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アトリエROSE主宰
伊那市
飯田恵理さん大好きなバラをアトリエの名前にし、自宅で教室を始めたのは05年。パンの花、ビーズアクセサリー、フリーメタリコを指導し、今年で3年目を迎えた。
「好きなバラを作りたい」と17年前、パンの花を習い始めた。バラは一番神経を使う難しい花とされ、「教えていただくまでに10年かかりました」。いつかは大輪のバラを作りたいと夢見て習い続け、ようやくバラが出来るようになったが、最初の作品は「なんでこんなに下手なんだろう」と思ってしまうような出来だった。いくつもいくつも作り、ようやく自分なりに納得できる作品が作れるようになったといい、アトリエのプレートはバラで飾っている。
ビーズは、楽習フォーラムで06年にビーズスキル認定、07年にビーズアートステッチ技能認定を受けた。「きれいなもの、かわいいものが好き」で、ビーズアクセサリー作りを始めたのは学生のころ。「スワロフスキーなど、とてもきれいなものに触れていることがうれしい。それがまたネックレスなどの形になっていくことがうれしくて」。ビーズ歴は30年近くになる。
フリーメタリコとの出合いは04年。雑誌を見ていて、すっかりその魅力にはまった。フリーメタリコは、イタリア生まれの銅線をカラーコーティングして編んだ筒状のリボンで、ビーズなどと組み合わせてネックレスやコサージュなどを作る。
「同じ作品を作ったとしても、リボンの広げ方で個性が出る。世界に一つしかない形を表現できるのが魅力」。07年夏に教授資格「プロフェッソーレ」を取得した。地元ではまだフリーメタリコの知名度は低く、上下伊那で資格を取った最初では-という。
ビーズもフリーメタリコも、「楽しいですね。1日でもやっています」と、とにかく作ることが好き。「皆さん作る時間がないとおっしゃるけれど、私は作りかけのものを近くに置いておき、家事の合間に3分でも5分でも座ってやるんです。食後にちょっとお茶を飲む時間にも、ビーズステッチを1センチでも作りたい。常に触っていたいんです」。主婦なので家事も決しておろそかにせず、手際よく片付けて自分の趣味の世界を楽しんでいる。
「パンの花は1輪でもいい。作ってみたいという方がいらっしゃるとうれしい。ビーズももちろんですけど、フリーメタリコも、ぜひ皆さんに知ってほしい。気軽に教室をのぞいていただきたい」
多くの人に魅力を伝えたいと、和やかな雰囲気の教室で指導するほか、作品は販売もする。ブライダルのブーケやティアラなど一生の記念に残る作品も注文に応じて手がけている。(村上裕子) -
21日、22日に「2008信州反核平和自転車リレーいっちょこぎますか!」開催
長野県民主医療機関連合会に加盟している病院の有志職員らが21、22日、自転車をこぎ平和を訴える反核平和自転車リレー「いっちょこぎますか!」を行なう。長野市の長野中央病院から飯田市の健和会病院まで217キロを走る。
同イベントは松本市の松本協立病院に勤務する浅井弘道さんが中心となり、昨年から始まった。昨年は10月に安曇野市の老人保健施設「あずみの里」から下諏訪町の諏訪共立病院までの50キロを約50人が疾走した。
今年は規模を広げ、2日間にまたがり県内を縦断。実際に走るメンバー、裏方を務めるメンバーなど、総勢200人ほどがイベントに参加する。
21日は長野中央病院を午前7時半に出発し、上田生協診療所、松本協立病院などを経由し、午後6時半に塩尻協立病院へ到着予定。22日は塩尻協立病院から諏訪共立病院、上伊那生協病院を経由し、健和会病院に午後5時45分到着予定。
217キロ走破を目指すメンバーや、一定区間を走るメンバーなど、走行距離は各自さまざま。全員が同イベント用のそろいの白いTシャツを着て走る。
各病院など引き継ぎポイントでは引き継ぎ式を予定。それぞれの地区の病院に勤めるメンバーが考案した、コーラスグループやラッパ隊の演奏、手打ちそばなどのイベントを行なう。上伊那生協病院には正午に到着予定(昼休み、引き継ぎ式あり)。
実行委員の小池智さんは「もし沿道で見かけたら平和のために何かしなくてはいられなくなった若者の行動を、ぜひ応援してください。参加者も今こういうことができるという平和の喜びを感じ取れれば」と想いを語る。
諏訪市や松本市のメンバーを中心とした実行委員は、春から定期的に打ち合わせをして企画を煮詰めてきた。
打ち合わせでは深夜の0時過ぎまで話し合うこともしばしば。このイベントのために自転車を買うメンバーもいるなど参加者の意気込みは大きい。
