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箕輪町議会12月定例会開会
箕輪町議会12月定例会は8日開会し、06年度一般会計補正予算案など11議案と請願・陳情を提出し、各常任委員会に付託した。
提出議案は、町へき地診療所設置条例の一部改正、町福祉医療費給付金条例の一部改正、町消防団員等公務災害補償条例の一部改正、06年度一般会計などの補正予算、県後期高齢者医療広域連合の設置、南信地域町村交通災害共済事務組合規約の一部変更など。
請願・陳情は次の通り。
◇請願 ▽大型小売店舗の進出阻止について請願書▽「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる請願
◇陳情 ▽安全・安心の医療と看護の実現を求める陳情書▽療養病床の廃止・削減と患者負担増の中止等を求める陳情書▽トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書の提出について -
片桐村議に県町村議長会表彰
宮田村の片桐敏良村議(70)=中越区=が、村議在籍10年の自治功労で、県町村議長会表彰を受けた。6日の村議会12月定例会冒頭で伝達式があった。
片桐氏は村議3期目。伝達式では小林茂議長から表彰状を受け取った。
同僚議員の祝福を受け「地域の皆さんのおかげで表彰を受けることができた。村のため、地域のために今後も頑張りたい」とあいさつした。
同村議会の現職では、8期目の小田切敏明氏、4期目の山浦正弘氏が同表彰を受けている。 -
12月村議会開会、北の城橋改修補正予算可決
宮田村議会12月定例会は6日開会し、村は体育・文化施設の使用料を来年度から時間制に統一改定する条例制定案、本年度一般会計補正予算案など15件を提出。橋げたの一部損傷で通行止めにしている北の城橋の全面改修工事費用2041万円についての補正予算案など2件は即決し、全会一致で承認した。
同橋の改修事業は来年度にもまたがり、概算総額で2941万ほどになる見込み。
清水靖夫村長はこの日の議会で改めて、再開通の見通しが4月末頃と説明。
橋の利用者が多い対岸の伊那市や県伊那建設事務所に事業費も含めた支援、協力を要請していることも明らかにした。
開会冒頭、清水村長は社会問題化している子どものいじめ問題について言及。
学校や保護者に任せるだけでなく、「ほめたり、戒めたり、地域の理解と協力をお願いしたい」と呼びかけた。
会期は15日まで。一般質問は12日午前9時から行なう。 -
宮田村の機構再編、係の統廃合で5課13係体制へ
宮田村は来年度当初からの実施予定で、教育委員会教育総務係に保育関連を加えて「こども室」に改組するなど、係の統廃合で5課13係体制(教委、議会事務局含む)への機構再編を計画。現行より2つ係が少なくなるが、村は「教育の充実とともに、職員数も減っている現状でさらに行政改革を進めるため実状にあった体制にする」と説明する。6日開会の村議会12月定例会に、再編に向けた担当業務見直しに関する改正条例案を提出した。
廃止予定の係は総務課生活環境係と住民福祉課国保児童係。
生活環境係の消防、防犯、防災に関わる業務は総務課総務係に移管し、ゴミなどの環境関連は住民福祉課へ移す。
国保児童係の保育関連は村教委のこども室が受け継ぎ、その他の業務は住民福祉課の他の係に移る。
また、総務課税務係は、住民福祉課に異動する。
村教委のこども室は、保育、小学、中学と各担当を設けることも視野に調整。公民館関連の生涯学習係との2係体制は変わらない。
2002(平成14)年度に10課21係あった村の体制は、課、係の数からみると5年ほどで半減する格好だ。 -
箕輪町議会12月定例会日程
