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子ども森の秘密基地づくり
伊那市ますみヶ丘の平地林で秘密基地を作って楽しむイベントが5日に開かれ、南信地区か60人ほどが参加した。
企画したのは、木材を活用する事から森林保全を考えるグループ・NPO法人森のライフスタイル研究所。
ますみヶ丘の平地林は、安全性が確保でき、手軽に楽しめる森林であることから、子ども達が自ら考え、楽しめるイベント・秘密基地作りを企画した。
子どもたちは、森から木の枝を探したり、ロープを使ったりして、好きな形の基地を作り上げていた。
中には、木の枝からロープをつるしブランコを作るグループもあって、子どもたちの人気を集めていた。
森のライフスタイル研究所の竹垣英信代表理事所長は、「平地林でこれだけの面積が残る場所は少なく貴重。子どもたちに自然のものを使って考えながら作り出す体験をしてほしい」と話していた。
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伊那地域アマランサス研究会が知事表彰
魅力あふれる地域の元気づくりに貢献したとして、伊那地域アマランサス研究会が4日、知事表彰を受けた。
長野県の地域発元気づくり支援金活用事業の表彰で、平成19年度の事業の中から、県内の10地域ごとに1事業ずつ選ばれた。
表彰は南箕輪村民センターで開いた地域づくりフォーラムの中で行われ、事例発表もあった。
研究会は平成19年度、アマランサスの栽培講習会やシンポジウムを開いたほか、給食メニューを提案したと説明。支援金で作成したアマランサスのPR用パンフレットも紹介していた。
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キノコ中毒防止展
秋の味覚、キノコ採りのシーズンを迎え、伊那市狐島のAコープ伊那中央店で5日まで、「きのこ中毒防止展」が開かれている。
この展示会は、伊那保健所や上伊那の食品を扱う業者らが、毒キノコを間違えて食べないように知識を深めてもらおうと毎年開いている。
会場では、伊那周辺で採れるキノコ約120種類を食用、食用に向かない物、毒きのこの3種類に分けて展示している。
訪れた人たちは、展示されたキノコを手に取ったり、匂いを嗅いだりしていた。
キノコを無料で鑑別するコーナーもあり、一般の人たちが山で採ったキノコを持ち込んでいた。
鑑別は、県が委嘱した「きのこ衛生指導員」が行い、色や形といった特徴や匂いを嗅ぎ、見分けていた。
3日に市内で採取したキノコを持ち込んだ伊那市美篶の小松みわこさんは、「食べる事ができるキノコと聞いて安心しました」と笑顔を浮かべていた。
きのこ衛生指導員の吉川進さんは「知らないキノコは食べない事」と話し注意を呼び掛けていた。
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童話作家の中島豊さん
箕輪町に原画寄贈奈良県在住の童話作家、中島豊さんがこのほど、箕輪町を訪れ、童話の原画を寄贈した。
原画は、中島さんが書いた童話「くもの上の運動会」の挿絵で、クジラを飛行機に見立てた絵。
中島さんの高校の恩師が箕輪町出身という縁で、箕輪町に原画が寄贈された。
箕輪町を訪れるのは5年振りだということで、前回訪れたときには、宿泊した家で見た牛から発想を得た作品も書いている。
中島さんは、「この絵から、それぞれ空想を膨らませて夢を持ってもらいたい。子どもたちには、心の希望につながるような夢を持ち続けてもらいたい」と話していた。
また、足に先天性の障害を持っていることから、子どものころ、おもいきり遊べなかったことを振り返り、「今を生きること。おもいきり楽しむことが大事。その思いを伝えたいと作品を書いています」と話していた。
町では、この絵を町図書館に飾り、童話集も貸し出す。
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坂下神社例大祭 子供みこし練り歩く
伊那市の坂下神社で秋の例大祭が4日から始まり、子供みこしが地区を練り歩いた。
子供みこしは、地元の坂下神社の例大祭を盛り上げようと、坂下子供育成会が毎年宵祭りに行っている。
小学生やその保護者およそ30人が参加。天狗に扮した子供を先頭に、太鼓と笛の音に合わせ、およそ4キロを回った。
坂下神社例大祭は、4日の宵祭りと5日の本祭りの2日間で、女子児童による浦安の舞いが奉納されるほか、有志によるみこしも繰り出される予定。
坂下子供育成会では、「市街地で子供が減っていく中、季節の行事を通して地域への愛着を深めてほしい」と話していた。
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大芝イルミフェス開幕
