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南信工科短期大学校 23人が卒業
南箕輪村の、南信工科短期大学校の卒業式が14日に行われ、23人が卒業しました。
卒業式には、専門課程の機械・生産技術科10人、電気制御技術科11人、短期課程機械科の2人が出席し、武田三男校長から卒業証書が手渡されました。
武田校長は「ここで学んだことは大きな財産です。自信を持って様々な課題に取り組み、この地域の産業を引っ張ってください」と激励しました。
卒業生を代表して、松井優弥さんは「2年間で学んだことを活かして、それぞれの舞台で活躍することを誓います」と話していました。
今年度は、専門課程で就職を希望する、19人全員の内定が決まっていて、このうち上伊那地域に就職するのは12人だということです。
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NPO法人やればできる 南箕輪中生に卒業記念品贈る
障害者や高齢者に働く場所や社会経験の場を提供している、南箕輪村のNPO法人やればできるは、南箕輪中学校の3年生に卒業記念品を14日に贈りました。
この日は、NPO法人やればできるの事業所の利用者3人が南箕輪中学校を訪れ、代表生徒6人に記念品を手渡しました。
贈ったのは、村のイメージキャラクター、まっくんをモチーフにした鹿の革のキーホルダーと、マスクです。
やればできるの事業所の利用者が作ったもので、梱包までを行いました。
卒業記念品の贈呈は去年から行っていて、今年は村内25の企業から協賛を募り、南箕輪中学校と伊那養護学校の卒業生分の212セットを贈りました。
やればできるでは「今後も村内の企業と協力し、障害者の仕事を作り出すとともに、子どもたちに村の良さを知ってもらう機会を作りたい」と話していました。
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新山小6年生 獅子舞披露
伊那市の新山小学校の6年生は6日、伊那市長谷の高齢者福祉施設デイサービスセンターやすらぎを訪れ、獅子舞を披露しました。
6日は、新山小学校6年生10人が3年間取り組んできた獅子舞を利用者に披露しました。
児童は4年生の時に総合学習の時間で伊那地域の文化を学び、獅子舞に興味を持ったということです。
伊那市富県の「歌舞劇団田楽座」や「貝沼獅子舞保存会」から獅子舞を教わったということです。
段ボールでつくった獅子頭を使って、オリジナルの獅子舞を披露しました。
交流を深めようと、お手玉をつかったゲームをしました。
児童と利用者がペアになり、だるまのイラストが書かれた的に向かってお手玉をなげました。
デイサービスセンターやすらぎでは、小学生との交流をこれからも続けていきたいと話していました。
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歴史博物館特別展「伊那のお寺と仏教文化」
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で、第78回特別展「伊那のお寺と仏教文化」が開かれています。
初日のこの日は、オープニング式典が開かれ、伊那市教育委員会や歴史博物館の関係者など27人が参加しました。
会場には、仏画や仏像、書画など40点が並んでいます。
こちらは伊那市高遠町藤沢の廣勝寺で保管されている「十六善神図」です。
仏教の教えが書かれた経典「大般若経」を守る釈迦三尊などが描かれています。
江戸時代に描かれたもので、鉱物や金を混ぜた絵の具を使い、色鮮やかなのが特徴です。
展示品は宗派の異なる市内9つの寺院などに保管されています。
今回の特別展は市内の仏教文化について理解を深めてもらおうと企画されたものです。
特別展「伊那のお寺と仏教文化」は6月18日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
入館料は一般400円、高校生以下は無料です。
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箕輪西小学校 6年生を送る会
18日の卒業式を前に、箕輪町の箕輪西小学校で9日に6年生を送る会が開かれました。
送る会は、6年生に感謝の気持ちを伝え、最後の思い出作りをしようと児童会が企画したものです。
学年ごとにリコーダーの演奏や、歌などを披露していました。
4年生は文字の穴埋めクイズを出題し、正解者には至福の時間として肩もみをしていました。
クイズは全部で5問あり、正解の文字を並べるとありがとうになりました。
5年生は、ひとりひとりへ思い出や感謝の言葉を伝えました。
6年生はお礼として、劇を披露しました。
箕輪西小学校の卒業式は18日に行われ、15人が学び舎を巣立ちます。
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箕輪中 JICAエッセイコンテストで学校賞
箕輪町の箕輪中学校は、国際協力機構JICAの国際協力エッセイコンテストで学校賞を受賞しました。
