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3回目のワクチン接種 年明けから
新型コロナワクチンの3回目接種について、伊那市では来年2月から、箕輪町では1月から65歳以上の高齢者などを対象に順次行われます。
伊那市の3回目の接種については17日に開かれた、市議会全員協議会で報告がありました。
市の説明によりますと今月中旬から医療従事者等の3回目の接種を開始し、来年2月中旬に65歳以上の高齢者から順に進めていくとしています。
2回目の接種完了後8か月を経過する18歳以上に順次通知を発送する予定です。
市町村に供給されるワクチンは、ファイザー社製ワクチンと武田モデルナ社製のワクチンが半々の割合になると見込まれています。
そのため接種日などによって使用するワクチンが1・2回目と異なる場合があり希望通りに選ぶことができないということです。
副反応は異なるワクチンを接種する交互接種と3回とも同じ種類の場合で差がなかったとされています。
なお、伊那市の12月15日現在の12歳以上の2回目の接種率は87.6%です。
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JA上伊那が南箕輪村社協に米を寄付
JA上伊那は新型コロナの影響を受けている子育て世帯を支援するためすこやかフードバンク用の米を13日、南箕輪村社会福祉協議会に寄付しました。
13日はJA上伊那の白鳥健一常務理事らが南箕輪村社会福祉協議会に、村のブランド米「風の村米だより」500キロを寄付しました。
村社協は保育園や小中学校の長期休み前に合わせて、新型コロナの影響を受けている世帯を支援する、すこやかフードバンクを9月に立ち上げました。
食料はJA上伊那のほかに、株式会社ニシザワや有限会社中央物産などから寄付されるということです。
白鳥常務理事は「フードバンクを立ち上げると聞き、地元農家が作った米を役立ててほしい」と話しました。
村社協の宮下努会長は「寄付していただくことで事業が充実したものになる」と話しました。
村社協は寄付された詰め合わせセットを希望者に渡すということです。
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西春近南小学校の児童がふくじゅ園にプレゼント
伊那市の西春近南小学校1年生が春富ふくじゅ園の利用者に9日クリスマスプレゼントを贈りました。
9日は西春近南小学校1年生の児童21人が、伊那市デイサービスセンター春富ふくじゅ園を訪れました。
児童はメッセージ付きの松ぼっくりを使ったクリスマスツリーを利用者26人に贈りました。
総合的な学習の時間に拾った松ぼっくりを利用したいと考え、クリスマスツリーを作ったということです。
西春近南小は、バザーの売り上げ金や手作り作品を寄付したり、発表会を行うなど春富ふくじゅ園と毎年交流を続けているということです。
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箕輪町日赤奉仕団 街頭募金活動
箕輪町日赤奉仕団は5日、NHK海外たすけあい募金の街頭募金活動を行いました。
この日は、箕輪町内のスーパーなどで募金活動を行いました。
NHK海外たすけあい募金は、日本赤十字社とNHKが毎年12月に行っています。
今年は、新型コロナの感染対策として、声を出さずに募金活動を行っていました。 集まったお金は、海外で紛争や自然災害、感染症などに苦しむ人たちのために使われるということです。
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目指せ1万枚 年賀状プロジェクト
上伊那地域の障害者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まりました。
こちらが来年の干支「寅」のイラストが入った年賀状で、全部で11種類あります。
7施設の42人が描いたイラストが色とりどりにデザインされています。
トラや妖怪のアマビエのイラストを描いた、伊那市の宮下司さんです。
今年の出来を聞いてみました。
年賀状の製作は上伊那の障害者就労センターで働く利用者の工賃アップを目指して、平成20年から始まりました。
今年は18施設が参加していて、印刷業務を普段から受けている輪っこはうす・コスモスの家で印刷しています。
インタ 輪っこはうす・コスモスの家 桃澤みどりさん
印刷代は50枚までは1枚50円、51枚からは40円です。
