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柔道部初けい古
宮田村柔道部の初けい古が15日、武道館であった。
柔道着を着て、素足で集まった小学2年から中学2年まで部員8人を前に、指導者の田中達造さんは「目標も持ち、1年間けがをしないように、一生懸命にけい古を」と呼び掛けた。
この後、輪になって準備体操や腹筋運動をしたり、受身の練習をした。
集中した1時間余のけい古のあとは鏡開き。今年の抱負や目標を話しながら、保護者が用意したもちを食べた。
柔道部のけい古は毎週日曜日の午前9-11時まで、武道館で行っている。 -
伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那少年剣道クラブ(伊藤節郎代表)は15日、05年度の鏡開きを伊那市の伊那公民館で開いた。本年度新入部員がけいこを披露し、皆でおしるこを味わった。
式で伊藤代表は、「本年度は各大会でいい成績、賞をたくさんもらった。一方でもう一歩で悔しい思いもした。悔しい気持ちをバネに、力にして、これからも正しい剣道を目指し、力強く、長く、楽しく続けてほしい」とあいさつした。
中学1年の高木夏海さんと小学6年の三沢碩希君が、「教えを守り、しっかりけいこして丈夫な体を作り、ずっと剣道を続けて明るい大人になります」と元気に誓いの言葉を述べた。
05年度の新入部員は小・中学生6人。そのうち小学2、3年生の4人が、大勢の仲間が見守る中、緊張した面持ちで、素振りなどけいこを披露した。
クラブでの指導20周年を迎えた指導者の神山みどりさん(伊那市)に感謝状の贈呈もあった。
クラブ員は約70人。毎週月曜日と金曜日、伊那東小学校体育館で練習している。 -
峰丈流護身武道上伊那支部進級審査会
峰丈流護身武道上伊那支部(岡部真一支部長)は15日、高遠町の高遠中学校体育館で進級審査会をした。
茅野市に本部がある護身武道は、全国に約700人のけいこ生がいる。空手のけいこをベースに、自分が自分らしく、各自が持っている素晴らしい面に気付き、どこかでリーダーとして活躍できるように自信を付け一人ひとりが輝けるよう練習に励んでいる。
上伊那支部は伊那市、駒ヶ根市、高遠町、南箕輪村に5道場あり、2月に新たに伊那市と箕輪町に2道場できる。現在のけいこ生は3歳から53歳までの約150人。
10級から1級までの進級審査会は2カ月に1回あり、今回は60人が審査に臨んだ。
基本けいこ、移動基本などをした後、級ごとに審査。支持に従い、けいこ生は集中力を高め、日ごろの練習の成果を出して型などをやり、上級の審査では木や瓦割りもあった。 -
第4回花の道杯中学生バレーボール交流大会
第4回花の道杯中学生バレーボール交流大会は7縲・日、飯島町体育館など南信地区8会場で開かれ、県内外から61チームが参加、8グループに分かれ熱戦を展開した。南信地区中学バレーボール指導者有志の会主催。
バレーボールを通じ、中学生としての友情を深め、技術の向上を図るとともに、指導者の指導力向上を図るのがねらい。趣旨に賛同する県内47チーム、県外(関東、関西)14チームが予選リーグ、決勝トーナメントで優勝を目指した。
結果は次の通り
▽優勝=3年選抜(2)裾花中(3)辰野中、岐阜チャレンジクラブ
リーグ優勝は次の通り
▽3年選抜、クレスト、常盤、伊那東部、喬木、上田五、鉢盛、鼎、辰野、山梨南、裾花、開成、戸倉上山田、竜峡、三郷、近江兄弟社、岐阜チャレンジ、中川 -
伊那市ちびっこスケート教室 例年以上の大勢が参加・上達目指す
伊那市内の小学生を対象とした恒例の「ちびっこスケート教室」が10日夜、同市ますみヶ丘の伊那西スケート場で開講した。受講希望者は昨年に比べて約4倍となる39人と盛況。14日までの5日間、初心者から常連者までが、氷上でスケートの上達を目指す。市教育委員会の主催。
本年は市体育協会スケート部員の呼びかけで、伊那小学校2年生の20人をはじめ、市内各地から多くの参加。開講式のあいさつで村田隆男教育次長は「今年は多くの皆さんが集まった。基礎をしっかり学び、けがのないように楽しんで」と歓迎した。
