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伊那市寄付マルシェプロジェクト始動
赤い羽根共同募金に基づき、寄付付きの商品を販売し、地域に還元する伊那市寄付マルシェプロジェクト。 28日は、プロジェクトに賛同する企業と、伊那市共同募金委員会とのパートナーシップを結ぶ覚書の調印式が行われました。 伊那市寄付マルシェプロジェクトに賛同したのは現在7事業者です。 この日は、事業者と、伊那市共同募金委員会の代表が覚書に調印し取り交わしました。 賛同企業は、伊那市観光㈱、合同会社伊那力(いなぢから)、㈱小椋・赤えんぴつ、㈱介護センター花岡伊那店、有限会社フジサワ造花、あびえんと、アスタルシードルクラブの7事業者です。 寄付付きの商品やサービスを消費者に販売し、寄付分を赤い羽根募金に寄付します。 近年は赤い羽根募金が集まりにくくなっていることの解消や、地域貢献によるイメージアップで地元企業の振興につなげる狙いなどがあります。 覚書を取り交わし、今後、具体的な商品や、寄付分をいくらにするかなど、企業ごと個別に検討していきます。賛同企業は、順次商品の開発をすすめ、早いところで年内からサービスの提供を始めます。 赤い羽根共同募金は、10月1日から12月31日まで行われます。 昨年度は伊那市で1192万円余りがあつまり、うち、426万円が県内全域で、760万円余りが、伊那市の福祉事業で活用されています。 なお、赤い羽根募金の寄付付き商品を販売するプロジェクトは、伊那市が県内で初めてとなります。
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福祉の集い ふれあい広場
箕輪町の福祉の集い「第27回ふれあい広場」が25日文化センターや地域交流センター一帯で開かれました。 「今日のふれあいを、あすからの元気につなげよう」をスローガンに、だれもが暮らしやすい福祉の町づくりについて考えようと毎年開かれています。 会場には、町内の福祉施設利用者のちぎり絵や小物などの展示、車椅子などの高齢者疑似体験など、様々なコーナーが設けられ多くの人でにぎわっていました。 このうち、点字を教わる福祉体験コーナーでは、訪れた人達が練習用の点字器を使いカタカナや数字の打ち方を教わっていました。 指導したボランティアのスタッフは「絵本に点字をすることで、目が見えない人でも、読み聞かせができるようになります。 親子の触れ合いにとっても、必要なものです」と話していました。 体験したある女性は、「コミュニケーションの手段の一つとして覚えてみたいです」と話していました。
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はびろの里で文化祭
伊那市西箕輪の老人保健施設はびろの里の文化祭が25日行われました。 文化祭では職員のステージ発表が行われたほか利用者が作った作品が展示されました。 ステージ発表ではお年寄りが知っている懐かしい曲が披露され利用者も手拍子をしたり口ずさんだりして楽しんでいました。 文化祭ではほかに諏訪共立病院の作業療法士、中塚聡さんが「自分らしい生活を目指して やってもらうリハビリから、やりたいリハビリ」と題して話をしました。 中塚さんは歌が好きだった寝たきりのお年寄りをカラオケボックスに連れて行った、らうれしそうにしていた体験を例にあげ「リハビリは歩く練習だけでなく、その人がやりたいことができるようになることが目標だ」と話していました。 文化祭には利用者の家族も集まり職員やそれぞれの家族同士で交流を深めていました。
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認知症に理解を RUN伴
認知症になっても安心して暮らせる地域作りを目指していこうと、襷をつないで、全国を縦断するイベント「RUN伴(らんとも)」が25日、箕輪町で開かれました。 箕輪町の地域交流広場では、出発式が行われ午後0時10分に上伊那で最初のランナーがスタートしました。 このイベントは、認知症の人が暮らしやすい社会を築いていこうと、2011年に北海道で初めて行われました。 今年は北海道から沖縄までを縦断し、1万1千人が襷をつなぐ計画です。 長野県を走るのは今回が初めてで、今日は諏訪市から飯田市までのコースで行われました。 上伊那では福祉施設の職員や一般など10人が襷をつないだという事です。 今年のRUN伴は、11月26日に沖縄県のゴールに到着する予定です。
