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西春近社協 お年寄りもてなす
伊那市西春近地区社会福祉協議会と西春近自治協議会は、24日に、デイサービスセンター春富ふくじゅ園の通所者20人を、伊那スキーリゾートに招待し、楽器の演奏や手品でもてなしました。
伊那市西春近地区社会福祉協議会では、西春近細ヶ谷の総合グランド周辺に、桜の木を植え、桜の里として整備を進めています。
ふくじゅ園の通所者を招待するのは、今年で3年目で、この日は地域の有志が、琴やハーモニカの演奏、手品などを披露しました。
招待されたお年寄り達は、お茶菓子を食べながら手拍子をしたり、一緒に歌を口ずさむなどして、楽しんでいました。
西春近地区社協会の橋爪伝会長は、「通所者の方々に喜んでもらえて良かった。桜の植樹を継続し、いつかグランドの周辺を桜でいっぱいにしたい」と話していました。 -
メーデー 雇用確保、震災被災地復興訴える
5月1日は労働者の祭典、メーデーです。
労連系の第84回メーデー伊那中央大会が1日、伊那市内で行われ、震災被災地の早期復興や安定した雇用や仕事の確保などを訴えました。
この日は高校の教職員組合や上伊那医療生協の労働組合など、主催者の発表で、およそ20団体、240人が参加しました。
参加者らは、震災復興や、教育条件改善、原発ゼロなどを訴えるプラカードを持ち、JA上伊那本所から伊那北駅までを歩きました。
また、市中行進に先立ち、開かれた大会では、すべての労働者の賃上げや長時間労働の是正、社会保障の充実などを求める内容を盛り込んだメーデー宣言が採択されました。
土屋好民実行委員長は「安倍政権になり景気が上向いたとの報道がされているが、実際は物価の上昇や賃金カットなど苦しい状況は続いている。働く者の団結で、雇用を守り、生活と権利を守っていこう」と訴えました。 -
伊那ローメン春まつり
伊那名物のローメンで地域を元気にしようと、29日伊那市役所駐車場で伊那ローメン春まつりが開かれ、多くの人で賑わいました。
去年に続く2回目の開催で、伊那ローメンズクラブが1食500円でローメンを提供したほか、信州プロレスやコンサートなどで盛り上がりました。
昼ごろになると、ローメンを買い求める人の長蛇の列が出来ていました。
ゲーム機などがあたる宝投げは、午前と午後の2回行われました。
アイドルグループオトメコーポレーションやソウルシンガー湯澤かよこさんらがプロレスのリング上から当たり券入りのポケットティッシュをまくと、訪れた人たちは、争うように拾っていました。
まつりでは、信州プロレスのグレート無茶さんらがローメン大使として任命されました。 -
母の日のカーネーション出荷最盛期
5月12日の母の日を前に南箕輪村田畑の清花園では、カーネーションの出荷がピークを迎えています。
清花園では4月26日から出荷作業が始まっています。
30日は花の箱詰め作業などが行われていました。
ハウスでは20種類の花を栽培していて、特に定番の赤が人気だということです。
清花園のハウスでは、年間を通しておよそ40万本のカーネーションを出荷しています。
5年前までは母の日前のこの時期に5万本ほど出荷していたということですが燃料費の高騰により2万本まで減らしたということです。
今年のカーネーションは花も色鮮やかで品質が良いということです。
作業は7日まで続き関東や関西方面などに出荷されることになっています。 -
信州みのわ花街道まつり始まる
歩きながら景観や花を楽しむことができる箕輪町の「信州みのわ花街道まつり」が28日から始まりました。
オープニングの28日は、ウォーキングのイベントが行われ、町内外からおよそ300人が参加しました。
参加者は、県道与地辰野線の道路沿いに植えられているおよそ1650本のハナモモやスイセンを見ながら、8.5キロの道のりを歩きました。
主催した信州みのわ花街道推進協議会によると、花の見ごろは5月上旬ということです。 -
新山保育園「通いたい」18人
平成21年度から休園となっている伊那市の新山保育園の平成26年度の入園希望者数が、18人であることが分かりました。
再開に必要な定員の半分の20人までに、残り2人となっています。
これは、28日新山保育園で開かれた交流会で報告されたものです。
