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南原の伊藤照夫さん宅のフクロナデシコ見ごろ
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤照夫さんの畑ではフクロナデシコが見ごろとなっています。 フクロナデシコは、地中海沿岸原産のナデシコ科の多年草です。 伊藤さんのおよそ40アールの畑には、ピンクのフクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。 酪農を営んでいた伊藤さんは、牛舎のまわりをきれいにしようと25年ほど前にフクロナデシコを育て始めました。 その後酪農はやめましたが、土地を荒らしたままにしておきたくないとの思いから、徐々に花の数を増やしていったということです。 花は、来月初旬まで楽しめるということです。
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新宿榎町地区の関係者が伊那を訪れ自主防災学ぶ
伊那市の友好都市、東京都新宿区の榎町地区町会連合会の役員が16日、伊那市を訪れ、狐島区の住民から自主防災会の取り組みについて話を聞きました。 16日は、榎町地区町会長ら28人が伊那市を訪れました。 榎町地区は、新宿区の北東部に位置し、史蹟や文化財の多い地区です。 全27町会で構成していて、町会数は新宿区で3番目に多くなっています。 人に優しい街づくりを目指し防災にも力を入れています 意見交換会は、自主防災に力を入れている狐島区の活動を知った連合会が伊那市と狐島区に依頼し、実現しました。 狐島区では、住民一人ひとりが区や警察、消防などに頼らない防災に強い街づくりを進めています。 去年12月には、区内の保育園と小学校と連携する応援協定を結んだ他、今年1月からは災害対応の専門部隊を設置しています。 16日は、これまでの取り組みや事例発表などを行いました。 榎町地区の住民らは、17日まで伊那に滞在し、市内の酒蔵見学や高遠歴史博物館の見学などを行うということです。
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都立北園高校の生徒が西春近桜の里にしだれ桜植樹
13日から伊那市に滞在している東京都立北園高校の生徒が15日、西春近細ヶ谷の桜の里にしだれ桜の苗木を植樹しました。 3日間伊那市に滞在しているのは、都立北園高校の2年生310人です。 北園高校は、平成23年西春近自治協議会と森林の里親促進事業の協定を結んでいます。 この日は、協議会の会員らから指導を受けながらしだれ桜の苗木を植樹しました。 植樹は今年で4年目になり、15日はおよそ40本を植えました。 この日植樹したものも合わせて桜の里にはおよそ250本の桜が植えられています。 またこの日は、3月に西春近自治協議会が発足して50年を迎えたことを記念して、タカトオコヒガンザクラの苗木も植樹しました。 西春近自治協議会の加納義晴会長は「第2の故郷としてまた伊那市を訪れてもらいたい。これからも交流を続けて高遠に匹敵するような桜の里を目指しましょう」と話しました。 苗木の管理は、今後も西春近の住民が行っていくということです。
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第10回西町区美術作品展とお宝展
伊那市西町区の住民による「第10回西町区美術作品展とお宝展」が、西町公民館で開かれています。 会場には、区民が趣味や教室などで制作した美術作品と、区民所蔵の掛け軸や骨董品などおよそ160点が並んでいます。 西町区では、秋に行事がたくさんあるため春に区民の作品の発表の場を設けようと毎年この時期に展示会を開いています。 骨董品が並ぶお宝展は今年で2年目です。 木下敏夫さん所蔵の土人形です。 江戸時代から明治時代にかけて作られたもので、木下家で大切に保管してきたものだということです。 ある区民は「10回を迎え作品のレベルが上がってきている。お宝展は珍しいものが多く並んでいるので楽しんでもらいたい」と話していました。 第10回西町区美術作品展とお宝展は、17日正午まで西町公民館で開かれています。
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第35回中条盆栽山野草クラブ展示会16・17日
