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伊那小児童が馬で代掻き体験
伊那市の伊那小学校6年春組の児童は田起こしの道具を馬で引かせる代掻きを11日体験しました。
伊那市高遠町山室の田んぼに伊那小6年春組の児童約40人が集まり代掻きを体験しました。
春組では総合学習で米づくりに取り組んでいてその一環として体験をすることにしました。
協力したのは伊那市高遠町山室で子どもを対象に農業体験などを受け入れている横山晴樹さんです。
馬は横山さんが飼っているオーストリア原産で18歳のオスです。
力が強く、温厚な性格が特徴だということです。
馬に道具をつけ児童らが3人ずつに分かれて田起こしをしていました。
横山さんは「昔は馬が農業に欠かせなかった。馬が好きなのでさらに広めていきたい。」と
話していました。
春組の児童は学校近くの田んぼで田植えから収穫までを体験するほか自然農法についても学習するということです。 -
南箕輪村学校給食センター 南中第2グラウンド西に
南箕輪村が移転・新築を検討している学校給食センターについて、南箕輪中学校の第2グラウンド西側に建設する方針が、10日に示されました。
10日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要について説明しました。
建設予定地は、南箕輪中学校の第2グラウンド西側です。
現在用地の取得に向け話を進めていて、建設に係る事業費はおよそ8億8,700万円を見込んでいます。
藤城栄文村長は、「事業費が高額なため、国の補助を活用できないか検討している。将来的に人口が減った時に、施設をうまく活用できるよう設計業者と話を進めていきたい」と話していました。
学校給食センターは、南箕輪小の児童と南箕輪中の生徒の給食1日1,400食分を作っていて、今後の児童・生徒数の増加を見据えて小中学校から近い場所に移転・新築する方針で検討されていました。
村では、今年度中に用地を取得し、来年度建設工事を始め、令和5年度の2学期からの供用開始を目指すとしています。
全員協議会では他に、新型コロナワクチンの接種状況について報告がありました。
村では、75歳以上と要介護者2,088人を対象に接種を始めていて、7日現在およそ7割の1,553人が予約をしているということです。
このうち、接種を受けた人は260人となっています。
村では、65歳~74歳について今月中旬を目途に順次接種券を発送していくとしています。 -
伊那市社会教育委員が美篶小資料館を視察
伊那市社会教育委員会議の委員は4月23日に伊那市の美篶小学校資料館を見学しました。
委員10人は美篶小学校資料館運営委員会副会長の矢島信之さんから説明を受けました。
委員は地域の魅力を紹介する「我がまちいいとこ10選」
という活動をしていて、その一環として資料館を訪れたものです。
矢島さんからは当時の美篶小学校の教諭が測量して昭和8年から16年にかけて作成した美篶全村地図が紹介されました。
また昭和36年に起きた豪雨で天竜川が氾濫し被災した三六災害についても地図を見ながら説明していました。
ほかにも学校で使われていた教科書などを紹介していました。
委員は見学の内容を報告書にまとめ会議で発表するということです。
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おさんやり 舟の材料ナラの苗木植樹
箕輪町南小河内に伝わる厄除けの行事、おさんやりで使われるナラの木の苗木の植樹作業が2日行われました。
箕輪町南小河内上ノ平に住民約20人が集まりナラの木の苗木100本を植えました。
ナラの木は箕輪町無形民俗文化財に指定されている厄除けの伝統行事おさんやりで使う舟の材料となります。
舟を担いで地区内を練り歩き最後に壊し木片にします。
木片は住民が持ち帰り各家庭や公共施設の玄関に厄除けとして飾られています。
植樹は山にナラの木が少なくなったことから住民有志が2015年に「おさんやりの木を育てる会」を作り行っているものです。
苗木は10年ほどで舟の材料に使えるほどになるということです。
新型コロナウイルスの影響で去年のおさんやりは規模を縮小して行われました。
おさんやりの木を育てる会では「厄除けの行事なので感染防止対策をして安全に実施してもらいたい。」と話していました。
おさんやりは8月16日に行われます。
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草餅供えて子どもの健やかな成長願う
子どもの健やかな成長を願う草餅地蔵の祭典が24日伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔洪水で伊那市美篶青島に流されてきたといわれています。
青島の人たちは流れ着いた場所に地蔵を安置し、お参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから地蔵に供えるようになりいつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
祭典には地域の人たちが訪れ草餅を供えて子どもの健やかな成長を願っていました。
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高校再編 学びのイメージ意見交換