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高齢者などの権利守る連絡協発足
高齢者や障害者への虐待や権利侵害を防止する、伊那市権利擁護ネットワーク連絡協議会が、14日に発足しました。 この日は、医療従事者や警察、弁護士など17人が委員に、家庭裁判所の関係者がオブザーバーに委嘱されました。 各機関が連携し、高齢者や障害者の権利が守られる地域づくりを進めるため、連絡協議会を発足させました。 高齢者への虐待については、今年度8月末現在で、養護者と施設従事者による虐待があわせて5件となっています。 障害者の虐待については、施設従事者からの虐待が1件あったということです。 伊那市では、団塊の世代が75歳になる2025年を見据え、高齢者が住み慣れた場所で最期を迎えられる地域づくりや、障害者が身体や経済的に守られる地域づくりを進めたいとしています。
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伊那市出会い結(ゆい)サポーター 初講習会
いなし出会いサポートセンターは、結婚希望者を支援する「伊那市出会い結(ゆい)サポーター」の初めての講習会を17日開きました。 伊那市出会い結サポーターは、結婚希望者に対し出会いの機会をつくったり婚活に関する情報提供を行うボランティアのことで、出会いサポートセンターが今回初めて募集しました。 講習を受けることで伊那市から認定証が発行されます。 講習会には市内から13人が参加しました。 講習会ではコミュニケーションアドバイザーの鈴木(すずき)優子(ゆうこ)さんが「イマドキの婚活者へのコミュニケーション術」と題して話しました。 鈴木さんは、「普通という感覚は人によって違います。その中で相手の味方となり応援団となるような支援をしていきましょう」と話していました。 いなし出会いサポートセンターには現在およそ200人が登録していて、これまでに94人が結婚しています。 今後は、年に1,2回の講習会を開いていく予定です。
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上伊那歯科医師会がアンサンブル伊那で歯科検診
地域での口腔保健指導などを行っている上伊那歯科医師会の地域保健部の歯科医師が、伊那市西箕輪のアンサンブル伊那を7日に訪れ、利用者の歯科検診を行いました。 上伊那歯科医師会の地域保健部に所属する伊那市内の歯科医師3人が、障がい者の就労支援を行っている西箕輪のアンサンブル伊那を訪れました。 アンサンブル伊那では、健康診断は受けても歯科診療所に行く機会の少ない障がい者の虫歯のチェックをしてもらおうと歯科医師会に検診を依頼しました。 検診は平成19年から毎年この時期に行われています。 この日は、施設利用者93人が検診を受けました。 障がいのある人は、痛みが出るまで口の中の不調を訴える事が少なく症状が悪化するケースが多いという事です。 歯科医師会では、伊那養護学校でも歯科指導や検診を行っていて、口腔保健指導を通して障がい者の社会参加や自立を支援していきたいとしています。
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車いすバスケットボールのパフォーマンス
伊那市社会福祉協議会のふれあい広場が11日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれ車いすバスケットボールのパフォーマンスが披露されました。 車イスバスケットボールを披露したのは信州大学車椅子バスケットボール部セローズのメンバーです。 現在開催されているリオデジャネイロのパラリンピックで注目を集めていることから障害者スポーツに関心を持ってもらおうと招待したものです。 セローズのメンバーは健常者で、車イスバスケは障害のあるなしにかかわらず楽しめるスポーツとして人気が高まっているということです。 メンバーは車イスを激しくぶつけあいながら迫力あるプレーを展開していました。 また会場に訪れた人たちにバスケットボール用の車イスを体験してもらう時間も設けられ鬼ごっこをしながら車輪を動かしていました。 伊那市社会福祉協議会では世代や障害を越えた交流を深めようと毎年ふれあい広場を開催していて今年が10回目となります。
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在宅医療と在宅介護の連携へ協議会発足