8日開会箕輪町議会12月定例会は8日開会し、21日までの14日間開く。
提出議案は、町へき地診療所設置条例の一部改正、町福祉医療費給付金条例の一部改正、町消防団員等公務災害補償条例の一部改正、06年度一般会計などの補正予算、県後期高齢者医療広域連合の設置、南信地域町村交通災害共済事務組合規約の一部変更など。
日程は次の通り。
▽8日午前9時=本会議開会▽9縲・3日=休会▽14、15日=一般質問▽16、17日=休会▽18、19日=常任委員会審査▽20日=休会▽21日午後1時半=本会議、全員協議会 -
ますみケ丘平地林を活用したイベントを企画
伊那市は9、10日、ますみケ丘平地林で市民の森林(もり)づくりを目指した「キックオフ・イベント」を開く。「森遊びのお店屋さん開店!」「広場のためのウッドデッキづくり」の2つで、まず市民に平地林を知ってもらうねらい。
平地林はアカマツを中心とした面積68ヘクタール。97年から「市民の森林」として地権者から用地を買収している。
3月、ますみケ丘平地林利活用実施計画策定委員会が市へ提出した平地林の具体的な利活用についての報告書を受けて企画した。これまで自然観察会はあったが、イベントは初めて。
森遊び(10日午前10時半縲恁゚後3時)は、落ち葉や木の実を入れる万華鏡作り、松ぼっくりの人形作り、小枝を使ったクリスマスツリー作り、たき火で焼くクルクルパン、ハンモック遊びなどを用意。参加費(保険代)は大人200円、小学生以下100円。
ウッドデッキ(9、10日午前9時縲恊ウ午)は大人向けの講座で、間伐材を使ってウッドデッキやベンチを作る。島崎山林塾企業組合の藤原祥雄さんらを講師に、伐採から製材、チェーンソーの使い方などを学ぶ。参加費(2日間)は大人500円。
持ち物は、おわんとはし、昼食、飲み物、軍手など。
当日は鳩吹公園駐車場に集合。雨や雪の場合は中止となる。
市は「遊びだけでなく、山林の恵みを取り入れた。イベントを通し、里山に目を向けてもらえるのではないか」と話す。
今後も季節に合わせ、森林に親しみ、保全整備を考えるイベントを組んでいきたいとしている。
問い合わせ・申し込みは、市産業振興部農林振興課林業振興係(TEL78・4111内線2416、2417)へ。 -
07年予算編成方針
飯島町は5日役場で、係長、専門官以上の職員ら35人が出席し、予算編成会議を開き、高坂町長は「締めるところは締め、行財政改革を推進する一方で、若者住宅や新規企業導入など、予算を重点配分し、選択投資型のメリハリの効いた予算」-など編成方針を示した=写真。
基本方針に▽住民との協働のまちづくりを実践していく予算▽子育て支援、若者定住の促進▽新しい基盤整備や新規企業導入を含む地域振興▽安心、安全のまちづくり▽継続事業の確実な推進-を掲げた。
また、留意点として▽会計管理者の設置、こども室(仮称)の新設に配慮▽人件費総額を前年度より削減▽物件費の削減▽委員会等の定数の見なおし▽町単独の金品の支給は原則しない-などを挙げた。
高坂町長は「町の経常収支比率は85%で起債制限比率は11・5%で、前年度よりも0・7ポイント悪化した。新型交付税も飯島町にとってはマイナス要素になる」と町の財政見通しについて述べ「ふるさとづくり計画や集中改革プランに基き、行財政改革を進めるのみでなく、協働のまちづくりや人口増活性化対策など投資的事業に重点配分した予算編成を」と呼び掛けた。
また、県職員の贈収賄報道にも触れ「飲酒運転や官製談合など公務員の綱紀が問題になっている。飯島町職員から社会的問題を絶対に起さないように」と気を引き締めた。 -
天竜川ふれあい公園(仮称)ワーキンググループが整備計画をまとめる