小池さんは「全県でやるのは今回初めてなので、ぜひ成功させて来年は盛大にやりたい」と話していた。
上伊那での予定コースと時間は次の通り。
◇22日▽荒神山公園(辰野町)11時15分着、引き継ぎ式後発縲恟繹ノ那生協病院(箕輪町)正午着、引き継ぎ式・昼休み後発縲怎TークルK伊那中央第一店(伊那市)午後1時半着縲恚{田村役場セブンイレブン宮田北店(宮田村)午後2時10分着縲怎}ルダイストア(飯島町)午後3時10分着、セブンイレブン信州中川村店(中川村)午後4時10分着竏秩B -
青年海外協力隊として今月24日にケニアに発つ駒ケ根市出身の秋田ミラ流氷さんが表敬訪問
今月24日に国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてケニアに発つ駒ケ根市出身の秋田ミラ流氷さん(23)=が16日、杉本幸治市長のもとを表敬訪問し、抱負を語った=写真。
父親がJICA駒ケ根青年海外協力隊訓練所の職員だった秋田さん。幼いころから協力隊員の姿を間近で見てきたが、実際に活動する隊員らの姿に感動を覚え、自身も協力隊員となることを志願するようになったという。
派遣後は、理数科教師としてナイロビの中学校に勤務する予定で、2010年6月に帰国を予定している。
秋田さんは「新卒なので、困ること、迷惑をかけることもあると思うが、現地の人と仲良くなりたい。日本ではできない経験をたくさんして帰ってきたい」と語った。
杉本市長は「駒ケ根市の代表として、文化を伝えてきてほしい。健康には十分気を付けて、一回りも二回りも大きくなって帰ってきてください」と語った。
また、駒ケ根協力隊を育てる会(高坂保会長)は同日、秋田さんの激励会を開き、現地での活躍に期待するとともに無事に帰国することを願った。 -
【記者室】労災減少の実現を
手に血の付いたタオルを巻いて病院を訪れた男性。受付で「労災」という言葉が聞こえた。病院に行くことは滅多にないのだが、その日は2人も「労災」と話す男性を見た。
過日開いた伊那地区産業安全大会。07年の労働災害は、長野県全体では減少したが、上伊那は増加したとの報告があった。休業4日以上の労働災害は前年より3人増加し、1人が死亡。災害発生状況は転倒、墜落・転落、はさまれ・巻き込まれが多かった。今年はすでに3人死亡し、25%の増加だという。
懸命に働く人たちに、けがをしたり、命を落とすなんて悲劇はあってほしくない。全国安全週間は7月1日から。「つみ取ろう職場の危険」。スローガンが言葉だけで終わらないことを切に願う。(村上裕子) -
伊那市消防団ポンプ操作法、ラッパ吹奏大会
伊那市消防団08年度ポンプ操法大会・ラッパ吹奏大会が15日、市役所西側駐車場であった。
ポンプ操法はポンプ自動車の部と小型ポンプの部で、消火の基本動作の正確性や敏しょう性、標的を倒すまでの時間など、ラッパ吹奏は吹奏と規律の総合で競った。
ポンプ自動車操法は10チーム、小型ポンプ操法は26チーム、ラッパ吹奏は7チームが出場。訓練の成果を披露した。
優勝チームは7月13日、上伊那大会に出場する。
結果は次の通り。
▽ポンプ車 (1)竜東分団第2部(2)伊那分団第1部(3)三義分団第1部
▽小型ポンプ (1)竜東分団第3部(2)手良分団第1部(3)手良分団第2部(4)美篶分団第2部下大島A班(5)高遠分団第1部
▽ラッパ吹奏 (1)伊那・西箕輪分団(2)河南・長谷分団(3)高遠・三義分団 -
箕輪町社会福祉協議会「園芸福祉基礎講座」
箕輪町社会福祉協議会は15日、園芸福祉基礎講座の第1回目を開いた。「野菜」と「花」の2コースがあり、前半は箕輪町の「ゆとり荘」で講義を、後半は野菜コースは松島の畑で、花コースはゆとり荘南側で実習をした。
同講座は地域の園芸福祉グループなどの中心となれる人材の育成や団塊世代の退職後の趣味づくりなどを目的に、今年度から始まった。県の「地域発 元気づくり支援金」に選定されている。
花コースには町内在住者を中心に10人が参加。「花が好きだし福祉に役立てていけるなら」「老人ホームで働いているので、そちらで役立てようと」など講座に申し込んだ理由を話していた。
長野県園芸福祉ネットワーク代表の藤田政良さんの指導のもと、ゆとり荘南側の土壌を使っての実習。第1回目は地面に線を引いて通路を作り、区画を分け、石灰をまくなどの土壌づくりと、種を苗に育てるため、セルプランターにサルビア、ナスタチウム、ジニア、リネアリスなどの種を蒔いた。
次回の園芸福祉基礎講座は花コースが22日、野菜コースが28日にそれぞれ予定している。
##写真(たてよこ) -
挿し木講座
飯島中央公民館初の
