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上伊那郷土館で夏休み体験学習教室
伊那市の上伊那郷土館で7月30日、夏休み体験学習教室「土器作りにチャレンジ」があり、上伊那の親子や小学生約50人が縄文土器作りに挑戦した。
地域との交流の機会とし、郷土館や考古学への関心を高めてもらおうと2年目。参加者は、富県の三ツ木遺跡や御殿場遺跡など上伊那の遺跡から出土し、郷土館で保管している土器や石器を見学。職員から縄文時代の人々の暮らしや土器の特徴などを学んで、実際に体験した。
練った粘土で作った円盤状の底に、ひも状にした粘土を輪にして積み上げ、わらや竹などで模様付け。子どもたちは夢中になって思い思いの土器を作った。郷土館で乾燥させ、11月に野焼きをして完成させる。
歴史に興味があり、モノ作りも好きという手良小4年の蟹澤功樹君(9)は母親と一緒に参加。「作ってみるとなかなか上手くいかないから、昔の人はすごいと思った。完成が楽しみ」と話していた。
同郷土館は体験学習教室の一環で同日夜、駒ケ根市で野鳥観察教室も開いた。 -
三峰川で市民団体などアレチウリ駆除大作戦
外来植物アレチウリの駆除大作戦が30日、伊那市内の三峰川周辺5カ所であり、市民団体や地域のボランティア約150人が作業に汗を流した。
アレチウリは、ウリ科の一年草。繁殖力が強く、在来の草花や木々を覆い枯らすなどして景観を荒らす。一年草の性質を利用して、種ができる時期の前に根絶することが有効とされている。駆除大作戦は、市民団体などが立ち上がり、8年前から活動している。
今年は梅雨前線による豪雨の影響で河川敷には入らず、上流の長谷地域から天竜川合流点近くの市街地まで、繁茂する5カ所に分かれて作業。参加者は絡み合った長いつるを根元から一本一本引き抜いた。
実行委員長で、市民団体「三峰川みらい会議」代表の織井秀夫さんは「地域が力を合わせて活動することが大切。三峰川流域は着実に(駆除大作戦の)成果がみられている」と話していた。 -
箕輪町内駅駐輪場の放置自転車を回収
箕輪町住民環境課は28日、町管理の駅駐輪場の放置自転車整理作業で、5日に持ち帰りを求める警告札を付けた自転車で依然として放置されていた36台を回収した。
駅駐輪場は木ノ下駅、伊那松島駅、沢駅の3カ所。指定期日になっても持ち帰らない場合は放置物件として処理する内容を記した警告札を付けた自転車は37台。持ち帰りは松島駅で1台のみだった。
回収作業は伊那警察署箕輪町警部交番、JR東海伊那松島駅と木下区関係者が立会った。自転車はしばらくの間、町施設で保管し、その後クリーンセンター八乙女で処理する。 -
南箕輪村と南箕輪建設組合が災害協定締結
南箕輪村と南箕輪建設組合(白鳥義勇組合長)は27日、災害・除雪等緊急時における復旧協力の協定を締結した。建設組合はこれまでも村に協力しているが、今回の梅雨前線豪雨を機に改めて協定書を交わした。
協定は、災害などの発生や未然防止が必要なときに村内の公共施設や道路など応急復旧業務のため緊急出動する目的。村の要請に応じて公共施設などの応急復旧、応急除雪作業、応急復旧用の機械器具や資材の提供などに協力する。
組合は村内の11社で組織。今回の豪雨でも全社の40数人が、土のう積みをはじめ村の安全のため夜を徹して作業した。
役場での協定締結には組合の白鳥組合長、原光次副組合長、会計の堀正秋さんが出席した。
唐木一直村長は、「信頼関係の中でこれまでも協力してもらってきたが、今回も寝ないで作業してもらい本当に助かった」と感謝し、「災害はいつ起こるかわからない。引き続き協力をお願いしたい」とあいさつした。白鳥組合長は、「村の財産を守るためしっかり体制を整え全面協力したい」と話した。 -
災害復興支援重点日
北小河内中村地区でボランティアが作業箕輪町災害復興支援重点日の29日、土石流被害のあった北小河内中村地区で、町災害支援ボランティアセンターに登録したボランティア229人が、土砂の搬出や外壁、サッシの掃除などに取り組んだ。
ボランティアセンターは町民のボランティアを募り、27日から本格的な支援を始めた。29、30日を町災害復興支援重点日とし、集中的な手伝いを計画。ボランティアのほか地元区民らも参加した。
