-
【カメラリポート】自転車・ガーデニングをもっと身近に
自然豊かな伊那谷での生活を楽しんでもらおうと、アウトドアのライフスタイルを提案するイベントが、5月25日(土)、26日(日)の2日間、伊那市高遠町で計画されています。
-
第8回西町区「美術作品展」
伊那市の西町区民による「美術作品展」が、17日から西町公民館で始まりました。
西町区「美術作品展」は今回8回目で、会場にはおよそ50人から90点が集まりました。
絵画を中心に、書道や彫刻など、区民が1年間かけて制作した作品が並んでいます。
城倉昭治区長は、「作品展を通して、地域との関わりを大切にしていきたい」と話していました。
第8回西町区美術作品展は、19日日曜日まで、西町公民館で開かれています。 -
「美篶の歌」作曲者見つかる
伊那市の美篶地区で歌い継がれている「美篶の歌」の作曲者や発表年月日などが書かれている楽譜が、この程見つかりました。
今年の3月に見つかった「美篶の歌」の楽譜です。
作詞者で、昭和6年まで旧美篶村の村長を務めた赤羽源一さん宅で見つかりました。
赤羽源一さんが作詞したことは分かっていましたが、作曲者と発表年月日は不明でした。
見つかった楽譜には、現在の伊那市富県新山出身で1980年に亡くなった羽場匡雄さん作曲で、発表年月日は、昭和21年7月18日と書かれていました。
羽場さんは、今の東京芸術大学を卒業後、飯田市を中心に作曲活動をしていました。
美篶の歌は、美篶の地理や歴史が歌詞になっていて、1番から12番まであります。
13日は美篶公民館で「童謡歌唱の集い」があり、40人の美篶区民と講師の有賀千づるさんが美篶の歌を歌いました。
参加した区民は、「素晴らしい美篶の歴史を歌い継いでいきたい」と話していました。 -
伊那市職員エコドライブ体験
伊那市は、自動車から排出される二酸化炭素削減を目指そうと17日、職員を対象にしたエコドライブ講習会を開きました。
受講したのは、市役所本庁と高遠町総合支所、長谷総合支所の職員4人です。
4人は、燃費や走行パターンが計測できる機器を取り付けた車でまず市役所周辺の3キロを走行しました。
普段通りに走った結果、ある職員の燃費は、ガソリン1リットルあたり8.77キロでした。
受講者たちは、その後スタート時の緩やかなアクセルの踏み込みやアイドリングストップなどエコドライブのコツを学びました。
そして再び3キロを走ると燃費は、1リットルあたり11.6キロに改善しました。
今回のエコドライブを実践し、1年間に1万キロを走った場合、ガソリン278リットルの節約につながります。
削減される二酸化炭素の量は、645キロで、杉の木を46本植えたのと同じ効果が得られる計算になるということです。
伊那市では、今後、事業者や市民に対してもエコドライブを広めていきたい考えです。 -
南アルプス林道見どころ満載
4月25日から伊那市長谷の南アルプス林道バスが、歌宿まで開通となりました。
林道では、この季節ならではの楽しみが満載です。
林道沿いの石灰岩の岩肌には、赤紫の可憐な花、シナノコザクラが咲いています。
シナノコザクラは長野県版レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている希少種の高山植物です。
今年は例年より、2週間ほど遅く開花し、現在見頃となっています。
林道沿いでは、シナノコザクラのほかにも、七福神の布袋に形が似ていることからその名がつけられた「ホテイラン」や、ミヤマスミレの小群落も目にすることが出来ます。
現在、林道バスが運行している歌宿まで足を運ぶと、正面にはノコギリ岳が見えてきます。
地元の人達が「鹿ノ窓」と呼ぶ風穴のほか、七丈の滝も目にすることが出来ます。
シナノコザクラの見頃は、5月いっぱいだということです。 -
伊那市春日公園のツツジ見頃
伊那市の春日公園のツツジが見頃を迎えています。
春日公園には、ミツバツツジやレンゲツツジなど、およそ2万本が植えられています。
