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上伊那地域振興局 仕事始めの式
県の現地機関・上伊那地域振興局で年度始めの式が2日、行われました。 講堂には、職員およそ80人が集まり、堀田文雄上伊那地域振興局長が訓示しました。 堀田局長は、「ここに住む人たちが幸せな人生を全うできる地域にしていかなければいけない。リニア開通を見据えしっかり役割を果たし選ばれる地域にしていくことが上伊那地域振興局の使命です。」と訓示しました。
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市長選 八木氏 後援会事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選に出馬を表明している八木択真さんの後援会は、1日伊那市坂下で事務所開きを行いました。 伊那市坂下で行われた事務所開きには支持者58人が集まりました。 新人の八木さんは、「市民の意見を聞き活発な議論を交わす行政に転換する」と訴えました。 八木さんは「一人の知恵だけでは絶対に立ち向かえない。すべての市民の意見とアイデア、力を結集していく行政への転換が必要です。一人一人に光があたる、ひとつひとつの地域にあかりを灯す行政をみなさんで目指していきましょう」と話していました。 八木さんは今後、街頭演説やSNSを活用して若い世代に政策を訴えていくとしています。 市長選には他に、現職の白鳥孝さんと新人の三石佳代さんが立候補を表明しています。 伊那市長選は、15日告示、22日投開票を予定しています。
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新人の三石氏 市長選出馬表明
任期満了に伴う15日告示、22日投開票の伊那市長選に無所属で新人の三石佳代さんが立候補する事を1日、正式に表明しました。 三石さんは1日、記者会見を開き決意を述べました。 三石さんは「リニアの工事が始まり伊那谷の経済の中心部が飯田に一極集中されようとしている。今すぐに三次産業を柱とした振興策をたてる事が必要だ」と話していました。 元会社員の三石さんは茅野市出身の41歳、伊那西高校卒業で上牧在住です。 1日に立候補する事を正式に表明し政策を発表しました。 主な政策として、美術品の販売を行う事による経済の活性化、アピタ伊那店前へのJR飯田線の駅設置による商業規模の拡大、坂下の伊那郵便局を移転し着物が似合う品格ある門前町としての再開発をあげています。 三石さんは今後、後援会を組織し政策の浸透を図るとしています。
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市町村職員 退職辞令交付
平成29年度末で定年などで退職する市町村職員の辞令交付式が30日各地の役場で行われました。 このうち伊那市では、定年を迎えた職員や20年以上勤続し早期退職を希望した職員など28人が白鳥孝市長から3月31日付けの退職辞令を受け取りました。 白鳥市長は、「全国から注目される取り組みが行なえているのは皆様の尽力のおかげです。今後も様々な事に施策を進めていくので、いつまでも「よき助言者」として協力いただきたい」と感謝していました。 退職する職員を代表して山崎大行建設部長は「これまで多くの人の支えがあり、やり遂げる事ができました。伊那市がこれからも先進的な取り組みに挑戦し続けられるよう、これまでの経験を活かし貢献してきたい」とあいさつしました。
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伊那市 4月1日から一部をオープンデータ化へ
伊那市は、市が保有する一部のデータをソフト開発で利用できるファイル形式で来月1日から公開します。 オープンデータは、商用利用も含めアプリやソフトの開発などで利用することが可能なファイル形式で公開されます。 伊那市では、指定避難所の場所や公衆無線LANが利用できる場所、地区別の人口など10個のデータを来月から公開する予定です。 公開されたデータは、伊那市のホームページからダウンロードをして、利用できるようになるという事です。 市では、「民間のアイデアで利用・活用をして頂き、市民サービスの向上や地域の課題解決につなげていきたい」としています。
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八木氏 市長選へ政策発表
