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視聴者提供 大芝高原で亀の産卵?
南箕輪村の大芝高原で撮影された亀の産卵とみられる映像が視聴者から届きました。
こちらは、10日午後5時ごろ箕輪町の栗原雄樹さんが撮影した映像です。
大芝高原で犬の散歩をしていたところ発見したということです。
亀は、後ろ足で穴を掘っていました。
栗原さんは「カメもイヌもお互いに驚いていたが、亀はすぐに穴を掘り始めた。時折亀を見かけることがあるが、このような様子を見たのは初めてなので驚いた」と話していました。
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最高気温32.5度 熱中症の疑いで4人搬送
11日の伊那地域の最高気温は、午後2時59分に32.5度まで上がり、真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時45分現在、伊那市で50代の男性、辰野町で20代の男性、箕輪町で10代の男性、飯島町で60代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は、軽症が1人、中等症が3人です。
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夏期食中毒注意報 全県に発出
長野県は、この夏初めての「夏期食中毒注意報」を、11日から13日までの3日間全県に発出しました。
長野県では、気温・湿度ともに高い日が続いていて、食中毒の原因になる細菌が非常に増えやすくなっているとして、11日から13日までの3日間、食中毒注意報を発出しました。
県では、よく手を洗うことや、冷蔵庫での保管、肉などの生ものは十分に加熱してから食べることをポイントに、予防を呼び掛けています。
なお、今年度県内では、11日までに、3件 49人の食中毒が発生しています。
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荒井区少年少女消防クラブ 結団式
伊那市荒井区の少年少女消防クラブの結団式が8日に内の萱スポーツ公園で行われました。
きょうは少年少女消防クラブの小学生8人が、地元の消防団に教わりながら訓練をしました。
規律訓練では、敬礼の仕方などを教わっていました。
他に水が出る消火器を使い、的を狙って放水訓練をしていました。
また、実際の消防車からの放水も体験していました。
荒井区少年少女消防クラブには10人の小学生が所属しています。
荒井区では「実際に火災が起こることが無いように、知識を深めて欲しい」と話していました。
今後は、消防署の見学や火災予防ポスターの製作などを行う予定です。
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南箕輪村 ふるさと納税寄付額・件数増加
南箕輪村の昨年度のふるさと納税の寄付件数は、およそ5,300件多い2万3,000件、寄付額は3億195万円だったことが報告されました。
10日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が昨年度の実績を報告しました。
昨年度の寄付件数は、前の年度より5,300件多い2万3,000件、寄付金額は9,800万円多い3億195万円でした。
増加の要因として、返礼品の7割を占めるりんごやなしなどの農産物の取り扱いを、かけこみ需要が多くなる12月に合わせて前倒ししたことなどを挙げています。
村では、農産物の生産量には限度があるとして、それ以外の返礼品の開発にも力を入れていきたいとしています。 -
箕輪南宮神社で鹿頭奉納神事
箕輪町木下の箕輪南宮神社で雨乞いの鹿頭奉納神事が9日に行われました。
鹿頭行列は、およそ460年前の大干ばつの時に雨乞いで雨が降ったことに感謝し、鹿を神様に献上したことが始まりとされていて、町の無形文化財に指定されています。
9日は、子どもたち24人が鹿頭をかぶり、太鼓やほら貝にあわせて境内を3周しました。
新型コロナの影響で子どもたちが参加するのは4年ぶりだということです。
名前に「福・大・富」が付く伊那市、箕輪町、南箕輪村の地区が担当し、天竜川より東側の福島と福与の2区、西側の大泉、大泉新田、大萱、富田の4区が交代で行っています。
今年は西側の大泉、大泉新田、大萱、富田が担当しました。
2024年は、東側の福島と福与が担当します。
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トライアル・ギャラリー始まる
長野県内の若手作家3人の公募個展、トライアル・ギャラリーが7日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
トライアル・ギャラリーは、県内ゆかりの若手作家の発表の場を設けようと伊那文化会館が、2014年から行っています。
今回は県内出身、在住の3人が油彩画やオブジェなどを展示しています。
長野市出身の津田翔一さんは、
生まれ育った三水地区の心象風景を油彩で表現した作品を展示しています。