初心者は靴の履きから、椅子を補助器具の代用にして滑走るなどして学ぶが、最初のうちは足がおぼつかない様子。児童らは氷点下3度の寒空の下、何度も尻もちをつきながら、思い思いに滑走を楽しんだ。
伊那小2年の唐澤誠君は、生まれて初めてのスケートに挑戦。「寒さなんて気にならない」と、友人と笑いながらスケートを満喫していた。 -
箕輪町公民館武道関係専門部鏡開き式
箕輪町公民館武道関係専門部の鏡開き式が9日、町民武道館であった。恒例の5部合同式で、部員は寒さに負けず初けいこに取り組んだ。
柔道、県道、空手道、なぎなた、フェンシングの部員が一堂に集まり、鏡開き式で今年1年けいこに励み、心と技を磨き精進することを誓った。
武道館と町民体育館に分かれての初けいこは、白い息を吐きながら元気に声を出し、素振りや型の練習に励んだ。
けいこの後は、保護者らが用意した温かいおしるこを味わった。 -
厳冬の青空の下で初ショット
伊那市マレットゴルフ協会(諸田秀会長)の新春ダルマ大会が8日、美篶南割河川敷マレットゴルフ場であり、75人が寒さを吹き飛ばす熱戦を展開した。
同協会は06年に創立15周年を迎えることもあり、宮下一郎衆院議員・小坂樫男伊那市長・北原明伊那市教育長などが開会式であいさつ。1年間のすこやかなプレーを祈念して、お神酒で乾杯した。
参加者にはダルマが配布された。 -
少林寺拳法初げいこ
宮田村公民館の少林寺拳法教室は6日に鏡開きし、村武道館で初げいこをした。痛いほどの寒さにも負けず、子どもたちは気持ち新たに心身を鍛錬した。
厳しい寒さで、床の畳は凍るような冷たさ。それでもけいこが始まると、道場内はすぐに熱気に包まれた。
まずは座禅を組んで精神を統一。入念に柔軟体操して体をほぐすと、さっそく気合を入れながら型を反復練習した。
昨年は大人も含めて新たに9人が入り、現在のメンバーは30人ほど。この日も真新しい胴衣に身を包んだ女子が、寒げいこに汗を流した。
指導する鈴木英仁さんは「最近は子どもが襲われる事件が多い。今までもやっているが、親子一緒に護身術を体験できる機会も設けたい」と話していた。 -
健やかなプレーを
伊那市在住のマレットゴルフ愛好者でつくる「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」(池上為夫会長)は7日、06年初打ち大会を同市東春近の三峰川榛原河川敷公園マレットゴルフ場で開いた。会員92人が参加し、36ホール、パー144のコースを満喫。新春早々17人がホールインワンを出した。
開会式は、甘酒で年明けを祝い、お神酒で会の1年間の健やかなプレーを祈願。池上会長は「初打ちの一打一打の快音を味わいながら、立派なスコアで今年をスタートしてください」と会員に呼びかけた。
今年の試合日程は、1、2月がオープン戦で、3月から12月まで公式戦を約30試合こなす。近隣市町村との対抗戦などの特色ある大会も組まれている。
イーナちゃんマレットゴルフクラブでは1月末まで、新会員を募集中。市内在住で年齢は問わない。問い合わせは事務局の平沢さん(TEL72・4513)へ。
大会の成績結果は次の通り。
▽男性 (1)小沢恒二郎104(2)大野田吉治105(3)唐沢恒司、橋爪次男106(4)飯沢章男、向山崇志(5)西沢佑二郎、白沢永司(6)北原忠義、大沢昭人、橋本政春(7)平沢久(8)網野信一郎、北沢清利
▽女性 (1)黒河内加奈子104(2)唐沢シゲル106(3)小平貞子107(4)林清子(5)浅井フミ子(6)鈴木よしゑ、中山和歌子、渋谷香代子
▽ホールインワン 北原忠義、中村良一郎、林茂良、伊坪寿勝、酒井正、小林貢、渋谷雍裕、黒河内厳、横内博、小林邦穂、飯島敏雄、黒河内加奈子、鈴木よしゑ、白鳥栄子、丹羽喜子、池上章子、藤沢シゲ子 -
【記者室】天然スケートリンク
