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鈴木福くんに子ども大使委嘱状
テレビなどで活躍中の人気子どもタレント、鈴木福君が20日、伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長から子ども大使の委嘱状を受け取りました。
福君は、今年2月に伊那市の子ども大使に任命されています。
福君が20日、伊那市を訪れる機会があったため市役所で委嘱式が行われました。
伊那市では、市にゆかりがあり、各界で活躍している著名な人たちに伊那市の魅力を積極的に発信してもらおうと伊那市特命大使を設置しています。
福君は、母方の祖母が伊那市に住んでいて、今でも年に3、4回祖母の家を訪れているということです。
伊那市の印象について福君は「山がきれいで、スキーもできていい所がたくさんあります」と話していました。
委嘱状の他に、白鳥市長から高遠城址公園の風景などが入った子ども大使の名刺や伊那市のイメージキャラクターのイーナちゃんのグッズが手渡されました。
福君は、多くの人たちに名刺を配りたいと話し、委嘱式の後、福君はさっそく報道陣に子ども大使の名刺を配っていました。
子ども大使の任期は2014年3月31日まででとなっています。 -
西春近 法正寺で晋山式
伊那市西春近諏訪形の曹洞宗法正寺の一之瀬謙光住職が正式な住職となるための儀式「晋山式」が20日行われました。
この日は法正寺で晋山式が行われ、檀家に見守られる中、一之瀬謙光さんが正式に住職になりました。
法正寺は、曹洞宗の寺として、永禄4年、1561年に開山しました。
武田信玄から寄進を受けたほか、高遠藩主保科正之に税金を免除された歴史があり、俳人・井上井月も寺に立ち寄り句を詠むなど、歴史的人物に愛された寺でもあります。
晋山式では謙光住職が、正式な住職として寺に認めてもらうよう仏前を、挨拶をしてまわりました。
一之瀬住職は「檀家や地域のみなさんのおかげで素晴らしい式になった。これからもしっかり壇務を務めていきたい」と話していました。
晋山式は先代の義法住職の時以来26年ぶりで、謙光住職は21代目の住職となりました。 -
伊那交通安全協会 交通安全を呼びかける看板設置
伊那交通安全協会などは、交通安全を呼びかける看板を16日、伊那市荒井に設置しました。
看板は、岐阜県に本社を置く東海西濃運輸から寄せられた寄付金で制作したものです。
東海西濃運輸労働組合では、毎年、地域の交通安全運動に役立ててもらおうと、従業員が中心となって募金活動をしています。
今年は28万円を伊那交通安全協会に贈り、伊那安協では、その寄付金を活用して交通安全を呼びかける看板を設置しました。
この場所は、2年前に横断中の歩行者が車にはねられ死亡する事故が起きています。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は、「これからも一層、交通安全に努めていきたい」と話していました。
看板は、全部で40枚制作され、伊那市、箕輪町、南箕輪村の交差点や横断歩道付近などの交通危険箇所に順次設置していくという事です。 -
金環日食を前に天文学習会
21日の金環日食を前に、観察方法を学ぶ天文学習会が19日、伊那市の手良公民館で開かれました。
この日は、地区住民など13人が会場を訪れ、元理科教諭の神林つとむ公民館長の説明を聞きました。
日食は、太陽と月が直線上に並び太陽が欠けて見えるものです。
神林館長によると、月と地球の距離で太陽の見え方が変わり、月が地球の遠くにあり小さく見える時は、太陽の中心が隠れる金環日食、月が近くにあり大きく見える時は、太陽が全て隠れる皆既日食になるということです。
この日は専用のサングラスで太陽がどのように見えるか、また当日どの方角に見えるかを神林館長から教わっていました。
参加したある男性は「リングが見えたらうれしい。あとは天気が良くなることを祈るだけ」と話していました。
また、この日は、6月6日の金星の日面通過についても説明がありました。
太陽の中に金星の影が見えるというもので、次に金環日食と日面通過が同じ年に観測できるのは、1万3千年後だということです。
神林館長は「今後生きているうちに見れるものではないので、安全に見て天文の素晴らしさに触れてもらいたい」と話していました。