南箕輪村大芝高原の夜を電飾が彩る大芝高原イルミネーションフェスティバルが4日から始まった。
イルミネーションフェスティバルは、地域の活性化や交流の場所作りとして開かれているもので、今年で3回目となる。
出展しているのは住民有志や各種団体で、今年は去年を100点近く上回る電飾、およそ220点が並んでいる。
今年のテーマは、「思い出と感動・人と人との語らい・つながりを通して癒しの空間を創造し、心に残る時を演出する」。
空へと飛び立つ電車や、本物の家のように電飾で彩られたミニチュアの家など、趣向を凝らした作品が並んでいる。
実行委員会では、「これだけの規模のイルミネーションはなかなか見ることができないと思う。ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
大芝高原のイルミネーションフェスティバルは25日(土)までで、時間は午後5時半から午後10時まで。
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伊澤修二先生記念音楽祭へ
芸大教授が小学生を指導今月25日に開催される伊澤修二先生記念音楽祭に向け3日、伊那市高遠町の小学生が東京藝術大学の教授らの指導を受けた。
音楽祭に出演する高遠の2つの小学校の児童が対象で、このうち高遠北小学校では、音楽劇に出演する5年生が、東京藝術大学の佐野靖教授と、大学院生2人から指導を受けた。
東京藝術大学と高遠町は、高遠町出身の伊澤修二が、藝大の初代学長を務めたことが縁で交流がある。
この日は、歌うときの息の使い方を教わった。
子どもたちは、「腰のあたりを膨らませるように息を吸うこと」「息を吐くときは、遠くに飛ばす感覚で」などのアドバイスを受けて練習していた。
5年生の音楽劇は、オニヤンマと自然をテーマにしたもので、うたう歌のほとんどが、児童たちが作り、佐野教授が手を加えたものだという。
音楽祭は25日に開催され、高遠北小の児童は、高遠町文化体育館で行われる第1部に出演する。
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病児保育の充実を
アンケートで保護者求める伊那市の行ったアンケートにより、園児を持つ保護者が、病気の子どもを預かる病児保育の実施を求めていることが分かった。1日夜開いた伊那市保育園運営協議会で示された。
伊那市が今年7月31日から8月にかけて、市内の25保育園の保護者全員1763世帯を対象に行ったもので、72%の回答があった。
「今後さらに充実して欲しい保育は何ですか」との設問に、病気の子どもを預かる病児保育の開設が26・5%で最も多く、続いて未満児保育の拡大、病後児保育の充実となっている。
伊那市では去年11月に、西箕輪の診療所を拠点とする病後児保育を始めている。開始からこれまでの利用は5世帯あった。
市ではこうした状況の中で、アンケート結果で要望の多かった病児保育の開設についても検討したいとしている。
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“豆腐の日”イベントで手作り体験
10月2日の「豆腐の日」にちなんで、豆腐作り体験が2日、伊那市のみはらしファームで行われた。
「豆腐の日」のイベントとして、人気の豆腐作り体験を計画したところ、7人が参加した。
西箕輪大豆加工組合のメンバーに教わりながら、水に浸した大豆をミキサーですりつぶす作業から始まった。
すりつぶした大豆を鍋で煮たあと、布に入れてしっかり搾り、おからと豆乳に分ける。続いて豆乳に、にがりを加え、四角い木の型に入れて固めると豆腐が完成する。
水の中に自分の作った豆腐を取り出すと、参加者は出来上がりを喜んでいた。
参加した伊那市内のある女性は、「初めて作ってドキドキしたけれど、出来上がって感動しました。冷ややっこで食べたり、調理して味わうのが楽しみです」と話していた。
できたての豆腐はさっそく試食し、「甘味があっておいしい」と好評だった。
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【カメラリポート】豆腐工房まめや
伊那市高遠町 豆腐職人 青木智さん(29)伊那市高遠町の青木智さん。10月2日の「豆腐の日」、こだわりの手作り豆腐の販売を始めた。
青木さんは大学卒業後、市内の食品会社に勤めていたが、夢だった豆腐屋になるため退職した。
その後、廃業した豆腐店を借り、この日の開店に向け豆腐作りを勉強してきた。 -
衣替え 今日から冬服に
10月に入り、1日の今日から衣替え。冬服を着きて登校する学生たちの姿が見られた。
伊那市の伊那西高校では、生徒達は紺色のブレザーにスカート、ハイソックスも夏の白色から紺色に履き替えて登校した。