上伊那に残る天然スケートリンクの一つ、箕輪町の上古田スケート場がオープンする。滑走出来るか否かはお天気次第だが、キラキラと光る子どもたちの笑顔が、今年もまたリンクにあふれるだろう▼昔は、町内の各小学校で校庭にリンクを作った。スケートクラブもあり随分活発だったというが、校庭リンクは次第に姿を消した。町営のスケート場が始まったのは87年。今年で19年目を迎えた▼天然リンクは管理の大変さがある。過去に運営中止になるのでは-との噂が流れたこともあった。深夜の水まき、雪かきなど影で支えて下さる方々のご苦労があって運営できていることに感謝しつつ、天然リンクに子どもたちの歓声がいつまでも響いてほしいと願っている。(村上記者)
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箕輪町営上古田スケート場7日オープン
箕輪町営の天然リンク、上古田スケート場の7日オープンに向け、リンク整備が進んでいる。
昨年12月中旬にグラウンドに水を引き入れ年末までに結氷。氷の上に雪が積もった状態になっていた。4日、町教育委員会の職員が雪かき、リンク作りに取りかかり、夜に水をまいた。天然リンクのため天候に左右されるが、いい氷の状態でオープンしたいと作業に精を出している。
一般滑走の使用時間は平日午前6時縲・時半(リンク清掃午前7時半縲・時50分)、夜間午後6時縲・時半(清掃午後7時半縲・時45分)、日・祭日・長期休業午前6時縲・時(清掃午前8時縲・時15分、午前9時縲・時15分)。清掃は利用者全員でする。リンクに赤旗が出ているときは滑走禁止。
スケート場利用は2月5日まで。無料。無料の貸し靴もある。
問い合わせは上古田スケート場(TEL79・0152)、町教委生涯学習課(TEL70・6602)へ。 -
仲良くシュプール描いて…
親子(子どもは小学生以上)を対象とした恒例のスキー教室が5日、伊那市西春近のスキー場「中央道伊那スキーリゾート」であった。技術習得を目指し、市内を中心に駒ヶ根市から6組13人が参加。白銀のゲレンデで雪の感触を楽しみながら、冬休みの一日を満喫した。伊那市教育委員会の主催。
昨年に比べると10人ほど少ない参加だったが、小人数のため指導はみっちり。初心者から何度か滑ったことのある経験者まで、レベルに合わせ2班に分かれ、市体育協会スキー部(細野昭男部長)インストラクターの指導を受けた。
初心者は用具の使い方やブーツの履き方から、経験者は板をハの字にして滑るプルークボーゲンや、板を平行にして滑走するパラレルを学習。ゲレンデは積雪100センチ、雪質も良好で、参加者は滑り方のコツをつかむと繰り返しシュプールを描いた。
駒ヶ根市の阿部厳君(8つ)は母親の真弓さんと同教室に初参加。スキーは3年前から始め、この日は「ゲレンデの上から下まで真っ直ぐ滑ってみたい」と意気込んでいた。真弓さんは北海道出身で、小学校時代からスキーを学んでいたが、実は苦手。しかし、「親子で滑ると楽しい」とスキーを満喫していた。 -
寒い冬 スキー場で満喫
年末年始の休み中、伊那市の中央道伊那スキーリゾートは県内外の家族連れなどでにぎわった。昨年12月29日から1月3日までの利用者は約1万人で、ほぼ例年並み。寒気で良質の雪が整ったゲレンデは好評で、関係者は「例年以上の利用が見込めそう」と今シーズンの盛況を期待する。
地元客や愛知県、岐阜県、三重県の中京方面から訪れる人が中心で、スキーやスノーボード、そり滑りと思い思いに楽しんだ。今季は新設した砂場感覚で遊べる「雪の公園」が人気で家族連れが増加し、そりや雪遊びを楽しむ人が多いという。
昨年12月下旬は日本海側を中心に全国で記録的な大雪となり、中京方面の交通にも影響があり、12月23、24日の利用者数は減少。翌週の30、31日はスキーを心待ちにしていた利用者が押し寄せ、2日間の合計利用者は近年3年間で最も多い、約3千人だったという。
営業は平日午前8時30分縲恁゚後4時25分、土日・祝日は午前8時縲恁゚後4時15分。問い合わせは中央道伊那スキーリゾート(TEL73・8855)へ。 -
【新春特集・スポーツ】赤穂高校サッカー部