7日は、JICA駒ヶ根の竹内岳さんが箕輪中学校を訪れ、赤羽隆校長に賞状を手渡しました。
JICAでは中学生・高校生を対象に開発途上国と日本の関係について理解を深めてもらおうと毎年エッセイコンテストを開いています。
箕輪中学校では今年度1年生から3年生の69人が応募しました。
学校賞は60人以上が応募した学校などに贈られるものです。
赤羽校長は「生徒が世界とのつながりに目を向ける良い機会となった」と話していました。
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伊那小5年忠組 報道について学ぶ
伊那市の伊那小学校の5年忠組は、社会科の授業の一環で、伊那ケーブルテレビの会社見学を8日に行いました。
この日は、5年忠組の児童30人が伊那ケーブルテレビを訪れ、2班に分かれて番組制作や報道について学びました。
忠組では、社会科のメディア学習の一環で報道について学んでいます。
児童たちは、取材を受ける側、発信する側両方について学ぶため、2月にクラスで取り組むラーメン作りの取材を受けました。
今回は、番組がどのように作られているかを知るため会社見学を行いました。
児童たちは、アナウンサー、カメラマンなどに分かれ、実際の番組収録を体験していました。
収録のあとは、完成した映像を全員で確認していました。
忠組では、「今回の体験で、普段何気なく見ている番組の見方が変わり、作り手の努力などを感じたい」と話していました。
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園児が藤沢川にアマゴを放流
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児は、藤沢川にアマゴ400匹を放流しました。
8日は高遠第2第3保育園の年少から年長園児23人が高遠町老人福祉センター近くの川岸からアマゴを放流しました。
このアマゴの放流を企画したのは、天竜川漁業協同組合と長野県企業局です。
天竜川漁協と県企業局は、河川の環境保全と水力発電の供給拡大に関する連携協定を去年3月に結んでいます。
アマゴの放流は、園児にも河川に親しんでもらおうと、この協定の一環で行われました。
8日は体長20センチ程のアマゴ400匹を放流しました。
なお、アマゴを放流した藤沢川の水は、高遠さくら発電所と改修工事が行われている春近発電所で水力発電に利用されています。
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高校入試後期選抜 上伊那でトラブルなし
高校入試後期選抜試験が、県内の公立高校で7日一斉に行われました。
上伊那の高校でも試験が行われ、県教育委員会によりますと、トラブルはなく無事終了したということです。
伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、朝8時頃から受験生が訪れていました。
伊那弥生ケ丘高校は200人の募集に対し208人が志願していて、倍率は1.04倍となっています。
長野県全体では9,931人が志願していて、上伊那8校では872人が志願しました。
長野県教育委員会によりますと、上伊那の高校でトラブルの報告はないということです。
辰野・箕輪進修・高遠・赤穂定時制ではあす面接試験がおこなわれます。
後期選抜試験の合格発表は17日となっています。
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伊那新校の学習空間を考える
長野県教育委員会は、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編・統合する伊那新校の校舎や学習空間を考えるワークショップを伊那市の創造館で5日に開きました。
5日は、伊那北高校の生徒や教員、地域住民など50人が参加し、伊那新校の学習空間などについて考えました。
参加者は「一人で集中して学べる個別の空間が必要だ」「多様なニーズに答えられる空間をうまくつくれたら良い」などと話していました。
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編・統合する伊那新校は、令和10年4月に開校する計画です。
ワークショップは5月までの全4回を予定していて、次回は27日に開かれます。
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長谷小3年生 中尾座で「孝行猿」披露
伊那市長谷の長谷小学校3年生は、長谷に伝わる民話「孝行猿」を題材にした演劇をきょう、中尾座で披露しました。
孝行猿は、猟師の勘助が母猿を仕留め家の囲炉裏に吊るしていたところ、夜中に子猿が家を訪れ、手を火にかざしては母親を暖めようとします。
その姿に心打たれた勘助は、母猿の墓を作り供養したという、親子の愛情を描いた物語です。
長谷小学校では毎年3年生が孝行猿について学んでいて、去年9月の授業参観でもこの劇を披露しましたが、地域住民にも見てもらおうと、中尾座を借りて発表を行いました。
会場にはおよそ70人の地域住民や保護者が訪れました。