朝8時の伊那市の気温は15・1度、小雨の降る肌寒い天候で、生徒達はブレザーの下にカーディガンを着て調節したという。
3年生のある生徒は「久しぶりの冬服で気持ちも引き締まります。卒業を控え最後の冬服なので大事に着たいです」と話していた。
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伊那市男性の最高齢・福澤総一郎さんが市に盆栽寄贈
伊那市の男性で最高齢となる福澤総一郎さんが1日、伊那市役所を訪れ、松の盆栽を寄贈した。
福澤さんは現在104歳で先月、長寿の祝いに伊那市から肖像画が贈られた。
今回はそのお礼にと、福澤さんが50年にわたり手入れをしてきた松の盆栽二鉢を伊那市に寄贈した。
一つは7本の松が一つの鉢から出ていて、昔の伊那町など1町6村が合併し旧伊那市となったときの象徴として、またもう一つの一本松は、新伊那市が一体となって発展してもらいたいとの願いが込められているという。
小坂樫男伊那市長は「大変ありがたいこと。式典などの飾りとして使わせていただきたい」と話し、福澤さんの好意を喜んでいた。
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園芸店「花季行」がバラ寄贈
神奈川県川崎市で園芸店を経営している花季行は1日、伊那市にバラの苗を寄贈した。花季行の佐野秋男社長が伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に目録を手渡した。
佐野社長は、伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンを整備した伸和コントロールズの社長と、ロータリークラブを通じて知り合いになり、今年7月にローズガーデンを訪れた。
そこで、もっと多くの人に足を運んでもらい、喜んでもらえるバラ園にしようと、今回の寄贈を考えた。
贈られたのは、70種類669株。
伊那市では、このバラをしんわの丘ローズガーデンのほか、学校や宿泊施設など市内の公共施設に植えるという。
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レジ袋削減キャンペーン
レジ袋削減のための協定を長野県と締結したニシザワなどの事業所は1日、消費者にPRするためのキャンペーンを行った。上伊那地方事務所の職員などが、ベルシャイン箕輪店で買い物客にレジ袋削減を呼びかけた。
キャンペーンでは、レジ袋や過剰包装に関するアンケート調査も併せて行った。
1日締結された協定は、県と消費者団体、ニシザワを含む県内17のスーパーの間で結ばれ、H22年度までに、マイバックを持って買い物をする人の数を全体の60%以上にすることを目標としている。
ニシザワでは現在、マイバック持参率は30%ほどで、マイバックを持参すると商品券と交換できる「エコポイント」がつくキャンペーンを1日から11月末まで行い、買い物客に協力を呼びかけていく。「地域のスーパーとして環境を考え、目標達成のため地道に取り組んで行きたい」と話していた。
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楠洲流吟道大会
詩吟楠洲流聖楠会による吟道大会が28日、伊那市の伊那市民会館で開かれた。
日ごろの練習の成果を発表し詩吟の普及を図ろうと開いているもので、今年で37回目になる。
大会では詩吟にあわせて剣や扇子を手にして踊る勇壮な舞、剣舞詩舞も披露されていた。
詩吟楠洲流は宗家の伊藤楠洲が広めたもので、辰野から駒ヶ根まで会員およそ500人が活動している。
会では、健全な精神と礼儀を重んじる詩吟の魅力を多くの人に知ってもらい、普及活動にも力を入れていきたいと話している。 -
コットンテイルキルト作品展
南箕輪村の手芸店「コットンテイル」によるキルト作品展が1日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
作品展はコットンテイルが2年に1度開いている。
今回はコットンテイルのパッチワーク教室で学ぶ受講者や、普段お店を利用している一般の人の作品などおよそ100点を展示した。
会場には、2メートル以上のベッドカバーから、バッグ、タペストリーなど、さまざまな作品が展示されている。
また、会場の一角には今年70歳を迎えるという竹澤たきこさんの古希記念作品コーナーもあり、来場した人たちは「すごいね」と話したり、展示作品の柄のメモを取るなどして、それぞれの作品を楽しんでいた。
コットンテイルでは、「それぞれ作りたいように作っているので、バラエティーに富んだ作品を楽しんでいただければ」と話していた。
作品展は5日まで。 -
