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春の嵐 上伊那で被害
前線を伴った低気圧の通過による暴風雨の影響で、3日は、上伊那地域でも農業用ハウスの倒壊や倒木などの被害が多数確認されています。
午後6時20分現在、伊那市長谷地域の一部127戸で、停電となっています。
3日夜から4日にかけて、標高の高いところでは、雪が混じるとの予報もあり、気象庁では注意をよびかけています。 -
もみじちゃん PRキャラクターに任命
箕輪町は、町の情報発信や各種イベントを盛り上げてもらおうと、町のイメージキャラクター「もみじちゃん」をPRキャラクターに2日任命しました。
役場で行われた任命式では、平澤豊満町長から「もみじちゃん」に任命書が手渡されました。
もみじちゃんは、平成3年に箕輪ダムのイメージキャラクターとして誕生し、その後、町のイメージキャラクターに昇格した、女の子の妖精です。
町では、今回初めて着ぐるみを製作し2日、お披露目を兼ね任命式を行いました。
今後は、交通安全人波作戦や各種イベント等に参加し、会場を盛り上げていくと言う事です -
地域通貨「箕」還元
箕輪町が去年10月にスタートさせた元気はつらつ箕輪の大先輩事業のポイント箕への還元が今日から始まりました。
箕輪町の沢公民館には多くの人がポイントの交換に訪れていました。
この事業は、長寿クラブ会員と70歳以上の町民を対象に元気な活動をポイント換算するものです。
運動は10ポイント、仕事をすると10ポイント、花壇づくりや読み聞かせなどのボランティア活動は20ポイント、新規に長寿クラブに加入すると500ポイントなどとなっています。
500ポイントになると町公民館が発行する地域通貨「箕」の券と引き換えることができます。
1ポイント1円で1人3000ポイントを上限としていて、飲食や衣料、自動車整備など幅広く利用することができます。
箕を利用出来るのは町内の104店舗です。
訪れた人達は、手帳に付けた半年間の活動を担当の職員に手渡し箕を受け取っていました。
ポイントの還元は5月22日まで各地区の公民館などで順次行う予定です。
この取り組みに3日までに、2143人が登録していて町では、さらに多くの人に参加してほしいと話しています。 -
いな少年少女合唱団帰国報告
3月演奏旅行でフィンランドとハンガリーを訪れた、いな少年少女合唱団のメンバーが4日、伊那市の白鳥孝伊那市長に帰国報告をしました。
4日は、いな少年少女合唱団の北澤理光会長とメンバー3人が伊那市役所を訪れました。
いな少年少女合唱団28人は創立25周年を記念して3月22日から8日間フィンランドとハンガリーへ演奏旅行に行きました。
フィンランドでは小学校でミニコンサートを行ない、ハンガリーでは地元の合唱団と記念演奏をしました。
メンバー達は、音楽を通して沢山の思い出をつくる事が出来たなどと現地での様子などを市長に話していました。
また、演奏会の時に現地の言葉で挨拶をした時の様子を話していました。
いな少年少女合唱団では、5月6日に帰国報告を兼ねた演奏会を伊那市のいなっせで開くということです。 -
伊那公園ぼんぼり点灯
伊那市の伊那公園では、さくら祭りを前に3日、ぼんぼりの点灯式が行われました。
3日の午後6時半、一斉にぼんぼりが点灯されました。
伊那公園では毎年個人や企業などに協力を得てぼんぼりを設置しています。
今年は例年並みの350基のぼんぼりが飾られました。
点灯式には祭りを行っている伊那公園桜愛護会をはじめ地区住民などおよそ50人が参加しました。
公園内の桜はまだつぼみで、伊那公園桜愛護会では開花が10日頃、満開が15日頃と予想しています。
15日には伊那公園で太鼓の演奏やカラオケなどを楽しむさくら祭りが予定されています。
ぼんぼりは午後6時から午後10時頃まで点灯されています。 -
南箕輪村消防団に初の女性本部長
平成24年度の南箕輪村消防団の任命式が1日に村民センターで行われ、松澤さゆりさんが本部長に任命されました。
松澤さんは「気の引き締まる思い。みんなのお手本になるよう頑張りたい」と話していました。
