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駒ケ根市内各地で盆踊り
お盆中の14日夜、駒ケ根市内のそれぞれの地区では各区分館主催の盆踊り大会がにぎやかに催された。
北割二区の盆踊り大会は宮澤印刷の駐車場内にやぐらやテントが設置された特設会場で開かれ、集まった区民らが遅くまで踊りや花火などを楽しんだ。やぐらの上で行われた小学生対象のじゃんけん大会では、子どもたちが5人ずつ小平邦一分館長と勝負=写真。勝った子どもたちは景品をもらって大喜びだった。
会場では焼きそば、かき氷、スイカ、トウモロコシのほか、ビールやジュースなどが無料で振る舞われ、訪れた親子連れが何度もお代わりを繰り返していた。 -
駒ケ根市成人式
駒ケ根市の成人式が15日、市文化会館で開かれた。新たに成人となった426人(男性200、女性226)が人生の節目を祝った。新成人代表の藤田康幸さんは「悲惨な災害や事件が起きる時代だが、成人として義務と責任を自覚し、しっかりと地に足をつけて歩いていこう」と謝辞を述べた。中原正純市長は「人生を築く上で成人は大きな節目。志を抱き、若さ、勇気、情熱をもって創造的に生きてほしい。夢と希望をかなえるために全力を尽くせ」と力強く激励した。
式典後には中学校の恩師らによるビデオメッセージが上映され、新成人は久しぶりに見る懐かしい顔と語りに歓声を上げていた。
アトラクションとして、式に先立ち駒ケ根太鼓が、式典後に市民吹奏楽団がそれぞれ演奏を披露。新成人は素晴らしい演奏に大きな拍手を送っていた。 -
箕輪町成人式
06年度の箕輪町成人式は15日、町文化センターであった。新成人211人が出席し、懐かしい友や恩師との再会を喜び、大人として自覚を胸に新たな人生のスタートをきった。
新成人の有志で組織する成人式実行委員会による式で、対象の新成人は333人(男性152人、女性181人)。みのわ太鼓の祝太鼓演奏で開幕した。
実行委員長の荻原大樹さんは、「成人式を迎え、今度は私達が地域や町を守っていく立場になったと実感している。この先は、想像以上に厳しく大きな壁にぶつかると思うが、仲間達と共にどんなときも夢を持ち、逃げることなく壁を乗り越えていけると思う。この日を境に、少しずつ自分たちの足で立ち、今度はだれかを守ることができる強さと優しさをもった大人として活躍していくことを誓う」とあいさつした。
新成人を代表して唐沢なぎささん、有賀大輔さんが意見発表した。
平沢豊満町長は、「成人として出発する今、自分自身の将来を真剣に考え、積極的かつ建設的な姿勢で悔いのない人生を送ってほしい。公平、公正な実行力を持ち、国内はもとより世界で活躍する日本人になることを期待する」と祝福。恩師7人が祝いのことばを送った。
式終了後は記念撮影と立食パーティーがあった。 -
山寺区で初の盆おどり大会
伊那市山寺区の盆おどり大会が14日夜、伊那北地域活性化センター「きたっせ」であった。子どもから年配者までが集い、にぎやかに繰り広げた。
昨年まで春の運動会だったが、参加者の減少で、盆おどりに切り替えた。
午後7時、駐車場の中心にやぐらを組み、ちょうちんに明かりをともした。スピーカーから伊那節や勘太郎月夜唄などの曲が流れ、徐々に踊り手の輪が広がった。浴衣姿の女性や法被姿の男性に交じり、子どもたちが見よう見まねで踊る姿も。
山下とよ子さん(83)は「盆おどりがあると踊りたくなちゃう」と話し、輪に加わっていた。
区内7町内会が野菜販売、金魚すくい、カブトムシなどの店を出し、地元商工会による流しそうめん、カラオケ大会、子どもを対象とした輪投げ大会もあり、区関係者は「予想以上のにぎわい」と喜んだ。 -
青島で納涼祭
伊那市美篶の青島公民館東側の遊園地で14日夕、恒例の納涼祭があった。地元の村おこしの会メンバーらによる12の出店が並び、夕涼みがてら地域住民や帰省者でにぎわいを見せた。