挿し木講座が10日、飯島文化館で始まった。約20人が参加し、11月まで3回開き、信州飯島桜守の林公明さん(本郷)を講師に、緑枝挿し、その後の管理、ポット上げなどを実習する。
開講式で講師の林さんは「挿し木で植物を増やすことは、次世代までも楽しんでもらえる。手法さえ正しければ、百%根付く」と話した。
この後、早速、鹿沼土をふるって挿し床を作った。それぞれ家から持ち寄ったアジサイやツツジの新梢を水切りし、発根剤を切り口につけて挿し穂を作り、挿し床に丁寧に挿した。
最後に、植物活性剤入りの水を与え、発根を促した。
挿した鉢は半日陰に置き、1日置きに潅水すると、20日位で発根するという。
参加者は挿し穂を互いに交換しながら、数種類を挿し「挿し木は思ったよりも簡単、根が出るのが楽しみ」と話していた。
次回(7月6日)は挿した鉢を持ち寄り、発根状況を確認し、ポット上げする。
##(写真)
挿し床に挿す参加者 -
旧庄屋屋敷の現状調査
伊那市富県にある江戸時代末期に建てられた旧庄屋屋敷で14、15日、建物の現状調査があった。「1日も早い応急手当てが必要」で、今後、改修内容や方法を検討。かやぶき屋根は傷みが激しく、ボランティアを募ってふき替えたいと考えている。
旧庄屋屋敷を保存活用し、地域文化の再創生の拠点にしようと、新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校NPO法人一新塾(東京都)の21期生有志でつくる地域生活文化道場「伊那庄屋館」プロジェクトチームが本格的に動き出した。10月まで月1回のペースで、イベントを組む。
旧庄屋は築200年で、間口23メートル、奥行き14メートル。市内山寺の埋橋さち子さんが所有し、3年前から空き家になっていた。
第1弾は「古民家の調査実測研修と地元の古老といろりを囲む夕べ」。プロジェクトチームのメンバーや地元住民ら約20人が集まり、建物の現状調査のほか、旧庄屋の歴史を学んだり、タケノコの梅酢づけやセリの漬け物など郷土食を味わったりした。
建物の現状調査は日本民家再生リサイクル協会の協力を得て、間取りや柱の傾きなど図面を引いた。応急措置として、雨もりがする屋根部分には板をはめ込んだ。
プロジェクトリーダーの八木晴之さん=神奈川県=は「古民家の保存だけでなく、伊那谷の文化継承、都市と農村を結ぶ場として地域の活性化につながると思う」と話し、広くスポンサーを募りたいとする。
問い合わせは、八木さん(TEL・ファクス046・633・7464)へ。 -
「信州花街道のながたの丘にアサギマダラを呼ぶ夢追人」がフジバカマの苗植え
箕輪町の長田や大出山口住民ら約20人でつくるグループ「信州みのわ花街道のながたの丘にアサギマダラを呼ぶ夢追人」は14日、箕輪町のながた荘西側の旧遊具広場にフジバカマを植えた。
同グループは、日本本土から南西諸島などへと長距離を移動するチョウ「アサギマダラ」を、箕輪に呼ぼうと同チョウが好むフジバカマ(秋の七草の一つ)を植えることを目的に今月3日に発足した。
早朝にみのわ温泉スタンドの駐車場に集合したメンバーたちは、フジバカマをもらいにスコップやシャベルを持って同町沢の畑(唐沢清さん所有)へ。
唐沢英行さんが育てたフジバカマをひと株ずつ掘り起こし、土のついた状態でシートに包んでいった。
「大町の山荘にいったときに、この花にアサギマダラが群がっているのを見て」フジバカマを育て始めたという唐沢英行さん。5年前に植えたフジバカマは株分けしていくうちに、40株ほどに増えた。高さ20センチほどの小さな1年目の株から50センチほどの5年目の大株まで。
唐沢さんは「1年目や2年目では無理でも、チョウがきっと来てくれると信じている。子どもたちに夢を持って欲しい」と話していた。唐沢さんによると昨年は5匹のアサギマダラが一度にやってきたが、1日で飛び立っていったとのこと。
フジバカマを植樹したのは、ながた荘西側の以前遊具のあった広場。事前に耕したところへ、ひと株ずつ植えていった。
自分の家の畑にもフジバカマが生えていることに気付いたメンバーから、同植物の提供もあった。
メンバーの話では「以前、アサギマダラらしき死骸が近くに落ちていたので、もしかしたらと思っていたが、今日、実際にフジバカマを見て同じ植物だと確信した」とのこと。
同グループ代表の征矢野文子さんは「今まで聞いたことのない話だったから、成功してくれたらうれしい。夢をもって始めたことだから、夢を持ちつづけてアサギマダラが来るのを待ってみたい」と話していた。
同グループでは今後、アサギマダラの勉強会なども開く予定。 -
