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「Net119」利用者登録会
聴覚障がい者などがスマートフォンで119番通報できる「Net119」の利用者登録会が22日伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。
Net119は、スマートフォンやタブレット端末から119番通報ができるもので、聴覚障がい者など、通話での119番通報が困難な人向けのサービスです。
画面に必要な情報が表示され、通報できます。
全国の消防署で今年度中に導入されることになっていて、上伊那広域消防本部では12月1日午前9時から運用が始まります。
22日は運用を前に、利用者登録会が開かれ、参加者が使い方を確認していました。
23日は駒ヶ根市の伊南北消防署で午前10時から午後4時50分まで利用者登録会が開かれます。
23日以降も上伊那広域消防本部で登録や使い方について随時説明を受けられるということです。
登録は無料となっています。
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認知症 病状や支援方法学ぶ
認知症の病状や支援方法を学ぶ学習会が市内の大型店で18日開かれました。
学習会は認知症への理解や知識を深めてもらおうと、伊那市が毎年開いています。
初回のきょうは伊那神経科病院の高橋丈夫院長が講師を務めました。
高橋さんは認知機能の低下の例として「●些細な事が気になったり●物事を言い換える事ができないなどがあります」と説明しました。
支援については「家事や家庭菜園など役割を与え、手助けする事が大切だ」と話していました。
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日本禁煙友愛会が寄付
今年4月に解散した一般社団法人日本禁煙友愛会は伊那市と南箕輪村に寄付金を贈りました。
13日、武居芳次副会長ら5人が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
伊那市への寄付金は600万円です。
禁煙友愛会の取り決めで解散後の会の残金は公共団体に寄付することになっていることから会員がいる伊那市と南箕輪村に寄付することにしたということです。
日本禁煙友愛会は1955年に伊那市で発足し交通機関、公共の場所での禁煙などを呼び掛ける活動などを行ってきました。
会ではそれら活動により一定の役割を果たすことができたとして今年4月に解散しました。
また13日は会のメンバーが南箕輪村役場を訪れ、原茂樹副村長に目録を手渡しました。
村への寄付金額は100万円です。
会によりますと、清水篤志会長をはじめ、南箕輪村出身の会員が所属していることから、村への寄付を決めたということです。
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秋の叙勲・旭日双光章 倉田さん
今年の秋の叙勲受章者が3日に発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは1人が選ばれました。
元長野県歯科医師会副会長の倉田秀伸さんは保健衛生功労で旭日双光章を受章しました。
倉田さんは、南箕輪村北殿在住の73歳です。
1979年、歯科医院を開業し、開業以来40年間南箕輪村の小中学校や保育園の学校医を務め、口腔ケアや予防歯科に力を入れ、口の健康を守ってきました。
2013年からは2期4年にわたり長野県歯科医師会の副会長を務めました。
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伊那中央RC コナラ400本植樹
伊那中央ロータリークラブは、多様な生物が生息する豊かな森林をつくろうと伊那市のますみヶ丘平地林でコナラの苗木400本を植樹しました。
25日はロータリークラブの会員や伊那西高校の生徒、信州大学の学生などおよそ50人が参加し植樹を行いました。
参加者は、深さ20センチ程の穴をほり、コナラの苗木を植えていきました。
伊那中央ロータリークラブでは奉仕活動の一環で、今回次の世代に豊かな自然をつないで行こうと植樹を行いました。
用意された400本のコナラの苗木は、およそ1時間ほどで植えられました。
伊那中央ロータリークラブでは来年度も植樹を行う計画です。
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伊那ゆいまーる移転で起工式
伊那市山寺の障害福祉サービス事業所伊那ゆいまーるは、中央に移転します。
20日は新しい事務所の起工式が行われ、関係者15人が出席し工事の安全を祈願しました。
伊那ゆいまーるは、社会福祉法人長野県社会福祉事業団が運営しています。
山寺の福祉まちづくりセンターの一角を借りて運営していますが、今回、サービスの充実を図ろうと中央に拠点を新築します。
ゆいまーるでは障害者の生活介護と就労支援を行っていて、新築により、定員は35人から40人に増員する予定だということです。