敷地内に、飲食ができる座席が用意され、訪れた家族連れなどはかき氷、もつ煮、わたあめなどを買い、ビールを飲んだり、焼きそばを食べたりした。
人気だったのは、訪れた人全員が対象となる福引き。当たったしょうゆや油、キッチンペーパーなど日用品を持ち帰った。
納涼祭は、低迷した盆踊りに変わり、91年から出店中心となった。帰省した人と顔を合わせる機会にもなっている。
地元小学生も納涼祭のために書いた花火などの絵を飾った。 -
伊那市成人式 新成人としての新たな決意
伊那市成人式は県伊那文化会館であった。対象者の男子436人、女子429人、合計865人のうち、6割以上の555人が参加。信州伊那太鼓の「祝太鼓」演奏、「伊那市の歌」斉唱、式典後は談話会「トーキングタイム」もあった。
小坂樫男市長は「温かく、時には厳しく育ててくれた多くの人の愛情を忘れず。他人とは違う可能性を信じ、掛け替えのない人生を歩んで」と式辞。新市の町づくりについて「若い創造力、実行力を生かして」と期待した。
新成人代表の岡谷市の保育士、北原千織さん=山寺区水神町出身=は「私たちと一緒に新しい出発をした新市の存在を心強く思う。新成人としての新たな決意、晴れやかな気持ちを忘れず、自分を磨きながら一歩一歩を歩んでいきたい」と謝辞した。 -
地域の担い手自覚新た 5市町村で成人式
伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、飯島町、宮田村で15日、それぞれ成人式があった。新成人らは大人としての自覚を新たにした。首長らは地域づくりの担い手としての期待を寄せた。
友人との久しぶりの再会に記念撮影をしたり、携帯電話番号、メールアドレスなどを交換したと、思い出話や近況報告などの立ち話に花を咲かせていた。スーツ、ドレス、浴衣、Tシャツ・ジーパンなど、思い思いの服装で出席。男女とも、黒色などの落ち着いた色合いの衣装が目立った。 -
横町商店街盆踊り大会
高遠町公民館高遠分館が主催する盆踊り大会が15、16日、高遠町の横町商店街などであった。浴衣をきた親子連れなどが集まり、盆踊りや出店を楽しんだ。
途絶えていた盆踊り大会を復活させたのは4年前。昔は、商店街近くの満光寺で「えんま祭り」が同時に行われ、盆踊り大会もにぎわっていたが、ここ10年はえんま祭りも行われていなかった。
そこで今年は、10年ぶりにえんま祭りを復活。盆踊りとえんま祭りの両方を楽しめるよう寺近くの横町商店街へ盆踊り会場を移動した。満光寺前には昔のように、野菜販売、フリーマーケットなどの縁日も並んだ。
祭りには子どもたちも多く集まり、無料のかき氷を片手にヨーヨー釣りや縁日を楽しんでいた=写真。 -
長谷市野瀬で入野谷夏祭り
伊那市長谷で14日夜、市野瀬入野谷夏祭りがあり、地域住民や帰省客らが大勢集まり、多彩なイベントを楽しんだ。
7月の豪雨の影響で伊那まつりや地元の入野谷祭りなど例年の行政主導による夏祭りが中止になったことから「地域の活性化や明日への活力を見出そう」と、旧伊那里地域の中尾、市野瀬、杉島、浦の4地区で企画。区、農業、商工業、住民団体など各種団体の代表者で実行委員会(実行委員長・小椋勝司市野瀬区長)を組織した。
会場には飲食などの出店が並び、住民団体による太鼓演奏、手持ちやナイアガラといった花火大会、中学生以上30人が参加して、1分間に何杯食べられるかを競った「そうめん早食い大会」などのイベントを繰り広げた。
スイカ割り大会では、目隠しをした子どもたちが、「右右、もう少し左」との周囲の声を頼りに、スイカを目掛けて棒を振り下ろした。的中すると大きな歓声があがり、その場で味わった。
地元に残る「ざんざ節」をはじめ、新市発足、権兵衛トンネル開通から「伊那節」と「木曾節」を取り入れた盆踊りを区民全員で踊った。 -
長谷中尾で区民運動会