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する、新たな高校の再編実施計画策定に向け地域の意見を聞く懇話会が20日伊那合同庁舎で開かれました。
20日は伊那合同庁舎で第4回伊那新校再編実施計画懇話会が開かれ、出席者が新しい学校の学びのイメージについて意見を出し合いました。
出席者からは「地域の経済環境を具体的に知る授業を行ってほしい」「郷土愛を学ぶ事は、将来、人としての土台に繋がる」など、地元に目を向けた学習を取り入れていくことが大切だといった意見が多く出されていました。
20日の会議では、新しい高校の場所や校舎などについて検討する「校地検討部会」から基本方針が報告されました。
新しい高校の校地については、「原則として現在の伊那北か弥生の校舎の活用を前提に、学習環境の点から1か所とする事を基本に検討を進めていく」という事です。
新しい高校の場所や校舎については検討部会で意見を交わし、県教委で判断し公表するとしています。
次回の懇話会は5月28日に開催される予定です。
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やきもち踊り 2年ぶりに奉納
県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が18日白山社・八幡社合殿で2年ぶりに奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、20人が踊りを奉納しました。
去年は新型コロナの影響で中止した為、2年ぶりとなります。
感染防止対策として、マスクを着けて踊り、踊りと踊りの合間に行う酒盛りを、通常の2回から1回に減らしました。
酒盛りでは、キセルで刻み煙草を吸いながら、鮎の串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
最後の酒盛りを終えると、中踊りと後踊りが行われます。
後踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。 -
「かみいな高校白書」作成で編集会議
上伊那の中学生に地元高校の魅力を伝える冊子「かみいな高校白書」作成の編集会議が29日伊那市のいなっせで開かれました。
編集会議には上伊那8校の生徒会役員15人が集まりました。
かみいな高校白書の作成は産学官連携により小中高校生に地域のことを知ってもらう活動を行っている郷土愛プロジェクトが企画したものです。
編集会議は高校生のアイデアを取り入れようと開かれたもので、生徒らは自分が通う学校の魅力などを書き出していました。
地元高校の魅力を紹介する冊子かみいな高校白書は7月の完成を目指していてホームページでも公開されるということです。
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信州アルプスシニア合唱祭 伊那で開幕
全国のシニア世代の合唱団が出演する「信州アルプスシニア合唱祭 ゴールデンウェーブin伊那」が伊那市の伊那文化会館で14日から始まりました。
初日の14日は、伊那市のザ・シワクチャーズ伊那やアルプス男声合唱団など5団体が出演し、歌声を披露しました。
このうち、ザ・シワクチャーズ伊那は、伊那市の名誉市民で作曲家・故高木東六さんの「母のねがい」など2曲を披露しました。
この合唱祭は、ザ・シワクチャーズ伊那が、横浜で開かれていた国際シニア合唱祭に出演していた事が縁で、伊那で開かれる事になりました。
横浜の会館が改修を行う今年と来年、伊那で開かれるという事です。
また上伊那の40代から80代の男性でつくる、アルプス男声合唱団は、力強い歌声を披露しました。
合唱祭は14日と15日の2日開かれる予定で、15日は午後0時50分開演で神奈川や愛知、沖縄などの団体が出演する予定です。 -
富県小学校自転車クラブ 発足
伊那市の富県小学校で自転車クラブの発足式が14日行われました。
発足式は始業前の午前7時半から体育館で行われ、メンバーの児童や指導する伊那交通安全協会の役員らが参加しました。
発足式を終えると、6年生と5年生のメンバー4人が練習を行いました。
実技を指導するのは20年近くボランティアでコーチを務める元警察官の森下寿美さんです。
警察を退職後、交通指導員に任命された事がきっかけで長年コーチを務めています。
自転車クラブは子ども達に正しい自転車の乗り方や交通ルールを学んでもらおうと長野県交通安全協会が呼びかけ昭和40年代に始まりました。
自転車クラブがある学校は年々減少し、上伊那では富県小学校1校だけとなりました。
クラブ長の吉澤真司君は「苦手な筆記試験を克服し、県大会優勝を目指したいです」と話していました。
富県省の自転車クラブは7月の県大会にむけ、毎朝練習を続ける予定です。
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高砂中学校で今年も桜咲く
伊那市の東部中学校が東日本大震災で被災した宮城県仙台市の高砂中学校に贈ったタカトオコヒガンザクラが、震災から10年となった今年も花を咲かせました。
高砂中で4月1日に撮影されたタカトオコヒガンザクラです。
2012年に東部中学校から2本が贈られ、震災から10年となった今年も満開の花を咲かせました。
高砂中学校と東部中学校では「さくらプロジェクト」として、東部中から高砂中にタカトオコヒガンザクラを贈るなど交流を続けています。