中村地区住民の要望に応じてボランティアを配置。土砂の搬出が主で家の周りや庭、車庫などにたまった土砂を運び出した。土砂は固まっているためかき出すだけでも一苦労。重い土砂を一輪車で何度も運ぶなど、汗をかきながら進めた。町保健福祉課による消毒作業も同時に行われた。
住民は、「ボランティアの人が毎日来てくれるおかげで、ここまで片付いてきた。本当に助かる」と話していた。
町内のほかの被災地域は、地元住民で対応するとしてセンターに派遣要請はなく、北小河内地区のみに派遣した。30日は約130人が作業する予定。
ボランティアセンター(ニューライフカタクラ跡地)は、町民のボランティア登録を受け付けている。登録は同センター(TEL090・2149・3551)へ。 -
どんちゃん祭り開幕
みんなでワッショイ、子どもも大人も女性も男性もみんなで集えば元気が出る-。中川村民が総力を結集する「第15回どんちゃん祭り」は29日、中川牧ケ原文化公園を会場に開かれた。みこしや花火、太鼓、踊りにと、1大イベントにかける村民の心意気を示した。
曽我村長のあいさつ、鈴木村議会議長の発声で乾杯、陣馬子供連が太鼓を響かせ、祭り幕開け。
特設ステージでは子どもたち、お待ちかね
の「カッセイカマンショー」。悪の組織「フキョーダ」を正義のヒーローカッセイカマンがやっつける。子供も大人も身を乗り出して、ステージと一体になって、ショーを楽しんだ。
ダイスケによる大道芸、歴史ある中川バンドや少年ふるさと教室の太鼓の演奏に続き、陣馬太鼓の勇壮な響きが一気に祭り気分を盛り上げた。
工夫を凝らした子どもみこしが、食べ物や飲物の出店が軒を並べる会場に、元気いっぱい入場。YОSAKОYソーランやどんちゃん踊りの輪が広がり、打ち上げ花火開始を合図に、赤々と点る提灯を乗せた大人みこしが繰り出され、祭りはクライマックスに。次々と上がる花火の明かりが、祭りの興奮で上気した村民を写し出し、「わっしょい」「わっしょい」の掛け声と歓声、花火のさくれつ音が会場いっぱい響きわたった。 -
大根足ダイコンを収穫
伊那市西箕輪の鷲見皓平さん宅で、両足のそろった大根足ダイコンが採れた。
人の腰から下の部分のような形をしたダイコンは、28日に妻の喜美子さんが収穫。ヘタの部分は直径約15センチ、長さ40センチほどと、かなり大ぶりで、ちょっと変わったダイコンの収穫を喜んだ。
収穫してしばらくは2本足がそろっていたが、その日の夕食で家族が1本の足を食べてしまったため、片足はひざ下を失ってしまったが、もう一方の“大根足”は健在。
鷲見さんは「こんなダイコンは初めて。作ろうと思って作れるものでもないので、土の関係などがあるのでは」と話していた。 -
みはらしファームの夕涼み市、カブトムシ狩り好評
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで29日、「風もさわやか夕涼み市」が開かれた。今年初めての企画、「カブトムシ牧場」は開場前に整理券60枚がでるほど好評で、夏休みを迎えた親子連れなどが、カブトムシ採集を体験した。
カブトムシ牧場は、みはらしファーム内で採れたカブトムシの成虫を放った小さなスペースで、来場者に1匹100円で採集体験を提供。300匹以上の余裕があったが、多くの人が集ったため、採集数を制限した。普段虫に、あまり触れることのない子どもたちは、ちょっと戸惑いながら木や土にいるカブトムシを採集した。笑顔を見せていた。
そのほかにも、ヨーヨー釣り、五平もちの屋台など、夏祭り定番の屋台に加え、みはらしファームで扱う農産物やパン、工芸品を使った夏祭り屋台も登場し、来場者を楽しませていた。
祭りは30日も開催する。午後5時縲恁゚後7時。 -
伊那公園に健康歩道が完成
伊那市の伊那公園芝生広場に、足裏を刺激する「健康歩道」が完成した。29日に歩き始め式を開き、一般開放。市民の健康づくりにつなげる。
式には中央区役員、伊那公園桜愛護会員約40人が出席。
神事に続き、毛利次男区長は「健康のため、大いに利用してほしい」と呼びかけた。
