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防犯功労者表彰報告
19日に塩尻市で開かれた地域安全フォーラムで防犯協会連合会・防犯栄誉銅賞を受賞した伊南地区事業場防犯協力会会長、伊南防犯連合会副会長の山浦義人さん(80)=駒ケ根市北町=が21日、駒ケ根警察署を訪れ、向山静雄署長らに受賞を報告した=写真。山浦さんは「(受賞は)突然のことで驚いている。警察や関係者の皆さんの活動に対して贈られるべきもので、私がいただく筋のものではないが…」と控えめに喜びを語った。
山浦さんは「車上狙い警戒中」のステッカーや「防犯推進員」のプレートを製作・配布してきたほか、暴力団や外国人不法就労防止問題にも積極的に取り組むなど、地域の安全運動や防犯活動を率先して行ってきた。 -
ながた荘周辺に植栽
みのわ振興公社は21日、春から秋にかけてながた荘周辺を花で彩ろうと、日本スイセンやシュウメイ菊の植栽作業に取り組んだ。
町内外はもちろん県外からも利用者が訪れるながた荘周辺に花を植え、長田の自然と共に花を楽しみ、心をいやしてもらおうと計画した。
ながた荘とながたの湯下の駐車場土手に日本スイセンの球根1500球を5列くらいに、ながた荘食堂外壁南側の竹林周辺にはシュウメイ菊のピンク色を中心に150鉢を植えた。ながた荘への坂道沿いには今年の梅雨明けころに黄色のスイセンの球根をすでに植えてある。
土手への球根植えは、土が固く石もあるため穴を掘る作業だけでも大変だったが、社員は春に土手一面に咲くスイセンを楽しみに作業に精を出していた。
公社では、ながた荘西側斜面に芝桜も植える計画で、「赤色の芝桜を譲ってください」と話している。公社(TEL79・0328)へ。 -
男女共同参画社会づくりをめざして市民のつどい
男女共同参画社会づくりを目指す「2005伊那市民のつどい」(市・実行委員会主催)が22日、市役所であった。各区、女性団体などから約140人が出席。「男女がお互いに人権を尊重し、自由な選択に影響を及ぼさないように配慮する」など3項目をアピールした。
4月に市男女共同参画推進条例が制定され、市民、事業者、教育関係者らが自らの問題として認識し、行動できる取り組みが必要となっている。
あいさつに立った宮原達明実行委員長は女性の消防団員や区会議員の登場に「着実に前進している」としながら、女性の意識の変革も求めた。
分散会では「地域と家庭で考える男女共同参画」をテーマに意見を交換。区会議員の選出方法の話題に「まずは女性も出かけて勉強し、活動に加わる」という意見も出ていた。
また、講談師宝井琴桜さんが「女もいきいき、男もいきいき」と題して基調講演。講談界で初めて女性真打ちに昇格した宝井さんは、先輩から「お嫁に行くのが幸せ。やめなさい」と言われた経験を交え「やってみなければ、わからない。性別で決めるものでない」と張扇をたたきながら話した。 -
男女共同参画社会に向けて
高遠町男女共同参画推進委員会(伊藤のり子委員長)は21日夜、第3回研究集会を町総合福祉センター「やますそ」で開いた。松本大学総合経営学部助教授の白戸洋さんが「ほんわかあったかい地域づくり 女性と男性のきょうあした」と題して講演。委員や地域住民約80人が集まり、共同社会の確立からなる地域づくりの重要性に理解を深めた。
男女共同参画は「住みやすさにつながる」とした白戸さんは「地域のために考えるのではなく、自分がどう生きるか考えることが、地域づくり」と強調。「意識が行動を変えることはない。行動が意識を規定する。まずは何かをやり始めることが大切」と、地域再構築のための意識変えの必要性を訴えた。
男女共同参画について、「人は一人では生きていけない。共に生きていくことが重要」とし、「人口の半数の女性を取り除けば、社会が成り立たないことは当たり前。性別や人種関係無く、一人の人間として考え、その人の個性を生かしていく発想をもち、共生社会として考えるべき」と述べた。
伊藤のり子委員長は「男女間の性差を感じることが少なくなってきた。互いに思いやりの気持ちを持って良い人生を送ってもらいたい」とあいさつした。 -
