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伊那市が子育て支援センターに木製テーブルを設置
伊那市は長野県森林づくり県民税活用事業の補助金を利用し、伊那市産材の木製テーブル5台を購入しました。
25日に西箕輪子育て支援センターに木製テーブル1台が設置されました。
木製テーブルは伊那市が購入したもので、市内5か所の子育て支援センター全てにそれぞれ1台設置されます。
この木製テーブルは伊那市西春近の唐木木工所の唐木眞澄さんが作ったもので、幅が90センチ、高さが25センチです。
角を丸く加工して、子供が遊ぶのに使いやすい大きさにしたということです。
テーブルは伊那市産材が使われていて、天板がアカマツで、脚の部分はブナの木でできています。
今後は積み木などのおもちゃで遊ぶときに使用するということです。
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伊那市 国保税「据え置き」諮問
伊那市国民健康保険運営協議会が22日開かれ、令和3年度の伊那市国民保険税の税率を現行どおり据え置きとする案をまとめました。
協議会では冒頭、白鳥孝市長が協議会の宮原英幸会長に令和3年度の国保税の税率について「現行通り据え置き」とする案を諮問しました。
令和3年度の伊那市の被保険者が納める国保税の総額は約12億円と新型コロナの影響により今年度と比べ9千万円あまり減少すると見込まれます。
一方歳出では、高齢化や医療費の高額化により県に納付する負担金は16億円と今年度より5千万円増加するとみられます。
伊那市では国保に加入している高齢者や低所得者、自営業者の新型コロナへの影響を配慮し、来年度は一般会計や基金から今年度より2億4千万円多い、7億4千万円あまりを繰り入れ、税率を維持していくとしています。
委員からは来年度以降に備え、基金を積み増しするよう求める意見が出されました。
昨夜の協議会では諮問通り国保税の税率を現行通り据え置くとする案をまとめ、28日に答申する予定です。
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南箕輪村消防団出初式
南箕輪村消防団の出初式が17日、村民センターで行われ、団員らが地域防災への決意を新たにしていました。
式には、各分団の正副分団長や赤十字奉仕団の団員などおよそ60人が参加しました。
新型コロナウイルスの影響で今年は規模を縮小し、式典のみ行われました。
唐木一直村長は、「災害時に村民の人命や財産を守る中核的な存在となっている。引き続き体制を強化しながら活動に励んでもらいたい」と式辞を述べました。
海沼敬雄団長は「消火活動だけでなく、人命の救助活動などにもより一層力を入れてほしい」と訓示しました。
またこの日は、活動に尽力した団員らの表彰も行われ、村消防団を代表して出浦雄太副本部長と、赤十字奉仕団を代表して原敏子分団長に表彰状が手渡されました。
去年、南箕輪村では建物火災や林野火災など4件の火災が発生しています。
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中小企業対象 こころの健康研修会
中小企業を対象にした、従業員のこころの健康について学ぶ研修会が伊那市役所で15日に開かれました。
研修会では、医師や労働基準監督署の担当者から周囲の人が行えるサポートや国の支援体制について話を聞きました。
このうち、長野県立こころの医療センター駒ヶ根の鵜澤正寛医師は「こころの不調への気づき」について話をしました。
鵜澤さんは「心が不調な人は、イライラする口数が減るなどなど様々なサインを出している。特に睡眠不足や眠りが浅いなどの場合はうつになりやすいので注意が必要だ」と話していました。
伊那市では2019年に自殺対策計画を策定していて研修会はその一環で開かれたものです。
きょうは、市内中小企業14社からおよそ20人が参加しました。
伊那市によりますと、去年令和2年の自殺者数は、新型コロナウイルスの影響もあり、全国的に増加傾向にあるという事です。
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弥生から「ありがとうプロジェクト」
リサイクル業者や産業廃棄物処理業者などが中古品を集めて海外の子どもたちの支援に役立てる「ありがとうプロジェクト」。