南箕輪村消防団には今年度 18人が入団し、団員数は男性195人、女性22人の合わせて217人となり、1割が女性団員となっています。 -
花見シーズンを前に春日公園でぼんぼり飾りつけ
花見シーズンを目前に控え、伊那市の春日公園で2日、ぼんぼりの飾り付けが行われました。
2日は、地元有志でつくるルネッサンス西町の会のメンバーおよそ20人が、公園内にぼんぼりおよそ500個を設置しました。
メンバーによると、春日公園の桜は例年高遠城址公園よりも2日ほど早く開花するということで、開花は9日頃とみています。
2日から25日までライトアップが行われる他、ルネッサンス西町の会のホームページで桜の開花状況が掲載されます。
14日には、伊那谷新酒祭りを予定していて、多くの来場を呼び掛けています。 -
大規模災害に備え狐島防災会が訓練
伊那市狐島区の狐島防災会は、地震による大規模災害に備える防災訓練を1日実施しました。
訓練は東海地震により伊那地域で震度6弱の地震が発生したとの想定で行われました。
狐島第一公民館には、災害本部が設置され常会長がケガ人の数や、建物の倒壊など被害状況を報告していました。
参加者は、情報伝達や、ケガ人の救出など災害時に必要となる動きを確認していました。
このうち壊れた建物の下敷きになった人を救け出す訓練では、チェーンソーやジャッキを使って、救出にあたっていました。
また通信手段が途絶えたとの想定で区内のアマチュア無線愛好者が無線やモールス信号を使って市役所や友好都市の新宿区と交信していました。
他に飲料水を確保する訓練では濾過器を使って、貯水槽の水を浄化し参加者が味を確認していました。
1日は他に伊那市の危機管理課が災害時にとる行動についてのルール作りに役立ててもらおうと住民に質問を出していました。
質問は、災害で自らの家も被害にあうなか避難所活動に出かけようとする地区役員を務める家の人を送りだすか、ひきとめるか?
また、家族で避難場所に行く際、家のカギをかけるか、かけないか?など6項目です。
危機管理課では「男性と女性の視点の違いや、それぞれの思いがある。災害が起きたときに混乱しないためにも、家庭や地区でルールを決めておくとよい。」と話していました。 -
善光寺に建立の井月句碑完成
長野市の善光寺に建立する、井上井月の俳句を刻んだ句碑が完成しました。
句碑は漂泊の俳人井上井月の愛好家でつくる、井上井月顕彰会が建立するものです。
伊那市西春近の唐木屋石材工芸が制作をてがけ、このほど完成しました。
井月の句碑は上伊那には、およそ60基ありますが、北信での建立は初めてとなります。
碑の表には、「越後に八ツ房有りとや」の前書がある、「思ひよらぬ梅の花見て善光寺」と
「蝶に気の、ほぐれて杖の軽さかな」の二つの句が刻まれています。
「思ひよらぬ」は、井月の古里とされている越後にある八ツ房の梅を放浪先の善光寺で見て
詠んだ句といわれています。
「蝶に気の」は放浪生活で疲れた井月が蝶の飛ぶ様子を見て、心が軽くなったという心情を表しているということです。
顕彰会会員で唐木屋石材工芸の唐木一平会長は、字の配置など細かいところまで気を使って俳句を刻んだと話します。
顕彰会の竹入弘元副会長は、県内外から多くの人が訪れる善光寺に井月の句碑が建立されることを喜んでいます。
善光寺には、俳人の小林一茶や種田山頭火また作家の夏目漱石の句碑があり井月の句碑は、それらに並べて建立されることになっています。
顕彰会では4月13日に現地で除幕式を予定していて、井月の名を広めていく機会にしたいと話しています。 -
医療機器産業参入へ入門勉強会
医療用機器産業への新規参入を検討している企業などを対象にした入門勉強会が26日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
勉強会は財団法人長野県テクノ財団メディカル産業支援センターなどが開いたもので、会場には伊那市の製造業者などおよそ40人が集まりました。
勉強会では医療機器開発コンサルタントの久保田博南さんが講師を務めました。
久保田さんは、「日本は工学的に高い技術を保有しているにもかかわらず、これが先進医療機器の開発に生かされていない。」としたうえで、「その技術を生かすための医工連携が必要」だと話していました。