三峰川にかかる水路橋改修で虹橋の色は茶色
高遠町の河南と伊那市の美篶芦沢を結ぶ、三峰川にかかる水路橋(通称虹橋)の改修に伴い、橋の色彩を検討する会の第4回が21日あり、前回絞り込んだ6色から、委員や地域住民らのアンケート結果を踏まえて、茶色にすることで意見がまとまった。
事前のアンケートは、検討委員である地元の町内会や関係団体の会長が住民などの意見を集約して、前回までに選定した6色のいずれかに1票を投じた。青と茶色が同数で最も多く、1票差で濃赤色だったことから、再度3色で検討。「城下町らしい、落ち着いた色」「自然に合った色」との理由で、茶色に決まった。橋上の手すりの色は、橋を塗り終えた後に検討する。
虹橋は三峰川総合開発事業で1958(昭和33)年に完成。老朽化に伴って橋と橋台を補強する。現在の橋の色は青で、手すりは白。上伊那地方事務所土地改良課によると、本年度中に歩道下部分の工事を終え、色を塗り替える。 -
伊那中央病院を花で飾る
伊那中央病院のラウンジで23日まで、華道家元池坊伊那支部青年部中部ブロックのメンバーが飾り付けた生け花が展示されている。
市内の会員でつくる青年部中部ブロックのボランティア活動の一環で、同病院での展示は年に一度(3年目)。「花を見て患者さんが少しでも元気になってくれれば」との思いで始まった。
21日夜、11人のメンバーが病院に集まり、3、5、6階のラウンジに展示用テーブルを設置し、各階それぞれ4杯づつの合計12杯の生け花を展示した。
カーネーション、リンドウ、カスミ草、ツルウメモドキ、カエデの葉、ケイトウなど季節感を考え約50種類を用意。ほとんどは購入したが、なかには、この日のために箕輪ダムに咲くコスモスを調達してきたメンバーもいた。
飾り付けの様子を見ていた利用者の一人は「花は見ているだけで元気が出る」と満足していた。 -
昭和病院アートギャラリー
駒ケ根市の昭和伊南総合病院1階ロビーで西駒郷の利用者による作品約10点が11月9日まで展示されている。花のある風景や外国の街並み、人物や動物など色鮮やかな絵画作品や「一期一会」などと書かれた味わいのある書道作品が行き交う人の目を和ませている=写真。小山実さんの「女性と50の絵」「電車といろんな絵」はそれぞれ細かく切った色紙を貼り合わせ、小さく区切った数十の枠の中に魚や鳥、風景、星などたくさんの物を鮮やかな色彩で描き出している。
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大きなサツマイモ
伊那市西春近の伊藤登美子さん(77)宅で19日、5キロもある超特大のサツマイモが採れた。
サツマイモは伊藤さんが育てた。春、店頭で苗を見つけ「久しぶりに作ってみよう」と購入した。
苗は普通で、最初にたい肥を入れた以外、追肥は一切していないという。ただ、近くにあった柿の木に肥料をあげており「イモの根がそこまで伸びたんじゃないかね。イモの根はすごいね」と話していた。
イモは半分ほど頭を出していたため、少しクワを入れただけで簡単に掘り出せたが、こんなに大きなイモ、ひとりではとても食べきれない窶狽ニ、利用するデイサービスセンター春富ふくじゅ園に持ち込んだ。
利用者らは、イモの重さを当てるクイズをしたり、実際に持ったりし「大きいね」「持てないよ」と話していた。
イモはしばらく鑑賞し、調理する予定。 -
みはらしの湯に小沢花の会の菊
四季折々の花を入浴客に楽しんでもらおう窶狽ニ、春から秋にかけ、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」に、花のプランターや鉢を配置している伊那市小沢区の有志を中心とした花づくりグループ「小沢花の会」(池田清和会長、会員80人)は19日、秋に合わせ、菊の鉢5つを同施設玄関先に配置した。
花の会は、みはらしの湯が開館して以来、ボランティアで施設周辺の花の手入れをしており、それぞれの季節を花で演出している。
菊の配置も例年しており、中でも、直径5縲・5センチの花を付ける「中輪」の黄色は、日持ちも良く、人気だという。
この日は「盆栽菊」という背の低い、小さなたくさんの花を咲かせる菊を配置。赤紫色の小さい花々が、玄関先に秋を彩っていた。
