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西春近南小学校で音楽会
伊那市の西春近南小学校で24日音楽会が開かれ、児童たちが練習してきた成果を披露しました。
音楽会では1年生から6年生までおよそ120人がステージに立ちました。
このうち2年生はクラス21人による音楽劇21ぴきのネコを披露しました。
音楽会で使われたピアノは創立150周年記念として地域住民などからの募金により購入されたものです。
音楽会では合唱や合奏、合わせて15曲が披露され訪れた保護者が演奏に聞き入っていました。
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伊那市在住外国人 七夕交流会
伊那市在住の外国人に日本の文化を知ってもらおうと、長谷黒河内の「蔵の宿みらい塾」で、七夕交流会が4日に、開かれました。
4日は、伊那市などでALTをしているジャマイカ人の女性3人と地域おこし協力隊ら合わせて8人が交流会に参加しました。
七夕交流会ではゆかたを着て短冊に英語で願い事を書き、笹の葉に吊るしていました。
この交流会は伊那市の地域おこし協力隊の金子麻未さんが日本の文化を知ってもらおうと企画し、開いたものです。
金子さんは「日頃できない経験をしてもらい、日本をもっと知ってもらえたらうれしい」と話していました。
飾り付けられた笹は、伊那市役所1階のロビーに今週いっぱい飾られるということです。
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令和10年度 市の小中学生500人余減少
伊那市内の小中学校の児童・生徒の数が、令和4年度には、合わせて5,189人なのに対し、令和10年度には4,673人と、500人余り減少することがわかりました。
これは、30日に市役所で開かれた、伊那市教育委員会の6月定例会で報告されました。
児童生徒数は、今年度5月の学校基本調査をもとにした数字です。
令和4年度には、児童数は3,370人、生徒数は1,819人、合計5,189人ですが、令和10年度には児童数は2,978人、生徒数は、1,695人、合計4,673人に減少する見込みです。
学級数も合計で267から、258学級に減少する見込みです。
教育委員からは、「今後10年、20年を見据えた検討が必要だ」「移住定住により、見込み数よりも児童数が多くなった学校もあるので、今後の取り組みが大切だ」といった意見が出されていました。
また、今年度の中学校の集団登山の計画案についても示されました。
新型コロナの影響で、山小屋への宿泊が難しく、伊那中、東部中、西箕輪中は、日帰りとしますが、春富中、高遠中では、1泊2日のコースを予定しているということです。
長谷中は、隔年実施で、今年度の実施はありません。
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上農の動物コース3年がシカの食肉処理見学
南箕輪村の上伊那農業高校の生命探究科・動物コース3年生は、わなにかかったニホンジカの食肉処理を17日に見学しました。
わなにかかったニホンジカを上農高校の食肉処理室に動物コース3年生18人が運び解体が行われました。
授業ではシカを吊るして頭を落とし、洗浄までを行いました。
シカは伊那市新山の山林で17日の朝捕獲されたということです。
生徒たちは授業の中で、仕留めるところから解体までの流れを見学しました。
血抜きをされて運ばれたシカはメスで、体重は39キロだということです。
上農高校は5月にシカの解体から加工・販売までを行える食肉処理室を開設しました。
授業のあと、畜産班が皮を剝ぎ取り、ブロック肉に加工していきました。
上農高校ではこれまで畜産班の生徒がシカの解体や加工を行っていましたが、授業としては初めて行ったということです。
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田楽座 1年半ぶりに高遠公演
伊那市富県を拠点に活動している歌舞劇団田楽座の高遠公演が、高遠町総合福祉センターやますそで、12日に行われました。
公演では、日本各地の伝統芸能をアレンジした太鼓や踊りなど、12演目を披露しました。
2020年に始まった高遠公演は、新型コロナの影響でおよそ1年半ぶりとなりました。 -
オケと合唱団が共演 バラ香るコンサート
上伊那のアマチュアオーケストラと小学生から高校生までの合唱団が共演するコンサート「オーケストラと奏でよう~バラの香にのせて~」が、伊那市の伊那文化会館で26日に開かれました。