そのあと、参加者は健康歩道を歩いた。「痛い、痛い」と言いながら「歩き終わったあとに、足裏からぽかぽかしてくる」と話していた。
健康歩道は幅1・5メートル、長さ1周50メートル。工事費は256万円(宝くじ補助金含む)。
約3万個の石を大きさによって使い分け、足裏への刺激を変えた5つのゾーンを設けた。足裏を指圧することで、血液の循環がよくなるという。だれでも自由に使うことができる。
健康歩道の建設は、文化交流のあった台湾省南投県魚池郷の高齢者グループ一行を訪ねた際、寺院で見かけたことがきっかけ。工事中、桜愛護会員も石を敷き詰める作業に当たった。 -
橋上のイベント「どんぴちゃ祭り」が中止
梅雨前線の影響で、各地域の夏祭りが中止になる中、9月2日に予定していた伊那市の「第17回どんぴちゃ祭り」も中止になった。開催場所となる殿島橋の橋脚が沈下したためで、28日夜の第2回実行委員会で決めた。
天竜川にかかる殿島橋(歩行者専用)は延長約210メートル。梅雨前線の影響で、橋脚が沈下し、通行できない状況にある。
橋上でのイベントは全国的に珍しく、例年、東・西春近の綱引き陣取り合戦や花火大会などを展開している。
商工会関係者、地元区長らで構成する実行委員から「やはり橋の上でないと意味がない」と意見があり、場所の変更はせず、中止とした。天竜川の中州で打ち上げている花火は、殿島橋から道具を運び込んでいるが、橋が使えないため、取りやめた。
中止に伴い、東・西春近の地元企業約240社(05年実績)から募った寄付金は、すべて返却。正副会長、事務局が手分けをし、地元の理事と一緒に寄付者を回る。
今後、橋の早期架け替えについて市を通じて伊那建設事務所に要望。商工会の合併などを控えているが、伝統ある祭りを続けていきたいと意向を確認した。
殿島橋の橋脚2基とその上部約60メートルは30日までに撤去される。 -
水森亜土さん作品展 ベル伊那・1日まで
歌手、女優、イラストレーターとして活躍する水森亜土氏の作品展は8月1日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。油絵を中心に版画水彩など、計58点を展示販売している。
独特の感性で描いた作品は、ジャズ音楽などを題材に表現。ジャズシンガーを描いた「Hey Fm baby」や、可愛らしい少女を描いた「Hey taxi!」「マスカレード」などがある。
額縁はすべて本人が指定したオリジナル。赤、青、黄色などのパステル色が、作品のよさを引き出している。
関係者は「亜土さんが最盛期のころの年代から、園児などの低年齢層まで人気がある。楽しめる絵がたくさんそろっている」と来場を呼び掛けている。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時)。 -
「伊那おやじの会」料理づくりに挑戦
中高年男性の居場所づくりを目的に本年度から始まった、伊那公民館の講座「伊那おやじの会」は28日、2回目の講座として料理教室を開いた。エプロン姿の男性ら28人が、馴れない手つきで調理に挑戦した。
受講者は市内在住の60竏・0歳代の仲間づくりを目的に集まる男性たち。6月の開講式で3月までの全10回の年間計画を決めた際、要望が最も多かった「料理教室」を早速、実施することになった。
同市食生活改善推進協議会の地区グループ「かやの会」の3人を講師に招き、鳥肉のみそ炒め、ほうれん草のきのこ和えなど4品を調理。家庭ではほとんど料理をしないメンバーは、配布したレシピとにらめっこしながら取り組んだ。
「それは何切り?」などと、参加者らは講師の包丁さばきに興味津々、積極的に質問して料理を学ぼうと取り組んだ。西町の男性(71)は「男でも料理の一つくらいはできないと」とし、出来上がった品に舌鼓を打っていた。
次回の講座ではマレットゴルフ交流会を開く予定となっている。 -
南箕輪村民ゴルフ大会チャリティ募金を村社協に寄付
南箕輪村民ゴルフ大会の実行委員会は27日、信州伊那国際ゴルフクラブで16日にあったゴルフ大会でのチャリティ募金を村社会福祉協議会に寄付した。