中輪はまだ咲いていないため、咲き次第、配置する予定だという。 -
こまちゃんバス利用の高齢者に交通安全啓発
高齢者の交通事故が増加傾向にあることから伊南交通安全協会駒ケ根支会(牛丸廉平支会長)は21日、市内を循環するこまちゃんバスを利用するお年寄りらにチラシを手渡して事故防止を呼び掛ける啓発活動を行った。公共交通機関の車内での啓発活動は県下初という。
駒ケ根警察署の向山静雄署長や渋谷保人交通課長らの見送りを受け、安協の武藤美智子部長ら女性部の2人が駒ケ根駅前発のバスに乗って市内1周に出発。1時間後、さらに1組が出発した。女性部員はバスに乗り込むお年寄りに、夜道の歩行時の注意を促すチラシやトンボ型の反射材付きマスコットなどを手渡し「車に気をつけてくださいね」などと笑顔で呼び掛けた=写真。
駅前で行われた出発式で伊南安協の玉木武春会長は「これから日も短くなって高齢者の事故はさらに起きやすくなる。しっかり注意を促してほしい」と述べた。 -
伊那広域シルバー人材センター設立15周年記念式典
高齢者に職業機会を提供し、老後の生きがいや社会参加推進を図ることを目的とする伊那広域シルバー人材センターが設立15周年を迎えた。21日、記年記念式典を、伊那市の県伊那文化会館で開いた。会員や来賓など約600人が集まり、今後加速する高齢化社会に向けて思いを新たにし、節目を迎えたことを共に祝った。
1990年「伊那市シルバー人材センター」として設立した翌年、上伊那北部を対象とする広域組織になった。21日現在で登録会員は726人、04年度の事業実績は4億7千万円を超えた。
春日博人理事長は「伊那広域は、多くの会員が仕事を分かち合い、活発に取り組んでいる結果、就業率が100%を超えている。会員の誠実な仕事ぶりも社会に認められ、実績を伸ばしてきた。07年度からは、団塊(だんかい)の世代が高齢世代を迎えるが、中長期計画に基づき社会に貢 -
郷土の平和決意新た
伊那市西箕輪の戦没者追悼式が20日、同地区の仲仙寺観音道招魂碑前であった。遺族会など関係者50余人が出席し、戦死した人々に思いをはせ、先人が愛した郷土に平和を築き上げていくことを誓い合った。同地区社会福祉協議会や遺族などでつくる実行委員会の主催で、この時期恒例。
出席者は、仲仙寺の師田香雪住職の独経が流れる厳かな雰囲気のなか、「招魂碑」の前で手を合わせ、焼香し、哀悼の意をささげた=写真。
実行委員会の山口通之副会長は「日本は戦後60周年を向かえたが、世界ではまだ戦争やテロなどが絶えない。戦争の悲惨さを後世に伝え、遺族会と共に平和を追い求めたい」とあいさつし、同市社会福祉協議会の御子柴龍一会長も「社会の生活環境が多様しようと、次世代の子供たちに戦争の悲しさを伝えていかねば」と話した。 伊那市遺族会の矢島荘司会長は「日本は荒涼とした廃墟のなか、飛躍的な繁栄の道を歩き続けている。西箕輪の地も豊かで平和なになったのも、戦没者のいしずえによるものだと語り継ぎ、思いを新たに追悼の意をささげたい」と追悼の辞を述べた。
招魂碑に眠る戦没者は日清戦争以降183人(分村前の箕輪町中曽根地区の約10人も含まれる)。 -
強烈な個性光り…視点の違い伝える
伊那市境東のカメラ店「キタハラカメラ」に集う写真愛好者50人による、第5回写真展「なんじゃもんじゃ」は30日まで、同市立図書館で開いている=写真。正体不明と呼ばれるヒトツバタゴ(通称・なんじゃもんじゃ)の様に、強烈な個性が光る作品ばかり50点が並ぶ。
車のフロントガラスに映った影を・スカマキリ・スに見立てた作品、アジサイの花の下でかくれんぼする犬、笑いながら水溜りで遊ぶ2人の児童窶狽ネど、バラエティー豊かな作品を出品。被写体をとらえる視点はそれぞれで、「アングルの違いの楽しさ」を伝えている。
メンバーは小学生、大学教授、主婦、会社員、農家窶狽ネど年齢、職種はさまざま。毎日夕方になればキタハラカメラに5縲・人が集まり、その日に撮影した写真や、デジタルカメラ、プリンターなどの話題で話はつきないという。
24、25日は休館日。午前10時縲恁゚後7時。 -
【記者室】この冬、灯油の価格は?