去年は6,600枚の注文があり、今年は1万枚を目指しています。
申し込み締め切りは12月22日(水)となっています。
〔問い合わせ〕輪っこはうす・コスモスの家 電話0265-76-3390
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箕輪中部小1年生 ボッチャを体験
箕輪町の箕輪中部小学校の1年生は、パラリンピックの競技「ボッチャ」を24日体験しました。
24日は1年1組の児童およそ40人が6つのグループに別れボッチャを体験しました。
子ども達を指導したのは、伊那市の加藤正さんです。
加藤さんは、これまでに夏と冬のパラリンピックに合わせて5回出場していて、現在は障害者スポーツの普及活動を行っています。
最初に加藤さんは、ボッチャのルールを説明し、目標の白い球に近づくよう、自分のボールを投げて下さいと話していました。
中部小では11月が人権と福祉の強化月間で、学年毎に手話や点字などについて学んでいます。
このうち1年生は、パラスポーツのボッチャを体験する事にしました。
24日は1年生の他の2クラスもボッチャを体験し、そのあと1年生全員で加藤さんの話をきいたという事です。
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たかずやの里 支援に感謝
伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里の子どもたちを長年にわたり支援している静岡県の袋井ライオンズクラブの元会長、金原秀博さんを囲む感謝の会が13日伊那市内で開かれました。
感謝の会はたかずやの里が開いたもので伊藤隆理事長から金原さんに感謝状が贈られました。
金原さんは静岡県の袋井ライオンズクラブの元会長で15年前から毎年元旦に子どもたちにお年玉を渡しています。
この活動は当時、伊那ライオンズクラブの会長で、たかずやの里の評議員を務める吉澤文男さんと親交があったことが縁で始まったものです。
感謝の会では、たかずやの里の子どもたちがお礼に手作りした置物を贈っていました。
金原さんは「伊那は遠いが今後も交流を続けていきたい。」と話していました。
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上伊那のロータリークラブが天竜川清掃
上伊那のロータリークラブは6日、合同で天竜川の清掃活動を行いました。
この日は、伊那ロータリークラブ、伊那中央ロータリークラブ、箕輪ロータリークラブ、辰野ロータリークラブ、伊那西高校のインターアクトクラブのメンバー110人が「クリーンアップ天竜川大作戦」として、天竜川のごみを拾いました。
上伊那のロータリークラブが合同で天竜川の清掃活動をするのは、今回初めてだということです。
参加者は、プラスチックごみや空き缶などを拾っていました。
拾ったごみは分別し、トラックに集めました。
今回は、ごみ袋50袋、およそ200キロのごみが集まりました。
ロータリークラブのメンバーは「一番身近にある天竜川をきれいにし、次の世代に残していきたい」と話していました。
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福祉に尽力 伊那市の2人知事表彰
長年社会福祉に尽力した人におくられる知事表彰 社会福祉表彰の障がい者福祉分野で伊那市の2人が受賞し、11日表彰状が伝達されました。
11日は伊那市の伊那合同庁舎で伝達式が行われました。
伊那市ますみヶ丘の加藤キヨさん81歳です。
加藤さんはますみヶ丘と横山の身体障害者福祉協会の支部長を、これまで23年間務めてきました。
伊那市野底の滝澤美智子さん76歳です。
滝澤さんも野底と福島の身体障害者福祉協会の支部長を25年間務めてきました。
令和3年度の知事表彰 社会福祉表彰は県内で42人が受賞し、そのうち障がい者福祉分野では5人が受賞しました。
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公園の水銀灯 ボランティアで清掃
伊那市電設業協会と上伊那電気工事協力会伊那地区は、市内3つの公園の水銀灯の清掃をボランティアで9日行いました。
9日は雨の中、メンバーおよそ30人が6班に分かれ、春日公園、伊那公園、高遠ほりでいパークの3つの公園の水銀灯の清掃を行いました。
高所作業車を使い、普段清掃することが難しい所を掃除しています。
他に電球や配線の確認もしました。
清掃は毎年1回行われていて、今回で21回目です。