神林館長によると、金環日食が見える時間は、伊那市では午前7時31分から、箕輪町と南箕輪村では午前7時32分から、それぞれ3分ほどだということです。 -
県内の医療従事者が情報交換
県内の医療従事者が知識を深める学術集会が19日、いなっせで開かれました。
学術集会には、長野支部に加盟する60の病院からおよそ340人が参加しました。
これは、県内各地の病院の情報を交換し、地域医療の質を高めようと開かれているものです。
学術集会では、講演や意見発表が行われました。
災害医療についての意見発表では、通院患者に対する災害教育や、災害対応訓練の実施などについて発表がありました。
このうち諏訪赤十字病院は、災害を受けて取り組んだ地域医療の連携づくりについて発表しました。
ある参加者は「日々忙しく、他の病院との交流は少ない。いろんな取り組みを知ることができ、参考になった」と話していました。 -
中条盆栽・山野草クラブ 展示会
伊那市西箕輪の中条盆栽山野草クラブの展示会が、19日から中条公民館で始まりました。
会場には、会員が丹精込めた山野草や盆栽、およそ300鉢が並んでいます。
中条盆栽山野草クラブでは、山野草の中でも特にアツモリソウの栽培に力を入れています。
アツモリソウは、寒冷地で育つ山野草で、ロシアや北海道の他、南アルプスや経ヶ岳などの亜高山帯が原産地となっています。
会では、袋状の花のサイズが大きいものを株分けして育てていて、花の大きいアツモリソウがこれだけ並ぶのは珍しいということです。
会場を訪れた人は「自分で育てているがなかなか花が咲かない。これだけきれいに咲きそろうのは素晴らしい」と話していました。
この他会場には、エビネや推定樹齢100年の松の盆栽などが並び、訪れた人たちの目を楽しませていました。
白鳥昭平会長は「気候の変動が厳しく見頃を合わせるのに苦労した。会員が丹精込めて育てた山野草や盆栽を多くの人に見てもらいたい」と話していました。
中条盆栽山野草クラブの展示会は20日も午前7時から午後4時まで中条公民館で開かれ、会場では即売会も行われます -
西春近北小 若葉給食
伊那市の西春近北小学校の児童らは18日、新緑の下で給食を味わいました。
西春近北小学校では、この時期の恒例行事となっています。
18日は、全校児童およそ180人が20人ほどの縦割りの班を作り給食を味わいました。
五平餅などこの日にあわせ特別な献立が用意され、会話を楽しみながら食べていました。 -
彫刻家 中村喜平展始まる
伊那市を中心に上伊那地域の小中学校などに多くの作品を残した彫刻家、中村喜平の展示会が18日から、伊那市の創造館で始まりました。
会場には、中村喜平の代表作品およそ30点が並んでいます。
中村喜平は、大正2年に伊那市の坂下で生まれました。
大工の見習いだった中村は、創造館の前身の上伊那図書館で彫刻の手ほどきについて書かれた1冊の本に出合います。
この本で、彫刻の基礎を学んだ中村は、師匠を持たず独学で彫刻家の道を歩み始めました。
展示会のオープンを記念し、セレモニーが開かれ、総合学習で中心市街地の活性化に取り組んでいる伊那小学校5年正組の児童28人が、作品についての感想を発表しました。
児童らは「下校の時に見ていたがどんな人の作品か知らなかった」「力強い作品。僕たちのことを見守ってくれていると思う」などと話しました。
18日は、中村喜平の長女阿竹晃子さんも駆けつけオープンを祝いました。
中村喜平展は7月29日まで、伊那市の創造館で開かれています。 -
伊那市西町 美術作品展
伊那市西町の住民による美術作品展が18日から、西町公民館で開かれています。
会場には、絵画や書など52人の作品92点が並べられています。
西町区では、住民同士の交流と作品の発表の場として、毎年作品展を開いていて今年で7回目です。
出品数が24点と最も多い絵画の他、工芸や刺繍などジャンルは様々です。
住民の要望を受け、今年から盆栽と山野草の展示も始めました。
ある住民は「発表の場があることで作品作りの張り合いになる」と話していました。
中心となって企画した中村昭章さんは「西町区には隠れた芸術家が沢山いる。区民のみならず多くの方に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
美術作品展は、20日日曜日まで西町公民館で開かれています。 -
萱野高原シラネアオイ見頃