南箕輪ゴルフクラブ会長で大会実行委員会副会長の牛山敞司さん、クラブ事務局長の白鳥義勇さんが村役場を訪れ、募金8万7130円を唐木一直村社協会長に手渡した。
牛山会長は「健康でゴルフができるのは幸せ。その幸せの一端を体の不自由な人たちにおすそわけしたい」とあいさつ。唐木会長は「皆さんの趣旨を十分理解し、福祉のために役立てたい」と感謝した。
村民ゴルフ大会は188人が参加。募金箱は白樺6番ホールのグリーン脇に設置し、募金対象のワンオンしなかった人だけでなく参加者が善意を寄せた。 -
三日町長生クラブでヒヤリ地図作り
箕輪町の三日町長生クラブは27日、三日町公民館であった交通安全教室でヒヤリ地図作りをした。三日町地区の地図上に、交差点などヒヤリとした経験のある場所にシールを張り、危険個所を確認した。
ヒヤリ地図作りは、町交通安全協会が町内の長寿クラブの会合などに出向き、作り方を指導している。北小河内地区から始まり、三日町が2番目。
ヒヤリ地図は歩いていて、または自転車、電動車いす、自動車に乗っていてヒヤリとした場所にシールを張る。その状況を話し合うことで、交通事故防止のための注意点、自治体や警察に要望する対策などが明確になる。
長生クラブの会員は、歩行中にヒヤリとした場所を中心に次々とシールを貼った。
ヒヤリ地図は今後、公民館に掲示し、公民館を訪れた人がヒヤリ個所を追加していく。
町安協の小林交石会長は、「箕輪町は高齢者の事故が多い。特に自宅近所が多いので、夜間はなるべく出歩かない。出かけるときは反射材をつけたり、白色など目立つ服を着て交通事故に気をつけて」と注意を呼びかけた。 -
推奨みやげ品の登録証授与式
伊那観光協会は28日、市役所で推奨みやげ品の登録証授与式を開いた。新たに「ローメンまん」など4品が加わり、イベントなどで積極的にPRする。
認定品は、伊那名物ローメンを具にした「ローメンまん」「ソースかつ丼まん」「ソースかつ丼のたれ」(以上シャトレ)、権兵衛峠にちなんだ俵型のもなか「権兵衛米の道」(菊香堂)の4品。3月の審査で「伊那名物を使った商品で、ボリューム感がある」「権兵衛トンネル開通を記念した商品」などの理由から認定を受けた。有効期間は08年3月末。
有賀正喜審査委員長は登録証を一人ひとりに手渡し、観光を支えるみやげ品の販売促進に期待。
シャトレの黒河内直明さんは「伊那や信州の名物を使った商品を広めていけるように努力したい」、菊香堂の赤羽政治社長も「みやげ品から伊那市をアピールしたい」とそれぞれ述べた。 -
矢澤衣裳、秋冬新作ブライダル衣裳展
伊那市青木町の矢澤衣裳は28日から、06年秋・冬新作ブライダル衣装展を開いている。
年に2回、新作の発表される時期に合わせて開く衣装展で、幅広い人の好みに対応できるよう、新作だけでなく、さまざまな衣装を集めた。
秋冬に向け、落ち着いた濃い色のドレスなどが出てきているが、白色や明るい色身のドレスの人気も根強い。
最近では2通りの着方を楽しめる2WAYタイプやフリーサイズ対応のドレスが増えてきているという。
和装もドレスと同数程度そろっており、昔から婚礼の本衣装とされてきた「引き振袖」も、さまざまな作品がそろっている。
担当者は「予約にはまだ空きがあるので、興味がある人はぜひ連絡をしてほしい」と話していた。
午前10時縲恁゚後6時半(8月5、6日は午後4時)。予約優先。8月7日まで(8月1日は休業)。
問い合わせは矢澤衣裳(TEL72・2675)へ。 -
かんてんぱぱでぱぱ菜農園本格始動
団塊の世代が退職を迎える07年を前に伊那食品工業(本社・西春近)はこのほど、定年退職者の再雇用などを目的とする農業法人「ぱぱ菜農園」の活動を開始した。荒廃農地解消、安心・安全な食の提供なども目的としており、季節に合わせた作物を栽培していく。
塚越寛会長を社長として05年5月に設立した同社は、1年の準備期間を経て06年5月から実質的にスタートした。現在はの社員は定年退職者2人と伊那食品工業社員など5人。約3ヘクタールの借地を利用し、トウモロコシ、カボチャ、ジャガイモなど約20品目以上を栽培している。
農地は、伊那食品工業周辺にある遊休農地を活用。また、寒天の残さから作ったミネラル豊富な肥料「アガーライト」を使用し、環境負荷を減らしながら安心・安全な農作物栽培に取り組んでいる。
