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第7回伊那全国大陶器市
第7回伊那全国大陶器市は22日まで、伊那市の鳩吹公園で開いている。全国の有名な陶磁器の展示即売会。日常食器から美術品まで約20万点の焼き物がそろい、連日、夫婦連れらでにぎわっている=写真。全国大陶器市振興会の主催。
有田、伊万里、唐津、萩、美濃などの各産地の陶磁器を取りそろえた。今回は、北海道の海産物販売を含む14店舗が出店し、人間国宝、工芸作家などの作品も品数を充実させている。
事務局の小原淳子さんは「地元にいながら各産地の焼き物を見れる機会」と呼び掛ける。午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。問い合わせは、小原さん(携帯090・5691・7712)へ。 -
箕輪ブライトプロジェクト
みのわ祭りでハイブリッド電動三輪車の展示・試乗など箕輪ブライトプロジェクト(15人、小池茂治会長)は、28日開催の2007みのわ祭りで、ハイブリッド電動三輪車の展示と試乗、試作してきた太陽光発電の照明装置などを出品する。
同プロジェクトは、天竜川護岸の夜間照明などに使う自然エネルギー活用の廉価な照明装置の開発に取り組んでいる。
出品するのは、プロジェクト内のグループが研究開発した太陽光発電の照明装置3号機、小水力発電の電装部分。風力発電の既製品、伊那市役所の水路に設置しているものと同じ小水力発電のベトナム製既製品。ハイブリッド電動三輪車は須坂市ものづくりプロジェクトから借りる。会場には説明パネルも設置する。
「プロジェクトの取り組み成果を見て関心を持ってもらうと同時に、子どもたちにものづくりの楽しさをわかってほしい」としている。
会場は南信熱錬工業の北側駐車場内。時間は午後1時半から。 -
【記者室】夏のイルミネーション
箕輪町の中心市街地で8月1日から、サマーフェスティバルが開かれる。みのわTMOネットワーク2004の企画で、恒例の七夕祭りのほかイルミネーション、歩行者天国などを計画している▼昨冬、TMOで取り組んだイルミネーションの反響が大きく、「夏も」との声があったという。夏らしいイルミネーションにしようと準備が進んでいるが、本町は「流れ星」をイメージし、計画図によると、通りの壁面をすべて使って飾るなど、かなり大規模になりそうだ▼担当する委員会では電飾を付ける竹を切るなど作業に精を出していたが、計画を話す声が弾んで、聞いているこちらまでワクワクした。夏のイルミネーション、どんな「流れ星」が見られるのだろうか。(村上裕子)
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ボーイスカウト世界大会参加者を激励
ボーイスカウトの世界大会「第21回世界スカウトジャンボリー」(7月29日縲・月8日、英国・エセックス)に参加する駒ケ根市北割二区の赤羽元輝君(15)を激励する会が17日、同市保健センターで開かれた。赤羽君は「とても楽しみにしている。世界中から集まった友達と思い切り交流して来たい」と話した=写真。中原稲雄教育長は「集団に所属して何かを成し遂げるのは心の訓練でもある。世界の国の子どもたちがどんな生活をしているのかよく見てきてほしい。体験談の報告を楽しみにしている」と激励した。所属する日本ボーイスカウト県連盟駒ケ根第1団の小林範夫団委員長とボーイ隊の吉沢一美隊長、加治木今副長も「長丁場なので、健康に気をつけて頑張って」と励ましの言葉を送った。
ジャンボリーには世界155の国と地域から約4万人が参加し、さまざまなスカウト活動を通じて交流を図る。日本からは約1500人、県内からは40人が参加する。 -