箕輪町の萱野高原で、長野県の絶滅危惧種にも指定されているシラネアオイが、見頃を迎えています。
シラネアオイは、かやの山荘を管理する親山海クラブが、4年前に2千株ほどを植えたものです。
鹿に食べられるなどの被害があり千株ほどに減り、花の少ない年もありましたが、今年は、ネットを張って、食害から花を守りました。
今年は、例年より10日ほど遅く開花したということで、現在200株ほどが見頃を迎えています。
この日は、開花の便りを聞きつけた人が高原を訪れ、清楚な花を楽しんでいました。
萱野高原のシラネアオイは、25日頃まで楽しめそうだということです。 -
介護センター花岡 箕輪町に車いす寄贈
福祉用品のレンタル、販売をしている介護センター花岡は創立10周年を記念し、車いす4台を15日箕輪町に寄贈しました。
下諏訪町に本社をおく介護センター花岡は平成13年に花岡家具センターから分社独立し、今年で10周年になります。
10周年を記念し、販売エリアとなっている長野県と山梨県の44市町村に合わせて127台の寄贈を計画し、そのうち箕輪町に4台を贈りました。
車いすはアルミ製で軽く、100キロの耐荷重で丈夫に使えるものだということです。
寄贈された車いすは町内の公共施設で使われることになっています。 -
箕輪西小学校5年生 田植え体験
箕輪西小学校の5年生は、16日、学校近くの田んぼで田植えをしました。
5年生23人は、今年、総合的な活動の時間を使って米づくりについて学んでいます。
今日は、学校近くの0.5aの田んぼで田植えをしました。
児童らは、2、3本束にしたもち米の苗を12センチ間隔で、手で植えていきました。
今後は、地元のお年寄りの指導を受けながら草とりなどをし、9月下旬に収穫を行います。
できた米は、もちつきをして味わい、ワラはしめ縄の材料にするという事です。 -
たかずやの里移転候補地「東春近」
上伊那唯一の児童養護施設たかずやの里の移転改築場所の候補地として、東春近地区の上段に絞り込まれた事が、15日富県ふるさと館で開かれた富県社会福祉協議会の総会の中で報告されました。
総会には、富県地区の各区長などおよそ60人が出席しました。
たかずやの里を運営する、たかずや福祉会の埋橋良和理事長は、「候補地として富県に近い東春近の上段の地域に絞りこまれた」と報告し、「今まで、富県の宝として、地元の人たちに守ってきて頂いたが、移転する可能性が出てきた。申しわけないが了承いただきたい」と理解を求めました。
たかずやの里の改築については、支援を決めている上伊那広域連合の整備検討委員会の中で協議が進められています。
14日の検討委員会では、移転先の候補地として、富県地区の3か所、東春近の1か所、あわせて4か所が提示されました。
富県地区の3か所については、用地面積が狭い事や、取得が困難などの理由から候補地から外され、東春近が移転先として絞り込まれました。
上伊那広域連合によりますと、たかずやの里の改築については、県の補助が受けられるよう、来年度の予算編成に間に合うよう8月までに、建設地や基本設計などを盛り込んだ整備計画まとめたいとしています。
また、14日には、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長が長野市の県庁を訪れ、県に対し財政支援の要望をおこないました。 -
金環日食の安全な観察方法を学ぶ
21日の金環日食を前に、伊那市の西箕輪小学校で15日、児童たちが安全な観察方法などについて学びました。
西箕輪小学校では、野口輝雄教諭が子供たちに金環日食についての授業を行っています。
金環日食は、太陽が月に隠れてリング状に見えるもので、1987年9月に沖縄本島で観察された以来25年ぶりです。
野口教諭は、日光には有害な紫外線などが含まれているため直接見ないよう子供たちに呼びかけていました。
野口教諭は、安全に観察や写真撮影をしてもらおうとガイド冊子を作成しました。
冊子では、野口教諭が考案した空き箱を使った観察方法も紹介されています。
野口教諭によると伊那市では21日の午前7時31分頃からおよそ3分間、金環日食が観察できるということです。 -
クラシックカーでツーリング
外国のクラシックカーの愛好家が伊那市西春近に集まり、12日ツーリングをしました。
12日はイギリスのクラシックカー「ロータスエラン」45台など、あわせて100台ほどが集まり、ツーリングをしました。