栽培した野菜は直営レストランで使用したり、一般や社員などに販売しており、施行期間に提供したトマトなどは「甘くておいしい」と好評だった。
人員が増えれば、規模拡大も考えるとしている。 -
国土交通省・三峰総 優良工事など3業者1人を表彰
国土交通省・三峰川総合開発工事事務所(竹田正彦所長)は26日、同事務所に関係のある工事などの携わった業者などを称える優良工事などの表彰式を所内で開いた。本年は05年度までに完了した工事、業務などに関係する3業者、1人を表彰した。
所長表彰に輝いたのは優良工事施工者の宮下建設、優良工事技術者の松村幸佳監理技術者(吉川建設)、優良業務請負者の日本工営名古屋支店、所長感謝状を受けたのは優良工事協力会社の宮坂組。優れた施工方法や、職場環境の向上に取り組んだなどの功績が評価された。
竹田所長がそれぞれの代表者一人ひとりに表彰状を授与=写真。「これを機会に努力を重ね、公共事業が社会貢献すると共に、建設業が発展することを願う」とあいさつした。
表彰内容は次の通り(カッコ内は対象となった工事、業務名)。
【三峰川総合開発工事事務所長表彰】
▽優良工事施工者=宮下建設(美和ダム再開発貯砂ダム補強工事)▽優良工事技術者=吉川建設監理技術者・松村幸佳(美和ダム再開発バイパストンネル吐口工事)▽優良業務請負者=日本工営名古屋支店(戸草ダム計画検討及び地質調査業務委託)
【三峰川総合開発工事事務所長感謝状】
▽優良工事協力会社=宮坂組(美和ダム再開発貯砂ダム補強工事) -
性教育講演会
駒ケ根市、市教育委員会、性教育プロジェクト会議は27日、性教育講演会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約40人が集まり、日本誕生学協会代表理事でバースコーディネーターの大葉ナナコさんの講演「命を愛しむ子どもに育てるために・親しかできないことを学ぶ」を聞いた。
5人の子どもを持つ大葉さんは「私自身、出産は死ぬほど痛いとか、金がかかるとか、大変だ竏窒ネど、マイナスのイメージしか持っていなかったが、実際体験した生命の誕生は素晴らしい感動を感じさせてくれた。皆さんも子どもたちに命の素晴らしさを正しく伝えてほしい」とした上で「子どもの80%が5歳までに『赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?』と聞く。初めて聞いてきたその時が性教育を始めるチャンス。本当のことを正しく、ロマンチックに教えるべき」と呼び掛けた。 -
箕輪町公民館あざみ学級で料理教室
箕輪町公民館のあざみ学級(受講生7人)はこのほど、町文化センターの調理室で料理教室を開き、五平もち作りを楽しんだ。
受講生の希望で初めて講座に料理教室を盛り込んだ。町食生活改善推進協議会の会員2人を講師に、五平もち、小松菜の卵スープ、キュウリのからし漬けの3品を作った。
伊那谷名物の五平もちは、炊きたてのご飯をすりこ木で半つぶしにし、平たく丸め、フライパンで両面を焼いて焼き色をつけた。クルミ、茶、サンショウの入ったみそを塗り、もう一度軽く焼いて出来上がり。皆で手際よく調理した。
即席のキュウリのからし漬けは、「簡単でいい」と好評で、講師が作ってきた本来のからし漬けと食べ比べもした。 -
すくすく玉手箱 水遊びに夢中
南箕輪村公民館の子育て学級「すくすく玉手箱」は26日、大芝公園の村営プールで水遊びをした。34組の親子70人が参加し、照りつける太陽の下でプールに入り夢中になって遊んだ。
水着などを着た子どもたちは、噴水のある子ども用プールに入って、ペットボトルに水を汲んだり、ジョウロでシャワーをしたり、自動車などの形をした浮き輪に乗ってお母さんに引っ張ってもらったりと、水遊びを満喫した。
プールに投げ込んだゼリーを拾う遊びでは、プールの底に沈んだゼリーを一生懸命に手を伸ばして拾った。中には顔を水につけて素早く拾っている子どももいた。
初めての経験で水に入るのを嫌がった子どもは、友達が楽しそうに遊んでいる姿を見て少しずつプールに近づき、プールサイドから手を伸ばしてチャプチャプと水遊び。そのうち、お母さんと一緒に自然とプールの中に入ることができ、水の中を歩いて遊んでいた。 -