「唐沢監督を全国大会へ連れていきたい」竏秩B選手たちは直接告げることを恥ずかしがっているが、監督への信頼が言葉の端々にから溢れている。・ス上伊那初の全国出場・スを目標に、今日も練習場で選手たちが円陣を組み、気合の入った掛け声を響かせる。
主将の中田敏貴部長がけん引する部は現在、2年14人、1年7人、マネージャー3人の計24人。00年度に赴任して以来、唐沢陽司教諭が監督を務める。
昨年10月下旬、正月の全国高校サッカー選手権大会へつながる県大会で、同校初めての快挙となるベスト8に。上伊那で残った赤穂はベスト4を懸けた試合で強豪・松商学園と対戦した。全国常連校の壁は厚く大敗したが、チームの中心となっていた2年生は大きな経験を体に刻んだ。
3年生が去り、昨年11月上旬から新チームを構成。身体能力は唐沢監督時代の歴代の選手と比べても、よい人材がそろった。体の線は細いが、ゲーム展開は迫力がある。フォワードが中央にポジションを詰めると、サイドに空いたスペースへボールを送り、駆け上がったサイドハーフがチャンスメイク。ハーフからの飛び出しのスピードは他校からも定評がある。
しかし、選手らは実力を発揮できず、ゲームを支配しながらも県高校総体新人戦をベスト16で終える。唐沢監督は試合後、チャンスをつくりながらも、得点に生かせない決定力不足を指摘し、勝ちゲームを自ら負けゲームにしてしまう・ス精神的弱さ・スを課題にあげた。
唐沢監督によると、新人戦の地区、県大会では、相手の力を見ながら楽して勝とう竏窒ニいう戦いが目立ったという。自分たちの実力が劣って負けたのではなく、自分たちの弱さに負けたのだ。
冬の期間の練習が選手たちにとって正念場となる。「ゲームへの入り方、練習への入り方は同じ」(唐沢監督)。気持ちを引き締めて、手を抜かないことを心がけて取り組む。中田部長は「今のままだと(強豪チームとの戦いに)勝ち目はない。この冬で差が出てくる。他のチームより頑張れば勝ち抜ける」と気合が入っている。
唐沢監督が就任してから恒例となる、県外への遠征合宿。チームは・ス家族・スとなり同じ釜の飯を食べる。「学年を越えて仲良くなって、本来の力を発揮できるチームに。遠征はコミュニケーションをつくる場所でもある」との思いが込められている。
長い冬を越えて、新しい芽が出る春。チーム内のコミュニケーションも成熟し、精神的、肉体的にたくましく成長した選手らが、新たな歴史を刻む一歩を踏み出す。 -
箕輪町営上古田スケート場1月7日オープン予定
上伊那に残る数少ない天然リンクの一つ、箕輪町営上古田スケート場は06年1月7日のオープンを予定する。
13日からグラウンドに水を引き入れ、結氷しているが、現在は氷の上に雪が積もっている。天候や氷の状態により開始日が変更になる場合もあるが、年明けにリンク整備をし、オープンに備える。
利用は2月5日まで。無料。無料の貸し靴もある。期間中に親子スケート教室、ジュニア・スピードスケート大会を計画。参加者を募集している。希望者は申込書を町文化センター内生涯学習係に提出する。
催しの募集内容は次の通り。
◆親子スケート教室
1月21、22日の2日間。受け付け午後6時縲怐A教室午後6時半縲・時。町スケート部がスケートの初歩技術を指導する。対象は小学3年生までの親子。4年生以上でも滑れない人は受け付ける。保険料300円。定員50人(25組程度)。定員になり次第締め切る。持ち物はスケート靴(無料貸し靴もある)、帽子、手袋、防寒具。参加申し込みは1月16日午後5時まで。
◆ジュニア・スピードスケート大会
1月28日、受け付け午前6時縲怺J会式6時20分縲恚」技開始6時50分縲怐B参加資格は町内小学生。競技種目は1・2年生250メートル、3縲・年生500メートル。オープンコースのタイムレースで、高学年から行う。各種目1位縲・位にメダル、表彰状を授与。氷・天候により希望者のみタイム計測(1・2年500メートル、3縲・年1000メートル)もある。保険料300円。参加申し込みは1月23日午後5時まで。 -
綱引き世界大会出場者壮行会
