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「広報みのわ」6月号で一新
箕輪町の広報誌「広報みのわ」が6月号から、読みやすく分かりやすいオールカラーの情報誌「みのわの実」として新しくなった。
広報製作業務民間委託化によるもので、町によると、広報みのわは、住民に読んでもらえる広報誌を目指し、企画に重点を置いた。
従来より情報誌色を強め、インタビュー記事を掲載。1カ月の行事が一目でわかるカレンダー「くらしの情報」は抜き取って使えるようにし、各種相談日、ごみ収集日なども載せた。郷土博物館、図書館、公民館の情報は通常は簡潔にし、イベントなどは別刷りの案内を差し込む。
民間委託化の対象は広報みのわ、もみじチャンネル、新聞、文字放送。町民に分かりやすい編集、質的内容の向上、民間委託による費用削減をねらう。
メディアに合った情報提供ができるよう担当係、企画員に任命した職員5人、委託業者のデザイナー、コピーライター、ディレクターら、伊那ケーブルテレビジョンで月1回の企画会議で協議する。
もみじチャンネルは6月から、29チャンネルで土・日曜日の放送を開始する予定。
町は「読んでもらえる、見てもらえる内容を目指して柔軟に対応し、よりよい広報づくりをしたい」としている。 -
重要水防カ所合同巡視
国土交通省天竜川上流河川事務所・飯島町は出水期を前に29日、天竜川天王橋縲恃ム沼橋までの7カ所で、重要水防カ所合同巡視を行なった=写真。同事務所や町、消防、駒ケ根署など関係者20人が参加し、昨年7月豪雨災害の復旧カ所を中心に、水防資材置き場も見て回った。
天王橋右岸、田切中平地籍に集合した参加者は堤防から、コンクリートブロックによる復旧カ所を見たり、6脚ブロック、コーケン、土砂など水防資材を確認した。
引き続き、天王橋を渡り、日曽利では、カゴマット施工による復旧工事の説明を受けた。
重要水防カ所は堤防高、堤防断面、工作物、水衝洗掘、漏水など6種別で、一定の基準を満たしていない区間をA、Bとランク付けしている。飯島町は水防上最も重要な区間とされるAランクが10カ所、重要な区間のBランク11カ所あり、予想される状況は堤防高不足、堤防断面不足、水衝洗掘-など。 -
駒ケ根市住基カードに新機能搭載へ
発行枚数が伸び悩む住民基本台帳カードの普及を図ろうと駒ケ根市は本年度、伊南4市町村の商店など約160事業所が加盟する「つれてってカード」(運営・つれてってカード協同組合)のポイントと電子マネー機能を新たに住基カードに搭載して運用を始める。
同市の住基カード発行枚数は約310枚(3月末現在)と、近隣の伊那市(9200枚)や箕輪町(2800枚)宮田村(1380枚)などに比べ極端に少ない。これに対し「つれてってカード」は同市内で約1万4600枚が発行され、世帯数当たりの保有率は120%超と高い普及率を示している。機能拡大により、市は住基カードの発行目標を7500枚とするなど、状況の打開に大きな期待を寄せている。
運用開始は08年1月の見通し。経費4千万円は地方自治情報センターの「ICカード標準システム実証実験事業」から全額補助を受けることが決まっている。6月市議会で関係条例の改正と補正予算の議決を経た上で、システム開発や設備調整などの作業に入る。 -
まちづくり懇談会七久保地区
飯島町は協働のまちづくりに向け、町民と町が相互理解を深めるまちづくり懇談会が26日夜から1日まで4地区で開催する。初日は七久保林業センターで行なわれ、60人余が出席。役場からは高坂町長をはじめ、理事者、各課長など町幹部8人が出向き、07年度予算概要を説明し、住民の意見を聞いた。ごみ減量化や教育問題など幅広い意見、提案、要望が出された。
会の冒頭で、高坂町長は「今年度は中期総合計画の2年目、ふるさとづくり計画の3年目に当り、住民との協働のまちづくり、子育て支援、若者定住支援など5項目を行財政運営の柱とし、予算を重点配分した」と予算概要に触れ、七久保地区の課題について「下水道事業が山場を迎え、浄化センターは来年4月に完成し、供用開始になる。道路改良など耕地からの要望については、優先度の高い事業から鋭意進めたい」とあいさつ。
予算概要の説明に続き、意見交換。住民からは「ごみ軽量化に向け、目標値を設定した方がいいのでは」「小学校からの英語教育が必要では」などの意見、提案が出された。
今後は29日飯島地区、1日本郷地区を予定する。 -
箕輪町まちづくり住民提案事業補助金審査結果報告
箕輪町の「まちづくり住民提案事業補助金」で、同事業審査委員会(丸山亮審査委員長)は23日、審査結果を平沢豊満町長に報告した。委員会として応募のあった15件を採択し、補助金額を示した。今後、報告を尊重し町長が最終決定する。