コンサートには、伊那フィルハーモニー交響楽団や駒ヶ根子どもオーケストラ、上下伊那の小学生から高校生でつくる特別こども合唱団、総勢200人が出演し、10曲を披露しました。
伊那文化会館では、バラの季節にあわせ、去年6月に南信4つのオーケストラによるコンサートを予定していましたが、新型コロナの影響で中止となったため、今回改めて子どもたちを交えたコンサートを企画しました。
「バラの香にのせて」というタイトルに合わせ、文化会館のロビーには、伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラが飾られていました。
コンサートではほかに、伊那市出身で桐朋学園大学を卒業したピアニスト、小沢さちさんも出演し、2曲を披露しました。
「オーケストラと奏でよう~バラの香にのせて~」の模様は、8月にご覧のチャンネルで放送予定です。
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富県小学校の児童が麦刈り体験
伊那市の富県小学校の4年生と貝沼区の住民でつくる貝沼の自然環境を守る会のメンバーは27日に学校近くの畑で麦刈りを行いました。
この取り組みは富県小と富県保育園、地域住民の3者が連携して、農業や食育を通じて地域づくりをしようと進めているもので、およそ40人が参加しました。
作業の途中からは園児たちも刈り取った麦を運んでいました。
麦の品種は小麦の「ハナマンテン」で2021年10月に児童と園児が一緒に種まきをしました。
今年の麦は去年と比べて天気が良かったことから、出来が良いということです。
今回収穫した麦からは40キロほどの小麦粉がとれるということです。
富県小では、小麦粉を使ってクッキーなどを作る計画です。
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伊那西高校文化祭「西高祭」始まる
伊那市の伊那西高校の文化祭「西高祭」が、25日から3日間の日程で始まりました。
25日はステージ発表が行われ、お箏クラブや合唱クラブなどが日頃の活動の成果を披露しました。
今年の西高祭のテーマは、「Challenger~未知なる宇宙を切り拓け~」です。
今年は、3年ぶりに各クラスの展示とクラブ発表が、来場者を保護者に限定して行われます。
26日は、クラス展示とクラブ発表が、27日はスポーツフェスティバルが行われます。 -
伊那西小学校で熊について学ぶ学習会
学校近くで熊の目撃が多い、伊那市の伊那西小学校で学習会が23日に開かれ、児童は熊に出会った場合の対応などを学びました。
学習会は学区内で熊が出没することがあることから、児童に対応を身につけてもらおうと伊那西小が2年に1度開いているものです。
講師は信州大学山岳科学研究拠点の瀧井暁子助教が務めました。
瀧井さんは「熊は人間をめったには襲わない。バッタリと出会ったときに自分の身を守ろうと襲う習性がある」と話していました。
学習会では熊のぬいぐるみが登場。
「熊に出会った場合はうつぶせになり、手で頭や首を守るように」と説明し「大声を出さず、ゆっくりと離れてください」とアドバイスをしていました。
23日は熊の毛皮と頭蓋骨も並べられ、児童たちは実際に触って感触を確かめていました。
伊那市によりますと今年の熊の目撃情報は4月から23日現在で20件あり、西春近地区で多いということですが、けがの被害はないということです。
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南箕輪小 南信工科短大の協力で立体日本地図
社会科で都道府県について学習している南箕輪村の南箕輪小学校の4年2組は、南信工科短大に依頼し作ってもらった日本地図の立体模型を21日受け取りました。
こちらは長野県の立体模型です。
大きさは216万分の1で、高さも再現されています。
21日は南箕輪小4年2組の児童33人が南信工科短大を訪れ、3Dプリンターでの製作の様子を見学しました。
南箕輪小学校では、今年度から南信工科短大との共同授業を行っています。
4年2組は、去年社会科の授業で南箕輪村のジオラマを製作していて、今年度はそれを発展させようと南信工科短大の協力のもと都道府県の立体模型を作ることにしました。
35人の児童が1人1つの県を担当し、国土地理院の3Dデータをダウンロードし、南信工科短大の中島一雄教授が製作しました。
中島教授は「標高が低い県は20分から30分で完成しますが、長野県は標高が高いので、できあがるまで2時間かかりました」などと説明していました。