最後には、おひねりが飛び交い、盛大な拍手が送られました。
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卒業式シーズン 弥生201人が巣立つ
卒業式シーズンを迎え、上伊那地域では高校の卒業式が1日から始まりました。
マスク着用については個人の判断にまかせられましたが、伊那市の伊那弥生ケ丘高校ではほとんどの生徒が着用したまま式に臨みました。
伊那弥生ケ丘高校では今年度、男子83人、女子118人の201人が卒業を迎えました。
松村明校長から、各クラスの代表者に卒業証書が渡されました。
式は、新型コロナ感染防止のため在校生は参加せず、規模を縮小して行われました。
生徒と教職員はマスクの着用については、個人の判断となっていて、弥生ではほとんどの卒業生がマスクを着用していました。
卒業生を代表し唐澤利海さんが挨拶をしました。
松村校長は「困っている人に寄り添い、失敗を恐れずチャレンジしてほしい。人との出会いを大切に、周りの人を幸せにできる人になって下さい」と式辞を述べました。
式が終わると、各クラスでは最後のホームルームが行われました。
3年A組では、担任の野中学教諭から一人ひとりに証書が手渡されました。
伊那弥生ケ丘高校では今年度卒業生4人が就職、その他の卒業生は進学を希望しています。
上伊那の高校の卒業式は2日と3日にそれぞれ3校、4日に1校で行われます。
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高校入試 後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、7日に行われる公立高校後期選抜試験の志望変更受付締め切り後の志願者数を1日発表しました。
辰野です。
普通は48人に対し48人が志願し1倍。
商業は20人に対し19人で0.95倍です。 -
上の原保育園が平和学習
伊那市の上の原保育園は平和の大切さを学ぶ平和学習を2月13日行いました。
平和学習では年長の38人が話を聞きました。
篠平明美園長が講師を務め、地域の歴史から戦争や平和について写真を見ながら説明をしました。
平和学習は上の原保育園を育てる会が続けていましたが、新型コロナの影響で園長が代わって行いました。
上の原保育園は旧陸軍の伊那飛行場滑走路のあった場所に建てられています。
現在も園舎の隣りには格納庫の跡が残っています。
上の原保育園では平和の大切さについて知ってもらおうと毎年、平和学習を行っています。
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春富中2年生 中殿島歩道橋に横断幕設置
伊那市の春富中学校2年生は通学路の県道にある中殿島歩道橋に、交通安全啓発の横断幕を25日に設置しました。
この日は、中殿島歩道橋で横断幕設置式が行われました。
春富中の2年生は、去年から伊那市や国土交通省、道路舗装を手掛ける東京都の大成ロテック株式会社などと、通学路の危険箇所などを調べ安全対策について考えています。
生徒たちの通学路の中殿島歩道橋付近は坂になっていて、車がスピードを出して危ないことから、交通安全啓発の横断幕を設置しました。
横断幕の言葉やイラストは、運転手の気持ちによりそったものにしたということです。
春富中学校では今後、地域住民や周辺企業に横断幕の感想など、アンケート調査をおこなうということです。
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上農生 測量を学ぶ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、最新の技術を使って測量について学ぶ実習を1月19日に行いました。
実習にはコミュニティデザイン科里山コースの2年生15人が参加しました。
南信地域の測量業者でつくる長野県測量設計業協会南信支部に加盟している企業の11人から、実際の現場で使用している機器を使って測量を教わりました。
生徒達は4つの班に分かれ、トータルステーションと呼ばれる機器を使い、水平方向の距離と角度、高低差を測定しました。
また、ドローンを使った測量も体験しました。
生徒たちは上空から写真を撮影することで、3次元の図面が取れることを学んでいました。
ある生徒は「最新の技術が備わった機器のため、操作が簡単で使いやすかった。実際の現場で使用している機器に触れることができ、貴重な経験だった」と話していました。
実習は南信支部と県建設部が合同で開いたもので、今回で15回目です。
南信支部では、この実習をきっかけに建設産業に関心を持ってもらえればうれしいと話していました。
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高校入試後期選抜志願者数 発表
長野県教育委員会は、高校入試後期選抜志願者数を22日に発表しました。赤穂の商業は1.23倍となっています。
辰野です。
普通は48人に対し47人が志願し、0.98倍。
商業は20人に対し16人で0.8倍です。 -
フルートアンサンブルコンサート