中川村中央の天竜川河川敷に整備する天竜川ふれあい公園(仮称)について整備計画を具体的に検討するワーキンググループは4日夜、役場で第5回を開き、素案(平面図)を基に検討し、計画をほぼまとめた。今後、設計業者に依頼し、基本設計を作成、国交省に申請。来年度より具体的整備に着手する考え。
計画では、一般車はいさわ食堂南の国道から進入し、堤防沿いを第2駐車場まで。サイクリング、歩行者用道路は堤防上から山際の道まで公園の外周を1周する。親水広場は池や川を作り、水遊びができるスペースにする。
芝生広場には円形花壇、バーベキュー広場、フットサルコート2面を取る。桜、モミジを植栽する。釜淵付近は自然観察林や花壇に整備。広場には仮設の東屋やトイレを設置する。駐車場は3カ所約80台収容を見こむ。
参加者からは「マレットゴルフコースができないか」「桜は寿命が長いエドヒガン桜を」「花壇は堤防に沿って帯状が景観的によい」「排水路が必要」「花好きな個人、団体に希望者を募り、花壇を作り、管理してもらったら」など様々な要望や意見が出された。 -
伊那市と4団体が災害時応援協定結ぶ
伊那市は5日、災害が発生する恐れ、発生した場合の日用品の供給、円滑な災害復旧などのために、関係する4団体と応援協定を結んだ。今回で市の災害時応援協定締結団体数は21団体となった。
調印した4団体は、量販店の「カインズ」(本社・群馬県)、同「NPO法人コメリ災害対策センター」(本社・新潟県)、市下水管路維持事業協同組合、市下水道指定工事店組合。
協定書によると、災害時において市は、両量販店に救援物資の優先供給などを協力要請できる。同協同組合、同工事店組合に対しては、幹線道路、宅内の下水道の応急対策などを要請でき、工事店組合は、仮設トイレの手配と設置も協力する。
両量販店は、いずれも県内市町村との初めての応援協定の締結となった。
小坂樫男市長は「災害はいつ起きるか分からない。そんな中、皆さんの好意で物資の供給、管路の維持、仮設トイレの供給などに関しての応援協定が結べたことに感謝する」とあいさつした。
調印式に出席した小坂市長と4団体の関係者 -
駒ケ根市議会12月定例会開会
駒ケ根市議会12月定例会は4日開会した。会期は21日までの18日間。条例5、補正予算4、事件3の計12議案が上程され、常任委員会に付託された。最終日の21日に採決される。
一般会計補正予算は歳入、歳出それぞれに3億6700万円を追加し、総額145億5760万円とするもの。北の原工業団地誘致企業への立地資金預託金など1億3500万円、東中学校体育館の耐震補強工事費8630万円などが計上されている。
日程は次の通り。
▽4日=本会議(提案説明、質疑、委員会付託など)▽12・13日=本会議(一般質問)▽14・18日=委員会(付託議案審査)▽21日=本会議(委員長報告・質疑・討論・採決) -
南箕輪村議会常任委員会
次の一般選挙から2委員会へ南箕輪村議会の議員定数が次の一般選挙から削減されることに伴い、常任委員会・議会運営委員会定数等検討特別委員会(清水松雄委員長)は4日、12月議会定例会で調査結果を報告した。常任委員会を2委員会にするなどの意見を議会で決定した。
議員定数は次の一般選挙から現在の16を10に改正する。これにより、常任委員会の委員会数、所管、定数、名称、議会運営委員会の定数の見直しのため特別委員会を設置。委員は15人。本年3月から3回の委員会で協議した。
常任委員会は2委員会で、名称は第1、第2常任委員会。定数は各5人。所管は第1常任委員会が総務課、財務課、教育委員会及び他の常任委員会の所管に属さない事項、第2常任委員会は住民福祉課、産業課、建設水道課。議会運営委員会の定数は4人。 -
南箕輪村議会12月定例会開会
南箕輪村議会12月定例会は4日に開会し、村が06年度一般会計補正予算案、村消防団員等公務災害補償条例の一部改正案など10議案を提出した。一般会計補正予算と水道事業会計補正予算は即決した。