松本市在住の蛭田香菜子さんは、日常生活で思ったことをドローイングし、触覚的なアプローチを目指して立体作品に仕上げ展示しています。
佐久市出身の細萱航平さんは、薄く加工した高遠の石に光をあて結晶が寄り集まった様子を投影した作品を展示しています。
また、伊那文化会館の外では、バイクに道祖神のほこらを取り付けた作品も展示しています。
若手作家3人の公募個展、トライアル・ギャラリーは23日(日)まで伊那文化会館で開かれていて入場は無料となっています。
また、出展作家が作品を解説するギャラリートークが8日の午後2時から予定されています。
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南箕輪村でネジバナ咲く
南箕輪村大泉の田中孝明さん宅の庭先にあるネジバナが見ごろを迎えています。
10数年前に、自宅の庭に1本のネジバナが咲いているのを見つけ、現在ではおよそ300本近くに増えました。
ネジバナは、花が茎の周りに螺旋状に並んで咲くのが特徴です。
左巻きと右巻きがあるということです。
花は8月の中旬まで楽しめるということです。
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伊那まちBASE 新理事長に太田さん
伊那市のNPO法人、伊那まちBASEの今年度の定期総会が6月25日にいなっせで開かれ、新しい理事長に太田明良さんが就任しました。
25日は会員9人が集まり、定期総会が開かれました。
今年度の事業計画や予算を承認したほか、任期満了に伴う役員の選任が行われ、新たな理事長に前副理事長の太田明良さんが選ばれました。
伊那まちBASEは伊那市の中心市街地に拠点を持ち、子どもの居場所づくりや飲食事業、観光窓口事業など多角的に運営しています。
太田さんは「会員それぞれのこんな場所にしたいという思いを大切にしながら運営をしていきたい」と話していました。
伊那まちBASEは、日本財団の「子ども第三の居場所」事業の助成を受けながら運営をしていますが、今年度でその助成が終わります。
伊那まちBASEでは、様々なイベントを企画して、自主事業収入による運営を目指していきたいとしています。
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村北部保育園 七夕集会
7日は七夕です。南箕輪村の北部保育園では、七夕集会が開かれました。
七夕集会では、園児およそ60人が「たなばたさまのうた」を歌い七夕を祝いました。
また、代表の園児3人が「家族と温泉施設に行きたい、ミヤマクワガタを捕まえたい、テーマパークに行きたい」など短冊に書いた願い事を発表していました。
集会では他に、保育士がブラックパネルシアターを使って彦星と織姫の物語を紹介していました。
園の外には、願い事が書かれた短冊が笹に吊るされていました。
笹は、近所の住民から毎年もらっているということです。
北部保育園の塩澤美由紀園長は「みんなの願い事が空に届くといいですね」と話していました。
北部保育園では10日に願い事が叶うように七夕送りが行われ、飾りを燃やすということです。
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宮坂組 南箕輪村・箕輪町にそれぞれ100万寄付
建設業・運送事業・警備事業の南箕輪村に本社をおく株式会社宮坂組は南箕輪村と箕輪町にそれぞれ100万円を6月27日寄付しました。
今日は株式会社宮坂組の宮坂義広社長が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
株式会社宮坂組では新型コロナウイルスが始まった2020年から毎年本社のある南箕輪村と支店のある箕輪町に寄付をしていて、今年で4回目です。
宮坂社長は日ごろから工事でお世話になっている地域の役に立ちたい。困っている人に使ってもらいたいと話しました。 -
下小沢あかりの会 くさ餅を楽しむ
伊那市小沢の高齢者クラブ下小沢あかりの会は「くさ餅を作って楽しむ会」を小沢地域交流センターで6日に開きました。
交流会には、下小沢あかりの会の会員と地域住民およそ20人が参加しました。
くさ餅には会員が作った餅米や地域で採れたヨモギが使われました。
餅は今朝役員がつき、参加者は丸めてきな粉やあんこをまぶしました。
他に、水餃子のスープや持ちよった漬物などを並べて、会食を楽しみました。
食後はビンゴゲームなどを楽しみました。
下小沢あかりの会の唐澤寿男会長は「会員が集まって話す機会を持ててうれしい」と話していました。
地域住民も参加しての交流会は3年ぶりだということです。 -
VC長野トライデンツ笹川さん講演会
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツの運営会社社長の笹川星哉さんの特別講演会が6月14日伊那市の伊那文化会館で行われました。
講演会は伊那地区産業安全大会で開かれました。
現在VC長野トライデンツの運営会社社長を務める笹川星哉さんは実業団チームで自ら選手として活動していましたが廃部になり、2008年にVC長野トライデンツを設立しました。
講演会ではVC長野トライデンツ設立からV1昇格までを振り返りました。