駒ケ岳のさい銭箱荒らされる、悪質手口に関係者憤慨
中央アルプス駒ケ岳(本岳)、中岳、宝剣岳の各山頂に祠(ほこら)がある駒ケ岳神社の例大祭が14日あったが、管理する宮田村の関係者が本岳の祠に設置してあるさい銭箱が壊されているのを発見した。手が箱の中に入るように約10センチ四方をノコギリとみられるもので切断。被害額などは不明だが、切断部分を石で隠すなど悪質で「モラル以前の問題」と関係者は怒り心頭だ。
昨年も本岳のさい銭箱のネジが外される被害が発生。いずれも金が目当てとみられ、・スさい銭泥棒・スの悪行に神社を管理する地元宮田村の有志でつくる駒ケ岳神社奉賛会(田辺一清大総代)も頭を悩ます。
「石を置いて隠すなんて言語道断。悲しいを通り過ぎて言葉にならない」と、例大祭の代参で被害をみつけた男性は憤慨する。
登山者や地域の安全を願って、地元の人たちが大切に守り続ける祠。主に管理に携わる関係者は「人としてのモラル、良心に頼るしか、現時点でこれといった対策があるわけではない」と肩を落とす。 -
ヤナギラン咲いて、
飯島町本郷の林公明さんの果樹園の隅に植えられたヤナギランが満開になり、梅雨空のもと、高原のさわやかさを演出している。
10年前、飯田のしらびそ高原で舞っている種をキャッチし、4粒まいたが、そのうち1粒だけ発芽し、3年目に初めて花をつけた。以後、毎年自家採りの種をまいて増やし、今では約200本になった。草丈は1縲・・5メートル、下から咲いて、来月初旬まで楽しめそうだ。
「以前は色が薄く、高原でないと、本来の濃いピンクにならないのだろうかと思っていたが、一昨年から色が濃くなった」と話す。 ヤナギランはアカバナ科の多年草。細長い葉、葉裏が白いことから「ヤナギ」。花の形がかたちが「ラン」に似ることから名付けられた。 -
伊那地区産業安全大会
伊那労働基準協会主催の08年度伊那地区産業安全大会は12日、伊那市の県伊那文化会館で開いた。07年の労働災害は、長野県全体では減少したが、伊那地区は増加しており、第81回全国安全週間(7月1日縲・日)のスローガン「トップが率先 みんなが実行 つみ取ろう職場の危険」のもと、「安全な職場環境の形成に向け、全員の英知と力を結集し、全力を挙げてまい進することを誓う」と大会宣言した。
伊那労働基準監督署の07年の労働災害分析によると、上伊那地域での休業4日以上の労働災害は189人で前年より3人増加し、1人が死亡(前年と同数)した。業種別では「製造業」が59人で最も多く、次いで「建設業」47人、「卸売または小売業」31人。事故の型別労働災害発生状況は、「転倒」が最も多く39人。次いで「墜落・転落」35人、「はさまれ・巻き込まれ」23人。「転倒」「激突」「飛来・落下」が増加した。
08年1月から5月までは25%の増加で、死亡災害はすでに3件発生している。
6月は全国安全週間の準備期間。本週間と準備期間に、経営トップの強いリーダーシップのもと、関係者全員が一丸となって安全衛生活動を着実に実行し、職場から危険をなくす必要性を確認した。
伊那労働基準協会の山浦速夫会長は、「労働者の安全と健康確保を最優先する企業文化を伊那谷で確立してほしい」と呼びかけた。 -
“バラの咲く街通り町”
第1回通り町バラ祭り始まる伊那市の通り町商店街で13日、“バラの咲く街通り町”の第1回通り町バラ祭りが始まった。通り町とセントラルパークに約120本のバラがあり、道行く人の目を楽しませている。
4年前、バラ好きが集まり「通り町バラ愛好会」を発足。12軒が参加し、栽培方法を教え合い、共同で作業などをしてきた。きれいな花が咲くようになり、商店街の客とバラの花を通じて会話が増えたことから、「バラを見て、歩いて、楽しんでもらえる街にしよう」と、通り町商店街振興組合、アルプスバラ会の協力を得て、バラの咲く街実行委員会(中村弘人代表)を立ち上げ、初の祭りを計画した。愛好会では「店先に出て手入れをしていると会話が生まれる。ほめてもらうと励みになる」という。
特別企画で「バラづくり入門教室」を15日午後1時に開く。アルプスバラ会代表の春日千定さんが指導する。参加無料、予約不要でセントラルパークに集合する。協賛店で買い物をした人にバラ苗プレゼントもある(数に限り有り)。祭りは25日まで。 -
一鉢会がアルパで「さつきと山野草展」を15日まで開催
駒ケ根市を中心とする伊南地区の会員でつくる一鉢会(会員20人、薮原勇会長)による「さつきと山野草展」が14、15日、駒ケ根市駅前ビル「アルパ」3階で開かれている。色鮮やかに咲きそろったサツキと、季節の山野草の盆栽約30点が、訪れた人たちの目を楽しませている=写真。