伊那市商工観光部によりますと、春日公園のツツジは5月いっぱいまで楽しめるということです -
権兵衛トンネル補修工事につき片側交互通行に
伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネルの補修工事のため、15日から6月21日まで片側交互通行となります。
規制により、通常時で12分、最大で20分ほどの片側通行の待ち時間が予想されます。
今回の補修工事は、全長4.4キロメートルのトンネル内の伊那側入り口から2.6キロメートル付近で見つかった長さ5メートルほどの亀裂の補修と補強のためです。
亀裂は、去年12月に起きた中央自動車道の笹子トンネルの事故を受け緊急点検を行い、見つかりました。
木曽建設事務所によりますと、特に危険な状況ではありませんが、重要な路線のため補修を行うということです。
現場は駐車帯があり、トンネルの壁が広がるところで、構造的に亀裂が発生しやすい場所だということです。
また、恵那山トンネルの通行規制が6月20日から始まることを受け、20日までには工事を終わらせたいとしています。
木曽建設事務所では、「通過に時間がかかるので余裕をもって出かけてほしい」と話していました。
通行規制の期間は今日から6月21日で、午前8時30分から午後5時までです。
土日と夜間は規制を行いません。
規制により、通常時で12分、最大で20分ほどの片側通行の待ち時間が予想されるということです。 -
桜守が高砂中学校の桜の管理方法を指導
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜などを管理する桜守は13日、東日本大震災の被災地宮城県仙台市の高砂中学校で桜の管理方法を指導しました。
13日は、桜守や市の職員などが朝5時に伊那市を出発し、宮城県仙台市にある高砂中学校に向かいました。
高砂中学校の校門には学校のシンボルだった桜の木がありましたが、震災の津波で枯れてしまいました。
それを知った東部中学校の生徒たちは桜を贈ろうと生徒会が中心となって桜プロジェクトを立ち上げ、去年11月に高砂中でタカトオコヒガンザクラを植樹しました。
今回は、桜の状況の確認や今後の手入れの方法などについてアドバイスしようと高砂中を訪れました。
高砂中のよると4月17日に数輪の花が咲いたということで、生徒たちは大喜びだったといいます。
校舎のいたる所に、開花した時の様子が紹介されていました。
桜守たちは、桜の状況を確認し、栄養分を補うための肥料をあたえていました。
桜守の稲辺謙次郎さんは、「根の成長をさせるには桜を観察しながら水を与えていくことが大切」とアドバイスしていました。
稲辺さんは、今後も継続して桜の管理方法などについてアドバイスしていきたいと話していました。 -
超自然の大地 7月7日伊那文化会館で先行上映
伊那市西春近出身でアメリカシカゴ在住の映画監督梶野純子さんが、原発事故に苦しむ福島県の農家を取材した映画「超自然の大地」が、7月7日に伊那文化会館で先行上映されます。
映画は、汚染されてしまった土地で安全な農作物を作ろうと取り組む福島県の有機農家を取り上げたドキュメンタリーです。
梶野さんは、夫で同じく映画監督のエドワード・コジアスキーさんと共に震災のあった年の5月から取材を始めました。
撮影は、2年間で200時間以上に及び、それを90分にまとめたということです。
13日は、梶野さんの活動を支援したいという有志でつくる実行委員会が立ちあがり、上映会に向けた初めての会議を伊那市のいなっせで開きました。
委員長には、梶野さんが伊那北高校在籍時に校長だった唐木近一さんが選ばれました。
梶野さんは「自分の故郷で生き続ける方法を模索し、次の世代へとその成果を残そうとする福島の人の力強い姿を見て欲しい」としています。
先行上映会は、7月7日午前10時からと午後1時からの2回伊那文化会館で開かれます。
チケットは前売りが1,300円、当日は1,500円、高校生以下は800円となっています。