伊那市長谷中尾の区民運動会が15日、中尾座グラウンドであった。子どもからお年寄りまで大勢が参加し、さまざまな競技に挑んでそう快な汗を流した。長谷公民館中尾分館(西村周司分館長)主催。
区民の親ぼくと地域活性化を目的に、20年以上続く、帰省者が多いお盆の恒例。二人三脚や満水リレー、むかで競争など全15プログラムがあり、3常会で競った。
むかで競争は、男3人、女2人の5人で一組になり、全員の足を片足ずつひもで縛ってスタート。「イチ、ニ、イチ、ニ…」との掛け声で息を合わせてゴールを駆け抜けた。なかには、何度も転倒してしまうチームもあり、会場の笑いを誘う場面もあった。
パン食い競争は、男女別。ひもにつるしたパンは揺れに揺れ、選手たちは悪戦苦闘。口を大きく開けて必死に食い付いていた。どの競技も声援が飛び交い、区民が一体となって楽しんだ。
中尾分館では「地域がさびれないように、長年続く行事は継続してやっていけるように頑張り、活性化に結びつけたい」と話す。 -
村公民館「こども森林教室」開催
南箕輪村公民館の「こども森林教室」が12日、大芝高原であり、小学生や保護者ら15人が「みんなの森」を散策して森林について学んだ。
子どもたちは、講師の森林インストラクターの平林和彦さんから木々の特徴などについて教わりながら魅力を探り、森林保護の重要性や貴重な財産としての認識を深めた。
木々や木の実についての解説を聞いた子どもたちは「これは何の実ですか」と積極的に質問し、興味を示していた。また、間伐して日光を浴びせる必要性といったより良い森林を保つための説明も受けて、関心を高めていた。
昨年度始めた月1回の「いろいろ物作り体験会」の今月の企画。体験会は、行事の飾りものや季節に合った遊び道具などさまざまなモノ作り体験を通して、子どもたちが日本の伝統文化などに理解を深めている。 -
お盆のにぎわい
盆休みに入り、飯島町の与田切公園は、近隣の家族づれや県外からのキャンパーで賑わっている。
赤松林に展開するキャンプサイトは隙間なく、色とりどりのテントの花が咲き、バーベキューコーナーでは、肉の焼ける香ばしいにおいが立ちこめ、子どもたちの食欲を刺激、「おいしいね」「いくらでも食べられる」と笑顔が広がる。
超軟水でおいしい水と折り紙付きの「越百の水」の水場では、水を汲む人、飲む人で列ができた。 -
ふきはら大学、心の豊かさと笑いについて学ぶ
箕輪町公民館の生涯学習講座「ふきはら大学」が11日、箕輪町文化センターであった。約15人が参加し、伊那市の西箕輪公民館長・城取茂美さんから、心の豊かさや笑いのある人生について学んだ=写真。
城取さんは、戦後の人々の生き様や西箕輪公民館で昨年からはじめた小学生の通学合宿などを話題に講演。
戦後まもなくの生活は苦しく、先の生活もままならない状況にあったが、人々を励ます素晴らしい歌もたくさん生まれ、支え合いながら生き抜いてきたことを説明。「貧しくても良き時代だった」として、その“良さ”は、これからの社会にも引き継いでいく必要があることを語った。
また、小学生が親元を離れ、公民館から通学する「通学合宿」は、子どもたちが自信を持てるようになるだけでなく、親にとっても子離れの一歩になっていることを示した。 -
かま塾でフナ・金魚つかみ
地域の子どもを地域で育てようと活動する南箕輪村神子柴の「かま塾」は12日、区内の田んぼでフナ・金魚つかみを楽しんだ。小学生が泥まみれになりながら、夢中になってフナなどを捕まえた。
フナと金魚は、神子柴区の有志でつくる「たのしくやるかい」が育てている。金魚は区の夏祭りの金魚すくい、フナは敬老会に甘露煮にしてふるまうためで、4月にいけすから田んぼに放した。
金魚は毎年、夏祭りで余るほどの数が育つが、今年は少なく、子どもたちは泥の中に光る赤い色を目を凝らして探した。「捕まえるのは簡単」「片手で捕れるよ」と、顔にも泥を飛ばしながら、一人10匹以上を素手や軍手をして器用に捕まえていた。 -
お盆のにぎわい