サツキと山野草の盆栽を同時に展示するのは今回で9年目。
サツキは1本で2色の花が咲く「咲き分け」をはじめ、さまざまな樹種が並んでいるほか、山野草もキリンソウやホタルブクロ、ギボウシなど春から夏を彩る草花がそろっている。
そのうちサツキの大鉢は「席飾り」となっており、盆栽一つひとつの間に区切りを設け、その区切られた空間を盆栽を出展した会員が演出。それぞれ趣の異なる和の空間が広がっている。
薮原会長(77)=駒ケ根市北町=は「それぞれのセンスで展示している。違いを楽しんでもらえれば」と話していた。
入場無料。午前9時縲恁゚後4時。 -
昭和伊南総合病院小児科外来で看護師らと「赤ちゃん相談」を企画
助産師
駒ケ根市中沢
松尾睦さん(48)お母さんたちの力になりたいんです竏秩B
医師不足の影響で産科の常勤医師がいなくなり、この4月から出産の取り扱いをやめざるを得なくなった昭和伊南総合病院。その小児科外来で今月5日、看護師らとともに、新生児から生後3カ月くらいまでの乳児の相談を受ける「赤ちゃん相談」を開始した。
「お母さんたちが一番心配なのは、1カ月検診が始まるまで。その間は何かと心配事も多い。でも、産後1カ月は自分で運転するのも大変だし、その都度遠くの病院まで行くのは負担になる。だったら、ほかの病院で出産して地元に戻ってきたお母さんたちに、近い昭和伊南に来てもらえればと思ったんです」と語る。 -
神子柴園芸クラブ「山野草盆栽展」
南箕輪村の神子柴公民館で活動する園芸クラブの山野草盆栽展は14日、同公民館で始まった。ヤマアジサイ、ホタルブクロなどのほかサツキの盆栽など計140点を出品。多くの人が訪れ、熱心に観賞している。15日まで。入場無料。
展示はクラブが発足して13回目。本年は会員16人が丹精込めて育てた作品を並べた。枝垂れ桑、ウツギ、ツワブキ、イワオモダカ、ヤブレガサなど多彩にそろっており、中には寄せ植えや石付きなどもある。
中山銀子郎会長(83)は「昨年と比べて会員が4人減ったにもかかわらず、今年は思ったより作品数が多かったのでうれしい。一人ひとりの努力のおかげ。展示は年に一度のお祭りの気持ちでやっているので、今後も毎年続けたい」と話している。
神子柴園芸クラブは月1度の例会を開き学んでいるほか、植え替えや挿し芽の講習会、年1度の研修視察旅行などがある。
会場では無料の包丁研ぎを行っている。15日は午前9時縲恁゚後4時。
会員が丹精込めて育てた作品が並んだ -
高遠しんわの丘ローズガーデン バラ祭り始まる
伊那市高遠町の「高遠しんわの丘ローズガーデン」で14日、バラ祭りが始まった。初日から多くの来園者でにぎわい、中央アルプスを望み、ピンクや赤、黄など色鮮やかに咲くバラ園の散策を楽しんだ。7月21日まで。
桜の名所に次ぐ「高遠第3の花の園」を市内外にPRしようと、市、市振興公社、しんわの丘ローズガーデン友の会などでつくる実行委員会が初めて企画した。
高遠中学校吹奏楽部の演奏でオープニング。
小坂市長は「『パノラマ伊那市』にふさわしい景観。さらに素晴らしいバラ園にして、通年観光を目指したい」とあいさつした。
ローズガーデンは昨年6月にグランドオープン。県内屈指のローズガーデンで、花の丘公園西側の敷地面積8千平方メートルに、一輪の大輪咲き、中輪咲き、つるバラなど124種、約2600本が植えられている。見ごろは7月末までだが、四季咲きが多く、11月ごろまで楽しむことができる。入園無料。
期間中の土・日曜日はバラの苗木販売、22日はバラなんでも相談がある。
初日、長谷アルプスフォトギャラリー主催の撮影会「初夏のバラ園を撮る」が開かれ、市内外から45人が参加。講師の山岳写真家・津野祐次さんのアドバイスを受け、参加者は残雪の中央アルプスとバラを組み合わせた構図などをカメラに収めた。
敷地内には、眺望が楽しめるビューポイント「アルプスの庭」をはじめ、「太陽の雫」「風の香り」など公募で決まったエリア名が付けられている。 -
結いと絆(きずな) 協働で拓く「担い手育成塾」第2回講習会
新しい形のふる里づくりを進めるNPO法人「信州養命の里プロジェクト」(松村俊彦理事長)が主催する、「結いと絆(きずな) 協働で拓く担い手育成塾」の第2回講習会が14日、伊那市ますみヶ丘の島崎山林研究所と周辺の平地林であった。伊那谷だけでなく東京や横浜からも参加があり、40人弱が山の健康状態を見たり、里山の生物の多様性を学びあった。
担い手育成塾は、農山村の自然環境や資源を生かし、次世代に伝え残すことができる持続可能な地域づくりのため必要なリーダー的人材を育成する。