大芝高原まつりポスター図案などの表彰式
南箕輪村の第22回大芝高原まつりのポスター図案などの入選者の表彰式が17日、村役場であった。最優秀賞3人のほか、優秀賞や佳作に選ばれた南箕輪中学校生徒17人が、まつり実行委員長の唐木村長から表彰状を受け取った。
今回の選考に参加した同中学の辻やよい教諭は「絵は『100点』という数字が出るものではないが、その分一生懸命に描いた思いなど、伝わるものがある。これからも一生懸命やることを大切にして、1、2年生は来年もチャンスがあるので、ぜひ頑張ってほしい」と講評した。
昔好きだったヨーヨーを用いたデザインで最優秀ポスター賞に選ばれた1年生の竹松鈴佳さん(12)は「まさか自分の作品が選ばれると思わなかったので嬉しい」とコメント。また、最優秀うちわ賞の金田理紗さん(13)、最優秀パンフレット賞の有賀千夏さん(15)は、楽しさを伝えられるように心がけて今回のポスターをデザイン。金田さんは「色を塗るのが難しかった」と話していた。 -
県社会保険労務士会伊那支部が無料年金相談
長野県社会保険労務士会伊那支部(伊東優支部長、会員38人)は19日まで、無料年金相談を伊那市の伊那公民館で実施している。自分の年金に対して不安を感じている人たちが会場を訪れ、今後の対応方法などを相談している=写真。
年金加入記録の不備が明らかとなる中、不安を感じている住民の役に立てれば竏窒ニ、伊那支部が企画したもので、県内他地区でもこうした無料の年金相談を各支部が主体となって実施している。
17日からの3日間の日程で相談会を企画した伊那支部の会場には、年輩者を中心とする相談者が訪れており、「照会の代行をしてほしい」「自分の記憶の中では加入していたはずだが、証明するものがないためどうすればいいか」などといった相談が寄せられているという。
労務士の一人、阿部敏也さんは「自分の年金記録がきちんとなっているか少しでも不安に感じている人はここで相談してもらい、安心してもらう機会を提供できれば」と話していた。
時間は午前10時縲恁゚後4時。年金加入記録の照会代行を希望する人は、自身の年金手帳と印鑑を持参すること。 -
英語で観光ガイドクラブの上伊那版観光ガイドガイド英語テキスト完成
上伊那在住の有志でつくる「英語で観光ガイドクラブ」(武田宏代表)はこのほど、上伊那の名所や郷土料理などを紹介する英語版テキストを完成させた。編集に携わった県国際交流員のジョアン・ゴーリーさん(24)は「こんな風にできると思わなかったのですごい。私も知りたかったことが全部載っているので、役に立つと思う。(活動を通して)伊那が第二の古里となった」と語る。
上伊那を訪れる外国人に英語で地元を案内しよう竏窒ニ、1月から活動を続けてきた同会。あらためて地域の歴史・文化を学びながら英語のスキルを磨く一方、地元を紹介するための英語版観光テキストの作成にも着手した。自分たちが紹介したいと考えるものをテーマとして取り上げ、それに関する紹介文章を考案。英文に直し、編集するという作業を進めてきた。そんな中、テキストの作成に協力してくれたジョアンさんが帰国することととなったため、なんとか帰国前に完成させようと急いで編集を進め、今回の完成にこぎつけた。
紹介は43項目におよび、それぞれ文章とともにカラー写真が添えられている。昨年開通した権兵衛トンネルをはじめ、やきもち祭り、ローメンなど、場所、歴史文化、郷土料理を事細かに紹介しており、武田代表は「自分たちにとっては当たり前となっているものもあり、どうやって説明すればいいのかなどを考えた。観光の目的が多様化してきており、田舎のどういうところを見たいかということが分かれば、観光客ももっと来てくれるようになると思う」と話していた。
今後は、実践の中でテキストを活用し、手直しをしながら新たなテキストの作製も進める。 -