介護の必要な高齢者が最期まで地域で暮らし続けられるように、医療や介護が一体となった生活支援システムの構築を検討する協議会の初会合が6日伊那市役所で開かれました。 伊那市在宅医療・介護連携推進協議会は、今回初めて設置され医師や介護支援専門員など18人が委員に委嘱されました。 伊那市の人口に占める65歳以上の割合は、今年8月の時点では29.6%ですが、団塊の世代が75歳以上となる平成37年には32%になると予測されています。 介護が必要な状態となっても住み慣れた地域で最期まで生活できるように「住まい」や「医療」「介護」「生活支援」が一体的に提供できるシステムの構築が課題となっています。 委員からは、「在宅医療、在宅介護に関する専用の窓口を早急に作るべきだ」「連携するには、医療機関や介護事業所の一覧が必要だ」などの意見が出されていました。 協議会では、来年度中に在宅医療と在宅介護の連携の方向性をまとめ、伊那市は平成30年度からの介護保険事業計画に反映させることにしています。
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伊那中央ロータリークラブがバッティングマシンを寄贈
伊那中央ロータリークラブは、女子ソフトボールの普及と技術向上に役立ててもらおうと、小中高校生のソフトボール大会「い~なチャレンジ大会」の実行委員会にバッティングマシンなどを10日に寄贈しました。 伊那市内で贈呈式が行われ、伊那中央ロータリークラブの伊澤和男会長が、大会事務局で長野県ソフトボール協会の池上拓哉さんに目録を手渡しました。 贈ったのは、バッティングマシンのほか、ボール8ダース、ネットなどです。 伊那中央ロータリークラブは、今年創立30周年を迎える事から、地域でのソフトボールの普及と子ども達の健全育成を目的にバッティングマシンを寄贈する事にしました。 この日は、市内中学校のソフトボール部のメンバーなども贈呈式に参加し、マシンを使ったバッティングを体験しました。 「い~なチャレンジ大会」は、年に2回春と秋に伊那市で開かれています。 秋の大会は9月17日と18日に開かれる事になっていて、県内を始め、愛知県や山梨県、岐阜県などから54チームが出場します。
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南箕輪村小中学校が「ありがとうプロジェクト」に協力
伊那市のリサイクルマートnew伊那店と南箕輪村の総合リサイクル業・丸中産業で作る「ありがとうプロジェクト」は、南箕輪村の小中学校と協力し途上国に文具や雑貨を送る取り組みをスタートさせます。 7日は南箕輪村の村民センターでプロジェクトのメンバーらが記者会見を開き取り組みの概要を説明しました。 プロジェクトは子供たちに物の大切さや途上国の事を知ってもらおうと行われます。 唐澤さんの会社が南箕輪村に本社がある事から、村の教育委員会に協力を呼びかけました。 プロジェクトでは、家庭で不要になった雑貨や文具、靴などを学校毎に集めます。 それらをタイに送り、現地でリユース品として卸売り販売します。 売上金は経費を除き、タイの学校の運営資金として役立てていくとしています。 プロジェクトでは、最初は年末をめどに不要になったものを集めたいとしています。 問合せ/丸中産業 78-1024 リサイクルマートnew伊那店 78-1103
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難病患者のコミュニケーション支援 研修会
難病患者のコミュニケーションを支援する研修会が19日伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。 研修会は、難病を抱えた人やその家族が地域で安心して暮らしていけるよう伊那保健福祉事務所が開いたものです。 講師はリハビリテーション工学が専門で日本福祉大学の渡辺崇史教授が務めました。 今回は市販されている機器の知識を深めてもらおうと、実際に相談を受ける病院や福祉事業所の関係者、およそ60人が参加しました。 渡辺教授は「相談を受けると、機器の機能を説明しがちになります。 それよりも患者に寄り添い、現在の病状と生活環境にあった物を選んでいく事が大切です」とアドバイスしていました。 県では、去年から在宅難病患者のコミュニケーションを支援する機器の貸し出しを行っていて、保健福祉事務所が問合せ窓口となっています。
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BISO たかずやの里にテントなど寄贈