上伊那のフルート愛好家でつくる伊那フルートアンサンブルの第20回コンサートが12日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
コンサートには、伊那フルートアンサンブルのメンバー18人が出演しました。
今年のテーマは冬が去り、春が訪れることを表す四字熟語「一陽来復」です。
春や希望に関連したクラッシックや歌謡曲、ゲーム音楽など21曲を、低音・高音の5種類のフルートを使って演奏しました。
新型コロナの影響で去年は中止となっていて、従来の観客を入れての開催は3年振りとなりました。
伊那フルートアンサンブルでは、「演奏を聴いて少しでも明るい気持ちになってもらいたい」と話していました。 -
伊那ロータリー顕彰 梅垣さんと宮下さん受賞
伊那ロータリークラブは、長年にわたり、伝統文化やスポーツの分野で青少年育成に貢献したとして、伊那市の梅垣佐知子さんと宮下成彰さんにロータリー顕彰を16日に贈りました。
この日は、伊那市のくぬぎの杜で創立記念定例会が開かれ、2人に顕彰が贈られました。
美篶の梅垣さんは現在92歳で、40年にわたり、地元の子供たちに詩吟や剣舞を教え、伝統文化継承と青少年育成に貢献しました。
中央の宮下さんは、去年まで行われていた中学生野球の「伊那ロータリ―杯」の事務局長を20年務め、上伊那の野球の振興と発展に貢献しました。
伊那ロータリークラブでは、毎年地域の発展や文化継承などに貢献した人を表彰していて、今回で44回目となりました。
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高遠城ゆかりの品 県宝指定へ答申
長野県文化財保護審議会は、宮田村の小田切家が所蔵する高遠城のゆかりの品106点を、新たに県宝に指定するよう、県教育委員会へきのう答申しました。
県宝へ指定するよう答申されたのは、宮田村の小田切康彦村長が所蔵する「高遠城二ノ丸厩稲荷本殿と上家、奉納品類」106点です。
これらは、ニノ丸にあった厩に祀られていた稲荷社の本殿など にあったとされる品々です。
廃城当時、厩に勤務していた小田切家に伝わったとされています。
審議会では、これらの品々は藩士の御厩稲荷(おうまやいなり)への信仰を知る事ができ、高遠藩や高遠城の歴史を知るうえで極めて貴重な資料だとしています。
県宝への正式指定は、次回の県教育委員会の定例会で決定し、県報に告示されます。
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東春近小150年に向け 湯澤さんと歌作り
伊那市の東春近小学校の子ども達は、学校OBでシンガーソングライターの湯澤かよこさんと創立150周年を記念した歌を作っています。
15日は湯澤さんが学校を訪れ、子ども達と歌詞づくりを行いました。
このうち、3年生の授業では子ども達がプリントの中から歌詞に入れてほしい言葉を選んでいました。
言葉は、全校児童から出された学校のイメージや思い出をキーワードにしたもので、湯澤さんが30個に絞り込みました。
歌づくりは、創立150周年事業の一環で行われています。
湯澤さんは東春近小の卒業生という事もあり、学校が記念の歌の制作を依頼しました。
15日は、湯澤さんが持ち歌も披露しました。
今後は、湯澤さんがメロディーや歌詞の候補を作り、子ども達と一緒に完成させるという事です。
お披露目は11月の150周年記念式典で行われます。
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上伊那の企業合同 インターンシップ
上伊那企業が合同で大学生などを対象にした職場体験を実施する、インターンシップスーパーウィーク2023が15日から始まりました。
インターンシップは上伊那の製造業や金融業など36社が参加しています。
このうちアルプス中央信用金庫駒ヶ根研修センターには、県内外の大学に通う3人が訪れました。
学生たちは、実際に店舗で使われている機械を使い、入出金の操作を体験していました。
インターンシップスーパーウィークは、1日の仕事体験を通して地元企業を知ってもらおうと、伊那職業安定協会が開いたものです。
上伊那の企業が期間を集中して職場体験の場を設けることで学生は期間中、複数の企業を訪れることが出来ます。
15日から28日までの期間中、上伊那の36社で1日仕事体験が出来るということです。
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高校入試後期選抜 募集人員発表
長野県教育委員会は令和5年度入学の公立高校後期選抜の募集人員を15日発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は、普通48人、商業20人。
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高校入試前期選抜 合格発表
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表が10日に行われ、合格した受験生に一足早い春が訪れました。
前期選抜試験は2日に県内一斉に実施され、5,408人が受験し3,676人が合格しました。