すくすくハウスでパドル体操
南箕輪村の子育て支援施設すくすくハウスで29日、カヌーに使うパドル型の棒を使って体を動かす「パドル体操」が行われた。
保育園に通う前の子どもを持つ母親が参加し、パドル体操をした。
講師は、辰野町で教室を開いている伊藤千寿子さんが務めた。
パドル体操は、布をかぶせたプラスチックの棒で、体を軽くたたいたり、それを使って体を動かすもの。
たたく事でリンパの流れを良くし、冷え性や溜まった疲れが改善されるという。
参加したある母親は「子どもをだっこしていると肩や腰が重くなるけれど、体操をすると体がぽかぽかして軽くなりました」と話していた。
このパドル体操の教室は毎月最後の月曜日に開かれていて、次回は10月27日に開かれる事になっている。
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県伊那文化会館など県有施設ネーミングライツ・パートナー募集
長野県は、伊那市の県伊那文化会館など県所有の6つの施設について名称を付ける事ができる権利、命名権の公募を行う。
命名権は、施設の名称に企業名や商品名などのブランド名を付ける事が出来るもので、県では始めての取り組み。
命名権を取得すると、来年4月1日から、新しい名称で施設運営可能となり、施設の看板やパンフレットなどに、新名称を表示することができる。
今回、県が命名権の公募を行うのは、伊那文化会館のほか、長野市や松本市の文化会館や、松本平広域公園のやまびこドームなど6つの施設。
県によると、命名権の導入により、企業は企業名がメディアに露出する事により、知名度や宣伝効果などのメリットがあり、一方県は、自主財源の確保や施設の知名度、集客力、サービスの向上につながるという。
なお、伊那文化会館の募集条件は、契約期間が5年で、命名権料は年間1千万円となる。
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伊那市が危険箇所パトロール
台風シーズンに備え伊那市は30日、市内で指摘されている危険箇所のパトロールを実施した。
危険箇所のパトロールは、毎年春と秋の2回実施している。
伊那市をはじめ消防や警察などから35人が参加して今年6月23日に豪雨被害があった伊那市高遠町の危険箇所をパトロールした。
伊那市高遠町の藤沢などでは今年6月に、多いところで1時間に120ミリの雨が降り床下浸水などの被害があった。
被害のあった高遠町を中心に9カ所を回り、対応策などを話し合った。
高遠町藤沢の入ノ沢では、今年の大雨で水路が反乱し2棟の床下浸水があった。
現在、復旧作業は終わっているが、また同じような雨が降った際は同じ状況が考えられるとして水路を広げるなどの対策をとっていくとしている。
また、災害時に使用するヘリポートの候補地の確認もした。
伊那市では、「いつ起きるか分からない災害。今日のパトロールを通して問題のあった場所は、課題を抽出して災害防止を図っていきたい」としている。
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天竜川上流災害の教訓伝承検討会第3回
天竜川上流域の災害の教訓を後世に的確に伝える手法を考える検討会の3回目の会合が30日、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で開かれ、伊那、駒ヶ根、飯田の3つのモデル地域で行う、災害の教訓を伝える方法を検討した。
説明によると、試験的に、伊那地域では伊那小学校の3年生から6年生とその家族を対象に、被災経験を振り返り、雨の恐ろしさについて考える学習活動を検討しているという。
平成18年7月の豪雨体験を思い出したり、災害伝承ビデオを使うなど学習方法の例を示した。
天竜川上流河川事務所では災害についてのビデオやカルタなどを作製しており、その内容についての検討もあった。
委員からは、「私達から一方的に情報を流すのではなく、市民参加型になるよう努力したい」などの意見が出されていた。
4回目の検討会は来年2月に開く予定。
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里山セミナー開催
地域の山づくりについて考える里山セミナーが28日、伊那市の西春近公民館で開かれた。
このセミナーは平成18年の7月豪雨災害で土石流による被害を受けたことを教訓に、西春近の住民が山づくりについて考えようと開いているもので、今回で4回目となる。
セミナーには、およそ80人が参加し、山の整備や野生動物対策などについて意見を交わした。
整備については、「所有者でも境界がわからないほど細分化されている」といった声や、「山の整備の前に林道を整備する必要がある」などの意見が出されていた。