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選に立候補を表明している新人の八木択真さんは、市民や職員の意見を聞き活発な議論を交わす行政に転換を図るとする政策を27日、発表しました。 八木さんは無所属新人で元市議会議員です。 27日は、伊那市の坂下公会堂で政策発表を行いました。 八木さんは、市民や職員の意見を聞き、活発な議論を交わす行政に転換するとして、行き過ぎたトップダウンをあらため、職員のやる気を引き出す組織運営につとめるとしています。 政策として、駅前の廃墟を再生し、専門家でチームを作り伊那に人の流れをつくりたいとしています。 また、不要不急の事業は整理し福祉や教育、地元産業の育成を重視したいとしています。 農業振興として、新規就農者への農業機械購入などの補助、また販路拡大や営業活動の支援をあげています。 また、中高生の部活の送迎や、通学交通費を支援するとしています。 伊那市長選には現在、現職の白鳥孝さんが出馬を表明しているほか、新人の三石佳代さんが4月1日に正式に出馬を表明する予定です。
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箕輪町 免許証返納で1万円の補助
運転免許証を自主返納した人に対し箕輪町は諸経費として1万円を4月から交付します。 対象となるのは箕輪町に住所がある65歳以上の人です。 交付金が受けられるのは今年の4月1日以降に免許証を自主返納した人で、諸経費として1万円が町から渡されます。 伊那警察署がまとめた平成29年の箕輪町の運転免許証返納状況は、65歳以上で免許を持っている5070人のうち返納者は64人となっています。 箕輪町では、運転免許証の自主返納を促進することで高齢者による自動車事故防止につなげていきたいとしています。 町ではこの他に返納者の支援策として町内循環バス「みのちゃんバス」の運賃の無料化や伊那市から箕輪町を結ぶ伊那地域定住自立圏縦断バスとタクシー運賃が割引となります。
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伊那市キャリアフェス 市内全ての中学2年生対象に
伊那市教育委員会などは、中学生に地域の歴史や文化、仕事について知ってもらうキャリアフェスを、11月2日に行います。 来年度は初めて、市内全ての中学2年生が対象となっています。 26日は、説明会が伊那公民館で開かれ、参加事業所や団体などからおよそ40人が集まりました。 キャリアフェスは、地域の産業や歴史、食について知り、その仕事に関わる人と接することで子ども達に愛着を持ってもらおうと、平成28年度から行われています。 これまでは、特定の中学校のみが対象でしたが、来年度は全ての中学2年生およそ650人が対象です。 参加企業は、90団体ほどを予定していて、各企業による説明の他、仕事に対する思いを聞くコーナーも設けられます。 伊那市中学生キャリアフェス実行委員会では、子どもだけでなく親子で参加してもらいたいと呼び掛けています。 キャリアフェスは、11月2日金曜日に、市民体育館で開かれます。 参加企業・団体の募集は、5月から始まります。
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新人の三石氏 市長選出馬へ
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選に新人で無所属の三石佳代さんが立候補の意向を固めたことを24日明らかにしました。 市長選にはこれまでに現職の白鳥孝さんと新人の八木択真さんが出馬を表明しています。 新人の三石さんは茅野市出身の41歳、伊那西高校卒業で上牧在住です。 現在会社員ですが市長選出馬にあたり今月末付けで退職するということです。 平成23年の県議選伊那市区に出馬し落選しています。 三石さんはリニア開通を見据え、富士見町から高遠町を経由し飯田市までをつなぐ鉄道の開通や美術を新たな産業として確立させることなどを公約に掲げるとしています。 来月1日に正式に出馬を表明し政策を発表する予定です。 市長選ではほかに現職2期目の白鳥孝さんと新人の八木択真さんが出馬を表明しています。
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現職の白鳥氏 市長選へ政策発表
任期満了に伴う伊那市長選に立候補を表明している、現職の白鳥孝さんは保育サービスの充実や農林業の振興など3期目の公約を20日発表しました。 白鳥さんは、子育て施策として、県内で最低水準の保育料のほか、市内全ての保育園で11時間子どもを預ける事ができるようにするとしています。 また、農林業の活性化として、ドローンや自動運転技術を活用したスマート農業・林業の推進、農産物のブランド化による安定的な生産体制の確立と六次産業化を挙げています。 この他に人材育成として、市内の全ての中学2年生を対象にしたキャリア教育のイベント開催、若宮と大萱団地の建て替えでは、一般向けとは別に、家賃の値上げを抑え、高齢者世帯を対象にした集合住宅を建設したいとしています。 白鳥さんの後援会では、企業や推薦団体などを訪問し、公約の浸透を図っていくとしています。