地元有志でつくる新山の保育園・小学校を考える会では、平成27年度までの保育園再開を目指し、先月24日に入園希望についてのアンケートをとりました。
アンケートは、平成20年度以降に生まれた27人の子どもの保護者を対象に行われました。
その結果、平成26年4月再開の場合「通いたい」と答えた人は18人、通わないと答えた人は3人、分からないと答えた人は5人でした。
平成27年4月再開の場合「通いたい」が15人「通わない」が2人、「わからない」が8人でした。
平成27年4月再開の場合「わからない」と答える人が多いため、考える会では平成26年4月の再開を目指したいと話します。
考える会では、残り2人以上の確保のために「分からない」と答えた保護者に対し理解を深めてもらう他、地区外に住む新山出身者に対し呼び掛けを行う考えです。
アンケート結果は、来月伊那市に提出するということです。 -
凍霜害 上伊那は1億円超の被害
長野県は、22日に発生した凍霜害による農作物への被害状況をまとめました。
上伊那では、箕輪町、飯島町、中川村を中心に132ヘクタール、合わせて1億5百万円の被害がでています。
22日早朝、強い寒気の影響で県内各地で氷点下の気温となり、りんごやなしなどの果樹を中心に被害が発生しました。
箕輪町長岡の果樹農家、伊藤弘さんの果樹園では、梨農家が被害を受けました。
上伊那では、りんごやなしなどの果樹で128ヘクタール1億2百万円の被害が、アスパラガスやすいかなどの野菜で4ヘクタール3百万円の被害がでています。
総面積は132ヘクタール、被害総額は一億5百万円となっています。
松本で9億円を超える被害が出るなど、全県では2千ヘクタール16億4千万円の被害となっています。 -
押絵展「布との対話60年」
駒ヶ根市在住で、元赤穂高校教諭の竹内典子さんの押絵展が、27日から伊那市のかんてんぱぱ西ホールで始まりました。
押絵展は「布との対話60年」をテーマに開かれました。
竹内さんは、松本市の病院に入院していた時に、同じ病室にいた人に押絵を教わったのがきっかけで、これまでおよそ60年間、趣味で作ってきました。
会場には、これまでつくりためてきた作品、およそ50点が並んでいます。
花や和服姿の女性、子どもをテーマにした作品が多く、使われている布の中には竹内さんが自分で染めたものもあります。
竹内さんは「精根込めて作った作品が並んでいるので、多くの人に見てもらえれば」と話していました。
押絵展「布との対話60年」は、5月6日まで、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。 -
GWで県外客の入り込み始まる
ゴールデンウィークが始まりました。
伊那地域のレジャー施設では、連休を利用して県外の観光客の入り込みが始まりました。
「ゼロ磁場」として知られる伊那市長谷の分杭峠には、県外から観光客が訪れていました。
去年はゴールデンウィークだけで3千人以上が訪れたゼロ磁場。
シャトルバスの運行が始まった3年前からの集計では、1日千人以上が利用したこともあります。
この連休中は、シャトルバスを2台体制にして、通常30分間隔の運行を15分間隔に短縮しています。
東京から訪れた観光客は「空気がおいしい。どのくらい磁場にいれば効果があるのか・・・」と話し、観光を楽しんでいました。
バスの運転手は「今日は少し肌寒いので、出足が遅い。連休中客足が遠のかなければ良いが・・・」と話していました。 -
簡易雨量計 簡単・安心今後に期待
元建設省職員で世界レベルで砂防知識の共有を推進している国際砂防協会の大井英臣さんは、誰でも簡単に作ることができる簡易雨量計を開発し、県内の各自治体に紹介しています。
大井さんが開発した簡易雨量計は、水がたまる計測部分とブザーで危険を知らせるモニター部分からなっていて、部品や容器はすべてホームセンターで購入することができるということです。
指定した雨量でブザーが鳴ります。
深夜や突然の豪雨を見逃すことなく感知でき、モニター部分は屋内に置くため暴風雨の際も安全に観測できる利点があります。
大井さんは、国際協力機構JICA時代、カリブ地域防災プロジェクトに携わりコミュニティ自ら制作可能な観測機器の必要性を感じ、簡易雨量計や水位計の開発に取り組みはじめました。
以来、改良を重ね現在のスタイルになったということです。
この簡易雨量計に県の建設部砂防課も目をつけました。