元信州大学農学部教授の島崎洋路さん(島崎山林研修所長)を塾長に、信大農学部教授、KOA森林塾、NPO、行政などの分野で活躍する講師を迎え、09年3月まで全9回開く。今回は、信大農学部の中村寛志教授と島崎洋路塾長が講師を務めた。
中村教授は「里山の整備と生物の多様性」をテーマに、「里山の生物多様性は、日本の農耕文化と、環境と共存してきた農林業の技術が作り上げてきた貴重な資源」と語った。
里山の生物多様性を創出しているのは、水田や畑、雑木林、ため池などがある里山の「モザイク環境」と、水田生態系や2次林、草地の火入れ、屋敷林など「人間による中程度循環型撹乱」と説明。チョウ類調査の結果、里地・里山は生物の多様度が高いこと、ますみヶ丘を間伐し照度が上がったことで準絶滅危惧種のオオムラサキが帰ってきたことなどを話した。 -
親育て講演会
伊那市は14日、子育て中の親などを対象にした「親育て講演会」を市役所で開いた。20縲・0歳代の若い父親と母親約100人が集まり、市内公民館の親育て講座で講師を務める親業インストラクターの小椋佐代里さん=富県=の講演「心のかよいあうコミュニケーションとは…その2〈話し方〉」を聴いた。
小椋さんは、多くの人は親の役割の果たし方=親業について教えられないまま子育てをしているが、子どもとのコミュニケーションをうまく取るための方法をきちんと学んで練習する必要がある竏窒ニ強調。一例として朝、子どもを起こしてもなかなか起きてこないケースを挙げ、「『何回言っても起きない』と頭ごなしにしかるのではなく、自分の気持ちをそのまま伝え、その理由もよく分かるように話すことが大切。それが子ども自身に考えさせ、決めさせ、行動させることにつながる」と話した。
小椋さんは2月に「その1」として「聞き方」について講演している。 -
駒ケ根市高齢者クラブ連合会が「第22回市長杯争奪ゲートボール大会」開催
駒ケ根市高齢者クラブ連合会(高坂繁夫会長)による「第22回市長杯争奪ゲートボール大会」が13日、東伊那のアルプスドームであった。連合に所属する市内高齢者クラブから、14チームが参加。各チーム、協力試合ながらさまざまな戦略で玉をゲートに通過させ、得点を競った=写真。
同連合会では例年、会員同士の親ぼくを深めるとともに健康づくり増進などを目的としてゲートボールのほか、マレットゴルフ、グランドゴルフなど、さまざまな大会を企画し、年間を通じて開催している。
ゲートボールはルールは複雑なこともあり、最近はマレットゴルフ、グランドゴルフの方が人気となっているが、今回は一般的なルールより若干簡単にすることで、すべての人が楽しめるように工夫した。
高坂会長(79)=町一区=は「大会は健康づくりが第一の目的。とにかく大勢の人に参加してもらい、交流を深めてもらえれば」と話していた。 -
上伊那で地震 震度3
13日午前11時21分ごろ、県南部を震源とする地震があった。伊那市、箕輪町、辰野町で震度3、飯島町、宮田村、中川村で震度2、駒ケ根市で震度1の揺れを観測した。
気象庁と長野地方気象台によると、震源は木曽町(北緯35・9度、東経137・7度)で、震源の深さは約10キロ、規模(マグニチュード)は4・8と推定される。東京都、愛知県、静岡県など周辺都県でも震度1縲・を観測した。
被害は13日午後6時現在、県内で1件。県によると、塩尻市で女子児童が机の下にもぐりこむ際に顔を切る軽症を負った。
主な地点の震度は次の通り。
▼震度4=塩尻市、木曽町など▼震度3=伊那市、箕輪町、辰野町など▼震度2=飯島町、宮田村、中川村など▼震度1=駒ケ根市など -
伊那まつりに提言
第36回伊那まつりの実施に向けて「伊那まつりやる気会議」(小池真一座長)は12日、伊那まつり実行委員会(丸山敞一郎実行委員長)に「高齢者にも市民踊りを長時間楽しんでもらうため、専用の観覧席設置を」「会場周辺の交通渋滞緩和のため、シャトルバスの運行を」など、16項目にわたる提言を提出した。小池座長は「市民の意見を取り入れることで祭りがさらに活性化し、発展してほしい」としている。丸山実行委員長は「内容を見て祭りに生かしたい」と述べた。
やる気会議は5月縲・月にかけて3回の会議を開き、祭りの活性化対策について議論。昨年の反省などに基づいて提言をまとめた。
主な提言は次の通り。
◆市民おどり▼参加連の増加に対応したコースの変更▼高遠町、長谷への参加呼び掛け▼新宿連の受け入れ▼高齢者用の観覧席設置◆あんどん▼大あんどん修理補修◆おまつり広場▼ローメン横丁への誘客▼ゴミレンジャーの活用◆いなっせ▼いなっせでの文化祭開催◆バスの活用▼循環バスの利用促進▼シャトルバスの運行◆アンケートの実施 -