ほかには若い人の関心が薄いことや、西春近単独ではなく周辺地域との連携などが課題として挙げられていた。
セミナーを開いた西春近自治協議会では、里山が荒れることが災害につながるとして、管理の方法についてさらに検討していくという。
セミナーでは今後、野生動物による被害がある地域、土砂災害の多い地域など、課題別に対策を協議していくことにしている。
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手をつなぐ育成会 稲刈り体験
箕輪町・沢の田んぼで27日、障害者自立支援グループ「手をつなぐ育成会」の会員が稲刈りを体験した。
これは育成会上伊那地区代表の大槻正春さんが、会員に稲刈りを体験してもらおうと、所有する田んぼを提供したもの。
今回の体験には、育成会の会員およそ40人が参加した。
初の稲刈りということもあり、参加者は箕輪町北部営農組合のメンバーから指導を受けながら体験していた。
参加者らは組合のメンバーから刈り方を教わると、一束ずつ丁寧に稲を刈り取っていた。
大槻さんは、「稲刈りを通して、障害のある人たちを理解してあげられる環境ができていけばうれしい」と話していた。
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仙丈に初冠雪
伊那市長谷の南アルプス仙丈ケ岳で29日朝、初冠雪があった。
標高3033メートルの仙丈ケ岳では28日夜から雪がちらつき始め、朝になると2センチほどの雪が仙丈小屋付近を覆っていた。
29日朝の気温は氷点下1度ほど。例年より10日ほど早い初冠雪だという。
また29日の伊那市は、最高気温が13・7度と11月の中旬並の寒い一日となった。
長野地方気象台によると、この寒さは日本列島の南の海上に前線が停滞したため、県内全域が日本の北側にある寒気に覆われたという。
伊那市内は、朝から雨がぱらつき、厚い雲に覆われた天気となった。
伊那市駅近くの交差点では、行き交う人達は上着を着て歩いていた。
長野地方気象台によると、寒さのピークは29日までで、南信地方の30日の最高気温は29日より7度近く上がり21度になる予想という。
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事故米 伊那市、箕輪町、南箕輪村では給食に提供なし
長野県は事故米を原料とした食品の学校給食での提供状況を調査し29日、結果を発表した。それによると伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校などは含まれていなかった。
県教育委員会では、小中学校や特別支援学校、夜間定時制高等学校などを対象に、平成15年度から20年度までの間、問題となった食品が給食に出されたか調査を行った。
調査の結果、県内の108の小学校や32の中学校、7の特別支援学校で合計21万2千食が出されていたという。
この中に、伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校などはなかった。
県によると、これまでにこれらの食品による健康被害に関する報告はないという。
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三峰川まつり
伊那市を流れる三峰川に親しむイベント、三峰川まつりが28日、伊那市高遠町の山田河原河川敷で行われた。
このイベントは子どもたちに、楽しみながら水環境を守ることの大切さなどを知ってもらおうと、三峰川みらい会議が開いたもので、およそ40人の親子連れが訪れた。
イベントでは川に関する質問に○×で答える、三峰川物知りコンテストがおこなわれた。
出題者から「川の源流から天竜川までの合流点までは50キロより長い」、「三峰川の支流には藤沢川がある」などの質問が出されていた。
参加した子供たちは、正しいと思ったらマルのゾーンへ、間違いと思ったらバツのゾーンにそれぞれ分かれ正解すると手をたたいて喜んでいた。
コンテストでは川に関するさまざまな質問が出され、集まった子どもたちは楽しみながら三峰川について理解を深めていた。
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交通安全活動、安全運転の功績称える
19個人1事業者を表彰長年の交通安全活動や安全運転の功績に対して個人や事業者に贈られる表彰状の伝達式が29日、伊那警察署で行われた。
関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長の連盟表彰と緑十字銅章の表彰伝達式があり、19の個人と1事業者が表彰された。
これは、安全運転の管理や優良ドライバーに対し、財団法人全日本交通安全協会から贈られるもの。