すでに実用化されていて、スリランカでは、土石流発生前に住民が避難した事例やインドでは、多くの家畜が洪水被害から免れた例も報告されています。
この簡易雨量計は、伊那市にも届けられ、担当の危機管理課では、自主防災組織への設置や普及も視野に入れ検討を進めるとしています。 -
わんぱくひろば 親子でにぎわう
子ども達が自然の中で遊ぶわんぱくひろばが伊那市の春日公園で27日行われました。
27日は家族連れ600人ほどが訪れました。
わんぱくひろばは、ガールスカウトなど8団体が実行委員会となり行っているもので、今年で38回目です。
子ども達に自然の中で友達と一緒に遊び、豊かな感性を育んでもらおうと行われています。
会場ではターザンロープや輪投げ、工作などのブースが出され、子どもたちでにぎわっていました。
ある保護者は、「体をたくさんつかって普段はできないことにたくさん挑戦できていた」と話していました。 -
桜シリーズ 長谷非持山 玄立寺のシダレ桜
伊那市長谷非持山の玄立寺のシダレザクラが見頃となっています。
境内には樹齢20年ほどの桜が7本植えられています。
寺の熱心な信者が、日蓮宗の総本山である山梨県身延山から持ってきて植えた桜だということです。
桜は現在8分咲きで、今週末満開を迎えそうだということです。見頃は、来週末頃までになりそうです。 -
交通安全案山子設置で矢澤親男さんに感謝状
警察官そっくりの案山子をつくり事故防止に貢献したとして、伊那市高遠町の矢澤親男さんに、25日、警察から感謝状が贈られました。
この日、伊那警察署の青木辰夫署長から矢澤さんに、感謝状が手渡されました。
矢澤さんは、去年交通事故が多発し死亡事故も発生した権兵衛トンネルへ続く国道361号に、安協などの要請で、警察官そっくりの交通安全案山子を作り設置しました。
地元、高遠町長藤の的場常会で花壇の作業をしていたところ、国道を猛スピードで走る車やバイクを見て、何かできないかと案山子の製作を思いついたということです。
33年間バス会社に勤務していた矢澤さんは、社員の交通安全教育にも携わり事故防止に努めていたということです。
伊那警察署によりますと、交通安全案山子が設置された国道361号、与地交差点から中の原交差点の直線道路間で、今年に入って発生した交通事故件数はこれまで2件で、去年と同じ時期に比べ、4件減少しているということです。
警察や交通安全協会では、取り締まりを強化している区間であるという認識がドライバーに定着しつつあるのではないかとしています。 -
サイクリングツアーで外国人観光客誘致
伊那路木曽路広域観光連携会議は外国人観光客誘致事業の初めての取り組みとしてサイクリングツアーを実施しました。
サイクリングツアーには香港の30代から40代の男女およそ30人が参加しました。
一行は20日に日本に到着。飯田市から伊那市長谷まで自転車で走り22日は一泊した仙流荘から高遠などを周り駒ヶ根市に向かいました。
このサイクリングツアーは、伊那路木曽路広域観光連携会議の外国人観光客誘致事業として初めて行われたものです。
サイクリングの全行程はおよそ280キロで木曽の南木曽町もルートに入っています。
参加者は全員が自転車愛好家だということで、起伏の激しいルートを走りながら、伊那谷の景観を楽しんでいました。
連携会議では、伊那谷の豊かな自然いかし、今後も外国からのツアー客を誘致していきたいと話しています。 -
「育の組」がウコンザクラの標柱を設置
70歳の古希を迎える伊那小学校育組の同窓生でつくる「育の組」は10年前に記念植樹したウコンザクラの標柱を今日建てました。
24日は1955年に伊那小を卒業した同窓生「育の組」の22人が集まり、記念樹の標柱を建てました。
育の組では10年前、還暦の記念に小学校の庭にウコンザクラを植樹しました。
ウコンザクラは黄色の花を咲かせる品種で、現在見ごろとなっています。
今回、古希の記念の同窓会に合わせ、記念樹の隣に標柱を建てました。 -
十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊で24日例大祭が行われ、訪れた人たちはご利益があるとされている地蔵に願掛けをしていました。
4のつく4日、14日、24日がこの地蔵の縁日で、この日に願掛けをすると願いがかなうといわれているほか、体の悪い所をなでるとよくなるともいわれています。