全国持ち回りのロータスエランのツーリングが今回伊那で開催されることになり、南信の愛好者でつくる伊那ミーティングが運営に当たりました。
東京や大阪からなど全国から集まった参加者は西春近から岐阜県境の安房峠までの往復200キロほどをツーリングしました。
伊那ミーティングを運営する土生田勝正さんは「ロータスエランは小回りがきいて自分の思い通りに動かせるのが魅力。全国から来た人たちに新緑の信州でのドライブを楽しんでもらいたい」と話していました。 -
彫刻家中村喜平についての展示会 18日から伊那市創造館で開催
伊那市を代表する彫刻家中村喜平についての展示会が、18日から伊那市創造館で開かれます。
創造館では、展示会「伊那谷の生んだ彫刻家中村喜平展」を18日から開きます。
中村喜平は、大正2年伊那市坂下で生まれました。
伊那尋常高等小学校を卒業し、大工の見習いとなった中村喜平は、彫刻の魅力にひかれ、18歳の時から作品を作るようになりました。
伊那市を中心に、上伊那地域の小中学校や文化施設などに中村喜平の作品が飾られています。
伊那市駅前の作品「希望」も、そのうちの1つです。
上伊那教育会は、今年3月に中村喜平についての本を出版しています。
中心となって執筆に携わった高遠中学校の飯島隆志教諭は「郷土を誇る彫刻家をより多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
展示会では、ブロンズ像などおよそ30点が展示される他、中村喜平のアトリエが再現されるということです。
「伊那谷の生んだ彫刻家中村喜平展」は、18日金曜日から伊那市創造館で開かれます。 -
新宿区の小学生 間伐体験
伊那市と友好都市提携を結んでいる東京都新宿区の小学生は14日、ますみヶ丘平地林にある新宿の森で間伐体験を行いました。
間伐を体験したのは、新宿区の落合第六小学校の6年生28人です。
新宿の森は、伊那市と新宿区との間で締結されている協定に基づき設けられているおよそ1,200平方メートルです。
落合第六小学校は、身近にない自然環境の中で様々な体験をする移動教室を毎年伊那市で行っています。
14日は、伊那谷森と人を結ぶ協議会のメンバーから間伐の方法を教わり、実際にノコギリを使って木を切りました。
直径10センチ、高さ10メートルの木が倒れると児童らは歓声をあげて喜びました。
児童らは、2泊3日の日程で伊那市に滞在し、15日は田植えを行うということです。
23日には、新宿区の別の小学校の児童らが訪れることになっています。 -
シャッターアート製作で感謝状
伊那市通り町の情報拠点施設タウンステーション伊那まちのシャッターアートに協力したとして、伊那西高校美術部の生徒に12日、感謝状が贈られました。
この日は伊那西高校美術部の生徒5人に感謝状と記念品が贈られました。
シャッターアートは、街を明るく楽しく演出しようと「伊那市中心市街地再生協議会」が制作協力を呼びかけたものです。
伊那西高校美術部の小田切花香さんの「花と音楽の街」をテーマにした作品が採用され、美術部員の協力のもとシャッターに描かれました。
小田切さんは「個人制作が多い私達が、協力して街を賑やかにすることができて良かった」と話していました。
夏には2つ目のシャッターアートの制作も予定されています。 -
母の日 日頃の感謝の気持ちを花で
13日は、母の日です。
日ごろの感謝の気持ちを伝えようと花を買い求める人の姿が多く見られました。
伊那市のサンスイ生花店では、朝から多くの人がプレゼント用の花を買い求めていました。
サンスイ生花店によりますと、ここ数年は、ピンク系のカーネーションが人気だということです -
伊那市西町の恒例ウォーキング大会
晴れ間の広がった13日、伊那市西町の恒例ウォーキング大会が開かれました。
ウォーキング大会には、小学生から大人まで住民およそ140人が参加しました。
住民同士の交流の場にしようと毎年開かれていて今年で9回目です。
コースは、伊那文化会館を出発し伊那西小学校を目指すおよそ8キロで、参加者は南アルプスの景色や会話を楽しみながら歩いていました。
中には、ワラビやヨモギなどの山菜を摘みながら歩く人の姿もありました。
西町区の山岡彬秀区長は「住民同士の繋がりを今後も大切にしていきたい」と話していました。 -
母の日 ねんどで手作りカーネーション