中川村の桑原キャンプ場は盆休みに入り、お盆の里帰りで帰郷した家族連れや、キャンプを楽しむ県外者で今年1番のにぎわいを見せている。
テントサイトでは子どもたちは広い芝生を走りまわったり、四徳川で水遊びをするなど大はしゃぎ。1昨年整備した石釜も人気で、ピザやパンを焼く家族でフル稼働。
釣堀場でも家族で釣り糸を垂れ、幼児らはつかみどりに興じた。
雑誌で知って初めて訪れたという滋賀県の加藤均さん一家は「川遊びが出来て、子どもたちは満足している」。3年連続、3家族9人でキャンブを楽しんでいるという松本泰明さん(愛知県)は「最小限の設備で、自然な感じがいい」と話していた。 -
集中的な豪雨で北小河内中村地区周辺住民が一時避難
13日夜、集中的な豪雨により、箕輪町北小河内の中村地区周辺住民130人が、北小河内公民館と南小河内公民館に一時避難した。
中村地区は7月の梅雨前線豪雨で、土石流被害を受けた。夜からの豪雨で、中村地区の集落を通る町道は川のように水が流れ、土砂が県道まで達した。
町は午後10時45分に土石流の危険があるとして北小河内中村地区周辺の住民に避難できる体制をとるよう呼びかけ、10時53分に公民館への自主避難を呼びかけた。北小河内公民館に80人、南小河内公民館に50人が避難した。
14日午前零時、大雨警報が大雨注意報になり、雨が小康状態になったため、帰宅してもよい旨を伝え、全員が帰宅した。
この雨により、竹の腰公園上流の仮えん堤より下に積んでいた土のうが2つ外れた。伊那建設事務所では、応急処置として土のうを積み直し、17日以降にコンクリート入りの土のうを積む対応をする。また、水門のゲートを外し、流れた石などは大きな堰に流すようにするため、堰にすでにたまった石などを撤去した。 -
沢尻区民まつり
子どもみこしが練り歩き南箕輪村沢尻の区民まつりが14日、地区内の児童公園であった。小学生による子どもみこしの練り歩き、盆踊り、出店などで区民が夏祭りを楽しんだ。
子どもみこしは、子ども会とPTAの行事で、神社「日光月光」のみこしを引く。みこしは大小2基あるが、今年は大きなみこしを南部小学校の1年生から6年生までの25人が引いた。
そろいの法被姿でみこしと一緒に神社前で記念撮影し、区内を一周する練り歩きに出発。高学年が担ぎ棒を持ち、低学年はみこしにつないだロープを引き、笛の音に合わせて「わっしょい、わっしょい」と元気よく声を出して歩いた。
子どもの掛け声が聞こえてくると、住民が家の外に出て見物したり、子どもたちに声援を送った。 -
ハチの巣が少ない
ハチ文化が息づく伊那谷。本年は、クロスズメバチをはじめ、アカバチ、アシナガバチなど全般に、ハチの巣が少ない“不作年”のようだ。伊那市内で計画されていたハチ追いイベントも中止になっている。
伊那市地蜂(じばち)愛好会の小木曽大吉会長は「長年、ハチ追いをしているが、こんな年はない。“豊作”だった昨年に比べて、10分の1ほどではないか」と話す。
ハチ追いは例年6月下旬縲・月中旬ごろで、8月に入ってからハチの巣を探すことはないという。
ハチの巣が少ない上、飼っているハチでさえ▽女王蜂がいても新しく卵を産まない▽ハチの巣づくりが3、4段で伸びてこない竏衷オ。
信州日本みつばちの会の富永朝和会長=中川村柳沢=は、春先の天候不順が要因という。女王蜂自体が狂い、卵を生むのをやめたり、暖かくなって生んだりと巣づくりに影響を与えている。そのため、巣が育たない。
雨が続けば、土の中に巣をかけるクロスズメバチは、湿気は入り、カビがふいて女王蜂がいられなくなる環境になるそうだ。
全般に不作だが、姿を見せていないオオスズメバチは例年より半月遅れで、これから出てくると予想する。
市地蜂愛好会は13日、親子らを対象にしたハチ追い体験学習を計画していたが、ハチの巣がないため、中止にした。