24日は町内外から訪れた人たちがお参りをして地蔵を撫でていました。
例大祭は長岡の住民でつくる長岡十沢地蔵保存会が毎年4月24日に開いているものです。
この十沢地蔵は、その昔、寺の都合で長岡のとある場所から三日町へ移すことになったとき、現在のこの場所で重さが増して運ぶことができなくなったという言い伝えがあります。
地蔵が村の外へ行くのを嫌がっていると考えた住民らがこの場所にまつったといわれています。
訪れたある女性は、「毎年必ず交通安全を願ってお参りしています。お地蔵さんのおかげでずっと無事故で過ごしています」と話していました。 -
ポレポレの丘スイセン見頃
伊那市高遠町のポレポレの丘では、スイセンが見ごろを迎えています。
ポレポレの丘を運営する信州高遠花摘み倶楽部によりますと、スイセンはゴールデンウィーク明けまで楽しめるということです。 -
伊那図書館「題名の見えない本棚」設置
4月23日の「本を贈る記念日」に合わせて、今日から伊那図書館では、「題名の見えない本棚」のコーナーを設置しました。
4月23日は、本を贈る記念日とされていて、伊那図書館ではそれに合わせて、今回初めて「題名の見えない本棚」のコーナーを設けました。
このコーナーには、「絶対泣ける」や「読み始めたら眠れない」といったテーマに合わせた本を職員が選び、置いています。
本には、職員の手書きのメッセージが添えられていて、題名が見えないように帯が締めてあります。
伊那図書館では、「メッセージを読んで本を選んでもらうことで、職員との繋がりを感じてもらえたら嬉しい」と、話していました。
「題名の見えない本棚」のコーナーには、およそ100冊の本があり、5月半ばまで設置されています。 -
霜で上伊那の果樹など被害
22日、23日の朝の冷え込みによる霜の影響で、上伊那の果樹などに被害がでました。
JA上伊那では現在、被害の調査を進めています。
箕輪町の果樹農家北原節夫さんの果樹園では梨の人口受粉の作業が最盛期を迎えています。
北原さんの果樹園でも季節外れの霜とあって咲き始めていた梨の花は霜焼けするなどの被害を受けました。
JA上伊那によりますと特に梨とリンゴの被害が出たということです。
また野菜ではアスパラガスやブロッコリー、スイートコーンの苗などにも影響がでたということで
県のまとめによりますと上伊那地域のアスパラガスの被害額は326万円となっています。 -
オリジナルの箸製作
南箕輪村は子供のうちから正しい箸の持ち方を知ってもらおうと今年度、大芝高原の間伐材を使ったオリジナルの箸を製作しました。
これは、地元の木材に触れ小さい頃から正しい箸の持ち方を知ってもらおうと村の今年度の新規事業として取り組むものです。
今年度から2歳児相談で村の管理栄養士がこの箸で持ち方を指導し、そのまま家に持ち帰ってもらい使ってもらうというものです。
村の委託を受けて障害者生きがいセンターひまわりの家の通所者が箸の製を行っています。
箸は大芝高原の間伐材のヒノキが使われています。
3膳を220セットつくる計画で、5月の2歳児相談で親子に手渡されることになっています。 -
27日から小沢で芝桜まつり
伊那市小沢の住民有志らでつくる小沢花の会による芝桜まつりが27日から広域農道沿いの花の公園で始まります。
まつりが間近となり準備も大詰めとなっています。
小沢花の会では毎年この時期に芝桜まつりを開いていて今年で14回目となります。
23日は、公園内で会のメンバーが花を植えたり草取りをしたりしてまつりに向け準備を進めていました。
現在、陽があたる南側の一部の芝桜が咲き始めています。
今年は例年より一週間ほど早く咲き始めましたが、ここ数日の冷え込みで花の開きが止まっているということです。
芝桜以外にも水仙が植えられていて今が見ごろです。
23日も、一足早く県内外からら観光客が訪れ公園を散策していました。
会では「丹精込めて育てた花を多くの方に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
小沢花の会による芝桜まつりは27日から来月6日まで開かれていて、見ごろは5月のはじめ頃ということです。 -
清水貴男さんに感謝状の伝達
平成18年から5年8ヶ月にわたり行政相談委員を務めた南箕輪村大泉の清水貴男さんに総務大臣からの感謝状が19日伝達されました。