チームを作って3年ほどはスポンサーがつかず資金もないため企業の駐車場で練習していたということです。笹川さんはV1で優勝することを目指すとともにチームとして地域活性化にも貢献したいと話していました。
伊那地区産業安全大会は令和元年以来、4年ぶりの開催でした。伊那労働基準協会や製造業、建設業からおよそ300人が参加しました。
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信州の陶芸作家12人展
長野県内の陶芸家による作品展「信州の陶芸作家12人展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、伊那市や駒ヶ根市などの陶芸家12人の作品およそ1,000点が展示販売されています。
この展示会は、県陶芸作家協会が開いていて、今年で44回目となります。
今回のテーマは「花を活ける」で、中には、花をいけて展示されているものもあります。
協会の会長で、伊那市長谷の竹島覚二さんは、昔ながらの陶器の雰囲気を残しつつ、色や模様にこだわった花瓶や茶わんなどをつくっています。
「信州の陶芸作家12人展」は、10日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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最高気温32.7度 かき氷で涼む人も
6日の伊那地域の最高気温は32.7度と、真夏日となりました。
伊那市高遠町の和菓子店、千登勢では、涼を求めかき氷を食べる人たちの姿がありました。
伊那地域の最高気温は、午後1時55分に32.7度まで上がり、真夏日となりました。
千登勢では、夏の終わりまで、およそ30種類のかき氷を販売する予定です。
外にある待合室や飲食スペースには扇風機を置き、暑さ対策をしています。
長野地方気象台によりますと、7日の最高気温は、6日と同じか若干低くなる予想です。
6日よりも湿度が高く、蒸し暑くなることから、熱中症への注意を呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症で搬送された人はいないということです。
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箕輪西小学校4年生 町内の水道施設を見学
箕輪町の箕輪西小学校の4年生13人は水道週間に合わせて町内の水道施設の見学を6月22日に行いました。施設見学は水の流れに沿って箕輪ダム、箕輪浄水場、下水道処理施設の順に見学しました。
箕輪ダムでは総貯水量が950万立方メートルあり、伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、南箕輪村、宮田村の水道用水として活用されていることを学んでいました。
箕輪浄水場では施設見学やろ過実験をしました。ろ過実験では汚れに見立てチョークの粉を溶かした水が、ろ過することで透明になる様子を見ました。
下水道処理施設の箕輪浄水苑では水中の微生物を顕微鏡で観察しました。
水道施設の見学は6月1日から7日の水道週間にあわせて行われていて箕輪町内の小学4年生が順次見学する予定です。
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幼獣のカモシカ 川から上がる
箕輪町中曽根の樅の木川で、2日に発見されたカモシカの親子は、5日幼獣のカモシカが自力で川から上がりました。
5日、午前10時ごろ、幼獣のカモシカは、きのう確認された場所から300メートルほど下流にある護岸が低くなっている場所から上ったということです。
親とみられる成獣は午後・時現在、幼獣の上った場所から20メートルほど下流にいるということです。
カモシカは2日の朝に住民からの情報がよせられ5日で4日目となります。
町では今後、成獣がいなくなるまで定期的に確認し、見守っていくといことです。
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伊那北小3年2組 上牧里山自然パークの冒険坂整備
伊那市の伊那北小学校3年2組の児童は、上牧里山自然パーク内にある階段、通称冒険坂の手すりをきょう、整備しました。
上牧里山自然パークの北側にある冒険坂は、2013年に当時の伊那北小学校6年生と地区の住民有志で作る上牧里山づくりのメンバーが整備しました。
整備から10年が経ち竹の手すりが劣化してきたため、伊那北小3年2組の児童が改修作業を行いました。
近くの竹林に生えていた竹の枝を払い、坂まで運んでいきます。
運ばれた竹は、新しい坂の手すりになるように取り付けられました。
児童達は、上牧里山づくりのメンバーと協力しながら作業をしていました。
また、およそ100段ある冒険坂の頂上付近では、里山づくりのメンバーが階段の整備をしていました。
上牧里山づくりでは、今後も伊那北小の児童と里山の整備をしていくということです。 -
みのわ健康アカデミー 楽脳フィットネス
箕輪町の40歳から74歳が対象の「みのわ健康アカデミー」の一環で、楽しく笑って脳と身体を鍛える楽脳フィットネスの講座が、6月21日に地域交流センターみのわで開かれました。
講師を務めたのは、長野市で健康運動指導士として活動する三浦弘さんです。