また、伊那市の鳩吹公園で26縲・7日にある野外イベント「まほら伊那地球元気村」(実行委員会主催)のメニューに盛り込まれていた「すがれ追い」も中止と判断。1回目から続いていた唯一のメニューだった。ハチ追い希望者は、第2希望のメニューに回す。 -
伊那部町骨とう市に600点
伊那市西町の旧井沢家住宅で14、15日、伊那部骨とう市が開かれている。15日には納涼祭もある。
「昔懐かし骨とう市」には真空管ラジオをはじめ、中村不折など地元作家を含む掛け軸、陶器類、時計など600点がそろう。中には、江戸時代の商人が使っていた木製金庫、明治時代の伊万里焼のつぼなどもある。
訪れた人は手に取りながら、興味深く見入っている。
15日は午前9時縲恁゚後6時。
納涼祭(実行委員会主催)は午後3時縲・時、伊那部集会所周辺が会場。
自由参加のカラオケ大会、輪投げやヨーヨーつりなどの「ちびっこ広場」、全員参加のビンゴゲーム、手持ち花火などを企画。宮田村在住の演歌歌手・栃若さんも登場する。
また、とん汁、かき氷、冷やしそうめん、ビール・酒などのサービスもある。 -
南箕輪中 77年度卒業生3クラス同期会
南箕輪中学校を1977(昭和52)年度に卒業した同級生3クラスの同期会が12日、同校であった。28年ぶりの集まりに学友らは、昔を振り返りながら、思い出話に花を咲かせた。
学年のうちの1クラスが8年前から、4年に一度の同級会を開いていたのをきっかけに、初めて同期会を企画。担任教師ら3人を迎え、計約50人が学び舎に集まった。
写真や文集などをそろえた教室では、昔のように出席を取ったり、現職の恩師による社会科の授業を受けた。「女性は旧姓で」などと、久しぶりに呼ばれる名前に照れ笑いするなど、学友らの響き渡る声が思い出の学校に戻っていた。
有賀公雄さん(44)=南箕輪村北殿=は「皆変っていて誰だか分からない人もいた。でも、話をしているうちにしゃべり方のくせなどで昔を思い出した」と笑顔で話した。 -
南箕輪 柳沢教授迎え「運動プログラム」研修
南箕輪村は12日、村役場で、村内の保育士、一般を対象とした「運動遊び研修講座」を開いた。松本短期大学幼児保育学科の柳沢秋孝教授を講師に迎え、「子どもの脳の発達と運動との関係」について話を聞いた=写真。
運動遊びで前頭葉を活性化させ、子どもたちに集中力や抑止力をつけたい竏窒ニ、06年度から柳沢運動プログラムを全園に導入。事業の一環として開いた研修に約50人が集まった。
柳沢教授は「運動保育援助プログラムの開発に至った背景」「幼児教育と脳」などについて、スライドなどを用いて説明。近年は子どもが幼稚化する逆戻り現象が見られ、遊びは全身運動からテレビゲームへ変化しているという。
原因は運動不足とコミュニケーションの減少だと主張。「まずは動ける体まで、我々大人が支援してあげる必要がある」とし、「楽しく、おもしろい運動の提供を」と参加者へ呼び掛けた。 -
クマに注意
8月に入り、上伊那各地でクマの目撃情報や農作物被害が報告されている。
例年山に食料がなくなるこの時期、クマが里に下りてくる機会も増え、目撃や農作物被害が増加する。
上伊那地域ではこれまで、設置したおりなどで14頭を捕獲。内2頭は射殺し、残りは学習放獣した。県の担当者によると、捕獲数は平年並みだが、豪雨災害以降、おりにかかる頻度が高くなっているという。
例年、西箕輪、西春近などの竜西地区で被害が報告されることが多い伊那市では、7月始めに経ヶ岳植物園で目撃されたほか、民家や集落周辺での目撃もあり、トウモロコシ畑などの食害があった。
ドングリなどが実る9月半ばまでは警戒する必要があり、担当者は「山歩きをする時は、携帯ラジオや鈴など、音がでるものを持参し、出会い頭に遭遇しないよう、注意してほしい」としている。
万が一クマと遭遇した場合は、ゆっくり後ずさりしてその場を離れ、襲われた時は急所である顔、喉、後頭部、腹などを守れる姿勢をとる。 -
中越区児童会がきもだめし