医療機器分野は、その必要性が高まっていることから、伸びる産業として期待されていますが新規参入にいたるまでには法律などによる規制があります。
このことからメディカル産業支援センターでは研究開発や販路開拓など県内企業の新規参入を支援していくとしています。 -
写真展「伊那路 木曽路 そして飛騨路」
伊那市西春近のかんてんぱぱホール、青野恭典フォトアートギャラリーでは写真展「伊那路、木曽路、そして飛騨路」が開かれています。
会場には、伊那、木曽、飛騨の桜や、山、家並みなどを写した写真およそ50点が並べられています。
権兵衛トンネルの開通で近くなった伊那、木曽、飛騨、それぞれの風景を楽しんでもらおうと写真展が企画されました。
「堀に映る夜桜」はライトアップされた夜の高遠城址公園を撮影したもので、堀にたまった水に映るる夜桜が鮮やかに写しだされています。
「自然湖の朝」は木曽の王滝村で撮影したもので、湖とそのまわりの木々が幻想的な世界をつくりだしています。
「移ろう山里」は飛騨、白川村で撮影したもので、秋から冬へ向かう季節の移り変わりを合掌づくりの家とともに映しだしています。
青野恭典写真展「伊那路、木曽路、そして飛騨路」は6月17日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
萱野高原にシカ捕獲罠設置
箕輪町萱野高原の水芭蕉をニホンジカの食害から守るため、3月31日に箕輪町猟友会がシカ捕獲用の罠を設置しました。
この日は猟友会の会員15人が参加して水芭蕉群生地周辺にくくり罠を設置しました。
萱野高原管理人の伯耆原尊さんによると、多い時には千株以上の水芭蕉が群生していましたが、ここ数年ニホンジカの食害によりその数は400株まで減少したということです。
箕輪町全体でもニホンジカによる被害は増えていて、今年の町内の捕獲予定数は去年よりも20頭以上多い355頭としています。
上伊那地方事務所の宮原登林務課長は「ニホンジカの食害は里山だけでなく高山帯でも多く確認され始めている。特に南アルプスが多いが、萱野高原も例外ではない」と話していました。
会員らは、シカの通る道沿いの木にワイヤーをくくりつけ、罠を地中に埋めていました。
箕輪町猟友会の小林弘人会長は「萱野高原の水芭蕉は町が大々的に行なっている事業。少ない被害で済むように尽力したい」と話していました。
水芭蕉は4月から芽を出し始め、4月下旬から5月にかけて花が見頃を迎えるということです。 -
ゼロ磁場行きシャトルバス運行開始
パワースポットとして知られる伊那市長谷の分杭峠のゼロ磁場へ向かうシャトルバスの運行が3月31日から始まりました。
この日はシャトルバス運行の安全祈願式が行われ、関係者10人程が出席しました。
シャトルバスは、観光客による分杭峠の交通渋滞緩和を目的に伊那市観光株式会社が2年前からシーズン中に運行しています。
今シーズン最初のバスには、県外から訪れた2人が乗車し、峠へと向かいました。
頂上付近にはまだ雪が残っているものの、ゼロ磁場へと続く通路は除雪されていて通れるようになっています。
最初のバスに乗り込んだ山梨県の男性は「分杭峠は自然が豊かで癒される場所。良いことがあるように祈念したい」と話していました。
2年前にはゴールデンウィーク中に1日千人以上が利用するなど年間で10万人の利用がありましたが、去年は震災による旅行自粛の影響もあり4万8千人と利用者が半減しました。
伊那市観光株式会社取締役で長谷総合支所の中山晶計支所長は「秋葉街道のファンも増えているし、秋葉街道と連携したイベントの企画など、分杭峠が観光地になるようなものを考えていきたい」と話していました。
シャトルバスは午前8時から午後3時まで、分杭峠へ向けて30分間隔で運行していて、往復で600円。12月1日までの運行となっています。 -
垣内カツアキさん「海と山展」
辰野町出身の画家垣内カツアキさんの「海と山展」が、箕輪町の伊那アルプス美術館で開かれています。
会場には、近作を中心に30点が並べられています。