9日は3つの公園のおよそ110基の水銀灯を清掃したということです。
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いーな電子@連絡帳 11月スタート
伊那市は、在宅介護支援対象者の情報を医師や介護スタッフがクラウド上でやりとりをする「いーな電子@連絡帳」事業を11月1日から始めます。
27日は伊那市役所で定例の記者会見が開かれ、白鳥孝市長が事業の概要について説明しました。
いーな電子@連絡帳は、医師や介護スタッフなど様々な職種の関係者が在宅医療や介護を受けている人の情報をクラウド上で共有するシステムです。
共有する情報は、診療結果や、血圧や脈拍などの健康状態、患部の写真などです。
情報にアクセスできるのは、担当する医師や介護スタッフのみとなっていて、情報はクラウド上に保管され、端末には保存できない仕組みとなっています。
これまでは、電話やFAXなどで情報共有していたため、連絡がスムーズに行えなかったという事です。
電子連絡帳により、タイムリーで密な連携に期待ができるという事です。
会見には伊那市医師会の武内聖会長と介護センター花岡のケアマネージャー長尾理恵さんも同席しました。
武内会長は「患者が自宅でどのようにすごしているか、介護スタッフがどのような関り方をしているかなどの情報を得て、診療に役立てていきたい」と話していました。
長尾さんは「タイムリーな情報により、利用者やその家族とのかかわりを深め、よりよい介護サービスを提供できる」と話していました。
伊那市によりますと、スタート時には8の医療機関と2つの薬局、10の介護事業所が参加する予定で、利用者は30人程だという事です。
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サークルひまわりのたねが社協に寄贈
今年7月に解散したバリアフリーのまちづくりについて考えるサークルひまわりのたねは、残った活動費を活用し、牽引式車いす補助装置を伊那市社会福祉協議会に9月21日寄贈しました。
21日は、元会員の宮坂和恵さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協会の森田英和事務局長に牽引式車いす補助装置を手渡しました。
今回贈ったのは車いすに装着することで、人力車のように車いすを牽引することができる道具です。
サークルひまわりのたねは、車いす利用者の視点でバリアフリーのまちづくりについて考えようと1989年に発足しました。
これまでに市内の施設のバリアフリー環境を示した福祉マップの製作などを行いました。
近年会員が減少し活動の継続が難しいとして解散することとし、残りの活動費で伊那市社会福祉協議会にこの補助装置を寄贈することにしました。
森田事務局長は「ハイキングなど、日常でも使える道具。有意義に使わせていただきたい」と話していました。
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看護師への第一歩 准看護学院で戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で13日、半年間の学習の節目としてナースキャップが与えられる戴帽式が行われました。
この日は、今年4月に入学した1年生18人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な知識を身につけた学生たちを准看護学生として認める儀式で毎年この時期に行われています。
式では、学生たちがナースキャップをかぶせてもらったあと、ナイチンゲール像から火をもらい、ろうそくを灯していました。
そのあと看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生代表の、伊那市の小林佐友里さんは、「人に寄り添い思いやりの心を忘れずに、学びと努力を重ねていきたいです」と抱負を述べました。
学生たちはこれから本格的に看護の勉強をして、来年2月からは上伊那の病院や福祉施設などで実習を行うということです。
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パンセの会が障害者が自立生活を目指す映画上映会
障害者の支援を行っている、伊那市のNPO法人パンセの会は障害者が自立生活を目指す映画「インディペンデントリビング」の上映会を3日、いなっせで開きました。
3日の上映会にはおよそ20人が訪れました。