伊那市西箕輪中条の住民などでつくる中条盆栽山野草クラブの展示会が、16日と17日の2日間中条公民館で開かれます。 15日は、会員が準備に追われていました。 会場には、クラブで力を入れて栽培しているアツモリソウを中心に、およそ250点が並んでいます。 今年は春先に気温の高い日が多かった影響で花の開きが早く手入れに苦労したということですが、例年はまだこの時期には咲かない品種の花を今年は楽しむことができます。 山野草と一緒に盆栽も展示していて、ある会員は「山野草と盆栽が一緒に楽しめる展示はあまりないので多くの人に来てもらいたい」と話していました。 第35回中条盆栽山野草クラブの展示会は、16日と17日の2日間中条公民館で開かれます。 会場では、500円から苗の販売も行われる予定です。
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高尾公園ツツジ見頃
伊那市山寺の高尾公園では色とりどりのツツジが見ごろを迎えています。 高尾公園には500本のツツジが植えられていて地域の人たちに親しまれています。 16日には高尾神社の例大祭が開かれることになっています。
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山荘ミルクで犬のしつけ講習会
伊那市横山の山荘ミルクで、犬のしつけ講習会が、6日に開かれました。 山荘ミルクでは、犬のリードを外して遊ばせる事ができる「ドッグラン」が去年8月にオープンしました。 講習会はそのドッグランを使って初めて開かれたものです。 講師は、髙木のぶ子さんがつとめました。 警察犬の訓練士でドッグトレーナーの髙木さんは、山荘ミルクのドッグランを整備する際には監修も行いました。 講習会には上伊那の35人が参加し、輪の中に犬を座らせ1分間待つ訓練などを行いました。 髙木さんによりますと、たくさんの犬の中で訓練する事で社会性を身に付けさせる事ができるということです。 講習会はドッグランの利用料のみで誰でも参加する事ができ、11月頃まで毎月1回開く予定です。
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母の日前に親と子の音楽会
あすの母の日を前に、「第23回元気に育て親と子の音楽会」が9日伊那市のいなっせで開かれました。 音楽会では、上伊那の音楽教室の指導者やコーラスグループが、アニメソングやクラシックなどを披露しました。 この音楽会は、母の日を前に、子育て中の母親に音楽を楽しんでもらおうとNPO法人クラシックワールドが開いたものです。 子連れでも気兼ねなく楽しめるよう、入退場自由となっています。 中には、指導者と一緒にアンサンブルを披露する子供も居ました。 最後には訪れたおよそ250人全員で「ハナミズキ」を歌いました。 ある母親は、「久しぶりに生の演奏を聴いて感動しました。リフレッシュできてよかったです」と話していました。
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西駒山草会 斑入り植物の展示会
伊那市内の山野草愛好家でつくる西駒山草会の山野草の展示会が9日と10日の2日間、南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。 会場には、会員11人が育てた山野草280点が展示されています。 そのうちのほとんどは突然変異で現れる白いまだら模様の斑(ふ)入りのものです。 こちらは、5、6年かけて育てたというヤマシャクヤクです。 斑が濃淡2色になっているほか、全体にバランスよく入っていることから、愛好家の間では100万円ほどの値が付く名品だということです。 会場では、苗の販売も行われています。 西駒山草会の山野草展示会は、あすまで南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。
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南箕輪村恩徳寺 クロユリ見ごろ
南箕輪村沢尻の恩徳寺では、クロユリが見ごろとなっています。 クロユリは、ユリ科の多年草でこの時期に花を咲かせます。 恩徳寺の先代の住職が育てていたものを徐々に増やしてきたということで、現在では200株ほどになったということです。 今年は、天候不順の影響か丈が不揃いだということで、境内には例年の半分ほどのおよそ130株が並べられています。 花は、天気にもよりますが5日間ほどは楽しめるということです。
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信州みのわ山野草クラブ 第24回春の展示会