それぞれ上映後梶野さんのトークショーが行われます。 -
伊那まつり Tシャツとうちわデザイン決まる
伊那まつりの公式Tシャツとうちわの図案が決まりました。
Tシャツに採用されたのは、伊那市の高坂智子さんの作品です。
誰にでも親しんで着てもらえるデザインが評価されました。
うちわに採用されたのは香川県の垂水秀行さんの作品です。
切り絵というアイデアがよくその効果が充分でているところが評価されました。
うちわは一口2万円で企業名などが入ったものを200本作ることができるということで伊那まつり実行委員会では協賛する企業などを募集しています。 -
ウォーキングで地域の自然や文化に理解深める
伊那市西町の住民が、地域を歩きながら交流する、さわやかウォーキングが、12日行われました。
さわやかウォーキングには、住民およそ120人が参加しました。
このイベントは、子どもからお年寄りまで参加できる行事として、毎年行われているもので今回で10回目となります。
この日は、伊那文化会館を出発し伊那街道などを通り伊那西小学校へと向かうおよそ9キロのコースを歩きました。
文化会館南側の「うぐいす洞」では、地域の自然に詳しい中村昭章さんが、この周辺一帯が昭和36年に県内で3番目に鳥獣保護区に指定された等と説明し、「森を守った先人達に感謝し、後世に憩いの場所としてこの自然を残していきたい」と話していました。
参加人達は、地域の歴史や文化について理解を深めていました。 -
みのわ祭り ポスター・うちわ図案決定
7月27日に行われるみのわ祭りのポスターとうちわの図案が決まりました。
ポスターに採用されたのは、箕輪町八乙女の有賀早紀さんの作品です。
もみじちゃんと天竜川をイメージした竜が描かれています。
躍動感のあるデザインが評価されました。
うちわに採用されたのは、箕輪中学校1年の山邉舞さんの作品です。
シンプルなデザインが評価されました。
今年はポスター・うちわ合わせて355点の応募があり、実行委員会の投票によって選ばれました。
ポスターは500枚、うちわは1万本が作られます。
2013みのわ祭りは、7月27日土曜日に行われます。 -
日本和装長野学院 手描型友禅作品展
第7回日本和装長野学院手描型友禅作品展が、9日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
日本古来の染色技術で染めた着物やのれんなど、会場にはおよそ300点の作品が展示されています。
友禅染めは、生地に模様を染める日本の代表的な技法のひとつです。
日本和装長野学院は、3年に1度行われる、友禅の全国大会に向けて、作品作りをしています。
日本和装長野学院の学院長で伊那市在住の福澤弘子さんは、「今回の作品展には、着物や帯だけでなく、Tシャツやバッグなど実用的な物もあります。伝統ある友禅の技法を、次の世代に伝えていきたい」と話していました。
手描型友禅作品展は、13日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
上牧マレットゴルフ場完成
地域住民が手作りで新たに整備した上牧マレットゴルフ場がこのほど完成し12日、記念大会が開かれました。
12日は新マレットゴルフ場完成の記念大会が開かれ地域住民およそ40人が参加しました。
この一帯は、以前からマレットゴルフ場でしたが、地区の里山づくりのため木を伐採したことに合わせ新たに整備しなおすことにしました。
新しく完成したマレットゴルフ場は18ホール、パー72の起伏に富んだコースとなっています。
また障害物となる切り株をあえて残すなど難しいコースがいくつもあります。
参加した人たちは地区住民手作りのコースを楽しみながら交流を深めていました。
上牧区では里山づくりの一環として、県の元気づくり支援金を活用し遊歩道もつくる計画で、住民の健康づくりと交流の場にしていきたいとしています。 -
新緑の季節 各地で山野草展
新緑の季節を迎え、伊那谷の各地で、山野草展が開かれています。