三浦さんは座ってできる運動を紹介しました。
参加者は、脚は左右に、手は上下に動かす運動をしました。
手と脚が同じ動きをしてしまう参加者もいました。
この運動により脳の司令塔と言われている前頭葉が活性化し、トレーニングになるということです。
三浦さんは「できないこと、難しいと感じることで脳が活性化する」と話していました。
この講座は、みのわ健康アカデミーの取り組みを広く知ってもらおうと、公開・体験講座として開かれ、講座の受講者と一般の参加者あわせておよそ40人が参加しました。 -
劇団歩 本番に向け練習に熱
箕輪町文化センター付属劇団歩は、8日と9日の第15回定期公演に向け、稽古に熱が入っています。
2日は文化センターで稽古を行っていました。
今回上演する演目は「楽屋 流れ去るものはやがてなつかしき」です。
生きている女優や亡霊となった女優が出入りする楽屋を舞台に、彼女たちの心の内を浮き彫りにしていく物語で、歩で上演するのは3回目です。
歩では公演に向け1か月ほど前からは週に5~6回、休日や仕事が終わった夜に集まり稽古を重ねてきました。
定期公演には箕輪町や伊那市を中心に上伊那の6人が出演します。
演出を務めるのは、飯島岱さん78歳です。
去年病気で倒れ、演劇に携われない時期もあったということで、今回演出できる喜びがあると話します。
劇団歩の第15回定期公演「楽屋」は8日と9日に箕輪町文化センターで開かれます。
チケットは大人1,500円、高校生以下1,000円です。
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中曽根のカモシカ 救出されず
箕輪町中曽根の樅の木川で、2日に発見されたカモシカは、4日も救出されませんでした。
4日カモシカの幼獣が発見されたのは、3日の場所から800メートルほど下流です。
親とみられる成獣は、幼獣より下流で朝一度発見されたものの、見失ってしまったということです。
カモシカは、2日の朝に住民から発見の情報がよせられ、4日で3日目となります。
幼獣は、時折植物を食べていました。
午後4時半現在親とみられる成獣は見つかっていないということで、町では今後の対応を検討するとしています。
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三澤寺 一筆龍絵師のパフォーマンス
伊那市福島の三澤寺で一筆絵師が龍を描くパフォーマンスが4日に行われました。
一筆書きを行ったのは、全国で活動をしている神奈川県在住の一筆龍絵師、龍朋さんです。
一筆で白龍を描きました。
このパフォーマンスは、三澤寺にある木彫りの龍神像が建立されて1年が経ったことや、イベントを通して寺を身近に感じてもらいたいと、武田正幹住職が企画しました。
龍朋さんは、龍の頭となる部分を最初に描き、胴体を一筆で描いていました。
最後に武田住職が龍神という言葉を入れて、作品が完成しました。
龍神祭と名付けられたこのイベントには、檀家や県内外からおよそ50人が訪れていました。
描かれた作品は、三澤寺の本堂に飾るということです。
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きょうの伊那地域 33.9度と今季一番の暑さ
4日の伊那地域の最高気温は、33.9度と今季1番の暑さとなり、3日連続の真夏日となりました。
この日伊那地域は午後2時24分に31.9度と今季1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、南箕輪村で90代の女性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、中等症だということです。
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道路標識のボランティア清掃
長野県交通安全環境施設協会のメンバーによる道路標識の清掃ボランティアが4日に行われました。
長野県交通安全環境施設協会は道路標識など交通安全施設の県内施工業者で構成されています。
清掃は県内全域で3日と4日の2日間に分けて行われました。
伊那建設事務所管内では7つの建設業者などが清掃ボランティアに参加しました。
そのうち伊那市に営業所を置く黒河内建設株式会社は国道153号の標識などを伊那市から松川町まで清掃しました。
ほかにカーブミラーの清掃や、標識の妨げになる木の剪定などが行われました。
この活動は1988年から毎年行われていて、今回で36回目です。 -
南箕輪村地域おこし協力隊に井上さんを任命
南箕輪村地域おこし協力隊に大阪府出身の井上雅由子さんが新たに任命されました。
3日に村役場で行われた委嘱式では藤城栄文村長から井上さんに委嘱状が手渡されました。
井上さんは大阪府出身の24歳で、6月28日に南箕輪村神子柴に移住してきました。
前職ではバレーボールVリーグ女子1部のNECレッドロケッツで選手のサポートや広報を担当していたということです。
井上さんは以前から移住に興味があったということです。
井上さんは女性に特化した村への移住・定住に取り組むということです。
村の地域おこし協力隊は井上さんを含め現在12人が活動しています。