19日は、南箕輪村役場で総務省の長野行政評価事務所の出井邦夫課長から清水さんに感謝状が手渡されました。
行政相談委員は、地域住民と行政のパイプ役として国から委嘱されます。
清水さんは、平成18年から今年3月まで5年8ヶ月にわたりつとめました。
また、平成19年からは、県内145人いる行政相談委員からただ1人年金記録確認の第三者委員会委員としても働きました。
清水さんは、「道路や横断歩道の要望から悩み相談まで幅広く住民の話を聞いてきた。話を聞くだけで落ち着く人もいて、やりがいを感じた。」とこれまでの活動を振り返っていました。
今回は、行政相談制度の発展に寄与したとして感謝状が贈られました。 -
西藤俊哉さん 世界選手権大会で3位入賞
箕輪町沢出身で高校1年生の西藤俊哉さんは、6日にクロアチアで開かれたフェンシング世界・カデ選手権大会フルーレの部で3位入賞を果たしました。
18日は、西藤さんの父親でフェンシング指導者の繁さんが役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞を報告しました。
西藤さんは、東京都の帝京高校1年生。
国際大会で活躍できる選手を育成する国のエリートアカデミー所属選手として、練習を積んでいます。
大会では、予選の総当たり戦で全勝し2位で決勝トーナメントへ。
決勝トーナメントではロシアの選手との接戦をものにし、初めての世界選手権で見事3位に入賞しました。
父親の繁さんは「世界で戦える自信につながったと思う。オリンピックへの足掛かりになれば」と話していました。 -
タウンステーションにセレクトショップ
伊那市の中心市街地の商店が厳選した商品を陳列・販売するセレクトショップが、タウンステーション伊那まちで開かれています。
たい焼き器に、有田焼の瀬戸物、そば切り包丁。
伊那市のタウンステーション伊那まちでは、商店街の商品を陳列し販売するセレクトショップが、12日から開かれています。
これは、タウンステーションの利用促進と商店に足を運んでもらうきっかけにしてもらおうと、伊那まちの再生やるじゃん会が企画したものです。
参加店舗は現在4店舗で、商品は出店者が自由に入れ替えることができます。
1か月単位で店を出すことができるため、やるじゃん会では「起業したい人のチャレンジショップの場としても活用してほしい」と話していました。
やるじゃん会では出店参加希望者を随時受け付けているということです。 -
天上板撤去工事 実施時期の方針示す
長野県と岐阜県にまたがる中央道恵那山トンネル下り線の天上板撤去工事について、県と国土交通省中部地方整備局などは、工事時期の方針などについての説明会を22日、伊那市のいなっせで開きました。
工事時期については、6月上旬から、学校の夏休み前までに行う方針を示しています。
説明会は、完全非公開で開かれました。
県と国土交通省中部地方整備局、NEXCO中日本が開いたもので、市町村や中南信の宿泊施設の関係者など30人が出席しました。
撤去工事は、去年12月に天上板落下事故が発生した山梨県の中央道笹子トンネルと恵那山トンネルの下り線が同様の作りであることから行われるものです。
終了後の取材によりますと、説明会ではNEXCO中日本の関係者が工事時期と、期間中の通行方法についての方針を説明したということです。
通行方法については、上下線を通行止めにする案と、下り線およそ8.5キロを通行止めにし、上り線を対面通行にする案を示したということです。
参加者からは、「周知の為に工事時期を早めに決めてほしい」などの意見があったということです。
県では、26日までに意見を取りまとめNEXCO中日本に提出するということです。
NEXCO中日本によりますと、今後関係する3県で随時説明会を開き、時期についてはGW明け頃に決定するということです。 -
「元陽展」出品の力作22点並ぶ
上伊那地域の画家で作る翔の会の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、9人の画家による油絵や水彩画、22点が並んでいます。
展示会は、全国規模の作品展「元陽展」に出品している上伊那在住の画家が、絵画の研究発表の場として開いたもので、今回で2回目です。
20号から100号の大作まで元陽展に出品した作品が展示されていて、上伊那の風景を描いた作品も並んでいます。