今後4年2組では、この立体模型に色付けをしていくということです。
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企画展「江副行昭の世界展」 信州高遠美術館ではじまる
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、伊那谷ゆかりのガラス工芸作家・江副行昭さんの作品を展示した企画展「江副行昭の世界展」が19日から始まりました。
会場には熔壌ガラスなど、江副さんの作品60点余りが展示されています。
こちらは1991年に制作された「熔壌緑彩斑点文様 水指」、こちらは2010年の「熔壌斑文渦巻鶴首 花入」でどちららも江副さんの代表的な作品だという事です。
江副さんは高遠でとれた土をガラスと混ぜ溶かしてつくる熔壌ガラスを考案しました。
1982年から、高遠町と長谷でおよそ40年間、創作活動をしてきました。
高齢になった事もあり、3月にアトリエを閉鎖し、現在は埼玉県で暮らしています。
アトリエの閉鎖に伴い、作品26点を伊那市へ寄贈しました。
今回の展示は、伊那谷ゆかりの江副さんの作品を多くの人に見てもらおうと企画されました。
江副行昭の世界展は、9月18日まで信州高遠美術館で開かれています。
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上伊那の高校3年生対象 企業勉強会
上伊那を中心とした高校3年生が対象の企業勉強会が14日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
勉強会には、上伊那を中心に、8校およそ240人が参加しました。
企業は、上伊那などから36社が参加しました。
生徒たちは人事の担当者や若手社員から直接その企業の魅力について話を聞いていました。
この勉強会は中南信で地元企業の紹介冊子を作っている「株式会社つなぐ」が開いたものです。
上伊那で開かれるのは初めてだということです。次回は来年1月頃の開催を予定しています。 -
春富中 通学路の安全について考えるワークショップ
伊那市が進める安全で快適な道路空間を整備する取り組みの一環で、通学路の安全を考えるワークショップが15日、春富中学校で開かれました。
この日は、2年生が4つの班に分かれ安全な通学路の在り方について学びました。
このうち、道路の看板作りの班では、スピードを出して走ってくるドライバーへ向けて、どのような看板を作ればいいかという課題で、デザインを製作しました。
生徒たちは、実際の通学路を見ながら、色や言葉を考えていました。
また、看板設置には、屋外広告物条例も考慮する必要があるということで、場所や設置方法なども話しあっていました。
このワークショップは、伊那市と道路舗装を手掛ける東京都の大成ロテック株式会社が行う安全で快適に移動できる道路空間を整備推進するシステム構築の取り組みの一環で開かれたものです。
春富中学校では「なぜその場所が危ないのかを考え、自分達が暮らす街を守っていってほしい」と話していました。 -
南箕輪中学校 ウクライナ支援で募金活動
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒は、ウクライナを支援するため募金活動を行い、44,656円が集まりました。
15日は、南箕輪中学校の生徒5人が村役場を訪れ、藤城栄文村長に募金箱を渡しました。
南中では、2年生がウクライナのためにと声を上げ、交流委員会が全校に呼び掛けました。
毎朝生徒玄関口で募金活動を行い、5月16日からの3日間で
44,656円が集まったということです。
募金は日本赤十字社を通して救援活動に役立てられるということです。 -
子どもが相談しやすい環境を SOSカード配布
伊那市は、子どもたちが安心して安全に過ごせることを応援する、子ども相談室SOSカードを配布し、相談しやすい環境づくりを進めます。
SOSカードは、いじめや家庭内のことを相談しやすいよう、相談先の番号が記載されています。
このカードを市内およそ560人の小学6年生に配布し、相談しやすい環境づくりを進めていくということです。
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高遠高校 SDGsを学ぶ
伊那市高遠町の高遠高校の1・2年生は、持続可能な開発目標SDGsについてを5月31日に学びました。
授業は学年を5つのグループにわけて様々なテーマで行われました。
こちらのグループはカンボジア在住で、青年海外協力隊の、高木大作さんとオンラインで繋いで