オープンガーデン バラや宿根草見ごろ
南箕輪村南原の建築士辻井俊恵さん(32)宅と隣りにある建築士事務所で14、15日、「オープンガーデン」を企画する。両庭に咲く草花は現在、ピンク色を中心としたバラ約110種と白や紫色など約800種の宿根草が見ごろを迎えており、昨年は県内外から600人が訪れたという。
辻井さん家族が庭にバラなどを植え始めたのは10年以上前。欧州旅行をきっかけに「見る庭から住まう庭」へと手入れし始めた。オープンガーデンの企画は4年目で、自宅の庭造りの参考になればと、訪れる人は年々増えている。
庭に作った格子状の日陰棚には、つるバラを絡ませた緑廊(りょくろう)を数個所設けており、期間中、自宅で栽培したハーブを使ったお茶と手作りクッキーを振る舞う。辻井さんは「ゆっくりと庭を眺める体験をしてほしい」と話している。
問い合わせは、建築士事務所「ビダ・フェリース」(TEL73・6417)へ。
オープンガーデンを企画する辻井さん宅 -
伊那愛樹会春の盆栽展(さつき花季展)
伊那愛樹会(五味純一会長)の第24回春の盆栽展・さつき花季展が13日、伊那市生涯学習センター2階展示ギャラリーで始まった。ピンク、オレンジ、赤、白など見事な花を咲かせたサツキが並び、来場者は関心を寄せて見入っている。
会場には盛りと咲く遅咲きのサツキを中心に、「大盃」「栄華の誉」「寿光冠」「翠扇」「愛の月」「光琳」「若恵比寿」など古花から新花まで多彩な42鉢を展示。中盆栽から大盆栽の大きさで、主には樹齢50年ほどだが、中には樹齢100年という木もある。
会員は主に辰野町から宮田村までの12人。栽培歴は20年くらいからベテランでは40年にもなる。
今年は花の咲く時期に雨が降ったため、「花を腐らせないよう管理に苦労した」といい、病気は出ていないかなど仲間で確認しながら育ててきた。「豪華なサツキの花姿を見てほしい」という。
展示は15日まで。時間は午前9時縲恁゚後7時(最終日午後4時)。入場無料。 -
グレース「ひまわりの会」
老人ホームみすず寮などを慰問グレース虹のホールのスタッフら有志のボランティアグループ「ひまわりの会」が13日、上伊那地域の老人福祉施設2カ所を訪問し、歌や踊りを披露してお年寄りと交流した。
地域貢献の意味を含め何かしたい-と常日ごろ考えていたスタッフが、三味線や日本舞踊、ピアノなどの趣味を生かそうと「ひまわりの会」を結成。今回初めて施設訪問を計画した。
飯島町の越百園と伊那市の老人ホームみすず寮を10人で訪問。みすず寮では、童謡「大きな栗の木の下で」などを皆で歌って踊り、ソーランや演歌に合わせた踊り、三味線と民謡など多彩な芸を披露。お年寄りは一緒に手を動かして踊ったり手拍子をして楽しんだ。最後に「長生きの心得」の合唱と、花などのプレゼントもあった。
ひまわりの会では、「皆さんに喜んでもらえることで、自分たちもモチベーションが上がる。今後も来てと声を掛けていただけるとうれしい」と話した。 -
バラ200種類が見ごろ
淡いピンクの花びらが重なり合い優しい雰囲気を醸すピエール・ド・サンロール、ゆったりと波打つ花が見る人を魅了するロココ。アンジェラとサマースノーのアーチをくぐると、剣弁高芯の凛(りん)とした色鮮やかなモダンローズも咲き、坂本克代さん(駒ケ根市福岡)のイングリッシュガーデンが見ごろを迎えた。
まもなく純白のカサブランカ、愛らしい鹿の子ユリなど数百本のユリも咲き出す。
坂本さん自ら設計し、昨年9月に完成した「天空のラウンジ」からは、バラの庭と中央アルプス、南アルプスが望める。
全国ガーデニングコンテストでブロンズメダル賞に輝いた坂本さんの英国式庭園は独創性で高く評価され、入園料全額(昨年実績7万5500円)を市に寄付し、全国初のチャリティーの庭として注目された。
昨年10月、11月にはNHK「素敵なガーデニングライフ」で紹介され、日本園芸協会の「ローズコンシェルジュ講座」のテキスト2、3号にも見開き2ページにわたり紹介されている。
ガーデンは四季咲きのバラ、ユリ、さまざまな宿根草が次々と咲いて、晩秋まで楽しめる。
「バラは大好き、手が掛かるだけ咲けば、香って報われる。天空のラウンジでハーブティを飲みながら、庭を鑑賞する時が至福のひととき」と話す。
入園料500円(茶菓子付き)。詳細は坂本さん(TEL83・8998)へ。 -
歩いてみて分かったこと