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの春の展示会が、9日~10日の2日間木下公民館で開かれます。 8日は、会員が準備をしました。 会場には寄せ植えや石付け作品などおよそ200点が並んでいます。 3月に気温の高い日が続いたため、出品を予定していた作品の花が早く咲き調整に苦労したということです。 信州みのわ山野草クラブ第24回春の山野草展示会は9日と10日の2日間、木下公民館で開かれます。 会場では、抽選で苗の無償配布も行われます。
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戦争展に向け遺品提供呼びかけ
8月に伊那市で開かれる「平和のための信州・戦争展」に向け実行委員会では戦争遺品の提供を呼びかけています。 戦争展の理事長を務める伊那市西町の建石繁明さんは家庭で眠っている戦争遺品を募集しています。 戦中から戦後にかけて子どもたちが遊びで使っていたおもちゃの鉄砲もそのうちの一つです。 木の板を切り鉄砲の形にしたもので、当時遊びといえば戦争ごっこばかりだったと言います。 これまでに実際に戦場で使われていたものや、家庭や学校など身近で使われていたものまで戦争一色に染まった時代を感じさせる遺品が集まっています。 「平和のための信州・戦争展」は8月15日と16日に伊那文化会館で開かれることになっていて建石さんは「戦後70年の節目に改めて戦争について考える機会にしたい」と話し戦争遺品の提供を呼びかけています。
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高遠満光寺で花祭り
お釈迦様の誕生日を祝う花祭りの行事が8日伊那市高遠町の満光寺で行われました。 花祭りには、高遠第1、第4、長谷保育園の園児36人が招かれ、花見堂のお釈迦様にあま茶をかけて供養していました。 この花祭りは、伊那市高遠町、長谷地域の26か寺で組織する東部仏教会が開いたものです。 お釈迦様の誕生日は、4月8日と言われていますが、肌寒く花も少ないことや高遠城址公園の花見時期と重なることなどから毎年ひと月遅れで行われています。 花祭りには、各寺の総代など70人が参加し、花見堂の前で静かに手を合わせていました。
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高鳥谷山区民ハイキング
3日は伊那市富県公民館主催の高鳥谷山区民ハイキングが行われました。 区民ら約550人が参加し、2時間をかけて高鳥山を目指しました。 中央アルプスが一望できる標高1,220メートルのつが平では、富県小と新山小の児童たちが活動報告や校歌を歌い交流しました。 富県公民館の北原和俊館長は、「ふるさとのすばらしさをあらためて感じる。このハイキングをきっかけに地区の絆を一層強めてほしい。」とあいさつしました。
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木下区ふれあいハイキング
箕輪町木下区恒例のふれあいハイキングが、5日に、行われ、区民が青空のもとでウォーキングを楽しみました。 このイベントは区民の交流を深めようと、20年ほどまえから毎年こどもの日に行われています。 参加した250人が木下南保育園を出発し、南箕輪村の大芝高原までの5キロを歩きました。 子供たちは、道端の花を摘んだりしながら、初夏の景色を楽しんで歩いていました。 主催した木下区青少年健全育成会では、「年の違う子ども同士が交流する機会が少なくなる中で、子ども同士、親子、地域が交流し、区民がつながりを深める機会にもなっている」と話していました。 木下区青少年健全育成会では、ハイキングや、夏祭りなど、年間を通して、様々な活動を行っています。
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春日洋治さん宅でシュロの花咲く
伊那市美篶上川手の春日洋治さん宅では、ヤシ科の植物シュロの花が咲きました。 春日さん宅の向かいの駐車場に、シュロの木が2本植えられています。 そのうちの1本から花が咲きました。 このシュロは、10年ほど前に、近くの洞泉寺から親戚とともに株分けしてもらったものだということですが、今回花が初めて咲きました。 春日さんは、「親戚の家でも咲いたと聞いたので、そんなに珍しいものではないかもしれないが、雑穀のような面白い花が咲いた」と話していました。