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箕輪町中曽根でカモシカの親子2頭が川で立ち往生
箕輪町中曽根を流れる樅の木川で、カモシカの親子2頭が立ち往生しているのを近くの住民が発見しました。
現場では、カモシカ救出のための対応に追われていました。
カモシカが見つかったのは、箕輪町中曽根の樅の木川です。
親子とみられる成獣と幼獣の2頭のカモシカが迷い込んでいます。
樅の木川は、河川の両側がコンクリート護岸で、迷い込んだ地点には落差工が設置されています。
2日の朝、現場近くの住民から「川にカモシカがいる」との情報が町に寄せられたということです。
1日経った3日も、同じ場所にいました。
カモシカは、県の特別天然記念物に指定されています。
人が近づくと親鹿は子どもを守ろうと襲い掛かってくる可能性があるため、川に入っての救出やロープで引っ張り上げることができないということです。
現場では、町の職員と建設業者がどのようにして助け出すか話し合っていました。
正午頃、救出作業が始まりました。
1立方メートルの大きさの土のうを用意し、重機を使って川に積み上げていきます。
階段状に重ねて、3mほどの高さにしました。
土のうには、鹿が近づきやすいように木のチップが詰められていて、川に流れても害はないということです。
町では、「カモシカは直接人に危害を加えることはほとんどないものの、幼獣と一緒のため強い警戒心を持っています。見かけても近づかず静かに見守って欲しい」と話していました。 -
最高気温33.4度 今季1番の暑さ
伊那地域の3日の最高気温は33.4度と、2日連続の真夏日となりました。
伊那地域は、午後1時34分に最高気温33.4度を記録し、今季1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在伊那市で30代の女性が、熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、軽症だということです。
箕輪町三日町のかまくらざわでは、蓮の花が咲き始め、涼し気な雰囲気を醸し出していました。
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特定外来生物のウチダザリガニを捕獲
環境維持活動として特定外来生物のウチダザリガニを捕獲するイベントが2日伊那市高遠町の千代田湖で行われました。
ウチダザリガニはアメリカなどに生息する特定外来生物で食用として日本に持ち込まれました。
イベントは外来生物が環境に与える影響などについて楽しみながら考えようと行われたもので26人の親子が参加しました。
参加者は木の竿にヒモを結び、スルメをエサにしてザリガニを捕まえていました。
イベントを企画したのは伊那市地域おこし協力隊の石井基裕さんです。
石井さんによりますと、ウチダザリガニは3、4年ほど前に千代田湖で生息が確認されたということです。 -
とうろう祭に向け南部小児童が制作
7月22日から南箕輪村の大芝の湯で行われる七夕とうろう祭に向け、南部小学校の2年生とその保護者が1日灯ろうを作りました。
1日は南部小の2年生40人とその保護者が、体育館で灯ろうを作りました。
灯ろうは、段ボール箱の側面を切り抜き、絵を描いた障子紙を貼って作ります。
子どもたちは、障子紙に思い思いの絵を描いていました。
とうろう祭は、自作した灯ろうを持ち寄って飾り、コミュニケーションの輪を広げようというイベントです。
実行委員会が行っていて、今年で22回目になります。
1日は、地元のV1男子バレーボールチームVC長野トライデンツの中野竜選手も訪れ、制作を手伝っていました。
とうろう祭は今月22日から来月21日まで、大芝の湯で行われます。
南部小児童など村内10の団体に制作を呼びかけていて、およそ100基を展示する予定です。
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伊那北高校ペン祭はじまる
伊那市の伊那北高校の文化祭ペン祭が30日から3日間の日程で始まりました。
1日と2日は、4年振りに一般公開が行われます。
今年で69回目を数えるペン祭のテーマは「PRESENT」です。
お世話になっている人たちへ日ごろの感謝を込め心に残る文化祭にし、自分たちの可能性を広げようという思いが込められています。
初日の30日は、全校生徒およそ700人が体育館に集まり、開会式が行われました。
開会式では、生徒会が制作した映像が上映された他、軽音楽部による演奏が行われました。
他に、オリジナルのダンスを全校で踊りました。
体育の授業で練習してきたということです。
開会式の最後には、モザイクアートがお披露目されました。
モザイクアートは、縦3m40cm横5mで、クラスごと紙に書かれたマスに指定された色を塗り、つなぎ合わせたということです。
文化祭はコロナ禍を受けて去年まで規模を縮小して行っていましたが、今年は4年振りに一般公開されます。
生徒による食事の提供は行なわず、地元の飲食店に協力してもらいキッチンカーなどによる販売が予定されています。
また、各教室ではクラス展や日ごろの活動を紹介するクラブ展も行われます。
一般公開は1日と2日の2日間行われます。