一般会計の補正予算は、林業振興費で大芝高原のアカマツの松くい虫被害予防対策業務委託料1200万円など。
監査委員の選任は、任期満了に伴い有賀信夫さん(66)=南殿=を再任した。
請願・陳情は次の通り。
◇請願 ▽「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる請願
◇陳情 ▽中国人強制連行・強制労働に関する意見書採択を求める陳情書▽療養病床の廃止・削減と患者負担増の中止等を求める陳情▽安全・安心の医療と看護の実現を求める陳情書▽トンネルじん肺根絶の根本的な対策を求める意見書の提出について -
県議選 清水洋氏出馬表明
上伊那郡区選出の現職県議・清水洋氏(53)=志昴会、箕輪町=は2日夜、後援会の拡大役員会で、来春の県議選に同区から出馬する意向を示した。
「政治はあくまで結果責任。次の4年間はみなさんが豊かさを感じられるような政治を目指したい」と語った清水氏は、地域の熱意ある要望をいかにして県へ伝えていくかを次の4年間の課題の一つに上げた。少子高齢化問題については▽働くことを希望する高齢者の雇用体系の確立▽少子化対策に取り組む企業の減税▽県独自の奨学金制度の確立竏窒ネどに取り組む意欲を見せた。
村井県政については「地域の思いを届けるシステムができた」と評価しつつも、衆院議員時代の公設秘書を県の任期付き職員に採用したことなど批判。「いいことはいい、悪いことは悪いと伝え、県議としての筋を通したい」とした。
また、今回の戦局については「大変厳しい選挙になる」とし、出席者に協力を求めた。 -
県議選 前職垣内基良氏が出馬表明
来春の県議選上伊那郡区に、前職垣内基良氏(57)=辰野町=が2日夜、臨時総会で出馬すると表明した。
垣内氏は「前回(03年4月)の選挙から3年半、冷静に県政を見た。現職の時に思っていたことが、おごりだったと思えてならない」と反省点を挙げ「長野県は全国でも不景気の県。景気回復を第一に考える。厳しい選挙戦になると思うが、自分自身の最後の戦いの締めくくりとしたい」と支援を求めた。
前回、1票差で破れ、辰野から再び県議を送り出そうと矢ケ崎町長らが激励の言葉を送った。
前回は町内から2人が立候補したが、今回は1本化する方向。厳しい選挙戦が予想され、支部組織の拡大、支部単位でのミニ集会の開催などを展開し、会員の拡大につなげる。所属は未定。
総決起集会は来年1月27日に開く予定。 -
・ス光の力・スを村の安全、安心に、公用車に青色回転灯
宮田村は村公用車20台を青色回転灯装着のパトロール車に指定し、巡視活動などで交通安全や防犯に目を光らせることになった。4日に出発式を開き、村内をパレード。村の全職員が講習を受けて、パトロールできるよう資格を取得しており、安全の・ス光・スで住民生活を見守る。
村内の今年の交通事故(人身)は3日現在で、昨年同期比51・4%増の53件と急増。村は関係機関と連携して、青色回転灯の導入を決めた。
村のほぼ全ての公用車を回転灯装着車に登録し、村の全職員と小中学校の教職員数人、防犯女性部の一部が資格を取得して、130人体制で巡視活動が可能になった。
出発式で清水靖夫村長は「住民の安全安心を守っていこう」とあいさつ。山本修作駒ケ根署長は「交通事故や子どもの安全など、油断を許さない社会状況。安心の光になるよう、活動して」と呼びかけた。
関係者によると、これほど多くのパトロール資格者がいる体制は、伊那谷の町村部としては最大規模。
業務移動以外にも、18日から22日は夕方の巡回を実施。交通や防犯など各安全期間中にも定期的なパトロールを展開していく考えだ。 -
市議会が開会 06年度一般会計補正予算など22件を提案