13日の母の日を前に、親子がねんどを使ったプレゼントを作る、ものづくり講座が12日南箕輪村の村民センターで開かれました。
講座には保育園児から小学6年生までの29人の子供とその保護者が参加しました。
やわらかい樹脂性の粘土で作ったカーネーションをじょうろの形のポットに乗せた置物を作りました。
子供たちは、保護者と協力しながらねんどをこね、花の形を作っていました。
南箕輪村では、手作りによる心のこもった物づくりを体験してもらおうと、毎月物づくり講座を開いています。
6月には父の日にあわせた体験イベントを行うことになっています。 -
西駒山草会 第11回西駒山野草展示会
新緑の季節を迎え、上伊那各地で山野草の展示会が開かれています。
南箕輪村の南原公民館では、西駒山草会による第11回西駒山野草展示会が、12日から始まりました。
会場には、10人の会員が育てた300点ほどの山野草が展示されています。
そのうち9割が突然変異でおこる白いまだら模様の「斑(ふ)」が入ったものです。
斑は野生では珍しく、会員が時間をかけて集めたものを交配させながら増やし、育てました。
12日は350人ほどが訪れ、山野草を鑑賞していました。
西駒山草会代表の網野幸治さんは、「斑入りの山野草を集めた展示会は県下でも珍しいのでたくさんの人に見てもらいたい」と話していました。
西駒山野草展示会は明日まで開かれています。 -
伊那町の暮らしとともに100年
5月14日で開業100年を迎える伊那市駅。12日にはその記念イベントが市内で行われました。
伊那市駅前のロータリーでは記念式典が行われ、集まった人たちが伊那市駅開業100周年を祝いました。
伊那市駅は、明治45年、1912年の5月14日に伊那電車軌道の「伊那町駅」として開業しました。
当初は貨物の取り扱いも行なっていましたが、1952年に旅客駅となり、1954年の伊那市政施行により名称を「伊那市駅」としました。
酒井茂副市長は「これまでの100年を振り返り、伊那市駅や市街地の今後の100年を見据えていくためのきっかけにしたい」とあいさつしました。
また伊那市駅の岩田一高駅長は「100年を迎えられたのはみなさんの支えがあったから。これからもローカル線ならではの魅力を発信していきたい」と話していました。
式典を企画した「伊那市の暮らし100年地域活性化推進委員会」では、100周年に合わせたイベントを今後も企画していきたい考えです。
池上直樹会長は「100年というものの重みを感じる。盆踊りで駅前が盛った昔のような活気を取り戻していけるよう、少しずつ取り組みを進めていきたい」と話していました。 -
セーフコミュニティ認証取得で記念式典
安全・安心なまちづくりを目指す箕輪町のセーフコミュニティ認証が4月12日に正式に決まり5月12日、記念式典が箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれました。
会場にはおよそ200人が集まり、箕輪町のセーフコミュニティ認証取得を祝いました。
セーフコミュニティは、WHO世界保健機関が認証しているもので、事故や自殺は予防できるという考えのもと安全・安心な街づくりを進めるものです。
町は、平成21年12月から取得に向けた取り組みを始めていて、今年1月に審査を受け、先月認証決定通知が平澤豊満町長に伝達されました。
式典で平澤町長は「認証を取得できたのは、箕輪町の歴史の中でも輝かしく残るもの。これも安全・安心のまちづくりに献身的に取り組んでくれた町民のみなさんのおかげ」とあいさつしました。
来賓としてかけつけた阿部守一知事は「認証取得までのプロセスでの住民との協働は、県としても参考にさせていただきたい。」と祝辞を述べました。
箕輪町のセーフコミュニティ認証取得は、世界で274番目、日本国内では4番目で、町村単位では初となります。 -
丹精込めた寄植え並ぶ
箕輪町の木下公民館で、12日から地元の山野草愛好者で作る「信州みのわ山野草クラブ」の山野草展が始まりました。
信州みのわ山野草クラブの展示は、同じ鉢の中に何種類かの山野草を植える「寄せ植え」が多いのが特徴で、会場には会員が丹精込めた作品およそ200鉢が並んでいます。
春先の低音で花が咲かず、急に気温が上がったため一気に花が咲き、展示前に花が落ちてしまうなど、会員の苦労もあったということです。
白鳥征男会長は「苦労したが会員の努力で綺麗に仕上がった。多くの人に見てもらいたい」と話していました。