朝、吐く息が白くなる寒い日が目立つようになってきた。気象庁の長期予報によるとこの冬の関東甲信地方の気温は「平年並みか高い」そうだが、果たしてどうだろうか。気になるのは暖房に欠かせない灯油の値段だ▼9月末現在の県内の18リットル店頭売り平均価格は1239円。昨年同時期は966円だったというから3割近くも高い。世界的な原油価格の上昇の影響で仕方がないこととはいえ、庶民にとってはつらい冬になりそうだ▼一説では石油や天然ガスなどの化石燃料は今のペースで消費を続ければあと100年もしないうちに枯渇するという。目先の高値におろおろするだけでなく、子や孫の代の地球を見据えてこの冬は寒さに耐えながら灯油節約生活といこうか。(白鳥記者)
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カヌー楽しみ美和湖で交流
総合学習で三峰川をテーマにしている、高遠町の高遠小学校3年生(村上美晴、36人)は20日、国土交通省天竜川ダム統合管理事務所美和ダム管理支所とNPO法人美和湖倶楽部(羽場好美理事長)が推進する「美和ダム水源地ツアー」に参加し、カヌーを体験した。
三峰川や天竜川流域の小学校を対象に年1回、湖や森林に親しみ、自然やダムなどの重要性を認識するツアー。三峰川の水質などを調査する3年生は、美和湖について理解を深めようと依頼した。
この日は、同様に総合学習で手作りカヌーによる水辺の自然を学んでいる、伊那市の伊那小学校5年智組(北澤夏樹教諭、33人)の児童と合流し、カヌーを通して交流した。
大半が未経験という3年生は、智組の児童とともに手作りの木製カヌーに乗り込んで湖面に繰り出した。智組の児童からアドバイスを受けながらオールを漕ぎ、湖中央まで進むと、「地上とは違う景色」に歓声を上げていた。
女子児童(9つ)は「初めての体験で楽しかった。美和湖のことはまだわからないことが多いけど、もっと勉強していろんなことを知りたい」と話していた。
美和ダム管理支所で、オリエンテーリングもして、美和湖について調査した。 -
町観光協会が町内風景配した年賀はがき発売
高遠町観光協会は11月1日、町内の風景写真を配した年賀はがきを8万枚限定で売り出す。
町のPR用に4年前から毎年発売し、初回は5万枚が発売初日で完売。一昨年、昨年も数日間で売りきれるほどの好評を得ている。 今回は、満開の桜から垣間見える問屋門(高遠城址公園)と、南アルプスを背景に、桜でピンク色に染まった高遠城址公園を写し出した2種類。1枚50円、町内の郵便局などで販売する。
平岩國幸局長は「毎年評判がよく、多くの方に買い求めていただき、本当にありがたい」と話していた。
問い合わせは、高遠町観光協会(TEL94・2552)へ。 -
安全運転管理者交通安全の集い
安全運転管理者上伊那支部駒ケ根部会は17日、交通安全の集いをアイパルいなんで開いた。市内の企業から安全運転管理者約30人が出席し、駒ケ根警察署の渋谷保人交通課長の講話を聞いたほか、交通安全教育車「まなび号」での運転シミュレーター体験や交通安全ビデオ視聴を通じて交通事故防止への認識を深めた。
渋谷課長は今年に入って発生した管内の交通事故の事例などを交え、駒ケ根市内の琴平町、北原、バイパス入口などの交通事故多発交差点の特徴について解説した=写真。その上で「事故を防ぐには道路に潜む危険を予知し、起こりそうな状況を予想して運転することが大事だ」と話した。参加者らは身近な事故の教訓を社員の安全教育に生かそうと、時折メモを取ったりしながら熱心に話を聞いていた。 -
みはらしの湯で200万人達成日予想クイズの当選者抽選会
開館以来の入浴客が200万人を達成した伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」で19日、「200万人達成日予想クイズ」の正解者抽選会があった。