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こどもの日ふれあい博物館
5日、箕輪町郷土博物館では、こどもの日に合わせて博物館を無料開放し、だれでも気軽に楽しんでもらうイベントを行いました。 この日は、博物館前にある電気機関車、ED19の内部も公開されました。 ED19は、世界で6台しか製造されておらず、昭和50年代に廃止となった電気機関車です。 現存するのは、箕輪町郷土博物館前にあるこの車両のみになっているということです。 1年に1回、内部が公開される機会とあって、子どもたちがかわるがわる運転席に座り、運転手気分を味わっていました。 博物館のなかでは、飯田線や電気機関車に関する体験コーナーや展示が行われていました。 体験コーナーでは、ED19の模型を作るペーパークラフトの他、飯田線すごろくが行われていました。 飯田線すごろくでは、サイコロを投げて、伊那市駅など、実際にある駅にコマを進めていました。 箕輪町郷土博物館では、地域に親しまれているED19を活用し、博物館に親しんでもらえる機会にしたいと話していました。
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箕輪町木下の美容室で子供たちがヘアメイク体験
子どもたちが美容師の仕事に触れるイベントが、箕輪町木下の美容室で6日に行われました。 この日は、辰野町から駒ヶ根市までの子供約120人が訪れ、ヘアメイクなどを体験しました。 地域貢献の一環で子ども達に美容師の仕事に触れてもらおうと、箕輪町松島に本店を置く松島美容室が毎年行っています。 伊那市や駒ヶ根市を含め5店舗を展開していて、イベントではスタッフ25人が、子ども達の好みに合わせてヘアメイクやネイルアートなどを行いました。 松島美容室では、「自分がキレイになる事や人をキレイにする事の喜びを体験してもらい、美容師の仕事に興味を持ってもらえたらうれしい」と話していました。
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サークルK西町店 詐欺を未然に防いで感謝状
インターネットサイト登録料名目のワンクリック詐欺を未然に防いだとして、伊那市西町のサークルK西町店に伊那警察署長から感謝状が贈られました。 28日は伊那警察署で贈呈式が行われ、サークルK西町店の大村厚子店長とパート従業員の明尾貴代さんが内川政澄署長から感謝状を受け取りました。 4月13日、愛知県から訪れた70代の男性が店内の機械で10万8,000円分のギフト券を購入したいと申し出たことを、明尾さんが不審に思い購入理由を聞きました。 男性は「アダルトサイトの無料と書かれたボタンを押したら登録画面になった。誤操作の場合かけるようにと書かれた連絡先に電話をするとギフト券を買うように言われた」と話したということです。 詐欺だと直感した明尾さんは大村さんに伝え警察に相談するよう説得し詐欺を未然に防いだということです。 伊那警察署によりますと、今年に入って金融機関や郵便局よりも気軽に利用できるコンビニエンスストアの機械での支払いやプリペイドカードの購入を促す詐欺が全国的に増えているということです。
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ジャンボマス放流
天竜川漁業協同組合は、GWに釣りを楽しんでもらおうと伊那市高遠町の高遠ダム上流などで2日ジャンボマスを放流しました。 2日は、高遠ダムと辰野町の横川ダムの上流で、40センチほどのジャンボマス合わせて200キロを放流しました。 毎年4月29日に行われていましたが、家族連れにも釣りを楽しんでもらおうと、今年は連休初日の2日に放流しました。 初めて渓流釣りに来たある男の子は、「大きな魚をたくさん釣りたい」と話していました。 長野地方気象台によりますと、2日の伊那地域の最高気温は29.2度で、7月下旬並みとなりました。 連休中は、3日まで気温が高いということですが、4日の夕方に雨が降り、それ以降暑さも落ち着く見通しです。
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伊那市小沢の芝桜見ごろ