【記者室】またもや新潟か
またもや新潟か。運命の神様もまったく酷なことをするものだ。3年前の中越地震の被災者がようやく痛手から立ち直りかけた時だというのに。今回の地震による死者は9人、けが人は900人というが、さらに増える可能性もある▼もっとも同情ばかりしている場合ではない。日本列島はすなわち地震列島であり、いつどこで大地震が起きてもまったく不思議ではない竏窒ニいうのが識者の定説になっているのだから、明日はわが身なのだ▼だが、そんな危機感を持って地震に備えている人はごく少数だろう。発災後しばらくは行政などの援助は当てにできないというからその間、自力で生き延びるための食料や水などを常備しておく必要がある。狼はいつか必ず来るのだ。(白鳥文男)
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遺跡調査報告・講演会
県文化振興事業団県埋蔵文化財センター(長野市篠ノ井)は14日、伊那市の県伊那文化会館小ホールで、遺跡調査報告・講演会を開いた。同会館で開催中の「長野県の遺跡発掘」展に合わせた企画。上伊那を中心に約100人が訪れ、同センターの調査研究員の調査報告などを聞いた。
会は、調査研究員3人が地元にある茅野市の構造・阿弥陀堂遺跡や御社宮司遺跡、伊那市の東高遠若宮武家屋敷遺跡の3つの遺跡の06年度の調査状況を説明、参加者からの質問に答えた。
構・阿弥陀堂遺跡については、藤原直人調査研究員が解説した。説明によると、同遺跡は「市街地に眠っていた縄文時代から戦国時代の複合遺跡」。「諏訪盆地を見下ろす洪水を受けにくい丘陵上に、縄文時代前期前半から中世まで継続的に集落が営まれたことが分かった」などと話した。
藤原調査研究員は「平安時代後期の地元の土器と他地域の土器の比較から、他地域の土器がどの程度搬入されていたのか検討したい」などと課題を上げていた。
また、信州大学人文学部の笹本正治教授の「高遠城とその城下町を考える」と題した講演会もあった。
「茅野市 構井・阿弥陀堂遺跡」について報告する藤原調査研究員 -
伊那市赤十字奉仕団 感謝状・委嘱書伝達式
伊那市赤十字奉仕団の06、07年度正副役員に対し、13日、日赤奉仕団伊那地区長の小坂樫男市長より、同奉仕団長野支部長(村井県知事)からの感謝状と委嘱書の伝達があった。新旧役員ら5人が市役所を訪れ、旧役員は感謝状を、新役員は委嘱書を受け取った。
伝達式で07年度委員長の馬場茂子さん(竜東分団)は「市長さんから直々に委嘱書を頂けることは光栄。仕事の重さを改めて痛感する。身近な社会で貢献していきたい」とあいさつ。06年度委員長の西村通恵さん(美篶分団)は「大変な仕事だが経験が身になることばかり」と激励した。
伊那市赤十字奉仕団は、3市町村合併に伴い昨年度から各団が一緒になって活動。現在の分団数は14分団あり、計369人の団員が所属する。役員は年度ごとに交代する。
感謝状、委嘱状を受け取ったのは次の皆さん。
▽感謝状=西村通恵(06年度委員長、美篶分団)川村紀子(同副委員長、西箕輪分団)守谷眞惠(同、藤沢分団)中島みね子(同、長谷分団)▽委嘱書=馬場茂子(07年度委員長、竜東分団)宮本初恵(同副委員長、伊那分団)平岩啓子(同、河南分団)羽場好美(同、長谷分団)
感謝状を受け取る前委員長の西村通恵さん -
伊那消防組合 資機材搬送車導入
伊那消防組合は13日、本年度予算で整備した資機材搬送車両=写真=の入魂式を伊那消防署で開き、組合長や本部、各消防署職員ら約20人が出席した。
車両は昨年12月、「長野いすゞ」の創立60周年記念の一環で寄贈を受けた2トントラック。同組合はパワーリフト、赤色回転灯、サイレンアンプなどの積載品を取り付けるなどして、組合初となる緊急車両としての資機材搬送車を導入。整備費は250万円。