ビルメンテナンスなどをてがける伊那市東春近の株式会社BISOは、児童養護施設たかずやの里にテントやテーブルなどを寄付しました。 10日は吉澤文男社長らがたかずやの里を訪れ菅雄峰施設長に目録を手渡しました。 今回贈られたのは、屋外のイベントなどで使うテントやパラソル、テーブル、イスなどそれぞれ2セットです。 中には、伊那養護学校で製作された木製のイスも含まれています。 30年以上たかずやの里の支援を行っている吉澤社長は、「今後も手伝える事をしていきたいです」と話していました。 たかずやの里の菅施設長は「子供たちも喜んでいる。さっそく12日に行う流しソーメンで利用したい」と話していました。 BISOは、八十二銀行の地方創生応援私募債を発行して従業員の教育のための資金を調達し、一部の手数料が優遇された20万円相当を今回の寄贈にあてました。
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大学生と地元中高生が意見交換
伊那市社会福祉協議会は、地域の政治やコミュニティーなど社会的なテーマで活動している大学生と地域の中高生とのワークショップを4日に開きました。 テーマは、「伊那まちを自分の宝ものに」。 大学生3人が、地域の人になりきって、田舎ぐらしや中心商店街の活性化、森林などをテーマにプレゼンテーションを行い、それぞれグループに分かれて意見交換しました。 伊那市社会福祉協議会が、ボランティアの底辺拡大や育成につなげようと初めて開きました。 地元の高遠高校や上伊那農業高校、中学生など8人が参加し、大学生とのディスカッションを通じて、この地域の良さを掘り下げました。 伊那市社会福祉協議会では、このワークショップを通じ、「自分から手をあげることのカッコよさを感じ取ってもらい、自分の一歩を踏み出してほしい。」と話していました。
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伊那谷親子リフレッシュツアー 福島の親子が自然を満喫
福島第一原発事故により野外で十分に遊べない親子に自然を満喫してもらおうと「伊那谷親子リフレッシュツアー」が伊那市長谷で22日から行われています。 23日は、伊那市長谷溝口で、親子がおやき作りを体験しました。 ツアーは今年で4回目で、今年は福島市、南相馬市、宇都宮市から8家族23人が参加しています。 これは上伊那の住民有志でつくる「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト」が2013年から行っています。 福島第一原発の事故による放射能の影響で外で十分に遊べなかったり仮設住宅で暮らすなど不自由な生活を送っている親子に伊那市の自然を満喫してもらおうと開いています。 長谷溝口の溝友館に寝泊まりしながら、地元住民との川遊びやバーベキューなどを行います。 ツアーは25日までの4泊5日となっています。
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山田倫太郎君著書 28日発売
重い心臓の障害がある箕輪中学校3年の山田倫太郎君の著書「命の尊さについてぼくが思うこと」が、角川書店から28日に発売されます。 箕輪町木下の倫太郎君の自宅には、発売を前に本が届いていました。 「命の尊さについてぼくが思うこと」は、倫太郎君が去年10月から半年くらいかけて書いた本で、190ページほどあります。 生まれた時から現在までの体験や、思いがつづられています。 倫太郎君は、うまれつき心臓の左心室と右心室が分かれていない単心室(たんしんしつ)という病気です。 心臓のポンプで血液を送り出すのが難しく、酸素吸入器が欠かせません。 血管のバイパス手術など生まれてからこれまでに5回の手術を受けています。 現在6歳になる弟の恵次郎くんが、兄の病気を治すため「医者になりたい」といったことから書いた本が1作目。今回の本は倫太郎君にとって2冊目です。 倫太郎君の「命の尊さについてぼくが思うこと」は、28日発売です。 地元の書店でも早いところでは発売日の28日から店頭に並ぶ予定で、価格は1400円(税別)です。
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福祉のしごと就職相談会
