料品、食料品、一般商業に、観光接客を観光接客、サービス業へそれぞれ移行するなど10部会に組み直した。11月からスタートする。
また、県は「1市町村1商工団体」を原則としていることから、4月に発足する伊那市商工会との統合に向け、交流や話し合いの場を持つ意向も示した。 -
桜写真コンテストの作品を募集
伊那商工会議所は、伊那市内の桜を題材にした桜写真コンテストを初めて企画した。地元の魅力を再発見してもらい、伊那の桜のイメージアップを図るねらい。5月10日まで、作品を募集する。
テーマは「市内の桜とアルプス」または「おらが自慢の市内の桜」。カラー写真の四ツ切。点数は1人5点以内。未発表の作品で、入賞作品の版権は主催者に帰属する。
主催者は「市内に桜の名所が数多くあり、掘り起こしをしたい。2つのアルプスに囲まれた伊那の景色を楽しんで」と多くの応募を呼びかけ、観光振興に結びつくことを期待する。
5月下旬までに審査する。応募作品の中から最優秀賞1点(2万円・記念品)、優秀賞2点(1万円・記念品)などを選び、駅前再開発ビル「いなっせ」などに展示する予定。
希望者は、作品裏面に所定の応募票をはり、伊那商議所へ提出する。応募票は市報「いな」4月号と一緒に配布するほか、中南信のカメラ店にある。
応募先は〒396竏・011 伊那市中央区4605竏・ 伊那商工会議所「桜写真コンテスト」係。
問い合わせは、伊那商議所(TEL72・7000)へ。 -
伊那観光協会が伊那観光協会発足に向けた臨時総会
06年度伊那観光協会臨時総会が19日、伊那市駅前ビル「いなっせ」であり、本年4月1日に高遠町観光協会と長谷観光協会と統合した「伊那市観光協会」を発足することに合意した。
合併に伴い3観光協会は統合の方針を打ち出し、06年8月から設立準備会を発足し、検討を重ねてきた。
新組織ではこれまでの3観光協会を支部組織として設置し、会長1人と各支部の代表1人を副会長に置く。会費面など、調整が遅れている事項もあるため、07年度は経過期間としてそれぞれの支部がこれまでの事業を継続し、08年度から本格体制で運営する。
向山公人会長は「これまでは個々に活動していたが、観光圏としてはそもそも一つ。一緒になったことで、もっとダイナミックな活動がしていけると考えている。合併の効果を有効に生かした観光を提供していきたい」と語った。
設立総会は28日。 -
伊那観光協会3プロジェクトの成果を発表
伊那市の観光の現状を認識するとともに今後の施策に反映させる具体的提案などを研究してきた伊那観光協会(向山公人会長)の3つのプロジェクトが19日、これまでの成果を報告した。
昨年10月に発足した各プロジェクトは、チームごと現地視察や会議を重ねながら、それぞれのテーマを研究。今後の観光背策に生かす具体的な取り組みについて考えてきた。
その一つ、伊那市の観光的魅力の模索してきた「伊那の魅力は何だろうプロジェクト」は、市民自身が地元の魅力を認識していない現状を指摘。まずは一般市民に地元のことを知ってもらうことで、外から来た観光客に地元の魅力を伝えてもらおう竏窒ニ、市民を対象とした「魅力ツアー」の実施を提案した。
観光における市民の理解・協力を得るための対策について考えてきた「市民みんなでおもてなしプロジェクト」も「自分たち自身がまちとその周辺を知らなかったことが課題」とし、市民参加の促進とともに観光案内版や案内図などの整備を進める必要性を指摘した。
また、広域的観光のあり方を模索してきた「木曽も諏訪も一つのエリアプロジェクト」は、集客力のある地域との連携した観光コースを設定することで、幅広い集客が可能となることを指摘。季節やターゲットに応じたモデルコースを複数設定すればさまざまな組み合わせを可能となるため、これらのプロデュースやPRを担える観光協会が必要であることを示した。
今回提案のあった「魅力ツアー」は実施にむけた準備を進めていくほか、今後は3つのプロジェクトを一本化して提案の具体化にむけた研究を継続していく。 -
大明精機が伊那市に工場立地へ
箕輪町に本社を持つ大明精機(小口圭一社長)は、伊那市の福島工業団地に工場を立地する。3縲・年以内に本社移転を想定し、効率化を図る。
市役所で19日、敷地面積4千平方メートルの工場立地覚書の調印を伊那市と締結した。
同社は、自動で製品の方向をそろえるパーツフィーダー開発設計製造販売、大型焼付け塗装、特殊コーティングなどを手がけている。
辰野町にある伊北工場の塗装部門を伊那へ移し、大型製品に対応する設備を導入。より高品質なコーティングで、生産能力(年間1億円)の倍増を目指す。
総事業費は1億5千万円。4月末に着工し、7月の稼働を見込む。塗装部門の従業員9人から10数人に増やす。
工場は4つ目だが、いずれ工場を1カ所にまとめる計画。
小口社長は「大型製品や特殊コーティングの充実を図り、ユーザーから持ち込まれる開発要望にこたえたい」と述べた。 -
名物丼・ス味・スに期待!宮田村の飲食店、腕振るい個性もいかして
宮田村の・ス名物丼・スの発売開始を1週間後の24日に控え、提供を予定する村内の飲食店12店では着々と準備が進んでいる。村の特産山ぶどうワインを使うことが最低限のルールだけに、個性を出すのが各店の腕の見せ所。芳醇なワインの風味を丼に最大限活かそうと、料理人たちが取り組んでいる。
町2区の「すしよし」は鶏、豚、牛の3種類の丼を提供予定。店主の下浦茂則さんは「ワインが強過ぎると丼にあわないし、弱過ぎるとインパクトがない。丁度良いバランスを見つけるのに苦労した」と話す。
しかし、自身も納得する味に仕上がり、仲間うちで開いた試食会の反応も上々。手応えをつかんでいる。
村役場近くのレストラン「ときわ」は鶏肉を使った丼で勝負。
玉ネギ、ゴボウに水菜などをつけ合わせ、さらに温泉卵もトッピング。オーナーの太田光一さんは「ワインで深みが広がり最高の自信作。多くの人に食べてもらいたい」と発売開始を待ちわびる。
JR宮田駅前近くの「萬里」はローメンが人気の店。ここも鶏肉を使うが丼とローメンのハーフサイズを組み合わせたセットメニューも用意する予定だ。
同店の岩淵光江さんは「参加店がこんなに多いとは正直驚き。みんな村の活性化につながればって思っているはず」と期待する。
村の第三セクター宮田観光開発が運営する新田区の温泉施設「こまゆき荘」も名物丼を同施設食堂で提供する。先日社外モニターを招き、板場の調理師らが考案した14種類の丼で試食会を行なった。
スパイスの効いたカレーにワインを組み合わせてソースにしたり、炊き込みご飯を使ったりと多彩。
今後絞り込み、提供するのは1種類の予定だが「どんな反応が寄せられるか楽しみ」と期待感は強い。