上映された映画は、大阪にある障害当事者が運営する自立センターを舞台に、様々な障害のある人が支援を受けながら自立していく様子をとらえたドキュメンタリー映画です。
製作したのは去年、東京から辰野町に事務所を移転してきた映画製作会社のぶんぶんフィルムズです。
上映会後に座談会が開かれ、パンセの会の原裕子理事長やぶんぶんフィルムズ代表の鎌仲ひとみさん、監督の田中悠輝さんが参加しました。
原理事長は「自分の子どもに障害があり、映画を通して自立していくことの大変さを改めて感じた」と話しました。
鎌仲さんは「映画にすることで障害者の声を代弁するのではなく、本人たちの声を直接届けることができた」と話しました。
田中監督は「映画を製作していて、障害者たちが経済的な面でも苦労していることを知った」と話しました。
パンセの会では、今回の売り上げの一部を活動費に充てるということです。
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箕輪町 新型コロナ対策に3,600万円追加の補正予算案可決
箕輪町議会臨時会が1日、町役場で開かれ、新型コロナ対策費として3,600万円を追加する補正予算案が可決しました。
主な対策は、新型コロナ長期化の影響で経済的負担が大きい住民税非課税世帯や障害のある人への商品券を交付するもので、3,450万円です。
対象者1人につき1万円分を交付します。
対象となるのは、1日現在およそ3,300人で、対象者には今月中旬に案内書と申請書を送付するということです。
また、町内の飲食店や宿泊業、それらの店舗と取引のある中小企業に対して、事業継続を目的とした支援金を給付します。
「危機突破事業継続支援金」は、8月または9月の売上が前の年・その前の年よりも30%以上減少していて、「新型コロナ対策推進宣言の店」を掲げている事業者などが対象です。
給付金額は、業種・業態により20万円から50万円までとなっています。
申請は1回のみで、申請期間は10月11日(月)から11月30日(火)までとなっています。
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伊那市 モデルナ社製ワクチン活用へ
伊那市は、新型コロナウイルスのワクチン接種で10月中旬からこれまでのファイザー社製に加えモデルナ社製を使用します。
これにあわせ、一時停止していた予約受付を4日から再開します。
伊那市の新型コロナワクチンの1回目の接種率は、50代以上の年代では80%を越えていますが、それ以下の世代では年代が下がるごとに接種率は減少し20代では45%程となっています。
長野県によりますとファイザー社製のワクチンについて今後は国と各県とで個別相談を行い、モデルナ社製は必要に応じ対応できるとの連絡があったという事です。
市では、これらの状況を踏まえファイザー社製に比べ確保が見込めるモデルナ社製のワクチンを集団接種で使用する事を決めました。
市では、集団接種の会場をこれまでのロジテックアリーナに加え、伊那市保健センターを追加します。
会場や日時を分け、モデルナとファイザーの接種を行う計画で、一時停止していた予約受付を4日から再開します。
県では、ファイザー社製のワクチンについて市町村の余剰ワクチンの状況を調べ、余っているワクチンがある場合は、要望のある自治体へ再配分も行っていくとしています。
箕輪町ではワクチンの確保が見通せていて、南箕輪村ではファイザー社製の確保に向け県と相談を進めています。
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「ユニバーサルツーリズム」推進計画 理解を深める
伊那市の一般社団法人長野伊那谷観光局は、高齢者や障がい者などを含むすべての人たちが旅行を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」を推進する計画です。
30日は障がい者や高齢者をどのように案内すればよいかについて理解を深めました。
伊那市高遠町のほりでいドーム前に上伊那8市町村の観光担当の職員などおよそ20人が集まり、車いす利用者をどのように案内すればよいか検討しました。
箕輪町の株式会社JINRIKIのけん引式車いす補助装置を活用して坂道や段差があっても車いすで移動できることを確認していました。
ユニバーサルツーリズムとは、すべての人が楽しめるようつくられる旅行で、高齢者や障がいのある人も含め誰もが気兼ねなく参加できることを目指しています。
一般社団法人長野伊那谷観光局は、県の「地域発 元気づくり支援金」を活用してユニバーサルツーリズム推進事業を行っています。