パワーリフトが整備され、コンテナや資機材の積み下ろしを迅速、安全、確実に行うことができ、関係者は「効率よく作業ができる」と話している。 -
ハッチョウトンボ観察会
世界最小のトンボ(体調約1・5縲・センチ)として知られ、駒ケ根市の昆虫にも指定されているハッチョウトンボを観察する会が14、15日、同市南割公園内のトンボの池で開かれた。池周辺を整備しているハッチョウトンボを育む会(小川周次会長)主催。市内外から親子連れなどが次々に訪れ、小さなハッチョウトンボを見つけると「いた」と指差し、飛び回る姿を見失うまいと懸命に目で追っていた=写真。会員によると、今年の発生数は例年よりも少なめ竏窒ニいうが、たくさんのハッチョウトンボが気持ち良さそうにひらひらと飛び交っていた。希望者にはメダカもお土産にプレゼントされた。
同会は安心して観察ができるようにと昨年、池周辺に木製の歩道(長さ約30メートル、幅約1・3メートル)を整備したほか、車いすが通れる幅約2メートルの木道も設置した。 -
町三区スポーツ大会
宮田村の町三区分館(柳沢靖人分館長)は15日、2年に一度の区民親ぼくスポーツ大会を宮田勤労者体育センターで開いた。区民約90人が参加し、卓球とトリムバレーボールを和やかに楽しんだ=写真。参加者が誰でも楽しめるように竏窒ニ、トリムバレーには特別ルールを採用。ジャンプしてのスパイクやブロックは禁止とし、得点するごとに選手が1人ずつ交代することなどを決めた。
2競技それぞれに区内の5班から6チームが出場。3試合ずつを戦う班対抗戦の形をとったが、出場者は勝敗よりも親ぼくが大切竏窒ニ互いに笑顔でプレーを楽しんでいた。
プレー後は各班ごとに慰労会を開き、試合の様子などをさかなに親ぼくを深めた。 -
上伊那消防ポンプ操法大会
第49回上伊那消防ポンプ操法大会・第24回ラッパ吹奏大会が15日、伊那市役所西側駐車場などであった。ポンプ車操法、小型ポンプ操法、ラッパ吹奏の競技種目に、各8市町村の代表チームが出場し、日ごろの訓練成果を発揮した。
ポンプ車操法の部では、消火の基本操作や、火点(標的)を倒すまでのタイムを競った。団員は、指揮者の指示に従い、きびきびとした動作でホース3本をつなぎ、火点に向かって放水した。
各部門の優勝チームは8月5日、下伊那郡喬木村で開かれる県大会へ出場する。
大会は台風4号の影響を心配し、開・閉会式は上伊那消防協会長のあいさつのみにするなど短縮。開始時刻も20分ほど早めたが、どしゃぶりにならず、時折、青空も見えた。
表彰式は22日、伊那合同庁舎である。
結果は次の通り。
▽ポンプ車操法の部(1)辰野町(2)伊那市(3)宮田村(4)箕輪町▽小型ポンプ操法の部(1)宮田村(2)飯島町(3)箕輪町(4)南箕輪村▽ラッパ吹奏の部(1)辰野町(2)駒ケ根市(3)伊那市(4)南箕輪村 -
街中にホタルを
宮田村のJR宮田駅前に住民手作りで整備した広場「輪苑」のせせらぎにホタルを舞わせたいと14日、村民有志でつくる「自然を呼び戻す会」がカワニナを放流した。広場は駅と至近距離にあり「車窓からホタルが眺めれるようになれば最高」と夢をふくらませている。
ホタルが育つ過程でエサとなるカワニナ。同会は今までも放流事業を中越区や町三区、南割区で行い、ホタルが戻ってきた実績も持つ。
「輪苑」のせせらぎや池は人工的につくったもので、今までとは条件も大きく違うが「難しいかもしれない。しかし、街中にホタルが舞えばこんなに素晴らしいことはない。3年後くらいに期待しています」と加藤一彦会長。
この日は10人の会員が参加して、100匹のカワニナとメダカ、ドジョウ各50匹も放流した。