話を聞きました。
高木さんは身の回りのものの生産過程で多く水を使用するものは何か、という問題を出題しました。
生徒たちは多く水を使うと思われる順に写真を並べていました。
一番多く水を使用しているのはTシャツでした。
高木さんは「発展途上国は水の使用について制限があります、身の回りのことから世界との関わりについて思いを巡らせてみましょう」と話していました。
この授業は、高遠高校の生徒が1年を通して高遠町の魅力を再発見する、総合的探究の時間に繋げようと行ったものです。
SDGsに関する授業を行うのは初めてだということです。
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弥生の卒業生 匿名で100万円を寄付
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の卒業生が、コロナ禍で活動が制限されている生徒たちのために使ってもらおうと、100万円を匿名で同窓会に14日寄付しました。
14日は、伊那弥生ケ丘高校同窓会常任理事の塩澤康一さんが学校を訪れ、下島典子同窓会長と松村明校長に、預かった100万円を手渡しました。
「コロナ禍でクラブ活動や行事に制限がかかる中、生徒たちのために役立ててもらいたい」と、面識のある塩澤さんに寄付金を託したということです。
匿名での寄付は去年に続き2年目で、寄付金額は合わせて200万円となります。
寄付金の使い道は、同窓会と高校で話し合って決めるということです。
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平澤真希さん ウクライナ支援でリサイタル8月に
伊那市出身のピアニスト平澤真希さんによるウクライナ支援のピアノリサイタルが8月27日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
収益はウクライナ難民を受け入れているポーランドに贈る計画です。
11日は、平澤さんとリサイタルを企画したNPO法人クラシックワールド事務局長の北沢理光さんが記者会見を開き来場を呼び掛けました。
平澤さんは、1993年から16年間ポーランドを拠点に音楽活動を行っていました。
ウクライナでも地元のオーケストラと一緒に演奏をしたことがあるということです。
今回ウクライナの支援につなげようと、難民を受け入れているポーランドに収益を贈ることにしました。
リサイタルでは、ポーランドの作曲家ショパンやシマノフスキの曲などを演奏します。
リサイタルは、8月27日(土)午後2時から、場所はニシザワいなっせホールです。
入場料は一般2,000円、高校生以下1,000円で、収益はポーランドに贈られます。
(チケット:伊那市生涯学習センター78-5801)
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村内小中学校のLGBTQによる環境整備を検討
南箕輪村教育委員会は小中学校の性の多様性LGBTQの生徒への対応について、必要に応じてプールの更衣室などの環境を整備したい考えを示しました。
南箕輪村議会6月定例会の一般質問が9日、役場で行われ、小中学生を対象にした性の多様性LGBTQの教育について議員からの質問がありました。
それに対し、清水閣成教育長は「小中学校の多目的トイレやプールの更衣室の整備など状況に応じて環境を整えていきたい」と答弁しました。
清水教育長はLGBTQについて「小学校では道徳の授業で、中学校では性教育や人権教育の中で学習している。生徒には、性の多様性を認め合うことを学んでいってほしい」と話していました。
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高遠藩校の学びの精神を現代に「進徳館の日」
高遠藩の藩校「進徳館」の学びの精神を現代に伝える第28回 進徳館の日の行事が、5月28日伊那市高遠町で行われました。
進徳館の日の行事では、まず、進徳館にある五聖像の前で、関係者が集まり拝礼が行われました。
進徳館は、江戸時代の終わりに開校した高遠藩の藩校です。
実学を重視した教育で、現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二など多くの教育者や政治家を輩出しました。
式典は、高遠閣で行われ、進徳館の教育がどのように現代に受け継がれているかについて、基調講話や学習発表が行われました。