同事業は、町民と町の協働によるまちづくりを進めるため、住民自らが創意工夫し、企画したまちづくり事業を公募し、審査で選考した事業に補助金を交付する。06年度に始まり2年目。補助額は1団体当たり原則10万円以内で、連続2年を限度とする。
募集期間は3月22日から4月22日までで、新規6件、継続9件の応募があった。審査委員会(7人)は4月27日、5月11、16日の3日間で、公益性、独創性、発展性、実現性、自立性の5つの審査基準に基づいて審査し、応募の15件すべてを採択し、補助金額を査定した。
応募件数が昨年度の10件から6件に減少したことから、「あらゆる広報媒体を活用して今後もPRすることを望む」と意見を添えた。
平沢町長は、「わずかな予算だが、まちづくりの気概があらわれてくれたらと思う」と話した。丸山委員長は、「活動はそれぞれ特長がある。補助制度から外れた以後に継続していただく方策をぜひ検討してほしい。活動の輪が大きな輪に広がることに期待したい」とした。
審査委員会が採択した事業は次の通り。かっこ内は団体名。
◇新規▽ハンドメイドタウンみのわ構築事業(ぷち・どぅ Club)▽文化的まちづくり企画(辰巳クラブ)▽(もっと)手話普及プロジェクト(箕輪手話サークル)▽聴覚障害者の生活と文化を町のみなさんに正しく伝える事業(みみずくの会)▽手筒花火によるまちづくり、地域活性化事業(みのわ手筒会)▽「どっこいしょ」運動事業(がんばる会)
◇継続▽有機農業研究・普及事業(箕輪町有機農業研究会)▽ひまわり畑「憩の場」運営事業(ひまわり畑)▽イルミネーション設置事業(西部花街道をつくる会上古田支部)▽みのわダム周辺環境美化事業(みのわダム郷里を愛する会)▽地域活性化「観光農園」づくり事業(これからの農業林業を考えるEグループ)▽知的発達障害者自立支援事業(サークル・つばさ)▽みのわ御棒サ!里曳きタイムレース(箕輪まちづくり同友会)▽メタセコイアや桜の木でコカリナを作り、森のコンサートを開こう(メタセコイアの森の会)▽もみじカップ第2回小学生かけっこ大会(ちいむもみじ) -
箕輪町振興計画審議会
箕輪町振興計画審議会(柴寿会長)は21日、町役場で会議を開き、町が第4次振興計画実施計画(17縲・8年度)の実施状況を報告した。
07年度は、第4次振興計画の前期基本計画(05-09年度)の中間年で、07-09年度の実施計画策定の年でもある。このため、町は05、06年度の実施計画に基づく事務事業の進ちょく状況を審議会に報告。今後、委員の意見を聞いて実施計画(07-09年度)の素案を作成し、9月初旬ころ審議会に示し修正などを経て策定する計画をしている。
報告では、7章からなる計画のうち各地区の地域づくりの章を除く6章について、担当課長が資料に沿って取り組みと成果を説明した。
審議会委員の3年任期が23日で満了になるため、委員再任も了承した。 -
梅雨前に確認 伊那合同防災訓練
伊那市と国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ヶ根市)、県伊那建設事務所の3機関は22日、出水期を控え、大規模な洪水や土砂災害を想定した初の合同防災訓練を市内各所で開いた。関係職員や陸上自衛隊、伊那署、消防団など約20団体から550人が参加。ヘリコプターによる現地調査や災害現場の衛生中継のほか、地元住民の避難誘導などの模擬訓練を実施し、それぞれの役割分担や情報の共有方法などについて確認した。
伊那市役所を主会場に午前10時から開いた訓練では、次々と本部に寄せられる災害情報を各職員らが共有しながら対策を講じる「ロールプレイング方式」で実施。中南部に停滞した前線の影響で3日間の総降雨量が400ミリとなったとの昨年、7月豪雨災害と同様の規模を想定した。
高遠町、長谷地区では土砂災害(前兆現象)のある場所が4カ所確認されたとして実動訓練を実施。長谷保育園、小学校の園児・児童ら約140人が午前11時ごろから消防団らの誘導で長谷公民館へ避難した。同公民館には、市と災害応援協定を結んだ団体による救援物資が届いた。
訓練が終了すると関係機関の代表者があいさつ。小坂樫男市長は「昨年の7月豪雨災害でも天竜川と諏訪湖がそれぞれ違う管轄のため情報の共有化が必要との反省点が出た。梅雨期を前に合同訓練が実施できたことは意義のあること」と話した。
伊那市は今後も規模を変えて合同防災訓練を開いていくことを検討している。
伊那市役所を中心に実施した合同訓練の本部会場の様子
天竜川の堤防侵食を想定した実動訓練で関係者が大型土のうを積む(市役所前の天竜川) -
伊南バイパス飯島工区が着工