箕輪町の木下公民館では、信州みのわ山野草クラブの展示会が開かれ会場は多くの人で賑わいました。
エビネやヤマユリなど、会場には会員が丹精込めた山野草、およそ200点が並んでいます。
地域の山野草愛好家で作る信州みのわ山野草クラブは、毎年、一般の人でも入手しやすい山野草を集めて展示していて、今回、節目の20回を迎えました。
今年は春先の不順な天候により苦労したということですが、今回の展示会に合わせて花を咲かせることができたということです。
白鳥征男会長は「今年は天気に悩まされ、本当に苦労した年。会員が丹精込めた山野草をぜひ見に来てもらいたい」と話していました。
信州みのわ山野草クラブの作品展は、12日まで箕輪町の木下公民館で開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
信州伊那野草会 山野草大展示会
信州伊那野草会による山野草大展示会が、11日と12日の2日間、伊那スキーリゾートで開かれます。
10日は、展示に向けて、会員たちが準備を進めていました。
会場には、およそ200種類340点が並びます。
信州伊那野草会の飯島隼人会長は、「多くの人に作品を見てもらうと共に、会員同士で作品の勉強をして、今後も良い作品を手掛けたい」と話していました。
山野草大展示会は11日と12日の2日間、伊那スキーリゾートで開かれれます。 -
ふるさと就職面接会
来春大学や短大などを卒業する学生を対象にしたふるさと就職面接就職会が10日、伊那市のいなっせで開かれました。
面接会は、伊那職業安定協会などが毎年この時期に開いているものです。
参加企業は、44社求人件数は256件で去年とほぼ同数となっています。
一方参加した学生は、男性62人、女性42人の合わせて104人で、去年より55人少なくなっています。
共催するハローワーク伊那では、「首都圏などでGW明け頃から入社選考を始めている企業が多いため来ることができなかったのではないか」とみています。
それでも、大手企業を中心に自分の番がまわってくるのを待っている学生の姿がありました。
企業側は、自社の製品を紹介するなど業務内容を説明していました。
2回目のふるさと面接会は、8月23日に開かれます。 -
伊那養護学校 相撲交流会
木曽町の木曽青峰高校相撲部と、伊那養護学校の児童生徒が、7日、相撲で交流をしました。
以前伊那養護学校に勤務していた寄宿舎指導員が、木曽青峰高校相撲部現監督の尾羽林英樹さんと知り合いだったことがきっかけで、相撲の交流が始まり、今年で9年目です。
この日は、伊那養護学校の児童生徒37人と、木曽青峰高校相撲部の生徒5人が、土俵で組み合いました。
体格のよい相撲部の生徒を相手に、養護学校の子ども達は何とか土俵の外に出そうと、果敢に勝負を挑んでいました。
伊那養護学校寄宿舎指導員の下島慎司さんは、「相撲の楽しさを体験すると同時に、礼儀作法を学んでほしい。競技に触れて、親睦を深めてもらいたい」と話していました。 -
恵那山トンネル天上板撤去工事 6月20日から
中央自動車道恵那山トンネル下り線の天上板撤去工事が、6月20日から行われることが決まりました。
工事時期は、6月20日木曜日から7月10日水曜日までの21日間です。
期間中、名古屋方面の下り線は通行止めに、東京方面の上り線は岐阜県の中津川インターチェンジから長野県の飯田山本インターチェンジまでが対面通行となります。
工事は、去年12月に天上板が落下した山梨県の笹子トンネルと同様の作りであることから行われるもので、天井板の撤去と送風機の取り付けが行われます。
工事時期についてNEXCO中日本では、関係する自治体の観光施設や物流に影響が少ない時期を選んだと話しています。 -
伊那文化会館 開館から25周年
伊那文化会館は、昭和63年12月の開館から今年で25年が経ちます。
節目の年を記念して、これまでの歴史を紹介する「伊那文25年のあゆみ展」が11日から始まります。
伊那文化会館は、県がおよそ40億5千万円をかけて建設し昭和63年12月1日に完成しました。