伊那市議会12月定例会が4日、20日まで17日間の会期で開会した。市から提案されたのは一般案件4件、条例案件8件、06年度補正予算10件の計22件で、20日に採決する。
06年度一般会計補正予算は4700万円を追加、総額を333億7200万円とする。主なものは、新たに開業する人を支援するための新規創業支援施設の整備、老朽化に伴う美篶公民館建設の測量設計委託、ツキノワグマ出没に対する対策費など。
市特別職報酬審議会条例は、副市長制導入に伴う報酬額を審議するために設置。
市保養センター条例は、羽広荘の利用料金を年末年始、繁忙期に1人1泊につき3千円以内の割増料金を徴収するもの。南アルプスからの初日の出を見ることができる宿としてPR。公布の日から施行する。
陳情は、入笠山縲恷ュ嶺高原にかけて計画されている風力発電事業の中止また白紙に戻して再検討することを求める5件のほか「市内の高等学校にバス通学する生徒のバス料金軽減と利便の向上を図ることに関する陳情」などが提出されている。
開会あいさつで、小坂市長は、風力発電事業について「市議会に陳情が出され、継続審査となっている。議論を踏まえ、態度を明らかにしたいと考えている」と述べた。 -
箕輪町07年度予算編成方針
箕輪町の平沢豊満町長は1日、07年度予算編成方針を示した。一層の「行政経営」型の町政運営の強化・充実と改革推進の考えを示し、選択と集中を図り限られた財源で最大の効果を生むための取り組みを徹底的に進め、メリハリのある予算編成を求めた。
「地方自治体は、自己責任・自己決定に基づく行政運営がより一層求められ、従来の『行政管理』型から『行政経営』型の自治体運営への転換が重要」とした上で、予算編成では「枠配分方式」を継続し、事業のスクラップ・アンド・ビルドをして選択と集中を図る方針を示し、基本となる10項目を設定した。項目は▽振興計画の具体化▽行政改革の推進▽06年度当初予算の経常経費一般財源以内にする経費の効率化▽自主財源の確保-など。
予算編成にあたっての基本姿勢に、最小コストで最高品質の町民サービスなど5項目を改めて指示した。 -
箕輪町07年度保育料を諮問
箕輪町保育料審議委員会は30日夜、町役場で初会合を開き、平沢豊満町長が07年度保育料を白紙諮問した。
町長は、委員を委嘱し、「税源移譲の関係で保育料にも微妙に影響する。忌たんのないご意見をいただき、適性なご検討をお願いしたい」と話した。
委員は町議会議員、民生児童委員、主任児童委員、町保育園保護者会正副会長、保育園長会長、知識経験者ら10人。委員長は民生児童委員会長の星野和美さん。保育料、園の運営状況、運営費などの説明を受け協議した。
町は06年度、保育料徴収の階層と年齢の区分を細分化し、階層は7階層から9階層、年齢は2区分から3区分に改定して保育料を引き下げた。 -
高遠町内の祭り統合など催し見直し検討
伊那市の高遠町観光協会は、歴史ある「城下祭り」と伝統の「燈篭(ろう)祭り」を統合するなど、町内の各種催しの見直しを検討している。30日夜あった高遠町地域協議会で意見を求めた。
催しの見直しは行政改革(経費削減)の一環。観光協会の合併を来年度に控えるなかで、旧3市町村での祭りや催しが多く、日程が近いことも理由の一つ。
高遠町観光協会では8月に理事や会員などで「祭りプロジェクトチーム」を編成し、検討。地域協で示した案によると、4月の桜祭りや10月の秋祭り、2月のだるま市は従来通り継続。6月のホタル祭りは、過去10回開催してきたが、協会で養殖したホタルを高遠城址公園に放していたことから「養殖してまですることはないと廃止を考えている」。
7月の城下祭りと9月の燈ろう祭りの統合は、8月に伊那の伊那祭り、10月に長谷の南アルプス祭りと祭りが続くことから統合を検討する。