飯島町本郷と駒ケ根市福岡を結ぶ、国道153号伊南バイパス(延長9・2キロ)の飯島工区(延長5キロ)が20日、起点の飯島町本郷で起工した。工事は本郷側から進め、与田切川、中田切川、郷沢川など4河川に長大橋を架けて、駒ケ根市側につなげる。10年以内の完成を見込む。
現地での起工式には、事業主体の国交省飯田国道事務所をはじめ、町や伊南4市町村首長、議会議員、地元選出の国会議員、県会議員ら百人余が出席し、工事の安全と、早期全線開通を願った。
伊南バイパスは国道153の交通緩和、地域振興、交通安全確保を目的に、駒ケ根市赤穂-飯島町本郷地区9・2キロを建設省の直轄事業として97年事業着手した。全工区のうち駒ケ根工区4・2キロのうち2・9キロが2車線による暫定供用され、残る1・3キロも本年度中の開通を目指し、工事中。標準幅員は4車線28メートル、橋りょうは2車線。
飯島工区は03年、田中前知事が「県外資本が進出し、駅前の活力がそがれてしまう」などとして、計画の見直しを提示した経過もあった。
式で、高坂町長は「伊南バイパスは飯島町の10数年来の悲願、知事の見直し発言もあったが地元の熱意で再開できたことに感謝したい。本郷地区より槌音高く工事が着手され、新しい時代の幕開けを感じている。全線の早期開通を切にお願いしたい」と感慨を込めてあいさつした。 -
駒ケ根市監査委員辞令交付
駒ケ根市は14日、市議会議員改選に伴う議会選出の市監査委員に議会の同意を得て塩沢崇さん(62)=南割=を新たに選任した=写真。塩沢さんは「精神誠意職務に精励する」と述べた。中原正純市長が塩沢さんに辞令を手渡し「監査委員の務めは市民に代わって行政をチェックすること。市の発展、市民益のために経験を生かして活躍を」と激励した。
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元気づくり支援金2次分を募集
上伊那地方事務所は6月15日まで、07年度「地域発元気づくり支援金」上伊那地域の第2次分を募集している。
今回の選定する支援金の予算額は約1600万円。対象は市町村、広域連合、一部事務組合、公共団体(NPO法人、地域づくりグループ、協議会など)。対象事業はその団体が主体となって行う地域の元気を生み出すモデル的で発展性のある事業で(1)域協働の推進に関する事業(2)保健、医療、福祉の充実に関する事業(3)教育、文化の振興に関する事業(4)安全・安心な地域づくりに関する事業(5)環境保全、景観形成に関する事業(6)産業振興、雇用拡大に関する事業(▽特色ある観光地づくり▽農業の振興と農山村づくり▽森林づくりと林業の振興、商業の振興▽その他地域の特色、個性を生かした産業振興、雇用拡大に資する事業)(7)その他地域の元気を生み出す地域づくりに資する事業竏窒フいずれかに該当するもの。
支援金の交付額は道路、水道、建物などの建設または改修、1件10万円以上の備品の取得などといったハード事業の場合3分の2以内、ソフト事業は10分の10以内。
応募に際しては(1)元気づくり支援金事業計画書(2)事業計画図書(3)公共団体などの概要書(4)公共団体などの規約(会則)(5)予算書(6)その他必要に応じて事業内容、経費の積算を説明する書類竏窒oする。公共団体などは活動拠点のある市町村(企画担当課)に応募書類を提出すること。
6月に地方事務所担当者によるヒアリングなどがあり、7月以降、選定委員会の審査を経て採択事業が決定する(最終決定は8月上旬の予定)。
問い合わせは上伊那地方事務所地域政策課企画振興係(TEL76・6801)へ。 -
地域づくり支援金上伊那地域1次分に61事業が内定
上伊那地方事務所は15日、コモンズ支援金の後継事業「地域発元気づくり支援金」の上伊那地域一次分に内定した事業を公表した。
今回は61団体から109件、約1億5千万円の要望があったが、2回の選考委員会を経て61事業を選定。支援額は総額で7758万円となった。事業区分では昨年7月の豪雨災害を受けて「安全・安心な地域づくり」などの要望が多かった。
結果は次の通り。
【地域協働の推進】◇駒ヶ根市▼市民参加を協働のまちづくり推進事業=34万円◇辰野町▼協働のまちづくり支援金事業=150万円◇中川村▼ずく出し協働事業=150万円◇宮田村▼地域づくり支援事業=144万円◇よりあい東春近地区会議(伊那市)▼東春近資源拡充事業=32万円◇おてて倶楽部(伊那市)▼地域資源の活用による集落の活性化など=60万円◇三峰川みらい会議(伊那市)▼三峰川につり天国復活事業=18万円◇沢底活性化委員会(辰野町)▼生きものとの共生・里山の健康診断プロジェクト=42万円◇下古田区(箕輪町)▼花街道手作りベンチ設置事業=28万円