絵を描き始めて60年近くになるという垣内さんは、信州を中心に日本国内の風景画を描き続けています。
作品の中には、アトリエ周辺から見える仙丈を描いたものもあります。
垣内さんは「色彩の深さや変化を楽しんでもらいたい」と話していました。 -
JA上伊那 新規採用職員入組式
一方、JA上伊那は、伊那市狐島の本所で、来年度の新規採用職員の入組式を30日、行いました。
入組式では新規採用職員11人が自己紹介をしました。
新規採用職員を代表して有賀敏明さんは「一日も早く一人前の職員として組合員や地域のみなさんの役に立てるよう全力で取り組みたい」と誓いの言葉を述べました。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長は「自信と誇りを持って明るく前向きな姿勢で頑張って欲しい」と激励しました。
11人は4月2日に辞令を受けそれぞれの配属先で業務を始めることになっています。 -
馬場萠菜さん植物画コンクール中学生・高校生の部で文部科学大臣賞
伊那市の東部中学校3年の馬場萠菜さんは、国立科学博物館が主催する植物画コンクール中学生・高校生の部で、最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
祖母が育てていたナスを描いたという馬場さんの作品は、収穫するまでのストーリー性や構図、色使いなどが評価されました。
30日は、馬場さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長と久保村清一教育長に受賞を報告しました。
コンクールは、国立科学博物館が開いているもので、馬場さんの作品は、全国の中高生から応募があった1,268点の中から最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
馬場さんは、中学1年生の時に伊那市のかんてんぱぱミュージアムで開かれている野村陽子さんの植物細密画展を見学した際感銘を受け、植物画を描くようになりました。
中学校で美術部に所属していた馬場さんは「高校に行っても絵を描き続けたい」と話します。
白鳥市長は「本物そっくりですごいとしか言いようがない。将来が楽しみです」と話していました。 -
2月の月間有効求人倍率 0.64倍
上伊那の2月の月間有効求人倍率は、0.64倍で、1月と比べ0.05ポイント上昇しました。
5か月ぶりの上昇となりますが0.6倍台は、県下でも上伊那だけで、ハローワークでは、「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに足踏みがみられる。」としています。
上伊那は、リーマンショク以降、厳しい雇用情勢が続いていて、4月から国の支援が受けられる雇用開発促進地域に指定されます。
設備投資をして新たに雇用した場合、国からその規模に応じて企業に対し奨励金が支給されます。
雇用開発促進地域は、現在上田地区が該当していますが、4月からは、上伊那のほか大町も該当地区となります。
大町の2月の月間有効求人倍率は、0.73倍でした。 -
「エコぴよ」よろしく!
上伊那で行なわれている環境と健康調査エコチル調査のキャラクターの名前が「エコぴよ」に決まり30日お披露目されました。
シンボルキャラクターは、公募により、大阪市のデザイナーが制作した図柄に決まっていました。
30日は、伊那市のいなっせで、シンボルキャラクターの表彰式が行なわれ、優秀賞に選ばれた伊那市の主婦とデザイナーに賞状が贈られたほか、30人が応募に参加した辰野中学校美術部に感謝状が贈られました。
審査に携わった白鳥孝広域連合長は、「キャラクターが愛され成長し、大きくなったときに調査も成功する」と話していました。
エコチル調査は、全国10万人を目標に環境省が行なっているもので、上伊那は、全国15箇所のうちの1つに選ばれています。
信州大学医学部が進めていて
3年間で2,712組を目指しています。
去年1月から今年3月23日までに調査に参加しているのは、767人で、信州大学医学部の野見山哲生教授は、「さらに地域の理解を広げていきたい」としています。 -
まるで生きている魚!