城下祭りは3年前に前身の絵島祭りの名称を変更した夏祭りで、合わせて40回の歴史がある。燈ろう祭りは、五穀豊穣を祝う収穫祭、鉾持神社の例祭に合わせた伝統の祭りであることから、地域協の委員からは「祭りの意味や由来を考えたほうがいい」などの意見が出た。
協会は今後、再びプロジェクトチームや地域協で再検討して年内にも方向づけをし、協会の理事会に案を示して決定する方針。 -
南田市場土地区画整理事業の変更
駒ケ根市は1日開いた市議会全員協議会で南田市場土地区画整理事業の事業費、期間、一部設計の変更について説明した。JR飯田線の立体交差化工事の詳細設計が具体化してきたことなどの理由により、事業費は7億4700万円増の82億9200万円に、施工期間は10年3月から1年延長されて11年3月にそれぞれ変更となる。支出の増加分の内訳は工事費2億2300万円、移転などの補償費2億8700万円、調査設計費1億9500万円など。
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07年度南箕輪村予算編成方針
南箕輪村は1日、07年度予算編成事務打ち合わせ会を役場で開き、唐木一直村長が予算編成方針を示した。「第4次総合計画(原案)」に基づく事業選択と「村集中改革プラン」に基づく歳出削減努力を挙げ、行政運営の経営的感覚と、本当に困っている人へのサービス提供の2面の追求により、活力あり安心して生活できる、住んでよかったと思える村の予算編成を求めた。
村が来年度実施を検討しているハード事業は▽保健センターの増築▽南箕輪小学校区域の学童クラブ室の新築▽中学校管理教科棟の耐震改築▽下水道事業の推進-など。
村長は「予算規模は今年より大きくなるが、06、05年度に事業を絞り、積み立ててきた特定目的の積立財源を当てることで影響を少なくする」と説明。ソフト事業は、村の基本計画に基づき、元気ある地域づくりのための予算編成を心がけるよう求め、「皆さんのやる気を全面に出してほしい」と話した。
編成の重点事項は▽経常的経費は引き続き賃金・旅費・需要費を中心に06年度当初予算額を下回る目標▽村税の徴収率向上▽新たな財源確保の観点で広告収入の増収を図る▽受益者負担の適正化を図るため使用料などの見直しの具体的な検討ーの4点を示した。 -
南箕輪村が「松くい虫対策募金」実施へ
森林セラピー協議会が提案南箕輪村大芝高原のアカマツを松くい虫から守るため、村森林セラピー協議会(大熊恵二会長)は30日、村が方針を示している薬剤樹幹注入の処理費用にあてる「松くい虫対策募金」の実施を唐木一直村長に提案した。唐木村長は、「提案を受け止め配慮させていただく」と答えた。村は、来年1月の村報などで広報し役場などに募金箱を設置する予定。
大芝高原の松くい虫予防対策で村は、本年度から4年間かけ年間1千万円の村単独予算で500本から600本を目安に薬剤の樹幹注入をする方針。12月議会に本年度分として約1200万円の対策費の計上を予定する。
セラピー協議会は29日の会議で、アカマツを守るための募金、寄付の実施を村に提案することを決定。大熊会長が提案を申し入れた。
唐木村長は、「12月に補正予算を計上するが、大変なお金がかかるので心配もしている。大芝は村民の貴重な財産。村民皆で守っていただければ本当にありがたい」と話した。 -
ニホンジカ一斉捕獲始まる
近年増大しているニホンジカによる農林作物の被害軽減に向け、県や市町村でつくる上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会は1日、伊那市高遠町の鳥獣保護区でニホンジカの一斉捕獲をした。協力を得た上伊那猟友会などの捕獲隊約150人が参加し、26頭を捕獲した。