綱引きの世界選手権大会(2月、アイルランド)に出場を決めた飯島町の伊藤信好さん(48)=本郷第六=と塚本邦厚さん(34)=飯島上の原=をはじめ、2人が所属する岡谷市のクラブチーム「進友会」の選手・監督らを招いての壮行会が25日、飯島町の和泉屋で開かれた。代表世話人の星野晃伸さんら友人など約30人が出席し、世界の大舞台での健闘を祈った。伊藤さんは「良い報告ができるよう頑張る」塚本さんは「家族や友人に感謝の気持ちでいっぱい。皆の期待に応えるよう精いっぱいやってくる」とそれぞれ決意を述べて出席者の大きな拍手を受けた。星野さんは「世界大会にはまず日本一にならないと出られない。自慢の友人であり、町の誇り。ぜひワールドチャンピオンになって帰ってきてほしい」と激励した。
同チームは結成19年目。3月に神奈川県川崎市で開かれた全日本綱引き選手権大会男子600キロ級で悲願の初優勝を果たし、世界大会出場を決めた。 -
新谷選手、トリノへ勝負
トリノ五輪の代表選考会を兼ねたスピードスケートの第32回全日本スプリント選手権初日は27日、長野市のエムウェーブであり、女子500メートルで宮田村出身の新谷志保美(竹村製作所、伊那北高竏鋳}波大出)が39秒01で4位、1000メートルは1分18秒90で5位に入った。両種目とも残る代表枠は3つ。新谷は当落選上で、28日の2レースに代表の座をかける。
その他の上伊那関係選手も健闘。加治木彩(八幡屋礒五郎、赤穂中竏駐穴C大三高出)が1000メートルで7位、500メートルで小平奈緒(信州大、伊那西高出)が8位、武井陽子(日体大、同)は16位。
「トップスピードに思うようにのれない」。レースを終えた新谷は、いつもと同じ冷静な口調で振り返った。
500メートルは岡崎朋美(富士急)1000メートルは外ノ池亜紀(アルピコ)と同組。序盤は競り合ったが、後半伸び悩んだ。長年ライバル関係にある2人との同走。「意識してしまったことも確か。途中までは良い方向に、その意識が持っていけたと思ったんだけど」。
500メートルは岡崎が制し、3位に大菅小百合(日本電産サンキョー)が入賞。そのため5位だった渡辺ゆかり(富士急)と、最後の代表のいすを争う様相となってきた。
1000メートルは既に代表内定の吉井小百合(日本電産サンキョー)が制し、岡崎、田畑真紀(富士急)、外ノ池と続いた。代表になるにはタイムも条件になりそう。
「もうあとがない。しっかり滑らなければ」。自分に言い聞かせるように話した。 -
伊那西スケート場オープン
伊那市ますみヶ丘の市営・伊那西スケート場が26日、オープンした。関係者による安全祈願祭の後、毎年同スケート場を授業で利用する伊那西小学校の児童が初滑り。今季は20センチの厚さの氷がリンクに張り、「例年にない素晴らしいリンクになった」と関係者らは笑みをこぼしている。
リンク造りは11月下旬から開始。12月初旬の初雪で全体が凍り始め、その後の寒波で着々と氷の厚みが出来ていったという。関係者によると、12月中旬に20センチの厚さの氷が張ったのは初めてで、年内にオープンできたのは約10年以上振り。
04年度の利用者数は1月から2月の営業日数36日間で879人(延べ人数)。今季はオープン日も例年より早く、多くの来場が見込めそうと期待している。
初滑りをした学年は6年生の14人。児童らは、久しぶりのスケート靴の感覚を確かめながら楽しんだ。大野田朗和君は「スケート場に氷が張るのが楽しみだった」と、いつもより早い初滑りを満足していた。
スケート場の営業時間は午前7時縲恣ッ10時と午後6時縲恣ッ9時の2回(ナイター開始日は来年1月4日を予定)。利用料金は1回200円。 -
リンク造り順調・あす今季オープンへ
伊那市ますみヶ丘の市営・伊那西スケート場は26日、今季オープン。午前10時ある安全祈願歳の後、開場となる。関係者は「今季のリンク状況は素晴らしい。例年以上の利用が見込めそう」と多くの利用を期待している。
暖冬でオープン日が遅れた昨シーズンに比べ、今季のリンク造りは順調。スケート場を管理する武田簡易水道維持管理組合によると、本年は異常気象も手伝い、12月中旬に厚さ20センチの氷が張ったのはオープン以来初めて。