桜は例年より早く3月下旬に咲き始めたということです。
高砂中によりますと、年々花が増えているということです。
伊那市の東部中学校です。
生徒会長の春日耀心さんです。
なお、東部中学校にも2本のタカトオコヒガンザクラが植えられていて、今年も花を咲かせたということです。
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南信工科短大入学式
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の入学式が8日行われ、24人が学校生活をスタートさせました。
今年度入学したのは機械・生産技術科が12人、電気・制御技術科が12人のあわせて24人です。
このほか6か月の短期課程に9人が入学しました。
大石修治校長は「知識と技能を磨き、ものづくりのスペシャリストとして羽ばたいてくれることを願っています」と式辞を述べました。
新入生を代表して機械・生産技術科の福澤瑠星さんは「先端技術の知識を備えて自ら考え実践できる人になれるよう日々精進していきます」と誓いの言葉を述べました。
新入生は南信が17人でこのうち上伊那が14人、中信が5人、北信が1人、県外が1人となっています。
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手良小学校入学式
入学シーズンを迎えています。伊那ケーブルテレビの放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村のすべての小中学校30校で入学式が6日行われました。
このうち伊那市の手良小学校には男子4人、女子10人の合わせて14人が入学しました。
新1年生は在校生たちに拍手で迎えられて入場しました。
浜田康敬校長は「みなさんが入学してくるのを楽しみにしていました。学校では大きな声であいさつと返事ができるようになってください。」と話しました。
1年生を迎える言葉で児童会長の小松美雪さんは「みんなの名前を早く覚えて楽しい学校生活にしましょう」と話しました。
1年生はドキドキドン1年生を披露しました。
式が終わると教室で学級指導が行われ、担任の中村敬教諭から学校生活の説明をしました。
1年生は7日は半日授業となり、8日から通常授業が始まるということです。
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水彩画愛好者の山水会展
伊那市や箕輪町などの水彩画愛好者でつくる山水会の展示会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
山水会の会員20人の水彩画67点が並んでいます。
会員が週に1回教室に集まり、1年を通して風景画や人物画などの作品を描いています。
その発表の場として毎年開いていて今回で11回目となります。
山水会では画風や題材など型にこだわらず自由に描いているということです。
山水会展はかんてんぱぱホールで4月7日まで開かれています。
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伊那市地蜂愛好会総会 女王蜂を配る
伊那市地蜂愛好会の総会が3日に、伊那市内で開かれ、越冬させた女王蜂が会員に配布されました。
3日は、1箱に50匹の女王蜂が入れられた箱が2箱ずつ会員に配られました。
伊那市地蜂愛好会は、伊那谷の伝統文化の蜂追いを楽しみながら継承していこうと活動していて、今年度は女性2人を含む35人でスタートします。
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伊那市中学生キャリアフェス実行委員会
伊那市中学生キャリアフェスの生徒実行委員会の第1回の会議が30日伊那市役所で開かれました。
生徒実行委員会には市内の中学校6校の22人が参加しました。
委員会には伊那市の白鳥孝市長も出席し「みなさんがアイデアを出し合いキャリアフェスが成功することを楽しみにしている」と激励しました。
中学生キャリアフェスは市内の中学2年生600人が参加します。
去年は新型コロナの影響でオンライン開催となり、61の企業などが参加しました。
伊那市中学校キャリアフェスは伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで11月11日に開催される予定です。
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伊那北高校ジョイントコンサート
伊那市の伊那北高校合唱部・弦楽部・吹奏楽部のジョイントコンサートが、伊那文化会館で27日に開かれました。
伊那北高校では、毎年この時期にコンサートを開いていますが、去年は新型コロナウイルスの影響で中止となっていて、2年ぶりの開催となりました。
この日は合唱部・弦楽部・吹奏楽部あわせて約80人が全10曲を演奏しました。
ある生徒は、「去年は開催できなかったが、その分、訪れた人に27日の演奏を楽しんでもらいたい」と話していました。 -
高校再編二次案 上伊那は5校が対象
県立高校の第2期再編で長野県教育委員会は、上伊那では5校が対象となる再編・整備計画二次案を25日発表しました。