【保健、医療、福祉の充実】◇伊那市▼すこやか健康塾=283万円◇箕輪町▼精神障がい者のためのひまわりボランティア育成・支援事業=30万円▼保育園保護者用メール配信事業=83万円
【教育、文化の振興】◇駒ヶ根市▼性教育プロジェクト実践事業=241万円◇辰野町▼みんなで広げる美術館運動=30万円◇箕輪町▼フェンシングのまちづくり事業=84万円◇飯島町▼早ね・早起き・朝ご飯・テレビを見ないで外遊び町民運動=47万円▼森の学校開設事業=30万円▼飯島陣屋元気もりもり塾=15万円◇ものづくり委員会▼サイエンス・キャンプ=38万円◇美和湖倶楽部(伊那市)▼バドルを作って高遠湖へでかけよう=70万円◇ホットコミュニティサポート(駒ヶ根市)=9万円◇飯島町郷土研究会▼ふるさとの昔話第二集編集出版事業=150万円◇飯島町国際協力会▼伊那谷国際フェスティバルIN与田切開催=93万円◇宮田城址保存会(宮田村)▼宮田城址の保存と伝承事業=45万円
【安全・安全な地域づくり】◇駒ヶ根市▼防災時住民ささえあい情報システム整備事業=249万円◇辰野町▼防災ハンドブック家庭保存版の作成=180万円▼自主防災組織資機材整備事業=50万円◇南箕輪村▼防犯灯整備事業=135万円▼天竜川ハザードマップ作成事業=80万円◇伊那国際交流協会(伊那市)▼在住外国人共生ネットワークづくりなど=65万円◇県石油商業組合上伊那支部南部地区会(駒ヶ根市)▼AEDの導入と救急救命講習会の開催=180万円◇辰野町社会福祉協議会▼支え合いマップ策定事業=20万円◇北小河内区(箕輪町)▼防災想定親子キャンプ(災害に負けない知恵と体験活動)継続事業=44万円◇道の駅花の里いいじま利用組合▼AEDの導入と救急救命講座の開催=26万円◇中川村社会福祉協議会▼災害ボランティア養成講座=19万円◇中越区(宮田村)▼区民の協働による安全な地域づくり事業=15万円
【環境保全・景観形成】◇駒ヶ根市▼循環型社会推進(BDF・生ごみ液肥化)事業=373万円◇箕輪町▼天竜川せせらぎロードプロジェクト=83万円▼廃食用油リサイクルによるBDF増産事業=188万円◇高遠花摘み倶楽部(伊那市)▼杖突街道沿線の景観美化などの実施=80万円
【特色ある観光地づくり】◇伊那市▼サインシステム設置事業=632万円▼秋葉街道再生事業=220万円◇箕輪町▼東山山麓歴史コース整備事業=180万円▼赤そばの町・箕輪発地域ブランドづくりプロジェクト=516万円◇飯島町▼植栽ボランティア活動による広葉樹の名所づくり事業=16万円◇中川村▼ふるさと自然公園小渋峡活性化事業=261万円◇宮田村▼里山の観光利用促進事業=39万円◇御堂垣外地域活性化委員会(伊那市)▼藤沢城址整備事業=55万円◇伊那地域アマランサス研究会(伊那市)▼雑穀アマランサスによる地域活性化推進事業=70万円◇美篶下県桜愛好会(伊那市)▼下県桜トンネルPR事業=31万円◇中川赤そば花まつり実行委員会▼中川赤そば花まつり=257万円◇宮田村商工会青年部宮田村名物丼プロジェクトチーム▼宮田村名物丼プロジェクト=141万円
【農業の振興と農山村づくり】◇伊那土地改良区(伊那市)▼木製甲ふた設置事業=82万円◇辰野白ねぎ共選出荷組合▼白ねぎ省力化推進事業=146万円◇田切地区営農組合(飯島町)▼白ねぎ省力化推進事業=146万円◇道の駅花の里いいじま利用組合▼千ヘクタール自然共生農場づくり発信基地など=153万円
【森林づくりと林業の振興】◇南箕輪村▼大芝公園森林整備事業=750万円▼里山道再生事業=90万円◇森の座(伊那市)▼伊那谷ジグザグ隊活動=139万円◇中山もりもり元気組(伊那市)▼白山北里山林整備事業=47万円◇里山の暮らしと豊かな森を守る会(中川村)▼カラマツ間伐材の利用促進と森林整備の拡大推進=77万円 -
駒ケ根市議会臨時会閉会
開会中の駒ケ根市議会第2回臨時会は14日本会議を開き、市条例の一部改正条例など専決処分6、市老人保健医療特別会計補正予算、市監査委員選任についての計8議案をいずれも原案通り承認、可決、同意したほか、伊南行政組合議会議員、上伊那広域連合議会議員、県上伊那広域水道用水企業団議会議員を選出して閉会した。
伊南行政組合議会議員、上伊那広域連合議会議員、県上伊那広域水道用水企業団議会議員は次の通り。
▼伊南行政組合議会議員=竹内正寛、木下力男、塩沢崇、坂井昌平、馬場宣子、宮沢清高、宮沢勝人▼上伊那広域連合議会議員=竹内正寛、木下力男、塩沢崇、宮沢清高▼県上伊那広域水道用水企業団議会議員=竹内正寛 -
ごみ処理施設用地選定委員会を6月下旬に設置
上伊那広域連合が計画しているごみ処理施設建設の用地選定について、小坂市長は14日、市議会全員協議会で「新ごみ中間処理施設用地選定委員会」(仮称)を6月下旬に立ち上げる考えを示した。