イワナやアマゴなどの渓流魚を木彫りで表現した作品展が、29日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
体長55センチのやまめ。
今にも動き出しそうないわな。
会場には、イワナやヤマメ、アマゴなど5種類の渓流魚の木彫作品200点ほどが並べられています。
ホールに並べられているこれらの作品は、すべて木彫で作られています。
木から大まかな魚の姿を削りだし、細かく魚の形に近づけていき、最後にアクリル絵の具を塗って完成させます。
箕輪町松島で工房「渓の奏」を構える柴和彦さんは、3年前に脱サラして大好きだという渓流魚の木彫作品づくりを本格的にはじめました。
作品は、流木や朽ちた木を利用し、渓流の雰囲気をかもし出しています。
手作りのストラップやアクセサリーなどの小物も人気で、訪れた人が気に入ったものを選んでいました。
この木彫渓流魚展は、4月2日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
横山ザゼンソウ群生地見頃
29日の伊那地域の日中の最高気温は17.4度と、4月中旬並の暖かい一日となりました。
伊那市横山の群生地で、ザゼンソウが見頃を迎えています。
地元住民の話によると、今年は例年より1週間から10日ほど遅く開花しました。
群生地には木道が設置されていて、その周辺一帯にザゼンソウが生息しています。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草で、僧侶が座禅を組んだ姿に見えることからその名がついたとされています。
開花するときには発熱し、雪を溶かしながら顔を出します。
群生地一帯には若干の雪が残っていますが、春の日差しを浴びて、次々にザゼンソウが頭を出していました。
横山のザゼンソウは4月中旬ころまで楽しめそうだということです。 -
橋爪まんぷさん チャリティー展の売上を寄付
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんは、21日、チャリティー展の売上3万円を伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日は、橋爪さんが、伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社協の小池孝行会長に3万円を手渡しました。
橋爪さんは、去年12月から今年1月にかけて、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯でチャリティー展を行いました。
今年の干支、辰をテーマにカレンダーとその原画を展示販売し、売上の一部を寄付しました。
橋爪さんは毎年このチャリティー展を行っていて「絵を買ってもらった人への感謝の気持ちを寄付という形で表したかった」と話していました。
この日はほかに、みはらしの湯でランプシェードを展示販売した南箕輪村の飯島英之さんと清水信衛さんから、売上金1万円が社協に寄付され、みはらしの湯の保科学支配人から小池会長に手渡されました。
これらの寄付金は社会福祉基金に積み立てられるという事です。 -
伊那市友好協会 設立
伊那市と友好提携を結んでいる新宿区や会津若松市など、5つの区や市町村と市民レベルで交流をしていこうと、伊那市友好協会が、28日に発足しました。
この日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで設立総会が開かれ、会員70人ほどが出席しました。
協会は、伊那市と友好都市の住民が互いに訪問しあい交流する事を目的に、高遠を中心とした市民有志が発起人となり設立されました。
会長に選任された旧高遠町長の伊東義人さんは「旧高遠町時代に友好提携を結んだが、合併後は互いの行き来が少なくなってしまった。協会を設立する事で、市民レベルの交流を末永く続けていきたい」と挨拶しました。
協会が交流の対象とするのは、伊那市が友好提携を結んでいる、東京都新宿区、三宅村、福島県会津若松市、猪苗代町、愛知県知立市です。知立市以外は、旧高遠町時代に友好提携しています。
合併前は、旧高遠町から訪問団が交流に出かけていましたが、合併後はほとんどなくなってしまったという事です。
伊那市友好協会は、今年度、10月21日に予定されている新宿フェスティバルを訪問する計画で参加者を募集しています。
今後は、友好都市にも市民レベルの交流を進める組織の立ち上げを呼びかけていくとしています。 -
サンライフ伊那 作品展
伊那市西春近のサンライフ伊那で、趣味創作教室の受講生とクラブ会員の作品展が開かれています。
会場には、盆栽や木彫、水墨画などの教室の受講生やクラブ会員の作品約250点が展示されています。
作品展は、25日(日)まで開かれていて、24日(土)午前10時からは、煎茶のお披露目会も開かれます。 -
伊那の魅力PR「いーなガイドの会」発足
伊那市を訪れた観光客に観光案内をする「いーなガイドの会」が26日発足しました。
いーなガイドの会は、伊那市観光ボランティアガイドのメンバーが自主的、主体的に活動しようと立ち上げたもので今日は市役所で発足式が行われました。
ボランティアガイドは伊那市観光協会が市内の観光スポットなどを案内してもらおうと平成21年から養成してきたもので、現在53人が登録しています。