福祉や介護分野での人材不足を解消しようと長野県社会福祉協議会とハローク伊那は「福祉のしごと就職相談会」を22日、伊那市のいなっせで開きました。 相談会は慢性的に人材不足となっている、福祉や介護の仕事について理解を深め、就職のきっかけにしてもらおうと、県内12か所を巡回し開催されています。 上伊那地域の会場となったいなっせではグループホームや老人福祉施設など14社が参加しました。 会場には再就職を目指す人や大学生、高校生40人が訪れました。 訪れた人たちは、担当職員から説明を聞いたり、仕事の内容や、必要な資格について質問をしていました。 県社会福祉協議会では、相談会の他に希望に応じデイサービスセンター等で職場体験を随時実施しています。
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南箕輪村 不妊治療の助成額の上限を増額
南箕輪村は、安心して妊娠・出産ができる環境を整備し、少子化対策の充実を図ろうと、不妊治療費の助成額の上限を今年度申請分から増額します。 11日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が制度変更について説明しました。 村では、不妊治療の助成金を、治療費から県の助成金を除いた額の2分の1、上限を10万円としていましたが、制度変更により上限を20万円までとします。 また、年度あたり2回、通算5年度を限度としていた交付制限をなくしました。 他に、妊娠しても流産を繰り返してしまう不育症の治療を、今回から助成の対象とします。 助成額は、治療費から県の助成金を除いた額の二分の一、上限を10万円としています。 制度の変更により、不妊、不育症に対する助成ともに、近隣市町村の最高額と同額となっています。 唐木村長は、「県下一の子育ての村となるよう、環境を整備していきたい」と話していました。 村では、平成26年度からの2年間に、それぞれ平均20件の申請があったということです。 適用は、今年の4月1日分からとなっています。
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本通りげんき会 中華料理店でお年寄り交流
伊那市中央の本通り常会は、お年寄りの憩いの場にしてもらおうと、去年から常会内の飲食店で交流会を開いています。 伊那市中央の中華料理店牡丹園。 水曜日は定休日ですが常会のお年寄りが集まり、自家製の漬物や家庭菜園で収穫された野菜を囲み世間話をしています。 この集まりは、お年寄りがお茶を飲みながら、気軽に世間話をできる環境を作ろうと、民生児童委員が中心となり去年から行っています。 年2回のペースで開かれていて、お年寄りでも歩いてこれるよう常会内のほぼ中心にある牡丹園が場所を提供しています。 集まった人たちは、漬物の漬け方や体調管理の方法などについて、会話をはずませていました。 今回は、市役所の職員を講師に招き、地震や水害など災害時の対応について話を聞きました。 次回のげんき会は、秋口に開く予定です。
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豊丘村の住民が「まちの縁側」事業を視察
豊丘村で高齢者支援について学習しているシニアサポート研究会は、伊那市社会福祉協議会の取り組みの一つ「まちの縁側」の視察を、30日、伊那市内で行いました。 豊丘村のシニアサポート研究会は、元豊丘村議会議員などでつくり、高齢者支援について県内各地を視察し、学習しています。 この日は、会員9人が伊那市美篶青島の矢島信之さん宅を訪れ、まちの縁側の取り組みについて話を聞きました。 伊那市社協では、地域住民が集まる交流の場「まちの縁側」の事業を去年から始めています。 現在、市内で26か所が認定されていて、矢島さんの家もその1つです。 矢島さん宅は、離れを「音楽広場」として開放していて、クラシックのCDなどが並んでいます。 5月には、庭を開放してクラシックの演奏会を開き、70人が集まりました。 伊那市社協では「長野市の社協の事例を知りこの事業を始めたので、多くの市町村でも取り組んでもらいたい」
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お年寄り招き音楽会