伊那文化会館の入場者数は、開館後半月で5万6千人を記録。
平成7年度に100万人を、平成22年度には300万人を超え、昨年度は13万5千人が来場しました。
25年の歴史をまとめた展示では、これまでの出来事を年代ごとにまとめたパネルやポスターの他、開館当時の写真や資料、出演者のサインなどおよそ100点が並べられています。
これは、伊那文化会館主催の事業として開館の翌年に初めて行われたオペレッタのポスターです。
平成4年に開かれた地元出身の日本画家池上秀畝展は、1か月で1万人が訪れました。
平成18年の歌手さだまさしさんのコンサートは、7月19日を予定していましたが、豪雨災害により1か月後に延期となりました。
山北一司館長は、伊那文化会館が開館した当時、1970年代縲・0年代は文化ホールの建設があちらこちらで行われその在り方を問われていた時代でもあると分析しています。
25周年記念事業として、北海道在住で10年以上に渡りオーロラを撮り続けている写真家中垣哲也さんの写真展も合わせて開かれています。
25周年記念展は、11日から24日金曜日までの日程で開かれます。 -
伊那公園の御衣黄 赤み帯び
伊那市の伊那公園で、緑色の花を咲かせる八重桜・御衣黄が、赤みも帯びて見頃となっています。
伊那公園には、現在4本の御衣黄があります。
緑色の花を咲かせることで知られていますが、開花から時間がたつとだんだん赤くなるということです。
伊那公園桜愛護会によると、御衣黄は、今週いっぱいは見頃ということです。 -
真夏日30.3度 8月上旬並み
9日の伊那地域の最高気温は、30.3度と、8月上旬並みの真夏日となりました。
伊那市役所南側のせせらぎ水路では、親子連れが水浴びをして涼んでいました。
9日の伊那地域の最高気温は30.3度。これは、今年最高の記録で、5月としては、観測史上2番目の暑さとなりました。
伊那市の中心市街地では、日傘を差す女性や、上着を脱いで暑さをしのぐ小学生の姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、明日は、昼から天気が崩れ、雨のあとは平年並みになりそうだということです。 -
小沢花の会 芝桜
伊那市小沢区の有志でつくる「小沢花の会」の芝桜が見頃を迎えています。
伊那西部広域農道沿いにある花の公園には、1000分の1の花富士などがあり、見頃です。
現在開かれている芝桜祭りは、会員らが訪れた人に湯茶のサービスなどを行っていて、芝桜は今月20日頃まで見頃ということです。 -
憲法と原発を考えるシンポジウム
憲法記念日の3日、伊那市のJA上伊那本所で、「憲法と原発を考えるシンポジウム」が開かれました。
上伊那の住民有志でつくる実行委員会が開いたもので、会場には、約300人が訪れました。
安倍晋三首相は、国会が憲法改正を発議する要件を定める96条の先行改正を目指すとしています。これを受け実行委員会の竹入弘元代表は「改正の必要があるのか固く守るべきなのかは国民が最終的に決めること。いろいろな立場の人の意見を聞きながら自分の考えを確立する機会にしてほしい」と挨拶しました。
シンポジウムでは、基調報告として、元信州大学農学部教授の野口俊邦さんが、憲法改正の動向について話しました。
野口さんは「96条の改正は、改憲の発議要件を『衆、参それぞれ3分の2以上』から『過半数』に緩和しハードルを低くするもの。そうなったらいとも簡単に発議できるので、時の権力によって憲法が変えられる」と話していました。
シンポジウムでは、このほか、
チェルノブイリ原発事故への救援活動を長年続けている、伊那市富県の小牧崇さんが、ウクライナの現状を報告しました。
実行委員会では、6月8日にも「原発と憲法を考える集い」を開く計画です。 -
伊那谷自由雑学大学創立
伊那図書館などは、地域の人の話を記録し、保存、活用していこうと「伊那谷自由雑学大学」を創立しました。