選定委員会は12月を目途に、区域内でいくつかある候補地から最終用地1カ所を絞り、市長へ報告する。
委員は市議会7会派の代表者、市民団体代表者、公募など21人。
候補地は、これまで受け入れを表明した地区を含む4カ所とするのか、広域連合事務局や委員会で候補地になり得るとみる場所を加えるか選定対象を検討。現地確認などを踏まえ、多角的に検討して決める。
選定作業案では6月29日に第1回を開き、7月に候補地を決め、関係地区への説明、候補地の比較検討へ入る。
用地選定は透明性を図るため、会議は原則として公開。会議の概要は市ホームページなどで公表し、市民からのパブリックコメントを募集する。
選定委員会の報告を受け、市長が最終候補地を決定する。
また、伊那市の選定委員会を設置後、上伊那広域連合に「ごみ処理基本計画推進委員会」(仮称)を設ける。圏域の住民団体代表、伊那市の用地選定委員会代表、公募など25人で構成し、ごみ減量化・資源化推進の検討、新ごみ処理施設の処理方法(機種)を検証する。
全協で説明を受けた議員から、関係区の範囲などに質問が出され、酒井副市長は「選定委員会で確認する」とした。また、透明性の確保、住民説明などに要望が出た。 -
5月臨時県会で決定した常任委員会・議会運営委員会における上伊那選出県議の委員会、役職
5月臨時県会で決定した常任委員会・議会運営委員会における上伊那選出県議の委員会、役職は次の通り。
◇向山公人(伊那市、創志会)=総務警察委員会、委員長
◇佐々木祥二(駒ヶ根市、創志会)=文教企業委員会、委員長
◇垣内基良(辰野町、自民党県議団)=商工観光生活環境委員会、副委員長
◇小林伸陽(箕輪町、共産党)=土木住宅委員会、副委員長
◇木下茂人(伊那市、自民党県議団)=文教企業委員会 -
小渋ダムでダム管理演習を実施
出水期を前に、中川村大草の天竜川ダム統合管理事務所は11、14日、同村の小渋ダムと伊那市の美和ダムで、洪水を想定したダム管理演習を行なっている。
演習は、ダムの放流や洪水を貯水池に貯め込むダム操作や、関係機関への情報伝達、警報所のサイレンによる放流警報など一般への周知演習を行ない、安全なダム管理に役立てるもの。演習では実際に放流は行なわず、コンピューター操作で手順を確認する。
初日、小渋ダムでは放流時の危害防止のため、自治体や警察、消防など関係機関に通知し、午前10時17分に予備放流し、サイレンは1分ごと区切り5回、合計6分間に鳴らした。引き続き、10時47分に「急激放流」とし、サイレンを鳴らし、警戒を呼びかけた。放流量は最大500トンを想定した。
14日は異常出水を想定しゲートを全開、千トンを放流する演習を行なう予定。 -
自動車税の納期限内納付キャンペーンとして休日、夜間、出張納税窓口を設置
上伊那地方事務所は31日まで、自動車税の納期限内納付キャンペーンの一環として休日、夜間、出張納税窓口を設置する。
休日納税窓口の設置は26、27日の午前9時縲恁゚後4時で、伊那市の県伊那合同庁舎にある税務課に休日窓口を開設する。
出張納税窓口の開設は27日の午前9時半縲恁゚後3時半で、窓口の設置場所は駒ヶ根市のベルシャイン駒ヶ根店と箕輪町のジャスコ箕輪店のそれぞれ1階となる。
夜間納税窓口は16日縲・8日、21日縲・5日、28日縲・1日の3回で各日午後7時まで。伊那市の県伊那合同庁舎税務課に開設する。
06年度、上伊那地方事務所管内では約85千台の納税通知書が発送され、うち62・4パーセントが納期限までに納付している。 -
南アルプス鹿公園廃止を検討
伊那市長谷にある南アルプス鹿公園の継続が厳しい状況になっている。維持管理に経費がかかり、採算が取れないことから、市は07年度の廃止を検討している。
長谷地域協議会で10日夜、市の考えを示し、委員の意見を聞いた。今後も引き続き、継続できる方策を探ることにした。
鹿公園は85年、長谷村民からシカ2頭が贈られ、鹿牧場として始まった。89年、シカが村獣指定され、名称を鹿牧場から南アルプス鹿公園に変更。現在、広さ2ヘクタールで約60頭が飼育されている。シカは人に懐きやすく、休日には子どもたちが訪れている。
年間15縲・0頭の子ジカが生まれ、頭数が増える一方。希望者に出荷しているが、有料のため、引き取り手がほとんどいない。管理委託や飼料など年間230万円がかかる。
委員から「当時は人気があったが、今ではシカの有害鳥獣被害で困っている人がいる。おしまいにしても差し支えない」との意見も出たが、規模縮小や「食肉としての活用を検討してからでも廃止は遅くない」など継続に向けた取り組みを求める声が目立った。
今後、産業や観光面から、シカの肉や皮、角の活用法などを検討していく。
市は新年度予算の有害鳥獣対策として、シカなどを食材として有効活用するため、流通・加工などの調査研究を盛り込んでいる。 -