同会と輪苑を整備した一輪の会は、園内を誰もが気軽に自然に親しめるゾーンにしようと協力。放流後は付近の草刈りに汗を流していた。 -
【記者室】子どもに愛情を
全国でわらべうたの講習会をしている「わらべ唄保育研究会」の小林衛己子さんの講座が箕輪町であった。親子対象と大人対象の講座に定員いっぱいの参加があり、子どもたちはお母さんのうたを聞いたり、体を動かして遊んでいた▼今回の講座に限らず、町子どもセンターが開いている「わらべうた」もそうだが、親子でわらべうたをしているとき、子どもたちは本当に純真な笑顔を見せる。その笑顔に周囲の空気も優しく、柔らかく感じる▼小林さんは「愛してるよと言ってほしい」「愛してるよと触れてほしい」「丸ごと愛してほしい」と何度も繰り返した。参加したお母さん達は実践しているのだろうけれど、どれだけ大切か、改めて感じたのではないだろうか。(村上裕子)
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大田切区で健康体操教室
宮田村大田切区の保健補導員はこのほど、健康体操教室を同区集落センターで開いた。約20人が参加。生活習慣予防指導士の鬼久保亜紀さんを講師に、音楽に乗せて楽しく体を動かした。
イスに座ってゆっくりと体を伸ばしたり、曲げたりすることからスタート。体調にあわせながら、手足を軽快に動かした。
音楽にあわせて手を叩いたり、ステップ踏んだり。途中でリズムを変えてみるなど、頭の体操もあわせて行っていた。 -
PTAが水難救助講習会
宮田村宮田小学校PTA(加藤英明会長)は12日、水難救助講習会を開いた。約80人の保護者、教職員が参加。伊南広域消防本部の署員の指導で、心肺蘇生法を体験した。
保護者は夏休みのプール監視を当番で担うため、毎年この時期に講習会を開いている。
参加者一人づつ人工呼吸、心臓マッサージなど一連の救助法を体験。事故がおきないことを願いつつ、万が一の事態に備えた。 -
すくすくはうす利用者と唐木南箕輪村長が座談会
南箕輪村の村民交流支援センター「すくすくはうす」で11日、唐木一直村長と施設を利用する母親らの座談会があった。母親らは村内の施設整備などの要望を伝え、村長と懇談した。
「村内に箕輪町の若草園や伊那市の小鳩園のような発達に心配のある子が安心して通える施設が早くほしい」との意見に対して村長は、箕輪町が移設する若草園での受け入れを「当面はお願いしていく」とし、「保育園で受け入れるお子さんは、できる限り地域の中で同じように生活させてあげたいというのが私の考え。できる限り保育園で預かりたい」と話した。
「大芝公園が砂利や段差があるのでベビーカーで通りやすくしてほしい」との声には、「今年はキャンプ場を舗装する。年次計画で考えていきたい」と答えた。 -
ガソリンスタンドにAED設置
不特定多数の人が利用することから万一の事故や急病などの際に役立てようと、駒ケ根市のガソリンスタンド5店舗に12日、AED(自動体外式除細動器)が配置された。スタンドへの設置は全国的にも珍しいという。
町四区の信濃燃料(堀内茂彦社長)では事務所内に真新しいAEDを設置し、機器が備えてあることを知らせる看板を壁面の目立ちやすい場所に掲示した=写真。
配置されたAEDは県石油商業組合上伊那支部南部ブロック(池野克洋ブロック長、24事業所)が県の「地域発元気づくり支援金」に応募して採択され、交付を受けた180万円を購入費の一部に充てた。6月には配置に先立ち、機器を置くスタンドの経営者や従業員らを対象にしたAED講習会を開いて使用方法などを学んだ。
AEDは中川村の1事業所にも同日配備された。 -
伊那西高校で14、15日に西高祭
伊那市の伊那西高校の文化祭「第23回西高祭」が14日から始まり、14、15日に一般公開する。