増えすぎたニホンジカの個体数調整を図る目的で、3年目。越冬地とされる伊那市長谷(2日、1月13日)と中川村(1月27日)の鳥獣保護区でも予定する。昨年度は同様の地域で70頭を捕獲、本年度は最低200頭を目指す。
上伊那地方における昨年度のニホンジカによる農林業被害額は4800万円余で、野生鳥獣による被害額全体の約3割を占めた。南アルプスの高山植物にも食害がおよび、花畑が消滅するなど被害が深刻化し、一斉捕獲によって南アの個体数調整を図る。
県が本年度策定した第2期特定鳥獣保護管理計画では、南アでの生息数を約3万300頭と推測、適正数を1万4400頭としている。県は本年度、上伊那地方で一般狩猟含め、1240頭を捕獲する方針だ。 -
駒ケ根市3カ年実施計画発表
駒ケ根市は1日開いた市議会全員協議会で07縲・9年度の主要な事業や財政見通しを反映させた実施計画を示した。年度別歳入、歳出は07年度が113億3900万円に対し75億3200万円、08年度が112億7500万円に対し74億4千万円、09年度が112億2千万円に対し73億9500万円を見積もっている。それぞれの差額38億円余りは投資財源となる。ふるさとづくり基金、財政調整基金からの取り崩し額は3年間で7億8200万円で、09年度末の基金残高は4億百万円の見込み。
中原正純市長は「税源委譲、企業誘致などにより税収は増加するが、地方財政計画の規模抑制などにより一般財源は横ばいが見込まれる。財政運営は引き続き厳しいが、市民が誇りを持てるまちづくりに向けてあらゆる努力を傾けたい」と述べた。 -
箕輪町除雪会議
箕輪町は29日、除雪や凍結路面対策のための06年度除雪会議を町役場で開き、業務委託する町内業者計19社に除雪計画を説明し、協力を求めた。
計画では、主要幹線道路で積雪5-10センチ以上を目安に委託業者が除雪作業を始める第1時体制は、総延長99キロ、70路線。午前7時ころまでに除雪する優先重点路線も含む。雪害対策本部が設置された場合の第2次体制は、総延長24キロ、51路線。
雪捨て場は、町営西部運動場、町スイミングプール駐車場、町営沢運動場南側、一の宮リズムグラウンド、天竜川の高水敷。
永岡助役は、「町は路線も多く、町の皆さんがまだ寝ている時間の作業になるが、今年度も協力をお願いしたい」とあいさつした。
町は、12月の広報で「除雪・凍結路面対策について」のチラシを配布。自宅周辺道路と除雪路線に指定されていない「みのちゃんバス」路線の除雪、道路脇の雪だまりの除去など町民の協力を呼びかけている。 -
高齢者のための住宅は必要と方向付け
中川村役場で28日夜、高齢者地域ケア体制検討委員会(松下昌嵩会長、11人)があった。村長から諮問があった在宅福祉のあり方や共同住宅に関する検討を行い、委員会としては「高齢者のための住宅は必要」と方向づけし、12月12日、文言などを検討し、答申する考え。
この日の論議では「アンケート結果では、入居希望者がいる」「何らかの形の高齢者の居住スペース確保は必要」「現在の高齢者の住環境が良好でない人もいる」など「必要」とする意見が多かったが、中には「村は持ち家率が高く、在宅介護を充実させ、地域で支えあう体制ができれば、必ずしも必要ではない」という慎重論もあった。
同委員会は高齢者が住み慣れた地域で生活を続けるために必要な、地域の助け合いの仕組みを検討するために2月に設置され、講演会など経て、10月、共同住宅に関するアンケートを実施した。この結果を分析し、前回(10月26日)に続き、共同住宅の方向性について話しあった。 -
南箕輪村道109号線工事区間通行止めの迂回協力呼びかけ
南箕輪村は、11月下旬から道路拡幅工事をしている村道109号線の迂回路について、児童・生徒が通学路として利用する迂回路は道幅が狭いため、子どもたちの安全のため登下校時間帯の車の通行を遠慮してほしい-と協力を呼びかけている。