クイズは、9月末から10月10日まで、フロントに用意した応募用紙で、入浴客に達成日を予想してもらった。応募者351人のうち、3割り余は、県外や上伊那以外の県内者だった。
ヒントとして日々の入浴客数と1日の平均入浴客数を掲示していたが、正解者はわずか9人だった。10月下旬を予想する人が多かった。唐澤壽男支配人は「15、16日のイベントで、両日とも約千人が来たので、それを予想できなかったのでは」と話していた。
抽選の結果、ピタリ賞に伊藤文雄さん(長谷村)、前後賞、前々後々賞などに浦野千鶴子さん(箕輪町)、夏野明子さん(南箕輪村)白杉奈緒美さん(名古屋市)、木島ちよりさん(南箕輪村)を選んだ。
ピタリ賞には、みはらしの湯の入浴券、羽広荘のペア宿泊券、地元野菜、みはらしいちごワインを贈呈し、そのほかの当選者にも、羽広荘の宿泊券を除いた同様の品を贈る。 -
1本の木から白と黄色のナス
伊那市狐島の男性(62)が育てた鑑賞用ナスの木に、黄色と白色、2色の異なる実がなり、家族を驚かせている。
木は家の主人が、飯島町の道の駅で今年の春に購入。高さ10センチほどだったものを大切に育ててきた。
一様に紫色の花を咲かせ、最初になった黄色の実を見て「やっぱりナスだね」などと話し、黄色のナスの木だと思っていたが、次になった実が白色だったため「どういうことかね」と家族で驚いた。
主人は「黄色と白色が金と銀のようで縁起がいい」と話している。 -
県信組伊那支店で野中ひろみさんの裂織展
伊那市山寺区水神町の長野県信用組合伊那支店は21日まで、同支店の「感謝キャンペーン」に合わせ、同市在住の染色家・野中ひろみさんの裂織展を開いている。古布をリメイクした温もりのある味わい深いタペストリー9点を店内に展示し、利用者の目を楽しませている=写真。
同支店では毎年の「感謝キャンペーン」に合わせ、地元住民との親ぼくを深めよう窶狽ニ展示の場を提供。野中さんは2年前にも同支店で展示会を開いている。
キャンペーンは定期預金、定期積金、各種ローン、年金などの新規契約者にシクラメン、米10キロなどの商品が当たる福引き券を配布。最終日の21日に、店内で抽選会をする。 -
伊那愛樹会が盆栽展
辰野町窶萩{田村の盆栽愛好者でつくる伊那愛樹会(五味純一会長、12人)の第18回盆栽展が20日、伊那市生涯学習センター2階ギャラリーで始まった。樹齢100年以上の黒松など会員が丹精込めて育てた盆栽が並ぶ。23日まで。
会場には黒松、赤松、シンパク、モミジ、アケビなど会員が一人3点ずつ持ち寄った盆栽約30点がそろう。
夏が暑く、葉が焼けるのを防ぐために日照を避けたり、水を与える回数を増やしたりと例年に比べて手間がかかったという。最近も穏やかな天候で、モミジなど色づきが遅れている。
会員の一人、松沢近雄さん(90)=箕輪町松島=は「自然美を愛する気持ちで見てもらえたら」と話している。
希望者には、ロウヤガキの苗木(一人1本)をプレゼントしている。数に限りがある。
愛樹会は年2回、サツキと盆栽の展示会を開いている。
開館は午前9時縲恁゚後7時(最終日5時)。 -
全国ガーデニングコンテストで入選
伊那ハウジングセンター内「イソップハウス」に勤務する根本真知子さん(54)=伊那市西春近=が「全国ガーデニングコンテスト2005」(日本園芸協会主催)で入選した。
コンテストには全国から193人の応募があり、植物の生育状況、レイアウト、カラーコーディネート、住宅との調和などを基準に、写真で審査。その結果、オランダ大使館農務部賞候補に残り、昨年に続く入選を果たした。
パンジー、コデマリなど50種類を配した初夏の庭。洋風住宅の雰囲気に合わせ、いやし系のイングリッシュガーデンとしてブルー、紫系の花を中心に選んだ。
日本園芸協会認定ガーデンデザイナー根本さんは「イメージ通りの庭ができた。カラーコーディネートがうまくいったかもしれない」と喜ぶ。
「イソップハウス」では現在、ハーブが満開を迎えている。11月末まで楽しめる。