伊那市の伊那東小学校の児童は1日、生協総合ケアセンターいなの利用者を学校に招き歌や演奏を披露しました。 1日は総合ケアセンターいなの利用者およそ50人が学校を訪れ児童の歌や演奏を楽しみました。 伊那東小の児童はお年寄りとの触れ合いを通して思いやりの心を育もうと季節の行事ごとに交流を深めています。 また普段から車イス講習を受けるなどお年寄りとの関わり方について学んでいるということです。 今回はこれまで練習してきた歌や演奏を披露しようと初めて利用者を学校に招きました。 学校を訪れたお年寄りは児童の演奏を楽しそうに鑑賞していました。 総合ケアセンターいなの関係者は「利用者の皆さんは子どもたちといると手足を動かしたり笑顔をみせてくれたりします。きめ細かい心遣いをしてくれるのでありがたいです。」と話していました。
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中央病院で看介護研修会
上伊那の医療・介護施設に勤める看護師・介護士を対象とした技術研修会が29日、伊那中央病院で開かれました。 この日は、22人が参加し食事介助とフットケアをテーマにした研修を受けました。 講師は、各分野の専門知識を持った中央病院のスタッフが務めました。 講習会はメディカルシミュレーションセンターで開かれ、鼻からのチューブの入れ方や、スプーンを使った食事介助の方法、足の爪の切り方を学びました。 伊那中央病院では、地域医療の向上を目的に、定期的に外部に向けた研修会を開いています。 担当者は、「それぞれの施設で困っている内容を一つでも多く解消してもらいたい。」と話していました。
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伊那中央病院7年連続黒字決算見込み
伊那中央行政組合は、伊那中央病院の平成27年度の決算が1億円の黒字見込みであることを、28日報告しました。 この日は、伊那市役所で伊那中央行政組合議会全員協議会が開かれ、伊那中央病院の平成27年度の決算見込が報告されました。 報告によりますと、収入は115億2千万円、支出は114億2千万円で、純利益は、およそ1億円となる見込みです。 黒字決算は、平成21年度から7年連続となる見込みです。 患者数は、入院が11万5,499人、外来が20万5,037人となっていて、入院・外来とも26年度より減少しています。 また、全員協議会では、3階東棟の回復期リハビリステーション病棟への病床転換についても報告されました。 在宅復帰を目指し行われる回復リハビリのための病床数が上伊那は少ないことから、28床を36床に増やす計画です。 開始時期は、7月1日からで、半年間データを集計し、その後高機能リハビリステーションにしていく計画です。
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伊那市寄付マルシェプロジェクト始まる
地元の商店や企業が寄付付きの商品を販売し、その売り上げの一部を寄付するファンドレイジングの手法を取り入れた募金活動「伊那市寄付マルシェプロジェクト」が始まります。 27日は、伊那市福祉まちづくりセンターで会議が開かれ、ファンドレイジングについて詳しい横浜市の社会福祉士須田洋平さんが今後の活動の展開について話をしました。 伊那市内で計画されている寄付マルシェは、まず市民が寄付付きの商品やサービスを購入し、事業者がその売り上げの一部を赤い羽根共同募金会へ寄付します。 赤い羽根募金は、地域福祉の課題解決のために使用されていて、市民、企業、地域が寄付マルシェを通して繋がる仕組みです。 須田さんは、「営利を求める企業と社協が繋がることは難しかったが、これからは商品を売れば売るほど地域貢献に繋がる」と話していました。 この取り組みを企画した伊那市寄付マルシェプロジェクト協議会は、市内の企業や店舗、商工団体などから15人で組織します。 同様の取り組みは、平成24年から山口県で始まっていて、県内では初めてです。 今後は、寄付額や商品の選定、プロジェクトの周知を図り、赤い羽根共同募金が始まる10月1日を目途に賛同企業で商品の販売を始める予定です。
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箕輪町と南箕輪村の消防団 ポンプ操法大会
箕輪町消防団と南箕輪村消防団のポンプ操法大会が26日に開かれ、各部門の優勝チームが決まりました。 箕輪町消防団の大会には町内6つの分団から18チームが出場しました。 大会は、消防団に配備されているポンプ車や小型ポンプを使い、準備から、消火活動、片づけまでの一連の作業を審査するものです。 団員らは大会にむけ早朝の練習を行ってきた成果を発揮していました。 大会の結果、ポンプ車操法の部は、中原・松島の第3分団が優勝しました。 小型ポンプ操法の部は、三日町・福与の第5分団が優勝しました。 ラッパ吹奏の部は、同じく、三日町・福与の第5分団が優勝しました。