高遠小学校の下島 弘子校長は、「種や苗の観察をして植え付けたり、まちを探検して地図をつくるといった学習を行っている」と子どもたちの様子を紹介しました。
式典には、高遠藩主だった内藤家の現当主の長男の内藤頼克さんも参加し、「学校教育を考える大切な記念日を迎えることができ、藩主の子孫として喜びに感じる」と祝辞を述べました。
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平和願い ウクライナ国歌演奏
伊那市美篶で開かれた弦楽四重奏の演奏会でウクライナ国歌が演奏され集まった人たちが平和を願いました。
ウクライナ国歌を演奏したのは上伊那を中心とした4人の演奏家でつくるラ・フォンテ弦楽四重奏団です。
演奏会は美篶青島の矢島信之さんが自宅の敷地を提供し開いたものです。
演奏のバックにはチェルノブイリ原発事故以降、ウクライナで支援活動を行っている南箕輪村の原富男さんが作ったウクライナの国旗が掲げられました。
会場となった矢島さん宅には地域の人たち約60人が集まり演奏に耳を傾けていました。
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箕輪西小学校でプール清掃
箕輪町の箕輪西小学校では、10日のプール開きに向け、プール清掃を、1日に行いました。
この日は、4・5・6年生の児童60人がプール清掃を行いました。
児童たちは、デッキブラシを使って磨いたり、たわしや雑巾を使って汚れを落としていました。
箕輪西小学校では、毎年プール開きの前に全校児童で清掃を行っています。
低学年はプールサイドの掃き掃除、高学年はプールの中を掃除しています。
箕輪西小学校では、10日にプール開きを予定していて、児童たちはあと1回清掃をするということです。
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箕輪中生が職場体験
箕輪中学校の職場体験学習わくワークみのわが31日箕輪町社会体育館などで行われました。
職場体験学習には上伊那の19の事業所が集まり2年生およそ210人がグループに別れて各事業所のブースをまわりました。
このうち上伊那生協病院のブースでは車イス体験が行われていました。
生徒たちは職員からどのように押せば乗っている人に安心感を与えることができるかアドバイスを受けていました。
伊那バス株式会社のブースは観光バスを用意し生徒はバスガイドの仕事を体験していました。
伊那ケーブルテレビのブースではアナウンスとカメラ体験が行われていました。
わくワークみのわは、地域の会社を知り、働くことについて考えようと行われたもので今回で3年目となります。
生徒たちは体験した仕事についての感想や意見をまとめ各企業に提出するということです。 -
高遠高校3年生 1年を通して高遠そば学ぶ
伊那市高遠町の高遠高校の科目、「地域の環境」を選択している3年生は、1年を通して授業の中で高遠そばについて学びます。23日は、その第1回の講義が行われました。
講義は、科目の「地域の環境」を選択している3年生15人が受講しました。
講師は、信州そば発祥の地 伊那そば振興会の飯島進会長が務めました。
飯島さんは、高遠そばの歴史について話したほか、伊那市のそばの栽培状況などをクイズ形式でわかりやすく説明していました。
高遠高校で、そばをテーマに通年で学ぶのは初めてだということです。
今後は、高校の敷地内にある畑でそばを栽培する他、そば打ちを練習し、年越しそば作りに挑戦するということです。 -
江戸真紀子さん日本画展
江戸真紀子さんの日本画展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、植物や人物、風景画など40点程が展示されています。
江戸さんは、日展に5回入選、日春展には9回入選している画家です。
父親の転勤により小学6年生から5年間伊那谷で過ごしました。
中学時代の同級生が発起人となり、初めて伊那谷で個展が開かれました。
江戸さんは、絵を見た人が「穏やかで優しい気持ちになってもらえればうれしいです」と話していました。
江戸さんの個展は来月2日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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東春近小学校 コロナ対策とりながら運動会
伊那市の東春近小学校で28日、新型コロナ対策をとりながら、運動会が開かれました。
6学年を3グループに、時間を分けて競技をしました。
かけっこやダンスなど、4月中旬から練習してきた成果を披露していました。