25日は、伊那弥生ケ丘高校の生徒たちが不要品を贈りました。
伊那弥生ケ丘高校の玄関口には、全校生徒からおもちゃや洋服など600キロほどが集まりました。
2年生の探究の学習で、ありがとうプロジェクトを選択した生徒たちが呼びかけたものです。
プロジェクトは、伊那市のリサイクル業リサイクルマートnew伊那店と、南箕輪村の産業廃棄物処理業・有限会社丸中産業、東京都の輸出業・株式会社鈴可が行っています。
使える文房具などは、カンボジアの学校に送られ、中古品はタイの店舗で商品として販売し売り上げの一部を教育支援に役立てます。
高校生たちは、何度も往復して、集まった不要品を運んでいました。
今年は新型コロナの影響で、海外への支援が困難な状況で、国内の災害被災地支援などに活用しているということです。
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小さな親切運動上伊那支部 車椅子23台寄贈
「小さな親切運動」上伊那支部は、設立25周年を記念し、上伊那8市町村の社会福祉協議会に車いすあわせて23台を23日寄贈しました。
このうち伊那市社会福祉協議会には、小さな親切運動上伊那支部の馬渕務支部長が訪れ、森田英和事務局長に車いす5台を渡しました。
「小さな親切運動」は、「できる親切はみんなでしよう、それが社会の習慣となるように」を目標に、昭和38年から活動している全国規模の組織です。
上伊那支部は平成7年に設立されました。
今年は25周年記念事業として上伊那の8市町村の全ての社協にあわせて23台を贈りました。
伊那市社協に寄贈された車椅子は、運営する高齢者や障害者施設で利用するとしています。
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箕輪手話サークル結成40周年記念大会
箕輪町の箕輪手話サークルの結成40周年記念大会が、21日町社会福祉総合センターで開かれました。
記念大会は新型コロナ感染拡大防止のため、来賓は招かず会員のみで開きました。
箕輪手話サークルは昭和55年結成で、町内を中心に小学生から80代までのおよそ30人が所属しています。
健聴者とろうあ者の情報交換の場として週に1回定例会を開いているほか、一般向けの手話講座を開催しています。
大会では、手話の指導に当たっている上伊那聴覚障害者協会の江口あや子さんと降籏八洋丕さんに感謝状が贈られました。
大会では、結成当時から所属している小林悦郎さんがこれまでの活動をふりかえり「過去には宿泊や旅行の機会があり、聴覚障がい者の気持ちや立場について話すきっかけになった」と話していました。
尾曽共春会長は、「ろうあ者の福祉はまだこれからです。これからも一緒に活動をしていきましょう」と話していました。
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食料品寄付で生活困窮者を支援
伊那ライオンズクラブはフードドライブで集めた食料品などを22日伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
伊那ライオンズクラブの北原房雄会長らが22日伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ食料品を渡しました。
新型コロナウイルスの影響により職を失った人たちなどを支援するもので切り餅150袋、レトルトカレー250食のほか90キロ分の食料を贈りました。
また匿名で伊那ライオンズクラブに届けられた現金13万円も合わせて寄付されました。
伊那市社会福祉協議会では生活困窮者支援の相談窓口を開いていて寄付された食料は相談に訪れた人などに渡されるということです。
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コロナ禍 市社協に善意届く
コロナ禍で社会活動が制限されるなか伊那市社会福祉協議会には善意が届けられています。
伊那ライオンズクラブは伊那市の障害者支援センター利用者と職員に17日一足早いクリスマスプレゼントを贈りました。
17日は伊那ライオンズクラブ会長の北原房雄さんら3人が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ利用者にクリスマスプレゼントを手渡しました。