今回、伊那警察署管内で表彰を受けたのは、優良運転者12人と、交通功労者6人、優良安全運転管理者1人の合計19人と1事業者です。
伊那警察署で行われた表彰伝達式では、伊那・高遠交通安全協会と安全運転管理者協会上伊那支部から各受賞者に表彰状などが手渡された。
安全運転管理者協会上伊那支部の小林紀玄会長は、「快適で安全な車社会を作るため、今後も模範となるよう指導をお願いしたい」と受賞者に呼びかけた。
受賞者を代表して箕輪町の中村喜男さんは、「今までに増して、地域の交通安全推進のため一段と努力していきたい」と今後の活動に意欲を見せていた。
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紅そばサミット初開催
赤そばの生産や赤そばを使った地域おこしをしている関係者らが一堂に会した初めての会合「紅そばサミット」が27日、中川村で開かれた。
サミットには、赤そばの生産や観光資源として栽培に取り組んでいる箕輪町や茅野市、遠くは秋田県仙北市の関係者ら20人が出席した。
サミットは、赤そば「高嶺ルビー」の魅力や知識を深め、各地域の情報交換と親交の場にしようと、初めて開かれた。
このうちパネルディスカッションでは、これまでの活動や今後の課題について地域ごとに報告があった。
箕輪町から出席した役場産業振興課の北原英忠課長は、「10年かけ秋の観光スポットとして成長した。今後は収穫したソバに付加価値をつけ、ブランド化を目指したい」と話していた。
また、茅野市から出席した市や商工会議所などで組織する茅野エコツーリズム協議会は、蓼科高原で、子供たちも栽培に参加した取り組みについて報告した。
会のメンバーは、鹿に食べられないよう見張りなどをしていくうちに、「人間も自然の中で生きていることを知り、自然を守りたい」という気持ちが育ち始め、環境学習になったという。
サミットの実行委員長で、信州大学名誉教授の氏原暉男さんは、「それぞれの地域の特徴を生かし、横の連携を大事にすることが、これからの地域づくりには必要」と話していた。
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古田の里赤ソバ花まつり
箕輪町上古田の赤そばの里で27日、できたてのそばを楽しめる赤そば花まつりが始まった。
まつりは、赤そばの花の見ごろに合わせて地元で取れたそばの味を楽しんでもらおうと開いている。
会場の上古田公民館には、打ちたてのそばを食べられるということで、県内外から多くの人が集まっていた。
またそば打ち体験も人気で、地元の名人から指導を受けながらそばを打っていた。
静岡県から訪れた人は、「普段食べているものとは違い、コシがあっておいしい。来た甲斐があった」と話し、そばの味を楽しんでいた。
赤そば花まつりは、28日午後3時まで開催。手打ちそばは1食500円、そば打ち体験は1500円で楽しむことができる。
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信州みのわ山野草クラブ「秋の山野草展」
信州みのわ山野草クラブの秋の山野草展が27日から、箕輪町の木下公民館で始まった。
会場には会員20人の作品、およそ200点が並んでいる。
今年は夏の暑さが厳しく、花の咲きが遅くなっていて、花ものの作品が少なくなっているという。
会長の白鳥征男さんは、「花ものは少ないが、葉が紅く色づき始めた作品もあり、会場で秋を感じることができる。ぜひ足を運んでください」と来場を呼び掛けていた。
山野草展は28日午後4時まで。
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保育園でフラメンコ披露
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園で25日、保護者がフラメンコを披露した。
踊りを披露したのは、フラメンコ指導者の羽生田由佳さんら今年卒園を迎える年長児の保護者6人。
このグループは2か月ほど前に結成し、週1回、子どもたちの迎えの後に地区の武道館などで練習をしてきたという。
メンバーは、早いテンポの曲に合わせ、サパテアードと呼ばれる迫力ある足さばきを披露していた。
未満児から年長児までの全員29人がフラメンコを楽しみ、リズムに合わせて手拍子を送ったり、かけ声をかけたりしていた。
指導をしてきた羽生田さんは、「フラメンコという踊りに対して子ども達がどんな反応を示すか心配だったが、良い反応を見せてくれたので、やった甲斐があった」と話していた。
グループは今後も発表の場を設けて活動していくという。
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