この取り組みは、伊那図書館が協賛しているシニア大学の講座「雑学学科」の卒業生が中心となって行っていくものです。
主な活動は、定期的に集まる場を作り地域の人から話を聞き、それを記録し、保存・活用していきます。
5日は創立を記念して、およそ30年間に渡り東京都で同様の組織の運営に携わってきた三上卓治さんを講師に招き話を聞きました。
組織の運営について三上さんは「気軽な寄り合いのイメージが必要と感じ、遅刻や早退、居眠りを咎めることなくやってきた。運営はボランティアで一文にもならないが、人に尽くす喜びを感じることができる」と話していました。
伊那谷自由雑学大学を運営する評議会では、月に1回話を聞く場を設けたいとしています。 -
高遠町満光寺 園児花祭り
釈迦が誕生したとされる旧暦4月8日にあたる8日、伊那市高遠町の満光寺で誕生を祝う仏教行事「花まつり」が行われました。
満光寺の花まつりには、高遠第1保育園と高遠第4保育園、長谷保育園の園児およそ60人が参加しました。
高遠町と長谷地区の、東部仏教会の住職13人がお経を唱える中、園児たちはお釈迦様に甘茶をかけて手を合わせていました。
清福寺の遠藤徹也住職は、「お釈迦様の誕生を祝うと共に、子ども達に優しい心を持って成長してもらいたい」と話していました。 -
高烏谷山区民ハイキング
大型連休後半初日の3日、伊那市富県で地区住民を対象にした高烏谷山区民ハイキングが行われした。
ハイキングには、富県地区に住む約580人が参加しました。
区民同士の交流をはかろうと毎年行われていて、今年で46回目です。
高烏谷山頂上付近の栂平で開かれた交流会では、新山小学校と富県小学校の児童が校歌を披露しました。
アトラクションでは、戦国時代の通信手段だった狼煙上げの実演も行われました。
富県では、9月に周辺市町村などと狼煙リレーを行うことになっています。
お昼時には、区ごとに集まり、中央アルプスを眺めながら弁当を味わっていました。 -
箕輪町木下ふれあいハイキング
箕輪町木下区で5日、恒例のふれあいハイキングが行われました。
ハイキングは、住民同士の親睦の場として毎年この時期に行われているもので、今年は区民およそ300人が参加しました。
木下南保育園を出発した参加者らは、南箕輪村の大芝高原までのおよそ5キロの道のりを2時間かけて歩きました。
参加者らは、景色を楽しんだり家族や友人と話をしながら歩いていました。
木下区の平井克則区長は「毎年多くの人が参加してくれている。これからも住民同士の絆を深め、団結力のある区にしていきたい」と話していました。 -
春のふれあい博物館
電車模型の展示や電気機関車の内部を公開する春のふれあい博物館が5日、箕輪町郷土博物館で開かれました。
これは、博物館に気軽に足を運んでもらおう開かれたイベントで、通常100円かかる入場料が無料となります。
室内では、150分の1の大きさの電車模型が展示された他、博物館の外に展示されている電気機関車の内部が公開されました。
この電気機関車は、昭和35年に伊那松島機関区に配属され、辰野竏樗ム田間を15年間走りました。
引退後の昭和50年にこの場所に運び込まれ、以来展示されています。
5日は、国鉄のOBで機関車の維持管理を行っている保存会のメンバー7人が博物館を訪れ、子ども達に機関車が走っていた当時の話や、機械の説明をしていました。
町郷土博物館では、今後も町の文化や自然に触れることのできる企画を実施していくとしています。 -
視聴者情報
7日、視聴者から「突然変異による珍しいヤマシャクヤクがある」との連絡をいただきました。
通常花びらは6枚ほどということですが、このヤマシャクヤクには、雄しべが退化したとみられる花びらがおよそ20枚あるということです。
また、白と赤の両方の色が出ていることも珍しいということです。
10年ほど前に種から育てたという持ち主の西村三男さんも驚きを隠せません。
西駒山草会では、11日と12日の2日間、南箕輪村の南原公民館で山野草の展示会を開くということで、花が持てばこのヤマシャクヤクも展示するということです。