二次案によりますと旧第8通学区の上伊那の高校は辰野高校商業科、箕輪進修高校の工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校を再編統合し仮称を上伊那総合技術新校としています。
辰野高校は全日制普通科高校とし箕輪進修高校は多部制・単位制普通科高校としています。
辰野商業科、箕輪進修工業科、上農、駒工を再編統合した上伊那総合技術新校は専門学科を集約し農業、工業、商業の3学科の専門性の向上と学科間の連携により産業教育の拠点校を構築するとしています。
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上の原保育園で卒園式
伊那市内19の公立保育園の卒園式が25日に行われました。
このうち上の原保育園では30人が卒園しました。
式ではひまわり組30人の園児に篠平明美 園長から卒園証書が手渡されました。
卒園児たちはお別れのことばでお花見給食や魚つかみをした思い出を発表しました。
式では年少、年中の園児およそ70人がサプライズでお祝いの歌を歌いました。
また卒園児も歌を披露しました。
篠平園長は「年下の子の面倒をよく見てくれる立派なお兄さん、お姉さんになりました。小学校に行っても頑張ってほしい」と話しました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の入学式は4月6日に行われます。 -
歴博で和装をテーマに特別展
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で、第70回特別展「服飾文化を支えるシゴト」が開かれています。
初日の6日は、オープニング式典が開かれ、主催した伊那市教育委員会や歴史博物館の関係者などが参加しました。
特別展は、近代以降の和装をテーマにしていて、和服や着物、古布などに関心を持ってもらおうと企画されたものです。
この日は、歴史博物館の学芸員福澤浩之さんが出席者らに展示解説をしました。
会場には、着物や帯、敷物のほか、それらを作るための道具など128点が並んでいて、上伊那の小学校や呉服店、個人などが所蔵しているものを集めました。
歴史博物館では、「多くの人に訪れてもらい、着物に親しんでもらいたい」と話していました。
特別展「服飾文化を支えるシゴト」は6月20日(日)まで高遠町歴史博物館で開かれています。 -
長谷小学校で卒業式
卒業式シーズンを迎えています。
上伊那のトップを切って伊那市の小中学校2校で16日卒業式が行われ、卒業生が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
このうち伊那市長谷の長谷小学校では男子4人、女子7人の合わせて11人が卒業を迎えました。
塩澤秀彦校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が渡されました。
長谷小学校では新型コロナ対策として全員がマスクを着用したほか、招待する来賓を40人ほど減らしました。
塩澤校長は式辞で「これからも様々なことに本気で取り組み、自分たちらしく生きていってください」と話していました。
式では、6年生が「旅立ちの日に」を歌いました。
式が終わると、校庭で全校児童が卒業生を見送りました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校の卒業式のピークはあすで、12校が予定されています。
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伊那小6年謹組 卒業証書用の紙づくり
伊那市の伊那小学校の6年謹組の児童は、卒業証書用の紙を5日つくりました。
5日は謹組の児童が、縦30センチ、横40センチほどの大きさの型を使い、紙をすいていました。
紙の材料となる木の繊維が入った水を型に流し込み、手を左右に動かします。
徐々に、木の繊維がたまり、紙ができます。
謹組では、4年生のころから総合学習で紙について勉強していて、6年生では紙の原料となる木を育て、それを使いハガキやウチワを作りました。
型から外すと、乾燥させるため窓ガラスに着けていました。
伊那小学校の卒業式は18日で、希望する児童は自分で作った紙でできた卒業証書を受け取るという事です。
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高遠中学校で卒業生・新入生に贈る花のコサージュ作り
伊那市高遠町の高遠中学校は卒業生と新入生に贈る、水引を使った花のコサージュ作りを9日に行いました。
高遠中学校の2年生は卒業生49人に付けてもらう花のコサージュを作りました。
卒業する3年生に贈ろうと飯田地方の伝統工芸の水引を使い作ることにしたということです。
飯田市にある木下水引 株式会社に協力をしてもらい、作り方の動画を見ながら生徒たちが作りました。
また、1年生は来月の入学式に新入生に付けてもらう41人分のコサージュを作りました。
高遠中学校の卒業式は18日に、入学式は来月6日に行われます。
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木村流大正琴が演奏披露
長野県芸術文化総合フェスティバルが13日、伊那市の伊那文化会館で開かれ大正琴の教室に通う生徒らが演奏を披露しました。
演奏を披露したのは木村流大正琴のメンバーで行進曲や歌謡曲など10曲を披露しました。