伊那市応援協定関係者会議
伊那市は11日、市役所で、災害時に応援協定を結ぶ団体関係者との連携を深めるための会議を開いた。災害発生の恐れのある梅雨期を前に、協定を結ぶ15団体の各担当者と市職員の計60人が集まり、昼夜の連絡先や協定内容の情報交換などをした=写真。
昨年7月の豪雨災害時に市と協定団体間で円滑に連携が取れなかったため、具体的な連携方法や応援手段などを確認するために開いた。あいさつに立った小坂樫男市長は「いざという時に向け、連絡形態の整備が必要となる。梅雨期に向けてこの会議で準備をしていきたい」と話した。
市は、95年から災害時の医療救護、緊急情報などの放送、応急生活物資供給などに関し、23団体と協定を結んでいる。 -
駒ケ根市議会改選後の初議会開会
駒ケ根市議会は10日、改選後初の議会を開いた。正副議長選挙を行い、議長に竹内正寛氏(56)=公明党、町三、5期目=、副議長に木下力男氏(66)=無所属、小町屋、3期目=が当選した。任期は申し合わせにより2年間。
議長に立候補していたのは竹内氏と馬場宣子氏(58)=共産党、東伊那、4期目=の2人。得票数は投票総数15票のうち竹内氏11票、馬場氏2票。ほか2票は無効票だった。副議長には木下氏一人が立候補していた。
各議員の議席を抽選で決めたほか、常任委員会などの構成も決めた。
会期は5日間。14日に本会議を開き、専決処分6、補正予算1の計7議案について審議、採決するほか、伊南行政組合議会議員、上伊那広域連合議会議員などの選挙を行う。
委員会構成は次の通り。
◇総務産業委員会▽委員長=坂井昌平▽副委員長=三原一高▽委員=坂本裕彦、塩沢崇、菅沼孝夫、中坪宏明、長谷部清人◇文教厚生委員会▽委員長=宮沢清高▽副委員長=加治木今▽委員=木下力男、小林敏夫、下平順一、馬場宣子、宮沢勝人◇議会運営委員会▽委員長=長谷部清人▽副委員長=宮沢勝人▽委員=坂井昌平、坂本裕彦、塩沢崇、宮沢清高 -
伊那市の同報無線がデジタル方式で一元化に
伊那市は3市町村合併に伴い、旧市町村で個別に整備していたアナログ同報無線を統合接続し、新市庁舎から市内全体に防災情報を伝達するデジタル方式によるシステムを構築した。10日、市役所で総務省信越総合通信局より無線局免許状が小坂樫男市長へ手渡され、同システムの運用が同日から始まった。
市消防防災課によると、合併特例法期限内に合併した市町村内ではデジタル方式の同報無線システムを構築したのは同信越総合通信局管内(長野県、新潟県)で初めて。「(合併特例法期間内で)1番最後に合併し、最初にデジタル方式を取り入れた」(関係者)ことになるという。
今後、計画される各アナログ同報無線のデジタル化更新へのスムーズな移行を目指すため、デジタル方式による通信方法を採用。旧市町村役場の既設アナログ親局を運用しながら新庁舎のデジタル親局を用いて各アナログ親局間を接続した。
これまでは、各旧市町村の親局からそれぞれの地区の屋外スピーカー(伊那地区147本、高遠町地区12本、長谷地区15本)へ防災情報などを流す方法のみのため新庁舎から情報を伝える場合は電話やFAXで高遠町、長谷地区の旧役場へ情報内容を連絡していた。通信方法を一元化しことにより、電話で内容を伝えるなどの手間が省けたため迅速な情報の共有が可能となった。
システムの構築は06年事業で、総額約6千400万円(うち95パーセントは合併特例債を使用)。事業費には、接続工事費のほか、既存のアナログ親局がデジタル波を受けるための装置や、デジタル親局の遠隔制御装置(伊那消防署と防災対策本部へ設置)の費用などが含まれている。
新庁舎に設置したデジタル親局の使用方法を確認する職員 -
登場
上伊那地方事務所長
宮坂正巳さん(54)「自然が豊か。広大な面積の中に工場も立地しているし農地もある。10広域の中でも一番豊かな地域だと認識している。地域の人たちが大手を含めた企業誘致を進めた成果がでてきている発展性のある地域」と上伊那の印象を語る。
1976年、県の職員に。上小の地方事務所から始まり、企画局の交通政策課長、北安曇地方事務所長、企画局の企画局長などを歴任。県下水道公社の理事長を経て、上伊那地方事務所長に着任した。
交通政策課長時代には、松本空港の運用時間延長のために尽力した。住民の理解を得ながら物事を進めていくことの難しさを実感しつつも午前9時から午後5時までだった運行時間を、副便ができる午前8時半から午後7時までに延長することを実現。便宜性の向上に努めながら利用促進に努めた。
「村井知事の就任後、県では『市町村が輝く長野県』を目指した取り組みを進めている。上伊那でも8つの市町村が輝き、地域のみなさんが安心して暮らしていけるような支援をしていきたい。上伊那はいろんな分野で先進的。観光、農業、工業を総合した上伊那ブランドを作っていくことを地方事務所としても支援していきたい」