代表の須澤重雄さんは「色彩豊かな作品展になっている。それぞれの個性を感じながら見てもらいたい」と話していました。
翔の会作品展は23日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
桜も凍る寒さ 萱野高原開き
21日の伊那地域は最高気温が6.8度までしか上がらず2月中旬並みの寒さとなりました。
そんななか箕輪町の萱野高原で高原開きが行われ、関係者が今シーズンの安全を祈願しました。
標高1200メートルの
萱野高原では今朝、氷点下を観測したということで高原に咲いた桜が凍りついていました。
21日は地元住民でつくる萱野高原活性化委員会や箕輪町観光協会などから50人ほどが参加し、今シーズンの安全を祈願しました。
箕輪町観光協会会長の平澤豊満町長は、「全国から何度も高原に足を運んでもらえるよう賑わいづくりと活性化に努めていきたい」あいさつしました。
高原開きに合わせ信州かやの山荘も今日から営業を始めました。
箕輪町観光協会によりますと、萱野高原には昨年度およそ1万1,000人が訪れ、かやの山荘には420人が宿泊したということです。
21日の伊那地域の最高気温は平年より11度ほど低い6.8度までしか上がらず2月中旬並みの寒さとなりました。
長野地方気象台によりますと、あすまでは寒さが続きますが火曜日以降は平年並みに戻ると予想しています。 -
桜シリーズ 片倉南原お堂の枝垂桜
20日は伊那市高遠町藤沢の片倉南原お堂の枝垂れ桜です。
片倉南原生活改善センターの隣には3本の枝垂れ桜が植えられています。
ここには地蔵の形をした岩などがまつられていて、それらを覆うように枝垂桜が咲いています。
桜は現在見ごろとなっていて、地元住民によりますと、あと一週間ほど楽しめそうだということです。 -
中村喜男さん 県交通安全運動推進本部から表彰
箕輪町福与の中村喜男さんは、交通安全の推進に貢献したとして、長野県交通安全運動推進本部から表彰されました。
18日は、中村さんが役場を訪れ平澤豊満町長に受賞を報告しました。
中村さんは、役場に勤務していた頃から箕輪町交通安全協会の活動に携わり、副会長を3期6年、会長を2期4年務めるなど交通安全運動に貢献しました。
去年5月の箕輪町のセーフコミュニティ認証取得の際には、交通安全対策委員長として委員をまとめ、道路標識の設置や信号機の整備などに取り組み、取得に貢献しました。
中村さんは「多くの人の協力があっての表彰。体が続く限りがんばりたい」と話していました。
平澤町長は「長年のご努力の賜物。今後も力を貸して下さい」と話していました。
表彰は、年に1回行われていて、今年度上伊那では2団体と3人が受賞しました。 -
フラットな球場にリニューアル
施設の老朽化などにより改修工事が進められていた伊那市営野球場の工事がこのほど終了し20日、竣工式が行われました。
竣工式では、関係者がテープカットで改修工事の完了を祝いました。
伊那市営野球場は、昭和22年に完成し、これまで改修工事を重ねながら利用されてきました。
今回、施設の老朽化などから、大規模な改修工事が行われました。
グラウンドを囲んでいたスタンドが取り払われ、フラットな球場となりました。
球場の周りには、ウッドチップが敷き詰められた1周500メートルのランニングコースが新たに設置されました。
総事業費はおよそ1億8千万円で、そのうちおよそ9千万円は国からの補助です。
白鳥孝市長は「全体的にフラットになり、いろんな人が使いやすい球場になった。多くの人に活用してもらいたい」と話していました。
この日は、壮年ソフトボールの全国大会「全国ハイシニアソフトボール・信州伊那さくら大会」の開会式が行われ、全国から集まった壮年選手らによってこけら落としされました。
開会式では、高遠さくらクラブの清水達雄キャプテンが「伊那の桜のようにきれいに、ひと花、ふた花咲かせ、大会を盛り上げたい」と選手宣誓しました。
式が終わると市営野球場を含む市内3会場で、3つのリーグに分かれて試合が行われました。
全国ハイシニアソフトボール信州伊那さくら大会は、ソフトボールのまち伊那市を盛り上げようと去年から始まりました。
2年目の今年は、全国各地から40チーム、およそ800人の選手が参加しました。
試合は2日間の日程で行われ、21日は各リーグの準決勝以上の試合が予定されています。