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高齢者施設を障害者社会就労センターに移行へ
伊那市は伊那市社会福祉協議会が指定管理者となっているデイサービスセンターみその園と短期入所施設やすらぎの家の事業を廃止し障害者社会就労センターに移行するとの方針を24日、伊那市議会全員協議会で示しました。 デイサービスなど高齢者福祉事業を行っている伊那市御園のみその園は、障害者社会就労センター「ゆめわーく」へ移行するとしています。
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東春近小が熊本地震に義援金
伊那市の東春近小学校の児童会が、熊本地震の被災地で役立ててもらおうと、資源回収や寄付を呼び掛けて集めた義援金およそ9万円を、23日、伊那市に届けました。 23日は、児童会長の飯島 颯士(そうし)くんら5人が、市役所を訪れ、白鳥孝市長に、義援金を手渡しました。 東春近小学校の児童会では、年間を通して空き缶や古紙の資源回収を行っていますが、4~5月は被災地支援強化月間として、2万7400円分を集めました。 また、児童会本部が児童玄関に立ち、ペットボトルの手作り募金箱を手に寄付を呼びかけたところ、5万4999円が集まりました。 他に、4年生が育てた大根を授業参観で販売した7802円も合わせて、9万201円を白鳥市長に手渡しました。 伊那市では、顔の見える支援ができるよう、被災地の学校など送り先を検討したいとしています。
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上戸地区で救命講習
伊那市西箕輪上戸地区の自主防災会の救命講習会が、19日上戸(あがっと)集落センターで開かれました。 講習会では、上伊那広域消防本部応急手当普及員の中村 あかねさんら2人が指導にあたりました。 上戸地区では、3年前に自主防災会を立ち上げ、去年は4回の救命講習を開いた他、炊き出しやトイレ設置の訓練を行うなど熱心に取り組んでいます。 救命講習は、自主防災会の救出救護班が中心となり行っていて、今日は10人が参加しました。 講習では、様々なシチュエーションを想定した救命訓練を行いました。 水におぼれて心肺停止状態になった人の救助、友人と2人で山に入り突然友人が倒れてしまった場合など様々な状況が与えられ、参加者は、考えながらその状況に対処していました。 指導に当たった中村さんは、「何度も繰り返し訓練した成果があり、チームワーク良く対応できていた。実際に何か起きたときも、冷静に客観的に対応してください」と話していました。
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こども相談室設置から3か月で相談件数50件
箕輪町子育て支援ネットワーク協議会が22日に箕輪町保健センターで開かれ、今年4月に設置されたこども相談室にはこれまでに50件の相談件数があったことが報告されました。 箕輪町では、出産前から子どもが二十歳になるまでの相談窓口を一本化しようとこども相談室を設置しました。 保健師、家庭相談員、保育士、教育相談員5人の専門職員で対応しています。 内容はこどもの発達や家庭環境に関すること、また不登校や育児など50件の相談があったということです。 相談に対しては、内容に応じて、継続面接や電話フォロー、町の子ども教室に繋ぐなどの対応をとっているということです。 こども相談室では、「初回の相談で終了することが少ないので、これからも継続して相談者のフォローをしていきたい。」としています。
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後期高齢者医療制度説明会
75歳以上の高齢者が加入する後期高齢者医療制度の説明会が13日に伊那市役所で開かれました。 この日は、市の職員から制度の概要や保険料の納付方法、保険料の決め方などについて説明がありました。 後期高齢者医療制度はこれからの本格的な高齢化社会の到来により予想される医療費の増加に対応するため、平成20年から始まった制度です。 75歳以上の高齢者は自動的に加入し、一定の保険料を負担し医療を受ける事になります。 説明会には今後制度の対象となる高齢者を中心におよそ200人が参加しました。 伊那市では、制度に関する問い合わせが多いので今後も説明会を開き周知活動に取り組んでいきたいとしています。