これまでは観光協会の要請でガイド活動をしていましたが、より自主的、主体的な組織にしようと「いーなガイドの会」を立ち上げました。
武田宏会長は、「再度おもてなしの心を磨き、伊那市の観光の発展に力になりたい。」とあいさつしました。
いーなガイドの会では、年間を通して伊那市の歴史案内、イベントでの観光案内などカイド活動を通して、伊那市の魅力を伝えていくということです。 -
子ども達が伝統芸能に触れる
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、伝統芸能にふれてもらおうと春休み中の子ども達を対象としたイベントを27日、開きました。
これは、子ども達に田楽座を知ってもらい伝統芸能にふれてもらおうと開かれたものです。
27日から3日間の日程で開かれていて、市内の小学校から33人の子ども達が参加し、北海道の民謡ソーラン節を体験しました。
田楽座のメンバー4人が子ども達の指導にあたり、ソーラン節の動作をひとつひとつ解説していました。
メンバーは、しっかり腰を落とし自分の体を支えるようアドバイスし、子ども達は、動作を確認しながら踊っていました。
田楽座では「この機会に伝統芸能にふれてもらい、子ども達の交流の場にもなれば」と話していました。 -
療育施設たけのこ園 竣工
南箕輪村の言葉や社会性の発達に支援が必要な小学校入学前の子どもを受け入れる療育施設「たけのこ園」が完成し27日、現地で竣工式が行われました。
完成した療育施設たけのこ園は、村の西部保育園東側に建設されました。
27日は、竣工式が行われ村の関係者など40人が出席し完成を祝いました。
施設の名前は公募の中から「たけのこ園」に決まりました。
建物は、木造平屋建て延べ床面積はおよそ554平方メートル、バリアフリー構造で床暖房と太陽光発電システムを完備しています。
総事業費はおよそ2億1000万円です。
建物に使用されている木材は大芝高園の間伐材や県産材が使われています。
多目的ホールをはじめ相談室や静養室、調理室などが設けられています。
定員は就学前の子供の単独通園が10人程度、保護者とともに通園する親子通園が15組程度を予定しています。
たけのこ園の開所は10月1日からを予定しています。
4月から園長や児童発達支援管理者など4人が開所に向けて準備を進めていくということです。
通園について村では、これから随時案内をしていくということです。 -
いな歌謡祭 歌声披露
伊那市などのカラオケ教室の生徒が練習の成果を発表するいな歌謡祭が25日、伊那市のいなっせで開かれました。
いな歌謡祭は伊那地域などのカラオケ教室に通う人達の発表の場として毎年この時期に開かれています。
今回は伊那市を中心に60人が参加し66曲が披露されました。
参加者たちは、ドレスや華やかな衣装に身を包み、スポットライトを浴びて熱唱し、日頃の練習の成果を発揮していました。
中には社交ダンスをバックにして歌を披露する人もいました。
会場には家族や友人などおよそ400人が駆け付け歌声に耳を傾けていました。 -
高遠城址公園ぼんぼり飾り付け
伊那市の高遠城址公園のさくら祭りを前に、伊那市商工会と高遠城址公園観光協議会は26日、公園内にぼんぼりを飾り付けました。
26日は、商工会と協議会のメンバーおよそ60人が城址公園にぼんぼり115基を設置しました。
高遠城址公園の桜を管理する稲辺謙次郎さんによると、開花は4月13日頃ということです。 -
信州まつもと空港地元利用促進協議会 空港利用をPR
松本空港の周辺市町村などでつくる「信州まつもと空港地元利用促進協議会」は22日、上伊那地域で空港の利用を呼びかけました。
22日は、松本市観光温泉課課長の寺沢和男団長ら宣伝キャラバン隊5人が、伊那市役所や箕輪町役場など7か所を訪問しました。
この内、伊那市役所の観光課では、田中章課長に時刻表と空港周辺の観光施設を紹介したパンフレットを手渡しました。
現在まつもと空港からは、札幌空港と福岡空港にそれぞれ往復便が1日1本でています。
定員およそ80人に対する1日の利用率は、2月末現在札幌空港が67%、福岡空港が61%となっています。
利用促進協議会では、「空港の利用者を増やすことで、往復便の数を増やしていきたい」と話していました。 -
企業合同フレッシュマン研修
この春高校や大学を卒業し、企業に入社を予定している新社会人を対象にした「企業合同フレッシュマン研修」が26日、伊那市の信州INAセミナーハウスで行われました。
研修には、上伊那地域の企業7社に入社を予定している新社会人42人が集まりました。
社会人としての自覚や、基礎を身につけてもらおうと伊那商工会議所が初めて行ったものです。
東京都などで新入社員や管理職の社会人教育を行っている渕野広喜さんが講師を務め、社会人としての心構えやビジネスマナーなどについて話をしました。
社会人と学生との違いについて渕野さんは「学生は自分の評価を自分自身で行うが、社会に出るとお客様や上司など第3者が行うようになる。第3者に評価されて初めて認められる」と話しました。
他に「入社して1番最初にできることは心遣い。どうしたら相手が喜ぶのかを考え、かわいがられる社員となって下さい」と話しました。
研修は、26日と27日の2日間行われます。