上伊那では558人が受験し382人が合格しています。
後期選抜試験は3月7日に実施され、合格発表は17日の予定です。
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高遠藩の遺産 小中学生が見学
千曲市の県立歴史館で、入場を無料にする歴史館パートナーの日「KOAの日」が1月22日に開かれ、上伊那の小中学生の親子が歴史の一端に触れました。
県立歴史館では、高遠藩に焦点をあてた冬季企画展が現在開かれています。
電子部品製造のKOAが「歴史館のパートナーの日」として入場無料で上伊那の小中学生を招待しました。
参加したのは、親子34人で、職員から展示物の説明を受け、高遠藩が地域に残した遺物の意味について考えました。
歴史館入口ロビーには、KOAの企業紹介コーナーも用意され、地元企業が製造する電子部品についても学びました。
見学の最後には、質問タイムが設けられ、笹本正治特別館長が参加した子どもたちの質問に応えていました。
県立歴史館の冬季特別展「高遠藩の遺産~最後の藩主が残したもの~」は、2月26日まで開かれています。 -
伊那西高校演劇クラブ 2月公演
伊那市の伊那西高校演劇クラブはオリジナル作品「あいまいみぃまいん」を5日に南箕輪村民センターで上演しました。
上演したのは演劇クラブのオリジナル作品「あいまいみぃまいん」です。
何をするのにも自信が持てない主人公の少女が高校受験に失敗し、1年後の再受験を目指して一人暮らしを始めます。
そこに以前助けた捨て猫が現れ一緒に暮らし始めます。
母親との関係がうまくいかない少女は猫との暮らしを通して自分自身と向き合い、新しい自分の生き方を見つけていくというストーリーです。
伊那西高校の演劇クラブは、毎年この時期に公演を伊那市の伊那文化会館で行っていますが、今回は会館が工事中のため、会場を村民センターに変更して行いました。
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南箕輪中学校 ウクライナへ寄付
南箕輪村の南箕輪中学校地区生徒会は、ウクライナを支援するために校内で募金活動を行い、集まった4万4148円を寄付します。
7日は生徒が村役場を訪れ、藤城栄文村長に募金を手渡しました。
連日の報道を受け自分たちも何かできないかと、ウクライナに支援するため、地区生徒会では去年12月に保護者や生徒から募金を集めました。
募金は、日本赤十字社を通して救援活動に役立てられるということです。
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だるま市を前に人形飾りの準備進む
江戸時代から続くとされる伊那市高遠町のだるま市が、11日土曜日に鉾持神社参道で行われます。
地域の福祉施設や保育園では、会場周辺に展示する人形飾りの準備が進められています。
現在製作が進められているのは、高さ1m30cmほどのうさぎのだるまです。
人形飾りづくりは、伊那市の介護予防事業「ひまわり会」の活動の一環として行っていて、特別養護老人ホームさくらの里の利用者と職員も参加しています。
段ボールと新聞紙を使って形にし、習字紙をのりで貼りつけていきます。
だるま市は、毎年2月11日の鉾持神社の祈年祭に合わせて開かれています。
新型コロナの影響で2年連続で中止となっていましたが、今年は3年ぶりに開催されます。 -
中尾歌舞伎保存会が化粧体験教室
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、歌舞伎の化粧体験教室を5日に中尾座で開きました。
教室に参加したのは一般から募集した5人と保存会の会員あわせておよそ20人です。
講師は保存会で化粧係を務めている大木島さや香さんです。
参加者は白塗りを刷毛を使い施しました。
その後、見本を見ながら専用の紅と墨で自分の気に入った隈取に挑戦していました。
保存会では中尾歌舞伎に興味を持ってもらおうと化粧体験を企画しました。
また保存会の会員の勉強会も兼ねて行われました。
中尾歌舞伎の春季定期公演は4月29日を予定しています。
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戦国バッグづくり講座
戦国時代の武将のサインや朱印をあしらった世界に一つだけのマイバッグを作る催しが、伊那市の伊那公民館で、4日に開かれました。
戦国時代の武将のサインにあたる「花押」、そして朱印。
織田信長の「天下布武」と書かれた朱印、武田勝頼の朱印などが用意されました。
参加者は花押や朱印をはさみで切り、無地のエコバッグにアイロンを使ってプリントしていました。
また、缶バッヂも作りました。
市内で保管されている古文書をデータ化し、活用する事業の一環です。
講座には、小学生から70代まで20人が参加しました。
人気の講座で、すぐに定員に達したということです。
この催しは、市民が歴史に興味をもち学習するきっかけにしてもらおうと、伊那市教育委員会が初めて開いたものです。
この催しは、18日(土)にも、高遠町図書館を会場に開かれる予定です。すでに定員に達しています。