「庭の参考に」と訪れる中高年の女性が多く「庭を楽しめる提案ができれば」と来場を呼びかけている。 -
伊那毎パネル展
伊那毎日新聞の創刊50周年を記念したパネル展が駒ケ根市中央のアルプス中央信用金庫赤穂営業部で11月18日まで開かれている。駒ケ根市に関係する出来事を中心に50年の歴史を記事で振り返る22枚のパネルを展示している。訪れた人は、宮田分市問題、赤穂高校甲子園大会初出場、中央アルプスロープウェイ運行開始、皇太子夫妻来駒窶狽ネどの記事を見て「こんな事もあったね」「懐かしいね」などと話しながら食い入るようにパネルに見入っていた=写真。
伊那毎日新聞は1955(昭和30)年2月11日に第1号を発刊し、今年で創刊50周年になる。 -
健康の駅・駒ケ根セミナー
地域が連携して健康増進の拠点づくりを目指す「健康の駅を考える会」(大倉久直会長)は18・19日、駒ケ根市東伊那のふるさとの家セミナーハウスで「健康の駅・駒ケ根セミナー」を開いた。全国各地から関係者約50人が参加し、講演会や活動事例の報告などを行った=写真。
18日は基調講演として農林水産省関東農政局農村計画部農村振興課の松村広一さんによる「グリーンツーリズムと健康増進」が行われたほか、県園芸福祉研究会会長の藤田政良さんによる講演「園芸福祉と健康増進」、信州大農学部教授の杉本光公さんの「運動科学からみた園芸療法の生物的効果および心理的効果」が行われた。
19日は実践報告、事例報告が行われ、駒ケ根市産業振興部農林課の林典男農村公園調整幹が、駒ケ根市が取り組んでいる健康増進プログラムの活動などについて説明した。 -
箕輪町公民館あざみ学級
手芸教室でタペストリー作り箕輪町公民館あざみ学級は18日、手芸教室で枝を使ったタペストリーを作った。ドライフラワーなどを好きに組み合わせ、秋をイメージしたオリジナルを完成させた。
公民館の女性大学を本年度は体験、実践を通して学ぶ1年間の学級として開講。今回は、10月から12月までの手芸教室3回シリーズ)の第1回。上古田在住の空間デザイナー飯島博美さんが講師を務めた。
タペストリーは、木の枝を土台にして、乾燥させたアジサイ、ニゲラ、ルリタマアザミ、ヒマラヤスギの実、椿の実などを自然の形を生かして自由に飾り付ける。受講生は、「自分で好きなようにアレンジできるので楽しい」と熱中していた。
作品は、みのわ町民文化祭・展示の広場(11月4-6日、社会体育館)に出品する。
第2回はクリスマス、第3回はお正月をテーマに手芸をする。 -
通り町で井口井月を織る展
漂流の俳人、井上井月の句をイメージした織物を楽しんでもらい、街の活性化にもつなげよう窶狽ニ、伊那市の織物グループ「織里布(おりふ)」が20日から、伊那市通り町商店街の談話室で「井上井月を織る展」を開く。情景の美しさを感じさせるタペストリーやのれんなど約20点が、休憩所を鮮やかに彩る。
伊那市共同作業の家の前所長、辰野恭子さん(63)が、施設利用者の素晴らしい手作業を見て「ただ決まった型をつくるのではもったいない」と、今年3月に「織里布」を立ち上げた。障害のあるなしにこだわらず、織物好きな12人が、それぞれの感性を大切にして作品づくりをしている。展示会は初めて。
「伊那市に縁のある井月の句をイメージした作品を発表したい」と、通り町商店街振興組合に話を持ちかけたところ、井月にちなんだまちおこしをしている通り町側も、好意的に申し出を了承した。
作品は桜や月、天竜川などをモチーフに、季節折々の美しさや情景を鮮やかに表現し、見る人を楽しませている。
商店街側も、これを機に商品の購買意欲向上につながれば窶狽ニ期待している。
午前10時縲恁゚後4時。23日まで。 -
昭和のコレクションを村文化祭に展示