市スケート部は「冬季オリンピックを控えスケート人気も高まっている。上伊那で数少ない天然リンクの素晴らしさを満喫してほしい」と呼びかけている
営業時間は午前7時縲恣ッ10時と午後6時縲恣ッ9時の2回(ナイター開始は三箇日以降の予定)。利用料金は1回200円。
来年1月10縲・4日、市内児童を対象としたスケート教室がある。参加申込に関する問い合わせは、市生涯学習・スポーツ課(TEL78・4111、内線371)へ。 -
箕輪北ミニバス教室女子チーム
北信越大会出場へ箕輪町の箕輪北ミニバスケットボール教室女子チーム(唐沢茂コーチ)は、第30回長野県ミニバスケットボール選手権大会(10、11日、松本市)で優勝し、06年1月7縲・日の第25回北信越ミニバスケットボール大会(新潟県)に2年ぶり6回目の出場を決めた。16日、選手が箕輪町役場を訪れ平沢豊満町長に報告した。
箕輪北ミニバス教室は、本年度は県内負けなしの30連勝、県外チームとの試合を含めても62戦で57勝5敗、勝率は9割を超える。
県大会優勝は10年ぶり2回目。1回戦から全試合リードを許すことなく勝ち上がり、佐久高瀬との決勝戦も55対38の快勝だった。
チームは6年生12人、5年生2人。平均身長154センチの大型チームで、皆が点を取ることができる。昨年のスターティングメンバーが8人残っていることも強みという。
北信越大会は、前回は初戦敗退。今回は3位入賞を目指す。課題は、単純なパスミスを今の半分にすること。「速攻がいい形で出れば得点(攻撃)力があるので、全試合50点を目指したい」と唐沢コーチ。1月28、29日には全国選抜長野県大会も控えている。
選手は、「1本1本確実に決めてメダルをもらいたい」「皆で心を一つにして頑張りたい」と抱負を述べた。平沢町長は、「悔いのないように練習し、目標に向かって頑張って」と激励し活躍に期待を寄せた。 -
バレーリーグ戦閉会式
駒ケ根市家庭婦人バレーボール連盟(福沢英子理事長)は16日夜、第24回リーグ戦の閉会式を駒ケ根市民体育館で行った。8月25日に開幕したリーグ戦と優勝決定戦を勝ち抜いて優勝した北割一区など上位チームに表彰状とカップが授与された=写真。
福沢理事長は「接戦が多く、盛り上がったリーグ戦だった。無事に閉会を迎えられたことに感謝したい」とあいさつした。
リーグ戦には13チームが出場し、A、Bブロックに分かれて総当たり戦を行った後、順位決定戦を行った。
上位チームの順位は次の通り。
(1)北割一区(2)北割二区(3)東伊那(4)福岡(5)町二区(6)下平(7)上穂(8)町三区 -
スポーツチャンバラ指導者高沢宏彰さん(46)
男の子が手近な棒切れを手にして「拙者は宮本武蔵でござる」「何を、おれは丹下左膳だぞ」などと言いながら、楽しそうにチャンバラごっこをして遊ぶ光景をこのところさっぱり見かけなくなったが、駒ケ根市の武道館では週に1度、大人も子どもも一緒になってチャンバラを楽しんでいる。ウレタン製やエアチューブ製の軽い武器(得物)を使い、全身を的にして自由に打撃を競い合うスポーツチャンバラだ。足でも胴でも頭でも竏酎フのどこを打っても一本という分かりやすいルールや、打ち方や構えなど細かい決まり事がない気楽さで徐々に人気が高まっている。剣道や空手などの武道に入門するのは未経験者には少し敷居が高いと感じるものだが、スポーツチャンバラは違う。けがも少なく安全だし、誰でも楽しめる。とはいってもただの遊びではなく、武道の流れをくんだ歴としたスポーツだ。1971年、田邊哲人さん(現国際スポーツチャンバラ協会会長)が小太刀を使った護身道として考案し、得物の種類も増えて今では国内15万人、海外7万人が競技を楽しんでいる。
◇ ◇
岡谷市に生まれ、東京都で育った。父が師範として空手の道場を経営していたことから、幼くして空手に親しんだ。「子どものころは練習が嫌でね。でも10歳のころからだったか竏瀦ラ強よりましだと空手ばかりやっていたら、いつの間にか好きになっていた。あのころは一日4時間も練習していましたね」