場所は伊那市中央の旧上伊那農業高校グラウンド跡地です。
建物は木造平屋建てで、延べ床面積は865平方メートル、事業費はおよそ3億円です。
なお、施設にはグループホームを運営するほっと上伊那の事務所も入る予定で、来年3月の完成を目指します。
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看護の道へ誓いを新たに
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で14日、ナースキャップが与えられる戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が看護の道への誓いを新たにしました。
この日は、今年4月に入学した1年生22人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された灯を一人一人受け取りました。
全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して、箕輪町沢の大槻大地さんは、「この先、どんな看護師を目指しているのかを常に思い、医療現場で活躍する看護師となるべく新たなる一歩を踏み出します」と誓いを新たにしていました。
式を終えた学生は、今後は上伊那の医療機関で看護の実習を行うことになっています。 -
絆を大切に 伊那地区社協看板設置
伊那市の御園や坂下、上下新田などでつくる伊那地区社会福祉協議会は、助け合いの気持ちをを広めようと9日に看板を設置しました。
上牧公民館では、伊那地区社協の宮原勝会長から上牧の篠田貞行区長に看板が手渡されました。
伊那地区社協では、コロナにより活動ができない中、助け合いの意識を高め誰もが参画できる地域をつくっていこうと看板を設置することにしました。
看板には「共に生きる 地域のしあわせ」と書かれ、大きさはたて90センチ横50センチほどです。
宮原会長は「コロナでより地域の絆が大切な時。かんばんを見て少しでも意識してもらえたらうれしいです」と話していました。
看板は、伊那市内の公民館など18か所に設置されたということです。
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手作りキーホルダーを児童に
伊那市西春近の手塚廣子さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内の1年生から3年生の児童にプレゼントします。
キーホルダーはフェルトと綿でできていてイーナちゃんの目や口は刺しゅうをして作ったということです。
6日手塚さんが伊那市役所を訪れプレゼントするキーホルダーを白鳥孝市長に紹介しました。
手塚さんは元伊那市スポーツ推進委員で児童とも関わってきたことからコロナ禍で大変な思いをしている子どもたちに喜んでもらおうと作りました。
国が支給した定額給付金を材料費にあて5か月かけて約2,000個を作りました。
手塚さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内15の小学校に自ら届けるということです。
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小諸市に帰省の20代女性が感染
長野県は新たに小諸市に帰省した神奈川県の20代女性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと9日発表しました。
長野県の発表によりますと9日新たに感染が確認されたのは小諸市に帰省した神奈川県の20代会社員の女性です。
女性は先月30日に帰省し今月2日に発熱の症状が出て医療機関を受診8日陽性が判明しました。
この女性の濃厚接触者は同居者2人でそのほかは調査中となっています。
9日午後4時現在、県内の感染者数は318人、入院しているのは11人です。
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血管縫合剥離トレーニングキットを開発
伊那市の有限会社スワニーと伊那食品工業株式会社は連携して
医療分野で需要のある血管縫合剥離トレーニングキットを開発しました。
血管縫合剥離トレーニングキットは血管の柔らかさや脆さといった質感を3Dプリンターの技術で実際の血管に近い形で再現したものと、血管の表面の被膜を可食性フィルムで再現したものです。
6日はトレーニングキットが伊那中央病院でお披露目され医師が切除や縫合、被膜剥離を実演しました。
伊那中央病院外科医からの要望によりスワニーと伊那食品工業が
連携し開発したもので繊細な技術が必要な手術のトレーニングに活用できます。
伊那市では異業種連携による技術開発の取り組みを支援していて新たな製品づくりにより地域課題の解決につなげていきたいとしています。
キットは直径が8ミリと10ミリの2種類あり3本とフィルム3枚がセットでそれぞれ税抜き18,500円で販売されます。