絵画サークル「イーゼル会」作品展
女性プラザ伊那の絵画サークル「イーゼル会」の展示会は8月4日まで、伊那市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている=写真。入場無料。色彩豊かな力作の数々が会場に彩りを与えている。
会員8人に加えて、講師の白日会会員・奥村憲さんらが、一人3点ずつの計27点の水彩画、パステル画などを出品。花や風景を題材に「よく見て、自分なりの素直さで表現」(奥村さん)された作品展となっている。
イーゼル会は活動を始めて4年のサークル。現在8人の40縲・0歳代の市内在住の女性が、月2回の教室で静物画を中心に学んでいる。同ギャラリーでの展示は3回目を迎える。
作品は収穫期の金色の麦畑、新緑が青空に映える立木、道端に咲く数本のサクラなどを描いている。中には木曽谷の奈良井宿などの風景画7枚を、1枚の額の中に納めた「権兵衛トンネル開通」とした水彩画もある。
奥村さんは「技術的には、まだまだ未熟な点が多いが、ぜひ来場を」と呼び掛けている。
休館日は土・日曜日、祝祭日。午前8時30分縲恁゚後5時10分。 -
公民館高遠分館さわやか学級の一般公開講座
伊那市高遠町の公民館高遠分館のさわやか学級(有賀弘武学級長)は26日、一般公開のさわやか講座を高遠総合福祉センター「やますそ」で開いた。約40人が集り、講師に迎えた伊那市横山の山荘ミルクオーナー・向山美絵子さんから、病気にならないための食生活、生き方などを学んだ。
昨年のさわやか学級で向山さんを講師に迎えたところ、多くの参加者に好評で、本年も開講を希望する声があったため、急きょ7月の開講が決まった。
向山さんは(1)酵素(2)酸性(3)冷え竏窒ェ体に重要な影響を及ぼすとし、健康で長生きするためにはきちんとした食事選びの必要性を指摘。
身の回りの食品を、体を冷やす食品、温める食品、血液を汚す食品、きれいにする食品に分類して示し、科学調味料や添加物、農薬を使った野菜などは、体が分解できないため、病気になりやすい竏窒ニし、体に良い食材を使った食事に変えることを提唱した。 -
みはらしファームにカブトムシ牧場
カブトムシ牧場で天然のカブトムシを採集してみませんか竏秩B伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームはこのほど、園内に「カブトムシ牧場」をつくった。樹木の生えた空間、約40平方メートルをネットで区切った空間になっており、数十匹のカブトムシが放たれている。現在は約300匹の幼虫が続々と成虫になり始めており、1匹100円で採集体験ができるように開放していく。
今年みはらしファームでは、ブルーベリー園で肥料として使っているウッドチップに大量のカブトムシの幼虫が発生。数カ所に積んであるウッドチップの山には、それぞれ約200匹の幼虫がおり、5月下旬、それを同園で採集し、成虫になるまで育ててきた。
一部は、松本市であった夢街道フェスタなどで販売。2日で200匹が完売となる好評ぶりだったという。
カブトムシ採り体験は、29、30日にみはらしファームで開く夕涼み市から開始し、その後もカブトムシがいなくなるまで体験できる。
担当者は「生きのいい天然のカブトムシなのでぜひ」と多くの来場を呼びかけている。
問い合わせはみはらしファーム公園事務所(TEL74・1807)へ。 -
伊那まつり中止が決定
伊那まつり委員会(会長・小坂市長)は26日夜、8月の「第34回伊那まつり」を中止することに決めた。開催について賛否両論あったが、梅雨前線の影響で被災者の心情に配慮。花火などの取り扱いは、早急に検討する。
委員会には区長、商工関係、各種団体長など24人が出席。「新市が発足して初めてのまつり。災害復興の意味を兼ねて開いてほしい」と開催を望む一方「災害対策本部が解散していない。市民が一丸となって楽しめる状況にない」と意見が分かれた。延期という案もあった。