今年は西高生一人ひとりが生き生きと輝いている姿「光彩縲恬D美と躍動の奏縲怐vをテーマに各クラスと文科系クラブなどが作品展示やステージ発表を展開。
3年5組は、昨年に引き続き“命”をテーマとした「かけがえのない命を見つめて」と題した展示を企画。緩和ケア、代理母出産など、生徒たち自身が実際に病院を訪れるなどして学んだ命の現場についてまとめた。また、3年6組は1年生の時に取り組んだチアリーディングに再び挑戦。自分たちで考えた衣装をまとい、バージョンアップしたステージを展開する。
そのほかにも喫茶コーナーでかき氷やサンドイッチ、ドーナツなどを、屋台ではお好み焼き、たこ焼き、フランクフルトなどを販売するなど、盛りだくさんの内容となっている。
14日の一般公開は午後1時縲恁゚後3時半(開祭式・オープニングは午前9時半縲恊ウ午)。15日は午前10時縲恁゚後3時。
各種イベントの場所と時間は次のとおり。
【14日】
◇卓球クラブ招待試合=午後1時、ホール◇新体操クラブの演技発表=午後1時半、体育館◇献血=午後1時半縲恁゚後3時半、受付は保健室
【15日】
◇弓道クラブ招待試合=、弓道場◇3年4組の演劇=午前10時、ホール◇お琴クラブ=午前10時25分、ホール◇バスケットボールクラブ招待試合=午前10時半、体育館◇インターアクトクラブ手話=午後10時45分、ホール
◇1年4組JazzGirls=午前11時10分、ホール◇3年6組チアリーディング=午前11時35分、ホール◇合唱クラブ発表=正午、ホール◇1年5組太鼓演奏=12時半、ホール◇弓道クラブ風船割り=午後1時から、弓道場◇吹奏楽クラブSound for you!!=午後1時15分、体育館◇演劇クラブLACK=午後2時、ホール◇バザー=午前10時縲恁゚前11時半、午後1時縲恁゚後2時半、音楽室 -
みはらしの湯が特製ダチョウオムライスを発売
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」はこのほど、ダチョウ肉を使った新メニュー「みはらし特製ダチョウオムライス」を開発した=写真。開発者の高沢尚人厨(ちゅう)房チーフ(30)は「今回は食べやすいオムライスにした。小さいお子様から幅広い年齢の方に楽しんでもらえれば」と語る。
変わったメニューができないかという要望が発端となった今回は、伊那地域で特産品化に向けた取り組みを進めているダチョウ肉を使ったメニューを考案。ダチョウ肉といえば、ヘルシーさや健康効果が着目されるものの、従来は肉そのものの味を全面に出したメニューが多く、特有のくせを気にする人もいた。そこで今回は、ひき肉状にしたダチョウ肉をオムライスに入れ、カレー味のピラフに炊き込むことで食べやすく仕上げた。また、上にかけるトマトベースのソースにもダチョウ肉を使用している。ひき肉に豚、牛をそれぞれ1割ずつ加えることで“こく”を補っているほか、隠し味としてショウガを使用している。
価格を抑えるため、ダチョウ肉は輸入肉を使用。9月下旬までの販売を予定している。
価格はサラダとセットで850円。食堂の営業時間は午前11時縲恁゚後8時。 -
上伊那大会に向け 伊那市消防団壮行会
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会(15日、伊那市役所西側駐車場)に出場する、伊那市消防団の代表選手のための壮行会が11日夜、同市役所多目的ホールであった=写真。消防団、消防署関係者ら約90人が集まり、代表選手らを激励した。
同大会に出場する代表者は3種目で31人。1日に同所であった選考会で、伊那分団第2部がポンプ車操法の部(6人1組)、手良分団第2部が小型ポンプ操法の部の代表に決定した。ラッパ隊(20人)は混成チームで出場する。