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西町ゴルフクラブが寄付
伊那市西町のゴルフ愛好者でつくる西町ゴルフクラブはチャリティーなどで集めた3万5千円を28日伊那市に寄付しました。
西町ゴルフクラブの中村隆幸会長ら4人が市役所を訪れ白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。
クラブは40年前に発足し年に5回大会を開いています。
今月16日に200回の記念大会を高遠町の中央道晴ケ峰カントリークラブで開き、ショートホールでワンオンできなかった人から500円を集めました。
集まった分とクラブの会費から3万5千円を寄付しました。
中村会長は「わずかですが、市のために役立ててください。」と
話していました。
西町ゴフルクラブは伊那市西町在住か通勤している人たちでつくりゴルフ愛好者の集まりで40人ほどで活動しています。
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サン工業が伊那市と中病に寄付
伊那市西箕輪のサン工業株式会社は伊那市と伊那中央病院にそれぞれ100万円を寄付しました。
25日サン工業の川上健夫社長が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長と
伊那中央病院の本郷一博院長に目録を手渡しました。
サン工業では将来を担う子どもたちの教育資金として活用してもらいたいと伊那市に100万円をまたコロナ禍のなか医療現場の
最前線で働いている医療関係者に役立ててもらおうと伊那中央病院に100万円を寄付しました。
寄付を受け白鳥市長と本郷院長は「有効に活用させていただきます。」と感謝していました。
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中病7億4千万円の赤字
伊那中央行政組合議会が25日伊那市役所で開かれ昨年度の伊那中央病院の収支が7億4千万円の赤字となることが報告されました。
昨年度の伊那中央病院の収入は126億9千万円、支出は134億3千万円で7億4千万円の赤字となりました。
伊那中央病院は3年連続の赤字となります。
これについて伊那中央行政組合組合長の白鳥孝市長は「有価証券を含め53億円を保有しており資金不足におちいることはない」との考えを示しました。
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3か月間で延べ19人が診察
伊那市が取り組んでいる遠隔医療・モバイルクリニックで診察を受けた人は6月からの3か月間で延べ19人だったことが分かりました。
これは18日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。
モバイルクリニックは医療機器を搭載した専用車両に運転手と看護師が乗りこみ患者宅へ出向いて医師との間でオンライン診療を
行うものです。
6月から事業が始まり3か月間で延べ19人が診察を受けたということです。
この事業に参加している医療機関は伊那中央病院、田中病院、神山内科医院、春日医院、田畑内科医院、下條医院です。
伊那市ではこのモバイルクリニックにより慢性的な医師不足による医師の負担軽減や患者の利便性向上につなげたいとしています。
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南信初の介護事業所 来年3月開所
高齢者がデイサービスや訪問介護などのサービスを同じ事業所で受けることができる南信で初めての看護小規模多機能型居宅介護事業所が来年3月に箕輪町と伊那市に開所します。
1日は箕輪町木下の建設地で起工式が行われ事業所を運営する
上伊那医療生活協同組合の組合員などおよそ20人が出席しました。
看護小規模多機能型居宅介護事業所はデイサービス、訪問介護、訪問看護、宿泊のサービスを同じ事業所の同じスタッフが行うものです。
これによりスタッフ同士が利用者の情報を共有し、きめ細かなサービスができるもので南信では初だということです。
箕輪町の事業所は鉄骨2階建てで面積は557平方メートル事業費およそ2億3千万円で29人が利用できます。
伊那市の事業所は若宮団地内に建設されます。
木造平屋で面積は385平方メートル、事業費は1億3千万円で18人が利用できます。
どちらの事業所も要介護3の場合利用料は月額およそ2万5千円で来年3月の開所を予定しています -
東部中保健委員会が手作りごみ袋寄付
伊那市の東部中学校の保健委員会は、お世話になった地域の人たちに恩返しをしようと、新聞紙で作ったゴミ袋を伊那市社会福祉協議会に3日寄付しました。
3日は、東部中学校の保健委員会委員長と副委員長が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社協の森田英和事務局長に新聞紙で作ったごみ袋520袋を寄付しました。
東部中学校には、新型コロナの流行でマスクを入手することが難しかった時期に、地域の企業や団体からマスク約1,300枚が届けられたということです。