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箕輪町人事異動 内示
また、箕輪町も4月1日付けの人事異動を20日に内示しました。 異動は67人の中規模で、課長級の昇格は3人となっています。 住民環境課長に、小澤雄一さんが昇格します。 会計管理者兼会計課長に、唐澤久美子さんが昇格します。 議会事務局長兼監査委員事務局長に、田中幸二さんが昇格します。 また新年度から組織の見直しに伴い、企画振興課に若者・女性活躍推進係が新たに設置されることになっています。
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伊那市 人事異動内示
伊那市は、4月1日付けの人事異動を、20日に内示しました。 異動は194人の中規模です。 部長級の昇格は5人で、このうち1人が、女性職員初の部長級昇格となっています。 総務部参事(危機管理監)兼危機管理課長に、山口俊樹さんが昇格します。 商工観光部長に、竹村和弘さんが昇格します。 水道部長に、守屋敏彦さんが昇格します。 教育委員会教育次長に、馬場文教さんが昇格します。 参事・保険福祉部付 伊那市社会福祉協議会派遣(事務局長)に、三井真理子さんが昇格します。 伊那市で女性職員が部長級へ昇格するのは初めてとなっています。 組織の見直しに伴い、企画政策課に新産業技術推進係が、農政課に農地計画係が新設されます。 また、これまでの高遠長谷商工観光課を、高遠商工観光課と山岳高原観光課に再編するとしています。
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市長選2派 市議選22派出席
伊那市選挙管理委員会は任期満了に伴う、4月15日告示、22日投開票の伊那市長選と市議選の立候補届出手続き説明会を20日伊那市役所で開きましました。 市長選には現職と新人の2派が、定数21の市議選には22派が出席しました。 市長選で出席したのは五十音順に無所属で現職2期目の白鳥孝さん62歳と無所属で新人の八木択真さん39歳の2派です。 定数21の市議選では、現職12派、元職1派、新人9派の、合わせて22派が出席しました。 党派別では、共産党が3人、公明党が2人、無所属が17人で女性は3人です。 立候補届出書類の事前審査は4月9日と10日に行われます。 市選管の発表で今月1日現在、満18歳以上の有権者数は男性2万7420人、 女性2万8858人の合わせて5万6278人です。 伊那市長選市議選は4月15日告示、22日投開票となっています。
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大正大学の学生が箕輪町の魅力や課題について調査報告
箕輪町と交流がある東京都豊島区の大正大学の学生は、去年8月末から9月初旬にかけて行った町の魅力や課題についての現地調査の結果を、19日に報告しました。 19日は、現地調査報告会が、町地域交流センターで開かれ、調査にあたった大正大学地域創生学部地域創生学科の学生4人が発表しました。 学生は、昨年度から移住定住をテーマに調査・研究に取り組んでいて、今年度は住民97人にアンケートを行い、「町への愛着を持つ機会」などについて調べました。 「町の文化や歴史についてどのぐらい知っていますか」との質問では、「古田人形芝居は8割の人が知っている」という結果が得られました。 学生は、「歴史や文化を知る機会が多い街だと思う」と話していました。 学生たちは、町の移住定住のテーマ「ほどほどの田舎暮らし」のサブタイトルをみんなで考えてみてはどうか、SNSを活用したフォトコンテストを開いてはどうかなどと、町に対して提言しました。 町では、「結果を参考に、活力ある地域を作っていきたい」としています。
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伊那市長選 現職白鳥さん事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選に出馬を表明している白鳥孝さんの後援会は、17日伊那市中央で事務所開きを行いました。 伊那市中央で行われた事務所開きには支持者およそ150人が集まりました。 現職で3期目を目指す白鳥さんは、「若い人たちが暮らし続けられるまちづくりをしていかなければいけない」と訴えました。 白鳥さんは、「製造業の盛んな地域、また農業、林業といった一次産業も盛んにしていかなければいけない大事な場所でもあります。若者もここで生き生きと暮らし続けることができる、そんな理想ともいえる地域づくりをしていくというのが私の役割であり使命であると思っています」と話していました。 後援会は市内28地区に支部を設置していて、20日には政策発表を予定しています。 市長選にはほかに、新人で飲食店経営の八木択真さんが立候補を表明しています。 伊那市長選は、4月15日告示、22日投開票です。