伊那市立伊那図書館のワークショップ「伝える写真を撮ろう」の取材で、参加者とともに中心商店街を自前のデジタル一眼レフカメラで撮り歩いた。車で通いなれた町並みはいつもより新鮮。ファインダーをのぞきながら胸が弾むのを感じた▼ゆっくりと歩いてみると、小さな発見が多いことに驚かされた。スズメがモンシロチョウを食べていた。軒下でひっそりと真っ赤なバラの花が咲いていた。せわしなく過ごしていては見逃してしまう出来事ばかりだった▼少し心が豊かになったようだ。「お金持ちより、時間持ち」と誰かが言っていたのをそのとき思い出した。前だけ見て忙しく働くのもよいが、立ち止まって周りを見渡す時間を作るのもまた一興。
(布袋宏之) -
伊那図書館のワークショップ「伝える写真を撮ろう」
伊那市立伊那図書館のワークショップ(WS)「伝える写真を撮ろう」が14日、同図書館などであった。28日に開く写真家英伸三さんの写真展を前に企画したWS。市内を中心に女子高校生から80代の男性までの11人が参加し、中心商店街を歩きながら「伝える写真」を撮影した。
3グループに分かれて市街地を撮り歩き。各グループごとテーマを決め、あるグループでは、新しい図書館と古い図書館を撮り見比べたり、商店街で営む店主たちの顔を写真に収めたりした。その後、プリントした写真から何を感じたか参加者で話し合った。
写真展は市内の写真愛好者らでつくる実行委員会(久保村厚委員長)が取り組むイベント。WSではこのほか、英さんが1960年代に上伊那で撮影したコンデンサーを組み立てる農村女性などの写真4点を観賞し、「生きることに必死の姿が描かれてる」「家族を思いやる愛情を感じる」とそれぞれが感想を語った。
久保村委員長は「デジタルカメラや携帯電話カメラなどで気軽に撮影できる時代となった。人に伝えるべき写真とは何かを考えていけば、これからもっと楽しく写真を撮ることができると思う」と話していた。
WSで参加者が撮影した写真は14縲・月6日、図書館ロビーで展示。28日午後1時からは、図書館視聴覚室で英伸三さんと語る会がある。
##写真(たてよこ)
市内の中心商店街周辺を撮影する参加者たち -
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会総会
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の08年度総会は11日、伊那市の南信森林管理署で開き、07年度の保護取締り状況などの事業報告や08年度事業計画などを承認した。
07年度は5月から10月にかけて看板、歩道などの整備や指導員らによる保護啓発活動とパトロールを実施した。保護指導は、保護指導の委嘱や国有林関係職員ら延べ3003人で行った。
保護取締り件数は1018件、1637人。件数は前年度より46件増加した。処分取締り状況は、厳重注意が49件の88人、注意指導が969件の1549人。内容別では、踏み荒らし599件、禁止区域への侵入171件、摘み取り69件など。踏み荒らしの件数が大幅に増え、踏み荒らしと禁止区域への侵入を合わせると全体の8割を占める。
違反行為の多くは入込者の写真撮影や休憩などのときに確認されており、「認識の薄さやモラルの低さに原因がある」とし、保護意識の高揚を図る必要性を挙げている。
被害発生状況は、保護ロープ内に侵入し植物を踏み荒らす、ペットボトルや空き缶などのポイ捨て、ペット連れの登山者など。中央アルプスのサルによる食害、南アルプスのシカによる食害の報告もあった。
08年度事業計画では、高山植物などへの保護思想の高揚、保護パトロールの強化と入込者への指導充実、標識など保護施設の整備、美化清掃運動の推進、野生獣被害対策の推進を掲げる。
同協会は啓発資材として「パトロール実施中」の桃太郎旗10基、国産材利用の啓発看板14個を作製。「きめ細かな啓発活動ができるように活用する」という。 -
長野県嘱託警察犬競技会で総合優勝
箕輪町長岡の「ドッグスクールタカギ」(高木のり子所長)の所員、高木誠さん(22)=辰野町上島=が指導手を務める「グッタ・フォン・メートヒェン」(呼名パール、ジャーマンシェパード、雌1歳10カ月)が、8日に諏訪市の霧ケ峰高原であった第47回長野県嘱託警察犬競技会で総合優勝を飾った。
同競技会は県警本部の嘱託警察犬を目指し訓練している犬などが出場し、同じにおいをかぎわける「臭気選別」、においで足跡をたどりゴールを目指す「足跡追及」の2種目で競い合う。
臭気選別には21頭が、足跡追求には27頭が出場。同大会初出場のパールは臭気選別で1位、足跡追求では2位の好成績をおさめて総合優勝した。
「甘えん坊だけど、やるときはしっかりやる」とパールの性格を話す高木さんは、指導手として3年目。「所長を含めいろんな先生方に教えてもらったおかげ」と総合優勝した感想を話していた。