伊那ライオンズクラブは毎年伊那市社会福祉協議会が運営する3つの障害者支援センターと合同クリスマス会を開いています。
今年は新型コロナウイルス感染防止のため中止し代わりにプレゼントを贈ることにしました。
プレゼントは菓子やメッセージカードなどで障害者多機能型事業所ゆめわーくと輪っこはうすコスモスの家、さくらの家の利用者153人分です。
また伊那ライオンズクラブの高橋晴彦さんが個人的に職員50人にプレゼントを贈りました。
利用者はお礼の品を伊那ライオンズクラブのメンバーに渡し、感謝の気持ちを伝えていました。
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不妊治療 クリニック開業
婦人科診療と不妊治療を行う「このはなクリニック」が15日に伊那市上新田に開業します。
このはなクリニックでは「女性に寄り添った医療に努めたい」としています。
このはなクリニックは伊那市上新田に開業します。
医院長は不妊治療に長年取り組んでいる医師の山田香織さんです。
このはなクリニックでは、婦人科検診や子宮がん検診、不妊治療などの診察を行います。
不妊治療では、人工授精や体外受精なども相談に応じて行います。
山田さんによりますと晩婚化が進んでいることなどから不妊治療の相談も年々増えているということです。
このはなクリニックでは、不妊カウンセラーの資格を持つ看護師が2人在勤し相談に応じます。
建物は木造平屋建てで、カフェのような作りにし不妊治療で悩みを抱える女性に寄り添いたいとしています。
山田さんは、「一人で悩まず小さなことからでも相談してほしい」と話していました。
このはなクリニックは15日の午後2時から診療を始める予定です。
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伊那市児童虐待 「通告」63件
今年度、伊那市子ども相談室に寄せられた虐待に関する通告件数は4月からの半年で63件と昨年度と比べほぼ倍のペースとなっています。
虐待に関する相談のうち、48時間以内に子どもの様子の確認が必要となる最も緊急性が高いものが通告です。
今年度は4月から9月末までに通告と判断された件数は63件で、虐待にあった子どもの数は102人でした。
これは昨年度1年間の通告数とほぼ同数となっていて、倍のペースで増えています。
また、虐待が疑われる件数は529件でした。
これはコロナにより家庭で子供と接する時間が長くなった事が増えた要因と考えられるという事です。
子どもの虐待に関して、伊那市の白鳥孝市長は、きょうの市議会定例会で児童相談所を地元に設置するよう上伊那8市町村長で県に要望していく考えを示しました。
市町村では、虐待の確認や相談はできますが、児童相談所で行う事が可能な被害にあった子どもの保護はできません。
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村図書館が図書宅配サービス
新型コロナウイルスへの感染防止のため外出を控える高齢者などを対象に南箕輪村の南箕輪村図書館は図書の宅配サービスを試験的に始めます。
図書の宅配サービスを受けることができるのは村内に住む70歳以上の高齢者や身体障害者手帳を持っている人などです。
事前に登録が必要で電話やFAXで頼めば1回に5冊まで借りることができ図書館の職員が車で自宅まで無料で届けてくれます。
貸出期間は2週間で月2回まで利用できます。
村図書館では新型コロナで外出を控えているお年寄りなどに充実した時間を過ごしてもらうためのサービスとして本格運用につなげていきたいとしています。
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桜植栽の資金として寄付
伊那市高遠町出身で神奈川県に住む濱田眞由美さんが7日伊那市役所を訪れ桜を植栽する資金として100万円を寄付しました。
5日は濱田さんが夫とともに市役所を訪れ白鳥孝市長に100万円を手渡しました。
濱田さんは高遠町藤沢御堂垣外の出身で今は神奈川県に住んでいます。
出身地近くの杖突峠周辺に桜を植えてもらおうと寄付しました。
市では「峠周辺の桜並木整備に活用したい」と感謝していました。
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年賀状プロジェクト めざせ1万枚!