宮田村中越区児童会は11日夜、きもだめしを開いた。真っ暗闇の圓浄寺境内を数人で歩き、真夏の夜に涼しい体験をした。
実際にあったこわーい話を聞いた後に、1縲・年生が1人から数人で境内へ。
5、6年生は怖いマスクなどをかぶって境内で待ちうけ、恐怖感を演出した。
「全然平気」と話していた子どもたちだが、1人ではおそる、おそる。懐中電灯のあかりだけが頼りで、高学年のおどかしにも、ちょっぴり腰が引けていた。
涼しい想いをした後は、全員で花火大会。幻想的な炎ともに夜は更けていった。
中越区以外でも、村内では夏休み中、育成会、児童会を中心に多彩な行事が各地で開かれ、子どもたちが数多くの思い出をつくった。 -
オオウバユリ涼しげに
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飯島町本郷の国道153号線沿いの杉林などで、自生のオオウバユリが一斉に花をつけ、神秘な緑色の花がドライバーの目を楽しませている=写真。
【オオウバユリ(ユリ科)】森林に自生し、花序に8-15個の花をつける。花は芳香があり美しい。「大姥百合」と書き、花のころには葉(歯)が枯れてなくなることから名付けられたとか。
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納涼シルクまつり
駒ケ根市東伊那のシルクミュージアム周辺で12日までの2日間「納涼シルクまつり」が開かれた。花・農産物直売、ふるさと体験、釣りなどさまざまな催しが多彩に行われ、訪れた多くの家族連れなどでにぎわった。
シルクミュージアムに隣接するため池では無料の釣りコーナーが設けられ、子どもたちがのんびりと釣り糸を垂れた=写真。ふるさと体験コーナーではチーズやシシャモなどを持ち寄った人たちが燻製の手作りに挑戦し、自作の燻製に舌鼓を打った。
軒を並べた屋台では子どもたちにわたあめやスイカが無料で振る舞われたほか、トウモロコシや生ビール、地鶏の焼き鳥などが販売され、訪れた人の人気を集めていた。 -
宮田村の成人式15日に、今年も母校で
宮田村の成人式は15日午前10時半から、宮田中学校で開く(村、村教委などの主催)。同中に会場を移して3年目で、学校給食による昼食会を今年も実施。小、中学校時代の音楽会を収録したCDを記念品として全員に配る。同中吹奏楽部の演奏をアトラクションに盛り込み、・ス母校・スで旧友と一緒に人生の節目を祝う。
以前は式典後に宴席を設けていたが、宮田中に会場が移ってからは、給食による昼食会に変更。「懐かしい」と好評で、今年も調理員が心をこめて新成人のためにとっておきのメニューを用意する。
記念品のCDも毎年好評。小中学校当時の音楽会から、合奏、合唱を収録し、担任教諭からの寄せ書きをライナーに収めた。
新成人は109人で、昨年より8人少ない。式典は同中体育館で開く。
新成人は次の皆さん。
天野達郎、飯島彩花、飯山朝恵、市瀬一臣、市瀬景子、一戸圭三、伊東貴行、伊藤芙美、伊藤正樹、伊藤優香、伊藤雄志、伊東竜二、岩谷嶺美、岩谷美穂、上林裕美、浦野愛子、浦野加奈、浦野寛子、エン・ジュウレイ、大石彩乃、大澤光隆、大塩ゆかり、大嶋則之、太田すず美、太田有香、大矢匡史、小木曽克典、荻原達矢、小椋厚、長田圭吾、小澤竜、小田理恵、小原多未、小山陽次、片桐裕作、片山エミイ、加藤和史、加藤春菜、加藤美希、北澤和博、北原愛子、倉嶋亨、黒沢香菜、小島東、小島賢吾、小田切友美、小田切美伸、小田切夕香、後藤寛之、後藤美穂、後藤嘉幸、小林敏也、酒井なつみ、佐竹麻衣、嶋田智美、下島春香、下村歩美、シヨウ・ギイナン、鈴木大輔、砂場咲希、関谷孝文、ソウザ・エロイザ・ウエチ・モラエス、高木香代子、鷹野友亮、竹内大将、竹内真理絵、田中学歩、田中敦子、田中一也、田中若菜、谷口誠、谷中陽介、チョ・エンニ、チョウ・ショウ・ショウ、デ・オリベイラ・フェリペ・マグノ、トウ・ショウ・ブン、ドン・リン、中塚美緒、中原貴子、中山大樹、西山恵美子、灰野亮太、橋爪政和、羽場美生、原田一世、原田真帆、針谷応、平沢ともみ、平沢直樹、平澤美智留、平沢基樹、フェルマノ・ジュリト・イカット、古田美幸、保科沙亜弥、本田夏美、マ・ダンダン、松下さやか、三沢かおり、南澤泰裕、宮下暁帆、向山友季、モレイラ・ケリー・ミドリ、山口麻美、湯澤智志、湯澤瑶子、横山隼人、吉田優示、米田真那、リュ・デイ -