長野伊那谷観光局では地域の観光地のバリアフリー状況を確認するなどしてユニバーサルツーリズムを推進していきたいとしています。
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認知症支援に理解を 高遠ダム「オレンジ色に」
伊那市高遠町の高遠ダムは、世界アルツハイマー月間に合わせ、認知症支援のテーマカラーの「オレンジ色」にライトアップされています。
国際アルツハイマー病協会と世界保健機関は、9月を世界アルツハイマー月間と定めています。
伊那市では、啓発活動の一環として、認知症について正しく知る機会にしてもらおうと企画しました。
高遠ダムは、21日から認知症支援のテーマカラーであるオレンジ色にライトアップされています。
ライトアップは30日までで、時間は午後6時半から午後10時の予定です。
10月10日には、伊那図書館で介護や認知症に関する相談会も開かれる予定です。
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伊那中央病院4年連続で赤字
伊那中央行政組合議会9月定例会が22日に伊那市役所で開かれ、令和2年度の伊那中央病院の決算は、4年連続で赤字になったことが報告されました。
伊那中央病院の令和2年度の収入は、128億4,000万円、支出は135億6,000万円で、純損益が7億1,500万円の赤字となりました。
決算が赤字となるのは、平成29年度から4年連続です。
主な要因として、新型コロナの対応病床確保や受診控えによる入院収益・外来収益の減少です。
さらに、6階西病棟などの改修による修繕費の増加があげられるということです。
伊那中央行政組合では、「資金残高に減少はあるものの不足はなく、今後は経営機能をさらに強化していきたい」としています。
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9月21日は世界アルツハイマーデー
9月21日の世界アルツハイマーデーにあわせ、伊那市の伊那図書館では、アルツハイマー病についての理解を広めようと、特設コーナーが設置されています。
図書館の2階にはアルツハイマー病や認知症に関する書籍などが置かれています。
アルツハイマー病は、主に記憶障害や判断力低下などの症状がみられる脳の病気で、認知症の中で最も高い割合を占めています。
早期発見が特に重要とされていることから、9月を「世界アルツハイマー月間」、21日を「世界アルツハイマーデー」として、啓発活動が行われています。
伊那図書館の特設コーナーは10月10日(日)までで、10日には介護・認知症の相談会が開かれる予定です。
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県看護協会伊那支部 市民講座ケーブルで収録
長野県看護協会伊那支部は、新型コロナウイルスの影響で市民向けの公開講座が開けないことから、ケーブルテレビを通じた放送講座の収録を、このほど行いました。
この日は、駒ヶ根市の長野県立こころの医療センター駒ヶ根で収録が行われ、臨床心理士の谷 美加さんが講演しました。
谷さんは次のように話しました。
「発達障害は低年齢で発現するというところがあります。
大人になってから生じるものではないということです。
基本的な考え方で非常に重要なのは、こういった様子のある子どもを理解がなく見てしまうと『親のしつけが問題だったんじゃないか』とか『その子自身の性格の問題で怠けていただけなんじゃないか』というふうに誤解されがちなんですが、これは脳の機能的な問題があって、そこの部分に苦手さがあるということなので、親のしつけや本人の性格の問題ではないということを強調しておきたいと思います。
自閉スペクトラム症の方であれば非常に不安が高いということ、ADHD傾向がある方というのは常に心がざわついているところがあるんじゃないかといわれています。
不安感や心のざわつきが少し強いんだなということに心をはせていただくということが非常に重要になります。
私たちに大事なこととしては、『空気が読めない人だね』とか『マイペースな人だね』とか『最初は頑張るんだけど後が続かない人だよね』みたいなふうに否定的な評価をして、そういった人たちを排除するのではなくて、できるだけ認め合いながら特性のある方たちの生きやすい生活環境をどういうふうに作っていくかということで、理解と支援方法の両方を知っているということが非常に大事になります。」
この長野県看護協会伊那支部の市民公開講座は、上伊那のケーブルテレビ局で放送します。