県芸術文化総合フェスティバルは生涯学習の発表の場として県内伊那市のほか長野市、松本市の3会場で開かれています。
今年で33回目でバレエやダンスなどの発表のほか書道や水墨画などの展示も行われています。
県芸術文化総合フェスティバルは各会場とも14日まで開かれています。
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伊那小6年直組 卒業前に太鼓演奏会
伊那市の伊那小学校の6年直組は、保護者やお世話になった人たちを招いて、太鼓演奏会を学校で12日開きました。
直組では、4年生の頃から総合学習で太鼓に取り組んできました。
新型コロナウイルスの影響もあり、6年生になってからは観客を前に発表する事は一度もなかったという事です。
卒業を前に保護者やお世話になった人たちに、自分たちの太鼓を聞いてもらおうと演奏会を開くことにしました。
12日は、これまで地域の太鼓グループなどから教わった8曲を披露しました。
直組の太鼓演奏会の模様は、4月に伊那ケーブルテレビで放送する予定です。
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南信工科短期大学校卒業式
南箕輪村の南信工科短期大学校の令和2年度の卒業式が11日に行われました。
卒業式には今年度卒業する4期生の専門課程34人と短期課程9人が出席しました。
式では大石修治校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。
式辞で大石校長は「本校で学んだ実践的な技術がこれからも生かされていくことを期待します」と激励しました。
専門課程 電気・制御技術科の原田佑都さんが卒業生を代表して挨拶し「授業で課題を解決した時の喜びを忘れず、就職先でも頑張りたい」と抱負を話しました。
専門課程の卒業生34人は就職を希望している33人全員が内定しているということで、このうち20人が上伊那地域の企業に就職を予定しています。
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伊那バスが中学生に特別授業
伊那市の伊那バス株式会社は、新型コロナウイルスの影響で今年度修学旅行に行けなかった市内の中学3年生に京都奈良の魅力を伝える特別授業を11日、春富中学校で行いました。
この日は、伊那バスのバスガイドの関戸佑奈さんらが春富中を訪れ、特別授業を行いました。
バスガイド手作りの資料や、パワーポイント、現地で撮影した映像を見せながら、生徒たちにその魅力を伝えていました。
伊那バスでは、新型コロナウイルスの影響で今年度修学旅行に行くことができなかった市内の中学3年生を対象に、訪れる予定だった観光地の魅力を知ってもらおうと、特別授業を企画しました。
生徒らに京都を代表する和菓子、八つ橋のプレゼントもありました。
特別授業は、春富中のほか、高遠中でも行われたということです。 -
南信一水会展
県内南信地区在住の作家による南信一水会展が伊那市のかんてんぱぱホールで開催されています。
会場には14人の作家の作品33点が展示されています。
今年で12回目となる展示会には風景画を中心に、20号から100号までの油絵などが並んでいます。
南信一水会展は3月15日まで、かんてんぱぱホールで入場無料で開かれています。
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高校入試後期選抜試験
高校入試後期選抜試験が9日、長野県内の公立高校で一斉に行われました。
上伊那8校でも試験が行われ、県教委によるとトラブルはなく無事終了したということです。
伊那市の伊那北高校では朝8時頃から受験生が会場に向かっていました。
後期選抜試験には、県全体で9,976人、上伊那の8校には854人が志願しています。
長野県教育委員会によりますと、上伊那の高校からトラブルの報告は入っていないということです。
辰野・箕輪進修・高遠・赤穂定時制ではあす面接試験がおこなわれます。
後期選抜試験の合格発表は19日となっています。
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信州高遠美術館で企画展
これからの桜のシーズンを前に、伊那市高遠町の信州高遠美術館では、伊那市や高遠町とゆかりのある作家たちの作品展「文化が結ぶ縁の物語」が、6日から始まりました。
会場には、30人の作家による絵画や彫刻など68点が並んでいます。
こちらは、歌手で画家の八代亜紀さんの作品、「高遠の春 伊那市」です。
残雪の中央アルプスをバックに、咲き誇る桜を描いた風景画です。
作品は、2018年に八代さんの個展を信州高遠美術館で開いた際に寄贈されたものです。
こちらは、東京藝術大学出身の作家、押元一敏さんの作品「forest」です。
押元さんが作品制作で高遠町に滞在していた時、朝に見た高遠の山々がテーマだということです。
高さ1メートル、幅2メートル30センチの大作となっています。
また、こちらは同じく東京藝術大学出身の小柳景義さんの作品「信濃太樹」です。
高遠町勝間の龍勝寺の近くにあった古い木がモチーフとなっています。
3つの作品は、収蔵後初出品となっています。
ほかに、幕末の江戸で生まれ、伊那市で育った画家、中村不折の作品なども並んでいます。
展示は、5月9日(日)まで、信州高遠美術館で開かれていて、入館料は500円です。