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箕輪町から新技術・新製品の開発補助を受けた企業が報告会
新しい技術や製品の開発に対し箕輪町から今年度補助を受けた製造業者5社が、取り組みの成果を14日に役場で発表しました。 報告会は今年度補助を受けた企業が実績を報告するために開かれたもので冒頭のみ公開で行われました。 町によりますと、工場で使用する製造装置の開発や介護医療分野への販路開拓などに補助金が活用されたという事です。 箕輪町は今年度、町内の中小企業が新しい技術や製品の開発を行う際に、限度額内で経費の2分の1を補助する事業を行ってきました。 町内の5つの企業が採択され、補助の総額は約390万円となっています。 白鳥政徳町長は「ものづくりの町であり続けるために支援の内容を充実させていきたい」と話していました。
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定数21の市議選に21人が出馬の意向
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選と市議選は15日で告示1か月前となります。 定数21の市議選は14日新たに新人が出馬の意向を示したことから立候補予定者は定数と同じ21人となっています。 市長選には現職と新人の2人が立候補を表明しています。 まず市長選の立候補予定者を五十音順で紹介します。 市長選は現職と新人の2人です。 西箕輪中条の白鳥孝さん、62歳。無所属現職の2期目です。 坂下の八木択真さん、39歳。無所属の新人。飲食店経営です。 市議選は定数21に対して14日までに定数と同じ21人が出馬の意向を示しています。 立候補予定者を現職、元職、新人の順で五十音順で紹介します。 高遠町西高遠の飯島進さん64歳。無所属現職、3期目です。 西春近小出一の飯島尚幸さん72歳。公明党現職、3期目です。 東春近渡場の飯島光豊さん66歳。共産党現職、3期目です。 西箕輪大萱の唐澤千明さん68歳。無所属現職、2期目です。 西町の唐澤稔さん70歳。無所属現職、2期目です。 美篶上原の黒河内浩さん65歳。無所属現職、3期目です。 山寺の柴満喜夫さん73歳。無所属現職、3期目です。 美篶上川手の白鳥敏明さん70歳。無所属現職、1期目です。 西箕輪大萱の野口輝雄さん66歳。無所属現職、1期目です。 美原の前田久子さん70歳。公明党現職、3期目です。 東春近暁野の宮島良夫さん68歳。無所属現職、2期目です。 中央の柳川広美さん57歳。共産党現職、3期目です。 日影の二瓶裕史さん38歳。無所属元職です。 長谷非持山の池上直彦さん65歳。無所属新人です。 東春近中殿島の小林眞由美さん64歳。無所属新人です。 富県北新の田畑正敏さん67歳。無所属新人です。 山寺の馬場毅さん41歳。共産党新人です。 上新田の原一馬さん52歳。無所属新人です。 荒井の松澤嘉さん66歳。無所属新人です。 福島の三澤俊明さん53歳。無所属新人です。 高遠町勝間の宮原英幸さん64歳。無所属新人です。 党派別では共産党が3人、公明党が2人、無所属が16人です 伊那市長選と市議選は4月15日告示、22日投開票となっています。
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バイパス4車線化 住民説明会
箕輪町の国道153号バイパスの1・3キロメートル区間で来年度から計画されている4車線化工事の地元説明会が始まりました。 8日は、大出コミュニティセンターに関係する住民およそ30人が集まりました。 説明会では、事業主体である長野県の職員から工事概要や4車線化後の影響について話を聞きました。 県の説明によりますと、4車線化されるのは沢上交差点から県道南小河内松島停車場線交差点までの1.3キロメートルです。 中央分離帯で上下線が区切られ、沿道への出入りは左折のみとなり、横断できなくなります。 この区間は、20年以上片側2車線で利用されてきました。 参加した住民からは「普段の生活が不便になるので、横断できる場所を増やしてほしい」「スピードを出す車両も増えるので、交差点での安全対策をしっかりしてほしい」などの意見が出されていました。 県では8月から交差点を除いた場所で工事を始めるとしています。 説明会は、12日に沢公民館でも開かれます。