上伊那の障害者就労施設の利用者が描いたイラストが入った来年の年賀状の受付が始まっています。
こちらが来年の干支「丑」のイラストが入った年賀状で全部で11種類あります。
7施設の57人が描いたイラストが色とりどりにデザインされています。
年賀状の制作は、上伊那の障害者社会就労センターで働く利用者の工賃アップを目指して、平成20年から始まりました。
上伊那の11施設が参加していて、印刷業務を普段から受けている輪っこはうす・コスモスの家で印刷しています。
1日も広告を見たという女性が注文に訪れていました。
代金は、はがき代を除き50枚までは1枚50円、51枚からは40円です。
去年は6,400枚の注文があり、今年は1万枚を目指しています。
1日現在、2,500枚の発注があり、申し込み締め切りは21日となっています。
〔お問い合わせ〕輪っこはうす・コスモスの家 電話0265-76-3390
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災害ボラ養成講座
災害ボランティアとして必要な知識を学ぶ養成講座が、2年前に台風の被害にあった伊那市荒井内の萱のいちご園で28日、開かれました。
講座は、新型コロナの影響で地域外からの支援がこれまでより難しいことから、地域の中で支えあう体制づくりを進めようと伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
講座は、全3回を予定していて、今日は2年前に台風の被害にあった伊那市荒井のいちご園室岡で、災害当時の様子について話を聞きました。
話をしたのは、いちご農家の室岡良昭さんと妻の里奈さんです。
室岡さんのハウスは、2018年10月の台風24号で近くの沢から土砂が流れ込み8棟のうち2棟が全壊、3棟が半壊しました。
その当時、伊那市社会福祉協議会がボランティアを募り、集まった人たちが土砂の片づけを行いました。
室岡さん夫婦が2年前を振り返りました。
講座では他に、土のうづくりや、パワーショベルを実際に操作する体験も行われました。
講座には、高校生も参加しています。
伊那市社会福祉協議会では、「体験を通し災害ボランティアをより身近に感じてほしい」と話していました。
次回は身近にあるもので防災グッズを作る講座を12月に予定しています。
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「Net119」利用者登録会
聴覚障がい者などがスマートフォンで119番通報できる「Net119」の利用者登録会が22日伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。
Net119は、スマートフォンやタブレット端末から119番通報ができるもので、聴覚障がい者など、通話での119番通報が困難な人向けのサービスです。
画面に必要な情報が表示され、通報できます。
全国の消防署で今年度中に導入されることになっていて、上伊那広域消防本部では12月1日午前9時から運用が始まります。
22日は運用を前に、利用者登録会が開かれ、参加者が使い方を確認していました。
23日は駒ヶ根市の伊南北消防署で午前10時から午後4時50分まで利用者登録会が開かれます。
23日以降も上伊那広域消防本部で登録や使い方について随時説明を受けられるということです。
登録は無料となっています。
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認知症 病状や支援方法学ぶ
認知症の病状や支援方法を学ぶ学習会が市内の大型店で18日開かれました。
学習会は認知症への理解や知識を深めてもらおうと、伊那市が毎年開いています。
初回のきょうは伊那神経科病院の高橋丈夫院長が講師を務めました。
高橋さんは認知機能の低下の例として「●些細な事が気になったり●物事を言い換える事ができないなどがあります」と説明しました。
支援については「家事や家庭菜園など役割を与え、手助けする事が大切だ」と話していました。
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日本禁煙友愛会が寄付
今年4月に解散した一般社団法人日本禁煙友愛会は伊那市と南箕輪村に寄付金を贈りました。
13日、武居芳次副会長ら5人が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
伊那市への寄付金は600万円です。
禁煙友愛会の取り決めで解散後の会の残金は公共団体に寄付することになっていることから会員がいる伊那市と南箕輪村に寄付することにしたということです。
日本禁煙友愛会は1955年に伊那市で発足し交通機関、公共の場所での禁煙などを呼び掛ける活動などを行ってきました。
会ではそれら活動により一定の役割を果たすことができたとして今年4月に解散しました。
また13日は会のメンバーが南箕輪村役場を訪れ、原茂樹副村長に目録を手渡しました。
村への寄付金額は100万円です。
会によりますと、清水篤志会長をはじめ、南箕輪村出身の会員が所属していることから、村への寄付を決めたということです。