通称「観音道」と呼ばれる田畑区の村道109号線(国道153号縲恣c畑半沢ほたるの里縲恟t日街道の路線)の一部、延長約320メートルの区間が来年3月末まで通行止めになっている。
通行止め区間は南箕輪小学校と南箕輪中学校の通学路で、児童・生徒は109号線の1本北側の道路を迂回している。迂回路の道幅が狭いため、登下校時間帯(平日の午前7時縲・時30分、午後2時30分縲・時)は、車両の通行は迂回路のさらに1本北側の道路を利用してほしい-と話している。 -
平沢豊満箕輪町長就任式
箕輪町長選挙で無投票当選した平沢豊満町長(65)は、2期目の町政運営のスタートとなる29日、約150人の職員の拍手に迎えられ初登庁した。
就任式で平沢町長は、「初心に帰り、すばらしいまちづくりにまい進したい。輝かしい歴史の1ページが築かれるよう、職員の皆さんとスクラムを組んで一歩一歩前に進めていきたい。行政責任として福祉水準はイコール・オア・ベター、一味違う箕輪の子ども育成、環境や下水道はじめ道路整備、協働をベースに町民と一丸になった知恵とズクを出した取り組みを進めたい。自治体運営は行政経営型を引き続きやりたい。職員が町民のリーダーとなって行政間競争に打つ勝てる行政を作っていく。やった人が報われる体制がさらに明確になっていく。仕事を通じて自己実現できる体制を組んでいきたい。慌ただしく忙しい4年間になると思う。全力投球でいくが、皆さんのご理解とご協力をいただきたい」とあいさつした。
桑沢昭一助役は、「よりよい町づくり目指して職員が一丸となって取り組むことは町長さんと同じ。激務なので健康に留意され、県下に誇れる町づくりのためご尽力をお願いします」と歓迎の言葉を述べた。 -
AED導入で全職員対象の救急救命法講習会
宮田村は、心肺蘇生に用いる持ち運び可能な電気ショック式医療器具AED(自動体外式除細動器)1台を村民会館に整備した。緊急時に1人でも多く対応できるようにと29日、全職員対象の救急救命法講習会を役場で開いた。
伊南消防の救急隊員の指導で、ダミー人形を使ってAEDの使用法を学習。基本となる人工呼吸や心臓マッサージとAEDを組み合わせ、心肺蘇生法を体験した。
村は万が一の事態に備えて約30万円でAEDを購入。
各地区にある自主防災組織の訓練や講習などで積極的に活用してもらい、多くの住民が救急法を習得するきっかけにもしたいと考えている。 -
地域交流センター等利活用検討委員会初会合
箕輪町が国のまちづくり交付金事業を活用して進める、箕輪消防署の建替えに伴う消防署と地域交流センターの複合施設の建設に向け、町は27日、地域交流センター等利活用検討委員会の初会合を町文化センターで開き、地域交流センターを生かした子育て支援についてワークショップ形式で意見を出し合った。
計画では、施設は現消防署エリアに建設。12月中に基本設計、07年3月までに実設計し、07年度に着工する。07-08年度事業で、消防署が新施設に移転後、現在の署を取り壊す予定。
検討委員会は、地域交流センターや地域交流広場の利活用について検討、審議する。検討の柱は▽地域交流センターを生かした子育て支援▽同センターを生かした地域防災▽周辺施設との連携による世代間交流-。会議は3回程度開く予定で、毎回1つの柱について意見を出し合い、意見で反映できるものは設計に反映する。
委員は一般と町役場からの計7人。委員長に戸田勝利さん(総務課総務係長)、副委員長に白鳥紀子さん(社会教育委員・民間子育て支援)を選出した。
桑沢助役は「地域交流センターをどう活用するか、皆さんからの意見を参考に設計に取り掛かる。いい知恵を出し合って、いいものを造っていきたい」とあいさつした。