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高齢者の電話みまもり ふるさと納税返礼品に
箕輪町は来年度から、ふるさと納税の返礼品に郵便局が行う電話での高齢者のみまもりサービスを加えます。 このサービスを返礼品にするのは、箕輪町が全国の自治体で2例目となります。 9日箕輪町役場で白鳥政徳町長や木下郵便局の前田辰雄局長らが出席し、ふるさと納税の返礼品に関する協定の締結式が行われました。 4月から新たに返礼品に加えるのは日本郵便株式会社が全国で提供する「郵便局のみまもりサービス」です。 このうち「みまもりでんわサービス」は、毎日、指定された電話番号に連絡し健康状態を確認して、家族にメールで報告をするものです。 この返礼品には、2万5千円以上のふるさと納税が必要です。 このサービスを返礼品にしているのは、箕輪町が全国で2例目だという事です。 今回の協定ではこの他に、月に1度、郵便局員が指定された住宅に訪問する、みまもりサービスも返礼品に加えられます。
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上伊那版DMOコンセプト「山と谷の風景美術館」
今年10月1日をめどに設立を予定している上伊那版DMOについての報告会が2日開かれ、上伊那地域をPRするコンセプトが『山と谷の風景美術館』に決まりました。 DMOは、「観光地経営」の視点に立った地域づくりの舵取り役をする法人のことです。 2日は上伊那の市町村長や観光関係者など50人ほどが出席しました。 上伊那のブランドコンセプトは「『山と谷の風景美術館』~2つのアルプス 彩(さい)の谷の物語~」です。 誘客のターゲットは日本らしさの体験を求める外国人観光客と女性を中心とした10代~30代の若年層としています。 今後は上伊那観光連盟を「発展的に」解散し、10月1日をめどに、一般社団法人 地域連携DMO(仮称)「信州伊那谷・上伊那観光局」を設立します。 アドバイザーで日本版DMO推進研究会顧問の清水愼一さんは、「お客様に地域のイメージを定着させるには10年かかる。コンセプトを決めたら言い続けることが大切だ」と話していました。
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南箕輪村議会3月定例会開会 26議案提出
南箕輪村議会3月定例会が28日に開会し来年度の一般会計当初予算案など26議案が提出されました。 来年度の一般会計当初予算案は総額を61億3千万円とするものです。 このほか、ガレットの原料となる蕎麦と、村のブランド米「風の村米だより」の生産拡大のためコンバインを購入するための費用の一部900万円などを盛り込んだ、今年度一般会計補正予算案など26議案が提出されました。 村議会3月定例会は12日・13日に一般質問、16日に委員長報告と採決が行われます。
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市長選2人 市議選20人が立候補を予定
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選には28日までに現職と新人の2人が立候補を表明しています。 また市議選は定数21に対し20人が立候補を予定しています。 まず市長選の立候補予定者を五十音順で紹介します。 市長選は現職と新人の2人です。 西箕輪中条の白鳥孝さん、62歳。無所属現職の2期目です。 坂下の八木択真さん、39歳。無所属の新人。飲食店経営です。 市議選は定数21に対してこれまでに20人が出馬の意向を示しています。 立候補予定者を現職、元職、新人の順で五十音順で紹介します。 高遠町西高遠の飯島進さん64歳。無所属現職、3期目です。 西春近小出一の飯島尚幸さん72歳。公明党現職3期目です。 東春近渡場の飯島光豊さん66歳。共産党現職、3期目です。 西箕輪大萱の唐澤千明さん68歳。無所属現職、2期目です。 西町の唐澤稔さん70歳。無所属現職、2期目です。 美篶上原の黒河内浩さん65歳。無所属現職、3期目です。 山寺の柴満喜夫さん73歳。無所属現職、3期目です。 美篶上川手の白鳥敏明さん70歳。無所属現職、1期目です。 西箕輪大萱の野口輝雄さん66歳。無所属現職、1期目です。 美原の前田久子さん70歳。公明党現職、3期目です。 東春近暁野の宮島良夫さん68歳。無所属現職、2期目です。 中央の柳川広美さん57歳。共産党現職、3期目です。 日影の二瓶裕史さん38歳。無所属元職です。 東春近中殿島の小林眞由美さん64歳。無所属新人です。 富県北新の田畑正敏さん67歳。無所属新人です。 山寺の馬場毅さん41歳。共産党新人です。 上新田の原一馬さん52歳。無所属新人です。 荒井の松澤嘉さん66歳。無所属新人です。 福島の三澤俊明さん52歳。無所属新人です。 高遠町勝間の宮原英幸さん。64歳。無所属新人です。 党派別では共産党が3人、公明党が2人、無所属が15人です。 市議会議員は1人が辞職し現職8人が引退の意向を示しています。 伊那市長選と市議選は4月15日告示、22日投開票となっています。