学生だった20歳のころ、空手に少し割り切れないものを感じていたところへ知人の紹介でスポーツチャンバラを知った。「これは面白い、と思いました。すぐにのめり込みましたね」横浜に足を運んで創始者の田邊さんにも会った。空手の素養があったためか、めきめきと上達し、全日本大会で優勝を争うほどの腕にまでなった。
87年、駒ケ根市に高沢針灸(きゅう)院を開業。仕事の傍ら、スポーツチャンバラを普及させようと教室を立ち上げて指導を始めた。
「礼節を重んじるところは武道と同じ。でも堅苦しくなく伸び伸びとできるのがいい。入りやすいが奥が深いところが魅力ですね。得物がいろいろあるのもまた楽しい。それぞれに難しさがあるんですよ」得物には刃渡り約30センチの短刀、60センチの小太刀、1メートルの長剣、120センチの杖(じょう)、最も長い2メートルの槍などがある。
「長い方が一般的に有利ともいえるが私は小太刀が好きですね。童心に返ってチャンバラやってみませんか。楽しいですよ」 -
スキー場オープン
駒ケ根市の中央アルプス駒ケ根高原スキー場は17日、今季の営業を開始した。午前8時30分のオープンを前にスキーヤーやスノーボーダーら約50人が訪れ、好天の下で待ちかねた初滑りを早速楽しんだ=写真。愛知県から来たという男性(21)は「ここは雪質が良い。今日はゲレンデもすいているし、思い切り滑れてもう最高」と話していた。
オープンに先立って中央アルプス山ろくスキー教室のインストラクターらによるデモンストレーションが披露された。
17日に滑走可能となったのは全長500メートルのすずらんコースと、そり用のソリわくわくランドで、積雪は約40センチ。88年の開業以来初めてオープン初日からナイター営業も開始する。18日は「スキー子どもの日」で小人(小学生以下)は終日リフトが無料となるほか、オープニングサービスとして22日まで一日リフト券を2千円(平常大人3500円、小人2800円)で販売中。同スキー場は中級者向けのしらかばコースの滑走開始を24日ごろと見込んでいたが、18日にも開放できるかもしれないと話している。問い合わせはTEL83・4000へ。 -
雪質良好 初滑り
伊那市西春近の「中央道伊那スキーリゾート」はオープン日の17日、県内の家族連れを中心にぎわった。入場者は約450人と例年に比べ大入りで、暖冬で開始が遅れた昨年に対して、「今季はよい滑り出し」と関係者も喜んでいる。
晴天に恵まれた初日は、神戸市の団体客30人をはじめ、県外からも多くの人が利用。滑走可能な限られたゲレンデで、スキーヤーなどが雪の感触を確かめながら楽しんだ。
オープン前日、気の早い地元客4人が訪れたことで、田中久実支配人は「期待されていることが分かった」と満足。「今後もサービスに心がけ、安心安全なスキー場を目指したい」と意気込んでいる。
全面滑走可能は20日以降、ナイター開始は22日を予定。営業は午前8時30分縲恁゚後4時25分。土日・祝祭日は午前8時縲恁゚後4時15分(29日竏苧・N1月5日のみ)。問い合わせは「中央道伊那スキーリゾート」(TEL73・8855)へ。 -
スキー場安全祈願祭
14日、駒ケ根市の中央アルプス駒ケ根高原スキー場は17日のオープンに先立って安全祈願祭をゲレンデで行った。スキー場を運営する中央アルプス観光の関係者ら約20人が参列。小雪の舞う中、祭壇に玉ぐしをささげるなどの神事を行って営業期間中の無事故を祈った=写真。
同スキー場では5日未明から連日、初心者・ファミリー向きの「すずらんコース」を中心に12台のスノーマシン(人工降雪機)をフル稼動させ、十分な積雪量を確保しようと深夜から早朝の作業に懸命に取り組んでいる。担当者は「この調子なら予定の17日にはオープンできる。ナイター営業も初日から実施したい」と話している。
オープニングサービスとして17日から22日まで一日リフト券を2千円(平常大人3500円、小人2800円)で販売する。中級者向きの「しらかばコース」が滑走可能になるのは24日ごろの予定。
同スキー場は今シーズンの入場者を昨季並みの約6万5千人かそれ以上と見込んでいる。 -