伊那市小沢の広域農道沿いにある花公園では、芝桜が見ごろとなっています。 GW中の2日は、県内外から多くの人が訪れていました。 広さ30アールの公園には、ピンクや白の色鮮やかな芝桜が植えられていて、見ごろとなっています。 地元の有志でつくる小沢花の会が20年ほど前から整備していて、現在ではこの時期の観光スポットとなっています。 訪れた人たちは、本物の富士山を1000分の1のスケールで再現したという花富士や南アルプスをバックに写真を撮っていました。 花の見栄えがいいように、会員10人ほどで雑草の刈り取りを行ってきました。 高齢化が進んでいて作業は大変だということですが、生きがいとして毎年頑張っているということです。 芝桜は、15日ごろまで楽しめるということです。
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旧陸軍伊那飛行場の歴史学ぶ
県内の戦争に関する調査研究を行っている住民グループ、長野県強制労働調査ネットワークは26日伊那市を訪れ旧陸軍伊那飛行場の歴史などについて学びました。 26日はネットワークのメンバーおよそ20人が伊那市の上の原公民館で旧陸軍伊那飛行場に詳しい久保田誼さんの話を聞きました。 久保田さんは「伊那飛行場は昭和18年伊那市上の原に、本土決戦に備え特攻隊員養成などを目的につくられたものだ。」と話していました。 また飛行場建設のため軍が土地を強制的に取り上げたことや、住民のほか朝鮮人が労働力として動員されたと説明していました。 久保田さんは太平洋戦争が長引いていれば伊那も空爆にあっていたかもしれない。」と推測していました。 県強制労働調査ネットワークは強制労働は人道に対する罪であり戦争犯罪だと考えている。 その真相を究明し歴史認識することが大切だとしています。
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3日に映画上映会
3歳から高校生までの子どものインタビューを中心に胎内記憶や子育て、癒しをテーマに制作されたドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」の上映会が3日に伊那市立伊那図書館で開かれます。 映画では、胎内記憶と呼ばれる生まれる前の胎内のことや出産時の記憶を聞き取り調査したり、子育ての実践、人の精神における子どものような内面の部分の自己肯定ワークを丁寧に見つめる内容です。 上映会を計画した湯澤亜弥さん。 心理カウンセラーでアロマセラピストです。 カウンセリンググループサロン和輪の主宰で、伊那市上牧でグループ学習会などを開催しています。 上映会は、3日日曜午前11時から伊那図書館で開催されます。 心や体を癒すヒーリング体験も予定されています。 詳しくは、080-5699-5265(藤本さん)まで。
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第86回メーデー伊那中央大会
労連系の第86回メーデー伊那中央大会が1日伊那文化会館で行われ、生活や雇用の危機の打開や憲法が生きる社会を目指すメーデー宣言を採択しました。 伊那中央大会には、高教組や民医連などから200人が参加しました。 メーデーの会場となった伊那文化会館からいなっせ北側広場までをプラカードを持って行進し、賃上げやTPP交渉撤退、原発ゼロなどを訴えました。 実行委員長の北原則子上伊那地区労連議長は、「団結の輪を広げましょう」とあいさつし、労働者の賃上げや安定した仕事や雇用の確保を訴えるメーデー宣言を採択しました。 大会では、若い人のメーデーに対する理解が薄くなっていることから、その意義と歴史を学ぶプログラムも盛り込まれました。
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3月有効求人倍率1.15倍 2か月連続低下
上伊那の3月の月間有効求人倍率は1.15倍で2月を0.02ポイント下回りました。 管内の求人倍率が前の月を下回ったのは2か月連続です。 新規求人数は1,310人、新規求職者数は786人で、3月の月間有効求人倍率は、2月を0.02ポイント下回る1.15倍でした。 ハローワーク伊那によりますと、求人倍率は前の月を下回りましたが、新規求人数は去年の3月を9.7%上回っているため状況は悪くないということです。 雇用情勢については2月と変わらず「一部に厳しさが見られるものの、着実に改善が進んでいる」としていて、毎年新規求職者が増える4月の状況が今後の雇用情勢の傾向に影響するとみています。
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新山定住促進協議会 事業計画決まる