村民に準備作業への協力呼びかけも東京の男性が収集し、宮田村の活性化にいかしてほしいと提案している昭和30、40年代の膨大な生活雑貨のコレクションの一部が、来月5、6日に開く村の文化祭で展示されることになった。新聞の切抜きや飲食品のラベル、おもちゃなど数千点。活用法を模索する村民有志が展示にむけて準備作業を行なうが、住民の協力参加を広く求めている。
宮田村出身の男性の仲介で6月、雑貨コレクターの山本豊之さんが収集品の活用を村に打診。村や村議会は収集品がある群馬県大間々町を訪れ見学した。
その後、村民有志が中心になり活用法を検討。「とにかく村民に見てもらって、その反響を今後の判断材料にしよう」と村文化祭への展示を決めた。
高度経済成長時の庶民の文化を物語る収集品だが、紙類が多いため展示には編さん作業が必要。
多くの人手を要するため、村の広報なども使ってボランティアを広く呼びかけている。
収集品を取りまとめる準備作業は22日午後1時半と23日午前10時から。展示作業は11月4日午後2時、5、6日の午前9時から。片付け作業は6日の午後4時からで、いずれも展示会場の老人福祉センター2階で行なう。
「貴重な収集品をどのように活かすのか、作業も通じて皆さんと一緒に考えたい」と有志のひとりでもある赤羽正村議。参加申し込み、問い合わせは役場企画情報係85・3181、赤羽さん85・3270まで。 -
南アの水・環境保護どうする
南アルプスと水について考えるシンポジウムが18日、長谷村の仙流荘であった。明るい県政を進める会のメンバーを中心につくる実行委員会「南アルプスと水を考える会」(桜井伝一郎代表)の主催。約140人が集まり、パネルディスカッションなどを通して、「水の大切さやダムの必要性について、意識を高めていく機会」(桜井代表)とした。
白鳥孝伊那市収入役をコーディネーターに、国土交通省三峰川総合開発工事事務所の榎村康史所長、伊東義人高遠町長、宮下市蔵長谷村長ら6人が、農業や観光、治水などの観点から南アルプスや南アルプスを源流とする三峰川について意見を交わした。
「伊那谷の農業の中心である稲作。清らかな水、土壌によっておいしい米が作られているが、水を守ることがこれにつながっている」「工事で南アルプス直下の三峰川の清らかさを実感した。この清流をいかに大事にするか、南アルプスの美しさをどう保っていくか」「侵食によって破壊された山岳をどう守っていけばいいのか」など、南アルプスの環境保護の重要性を訴える意見や今後の課題があがった。
また、洪水災害から考えたダム建設については、「土砂を防ぐには上流域にダムがあったほうがいいのでは。必要なものは作っていくべき」などとした意見が出た。
美和ダム洪水バイパス施設の現地視察や、国土交通省中部地方整備局河川部の広域水管理官・高橋洋一さんの講演「ダム事業の現状について」もあった。 -
ニンジンも畑でデート
面白い形のニンジンが、伊那市内の畑で採れた。畑の主人が市内の飲み屋を連れて歩いたところ大うけで「つくった人の顔が見てみたい」と、笑いが起こった。
主人の妻は「本当に普通のニンジンで、特別何かしたわけでもないのに不思議。ニンジンも畑でデートしてる」と、話していた。
ニンジンはしばらく鑑賞した後、カレーの材料となるという。 -
まなびピア箕輪2005わくわくひろば
箕輪町発足50周年記念事業生涯学習フェスティバルまなびピア箕輪2005イベントの一つ、町図書館主催の「わくわくひろば」は16日、町文化センターホールであった。親子連れが大勢訪れ、読み聞かせや人形劇など催しがいっぱいのひろばで楽しく過ごした。
スライドを使った「うぐいすのよめさま」の話、人形劇「赤ずきんちゃん」、大型絵本や大型紙芝居、サルやカニなどが登場する大型ペープサート「うみやまがっせん」、ふしぎな手品、腹話術など盛りだくさん。
ホール内の左側で紙芝居、正面でペープサートというようにプログラムにそって場所を移しながらの上演で、親子は床にのんびりと座って劇や絵本などに見入った。子どもたちはお話の世界に入り込んで聞き入ったり、楽しい手品や腹話術に熱中していた。