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伊那市と㈱パネックス 災害時の物資供給に関する協定
伊那市は、東春近に工場を持ち、パンの製造・販売を行う㈱パネックスと、災害時の物資供給に関する協定を、27日に締結しました。 この日は、伊那市役所で調印式が行われ、㈱パネックスの前野朝彦社長と白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。 パネックスは岐阜県に本社があり、パンの製造・販売を行っています。 去年、東春近の東原工業団地の空き工場を購入し、長野工場として12月から操業を開始しました。 今回の協定では、長期保存が可能なパン「ロングライフパン」などを災害時に提供するとしています。 長野工場では現在、ロングライフパンシリーズを1日に3万個製造していて、常に在庫は6万個確保しているということです。 パンの賞味期限は45日と60日のものがあり、東日本大震災の時には、山口県の工場をフル稼働して被災地にパンを届けたということです。 前野社長は「パンは幅広い年代の人が食べやすく、ごみも少ないので災害時に向いている。皆さんに安心安全を届けられることを嬉しく思う。」と話していました。 伊那市が団体や企業と災害時の協定を結ぶのは、今回で65協定目です。
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伊那市・箕輪町議会3月定例会 開会
伊那市議会3月定例会が今日開会し、来年度の当初予算案の他、基金の一部を改正する条例案など50議案が提出されました。 一般会計当初予算案は、総額327億1,900万円で、4月に市長選を控えていることから継続事業を中心とした骨格予算です。 この他、一般会計の15の基金を廃止・新設により14に見直す条例改正案、4月のオープンを予定しているサテライトオフィスと旧中村家住宅に関する条例案など50議案が提出されました。 3月定例会は、3月7日から9日までが一般質問、19日に委員長報告と採決が行われます。
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「逃げ遅れゼロ」目指し協議会設立
伊那建設事務所は管内の8市町村で構成する伊那圏域大規模氾濫減災協議会を26日に設立しました。 今後5年間の計画で大規模水害による「逃げ遅れゼロ」を目指します。 26日は、伊那合同庁舎で初会合が開かれ上伊那8市町村の防災担当者や警察・消防から23人が出席しました。 平成27年に国土交通省が策定した「水防災意識社会再構築ビジョン」に基づき県の管理河川を対象に減災のための目標を共有し計画的なハード・ソフト対策を進めます。 協議会は、県内10圏域に設置されます。 26日は、伊那圏域の減災に関する取り組み方針案が示されました。 達成すべき目標として「逃げ遅れゼロ」「社会経済被害の最小化」をあげています。 概ね5年間で実施するハード対策では、堤防、護岸などの整備や住民への避難情報の伝達手段の強化などに取り組みます。 ソフト対策では、広域避難を考慮したハザードマップの作成や周知、防災教育や防災知識の普及などを図ります。 今後は、年に1度協議会を開き関係機関の進捗状況などを報告し情報共有する予定です。
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分別の徹底でごみ排出量削減
上伊那広域連合廃棄物政策審議会が23日伊那市のいなっせで開かれ燃やせるごみとして出されたごみのうち約18%が資源化できるものだったとの調査結果が 報告されました。 上伊那広域連合の調べによりますと、燃やせるごみとして出されたごみのうち正しく出されていたものは約80%、資源化できるものは18%でした。 また燃やせないごみとして出されたごみのうち正しく出されていたものは65%、資源化できるものは27%でした。 これらから上伊那広域連合では資源化できるものが正しく分別されればごみの排出量を削減できるとして啓発活動などにより分別の徹底を図っていくとしています。
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長谷の3地区 合併検討の委員会設置へ