信州大芝高原マレットゴルフ親交会
村に「緑の基金」届ける信州大芝高原マレットゴルフ親交会(136人、北原忠義会長)は12日、大芝高原の樹木の保護を願う「緑の基金」に寄せられた会員の浄財5万500円を南箕輪村に届けた。会長ら役員4人が役場を訪れ、唐木一直村長に手渡した。
「緑の基金」は、大芝高原の、特にマレットゴルフ場の樹木保護を目的に親交会が昨年から始めた。マレットゴルフで大勢の人が林の中を踏み歩くことは樹木を傷めるため、保護していきたいという会員の願いがあり、これを常に自覚していく活動という。
毎月、月末の例会日に会場に募金箱を置き、参加者が寄付する。今年は、4月から11月までに8回あった。 -
伊那市マレットゴルフクラブ納会
伊那市マレットゴルフクラブ(62人、伊坂安男会長)は11日、05年度納会を開いた。皆勤者、精勤者に賞品を贈り、鍋を囲んで和気あいあいと1年の活動を振り返った。
クラブは、マレットパークはびろ、榛原河川敷公園の2カ所でプレーしている。今年は1月30日の新春初打ち大会をスタートに例会、大会合わせ31試合あった。皆勤賞は白沢当志子さん。精勤賞は5人。年間成績(得点制)の1位は網野さだ子さん。
06年は1月4日、榛原河川敷公園で初打ちをする。新年度会員を募集している。入会希望者は事務局の根津さん(TEL73・3917)へ。
精勤賞、年間成績は次の通り(敬称略)。
◇精勤賞 根津昌行、清水松男、下平明夫、登内保雄、平松一
◇年間成績 (1)網野さだ子102(2)清水松男91(3)根津昌行78(4)白沢永司72(5)鈴木光子72(6)登内保雄70(7)内藤智里70(8)下平明夫64(9)平松一63(10)酒井平八60 -
バレー全国大会出場激励会
9人制バレーボールの全国大会「第4回スーパー9・オールスターズ・フェスティバル」(15縲・8日、福岡県)に県男子代表チームとして出場する駒ケ根クラブの激励会が8日、駒ケ根市役所で行われた。中原稲雄教育長らが監督の北林昌彦さんに激励金を手渡し、大会での健闘を期待した=写真。北林監督は「今年最後の大会。少しでも上に勝ち上がって今後につながる成績を収めたい」、セッターの松沢成善さんは「楽しんで1つでも多く試合ができるよう頑張ってきたい」とそれぞれ決意を述べた。
駒ケ根クラブは過去全国大会出場36回を誇る県内有数の強豪チームとして知られる。選手は駒ケ根市のほか塩尻市、伊那市、高遠町、飯島町、松川町などから精鋭が集まっている。 -
県縦駅伝優勝報告
11月に行われた第54回県縦断駅伝で3年ぶりに優勝した上伊那チームの代表者ら3人が8日、優勝旗やトロフィーなどを携えて駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に勝利を報告した=写真。上伊那陸上競技協会の北沢秋司会長は「今年ほど総力で劣勢を挽回できたことはない。いいレースだった」と会心の優勝を振り返った。北小野竏鋳C野区間を走った松崎雄介さん(駒ケ根市役所)は「上伊那を走ったのは初めてだが、地元は応援が違う。すごく励みになった」と大声援に感謝した。
中原市長は「選手が駒ケ根市を通過する時点では(優勝を)あきらめている人もいたが、私は行ける竏窒ニ信じていた」と笑顔で話し「来年もぜひ頑張って優勝を」と激励した。 -
ゲレンデ整備本格化
駒ケ根市の中央アルプス駒ケ根高原スキー場で17日のオープンに向けてゲレンデ整備が本格化している。従業員らは5日未明から連日、初心者・ファミリー向きの「すずらんコース」を中心に12台のスノーマシン(人工降雪機)をフル稼動させ、十分な積雪量を確保しようと深夜から早朝の作業に懸命に取り組んでいる=写真。担当者は「4日以来の積雪でゲレンデの土が冷えていて、スノーマシンでつくる雪が解けにくい状態になっている。今の冷え込みが続けば予定の17日にはオープンできる」と話している。中級者向きの「しらかばコース」が滑走可能になるのは24日ごろの予定という。
今シーズンの入場者について同スキー場は、昨季並みの約6万5千人かそれ以上竏窒ニ見込んでいる。