伊那ケーブルテレビでは、11月6日から放送を予定しています。
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箕輪町 認知症高齢者の対策強化
箕輪町は行方不明になる可能性がある認知症高齢者などの早期発見に繋げる見守りシール交付事業と認知症高齢者が損害賠償責任を負う場合に備えた保険事業を10月から始めます。
高齢者等見守りシール交付事業は、QRコード付き高齢者等見守りシールを交付し、行方不明になったときに早期発見に繋げるものです。
服などに貼ったQRコードを発見者が読み取ると家族などへ発見通知メールが届く仕組みです。
服などにアイロンで貼り付けられるものと杖など持ち物に貼り暗闇で光るものの2種類があります。
サイズは縦2.7センチ、横5センチです。
発見を知らせるメール受信は24時間365日対応しています。
認知症高齢者等個人賠償責任保険事業は、認知症の人が人にケガを負わせるなど法律上の損害賠償責任を負う場合に備え、認知症の人を被保険者とする個人賠償責任保険に町が保険契約者として加入するものです。
1つの事故につき最大5億円の補償を受けることができます。
認知症高齢者等見守りシール交付事業と認知症高齢者等個人賠償責任保険事業は10月1日から始まります。
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第15回ふれあい広場 オンライン開催
伊那市社会福祉協議会は、5日、福祉の祭り、「第15回ふれあい広場」を、2年ぶりにオンラインで行いました。
5日は伊那市福祉まちづくりセンターから、テレビ会議システムを使って福祉施設やボランティアサークルなど、9団体の発表が配信されました。
このうち、伊那手話サークルは、オリンピックやパラリンピックに関係する手話を紹介していました。
ふれあい広場は伊那市社会福祉協議会が行っているもので、新型コロナの影響で去年は中止となり、今年は2年ぶりにオンラインで行われました。
最後は、事前に市民から募集したメッセージをつけた風船が空に放たれました。
ふれあい広場の各団体のステージ発表の模様は、ご覧のチャンネルで今月18日から放送します。
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コ・デンタル講習会オンラインで開催
上伊那地方の歯科医師や歯科衛生士などの勉強会「コ・デンタル講習会」が8月25日に開かれました。
新型コロナ感染防止対策のためオンラインで開催され、216人が参加しました。
上伊那歯科医師会の村上順彦会長が、伊那市の上伊那歯科医師会館から話をしました
村上会長は、「コロナ禍で厳しい状況だが、この危機を乗り越えると同時に、乗り越えた先の準備もしなければいけない」と話していました。
上伊那歯科医師会では、コロナ禍の中、会員研修により院内感染対策を講じているということです。
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ぐるっとタクシー市内全域に網羅
伊那市が取り組む人工知能AI乗り合いタクシー「ぐるっとタクシー」は、美篶や手良など新しいエリアでのプレ運行が1日から始まりました。
これにより市街地を除いた市内全域を網羅することになります。
初日の1日、新たに対象となった人が、ぐるっとタクシーを通院などに利用していました。
新たに対象となるのは、福島・野底・若宮・美原・前原・仙美・美原北町・美篶・手良地区と河南・高遠南区を除く高遠町の全ての地区です。
プレ運行中、対象地区は無料で利用できます。
AI乗合タクシーは、対象エリアに住む65歳以上や免許返納者、障害者が利用することができます。
運行時間は平日の午前9時から午後3時までで、電話やインターネット・ケーブルテレビで予約が出来ます。
ぐるっとタクシーは去年4月から天竜川西側地域で本格運行し今年4月には天竜川東側地域へ運行エリアを拡大しました。
1日からプレ運行を始めたエリアでも10月1日から本格運行する計画で、市街地を除いた市内全域を網羅することになります。
新しいエリアの1日現在の登録者は254人となっています。
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伊那養護学校でパラリンピックの火 採火
24日に開幕する東京パラリンピックに向けて、県内10圏域で今日採火が行われました。
伊那市では、伊那養護学校で、採火と聖火フェスティバルが行われました。