伊那市の田舎暮らしモデル地域に指定されている新山地区の新山定住促進協議会は、定住者のための案内冊子の作成などを盛り込んだ事業計画を26日、決めました。 26日は、新山集落センターで今年度の総会が開かれ、地元住民およそ40人が出席しました。 新山地区は去年11月に、人口増に向けた定住促進策として実施する伊那市の「田舎暮らしモデル地域」に指定されました。 これを受け協議会では、活動を本格的に実施するため、定住促進や広報などをする総務部会、保育園や小学校を応援する新山子育て応援部会、土地の情報収集や紹介などを行う住まい整備部会、移住希望者をサポートする田舎暮らしサポート部会を設けました。 今年度の事業では定住者向けに、新山を紹介する案内冊子の作成や地域おこし協力隊と連携し定住促進を図ることなどを計画しています。 また、伊那市教育委員会が示した富県小に新山小との共同調理場を設ける計画に対応するため、協議会では新山小の自校給食存続を求める取り組みも事業計画に盛り込みました。
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園児にまっくん反射材キーホルダー贈る
南箕輪村交通安全協会は27日村中部保育園の園児に村のイメージキャラクターまっくんをデザインした反射材キーホルダーをプレゼントしました。 27日は中部保育園で交通安全教室が開かれました。 園児たちは教室に参加した保護者に手をひかれ横断歩道の渡り方を練習していました。 村安協の会員は「道路を渡る時は自分の目で安全確認をしてください。」と指導していました。 横断歩道を渡り終えた園児には事故防止に役立ててもらおうと、まっくんをデザインした反射材キーホルダーがプレゼントされました。 教室ではほかに長野県交通安全教育支援センターの職員による人形劇も行われました。 人形劇では信号機の説明があり事故に合わないために「道路に飛び出したり、道路で遊ばないようにしてください。」と園児に呼びかけていました。 村安協がつくった、まっくん反射材キーホルダーは村内全ての園児に贈られるということです。
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伊那地域 今季最高28.1度 田植え始まる
28日の伊那地域の最高気温は今季最高の28.1度まで上がり、7月中旬並の暑さになりました。 そんな中、上伊那地域のトップをきって、伊那市手良の水田で田植えが行われました。 この日は、上伊那地域のトップをきって、伊那市手良の水田で田植えが行われました。 田植えをしたのは、伊那市手良にある株式会社中坪ノーサンです。 田植え機を操るのは、登内美穂さん。10年以上田植えをまかされています。 中坪ノーサンでは、手良中坪を中心に野口など合わせて28ヘクタールの水田で米を栽培しています。 毎年4月下旬から田植えを始めています。 苗は、3月25日に種を蒔き育てたもので、4月の初旬の天候不良で、温度管理に気を使ったということです。 田植えは、5月いっぱい続きます。 この日の伊那地域は今季最高の28.1度まで気温が上がり、今季2度目の夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、あすの日中もこの暑さが続くということです。
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玄立寺 シダレザクラ見頃
伊那市長谷の玄立寺では、シダレザクラが見ごろを迎えています。 玄立寺のシダレザクラは現在満開で、見ごろとなっています。 25日は地元の人たちが集まり花見をしていました。 あるお年寄りによりますと、玄立寺にはおよそ20本のシダレザクラが植えられていて、そのうち15本は山梨県の身延山から移植されたものだということです。 見ごろは来週のはじめ頃までだということです。
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伊那市地蜂愛好会総会 女王蜂を配布
伊那市地蜂愛好会の総会が25日、市内で開かれ、会員に越冬した女王蜂が配られました。 伊那市地蜂愛好会は、伊那谷伝統の蜂追い文化を楽しみながら継承していこうという団体で、総会にはおよそ30人が参加しました。 およそ30匹ずつの女王蜂が入った箱が会員に配られました。 配られた蜂は、気温が20度以上の日に会員それぞれがテリトリーとしている山に放し6月中旬ごろからの蜂追いにつなげます。 総会では他に、富士見町の蜂研究家金井實(みのる)さんが話をしました。 金井さんは、大きな巣を作るには「・元気な女王蜂を育てること・女王蜂に刺激を与えないこと・蜂一匹一匹を大切にすることの3つが重要だ」と話していました。