趣味は家庭菜園と読書。中でも『新宿鮫』を代表作とするハードボイルド、冒険小説作家・大沢在昌氏の作品はほとんど読破している。
単身赴任中。妻、娘、息子は長野市で暮らす。 -
南箕輪村議会
議長に有賀彰司氏、副議長に孕石勝市氏南箕輪村議会は改選後初の議会を8日開き、正副議長選挙で、議長に有賀彰司氏(67)=無所属、南殿=、副議長に孕石勝市氏(66)=無所属、田畑=が当選した。
正副議長選挙は立候補制。議長は有賀氏1人の立候補で、指名推薦により当選。副議長は孕石氏と三沢澄子氏(57)=共産党、北殿=の2人が立候補し、投票で孕石氏が当選した。任期は、正副議長ともに申し合わせにより2年で09年4月26日まで。
有賀議長は、「定数が減り村の皆さんが議員10人に期待するものが非常に大きい。負託にこたえられるようにやっていきたい」。孕石副議長は「開かれた議会運営をしたい。議員と議長とのパイプ役として活力ある議会活動ができるよう全力を出していきたい」と抱負を述べた。
正副議長選挙のほか議会選出議員選挙、07年度一般会計補正予算案など4議案を可決、先決処分2件を承認、監査委員の選任に同意した。
一般会計補正予算は歳入歳出に各3375万円を追加し、総額を41億8375万円とする。歳出の主なものは老人憩いの家バリアフリー工事、商工業振興資金貸付基金積立金、村道109号線工事請負費(地方道路交付金事業)など。
議案は村商工業振興基金の設置に関する条例の一部改正条例、村消防団員等公務災害補償条例の一部改正条例、村老人保健医療特別会計補正予算。先決処分事項の承認は、村税条例の一部改正条例、国民健康保険税条例の一部改正条例。
監査委員は原司宣さん(68)。
委員会構成、議会選出議員は次の通り(敬称略)。
【常任委員会】
◇第1(5人)▽委員長=高見利夫▽副委員長=久保村義輝▽委員=小坂泰夫、原司宣、有賀彰司
◇第2(5人)▽委員長=原悟郎▽副委員長=山本昭子▽委員=三沢澄子、山口守夫、孕石勝市
【議会運営委員会】
▽委員長=小坂泰夫▽副委員長=山口守夫▽委員=高見利夫、原悟郎
【議会選出議員】
◇上伊那広域連合=有賀彰司、孕石勝市
◇伊那消防組合=有賀彰司、高見利夫
◇伊那中央行政組合=有賀彰司、原悟郎
◇県上伊那広域水道用水企業団=有賀彰司
◇伊北環境行政組合=有賀彰司、原悟郎 -
駒ケ根市議会全協で報告 広域連合情報システム再構築へ
駒ケ根市は7日の市議会全員協議会で上伊那広域連合情報システムの最適化計画について説明した。計画によると住民サービスの水準向上と経費削減を目的として、現行のコンピューター基幹システムを09年9月までに再構築する。関連する総経費は11年までに約31億1千万円の見通し。
現在のシステムは大型汎用コンピューターを使い、必要に応じて職員がプログラムを自己開発しているが、高度情報化の流れの中で旧態化しつつあることから、情報処理の簡素化、効率化、高度化などのため、抜本的な再構築を図る。これにより、業務コスト、システム処理コストは年間約3億円削減できるという。 -
【記者室】失言の重み 吉村元知事
元県知事の吉村午良氏が亡くなった。と聞いても上伊那地域の住民にとってはピンとこない竏窒ニいうのが実感のようだ。上信越道、長野新幹線の開通や長野五輪開催などを大きな実績として評価する向きもあるが、いずれも県南部にはほとんど関係がなかったから無理もない▼唯一思い出すのがスピードスケート競技を指した「面白くない。ミズスマシみたいに回っているだけだ」との発言だ。言葉というのは恐ろしい。5期20年知事を務めたあげく、多くの庶民の記憶に残ったのは問題発言だけとは▼その後本人は陳謝したが、実際にそう思っていたからこそ口に出てしまったことなのは誰にでも分かる。まさに不覚。吉村さん、今でもあの世で悔やんでいるに違いない。(白鳥文男)
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駒ケ根市市議会会派決定
駒ケ根市議会議員がつくる新たな会派が7日、明らかになった。届け出会派は5。15議員全員がいずれかの会派に属している。
会派と所属議員は次の通り(届け出順)。
▽日本共産党=坂本裕彦(代表)馬場宣子▽明政会=塩沢崇(代表)中坪宏明、宮沢勝人▽創風会=坂井昌平(代表)菅沼孝夫、木下力男、小林敏夫▽あかつき=宮沢清高(代表)竹内正寛、三原一高、加治木今▽komagane市民倶楽部=長谷部清人(代表)下平順一 -
駒ケ根市議会正副議長立候補