会場は伊那養護学校の敷地内にあるどんぐりの森です。
養護学校の子どもたちの夢が書かれた短冊とどんぐりの木を使った焚き木が積み上げられています。
伊那市の丸山公園の平和の火を、白鳥孝市長らが焚き木に点火しました。
焚き木が燃え上がると、伊那市在住の長野パラリンピック銀メダリスト・加藤正さんがランタンに点火しました。
伊那養護学校の生徒など参加者10人ほどが円を作り、順にランタンをリレーしました。
一般公開はされませんでしたが、見学に訪れていた養護学校の生徒たちも、急遽、一緒にランタンをリレーしました。
最後に、伊那養護学校高等部3年で生徒会長の金沢 貫汰さんが、展示台にランタンを置きました。
上伊那での採火イベントは、伊那市の他、辰野町と箕輪町でも今日行われました。
3市町村の火は一つに集められ、あすから15日まで、箕輪町のイオン箕輪店で公開されます。
16日に10圏域から長野市に火が集められ、一つの長野県の火とし、東京へと出立する予定です。 -
フクロヤ家具総合センター ベンチと時計を寄贈
箕輪町木下にあるフクロヤ家具総合センターは創業65周年を記念してベンチと時計を箕輪町に7月27日寄贈しました。
27日はフクロヤ家具総合センターの唐澤修一社長ら2人が町役場を訪れ、白鳥政徳町長に目録を手渡しました。
寄贈されたのは木製分割ベンチと木製振り子時計です。
ベンチには木曽産のマカバが使われています。
旧東部診療所を改修してできる共有オフィスに設置を希望しています。
県外の人も訪れることから、地元の木のぬくもりを感じてほしいということです。
時計はベンチを作るときに出た端材を使っています。
残ったものを再利用するため、SDGsにも繋がると話していました。
また、フードバンクのためにミックスナッツも寄贈しました。
フクロヤ家具総合センターは地域貢献として、5年に1回寄贈を続けています。
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県内で新たに41人新型コロナ感染確認
長野県内で8日、新たに41人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、上田保健所管内で7人、佐久保健所管内で5人、諏訪保健所管内で4人、大町保健所管内で3人、飯田・松本・長野保健所管内でそれぞれ2人、北信保健所管内で1人、長野市で6人、松本市で9人の合わせて41人です。
上伊那の感染確認はありませんでした。
8日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは5,688人で、入院は165人、死亡は94人です。
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伊那市カレー大作戦
伊那市社会福祉協議会は、市内13か所で子供たちにカレーを振る舞う「伊那市カレー大作戦」を4日初めて開催しました。
伊那市手良のてらとぴあでは、午前10時頃からカレー作りが行われました。
手良地区では飲食店「まるみ」で、およそ100食が用意されました。
店主の北原勝幸さんです。
一人で準備するのは難しい事から、地域に協力を呼びかけ、主婦や小学生およそ10人が手伝いました。
参加した人たちは、野菜をきったり、米を研いだりしていました。
下準備を終えると、北原さんの店に移動し、カレーを作りました。
伊那市社会福祉協議会では多くの人にカレーを食べてもらい喜んでもらおうと、このイベントを初めて企画しました。
市内13か所で、780食が提供され、子どもは無料、大人は300円となっています。
13か所で使用する米132キロを含め、多くの野菜は市民から寄付されたものだと言う事です。
午後2時、カレーを作り始めて4時間。
鍋にカレーのルーが入れられました。
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「カレー大作戦」 女性会が食材寄付
7月20日は伊那市の伊那商工会議所女性会が、「カレー大作戦」で使用するレトルト食品や缶詰など合わせて367点を伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
20日は女性会の池上道子会長が伊那市社会福祉協議会の森田英和局長に目録を手渡しました。
食品の募集は6月16日から行い、レトルト食品や缶詰など合わせて367点が集まりました。
集まった食品は、カレー大作戦の他、夏休みに市内およそ25ヶ所で開かれる子ども食堂で使用される予定です。