人口減少や役員のなり手がいないなどの課題を抱える、伊那市長谷の中尾、市野瀬、杉島の3つの区を合併する案が検討されています。 23日に開かれた長谷地域協議会で、さらに検討を進めるための委員会を設置することが了承されました。 この日は今年度最後の地域協議会が総合支所で開かれ、長谷の将来の自治組織のあり方について検討を進めてきた第一委員会から報告がありました。 第一委員会では、人口減少や役員のなり手がいないなど喫緊の課題を抱える中尾、市野瀬、杉島の三区について合併すべきではないかとまとめました。 これについて検討を進めることを3つの区に打診したところ、了承を得たということです。 それを受けて地域協議会では委員会を設置し、さらに検討を進めていくことを確認しました。 市野瀬在住で第一委員会委員長の宮下勇さんは「公助・共助・自助がなりたたなければ地域は回っていかない。危機感を持って検討していかなければならない」と話していました。 委員会は3つの地区推薦の委員18人ほどで構成し、合併について検討を進めていくことになっています。
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新築する高遠町総合支所について研究委員会設置へ
老朽化や耐震性に課題があることなどから新築するとの方針が示されている伊那市の高遠町総合支所について、機能や規模、位置などについて広く調査研究を行う委員会が設置されます。 21日は、高遠町総合支所で地域協議会が開かれ、研究委員会の設置が承認されました。 総合支所は建設から50年以上が経過していて、耐震性が不足しています。 保健センターへ機能を移転する案もありましたが、新築する方針が決まっています。 新庁舎の建設に向け、機能や規模、位置などについて広く研究が必要だとして、高遠町地域協議会内に専門組織の庁舎あり方研究委員会を設置することになりました。 委員会は、地域協議会の委員、区長会、50歳未満の地区からの推薦者のほか、市議会議員、有識者など35人ほどで組織します。 委員会は、地域協議会の委員や市議会議員の改選後、設立されます。 1年間調査・研究を行い、市長に報告したあと、庁舎の在り方について協議・調整を行う検討委員会に組織が改編されます。 また、地域協議会で、伸和の丘ローズガーデンやマレットゴルフ場など花の丘公園一帯を都市公園とする案が示されました。 面積は4万4千㎡ほどです。都市公園は市内に伊那公園・春日公園・高遠城址公園など13あり、花の丘が指定されれば14か所目となります。 都市公園化についての条例改正案は、市議会3月定例市議会に提出され、可決されれば4月1日から施行されます。
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新ごみ中間処理施設名称「上伊那クリーンセンター」に
上伊那広域連合が伊那市富県に建設を進めている新ごみ中間処理施設の名称は公募により「上伊那クリーンセンター」に決まりました。 新ごみ中間処理施設の名称は「上伊那クリーンセンター」です。 伊那市の片桐勝さんほか、4人が応募しました。 新ごみ中間処理施設の名称は、上伊那広域連合が去年9月から10月まで募集し、上伊那の8市町村から168件の応募がありました。 「かみいな」と読む名称が48件と多かったことから、この名称を中心に、施設の周辺6地区から意見をきき、市町村長の総意で決定しました。 現在は工事が進められていて、今年12月には実際にごみを処理する試運転を行い、来年3月末に竣工予定です。 また、上伊那広域連合議会で、総額90億1,400万円となる平成30年度の当初予算案が発表されました。 前年度と比べ、34億円、61.8%の増です。 総仕上げ段階となっている新ごみ中間処理施設建設事業に65億4,700万円あまりとなっています。 新年度予算案は委員会に付託され、あすの本会議で採決されます。
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上伊那のコンビニにAED設置へ
上伊那広域連合は広域消防本部事業として、来年度、上伊那70店舗のコンビニエンスストアにAEDを設置します。 設置するのは、飯島町・中川村をのぞく上伊那のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、デイリーヤマザキなど、およそ70店舗です。 上伊那広域連合がAEDを用意し、各店舗に設置を依頼します。 上伊那では現在公共施設を中心におよそ300台のAEDが設置されていますが、休館日などがあり24時間使用できないことから、コンビニエンスストアに設置することにしました。 コンビニエンスストアへの設置は広域連合としては県内初で、自治体単体では木曽郡大桑村で行っているということです。 設置は6月頃を予定しています。