保健委員会では地域に何か恩返しができないかと考え、伊那市社協がゴミ袋づくりのボランティアを募集していることを知りました。
6月から7月にかけ保健委員会の生徒60人が520袋を作りました。
森田事務局長は「保育園や高齢者施設で有効に使わせていただきます。とてもありがたいです」と話していました。
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アクセス通り美しくしよう会に健康ベスト
伊那市御園のアクセス通りの整備作業を行っているアクセス通りを美しくしよう会に、建設資材の製造販売を行う株式会社アドヴァンスから安全ベストがきょう贈られました。
1日は、アドヴァンス長野営業所の沖村 隆部長から、アクセス通りを美しくしよう会の御子柴 茂明会長に安全ベスト15枚が贈られました。
アドヴァンスは、道路をきれいにする取り組みを行っている団体をサポートするアダプトシステムサポーターとしてベストや苗の寄付を行っています。
沖村さんは、「道路の利用者としても、皆さんの努力には頭が下がる。ベストを着て安全に作業を行ってほしい」とあいさつしました。
御子柴会長は「これからも末永く活動を続けていきたい」と話し感謝していました。
アクセス通りを美しくしよう会は、2000年に活動をスタートし、4月~11月まで月に1回、植栽や草刈り、ごみ拾いなどの活動を続けています。
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福祉避難所開設訓練
新型コロナウイルス感染防止も含めた災害時の高齢者や障がい者などの避難について考える研修会が30日、南箕輪村の生涯活躍交流センターこもれびの家で開かれました。
研修会には、県内の福祉関係者およそ40人が参加しました。
研修会では、新型コロナウイルス感染防止のための防護服とフェイスシールドを着用しました。
避難所の開設訓練では、広さおよそ20畳の空間に段ボールベッド2つとパーテーションを組み立てました。
段ボールベッドの周りに目隠しを立てて、新型コロナ感染防止対策やプライベートを守るようになっています。
一般の避難所とは違い、車いすを使う人や素早く移動ができない人がいる想定で、部屋の導線を考えながら配置しました。
この研修会は、長野県社会福祉協議会が事務局となっている「長野県災害福祉広域支援ネットワーク」が行ったものです。
ネットワークにはふくしチームがあり、現在社会福祉士やケアマネジャーなど福祉の専門職で働く人およそ130人が登録しています。
登録者の中には去年の台風19号豪雨災害の時に、実際に長野市の福祉避難所で活動した人もいるということです。
長野県災害福祉広域支援ネットワークでは今後、県内4地区での研修の開催も検討しているということです。 -
第一生命松本支社が伊那市に消毒液等寄贈
第一生命保険株式会社松本支社は、新型コロナウイルス感染拡大防止に役立ててもらおうと、伊那市に消毒用アルコール液15本と噴霧用スプレーボトル140本を21日、贈りました。
この日は、松本支社の勝田靖隆支社長ら4人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
第一生命保険株式会社は、去年12月に長野県と包括連携協定を結んでいて、県内の行政と協力して高齢者支援や見守りなどを行っています。
今回は、新型コロナ対策の支援の一環として伊那市にアルコール液など贈ることを決めたということです。
勝田支社長は「高齢者の健康管理などに活用してほしい」と話していました。
白鳥市長は「まだまだ物資が足りない中、支援を頂きありがたい」と感謝していました。
贈られたアルコール液などは、市内46の介護サービス事業所と伊那市社会福祉協議会に届けられることになっています。 -
上農生が花を中央病院に寄贈
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、花の苗を植えたプランターを伊那中央病院に21日贈りました。
21日は上伊那農業高校生命探究科植物コースの3年生6人が伊那中央病院を訪れ、玄関に花を運びました。
上伊那農業高校は、新型コロナに対応する伊那中央病院を応援しようとプランターを贈ることにしました。
国際ソロプチミスト伊那が苗や土の購入する費用を支援し、21日上農生と一緒に苗を植えたということです。
伊那中央病院の本郷一博院長は「外来の患者さんも花を見て心が和むと思う。とてもありがたいです」と感謝していました。
花は、しばらくの間伊那中央病院の正面玄関に設置されるということです。
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伸和コントロールズが中病にチョコ寄贈
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社は、新型コロナウイルスの感染対策に対応している医療従事者を応援しようと、チョコレート500箱を16日に伊那中央病院に贈りました。