全員の意見が出尽くしたあと、正副会長に判断を一任。市内に被災者がいる、近隣で犠牲者が出ていることを理由に「中止」の結論を出した。
梅雨前線の影響で、各地域の夏祭り中止が相次ぐ中、まつり開催について最終決定する必要があるとして急きょ、委員会を開いた。
実行委員会事務局にも、参加する市民や県外者から問い合わせが数件入っていた。
中止が決まった翌日の27日は午前中から、おどり連の参加者などから数十件の電話がかかった。中止に納得したものの、残念がる声が多かったという。
まつりは8月5、6日、市街地や市役所駐車場などを会場に、市民おどり、花火大会を柱に、多彩な催し物を組んでいた。中止は34回目にして初めて。 -
安協宮田支会が通学路などに反射材設置
交差点事故を防ごうと、宮田村内の通学路など5カ所に27日、高輝度反射材が設置された。伊南安協の事業で、この日は同宮田支会の役員が協力して道路脇の縁石などに取りつけた。車のライトで反射することにより、横断歩道の存在をドライバーに知らせ、歩行者の安全を確保する。
今年4月に駒ケ根市内に設置したところ、「交差点が分かりやすい」など評判に。管内各市町村に設置しようと、伊南安協が事業化した。
宮田支会は、小、中学校近くの通学路交差点、町3区やつつじが丘区、中越区の事故の危険性が高い場所を選んで設置。
橋爪利夫支会長は「ドライバーに注意を促すとともに、設置したことが少しでも事前の啓発になれば」と話していた。 -
大芝高原まつりポスター・うちわ・パンフレット図案入選作品展
南箕輪村の第21回大芝高原まつり実行委員会は、ポスター・うちわ・パンフレット図案入選作品展を役場ロビーと大芝の湯ロビーで開いている。完成したポスター、うちわも展示している。
最優秀賞3点、優秀賞4点、佳作11点。南箕輪中学校の美術わくわくクラブ員と希望者から18点の応募があった。
祭りの8月26日まで展示し、祭りを盛り上げる。 -
信毎上伊那販売店会従業員マレットゴルフ大会
信毎上伊那販売店会(堀川博行会長)の従業員マレットゴルフ大会は23日、伊那市のマレットパークはびろであった。
92年から、全従業員の福利厚生と親ぼくを兼ねてマレットゴルフ大会を開き、交流を図るとともに、新聞販売への理解を深めている。
大人91人、子ども2人の計93人が参加。3、4人ずつのグループでコースを回り、「元気よく打て」「ホールインワンを狙うぞ」と、和気あいあいと楽しくプレーした。
大会後はレストラントマトの木で表彰式と懇親会があった。 -
南箕輪村消防委員会
南箕輪村消防委員会は25日、村役場で開き、06年度消防施設整備事業実施計画、05年度消防施設整備事業実績を協議し、梅雨前線豪雨の被害を報告した。
06年度の消防施設整備事業実施計画は、消火栓3基を北殿、南原、沢尻に新設。費用は各55万円。防火水槽は北殿の3カ所を改修。ゆりの木クリニック北防火水槽はかさ上げ工事で20万円、5組防火水槽はふた固定で10万円、南小北防火水槽はフェンス取り替えで20万円。村内13カ所の防災無線同報系非常用電池取替が32万1千円、第3分団第2部(神子柴)の小型動力ポンプ更新が150万円。
防災関係では非常用備蓄食料品(缶入りソフトパン)購入10万円、非常用仮説トイレ7基購入173万4千円、避難所案内看板(24カ所)購入72万円。
06年の火災状況も報告した。住宅、物置、土手火災など火災8件、誤報1件。 -
子育て学級でリトミック
箕輪町公民館の子育て学級はこのほど、リトミックを町文化センターで楽しんだ。子どもたちはピアノ演奏の音楽にのって動物に変身するなどして元気に体を動かした。
辰野町で音楽教室を主宰する玉田恵美子さんが指導。12組の親子が参加した。
子どもたちは、お母さんと一緒に黄色や赤色などさまざまな色の長靴をはくまねをしたり、カエルになってピョンピョン飛び跳ねたり。床に寝そべったお母さんの背中に乗ってカタツムリに変身し、お母さんが腹ばいのまま前進したり、後退したりすると楽しそうに笑っていた。
カッパに変身では、紙皿を頭の上にのせて落とさずに歩くことに挑戦。ピアノの音に合わせて上手に歩ける子もいたが、多くの子は紙皿がするりと落ちてしまい、何度も何度も頭にのせる、落ちるを繰り返して遊んでいた。