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秋の叙勲・旭日双光章 倉田さん
今年の秋の叙勲受章者が3日に発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは1人が選ばれました。
元長野県歯科医師会副会長の倉田秀伸さんは保健衛生功労で旭日双光章を受章しました。
倉田さんは、南箕輪村北殿在住の73歳です。
1979年、歯科医院を開業し、開業以来40年間南箕輪村の小中学校や保育園の学校医を務め、口腔ケアや予防歯科に力を入れ、口の健康を守ってきました。
2013年からは2期4年にわたり長野県歯科医師会の副会長を務めました。
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伊那中央RC コナラ400本植樹
伊那中央ロータリークラブは、多様な生物が生息する豊かな森林をつくろうと伊那市のますみヶ丘平地林でコナラの苗木400本を植樹しました。
25日はロータリークラブの会員や伊那西高校の生徒、信州大学の学生などおよそ50人が参加し植樹を行いました。
参加者は、深さ20センチ程の穴をほり、コナラの苗木を植えていきました。
伊那中央ロータリークラブでは奉仕活動の一環で、今回次の世代に豊かな自然をつないで行こうと植樹を行いました。
用意された400本のコナラの苗木は、およそ1時間ほどで植えられました。
伊那中央ロータリークラブでは来年度も植樹を行う計画です。
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伊那ゆいまーる移転で起工式
伊那市山寺の障害福祉サービス事業所伊那ゆいまーるは、中央に移転します。
20日は新しい事務所の起工式が行われ、関係者15人が出席し工事の安全を祈願しました。
伊那ゆいまーるは、社会福祉法人長野県社会福祉事業団が運営しています。
山寺の福祉まちづくりセンターの一角を借りて運営していますが、今回、サービスの充実を図ろうと中央に拠点を新築します。
ゆいまーるでは障害者の生活介護と就労支援を行っていて、新築により、定員は35人から40人に増員する予定だということです。
場所は伊那市中央の旧上伊那農業高校グラウンド跡地です。
建物は木造平屋建てで、延べ床面積は865平方メートル、事業費はおよそ3億円です。
なお、施設にはグループホームを運営するほっと上伊那の事務所も入る予定で、来年3月の完成を目指します。
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看護の道へ誓いを新たに
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で14日、ナースキャップが与えられる戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が看護の道への誓いを新たにしました。
この日は、今年4月に入学した1年生22人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された灯を一人一人受け取りました。
全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して、箕輪町沢の大槻大地さんは、「この先、どんな看護師を目指しているのかを常に思い、医療現場で活躍する看護師となるべく新たなる一歩を踏み出します」と誓いを新たにしていました。
式を終えた学生は、今後は上伊那の医療機関で看護の実習を行うことになっています。 -
絆を大切に 伊那地区社協看板設置
伊那市の御園や坂下、上下新田などでつくる伊那地区社会福祉協議会は、助け合いの気持ちをを広めようと9日に看板を設置しました。
上牧公民館では、伊那地区社協の宮原勝会長から上牧の篠田貞行区長に看板が手渡されました。
伊那地区社協では、コロナにより活動ができない中、助け合いの意識を高め誰もが参画できる地域をつくっていこうと看板を設置することにしました。
看板には「共に生きる 地域のしあわせ」と書かれ、大きさはたて90センチ横50センチほどです。
宮原会長は「コロナでより地域の絆が大切な時。かんばんを見て少しでも意識してもらえたらうれしいです」と話していました。
看板は、伊那市内の公民館など18か所に設置されたということです。
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手作りキーホルダーを児童に
伊那市西春近の手塚廣子さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内の1年生から3年生の児童にプレゼントします。
キーホルダーはフェルトと綿でできていてイーナちゃんの目や口は刺しゅうをして作ったということです。
6日手塚さんが伊那市役所を訪れプレゼントするキーホルダーを白鳥孝市長に紹介しました。
手塚さんは元伊那市スポーツ推進委員で児童とも関わってきたことからコロナ禍で大変な思いをしている子どもたちに喜んでもらおうと作りました。
国が支給した定額給付金を材料費にあて5か月かけて約2,000個を作りました。
手塚さんは手作りのイーナちゃんキーホルダーを市内15の小学校に自ら届けるということです。