この日は、伸和コントロールズ長野事業所の江藤大祐副所長と赤須潤一部長代理が伊那中央病院を訪れ、本郷一博院長にチョコレートを贈りました。
伸和コントロールズでは、今年6月に伊那市で予定されていた第29回ばら制定都市会議、通称ばらサミットの開催を記念してオリジナルのチョコレートを作ったということです。
サミット期間中に菓子を販売する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でばらサミットは中止となりました。
そこで、新型コロナ対策に奮闘している医療関係者に贈ることにしたということです。
本郷院長は「コロナの第2波が来るとも言われている状況で菓子をいただき、職員たちも和むと思う」と話していました。
贈られたチョコレートは、伊那中央病院の職員に配られるということです。 -
伊那中央RCが留学生支援
伊那中央ロータリークラブは留学生支援として信州大学農学部で学ぶスリランカの学生に教育助成金を贈りました。
14日伊那市内で伊那中央ロータリークラブの例会が開かれ
留学生が紹介されました。
助成を受けたのは信州大学大学院総合医理工学研究科博士課程で
スリランカのディビィ・サンジーワさんで42万円が贈られました。
ディビィ・サンジーワさんは「皆さんの好意に感謝します。」と話していました。
伊那中央ロータリークラブでは留学生との交流を通じて国際理解を深める活動を1993年から行っていて今年で28年目となります。
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医療従事者労い生花を寄贈
南信ハウスカーネーション組合と長野県生花商業協同組合は、新型コロナ対策に尽力している、県内11の感染症指定医療機関を労おうと、カーネーションを6日贈りました。
このうち、伊那市の伊那中央病院には、南信ハウスカーネーション組合の小田切高史副組合長と、長野県生花商業協同組合の山口元樹理事長が訪れ、本郷一博院長に花を手渡しました。
南信ハウスカーネーション組合のカーネーションを、長野県生花商業協同組合がアレンジしたものです。
2つ合わせて、100本ほど、5、6種類のカーネーションが組み合わされています。
新型コロナ対策で尽力している県内の指定医療機関を労い、カーネーションの花ことばである感謝を伝えようと、両組合が5月から準備をしてきたということです。
本郷院長は「今のところコロナウイルスは落ち着いてきているが、まだ油断できない。このような状況の中美しい花を頂きありがたい」と感謝していました。
花は、6日県内の指定医療機関に一斉に寄贈されたということです。
なお、中央病院では、花は1階の入り口に飾られています。
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農福連携で栽培野菜を販売
伊那市の障がい者事業所輪っこはうすコスモスの家利用者は、農福連携でおせわになっている農家で作られた野菜を、伊那市役所で定期的に開いている「食と手仕事市」で販売しました。
2日、伊那市内で朝収穫されたアスパラガスや玉ねぎ、花などを販売しました。
農福連携は、障がい者が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みです。
伊那市内では、4か所の障がい者事業所の利用者が圃場で草取りなどを行っています。
市役所での販売は毎月2回開いていて、今回は取り扱い品目を増やし、お世話になっている農家の野菜を多くの人に食べてもらおうと初めてアスパラガスなどを販売しました
食と手仕事市は、毎月第1、第4木曜日の正午から伊那市役所で開かれます。7月は、第1、第5木曜日の開催となります。
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伊那ロータリークラブ中病にサーモカメラ寄贈
伊那ロータリークラブは、瞬時に15人ほどを検温できるサーモカメラを25日、伊那中央病院に寄贈しました。
こちらが寄贈されたサーモカメラです。
カメラにはレンズが2つあり、1つは通常、もう一つのレンズのカメラで検温します。
赤外線を発する装置があり、設定してある基準となる温度と、カメラで計測した体温の誤差で、高熱の来院者を特定できるものです。
伊那ロータリークラブでは、今年度予定していたイベントが新型コロナウイルス感染拡大で中止となり、そのイベントで使う予定だった予算で医療従事者を支援しようと、今回サーモカメラを贈ることにしました。
伊那中央病院では、新型コロナウイルス対策として、スタッフによる検温を現在行っていますが、サーモカメラの導入により、スタッフの負担が軽減できると感謝していました。
カメラは正面入り口に設置され、26日から試験的に、使われるということです。
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福祉販売会 月2回開催に