2年生は、鳴子を使って、よさこいを踊りました。
伊那市のよさこいチーム、「伊那よさこい青龍」から指導を受けたということです。
運動会は、新型コロナウイルス対策で開会式などを無くし、保護者席は設けずに行いました。
東春近小学校では「コロナ禍の中ですが、はつらつとした姿が見られて良かった」と話していました。
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伊那北高校合唱部が日比谷音楽祭に向け練習
伊那市の伊那北高校合唱部は6月に東京都で開かれる音楽イベント日比谷音楽祭に出演します。
25日は本番に向けて、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんと合唱練習を行いました。
伊那北高校合唱部は森と人を繋ぐ活動を行っている「伊那市ミドリナ委員会」が市内で開催するイベント「森JOY」に出演し、平澤さん、バリトン歌手の髙橋正典さんと演奏を披露しています。
合唱部と平澤さんとの練習は25日が2回目ということで、伴奏に合わせて歌い出しなどを確認していました。
本番では歌と平澤さんの演奏など7曲を披露する予定です。
25日は本番に着る衣装の試着を行いました。
人物デザイナーでミドリナ委員会委員長の柘植伊佐夫さんがイメージ画を描きました。
染色は美篶で衣類の製作をしている小松純さんが担当しました。
Tシャツは伊那北高校に植えられている桜の木の枝や市内で採れたヨモギなどを使って染色しているということです。
日比谷音楽祭は6月4日と5日の2日間の日程で行われ、伊那北高校合唱部は5日に出演します。
日比谷音楽祭は有名アーティストが集まり、世代やジャンルを超えて開かれる無料の音楽イベントです。
自治体の関係団体が出演するのは伊那市ミドリナ委員会が初めてだということです。
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高校再編 赤穂総合学科校準備委員会 初会合
長野県教員委員会が進める高校再編・整備計画に向け、総合学科高校への転換が決まっている赤穂高校で、新校設立に向けた準備委員会の初会合が24日開かれました
24日は初めての会議が駒ヶ根市の赤穂高校100周年記念会館で開かれました。
県教委では、去年9月に高校再編に関する二次計画を策定し、赤穂高校が総合学科高校に転換することが決まりました。
これを受け、赤穂高校では、地域の意見を聞く「赤穂総合学科新校準備委員会」を設置しました。
委員は、駒ヶ根市長や伊南の4市町村の教育長、同窓会長、現役の生徒会長など27人です。
委員からは、「今の赤穂高校の風土はそのままに、人とつながる学びをさらに深めていってほしい」という期待の声や「学科転換に伴い、教員の意識改革や学びの場の確保が必要だと思う」といった意見が出されました。
委員会は12月までに4回開催される計画で、学校の将来像、教育の方針などについて検討します。
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西春近南小創立150周年 同窓生らが記念作品寄贈
伊那市の西春近南小学校の創立150周年を記念して、同窓生ら2人が美術作品を20日、寄贈しました。
この日は、西春近南小学校同窓会長の加納義晴さんと、赤木の酒井昭子さんが学校を訪れ、それぞれが作った美術作品を贈りました。
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貞治の延命地蔵菩薩 展示1周年で式典
中川村にあった、高遠石工守屋貞治の石仏「延命地蔵菩薩」が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館に移設され1周年の記念式典が15日開かれました。
15日は延命地蔵菩薩を寄託した東京都の新井将史さんと妻のミリアムさん、移設に協力した人たちを招き記念式典が行われました。
式典では、石仏の移設の様子を記録した映像が上映されました。
高遠石工・守屋貞治の石仏「延命地蔵菩薩」は中川村の新井さんの本家の墓地にありました。
新井さんは、東京で暮らしているため管理が難しいとして歴史博物館に石仏を去年寄託しました。
歴史博物館では、去年5月から展示していて、5月で一周年を迎えました。
高遠町歴史博物館の有賀克明館長は、「多くの方の協力があり石仏を博物館で展示することができた。本当に感謝しています」と話していました。
守屋貞治の石仏「延命地蔵菩薩」は歴史博物館の第一展示室で見ることができます。