駒ケ根市議会は7日、全員協議会を開き、正副議長選挙への立候補届け出を受け付けた。議長には共産党の馬場宣子氏と会派あかつきの竹内正寛氏の2人が、副議長には創風会の木下力男氏がそれぞれ立候補した。選挙は10日の市議会臨時会で執行される。
立候補者らは抽選順に演説を行い、議会の活性化や質の向上などをそれぞれアピールした=写真。規定によると当選要件は有効投票数の4分の1以上。定数の15票がすべて有効票だった場合、4票以上で当選が決まる。副議長は立候補者が1人のため、10日の議会で指名推薦を経て決定される見込み。任期は申し合わせにより、いずれも2年。
選挙は議会活性化対策の一環として2年前に初めて導入され、今回が2回目。 -
【記者室】正副議長選挙
改選後初の箕輪町議会が開かれ、正副議長が決まった。選挙の透明性を-と立候補制を今回から導入し、立候補者は1人ずつ。当初の予定通り事前に初心表明をし、本会議で指名推薦により「異議なし」と当選が決まった▼立候補者が多ければいいということではないので、もちろん何の問題もないのだが、正副それぞれ2人ずつ立候補者が出るのでは-と勝手な予想をしていたので、少しばかり気が抜けた。「新議員皆でだれかを出すことをすればよかったのに」との町の声も聞かれた▼初の試みはおとなしめに終わった。正副議長の任期は申し合わせにより2年。新しい顔ぶれの町議会も2年経てば慣れるであろうし、次回はもっと手を挙げる人がいるかもしれない。(村上裕子)
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駒ケ根警察署飯島町飯島警察官駐在所所長の清水伸一警部補(51)、飯島町中町
3月26日付けでした。
「飯島には飯島の雰囲気があり、そのうちに自分の力が必要な所が見えてくる。気負いを無くして、流れにまかせて自然体で、活動したい」
塩尻市生まれ、大学卒業後、警察官に応募。警察学校で半年間研修した後、初任地の大町警察署池田交番へ。1年で長野中央署に異動、若松町交番や留置所勤務を経て、刑事課鑑識係に「科学の目で見て、客観的証拠を集めることが要求され、1つの物を様々な角度から見るなど、物の見方を勉強した」。
現場では犯人に結びつく資料を集めるのが鑑識の仕事「泥棒は手袋をはめて、盗みをするが、ふとした気のゆるみで、指紋を残すことがある、それを探す。異臭放つ遺体に触ったり、火事場ではすすだらけになることもあり、鑑識は大変な仕事で、根気もいる。信念がなければできない」という。
県警本部の鑑識を経て、巡査部長に昇任し、伊那署西春近駐在所に。「対象が物から人になり、自分にできるかなと不安に思いながら赴任したが、駐在勤務こそが、警察の原点だと気付いた。警察は世の中の機関の1つ、信頼してくれる人々がいるから成り立つとつくづく感じ、警察に対するイメージが変わった。その時から、駐在所勤務でやっていこうと思った」という。その後、中川村大草駐在所に。
「どうしたら、地域に貢献できるか」と真剣に考え、この村の実情にあった交通安全啓発活動をしようと、まず、村の幹線道路を走行し、ビデオ撮影し、車の中からの視野について検証、死角が大きいことを発見し、安全教育に生かした」と振り返る。
この後、伊那署美篶駐在所に。世帯数が多く、日々の仕事に追われ、一般の住民との知合う機会が少なかった。
「飯島駐在所では巡回連絡を通じて、地域の人々に知ってもらい、地域を歩いて、地域の人々や地域を知りたい。そこから始めたい」。
最後に「何か困ったことがあったら、1人で悩まず、相談を」と呼びかけている。
2人暮らし(大口国江) -
町役場と文化センターの横断道路に滑り止めカラー舗装設置へ
箕輪町は、役場庁舎と町文化センターの間を走る町道371号線の歩行者が横断する場所に、樹脂系滑り止めカラー舗装を施す。大型連休明けに設置工事を予定している。
役場南側の駐車場と町文化センターを行き来するため歩行者が頻繁に横断する場所。歩行者の安全確保のため、運転者に人の通行が視覚的に分かりやすくなるようにする。
舗装は延長4・5メートル、幅3メートル。カラー舗装の両側に白線を引く。 -
箕輪町議会正副議長選
議長に上嶋貞一氏、副議長に松崎久司氏箕輪町議会は改選後初の議会を2日開き、正副議長選挙で、議長に上嶋貞一氏(68)=無所属、三日町=、副議長に松崎久司氏(68)=無所属、福与=が当選した。
今回、正副議長選挙に立候補制を導入。各1人が立候補していた。臨時会で選挙は指名推薦により決定。任期は、正副議長ともに申し合わせにより2年。
上嶋議長は、「町民の負託に答える開かれた議会のため一生懸命努力する。議会としての責務を果たすため、町の発展のため尽くしたい」。松崎副議長は「開かれた議会のため精一杯働かせてもらう。負託に答えるため議長と力を合わせて全力で務めたい」とあいさつした。