展示は13日も木下公民館で開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
信州伊那野草会 12日から展示会
信州伊那野草会は、12日と13日の2日間、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで山野草大展示会を開きます。
11日は、会員たちが明日からの展示に向けて準備を進めていました。
信州伊那野草会は、毎年この時期に展示会を開いていて、今回も200種類、400鉢が並んでいます。
飯島隼人会長は、「野山を彩る草花は、見る人の心に潤いを与えてくれる」として来場を呼び掛けています。
山野草大展示会は、12日と13日の2日間、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで開かれます。 -
伊那商工会議所青年部 伊那コン27日に初開催
伊那商工会議所青年部は、お酒や料理を味わいながら交流を深めてもらうイベント「伊那コン」を、27日に開きます。
11日は、イベントについての説明が伊那市の伊那商工会館で行われました。
伊那コンは、街全体を使って参加者同士交流を深めてもらうことや地域の活性化を図ることを目的に、伊那商工会議所青年部が初めて企画しました。
イベントでは、参加者がグループごとに分かれ、市内12の飲食店のうち2店舗をまわります。
店内では、特別メニューが提供される他、店舗ごとゲームなどが企画されています。
参加者は、通行手形として三度笠を被って伊那の勘太郎に扮し街を歩くということです。
日時は27日日曜日、午後4時半からです。
料金は男性6千円、女性3,500円で、20歳以上なら未婚・既婚・地域は問わないということです。
なお、2人以上のグループでの申し込みとなり、先着200人までとなっています。
詳しくは、伊那商工会議所青年部事務局まで
電話:0265-72-7000 -
赤羽栄子さんの作品展「いのちの囁き」16日まで
押し花作品を手掛けて20年になる伊那市美篶の赤羽栄子さんの作品展「いのちの囁き」が11日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、福寿草や桜の花びらの他、木の根っこや苔など身近な素材を使った押し花95点が並べられています。
作品は、1年以内の近作を中心に押し花を始めた頃の作品なども展示されています。
生け花を学んでいた赤羽さんは、植物の命をいきいきと残すことができる押し花の魅力にひかれ、以来20年に渡り作品作りに取り組んでいます。
今回の展示は、20年の節目を迎え信州の自然の良さを改めて表現することをコンセプトにしています。
ウォーキングをしている際道端で見つけた花や草を使った作品「ふるさと信州」。
世界12か国からおよそ1,200点の応募があった押し花絵コンテストで特選に選ばれています。
押し花絵展「いのちの囁き」は16日水曜日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
南箕輪村恩徳寺のクロユリ見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺で、クロユリが見頃を迎えています。
先代の住職が2株から徐々に増やし、50年かけて350株ほどになりました。
現在は、200株ほどが見頃を迎えています。
今年は、例年より4日ほど遅く開花し、花は小さめだということです。
恩徳寺のクロユリは、15日ごろまで楽しめそうです。 -
伊那中央病院 5月12日看護の日PR
10日から始まった看護週間にあわせ、伊那市の伊那中央病院は、5月12日の看護の日をPRするイベントを10日に行いました。
看護の日は、ナイチンゲールの誕生日の5月12日で、今年は5月10日から16日が看護週間となっています。
院内では、看護師が病院を訪れた人に看護の日をPRするチラシや花の種などを手渡しました。
今年は子供にも興味をもってもらおうと、看護の日のマークが描かれた風船も配布しました。
入口近くでは献血が行われ、60人ほどが献血したということです。
伊那中央病院では、「イベントを通じて看護を少しでも身近に感じてもらえたら」と話していました。
14日には1階売店前で血圧や体脂肪などの測定が行われることになっています。