12日が帰省のピーク
盆を控えた12日、高速バスを利用して東京や大阪方面などから帰省する若者や家族らの姿が目立った。
東京都に住む女子大生(21)=伊那市富県出身=は16、17日までの日程で帰省。「15日は成人式に出る。地元の友達と会えるのが楽しみ」と話した。
東京都から実家のある伊那市高遠町に帰ってきた女性は「親の顔を見に来た。盆といっても、きょうだいがそろうのはなかなか難しい」。17日まで涼しい信州でゆっくり過ごす。
伊那バスターミナルで、1時間以上、娘の到着を待ちわびた市内の女性は「到着が遅くなると思ってはいたけど…」と言いながら「7月下旬から、孫2人が来ている。盆には花火をしたり、食事に行ったりとにぎやかになる」と楽しみにしていた。
伊那バスの高速バス伊那電話予約センターによると、帰りのピークは15、16日。新宿行をはじめとする各便は時間帯に関係なく、全体的に予約が入っているという。 -
盆のにぎわい
盆を前にした12日、休暇を楽しむ観光客でさまざまな行楽施設がにぎわい、各地区の墓地では、先祖供養の準備を進める地元住民の姿が見られた。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームには、県外ナンバーがずらりと並び、通り雨が降った時間帯には、雨宿りついでに買い物を楽しむ観光客が「とれたて市場」にあふれた。
ブルーベリー狩りは、夏休みに入ってから連日50、60人が訪れる盛況。中心は県外観光客で、名古屋方面の観光客には、中津川インターで高速を降り、木曽を観光した後に権兵衛トンネルを通って伊那側にくる人も多いという。
小黒川渓谷キャンプ場は、15日までキャビン、オートキャンプサイト、フリーサイトが予約で埋まっている。12日の釣り堀は、午前8時半ころから客が来始め、午前中だけでも15組の家族が訪れた。
一方、ますみヶ丘の「ますみヶ丘霊園」には、午前中から花や水、掃除道具を持った家族連れが訪れた。盆に合わせて帰郷した家族も墓参りに訪れており「久しぶりだね」と、昔馴染みとの再会を喜ぶ場面もあった。
##写真(たてよこ) -
盆に向け、各地で花市開催
盆を前に12日、各地で盆花市が開かれた。
上伊那農業高校の花市は、伊那市駅前ビル「いなっせ」と、伊那北駅周辺で開催。上農の盆花は日持ちが良く、量の割りに安く購入できるとあって例年多くの人でにぎわいを見せる。この日も、販売が始まる約1時間前から花を購入しようする人が並び始め、直前には約120人が列をつくった。
花は前日収穫した、アスターやオミナエシ、小菊、トルコギキョウなど。500円と300円の束を約550束用意した。昨年は開花の時期がずれてしまった白い菊も間に合った。
販売開始とともに、準備された花束はどんどんなくなり、約1時間で完売。高校生から花束を手渡された人たちは笑顔で市を後にした。
上伊那農業協同組合(JA上伊那)のAコープ店や農産物直売所14カ所でも盆花市があった。
南箕輪村のファーマーズあじーなには、地元生産者の育てた盆花が並び、早朝から多くの人でにぎわいをみせた。地元の味噌加工組合「伊那華のみそ娘」によるきのこ汁サービスもあった。
Aコープ各店とファーマーズあじーな、中川村のたじまファームでは、13日も盆花市を行う。 -
盆のにぎわい各地で
盆を前にした12日、休暇を楽しむ観光客でさまざまな行楽施設がにぎわい、各地区の墓地では、先祖供養の準備を進める地元住民の姿が見られた。