新型コロナウイルスの影響で障がい者就労支援施設の企業からの受注がストップしている中、利用者の工賃確保に繋げようと、月に1回の市役所での販売会が今月から月2回に増えました。
25日は、今月2回目の販売会が伊那市役所1階ロビーで開かれ、上伊那の6つの施設がブースを出しました。
手作りマスクは300円から400円、おやきは100円など布製品や食べ物が並びます。
伊那市によりますと、3月から5月にかけて、新型コロナウイルスの影響で工場から受けていた受注がストップし、利用者の仕事も止まってしまったということです。
また、自主製品を販売するイベントなども全て中止になったということです。
市役所では毎月第1木曜日に自主製品の販売が行われてきましたが、機会を増やそうと今月から月2回の開催になりました。
伊那市では、職員だけでなく一般にも多く利用してもらいたいとして「それぞれ工夫を凝らした製品を作っている。ぜひ多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。
【毎月第1・第4木曜日 伊那市役所1階ロビー 正午~午後1時まで】
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児童虐待予防協力家庭募集
子どもの養育支援などを行っている伊那市高遠町のNPO法人フリーキッズヴィレッジは、親と子供を虐待から守ろうと、一時的な預かりなどをする協力家庭の募集をしています。
22日、市の保健センターで、
児童虐待予防と社会的擁護推進を目的とした研修会が開かれました。
伊那市は、今年度から養育支援事業として、フリーキッズヴィレッジに事業委託し、児童虐待防止に取り組んでいます。行政が虐待防止や要保護親子支援を予算化することは、県内で初めてだということで、今年度は、およそ190万円を計上しています。
研修会では、教育委員会こども相談室の田畑和子さんが、市内での虐待や支援活動の現状などについて話しました。
それによりますと、昨年度は、64件の虐待通告があり、相談件数も103件に上りました。報告では、コロナウイルスの影響から、育児へのイライラやゲーム依存、夫婦間の争いもふえてきているということです。
フリーキッズヴィレッジによりますと、協力家庭は現在11件です。増加傾向にある児童虐待の防止と、SOS が発信しづらいご家庭にとって、クールダウンし、一息つける場の必要性が高まっていて、協力家庭を募集しています。
協力家庭への支払いや登録に関しては、フリーキッズヴィレッジ 94-5028
虐待相談は、伊那市子育て相談室72-0999 までご連絡ください。
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聴覚障害者 バッチで理解求める
新型コロナの影響で、マスク着用が呼びかけられる中、聴覚障害者は、口元の読み取りができずに困っています。
聴覚障害者のために要約筆記の活動をしている上伊那のボランティアサークルまねきネコは、難聴であることを知らせる印で、理解や支援を呼びかけようと、缶バッジづくりを行いました。
「耳が不自由です」「筆談おねがいします」などとデザインされた紙を丸く切り取っていきます。
缶バッジを作る機械にアクリル板とデザインした紙を挟み込んでプレスすると、缶バッチができあがりました。
要約筆記サークルまねきネコは、健常者が4人、難聴者が3人の7人で活動しています。
難聴者は、途中から聞こえなくなった中途失聴で、手話での会話が十分でないため筆談で会話しています。
新型コロナの影響で、市民に対してマスク着用が呼びかけられる中難聴の人たちが、買い物など生活の中で口元が読み取れずに、困っている状況があるとして、難聴であることを知らせるバッジを作ることにしました。
缶バッジの中には、筆談に応じることを知らせるものもあり、まねきネコでは支援の輪が広がることも期待しています。
まねきネコでは、赤い羽根共同募金の支援金を受けて、200個のバッジを作る予定で、県内の同じ活動をする仲間に配るということです。
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脳いきいき教室が再開
新型コロナウイルスの影響で休止していた介護予防教室「脳いきいき教室」が、3か月半ぶりに再開しました。
16日は伊那市の手良公民館で、3か月半ぶりに教室が開かれました。
脳いきいき教室は伊那市社会福祉協議会が伊那市から委託を受け運営しています。
介護予防に加え、高齢者の交流の場にもなっています。
新型コロナの影響で2月末から休止となっていましたが、参加者から要望もあり、感染防止策をとりながら行うことを決めました。
参加者は、支援員に合わせ体を動かしていました。
教室は、時間は通常2時間のところ1時間に短縮しているほか、部屋の広さに応じて参加人数を制限します。
歌や道具を使うゲームは行いません。
受付時には体調を確認するほか、体温を測定するなど感染予防策をとっています。
教室は市内113か所で行われていて、およそ1,300人が登録しています。
6月中は9か所の会場で教室が行われ、順次ほかの会場も再開していくということです。