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小諸市に帰省の20代女性が感染
長野県は新たに小諸市に帰省した神奈川県の20代女性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと9日発表しました。
長野県の発表によりますと9日新たに感染が確認されたのは小諸市に帰省した神奈川県の20代会社員の女性です。
女性は先月30日に帰省し今月2日に発熱の症状が出て医療機関を受診8日陽性が判明しました。
この女性の濃厚接触者は同居者2人でそのほかは調査中となっています。
9日午後4時現在、県内の感染者数は318人、入院しているのは11人です。
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血管縫合剥離トレーニングキットを開発
伊那市の有限会社スワニーと伊那食品工業株式会社は連携して
医療分野で需要のある血管縫合剥離トレーニングキットを開発しました。
血管縫合剥離トレーニングキットは血管の柔らかさや脆さといった質感を3Dプリンターの技術で実際の血管に近い形で再現したものと、血管の表面の被膜を可食性フィルムで再現したものです。
6日はトレーニングキットが伊那中央病院でお披露目され医師が切除や縫合、被膜剥離を実演しました。
伊那中央病院外科医からの要望によりスワニーと伊那食品工業が
連携し開発したもので繊細な技術が必要な手術のトレーニングに活用できます。
伊那市では異業種連携による技術開発の取り組みを支援していて新たな製品づくりにより地域課題の解決につなげていきたいとしています。
キットは直径が8ミリと10ミリの2種類あり3本とフィルム3枚がセットでそれぞれ税抜き18,500円で販売されます。
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西町ゴルフクラブが寄付
伊那市西町のゴルフ愛好者でつくる西町ゴルフクラブはチャリティーなどで集めた3万5千円を28日伊那市に寄付しました。
西町ゴルフクラブの中村隆幸会長ら4人が市役所を訪れ白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。
クラブは40年前に発足し年に5回大会を開いています。
今月16日に200回の記念大会を高遠町の中央道晴ケ峰カントリークラブで開き、ショートホールでワンオンできなかった人から500円を集めました。
集まった分とクラブの会費から3万5千円を寄付しました。
中村会長は「わずかですが、市のために役立ててください。」と
話していました。
西町ゴフルクラブは伊那市西町在住か通勤している人たちでつくりゴルフ愛好者の集まりで40人ほどで活動しています。
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サン工業が伊那市と中病に寄付
伊那市西箕輪のサン工業株式会社は伊那市と伊那中央病院にそれぞれ100万円を寄付しました。
25日サン工業の川上健夫社長が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長と
伊那中央病院の本郷一博院長に目録を手渡しました。
サン工業では将来を担う子どもたちの教育資金として活用してもらいたいと伊那市に100万円をまたコロナ禍のなか医療現場の
最前線で働いている医療関係者に役立ててもらおうと伊那中央病院に100万円を寄付しました。
寄付を受け白鳥市長と本郷院長は「有効に活用させていただきます。」と感謝していました。
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中病7億4千万円の赤字
伊那中央行政組合議会が25日伊那市役所で開かれ昨年度の伊那中央病院の収支が7億4千万円の赤字となることが報告されました。
昨年度の伊那中央病院の収入は126億9千万円、支出は134億3千万円で7億4千万円の赤字となりました。
伊那中央病院は3年連続の赤字となります。
これについて伊那中央行政組合組合長の白鳥孝市長は「有価証券を含め53億円を保有しており資金不足におちいることはない」との考えを示しました。
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3か月間で延べ19人が診察
伊那市が取り組んでいる遠隔医療・モバイルクリニックで診察を受けた人は6月からの3か月間で延べ19人だったことが分かりました。
これは18日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。
モバイルクリニックは医療機器を搭載した専用車両に運転手と看護師が乗りこみ患者宅へ出向いて医師との間でオンライン診療を
行うものです。
6月から事業が始まり3か月間で延べ19人が診察を受けたということです。
この事業に参加している医療機関は伊那中央病院、田中病院、神山内科医院、春日医院、田畑内科医院、下條医院です。
伊那市ではこのモバイルクリニックにより慢性的な医師不足による医師の負担軽減や患者の利便性向上につなげたいとしています。