田畑安彦団長は「各選手を支えた仲間、指導してくれた消防署員、そして家族の想いを持って出場してほしい」、小坂樫男市長は「常日ごろの訓練での平常心でいられるかが大事。練習成果を披露するため、ゆとりを持って臨んでほしい」とそれぞれ激励した。
選手代表の春日保手良分団長(48)=手良野口=は「市代表としての責任と期待の重さで身の引き締まる思い。支えてくれた人々に感謝し、自信を持って臨み、優勝を勝ち取ってきます」と決意表明した。
ポンプ車操法、小型ポンプ操法は消火の基本動作の正確性や標的を倒すまでの時間など、ラッパ吹奏は吹奏と規律の総合で競う。伊那市消防団は前年、ポンプ車操法の部で優勝し、県大会に出場している。 -
南箕輪村戦没者慰霊祭
南箕輪村の戦没者慰霊祭が10日、村公民館であった。遺族や来賓など約110人が参列。戦争で命を落とした故人らの冥福を祈るとともに二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓い合い、花を捧げた=写真。
式辞を述べた村社会福祉協議会の堀深志会長は、戦没者らの犠牲の上に今日の繁栄が築かれたことに感謝の意を示し、「諸霊が愛した故郷の山河を守り、戦争の悲惨さ、悲しみを忘れずに語り継いでいきたい」と語った。 また、上伊那郡遺族会の牛山敞司会長は「戦中戦後の記憶が風化し、戦争を知らない世代も多くなっているからこそ、声を大にして戦争の悲惨さを伝えていきたい」と語った。 -
みのわ祭り踊り講習会
28日開催の2007みのわ祭りに向け、踊り部会は9日夜、踊り講習会を町民体育館で開いた。約70人が参加してワクワクソングと箕輪天竜音頭・民謡流しを練習した。
ワクワクソングは踊り部会副部会長の木下順子さんが指導。ワクワクダンシングを踊りやすくアレンジしたワクワクダンシングIIを最初に練習し、その後、ワクワクダンシングも練習した。箕輪天竜音頭は副部会長の大槻博一さんが指導した。
参加者は振り付けを覚えようと講師の手本を真似しながら熱心に練習していた。
講習会は17日も町民体育館である。午後7時からワクワクソング講習会、午後8時から箕輪天竜音頭・民謡流し講習会。
祭り当日、踊りは153号線バイパス会場の東側車道を時計回りに進行する。ワクワクダンシングは午後3時縲・時半。3曲踊り5分休憩の60分流し踊り。箕輪天竜音頭・民謡流しは午後5時縲・時。15分踊り3分休憩。 -
かんてんぱぱで第5回瑞雲墨志会会員展
駒ヶ根市の水墨画家・下平瑞雲さん(81)の率いる教室「瑞雲墨志会」の会員展が16日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。伊那地区会員らの水墨画作品と瑞雲さんの作品合わせて90点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
会員展は例年、県伊那文化会館を会場として長野地区、伊那地区合同で開催してきたが、今年はいつもと違った客層に作品を楽しんでもらおうとかんてんぱぱホールで開催。会場の規模に限りがあったため、今回は伊那地区会員のみの作品を展示した。水墨画のほか、墨彩画、デッサン、模写などといったさまざまな作品が並んでいるほか、木曽地域を題材とした作品も多い。
5回目を数え、年々会員のレベルは向上しており、下平さんの作品6点に加え、県水墨画協会の県展に入選した作品もあるなど、見ごたえのある会員展となっている。
入場無料。午前9時縲恁゚後5時半(最終日は午後4時まで)。
入賞者は次のみなさん
◇一般の部▼優秀賞=森上信勝(伊那市)▼奨励賞=泉沢好子(箕輪町)北原君子(駒ヶ根市)下島よし子(飯島町)那須野睦子(飯島町)
◇模写の部▼優秀賞=高林千尋(伊那市)▼奨励賞=松村清子(飯島町)
◇デッサンの部▼優秀賞=清水征子(飯島町) -
ケーキづくり プロが指導
ミサワ燃料(伊那市西春近、三沢いさを社長)は7日、市駅前ビルいなっせで、ケーキ教室を開いた。市内を中心に約20人の主婦が参加し、同市上牧の菓匠「しみず」のシェフパティシエの清水慎一さん(32)から2種類のケーキの作り方を学んだ=写真。
利用者にガスオーブンのよさを知ってもらい、料理を楽しんでもらうための企画。これまでにパンづくりなどの料理教室を開いていて、ケーキ教室は2回目。前回も清水さんを講師に招いて開いたところ好評だったという。
2種類のケーキは同店頭にも並ぶ、蒸し焼きにしたチーズケーキ「半熟ちーず」と豆乳を使ったプリン「豆腐花(トールーファ)」。清水さんが作り方のデモンストレーションをした後、4、5人の班に分かれて実践した。
清水さんは「お菓子作りは分量、温度などが正確であればおかしなものはできない」などと助言。地元のケーキ職人から直接指導を受けるとあって、参加者は熱心にメモを書き止めながらケーキ作りを楽しんだ。
ミサワ燃料では、今後も年2、3回のペースで料理教室を開いていく考えだ。 -
月見草、宵闇に明るく
飯島町本郷第3の町道や水路沿いで、夕べとなれば、月見草(オオマツヨイグサ)が咲き乱れ、辺りを明るくしている=写真。
近くの会社員、塩沢正治さんが、20年前、中学生の調査で町内では3カ所にしか自生していないことを知り、種を採取し、苗を育て、町道や水路沿いに植え、繁殖させた。今では、数百株に増え、見事に群生している。
花は午後7時半過ぎから最初はゆっくりと、最後にはパッと開く。
塩沢さんは「今年は本数が多いが、草丈は短い。7月末ころまで楽しめる」と話していた。 -
ガースルスカウト26団が7団とお料理交流
お料理をしながら大勢のスカウトと友だちになろう竏窒ニ、ガールスカウト長野第26団(木部則子団委員長)のブラウニー21人は8日、諏訪市で活動する長野第7団のブラウニーとお料理交流をした=写真。
他地区の団と交流するのは今回初めて。規模が小さく、同じ学年しかいない7団のブラウニーに、異なる年齢の子どもたちの中でさまざまなことを学んでほしい竏窒ニの願いから、両団のリーダーが準備を進めてきた。
ブラウニー部門は3年生のキャンプの時しか調理を行わないため、料理づくり交流を企画。班ごとに考えてきたスパゲディーとスープを作るため、さまざまな作業を分担しながら、料理作りを楽しんでいた。
伊那市の太田伶菜ちゃん(8)、宮・ス楓夏ちゃん(8)は「うちではお手伝いしているが、スカウトのみんなと料理するのは初めて。大勢いると楽しい」と話していた。 -
伊那中の演劇班が南信協同の稽古見学
総合的学習の時間で演劇について学ぶ伊那中学校の生徒12人が8日、県伊那文化会館の附属劇団「南信協同」(阿部裕吉代表)の稽古見学に訪れた。
文芸創造講座の一つとして5月から活動を開始した演劇班は、10月の文化祭で舞台発表に臨むことを企画。ただ発表するだけでなく、本格的な舞台にしたい竏窒ニ、以前から伊那中とつながりのある南信協同に依頼し、舞台づくりの基本から教えてもらうこととなった。
同劇団の演出家を務める斉藤望さんは、8月の公演「幽霊はここにいる」のために準備している舞台装置の模型や発声などについて説明。「遠くに声を飛ばすための発声練習はどうやるのですか」という生徒の問いかけに対しては「演劇にとって一番大切なことは何を相手に伝えたいか。そこに集中して伝えていくことが大切」として、観客に聞こえるように発声することがすべてではないということした。
また、体の力を抜いて演技に臨むことの大切さを指摘し、力の抜き方を紹介。全身の力を抜いた状態の劇団員の足を持ち上げた生徒は「ものすごく重い感じがした」と話していた。